2025/03/18 更新

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ヤマシタ ジユンコ
山下 淳子
YAMASHITA, Junko
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 英語文化 教授
大学院担当
大学院国際開発研究科
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
教授

学位 3

  1. 言語学博士

  2. 言語学修士

  3. 教育学修士

研究キーワード 1

  1. 第二言語習得研究(リーディング・語彙・心的辞書)

現在の研究課題とSDGs 2

  1. 第二言語メンタルレキシコン、語彙習得

  2. 第二言語リーディング

学歴 2

  1. ランカスター大学

    - 1999年

  2. 広島大学   教育学部   教科教育学科

    - 1986年

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    国名: 日本国

所属学協会 5

  1. 国際言語テスト学会

  2. 外国語教育メディア学会

  3. 大学英語教育学会

  4. 全国英語教育学会

  5. 日本言語テスト学会

受賞 1

  1. 日本言語テスト学会著作賞

    2024年   日本言語テスト学会  

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

 

論文 96

  1. Direct and Indirect Contributions of Three Aspects of Morphological Knowledge to L2 Reading Comprehension 招待有り 査読有り

    Yamashita, J. & Kusanagi, K.

    Education Sciences   14 巻 ( 3 )   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.3390/educsci14030270

  2. Predictors of second language reading comprehension ability: A longitudinal study with learners from grade 9 to 11 in an English as a foreign language context 査読有り

    Yamashita, J., Shiotsu, T. & Kusanagi, K.

    Reading and Writing   37 巻 ( 10 ) 頁: 2733 - 2758   2024年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s11145-023-10494-4

  3. Research-based reading instruction 招待有り 査読有り 国際共著

    Grabe, W. & Yamashita, J.

    The Encyclopedia of applied linguistics, second edition: Instructed second language acquisition     2023年

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  4. Development of EFL reading rate in adolescents in Japan: A longitudinal study 招待有り 査読有り

    Yamashita, J., Kusanagi, K., & Shiotsu, T.

    Journal of Second Language Studies   6 巻 ( 2 ) - 238-265   2023年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.1075/jsls.22005.yam

  5. Integrated writing and its correlates: A meta-analysis 査読有り 国際共著

    Chan Sathena, Yamashita Junko

    ASSESSING WRITING   54 巻   2022年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.asw.2022.100662

    Web of Science

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書籍等出版物 8

  1. Reading in a Second Language: Moving from Theory to Practice (2nd ed) 国際共著

    Grabe William, Junko Yamahsita( 担当: 共著)

    Cambridge University Press  2022年 

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    記述言語:英語 著書種別:学術書

  2. Reading to Learn in a Foreign Language: An integrated approach to foreign language instruction and assessment

    Koda, K. and Yamashita, J.( 担当: 共著)

    Routledge  2019年 

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    総ページ数:226   記述言語:英語 著書種別:学術書

  3. Orthographic and phonological processing in L2-English word recognition: Longitudinal observations from Grade 9 to 11 in EFL learners in Japan

    Junko Yamashita( 担当: 単著)

    John Benjamins  2018年7月 

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    記述言語:英語 著書種別:学術書

  4. L2 Reading Comprehension and its Correlates: An Updated Meta-Analysis of Correlation Coefficients 査読有り 国際共著

    Jeon, E. H. & Yamashita, J.( 範囲: Chapter 3)

    John Benjamins  2022年  ( ISBN:9789027211170

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    総ページ数:385   担当ページ:29-86   記述言語:英語 著書種別:学術書

  5. L2 reading comprehension: Theory and research. 査読有り

    Junko Yamashita( 担当: 単著 ,  範囲: Chapter 2)

    John Benjamins  2022年  ( ISBN:9789027211170

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    総ページ数:385   担当ページ:5-28   記述言語:英語 著書種別:学術書

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講演・口頭発表等 61

  1. Direct and Indirect Contributions of Three Aspects of Morphological Knowledge to L2 Reading Comprehension 国際会議

    Yamashita, J. & Kusanagi, K.

    Annual Conference of EuroSLA  2023年9月1日  EuroSLA

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    開催年月日: 2023年8月 - 2023年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Birmingham, UK  

  2. A commentary on four papers in the Second Language Vocabulary Learning Strand for the Japan Association for Language Teaching Vocabulary Special Interest Group 招待有り

    Junko Yamashita

    JALT Vocab SIG 2022 Symposium  2022年10月29日  JALT Vocab SIG

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    開催年月日: 2022年10月

    記述言語:英語  

    開催地:Saitama, Japan   国名:日本国  

  3. ⽂理解における⾊のシミュレーション―意味ストループ課題を⽤いて― 国際会議

    寺井雅人・山下淳子

    言語科学会第23回年次国際大会  2022年9月25日  言語科学会

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  4. 日本語母語英語学習の英文理解における非言語的情報の活用

    寺井雅人・山下淳子

    全国英語教育学会  2022年8月6日  全国英語教育学会

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    開催年月日: 2022年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  5. Reading Comprehension and its Correlates: A Meta-Analysis of Correlations: An Updated Meta-Analysis 国際共著 国際会議

    Jeon, E. H. & Yamashita, J.

    American Association of Applied Linguistics,  2022年3月20日  American Association of Applied Linguistics

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:Pittsburgh, USA   国名:アメリカ合衆国  

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Works(作品等) 1

  1. 難読児の言語指導

    1993年
    -
    1994年

科研費 5

  1. 第二言語学習者はどれくらい早く読めるのか:第二言語の読解速度に関するメタ分析

    研究課題/研究課題番号:23K00768  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    山下 淳子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    英語母語話者の読解速度は成人の一般的速度から発達的変化まで一定の基準が存在する。しかし、第二言語の読解速度については、それが母語話者の速度より遅いことは広く認識されているものの、一定の目安となる読解速度は存在しない。それには第二言語の読解速度が母語のように安定していない(例えば、学習者の第一言語や学習環境などに影響される)という理由があるが、そのような要因を考慮したうえで、第二言語読解速度がどのくらいになるかを知ることは、一定の時間の中で英語学習者が読める量を把握することに通じ、教育的な意味がある。本研究はメタ分析により過去の研究成果を統合し、第二言語の読解速度を求めるものである。

  2. 外国語における形態素知識・語彙力・読解力の関係

    研究課題/研究課題番号:18K00737  2018年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    山下 淳子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    本研究は英語を外国語として学ぶ大学生を対象に、英語の形態素知識と読解力、語彙力との関係をモデル化することを最終目的としている。3年目の今年は、本来であれば、特別研究期間が認められて英国に1年滞在し、本研究を拡大した研究を共同研究者と行う予定であった。しかし、コロナパンデミックで渡英できず、日本で事態の収束を待っていたが、丸1年たっても収まらず、計画の実行は不可能となった。予測が難しい状況であったが、本年度後半より徐々に、渡英が不可能であることを前提に、研究計画の軌道修正を始めた。まず、対象を日本で英語を学ぶ大学生に戻し、彼らの英語読解力、語彙力を測定するのに適したテストを模索した。感染対策措置の長期化が見込まれる中、オンライン、オンデマンドで受験できるテストも視野に入れた。昨年に決めていたコンピュータ適応型の派生形態素知識テストはこの条件を満たすので、そのまま使用することにした。読解力と語彙力のテストについては、第1段階の予備調査としてVELCを実施することにした。このテストは文法テストもセットとして受験するため、当初の研究課題を多少拡大し「語彙・文法知識という読解力の強力なコンポーネントに加えて形態素知識は読解力にどのように貢献するのか」に変更した。そしてこの問いを、採用する形態素知識テストで測られる3つの側面(form, meaning, use)それぞれについて調べる。
    その他の実績としては、昨年パンデミックで中止となった国際学会(アメリカ応用言語学会)が今年はオンライン学会として実施されることになったので、再度応募、採択され、3月末にオンラインでの発表を行った。内容は2014年に発表した共同研究のメタ分析を拡張したものであるが、本研究課題の焦点となる形態素知識、語彙ともに、読解力と強い相関を示すコンポーネントであることを発表した。
    本来なら、今年度英国でデータ収集をしているはずであったが、全くできなかった。パンデミックの収束は予測がつきにくいため、いつ予定変更に踏み切るかの決断が難しく、迅速な対応はできなかった。また人との接触を避けることが求められる中、人間を対象に行う実証研究を進めることはできなかった。ほぼ1年間本研究課題に関する研究活動が停止したと言っても過言ではない。英国での実証研究の完全中止(延期はない)が決断され、研究計画変更に向けての実質的な検討が始まったのは本年度末である。
    今後は、日本にいる大学生を対象に研究課題を遂行する。上にも書いたように、文法力を加え、多少射程を広げた形の研究にする予定である。
    データ収集は、対面授業が可能になっている現状で、できるだけ対面形式でのテスト実施を考えるが、感染状況が悪化する場合は、オンデマンドでのテスト実施も可能性がある。ただし、それは予備調査の結果等も見ながら、慎重に検討する。極力厳密な状況でのデータ収集が望ましいので、できる限り監督者のいる状況でデータ収集する方法を模索する予定である。予備調査の結果が順調であれば、本年度中に本調査に着手できる可能性がある。また予備調査データで分析に着手し、分析の手法について検討するとともに、ふさわしい学会があれば、成果発表の準備をしたいと思う。多くの学会がオンラインになる中、オンライン形式でも学術交流がうまくいくように、慣れていきたいと思う。そのためにも、このような学会に積極的に参加するよう努めたいと思う。

  3. 英語読解力とその構成要素との発達的相互関係:縦断的研究

    研究課題/研究課題番号:26370697  2014年4月 - 2018年3月

    山下 淳子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    外国語としての英語の読解力を説明する要因を、日本で英語を学ぶ中3から高2の3学年に渡って縦断的に調べた。学年共通に、言語知識(語彙・文法)の貢献が最大であり、聴解力、母語の読解力と続いた。しかし、間接効果も考慮すると母語の読解力の影響は増加した。また、学年が上がるにつれて徐々に少なくなったが、単語認知過程に母語の書記体系の影響が見られた。これらの結果は、母語で獲得した読解力や下位技能の重要さを示唆している。英文読解速度については、どの学年でも、単語の読みに加えて、音韻処理の速度が重要であった。

  4. 外国語読解力構成技能の発達的変化

    2010年4月 - 2014年3月

    科学研究費補助金  基盤研究C 22520616

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    担当区分:研究代表者 

  5. 外国語使用の流暢さ獲得の一側面:外国語のコロケーション処理における母語の影響

    2007年4月 - 2010年3月

    科学研究費補助金  萌芽研究,課題番号:19652055

    山下 淳子

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    担当区分:研究代表者 

 

担当経験のある科目 (本学) 15

  1. 第二言語習得論

    2018

  2. 英語(中級)

    2018

  3. 英語(コミュニケーション)

    2018

  4. 第二言語習得論特論

    2018

  5. 英語(サバイバル)

    2018

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社会貢献活動 3

  1. 第二言語の読解:基礎概念・個人差の諸要因・読解指導

    役割:講師

    大阪YMCA日本語教育センター  日本語教師のためのじっくり学ぶ講座  2025年1月 - 2025年2月

  2. 第二言語の読解:基礎概念・個人差の諸要因・読解指導

    役割:講師

    大阪YMCA日本語教育センター  日本語教師のためのじっくり学ぶ講座  2023年1月 - 2023年2月

  3. 第二言語の読解:基礎概念・個人差の諸要因・読解指導

    役割:講師

    大阪YMCA日本語教育センター  日本語教師のためのじっくり学ぶ講座  2022年1月 - 2022年2月