2024/10/01 更新

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ミタニ マユ
三谷 真優
MITANI Mayu
所属
心の発達支援研究実践センター こころの育ちと家族分野 特任助教
職名
特任助教

学位 2

  1. 修士(心理学) ( 2015年3月   名古屋大学 ) 

  2. 学士(臨床教育) ( 2013年3月   関西学院大学 ) 

学歴 3

  1. 名古屋大学

    2015年4月 - 2020年9月

  2. 名古屋大学

    2013年4月 - 2015年3月

  3. 関西学院大学

    2009年4月 - 2013年3月

 

論文 4

  1. Fundamental Consideration on Intelligence Tests Training Robot

    Ishikawa I., Jimenez F., Mitani M., Nakajima T., Yoshida S.

    IEEE International Conference on Fuzzy Systems     2024年

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    出版者・発行元:IEEE International Conference on Fuzzy Systems  

    In recent years, the increasing prevalence of children with developmental disabilities in mainstream classrooms has led to a growing demand for clinical psychologists. In training to administer intelligence tests, practitioners often simulate demonstrations to children or role-play children among adults. However, it is difficult to always secure training subjects is challenging, clinical psychologists are unable to provide sufficient training. Therefore, this study develops a child-like robot (the proposed robot) that is designed to undergo intelligence tests administered by clinical psychologists. The proposed robot is equipped with speech content like that of children undergoing intelligence tests. Clinical psychologists are trained in intelligence testing through conversations with the proposed robot. This paper investigates the impressions of clinical psychologists regarding training with the proposed robot. A questionnaire survey of clinical psychologists indicated that training with the proposed robot had favorable impressions of 'attractiveness', 'efficiency', and 'novelty'.

    DOI: 10.1109/FUZZ-IEEE60900.2024.10612138

    Scopus

  2. 臨床心理士が知能検査を訓練できるロボットの基礎的検討

    石川 育恵, ジメネス フェリックス, 三谷 真優, 中島 卓裕, 吉田 翔子

    人工知能学会全国大会論文集   JSAI2024 巻 ( 0 ) 頁: 4E1GS805 - 4E1GS805   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 人工知能学会  

    <p>近年,通常学級における発達障害児の割合増加に伴い、臨床心理士の需要も増加している。知能検査の実施訓練では、児童を対象とした実演や大人同士のロールプレイングで児童を演じて訓練している。しかしながら、訓練対象者を常に確保するのが困難であるため、臨床心理士は十分な訓練を実施できない。そこで本研究では、臨床心理士から知能検査を受ける児童型ロボット(以下、提案ロボット)を開発する。提案ロボットには,知能検査を受けている児童と同様な発話内容が搭載されている.臨床心理士はロボットとの会話を通して知能検査を訓練する.本稿では,臨床心理士の提案ロボットとの訓練に対する印象を調査する.臨床心理士に対してアンケート調査を実施したところ,提案ロボットとの訓練は,「魅力度」「効率度」「新規性」の観点から好印象であると示された.</p>

    DOI: 10.11517/pjsai.jsai2024.0_4e1gs805

    CiNii Research

  3. 心理臨床家の熟達化研究に関する研究動向

    三谷真優・永田雅子

    名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要   64 巻   頁: 119 - 126   2017年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  4. 医療領域における臨床心理士の在り方に関する研究展望 入院患者との関わり事例論文を中心に

    三谷真優 ・永田雅子

    名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要   62 巻   頁: 107 - 115   2015年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

書籍等出版物 3

  1. 公認心理師基礎用語集 よくわかる国試対策キーワード 増補改訂版

    松本真理子・永田雅子 編( 担当: 分担執筆)

    遠見書房  2019年3月 

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    担当ページ:pp.14-17  

  2. 心の専門家養成講座シリーズ 心理アセスメント 心理検査のミニマム・エッセンス

    松本真理子・森田美弥子 編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第Ⅱ部第2章 発達検査(KIDS, 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法, S-M社会生活能力検査))

    ナカニシヤ出版  2018年3月 

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    担当ページ:pp34-35,38-39,42-43   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  3. 公認心理師基礎用語集 よくわかる国試対策キーワード

    松本真理子・永田雅子 編( 担当: 分担執筆)

    遠見書房  2018年3月 

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    担当ページ:pp.12-17  

講演・口頭発表等 7

  1. 超早産児における視覚的選好の特徴について

    三谷 真優

    日本心理臨床学会 第42回大会  2023年9月 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  2. Early signs social development in extremely preterm infants

    S. Yoshida, M. Mitani, M.Kuroda,M. Oshiro, S. Niwa, A. Murase, S.Maebara, S. Suzuki, Y.Shirakawa & M.Nagata

    18th World Congress of the World Association for Infant Mental Health  2023年7月16日 

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    開催年月日: 2023年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  3. 超早産児のアイコンタクトに関する検討

    三谷 真優

    第128回日本小児精神神経学会  2022年11月 

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    開催年月日: 2022年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  4. 心理臨床家の専門性の初期発達に関する縦断的研究 大学院生の訓練・教育,アイデンティティ・ステイタスと専門性の関連

    三谷 真優

    日本心理臨床学会第 3 6 回大会  2017年11月 

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    開催年月日: 2017年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  5. Does personality and identity development influence professional skills of psychotherapist in Japanese early career psychotherapists?

    J Kazama, M. Mitani, & R. Ishii

    International Convention of Psychological Science  2017年3月24日 

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    開催年月日: 2017年3月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  6. How do clinical psychologist encounter the infant’s death in NICU?

    M. Mitani & M. Nagata

    15th World Congress of the World Association for Infant Mental Health  2016年5月30日 

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    開催年月日: 2016年5月 - 2016年6月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  7. 死と近接する領域で活動する臨床心理士の感情体験 緩和ケア医療領域に所属する臨床心理士に対するインタビュー調査より

    三谷 真優

    日本心理臨床学会第34回大会   2015年9月 

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    開催年月日: 2015年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 心理臨床家の専門性の初期発達に関する研究

    2017年4月 - 2018年3月

    2016年度 研究助成金交付(No.2016.ⅲ-03) 

    三谷 真優

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他

    配分額:300000円

科研費 1

  1. 早産児の社会性の発達及び家族のメンタルヘルスの検討

    研究課題/研究課題番号:23K20197  2020年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    永田 雅子, 黒田 美保, 村松 友佳子, 田附 紘平, 三谷 真優, 早川 昌弘

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    担当区分:研究分担者 

    超早産児は、県内医療機関のNICUを退院した児とその家族を対象とし、2歳代および小学校高学年(学齢期)の2時点での調査を実施する。ASD児群は、地域の支援機関に協力依頼をおこなう。2歳では、社会性の発達を把握するためにADOSⅡおよびかおテレビを子どもに実施し、母親にはメンタルヘルスのアンケートの他、子どもの生育歴や適応状況について面接調査を行う。学齢期は、子どもには知能検査およびロールシャッハテストを実施し、保護者には適応状況を把握するためのVinelandⅡおよびPARS-TRを聴取する。正期産児群と超早産児群を比較することでそれぞれの発達の特徴を明らかにし、支援のガイドラインを作成する。
    本研究は、在胎28週未満の超早産児と、発症率が高いとされている自閉スペクトラム症(ASD)児との比較検討を2歳児および学齢期で行うことで、その特徴を明らかにするとともに、社会性の発達に影響をあたえる家族の要因についても焦点を当て早期からの支援のありかたについて検討を行っていくことを目的としている。コロナ感染症の拡大により、研究の進捗が遅れていたが、2021年度より、愛知県内3医療機関の総合周産期母子医療センターおよび、地域で社会性の遅れのある子どもたちの支援教室を実施している機関の協力が得られ、本格的にデータを収集していくことのできる体制を取ることが可能となった。2021年度内に、2歳児を対象とした研究では、超早産児群15例、ASD疑い群13例のデータを収集することができ、学齢期(小学6年~中学1年)を対象とした研究では超早産児群2例、ASD児群5例の協力を得ることができた。その結果、2歳児を対象とした分析では、超早産児群では、自閉症診断観察検査(ADOS)-2のモジュールTでASDの懸念ありと判定された児は53%と高率に認められることが明らかになった。今後、ASD児群との比較や、評定項目ごとの分析など詳細に検討をするために、引き続き、研究対象者を増やし検討を行っていく。また学齢期では、超早産児群はPARS幼児期ピーク得点ではASDが疑われるものの、現在得点では点数が低下し、疑いがなくなる一方で、Vinelandでは社会適応の困難さがみられる可能性が示唆された。
    コロナ感染症の感染拡大の収束のめどが立たない状況ではあるが、関係機関の協力をえてデータ収集を開始したが、十分な例数を収集できていない状況である。特に、超早産児については小学校6年までフォローアップをされている児が少数であること、現状では医療機関での実施者を派遣しての学齢期のデータ収集が難しく、研究代表者の機関での実施となったこともあり、予定していた例数を集めることができなかった。
    コロナの感染状況の推移を見極めつつ、関係協力機関と連携を密にし、データ収集が再開できる機関から随時データ収集を開始していく。また、現在までのデータについての分析結果を共有する機会(中間報告会)を開催することで、連携協力者の方に本研究の意義を理解していただき、研究対象者の協力が得られるような工夫を行っていく。