所属
大学院環境学研究科 社会環境学専攻 社会学 講師
大学院担当
大学院環境学研究科
学部担当
情報学部 人間・社会情報学科
職名
講師
連絡先
外部リンク
ヨシムラ マイ
吉村 真衣
YOSHIMURA Mai
学位 1
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博士（社会学） （ 2022年3月 名古屋大学 ）
研究キーワード 3
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環境社会学
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地域社会学
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文化遺産の社会学
研究分野 1
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人文・社会 / 社会学
委員歴 7
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環境社会学会 編集委員
2023年7月 - 現在
団体区分：学協会
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地域社会学会 研究委員
2022年9月 - 現在
団体区分：学協会
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東海社会学会 理事（年報編集委員）
2022年8月 - 2024年7月
団体区分：学協会
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日本建築学会 農村計画委員会 海際文化小委員会
2022年4月 - 現在
団体区分：学協会
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環境社会学会 研究活動委員
2021年7月 - 2023年6月
団体区分：学協会
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石川県 海女文化研究会委員
2019年 - 2023年
団体区分：自治体
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鳥羽市 鳥羽うみ文化創出会議委員
2019年 - 2020年
団体区分：自治体
受賞 2
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優秀論文・著書・作品賞
2022年3月 三重大学
吉村真衣
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奨励賞（論文の部）
2021年6月 環境社会学会
吉村真衣
論文 8
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ブロック・ミラーのワイルド・ツアー ―漁業との接合に関する社会学・人類学的予備考察
立川陽仁, 吉村真衣
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 ( 42 ) 頁： 57 - 69 2025年3月
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環境変動に対する漁業者の経験と認識 ―三重県志摩市御座地区の磯焼けの事例から―
吉村真衣
名古屋大学社会学論集 ( 45 ) 頁： 72 - 89 2025年3月
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地域社会における海藻漁の社会的意味ー志摩市安乗のアラメ漁からー
吉村真衣
伊勢民俗 52 巻 頁： 30 - 39 2024年3月
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生業の継承における遺産化の影響―鳥羽市相差町の海女漁の事例から 査読有り
吉村真衣
東海社会学会年報 13 巻 頁： 118 - 132 2021年8月
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旅の「ものがたり」に記されない経験 ―三重県鳥羽市の観光海女の経験と語り
伊勢民俗 49・50 巻 頁： 94 - 102 2020年10月
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海女漁の遺産化と地域社会 ―三重県鳥羽市の海女小屋観光を中心に― 査読有り
吉村真衣
旅の文化研究所研究報告 29 巻 頁： 59 - 74 2019年12月
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生業の遺産化と「振興」をめぐる力学 ―三重県鳥羽市における海女漁の事例から― 査読有り
吉村真衣
環境社会学研究 25 巻 頁： 186 - 201 2019年12月
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「風情ある」歴史的景観と集合的記憶 : 金沢市ひがし茶屋街の観光化から 査読有り
吉村真衣
名古屋大学社会学論集 38 巻 頁： 19 - 38 2018年3月
書籍等出版物 5
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未来につなぐ海女たちの声 ―鳥羽志摩の現役海女の聞き語り集―
吉村真衣, 石原真伊, 﨑川由美子, 西﨑睦美（ 担当： 共編者(共編著者)）
公益財団法人東海水産科学協会, 鳥羽市立海の博物館, 三重大学海女研究センター 2025年3月
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環境社会学事典
環境社会学会（編）（ 担当： 分担執筆）
丸善出版 2023年3月
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ゆるレポ ―卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究
（ 担当： 共編者(共編著者)）
人文書院 2021年11月
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社会学で読み解く文化遺産 ―新しい研究の視点とフィールド
（ 担当： 分担執筆）
新曜社 2020年11月
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IN THE ERA OF BIG CHANGE: ESSAYS ABOUT JAPANESE SMALL-SCALE FISHERIES
Mai YOSHIMURA（ 担当： 分担執筆 , 範囲: Ama Divers: Characteristics and Social Status of Women Divers in Fishing Villages）
2020年7月
MISC 3
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海中における生業の技能とその意味 ―海女漁の道具と動作に注目して―
吉村真衣
2023 年度日本建築学会大会（近畿） 農村計画部門 研究懇談会資料 頁： 37 - 40 2023年9月
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現代の海女小屋をめぐる一考察 ―三重県鳥羽志摩地域の事例から―
吉村真衣
農村計画学会誌41 巻 ( 1 ) 頁： 18 - 21 2022年6月
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海女をめざす移住者たち ―三重県鳥羽市の地域おこし協力隊の事例から―
吉村真衣
農村計画学会誌39 巻 ( 1 ) 頁： 47 - 48 2020年6月
講演・口頭発表等 3
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A transdiciplinary case study on urchin-fish-seaweed interactions, climate change, and the Ama divers of Mie prefecture 国際会議
Jamila Rodrigues, Mai Yoshimura
Marine Socio-Ecological Systems Symposium 2024年6月5日 PICES/ICES
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若者の地方移住をめぐる経路と経験―漁村に移住した女性の事例から―
吉村真衣
地域社会学会第49回大会 2024年5月12日 地域社会学会
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AMA -Women Divers In Japan 招待有り 国際会議
Mai Yoshimura
Workshop on Fostering Women’s Economic Empowerment for a Resilient Marine Industry 2024年5月7日
共同研究・競争的資金等の研究課題 3
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デジタルアーカイブから紐解く的矢湾の景観と環境の変化
2023年7月 - 2024年3月
志摩市官学連携研究助成事業
担当区分：研究分担者
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農林漁業地域における女性組織・ネットワークの運動転回に関する研究
2022年8月 - 2023年7月
研究助成「学問の未来を拓く」
担当区分：研究代表者 資金種別：競争的資金
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有限会社佐藤養殖場的矢湾養蠣研究所の資料デジタル化と活用
2022年4月 - 2023年3月
志摩市官学連携研究助成事業
担当区分：研究分担者
科研費 2
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研究課題/研究課題番号：24K00314 2024年4月 - 2028年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
室井 研二, 高橋 誠, 齋藤 仁, 田所 敬一, 吉村 真衣
担当区分：研究分担者
本研究の目的は、スマトラ地震の被災地インドネシア・アチェと東日本大震災被災地を研究対象とし、①震災復興事業やその後の開発に伴う土地利用の変化や階層的セグリゲーションの実態を分析し、②地球科学的な観点に立ったハザードリスクの空間分布と照応させることで、③開発と脆弱性の関係や環境変動への適応様式に関する途上国と先進国の異同を比較論的に分析することにある。さらに、④大震災へのそうした対応様式の分析を手掛かりに今後の気候変動適応に関する示唆や、防災と環境政策を統合的に捉えるための理論的分析枠組を導出することにある。
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伝統的生業の保全と観光活用の持続可能なモデル構築に向けた社会学的研究
研究課題/研究課題番号：20K13697 2020年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
吉村 真衣
担当区分：研究代表者
2021年度は先行研究の精読、文献調査、鳥羽市および志摩市でのフィールドワークを実施した。鳥羽市では、前年度に調査した相差町および石鏡町の追加調査をした。志摩市では、予備調査として海女小屋体験や海女漁見学にかかわる調査を実施した。また前年度調査において、観光活動だけでなくそれを支える地域社会の経時的・構造的理解や、当事者の生活実践の領域に踏み込んだ理解の重要性に気づき、新型コロナウイルスの影響で研究のための移動が制限されたこともあり、鳥羽志摩地域においてこの点に重点を置いた調査を継続した。
鳥羽志摩地域では、古くから観光の場に海女が登場してきた。先行研究でも指摘されてきたようにそれは生業とは切り離された場・イメージで消費される傾向があったが、文化遺産化をはじめとする海女の文化的価値の変容により、現在では生業と連関した観光のありかたが成立していることがわかった。また、海女の文化的価値の変容は、地域社会の歴史的経緯や社会経済構造によっては必ずしも観光につながらない場合がある。鳥羽市石鏡町では、海女の文化的価値の変容が観光ではなく、移住者による海女の継業につながったことがわかった。今後は伝統的生業と観光をむすぶ経路が開かれる事例と、石鏡町のように他の経路が開かれる事例との差異に注目しながら研究を進める予定である。2021年度の調査結果をもとに学会報告や論文投稿を行い、次年度以降の調査研究についてコメントを得る見通しである。