研究分野 4
-
ライフサイエンス / 薬理学
-
ライフサイエンス / 分子生物学
-
ライフサイエンス / 生理学
-
ライフサイエンス / 神経科学一般
講演・口頭発表等 1
-
青斑核ノルアドレナリン神経を持続的に抑制するプロスタグランジンE2の生理的役割について
向井康敬, ラザルス・ミハエル, 永井健治, 田中謙二, 山中章弘
第99回日本生理学会大会 2022年3月18日
科研費 3
-
プロスタグランジンE2による神経活動持続的抑制の生理機能解明
研究課題/研究課題番号:22K15225 2022年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
向井 康敬
-
プロスタグランジンE2による青斑核ノルアドレナリン神経活動長期抑制の生理機能解明
研究課題/研究課題番号:21K20688 2021年8月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
向井 康敬
担当区分:研究代表者
配分額:3120000円 ( 直接経費:2400000円 、 間接経費:720000円 )
ストレスを受けた時、数時間~数日間「調子の悪さ」を経験することがある。この原因は、数時間~数日間にだけ生じる「長期的な神経活動の変化」ではないだろうか? 研究代表者はこれまでに、マウス脳スライス標本にストレス関連物質であるプロスタグランジンE2(PGE2)を2分間投与すると、注意覚醒の惹起に重要な青斑核ノルアドレナリン神経(LC-NA神経)の活動が60分間以上持続して抑制されることを発見した。この時間スケールの対比は、ストレスおよびその受容後の「調子の悪さ」と類似している。そこで本研究では、PGE2によるLC-NA神経活動の長期的な抑制が、どのような行動惹起に重要であるか解明を目指す。
-
研究課題/研究課題番号:21K11697 2021年4月 - 2024年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
美藤 純弘, 向井 康敬
担当区分:研究分担者
味物質は唾液に溶解して味細胞に到達することにより味覚受容器を刺激するため、おいしく味わって食べる為には唾液は不可欠である。これまでの唾液分泌メカニズムの研究は末梢の唾液腺本体に関するものが主体で、中枢神経機構に関するものはほとんど無い。一方、唾液は摂食中に豊富に分泌されることはよく知られているが、そのメカニズムは不明のままである。我々は、視床下部外側野(LH、摂食中枢)のオレキシン神経は、摂食を促すとともに、顎下腺・舌下腺の副交感性の中枢である上唾液核神経を活性化することにより、唾液分泌を促進するという仮説を立て、この仮説を本研究により検証する。