2023/11/27 更新

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ムラヤマ アツヒコ
村山 敦彦
MURAYAMA Atsuhiko
所属
医学部附属病院 手の外科 病院助教
職名
病院助教

学位 2

  1. 博士(医学) ( 2023年10月   名古屋大学 ) 

  2. 医学学士 ( 2009年3月   名古屋市立大学 ) 

 

論文 5

  1. A highly elastic absorbable monofilament suture fabricated from poly(3-hydroxybutyrate-co-4-hydroxybutyrate) 査読有り

    Murayama Atsuhiko, Yoneda Hidemasa, Maehara Akira, Shiomi Noriyuki, Hirata Hitoshi

    SCIENTIFIC REPORTS   13 巻 ( 1 ) 頁: 3275   2023年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   出版者・発行元:Scientific Reports  

    To address the growing demand for more elastic sutures free from unwanted knot loosening, we fabricated an absorbable monofilament suture from poly(3-hydroxybutyrate-co-4-hydroxybutyrate) and subjected it to physical property characterization and performance evaluation (in vitro and in vivo degradability tests and a porcine abdominal wall suture test). As this flexible, highly stretchable, and difficult-to-untie suture exhibited additional advantages of small knot size and medium to long-term bioabsorbability, it was concluded to be a safe alternative to existing monofilament sutures, with far-reaching potential applications.

    DOI: 10.1038/s41598-023-30292-w

    Web of Science

    Scopus

    PubMed

  2. Volar plating versus external fixation for unstable dorsal fracture-dislocations of the proximal interphalangeal joint 査読有り

      47 巻 ( 3 ) 頁: 308 - 313   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1177/17531934211059300

    Web of Science

    Scopus

    PubMed

  3. Outcomes of "Cross-Coupling Suture Button Suspensionplasty" for Thumb Carpometacarpal Joint Osteoarthritis: A Preliminary Report. 査読有り

    Ota H, Watanabe K, Sasaki H, Fujihara Y, Murayama A

    The journal of hand surgery Asian-Pacific volume   26 巻 ( 4 ) 頁: 728 - 733   2021年12月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1142/S2424835521720243

    PubMed

  4. 外傷後感染による MP 関節軟骨欠損に対する肋骨肋軟骨移植の長期成績 査読有り

    村山敦彦, 建部将広, 平田仁

    日手会誌   37 巻 ( 4 ) 頁: 152 - 156   2020年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  5. 重度複数指損傷に対して血管柄付き有茎 MP 関節移植による spare parts surgery で機能再建した 2 例 査読有り

    村山 敦彦, 太田 英之, 渡邉健太郎, 平田 仁

    日手会誌   36 巻 ( 2 ) 頁: 138 - 142   2019年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

書籍等出版物 1

  1. 手外科必修ハンドブック ― 専門医取得のためのファーストステップ―

    村山敦彦, 建部将広, 平田仁( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 外傷後手指関節拘縮―深部軟部組織性―)

    雑誌形成外科・克誠堂出版  2020年6月 

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    総ページ数:7   担当ページ:S176-182   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

共同研究・競争的資金等の研究課題 2

  1. 新規生体吸収性材料PHA を用いた高伸縮性モノフィラメント縫合糸の開発

    2022年7月 - 2023年3月

    令和4 年度先端医療開発経費 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他

    配分額:20000000円

  2. 新規生体吸収性材料PHAを用いたモノフィラメント縫合糸の開発

    研究課題番号:21ym0126010h0001  2021年7月 - 2022年3月

    日本医療研究開発機構研究費(AMED)  革新的医療技術創出拠点プロジェクト・橋渡し研究プログラム 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:2334000円 ( 直接経費:1795000円 、 間接経費:539000円 )

科研費 1

  1. 新たな高伸張性・生分解性ポリマーを用いた軟部組織再建用医療材料の開発

    研究課題/研究課題番号:19K23603  2019年8月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  研究活動スタート支援

    村山 敦彦

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    PHAは地球環境にやさしい生分解性プラスチックである。モノマーの配合比次第で、その物性を変化させることが可能であり、研究代表者の所属するグループは高い伸展性と強度を併せ持つPHAの安定した供給を実現した。また、この独自のPHAを用いて3次元構造の開発に取り組み、不織布や袋状構造体の作製方法を確立した。本研究では、これまでの研究手法をさらに発展させ、多孔性医療材料を作製し、その有用性や安全性を検証することに主眼を置く。その成果によって、薬剤の吸着実験や臨床研究に発展させ、最終的には人工神経や人工靭帯、人工血管といった軟部組織再建用デバイスのさらなる臨床的な応用を目指したい。
    生体内における実験
    エチレンオキシド滅菌した新規PHAを用いた多孔性医療機器サンプルをラットの背部皮下組織に一定期間埋植したのちに取り出し、その構造を肉眼的及び走査性電子顕微鏡を用いて微視的に観察した。また周囲の組織とともに固定・染色を行い、組織学的に観察した。さらに、引張強度や伸展性が初期値に比してどれほど残存しているかを確認した。結果、埋植後1年経過時において、全てのサンプルは肉眼的には複数箇所で分断されており、部分的な分解が生じていた。周囲の皮下組織との癒着は軽度で皮下膿瘍などの明らかな感染徴候は認めなかった。サンプルを走査性電子顕微鏡で観察すると、微細な亀裂やクレーター状変化が進行し、緩徐な分解を認めた。また、HE染色ではサンプル周囲には好中球や単球などの貪食細胞の数は多くなく、周囲組織における炎症の程度は、現存する医療用吸収性ポリマーと比して小さいことが示唆された。さらに、生体内における引張強度の半減期間はおよそ26週であった。伸展性は26週経過時に初期値のおよそ80%を維持していた。以上より、本サンプルは(1)ラット背部皮下組織において少なくとも1年間は完全には吸収されずに残存することから、緩徐な生体吸収性を持つこと、(2)肉眼的にも組織学的にも有害事象を認めないことから、優れた生体適合性を持つこと、(3)生体内において中長期の強度と伸展性を維持できることがわかった。
    本研究の目的は、新規PHAを用いた軟部組織再建用の医療機器の開発を目指し、その元となる三次元構造サンプルにおける(1)分解性・吸収性、(2)生体適合性、(3)強度等の残存率をin vivo/ in vitroで調査することである。その点では、研究の進捗状況に極端な遅れはないと言える。しかし、新型コロナ肺炎の流行に伴い、研究開発のいくつかのフェーズで遅延が発生している。素材としてのPHAの精製においてその効率化や量産化を目指す中で、共同研究施設への現地視察および打ち合わせを2020年4月23日に予定していたが、県を跨いでの移動が自粛となり中止となった。リモートワーク推進に伴い動物実験施設の職員が不足し、2020年4月と5月は新規動物の搬入禁止と動物実験棟の入館制限があったことも新たな実験系が組みにくい一因であった。また、2020年~2021年の海外・国内学会は中止あるいはWEB開催となったことに加えて特許申請の兼ね合いもあり、もともと予定していた学会発表が行えていない。
    新規PHAを用いた多孔性医療機器サンプルの現在の問題点として、形状が滑らかでないこと、サンプル毎に孔の数や大きさが異なることが挙げられる。今回の研究成果を共同研究機関にフィードバックすることで多孔性構造の均一化や再現性の向上を実現し、医療ニーズに則した最適な新規医療機器を開発していく必要がある。その上で、このサンプルに対して改めて非GLP下の生物学的安全性評価やin vitro/in vivo の統計学的な定量評価を行う。現存する医療用デバイスとの比較検討も行う。