2022/06/09 更新

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イガ ツカサ
伊賀 司
IGA Tsukasa
所属
アジアサテライトキャンパス学院 国内教育部門 特任准教授
職名
特任准教授
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メールアドレス
外部リンク

学位 1

  1. 政治学(博士) ( 2011年3月   神戸大学 ) 

研究分野 1

  1. 人文・社会 / 政治学

経歴 1

  1. 名古屋大学   アジアサテライトキャンパス学院   特任准教授

    2022年4月 - 現在

学歴 1

  1. 神戸大学

    - 2011年3月

 

書籍等出版物 3

  1. 東南アジアと「LGBT」の政治 : 性的少数者をめぐって何が争われているのか

    日下 渉, 伊賀 司, 青山 薫, 田村 慶子

    明石書店  2021年  ( ISBN:9784750351643

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    記述言語:日本語

    CiNii Books

  2. ポスト・マハティール時代のマレーシア : 政治と経済はどう変わったか

    中村 正志, 熊谷 聡, 鷲田 任邦, 鈴木 絢女, 伊賀 司, 川端 隆史, Muhammed Abdul Khalid, 梅崎 創, アジア経済研究所

    アジア経済研究所  2018年  ( ISBN:9784258046348

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    記述言語:日本語

    CiNii Books

  3. 21世紀東南アジアの強権政治 : 「ストロングマン」時代の到来

    外山 文子, 日下 渉, 伊賀 司, 見市 建

    明石書店  2018年  ( ISBN:9784750346632

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    記述言語:日本語

    CiNii Books

科研費 7

  1. 東南アジアにおける道徳政治の光と影──新興中間層の政治意識と自由民主主義の動揺

    研究課題/研究課題番号:21H03704  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    日下 渉, 伊賀 司, 佐々木 拓雄, 片岡 樹, 田村 慶子, 清水 展, 白石 奈津子

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、21世紀にはいって各国の自由民主主義が不安定化し、権威主義的な政治が台頭してきている理由を、東南アジアの事例から明らかにしようとするものである。その際、本研究は、急速な近代化と経済成長のなかから形成された新興中間層の政治意識が、この政治変動と関連しているのではないかとの仮説を立てている。20世紀に形成された中間層が、国家主導の開発主義によって受動的に形成されたのなら、21世紀に台頭した新興中間層は、グローバル化、新自由主義化、IT化のもと、自らの個人的な責任・規律・勤勉によって一定の社会上昇を果たしてきた。彼らが、特定のポピュリズムや社会運動と共鳴する理由を、内在的に明らかにしたい。

  2. 東南アジアにおける応答性の政治ーアカウンタビリティ改革の導入とポピュリズムの台頭

    研究課題/研究課題番号:17H04510  2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    見市 建, 伊賀 司, 本名 純, 木場 紗綾, 坂野, 中西 嘉宏, 日下 渉, 瀬戸 裕之, 茅根 由佳

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    担当区分:研究分担者 

    東南アジア各国のアカウンタビリティ改革とポピュリスト政治家台頭がもたらす民主主義へのインパクトについて、それぞれの研究分担者が分析を試み、国内外のジャーナルに研究成果を発表した。その上で、とりわけソーシャルメディアがもたらす民主主義への影響という側面から、『ソーシャルメディア時代の東南アジア政治』(明石書店、2020年3月刊)を取りまとめた。同書では、主として権力エリートや多様な社会勢力がソーシャルメディアを活用(悪用)手段を洗練させ、その結果、民主主義への負の効果がより目立っていることを示した。
    我が国とも関係が深い東南アジア諸国における近年の政治動向について、とくにソーシャルメディアをめぐる新しい現象について、その捉え方を示した。その成果は国内外の査読誌に掲載された他、日本語の一般書として世に問うた。

  3. 東南アジアにおけるLGBTの比較政治研究

    研究課題/研究課題番号:16H03308  2016年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    日下 渉, 初鹿野 直美, 伊賀 司, 小島 敬裕, 宮脇 聡史, 今村 真央, 日向 伸介, 北村 由美, 新ヶ江 章友, 青山 薫, 小田 なら, 田村 慶子, 岡本 正明, エバンヘリスタ ジョン・アンドリュー, ジャクソン ピーター

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    担当区分:研究分担者 

    東南アジアでは、民主体制は必ずしも「LGBT運動」の拡大にも、性的少数者の権利付与にも寄与しない。ここから二つの議論を立てた。まず、諸国家による性的少数者への多様な対応は、いかに支配勢力が「善き国民・市民・家族」の像に関するヘゲモニーを市民社会に行使し、性的少数者を正統性/非正統性の象徴として利用しているかによる。性的少数者は進歩、市場、民主主義の象徴にもなるし、道徳的退廃の象徴にもなるので、支配勢力にとって自らの正統性を強化するのに都合が良い。次に、性的少数者の多様な実践は、彼らが「善き国民・市民・家族」のヘゲモニーに対して、参加、再定義、破壊のいずれで対処しようとしているかによる。
    性的マイノリティをめぐっては、人文学・社会学の領域おいて、「ゲイ」「レズビアン」「トランスジェンダー」といったアイデンティティの社会的構築と権利獲得運動の歴史に関する研究が熱心に展開されてきた。また、異性愛主義に基づく法制度を批判的に検討する法学研究の蓄積も進んでいる。また事例面では、日本以外では欧米と取り上げるものが多い。これらに対して、本研究は、地域研究の学際的アプローチによって、東南アジア9カ国、日本、台湾の比較研究を通じて、諸国家と市民社会の性的な特性を明らかにする点で新たな学術的意義を持つ。また、アジアにおける多様性と共通点を明らかにすることで、新たな連帯の可能性に貢献しうる。

  4. ASEAN共同体の研究:自然資源開発,一次産品貿易と海洋権益をめぐる政治経済学

    研究課題/研究課題番号:16H03322  2016年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    林田 秀樹, 鷲江 義勝, 寺田 貴, 上田 曜子, 和田 喜彦, 厳 善平, 関 智宏, 鈴木 絢女, 加納 啓良, 加藤 剛, 西口 清勝, 西澤 信善, 細川 大輔, 岡本 正明, 岩佐 和幸, 瀧田 修一, 中井 教雄, 日下 渉, 木場 紗綾, NGOV Penghuy, 王 柳蘭, 西 直美, 小林 弘明, 太田 淳, 伊賀 司, 佐久間 香子, 渡邉 美穂子, 大﨑 佑馬

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    担当区分:その他 

    本研究は、3年間にわたる標記研究課題関連の共同研究の結果として、数多くの研究成果を生み出してきた。各年度の研究実績報告及びそれら報告に記載漏れがあったものを集計してみると、論文47本、学会発表等59本、著書17冊(単著2冊)となる。この中で特徴的なものを挙げると、以下の通りとなる。
    (1)本研究の基盤である同志社大学人文科学研究所の機関誌『社会科学』48(2)に特集を組み、メンバー7名が投稿した。
    (2)同研究所が主催する第92回公開講演会で、「ASEAN-日本間の利害関係と東アジアの将来―資源・一次産品・領有権の視点から―」と題するシンポジウムを企画・実行し、同題名のブックレットを刊行した。
    ASEAN経済共同体創設の過程では、製造業・サービス業主導の域内経済成長と域外諸国との経済的関係の深化が施行されてきた。本研究は、そのなかで等監視されがちであった資源・一次産品・海洋権益という視角からASEANという対象を照射することで,今まで見過ごされてきた問題を発見し,ASEAN共同体のあるべき姿を解明しようとする点で特徴的な課題設定を行っている。
    以上の視角から研究課題を遂行することで,新たな広域国際協調の枠組みを提示することは,ASEAN加盟国に製造業部門の成長や外国投資に依存しない経済成長ち域内外との協調宥和に関する選択肢を提示する可能性をもつ点で,国際社会への貢献という意義をもつ。

  5. 政治的スキャンダルと権威主義体制の不安定化に関する研究-マレーシアの事例から

    研究課題/研究課題番号:16K16660  2016年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  若手研究(B)

    伊賀 司

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本科研研究を通じて、マレーシアの事例を通じて権威主義体制とスキャンダルとの関係性を考察した。その結果、権威主義体制下での政治的スキャンダルが政治体制の変動につながるには、体制側も含めた政治エリートによる政治的スキャンダルに対するフレーミングの枠組みに大きく左右される一方で、こうしたフレーミングが効果的に機能する前提として、社会運動等による体制外の活動が一定程度の継続性をもって存在していなければならないことがわかった。
    本研究は権威主義体制と政治的スキャンダルとの関係性について明らかにした研究である。政治的スキャンダルの体制に対する影響は先進民主主義国では研究が進んでいるものの、新興国の権威主義体制下での影響については十分な研究がなされていないため本研究の意義を見出すことができる。また、本研究の実施中に事例とするマレーシアで史上初の政権交代が起こっているが、本研究はその新しい展開についてもフォローしており、学術研究者だけでなく、一般社会に対しても最新の動向とともに知見を広げることが可能となっている。

  6. 東南アジア首都圏の開発ガバナンスと国家の役割再編

    研究課題/研究課題番号:15H05143  2015年4月 - 2018年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    岡本 正明, 伊賀 司, 本名 純, 相沢 伸広, 見市 建, 新井 健一郎, 渡邉 暁子, 日下 渉

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    担当区分:研究分担者 

    本研究の目的は、グローバル時代、ASEAN時代に経済成長を続ける東南アジアの首都圏の開発ガバナンスを分析することであった。具体的な調査対象となった首都圏は、マニラ、ジャカルタ、クアラルンプール、バンコクである。本研究の焦点の一つは首都圏開発における国家の役割であった。首都圏の土地にまつわる開発においては、政治体制が権威主義的・集権的であれば国家の役割が強く、民主的・分権的であれば国家の役割が弱いというシンプルな図式ではなく、地方政府の持つ権限、首都圏に存在する地方政府の層・数、政府以外のアクター(デベロッパー、王室など)の位置づけの違いが重要な意味を持つことがわかった。

  7. 東南アジアにおけるカウンター・エリートの登場と体制変動

    研究課題/研究課題番号:15K01876  2015年4月 - 2018年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    坂野, 玉田 芳史, 伊賀 司, 日下 渉

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    担当区分:研究分担者 

    21世紀の東南アジア諸国では、強力な政治指導者が多数登場してきた。彼らは選挙により選ばれたという正当性を持つにもかかわらず、強権政治を批判されてきた。本研究では、タイのタックシン元首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、マレーシアのナジブ元首相、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領に焦点を当て比較検証を行った。比較検証の結果、タイ、フィリピン、インドネシアでは、新しい政治指導者たちが、有権者の民主主義や法の支配への失望を背景に政治権力を掌握したが、既存のエリート層から強い反発をうけ、結果的に一層強権化していったプロセスが浮かび上がった。

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