教養教育院 統括部 兼任教員

2023/04/05 更新
博士(比較社会文化) ( 2002年3月 九州大学 )
修士(比較社会文化) ( 1996年3月 九州大学 )
日本語教育文法
日本語の文法とコミュニケーション
対照研究
日本語教育
人文・社会 / 外国語教育
人文・社会 / 日本語学
人文・社会 / 言語学
人文・社会 / 日本語教育
名古屋大学 国際機構 教授
2018年10月 - 現在
国名:日本国
名古屋大学 大学院人文学研究科 教授
2018年10月 - 現在
筑波大学 人文社会系 准教授
2001年4月 - 2018年9月
国名:日本国
志學館大学 法学部 講師
1999年4月 - 2001年3月
国名:日本国
九州大学 比較社会文化研究科 日本社会文化専攻日本語教育講座
1996年4月 - 1999年3月
国名: 日本国
九州大学 比較社会文化研究科 日本社会文化専攻日本語教育講座
1994年4月 - 1996年3月
国名: 日本国
日本語教育学会 学会誌査読委員
2008年5月
団体区分:学協会
2021年5月 日本語教育学会
許 明子
大会優秀発表賞
2022年4月 PAC分析学会 文系中国人留学生のコロナ禍における不安について ー未渡航による影響に注目して―
許 明子・李 嘉隆・謝 カン月
最優秀ポスター発表賞
2017年10月 日本語日本語教育研究会 意志を表すモダリティ表現としての「つもりだ」の機能
許 明子
名古屋大学短期日本語プログラム(NUSTEP)2020年度実施報告
許明子
名古屋大学国際機構国際言語センター年報 第8号 巻 頁: 42 - 46 2022年3月
「わかる」から「使える」ようになるための中級文法クラスの実践 : NUCTを活用した自己訂正能力向上を目指した実践 招待有り 査読有り
許明子
名古屋大学国際機構国際言語センター年報 第8号 巻 頁: 20 - 21 2022年3月
COVID-19の影響による外国人留学生の不安に関する一考察 : 文系大学院生を対象としたPAC分析の結果を通して 査読有り
許 明子, 李 嘉隆, 謝 カン月
『日本語・日本文化論集』第29号 ( 第29号 ) 頁: 1 - 23 2022年3月
断り場面における中国人日本語学習 者の理由説明について ―口頭による談話完成テストを通してー 招待有り 査読有り
許 明子, 李 嘉隆, 謝 カン月
日本語教育方法研究会誌 Vol.28 巻 ( No.2 ) 頁: 120 - 121 2022年3月
名古屋大学短期日本語研修プログラム(NUSTEP)の実践報告
許 明子・宗林 由佳・香川 由紀子
日本語教育方法研究会誌 Vol.28 巻 ( No.1 ) 頁: 110 - 111 2021年9月
対人コミュニケーション能力の育成を目指したグループワーク活動 ―「日本語コミュニケーション論」の実践を通して― 査読有り
許明子
日本語・日本文化論集 ( 第28号 ) 頁: 87 - 96 2021年3月
接触場面における日本語学習者の合意形成プロセスに関する一考察 ―初対面同士の日本語母語話者と学習者の 意見述べの会話の分析を通して― 査読有り
許明子
日本語・日本文化論集 ( 第28号 ) 頁: 1 - 13 2021年3月
初級後半レベルにおけるアウトプット能力の向上を目指した実践活動 ―オンライン授業におけるOral Test とTalking Time の活動を中心に― 査読有り
許明子
日本語・日本文化論集 ( 第28号 ) 頁: 119 - 139 2021年3月
日本語の補助動詞の使用から見る話し手の視点の捉え方 : 日韓中の初対面会話に見られる補助動詞の使用に注目して
許明子
名古屋大学人文学研究論集 ( 第4号 ) 頁: 217 - 226 2021年3月
名古屋大学短期日本語プログラム(NUSTEP)2019年度実施報告
許明子
名古屋大学国際機構国際言語センター年報 第7号 巻 頁: 39 - 42 2021年3月
オンライン日本語クラスにおける効果的なフィードバック : 中級レベルの文法クラスにおける教材配信システムの活用例を通して 招待有り 査読有り
許明子
『日本語・日本文化論集』 ( 第28号 ) 頁: 181 - 190 2021年3月
許明子・宗林由佳
名古屋大学国際機構国際言語センター年報 第7号 巻 頁: 8 - 13 2021年3月
NUPACE日本語5レベルにおける読解表現の実践報告 : 読解力とアウトプット能力の向上を目指したピア・ラーニングの実践
許明子、香川由紀子
名古屋大学国際機構国際言語センター年報 第7号 巻 頁: 14 - 18 2021年3月
オンライン日本語授業における協調学習の試み
許明子、謝カン月
第56回日本語教育方法研究会 Vol.27 巻 ( No.1 ) 頁: 78 - 79 2021年3月
日本語母語話者の視点の捉え方と表現形式についてー4コマ漫画の描写を通して― 招待有り 査読有り
許明子
社会言語科学会第45回大会発表論文集 頁: 199 - 202 2021年2月
自己表現活動を取り入れた学習指導の有効性についてー初級後半レベルにおける授受表現及び受身表現のエッセイの分析を通して
許明子
日本語・日本文化論集 ( 27 ) 頁: 69-84 2020年3月
外国人日本語学習者の意見表明における合意形成についてー初対面の日本語母語話者との意見述べの会話を通して 査読有り
許明子、肖宇彤
社会言語科学会第44回大会発表論文集 頁: 158-161 2020年3月
日韓初対面同士の会話に見られる指示詞の使用について―直示性とテリトリーの捉え方を中心に― 査読有り
許明子
第40回国際学術発表大会論文集 頁: 141-147 2019年9月
いかに初対面同士の会話を促進するか?―同年代の日本人と韓国人の会話に見られるぼかし表現とフィラー表現の分析― 査読有り
許明子、永井絢子
日本語用論学会第20回大会発表論文集 ( 13 ) 頁: 129-136 2018年7月
「分かった」から「使える」日本語を目指して : 中級文法クラスにおける仮定表現の誤用分析を通して 査読有り
許 明子, 阿部 美菜子
筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集 = Journal of Japanese Language Teaching 33 巻 頁: 61-74 2018年3月
韓国人学習者の初対面日本語母語話者に対する言語的配慮―日本滞在期間の長期化に伴う言語的配慮の変化を中心に―
許,明子
日本語學研究 ( 55 ) 頁: 159-172 2018年3月
日本語学習者の受身文の運用能力をいかにレベルアップさせられるか
清水 春花, 肖 宇彤, 許 明子
日本語教育方法研究会誌 25 巻 ( 1 ) 頁: 78 - 79 2018年
日本語・日本事情遠隔教育拠点が提供する日本語学習者/教師サポートコンテンツ
伊藤, 秀明;関崎, 博紀;ヴァンバーレン, ルート;許, 明子;小野, 正樹;木戸, 光子;酒井, たか子;加納, 千惠子
日本語教育方法研究会誌 24 巻 ( 1 ) 頁: 76-77 2017年9月
韓国人学習者の初対面日本語母語話者に対する言語的配慮-日本滞在期間の長期化に伴う言語的配慮の変化を中心にー
許, 明子
韓国日本語学会第36回国際学術発表大会 頁: 100-106 2017年9月
日本語・日本事情遠隔教育拠点が提供する日本語学習者/教師サポートコンテンツ
伊藤, 秀明, 関崎, 博紀, ヴァンバーレン, ルート, 許, 明子, 小野, 正樹, 木戸, 光子, 酒井, たか子, 加納, 千惠子
日本語教育方法研究会誌 24 巻 ( 1 ) 頁: 76-77 2017年9月
会話分析研究に基づく日本語初級教科書開発の試案
ブッシュネル, ケード;関崎, 博紀;永井絢子;伊藤, 秀明;ヴァンバーレン, ルート;許, 明子;小野, 正樹;今井, 新悟;木戸, 光子;酒井, たか子;加納, 千恵子
第10回 日本語実用言語学国際会議 予稿集 頁: 150-153 2017年7月
場面理解に基づいた表現能力の向上を目指す文法教育ー中上級レベルの日本語学習者の文作り及びインタビューの分析を通して―
Heo, Myeongja;林淳子
筑波大学 日本語教育論集 第32号 頁: 21-34 2017年3月
日本語・日本事情遠隔教育拠点が提供する日本語学習者/教師サポートコンテンツ
伊藤 秀明, 関崎 博紀, ヴァンバーレン ルート, 許 明子, 小野 正樹, 木戸 光子, 酒井 たか子, 加納 千恵子
日本語教育方法研究会誌 24 巻 ( 1 ) 頁: 76 - 77 2017年
パーソナル・テリトリーの認識と発話内容に関する日韓中対照研究―日本語母語話者と韓国人・中国人日本語学習者の比較を通して― 招待有り 査読有り 国際共著
第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム大会論文集編集委員会
変化する国際社会における課題と可能性 頁: 71 - 87 2016年11月
初対面相手に対するパーソナル・テリトリーへの言及―日本語母語話者と韓国人日本語学習者の意見述べの会話を通して―
許,明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 第31号 ) 頁: 33-49 2016年3月
留学生はいかにパーソナル・テリトリーに踏み込むのか-初対面の日本語学習者と母語話者の会話に見られ る発話の分析を通して-
許,明子;永井絢子;井上里鶴;小川恭平
日本語教育方法研究会誌 : JLEM : Japanese language education methods Vol.22 巻 ( No.3 ) 頁: 8-9 2016年3月
日本語学習者の移動動詞「行く」「来る」の習得について ─ 中級レベルの日本語学習者と日本語母語話者の調査を通して
許,明子
国際日本研究専攻 ( 第8号 ) 頁: 277-297 2016年3月
初対面相手に対するパーソナル・テリトリーへの言及―日本語母語話者と韓国人日本語学習者の意見述べの会話を通して―
許,明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 第31号 ) 頁: 33-49 2016年3月
留学生はいかにパーソナル・テリトリーに踏み込むのか 査読有り
許 明子, 永井 絢子, 井上 里鶴, 小川 恭平
日本語教育方法研究会誌 22 巻 ( 3 ) 頁: 8 - 9 2016年
初対面相手に対すdるパーソナル・テリトリーへの言及―日本語母語話者と韓国人日本語学習者の意見述べの会話を通して― 査読有り
許 明子
筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集 第31号 巻 頁: 33 - 50 2016年
パーソナル・テリトリーの認識と発話内容に関する日韓中対照研究―日本語母語話者と韓国人・中国人日本語学習者の比較を通して 査読有り 国際共著
許 明子
変化する国際社会における課題と可能性 第10巻 巻 頁: 71 - 87 2016年
初対面の会話における話題の選択と会話の進行方法
許 明子
日本語用論学会 第18巻 巻 頁: 247 - 250 2016年
日韓中母語話者の初対面話者間の会話におけるコミュニケーション・スタイルの 対照研究:意見述べの場面における相槌の使用を通して
許,明子
CAJLE2015 Proceedings 頁: 67-76 2015年9月
manabaを活用した中級文法クラスの実践研究ー運用力向上を目指した文法クラスの実践を通してー
許,明子;田中裕祐、陳一吟、中山健一、古川雅子、三木杏子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 第30号 ) 頁: 221-240 2015年3月
文法力と会話力の向上を目指した複合活動に関する実践研究ー初級後期レベルにおける「オーラル・チェック」活動を通してー
許,明子;小池康、長戸三成子、三木杏子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 第30号 巻 頁: 161-180 2015年3月
パーソナル・テリトリーの認識と発話内容に関する日韓中対照研究
許 明子
国際日本語教育・日本研究シンポジウム 論文集 第10回 巻 2015年
Contrast study about communication styles in the first meeting of the conversation of Japanese, Korean and Chinese: Through the use of back-channel in the stated opinion
許 明子
CAJLE2015 Proceedings 2015 巻 頁: 67 - 76 2015年
中級レベルの日本語学習者のコミュニケーション能力の現状とニーズ : 日本・中国・韓国の学習者を対象とした調査と実践を通して
許 明子, 金 東奎, 姚 艷玲
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 29 ) 頁: 1-17 2014年2月
学習者のための中級日本語教育文法の在り方ー中級文法クラスのアンケート調査とアチーブメントテスト結果の比較を通してー
許,明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 28 巻 頁: 85-104 2013年3月
学習者のための中級日本語教育文法のあり方 査読有り
許 明子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』 第28号 巻 頁: 48 - 56 2013年
コミュニケーション能力を向上させるための日本語の文法教育 査読有り
許 明子
日本語教育研究の最前線 2013 巻 頁: 353 - 366 2013年
中級レベル文法クラスの実践報告
鈴木秀明;榎陽子;許明子
筑波大学日本語教育論集 ( 第27 ) 頁: 153-170 2012年3月
中級日本語文法教材『実用日本語文法』の開発
宮崎恵子;二瓶知子;許明子
筑波大学日本語教育論集 ( 第27 ) 頁: 137-152 2012年3月
障害を有する日本語学習者に対する支援の実践報告 ―身体障害者および視覚障害者の学習支援を通して―
許明子;加藤あさぎ;鈴木秀明
筑波大学日本語教育論集第27号 ( 27 ) 頁: 345-352 2012年3月
〈寄稿〉障害を有する日本語学習者に対する支援の実践報告 : 身体障害者および視覚障害者の学習支援を通して
許 明子, 加藤 あさぎ, 鈴木 秀明
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 27 ) 頁: 345-352 2012年2月
宮崎 恵子, 二瓶 知子, 許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 27 ) 頁: 137-152 2012年2月
鈴木 秀明, 榎 陽子, 許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 27 ) 頁: 153-169 2012年2月
「語用上の制約」研究の必要性―パーソナル・テリトリーへの言及に関する意識調査の結果を例に― 査読有り
関崎 博紀, 許 明子
中日民族文化比较研究 第一輯 巻 頁: 1 - 6 2012年
丁寧さと発話内容に関する日韓中対照研究 ―パーソナル・テリトリーの段階性を中心に―
許明子
2011年度日本語教育世界大会 頁: 243-244 2011年8月
私的領域への言及に対する意識の日中比較 ―日本の大学に在籍する学生のデータから―
関崎博紀;許明子
異文化コミュニケーションのための日本語教育 頁: 284-285 2011年8月
中級日本語文法教材『実用日本語文法1・2』の開発及び実践報告 査読有り
宮崎, 恵子;二瓶, 知子;鈴木, 秀明;許, 明子
日本語教育方法研究会誌 18 巻 ( 1 ) 頁: 46-47 2011年3月
聞き手のパーソナル・テリトリーに関わる談話分析 ―日本人・韓国人・中国人母語話者の調査を通して―
許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第26号 第26号 巻 頁: 1-18 2011年3月
〈研究論文〉 聞き手のパーソナル・テリトリーに関わる談話分析 : 日本人・韓国人・中国人母語話者の調査を通して
許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 26 ) 頁: 1-17 2011年2月
中級日本語文法教材『実用日本語文法1・2』の開発及び実践報告
宮崎 恵子, 二瓶 知子, 鈴木 秀明, 許 明子
日本語教育方法研究会誌 18 巻 ( 1 ) 頁: 46 - 47 2011年
聞き手の私的領域に関する言語行動の日韓中比較研究ー聞き手に対する依頼場面を中心にー
許明子
日本語教育世界大会2010(DVD) DVD版 巻 頁: . 2010年7月
日韓対照研究と日本語教育―話し手と聞き手との関係から見た日本語と韓国語の言語行動について―
許明子
日本語教育研究への招待 頁: 273-288 2010年5月
日本語と韓国語の聞き手の私的領域に関する言語行動--韓国人日本語学習者と日本語母語話者の言語行動に関する調査を通して
許 明子
筑波大学地域研究 ( 31 ) 頁: 25-44 2010年
共有感を作る韓国語、距離感を置く日本語
許明子
言語表現を通してみた韓日文化 頁: 277-293 2009年12月
日本語学習者の中級レベル観
許明子;鶴町佳子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第24号 ( 24 ) 頁: 19-34 2009年3月
〈研究論文〉日本語学習者の中級レベル観 : 中級文法クラスを受講した学生の意識調査を中心に
許 明子, 鶴町 佳子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 24 ) 頁: 19-36 2009年2月
韓国の日本語教育現場を支援するための現職日本語教師の研修について―筑波大学における京畿道日本語教師の研修を通して
許明子・鶴町佳子;+許, 明子
日本語教育学世界大会2008予稿集3 頁: 3-7 2008年7月
多人数クラスにおける文法授業実践報告―日本語中級前期J511、J514の学習者を対象として―
許明子・鶴町佳子;+許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第23号 ( 第23 ) 頁: 41-51 2008年3月
韓国人日本語学習者の「(ら)れる」の使用に見られる誤用分析
許, 明子
文藝言語研究(言語篇)第53号 ( 第53 ) 頁: 51-61 2008年3月
韓国京畿道が九国語教育研修員現職日本語教師研修の実践報告―2006年度海外専門課程研修のプロジェクトワーク活動
許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第23号 ( 第23 ) 頁: 107-121 2008年3月
韓国人日本語学習者の「(ら)れる」の使用に見られる誤用分析
許, 明子
文藝言語研究(言語篇)第53号 ( 第53 ) 頁: 51-61 2008年3月
京畿道外国語教育研修院現職日本語教師研修の実施報告
許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第22号 ( 第22 ) 頁: 47-56 2007年3月
現職日本語教師を対象とした日本語研修プログラムの実践報告―2005年度筑波大学留学生センターにおける京畿道外国語教育研修院に本研修の実施について―
許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集第22号 ( 第22 ) 頁: 81-90 2007年3月
<報告>現職日本語教師を対象とした日本語研修プログラムの実践報告 : 2005年度筑波大学留学生センターにおける京畿道外国語教育研修院日本研修の実施について
許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 22 ) 頁: 81-90 2007年2月
<報告>京畿道外国語教育研修院現職日本語教師研修の実施報告 : 2006年度韓国国内研修の実施について
許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 22 ) 頁: 47-56 2007年2月
スモールテスト実施と日本人学生ボランティアを活用した日本語補講授業の試み
許, 明子;小河原, 世津;長谷川, 守寿
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第21号 ( 21 ) 頁: 97-110 2006年3月
韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム:京畿道外国語教育研修院現職日本語教師再研修のための研修実施報告―2005年度韓国国内研修の実施について―
許, 明子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第21号 ( 21 ) 頁: 261-272 2006年3月
韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム:現職日本語教師再研修のための文法と誤用分析教材開発
許, 明子, 和氣, 圭子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第21号 ( 21 ) 頁: 191-200 2006年3月
韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム:現職日本語教師再研修のための教材開発全般について
許, 明子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第21号 ( 21 ) 頁: 137-146 2006年3月
現職日本語教師研修のための文法と誤用分析教材開発 (<特集>韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム)
許 明子, 和氣 圭子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 21 ) 頁: 191-200 2006年2月
現職日本語教師研修のための文法と誤用分析教材開発 (特集 韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム)
許 明子, 和氣 圭子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 21 ) 頁: 191-200 2006年
京畿道外国語教育研修院現職日本語教師研修のための研修実施報告--2005年度韓国国内研修の実施について (特集 韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム)
姜 星鎭, 許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 21 ) 頁: 261-271 2006年
現職日本語教師再研修のための教材開発全般について (特集 韓国京畿道外国語教育研修院における現職日本語教師研修プログラム)
許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 21 ) 頁: 137-146 2006年
スモールテスト実施と日本人学生ボランティアを活用した日本語補講授業の試み--2004年度補講コースSJ3-1、SJ3-2の授業を通して
許 明子, 小河原 世津, 長谷川 守寿
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 21 ) 頁: 97-110 2006年
「言われる」受身文の使い方について
許, 明子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第20号 ( 20 ) 頁: 1-14 2005年3月
許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 20 ) 頁: 1-14 2005年2月
筑波大学日韓共同理工系学部留学生事業報告書
衣川隆生;西村よしみ;許, 明子
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』第19号 ( 19 ) 頁: . 2004年3月
衣川 隆生, 小野 正樹, 許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 19 巻 頁: 53-71 2004年2月
衣川 隆生, 小野 正樹, 許 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 19 ) 頁: 53-71 2004年
筑波大学日韓共同理工系学部留学生事業報告 (コース報告特集)
許 明子, 西村 よしみ, 小林 典子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 ( 19 ) 頁: 73-87 2004年
日本語と韓国語の受身文の実証的な対照研究の試み
許, 明子
九州大学大学院比較社会文化研究科(博士論文) 頁: . 2002年3月
韓国で使われている日本語教科書における受身文について
許, 明子
筑波大学留学生センター日本語教育論集 頁: 第17号 2002年3月
日本語と韓国語の受身文の実証的な対照研究の試み
許, 明子
九州大学大学院比較社会文化研究科(博士論文) 頁: . 2002年3月
ノンネイティブ教師座談会 学ぶ立場から教える立場へ (第1特集 素顔のプロフィール 日本語学習者に大接近!)
金 孝卿, 于 之玲, 許 明子
月刊日本語 15 巻 ( 2 ) 頁: 20-23 2002年2月
許 明子
筑波大学留学生センタ-日本語教育論集 ( 17 ) 頁: 33-45 2002年
韓国語の被動文の語用的特徴について
許, 明子
『梅田博之教授古稀記念韓日語文学論叢』 頁: . 2001年4月
許 明子
日本語教育方法研究会誌 8 巻 ( 2 ) 頁: 22 - 23 2001年
許 明子
日本語教育 ( 105 ) 頁: 1-10 2000年4月
日本語と韓国語の受身文の実証的対照研究 : 両国のテレビドラマと新聞コラムにおける受身文の使用率の分析を通して
許 明子, Myeongja HEO, 志學館大学法学部, Faculty of Law Shigakukan University
世界の日本語教育. 日本語教育論集 = Japanese language education around the globe ; Japanese language education around the globe 9 巻 頁: 115-131 1999年6月
日本語と韓国語の受身文の分類に関する試考 査読有り
許, 明子
比較社会文化研究 5 巻 ( 0 ) 頁: 61-75 1999年1月
許 明子
比較社会文化研究 5 巻 頁: 61-75 1999年
間接受身と自動詞の関係に関する一考察 査読有り
許, 明子
比較社会文化研究 1 巻 ( 0 ) 頁: 45-55 1997年1月
言語の研究
許明子、大神千春、他( 担当: 共著 , 範囲: 編集長、執筆者)
花書院 2019年9月 ( ISBN:978-4-86561-170-0 )
許 明子, 宮崎 恵子( 担当: 単著)
くろしお出版 2017年 ( ISBN:9784874247518 )
パーソナル・テリトリーとポライトネス・ストラテジーに関する日韓中対照研究
許 明子( 担当: 共著)
許明子 2015年
実用日本語文法
許 明子, 田中 裕祐, 中山 健一, 宮崎 恵子, 青木 幸子, 永井 絢子( 担当: 単著)
筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター 2015年
レベルアップ日本語文法
許 明子, 宮崎 恵子( 担当: 共著)
くろしお出版 2013年 ( ISBN:9784874245972 )
実用日本語文法
許 明子, 宮崎 恵子, 青木 幸子, 永井 絢子( 担当: 単著)
筑波大学留学生センター 2013年
中級 実用日本語文法
許明子;宮崎恵子;二瓶知子;鈴木秀明( 担当: 単著)
筑波大学留学生センター 2011年4月
日本語教育学への招待
砂川友里子;加納千恵子;一二三朋子;小野正樹;+許, 明子( 担当: 単著)
くろしお出版 2010年5月
いつでもどこでも日本語Ⅰ(韓国語版)
許, 明子( 担当: 単著)
(法)東京日本語学校 2009年9月
いつでもどこでも日本語Ⅱ(韓国語版)
許, 明子( 担当: 単著)
(法)東京日本語学校 2009年9月
日本語と韓国語の受身文の対照研究
許, 明子( 担当: 単著)
ひつじ書房 2004年2月
宮原文夫教授退官記念論集
九州大学日本語教育研究会, 宮原 文夫, 許 明子, 松永 典子, 副島 健作( 担当: 共著)
九州大学大学院比較社会文化研究科内九州大学日本語教育研究会 1997年
断り場面における中国人日本語学習者の理由説明について 国際共著
許明子・李嘉隆・謝カン月
第58回 日本語教育方法研究会 2022年3月15日 日本語教育方法研究会
COVID-19の影響による留学生の心理的不安の解明及び勉学状況等に関する現状の分析 招待有り 国際共著
許明子
名古屋大学アジア共創教育研究機構融合プロジェクト研究報告会 2022年3月10日 名古屋大学アジア共創研究機構
文系中国人留学生のコロナ禍における不安について ー未渡航による影響に注目して―
許明子・李嘉隆・謝カン月
第15回PAC分析学会 2021年12月12日 PAC分析学会
名古屋大学短期日本語研修プログラム(NUSTEP)の実践報告 国際共著
許 明子・宗林 由佳・香川 由紀子
第57回 日本語教育方法研究会 2021年9月12日 日本語教育方法研究会
日本語母語話者と日本語学習者の視点の捉え方と表現形式—4コマ漫画とI=JASのストーリーテリングの比較を通して―
許明子
日本語プロフィシェンシー研究学会10周年記念シンポジウム 2021年6月27日 日本語プロフィシェンシー研究学会
オンライン日本語授業における協調学習の試み
許明子・謝カン月
第56回日本語教育方法研究会 2021年3月16日 日本語教育方法研究会
日本語母語話者の視点の捉え方と表現形式について
許明子
第45回社会言語科学会研究大会 2021年3月14日 社会言語科学会
外国人日本語学習者の意見表明における合意形成についてー初対面の日本語母語話者との意見述べの会話を通して 国際共著
許明子・肖宇彤
第44回社会言語科学会研究大会 2020年3月5日
日韓初対面同士の会話に見られる指示詞の使用について 国際共著
許明子
韓国日本語学会 2019年9月21日 韓国日本語学会
韓国人日本語学習者の相手に対する親近感の表し方について―日本語母語話者との会話の分析から―
許明子
第15回対照言語行動学研究会
初対面会話におけるコミュニケーション・スタイルの特徴―日本語母語話者と韓国人・中国人学習者の相違点に注目して
許,明子
対人関係と言語とコミュニケーションワークショップ
いかに初対面同士の会話を促進するか?
許明子、永井絢子
日本語用論学会第20回大会
意志を表すモダリティ表現としての「つもりだ」の機能
許明子
日本語/日本語教育研究会
韓国人日本語学習者の初対面の日本語母語話者との会話に見られる話題選択について―滞在期間の長期化に伴う発話内容や会話展開の変化に注目して―
許明子、井上里鶴
第27回第二言語習得研究会(JASLA)全国大会
韓国人・中国人日本語学習者同士の会話に見られるパーソナル・テリトリーへの踏み込みと会話展開―同年代初対面同士の会話の分析を通して― 国際会議
許明子
第11回国際日本語教育・日本研究シンポジウム
日本語母語話者と学習者のパーソナル・テリトリーへの踏み込みとその発話表現に関する比較―初対面の同年代大学生同士の会話内容の分析から― 国際会議
許明子
カナダ日本語教育振興会
フランス語母語話者のパーソナル・テリトリーにかかわる言及の有無と発話内容に関する分析―日韓中とのコミュニケーション・スタイルの比較― 国際会議
許明子、三木杏子
第20回AJEヨーロッパ日本語教育シンポジウム
留学生はいかにパーソナル・テリトリーに踏み込むのか-初対面の日本語学習者と母語話者の会話に見られる発話の分析を通して- 国際会議
許明子、永井絢子、井上里鶴、小川恭平
日本語教育方法研究会
Breaking the Ice:日本人と留学生の初対面会話における打ち解けの手続き 国際会議
許明子、井出里咲子、ブッシュネル・ケード、関崎博紀
日本語用論学会第18回大会
日韓中母語話者の初対面話者間の会話におけるコミュニケーション・スタイルの 対照研究:意見述べの場面における相槌の使用を通して
許,明子
2015 CAJLE Annual Conference
日本語母語話者と韓国人日本語学習者の会話の展開に関する一考察 国際会議
許明子
韓国日本語学会第31回国際学術発表
パーソナル・テリトリーの認識と発話内容に関する日韓中対照研究
許,明子
第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム
コミュニケーション能力と日本語学習に関する意識
許,明子
筑波大学人文社会系言語研究・言語教育研究グループ共同研究プロジェクト
パーソナル・テリトリーに関わる発話の日韓中対照研究―日本語母語話者と韓国人・中国人日本語学習者の比較を通して―
許,明子
2012年日本語教育国際研究大会
パーソナル・テリトリーに関わる発話に関する日韓対照研究 ―表現方法の分析を通して―
許明子;関崎博紀
社会言語科学会第28回大会発表論文集_社会言語科学会___28-31
パーソナル・テリトリーの認識に関する日韓中対照研究
許明子;関崎博紀
社会言語科学会第27回研究大会発表論文集_社会言語科学会___30-33
中級日本語文法教材『実用日本語文法1・2』の開発および実践報告
宮崎恵子;二瓶知子;鈴木秀明;許明子
日本語教育方法研究会誌_日本語教育方法研究会_Vol.18_No.1_46-47
中級日本語文法教材『実用日本語文法1・2』の開発および実践報告
宮崎恵子, 二瓶知子, 鈴木秀明, 許明子
日本語教育方法研究会誌_日本語教育方法研究会_Vol.18_No.1_46-47
依頼表現における前置き表現に関する一考察―日本語・韓国語・中国語母語話者を対象として調査を中心に―
許明子
2010年度日本語教育学会秋季大会予稿集_日本語教育学会___213-218
日本語と韓国語の発話における話し手の領域と聞き手の領域の言語内容について―両言語の授受関係を表す表現を中心として―
許明子
国際日韓比較言語学会第2回研究大会_国際日韓比較言語学会___
韓国の中等教育機関における日本語学習者の学習を支援するための教師研修と展望―京畿道の現職日本語教師の研修を通して―
許, 明子
韓国日語日文学会2007年度 秋季国際学術大会_韓国日語日文学会___
初対面会話におけるコミュニケーション・スタイルの特徴―日本語母語話者と韓国人・中国人学習者の相違点に注目して
許,明子
対人関係と言語とコミュニケーションワークショップ 2018年3月6日 九州大学大学院工芸工学研究院
パーソナル・テリトリーの認識と発話内容に関する日韓中対照研究
許,明子
第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム 2014年11月15日 香港日本語教育研究会
パーソナル・テリトリーに関わる発話の日韓中対照研究―日本語母語話者と韓国人・中国人日本語学習者の比較を通して―
許,明子
2012年日本語教育国際研究大会 2012年8月17日 日本語教育学会
外国人日本語学習者の意見表明における合意形成についてー初対面の日本語母語話者との意見述べの会話を通して
許明子・肖宇彤
第44回社会言語科学会研究大会 2020年3月5日 社会言語科学会
初対面の日韓中英語母語話者間のパーソナルテリトリーの認識と対人関係の構築
2017年10月 - 2018年3月
平成29年度筑波大学研究基盤支援プログラム(Bタイプ)
資金種別:競争的資金
中韓英語を母語とする日本語学習者と日本語母語話者間のパーソナル・テリトリーに対する認識に相違点があり、その相違点が発話内容及び話題形式に影響を及ぼしていると考えられる。そこで、日本、韓国、中国、英語母語話者の初対面同士ペアを作って、日本の時事問題に関する意見を述べる自由会話の調査を実施した。会話データは文字起こしを行いテキスト化したうえで、言語形式と発話内容についてパーソナル・テリトリーの概念を用いて分析を行った。その結果、日本語母語話者は日本語学習者に比べて、相手の私的領域であるパーソナル・テリトリーに踏み込んだ内容について言及をする際に「たり/とか/し」などのごかし表現を多用し、配慮の意識を表していることが分かった。またフィラー表現においても日本語母語話者のほうが多種なフィラー表現を用いており、日本語学習者とは異なる言語表現形式の特徴が表れていた。
さらに日韓中英語が初対面の場面から対
コミュニケーション活動を重視した日本語学習法の提案のための基盤研究-日本、韓国、中国における日本語学習者の調査分析を通して-
2012年6月 - 2013年3月
国際共同研究
資金種別:競争的資金
日本、韓国、中国における日本語学習者のコミュニケーション能力の向上させるための学習法の開発
韓国京畿道中等教育日本語教師再研修
2005年4月 - 2009年3月
受託研究
筑波大学留学生センター
韓国京畿道の中学校、高等学校で第2言語として日本語を教えている日本語教師を対象に、日本語のブラッシュアップ研修を行うと共に、教材開発の研究を行った。
韓国中等教育機関における現職日本語教師のための再教育プログラムの開発
2004年4月 - 2014年3月
国際共同研究
資金種別:競争的資金
韓国の中等教育機関における現職日本語教師の研修のためのプログラムを開発し、運営している。本研究プログラムでは、研修のための教材開発、副教材の整備、研修を実施、研修実施後の追跡調査などを行っている。
日韓中の接触場面における対人関係構築とコミュニケーションスタイルに関する対照研究 国際共著
研究課題/研究課題番号:19K00707 2019年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
許 明子, 永井 絢子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:3640000円 ( 直接経費:2800000円 、 間接経費:840000円 )
本研究は、日本国内において日本人と外国人が相互理解を深め、円滑なコミュニケーション活動が行えるようにすることを目的として、日韓中の対人関係構築のプロセスを解明し、日本、韓国、中国のコミュニケーション・スタイルについて横断的・縦断的に対照研究を行うものである。本研究は次の3つのプロジェクトの遂行を通して、次の3つの研究目的の達成を目指す。
本研究目的を達成するために、(1)日韓中の話題選択のスキーマ及び発話内容の関する横断的研究、(2)日韓中の初対面同士の接触場面における会話調査及び日韓中の言語的表現に関する対照研究、(3)日韓中の対人関係のプロセスに関する縦断的研究を行う。
対面による接触場面の会話調査は実施できず、Zoomを用いたオンラインによる調査を実施しデータの整理を行った。まず日本語母語話者が話し手自身の立場を示すときの表現形式の選択について3つの場面を設定した4コマ漫画によるストーリーテーリングの手法を用いた調査を行った。日本語母語話者26名を対象に調査を行い、文字起こしによるテキストデータの作成、4コマごとの表現形式や視点の固定について分析を行った。国立国語研究所のI-JASのストーリーテーリング調査には日本語母語話者、韓国人日本語学習者、中国人日本語学習者のデータが公開されており、それらのデータと比較を行うことによって日本語母語話者が話し手を主人公としてとらえた際の視点表現、対人関係の捉え方、言語表現形式の選択について特徴を明らかにした。
木村秀樹による研究結果によると、中国人母語話者は傍観者俯瞰型の視点を捉える傾向があるということから日本語母語話者とは異なる視点を捉え、言語形式の選択も異なると考えられる。今回の日本語母語話者のストーリーテーリングの調査結果によって、日本語母語話者が話し手自身に視点を捉えてストーリーを組み立てる際には1コマ目に話し手が当事者の立場を明確に表す傾向があり、その際に状態の継続性を表す「~ている」や、話し手に視点があることを表す「~てくる」を多用していることが明らかいになった。話し手の視点や立場を明確にとらえることによって、対人関係を構築する際の言語形式の選択にも影響が及ぼしていることが考えられる。
日韓中の接触場面における対人関係の構築に関するプロセスについて会話調査を行う予定であるが、COVID-19の影響によって対面による会話調査の実施が困難である。対面による調査は実施せず、オンラインによる調査、ストーリーテーリングの手法を取り入れた調査を実施し、日本語母語話者の特徴を明らかにしている。
中国人日本語学習者、韓国人日本語学習者を対象にオンラインによる調査を実施する予定である。日本語母語話者、韓国人・中国人日本語学習者のデータを収集し、比較しながら基礎データの整理を行う。
対面で調査が実施できるようになったらプロジェクトを継続してく予定である。
パーソナル・テリトリーの認識と発話スタイルに関する日米韓中の対照研究 国際共著
研究課題/研究課題番号:26370586 2014年4月 - 2017年3月
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)
許 明子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:2990000円 ( 直接経費:2300000円 、 間接経費:690000円 )
本研究では日本語、韓国語、中国語、英語を母語とする話者間の初対面会話の分析を通して、それぞれの話者のコミュニケーションスタイルの異同を明らかにした。初対面の相手に対してどのような話題を選択するのか、また私的領域であるパーソナル・テリトリーについて言及するのか否か、言及する場合はどのような言語形式を用いるのかについて会話の分析を行った。その結果、日本人に比べて韓国人、中国人のほうが相手のパーソナル・テリトリーに言及する割合が高く、言及する内容にも違いがあることが分かった。また使用する言語形式にも違いがあり、コミュニケーションスタイルにも関係していることが明らかになった。
コミュニケーション能力を重視した日本語教授法の開発
2012年4月 - 2013年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
日本、韓国、中国で日本語を学んでいる学習者に対して、コミュニケーション能力の向上を重視した日本語学習法を提案するための基盤研究を行う。
パーソナル・テリトリーとポライトネス・ストラテジーに関する日韓中対照研究 国際共著
研究課題/研究課題番号:23520610 2011年4月 - 2015年3月
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)
許 明子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )
本研究では日本語、韓国語、中国語を母語とする話者を対象に、コミュニケーションの場面で相手の固有の領域であるパーソナル・テリトリーについてどのように言及するかについて調査を行い、分析したものである。その結果、日韓中の3カ国の間にはパーソナル・テリトリーに言及する内容に差異が存在していることがわかった。日本人は年齢や家族について言及する割合が高い反面、中国人は言及しないことが分かった。韓国人は外見について言及する割合が高く、挨拶の代わりに言及していることが分かった。コミュニケーションの場面で誤解を防ぐためには3言語の異同について双方の理解が必要である。
韓国人日本語学習者のヴォイス(受身・授受表現)の習得に関する母語との対照研究
研究課題/研究課題番号:14780156 2002年 - 2003年
許 明子
担当区分:研究代表者
配分額:3300000円 ( 直接経費:3300000円 )
本研究では韓国の日常生活に使われている被動文について形態別に分類を行い,各形態がどの程度の割合で使われているかについて分析を行った。研究方法としては韓国語母語話者2名の研究協力を得て,韓国で放送されたテレビドラマ4本を選び,会話資料を文字化資料に変換し,その中でどのような被動文がどの程度の頻度で使われていたかについて分析を行った。また,現在,韓国で日本語を学んでいる韓国人日本語学習者(釜山大学校日語日文学科4年生)を対象に自由作文を行い,その作文を分析し,テレビドラマの分析結果と比較を行った。
分析の結果,韓国語の中で最も頻繁に使われた被動文は「〓〓〓〓」の接辞が接続された形態であり,その中でも特に接辞「〓」が最も頻繁に使われていた。接辞被動文は韓国語の被動文の使い方を把握する上で重要な形態であると言える。しかし,接辞によって作られた被動文は接辞「〓〓〓〓」が接続して作られた自動詞文と同形態であり,韓国語母語話者は両構文をほとんど区別できないため,韓国人日本語学習者の作文の中には韓国語の自動詞構文を被動文と混同し,韓国語をそのまま日本語に訳した文が多く見られた。
そこで,本研究では被動文の動作主と被動作主の存在有無,両者の関係などによって,日本語の受身文と韓国語の被動文を有情物直接被動文,非情物直接被動文,所有物間接被動文,非所有物間接被動文の4タイプに分類した。この分類に従って実際に韓国で使われている被動文と自動詞文の実例を区別する基準を設けて,韓国釜山大学校日語日文学科の学生に講義を行った。その結果,日本語の受身文の既習者は受身文の構文的特徴が非常に明瞭になり,2回目の作文には誤用が非常に少なくなった。
なお,釜山大学校日語日文学科4年生の学生には本調査の分析のために作文を協力してもらい,作文の内容等のすべての資料について研究発表を行う際に用いることについて了解を得ている。
基礎セミナーB
2020
博士論文研究Ⅰa
2020
日本語意味論特殊研究a
2020
現代日本語学研究b
2020
現代日本語学研究a
2020