Updated on 2024/03/18

写真a

 
KANBE Miki
 
Organization
Nagoya University Hospital Plastic and Reconstructive Surgery Assistant professor of hospital
Title
Assistant professor of hospital

Degree 2

  1. Doctor (Medicine) ( 2023.4   Nagoya University ) 

  2. M.D. ( 2008.3   Nagoya University ) 

Research Areas 1

  1. Life Science / Plastic and reconstructive surgery  / 乳房再建

 

Papers 3

  1. Development of a Novel Scar Screening System with Machine Learning

    Ito Hiroyuki, Nakamura Yutaka, Takanari Keisuke, Oishi Mayumi, Matsuo Keitaro, Kanbe Miki, Uchibori Takafumi, Ebisawa Katsumi, Kamei Yuzuru

    PLASTIC AND RECONSTRUCTIVE SURGERY   Vol. 150 ( 2 ) page: 465E - 472E   2022.8

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  2. Establishment of in-hospital clinical network for patients with neurofibromatosis type 1 in Nagoya University Hospital

    Nishida Yoshihiro, Ikuta Kunihiro, Natsume Atsushi, Ishihara Naoko, Morikawa Maki, Kidokoro Hiroyuki, Muramatsu Yukako, Nonobe Norie, Ishizuka Kanako, Takeichi Takuya, Kanbe Miki, Mizuno Seiji, Imagama Shiro, Ozaki Norio

    SCIENTIFIC REPORTS   Vol. 11 ( 1 ) page: 11933   2021.6

     More details

  3. Repair of temporal branch of the facial nerve with novel polyglycolic acid-collagen tube: a case report of two cases

    Nakamura Yutaka, Takanari Keisuke, Ebisawa Katsumi, Kanbe Miki, Nakamura Ryota, Kamei Yuzuru

    NAGOYA JOURNAL OF MEDICAL SCIENCE   Vol. 82 ( 1 ) page: 123 - 128   2020.2

KAKENHI (Grants-in-Aid for Scientific Research) 9

  1. 被膜拘縮を抑制するペプチドコーティング乳房インプラントの開発

    Grant number:22K09857  2022.4 - 2025.3

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    神戸 未来, 大石 真由美, 高成 啓介, 亀井 譲, 蟹江 慧, 橋川 和信, 蛯沢 克己, 樋口 慎一

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    Authorship:Principal investigator 

    Grant amount:\4160000 ( Direct Cost: \3200000 、 Indirect Cost:\960000 )

    乳癌術後の乳房再建術に用いられるシリコンブレストインプラント(以下SBI)には、表面が凹凸のテクスチャード型SBIと、表面滑らかなスムース型SBIがある。テクスチャード型SBIはブレストインプラント関連未分化大細胞性リンパ腫の発症リスクがあり、一方でスムース型SBIは被膜拘縮や破損のリスクがある。本研究ではSBIを機能性ペプチドで加工して、それぞれの問題を予防できるSBIの新規開発を目指している。

  2. 神経線維腫症1型の特性から解明するScarless Wound Healing

    Grant number:21K09763  2021.4 - 2024.3

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大石 真由美, 新城 恵子, 高成 啓介, 橋川 和信, 蛯沢 克己, 神戸 未来, 樋口 慎一, 山本 周平, 亀井 譲

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    Authorship:Coinvestigator(s) 

    本研究の目的は神経線維腫症1型(NF-1)の創傷治癒から瘢痕抑制のメカニズムを解明し、scarless wound healingを可能とする新規治療薬を開発することである。NF-1では手術後の瘢痕が目立ちにくく、肥厚性瘢痕やケロイドを生じにくいことが経験的に知られているが、NF-1の創傷治癒過程における過剰な瘢痕形成を抑制するメカニズムは明らかではない。現在行われている瘢痕治療の効果は限定的であり、手術や外傷後に傷あとが残ることは不可避であったが、NF-1に特有な創傷治癒メカニズムを再現することで、scarless wound healingの実現を試みる。
    現在行われている瘢痕治療の効果は限定的であり、手術や外傷後に傷あとが残ることは不可避である。一方、神経線維腫症1型(NF-1)では手術後の瘢痕が目立ちにくく、肥厚性瘢痕やケロイドを生じにくいことが経験的に知られているが、NF-1の創傷治癒過程における過剰な瘢痕形成を抑制するメカニズムは明らかではない。本研究の目的は、NF-1の創傷治癒から瘢痕抑制のメカニズムを解明し、scarless wound healingを可能とする新規治療薬を開発することである。
    本年度はヒト皮膚線維芽細胞を用いた実験系の確立に焦点を当てて研究を行った。まずNF-1患者・非患者をリクルートし、これらのドナーから皮膚組織を採取した。皮膚組織から線維芽細胞の単離培養を行ったところ、これらの培養線維芽細胞は安定的に継代することができ、核酸抽出が可能であった。次にin vitroで創傷環境を再現するための刺激実験を行った。NF-1非患者から単離培養した正常皮膚線維芽細胞の培養液中へTGFβ-1を24時間添加し、主要な創傷治癒関連遺伝子の発現量を定量した。その結果、筋線維芽細胞マーカーであるαSMAの発現量はTGFβ-1刺激後に上昇することが確認できたものの、一方で組織修復に必要な細胞外基質であるⅠ型コラーゲンを構成するCOL1A2の発現量はTGFβ-1刺激後も不変であった。次年度以降は、より生体内に近い創傷環境を培養線維芽細胞で再現するための刺激条件を引き続き検討することに加えて、網羅的遺伝子発現解析を行う予定である。
    ドナーから採取した検体からの線維芽細胞単離およびRNA抽出に関しては予定通り進めることができたが、培養条件下で創傷環境を再現するための刺激条件の最適化が予想以上に困難であった。成長因子およびサイトカインを用いた刺激条件の検討が引き続き必要であるものの、本年度は研究代表者が産前産後休暇を取得したため進捗が遅れている。
    今後の解析を進めるにあたって、より生体内に近い創傷環境を培養線維芽細胞で再現する必要がある。成長因子およびサイトカインを用いた刺激条件を引き続き検討する予定である。

  3. Development of Discrimination System of Patency of Microvascular Anastomosis by Blood Flow Waveform Analysis with Deep Learning

    Grant number:20K09844  2020.4 - 2023.3

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    Authorship:Coinvestigator(s) 

  4. エピジェネティクス機構制御によるケロイド・肥厚性瘢痕に対する新規治療法の開発

    Grant number:19K10006  2019.4 - 2023.3

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    高成 啓介, 中村 優, 亀井 譲, 蛯沢 克己, 新城 恵子, 内堀 貴文, 大石 真由美, 神戸 未来

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    Authorship:Coinvestigator(s) 

    ケロイドは外的刺激などにより組織の繊維が増殖性に反応し、異常瘢痕を形成するもので、疼痛・掻痒・瘢痕拘縮といった症状に悩まされる。罹患者は国内で年間10万人といわれている。ケロイドは周囲の組織へ進展し、切除しても再発を繰り返すため難治であり、現在の治療はステロイドの外用や局所注射、切除と放射線治療などが行われているが、これらは基本的には対症療法であり、その原因の解明および病因に沿った治療が望まれている。本研究では、ケロイドにおけるエピジェネティクス機構の一端を解明し、エピジェネティクス治療薬によるケロイドの治療が可能であるかを検証することを目的とする。
    ケロイドは外的刺激などにより組織の繊維が増殖性に反応し、異常瘢痕を形成するもので、疼痛・掻痒・瘢痕拘縮といった症状に悩まされる疾患である。罹患者は国内で年間10万人といわれている。ケロイドは周囲の組織へ進展し、切除しても再発を繰り返すため難治であり、現在の治療はステロイドの外用や局所注射、切除と放射線治療などが行われているが、これらは基本的には対症療法であり、その原因の解明および病因に沿った治療が望まれている。本研究は、ケロイドにおけるエピジェネティクス機構の一端を解明し、エピジェネティクス治療薬によるケロイドの治療が可能であるかを検証することを目的として行った。本年度は昨年度に引き続き、手術時にヒトから採取した瘢痕(ケロイド、肥厚性瘢痕、正常瘢痕)を用いてケロイド組織特異的な遺伝子発現パターンに着目し、RNAシークエンス解析を行った。これにより以下の結果が得られた。
    ケロイド組織と正常瘢痕組織の活性化線維芽細胞の豊富な領域の比較したところ、いくつかの発現変動遺伝子が抽出された。次に、これらのケロイド特異的な発現変動遺伝子に対して定量PCRを行ったところ、Gene1(仮称)はケロイド組織中でmRNA発現量が有意に上昇していることが検証できた。また同時に、免疫組織化学染色においてもGene1タンパクは正常瘢痕組織よりもケロイド組織中で高く発現していることが分かった。今後はin vitroでのGene1陽性線維芽細胞の機能解析を予定している。
    本年度までにRNAシークエンス解析でケロイド特異的な遺伝子発現パターンの同定を行っており、ある程度の成果が得られているが、ケロイド組織の検体収集が予想以上に困難であった。そのため予定していたin vitroでの実験が遅れている。
    昨年度までにGene1がケロイド組織中で高発現することを発見したため、Gene1発現線維芽細胞の機能解析を準備中である。

  5. 大気圧プラズマのケロイド・肥厚性瘢痕に与える影響に関する基礎的研究

    Grant number:19K10025  2019.4 - 2023.3

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    亀井 譲, 田中 宏昌, 蛯沢 克己, 神戸 未来, 高成 啓介

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    Authorship:Coinvestigator(s) 

    ケロイドや肥厚性瘢痕は、拘縮・疼痛や醜状など患者の負担は大きく、また治療難渋する症例も少なくなく、新たな治療法の開発が期待されている。近年、大気圧プラズマ研究の進歩により、細胞増殖・分化などに対する様々な影響が報告され始めた。その中で、筋線維芽細胞への分化やその増殖を、大気圧プラズマが制御できないか、という着想に至った。本研究では、①大気圧プラズマのラジカル分布パターン解析、②大気圧プラズマの皮膚創傷治癒関連細胞に与える影響の解析、③ケロイド・肥厚性瘢痕動物モデルで、大気圧プラズマによる発症・進展予防や治療の効果検討を行い、大気圧プラズマによるケロイド・肥厚性瘢痕に与える影響について検討する。
    細胞レベルでの大気圧プラズマの肥厚性瘢痕・ケロイドに対する影響を調べるため、ケロイド・肥厚性瘢痕組織において重要な挙動を示す線維芽細胞に引き続き焦点を当てた。一昨年市販のヒト正常真皮由来およびケロイド由来線維芽細胞の比較で、細胞増殖は両細胞とも希釈するに従い亢進し、1/32倍以下の濃度では一定となった結果を得ていた。昨年度はプラズマ照射液の培地に添加する濃度の最適化をめざし、多くのドナー由来細胞で検討しようと計画したが、COVID19感染症蔓延のためドナー細胞収集に難渋していたが、本年度もドナーがなかなか集めることができなかった。現状で得られたサンプル数の細胞では結果のバラツキが大きく、条件の至適化ができていないのが現状である。
    ケロイド・肥厚性瘢痕動物モデルで、大気圧プラズマによる発症・進展予防や治療の効果検討を行うため、その作成を行った。当初の文献に従って行った肥厚性瘢痕モデル(肥厚性瘢痕の深部を半分切除、皮下ポケット内に移植、2週後に移植片上の皮膚を切除)は一度正着したように見えるが、1ヶ月以降で移植した皮膚が壊死してしまった。その改善として移植片を5ミリほどとかなり小さくかつ薄く加工すると生着が改善するが、肥厚性瘢痕継のような外観が失われてしまうものが多くなり、更なる改善を要する結果となった。ケロイドモデルに関してはCOVID感染症蔓延の影響か、ドナーが1名もおらず作成できなかった。
    動物モデルの作成に難渋しており、プラズマ照射液の動物モデル注入はストップしている。
    正常線維芽細胞増殖を抑制せず、筋線維芽細胞増殖を抑制するプラズマ照射液の条件がドナーや細胞腫各ごとに異なり、ドナーの確保が最重要課題であったが、本年度もCOVID19感染症蔓延のためドナー数確保が困難を極め、現時点で最適化できていない。俣長期経過観可能なモデルも再検討を要する状態であり、実験が計画通りに進行できていない。
    まずは研究分担者らと検討の上、本年度以上のプラズマ照射培地を作成し、ヒト正常線維芽細胞の増殖を抑制せず、筋線維芽細胞の増殖を抑制するような条件を検討し、プラズマ照射培地の最適化を継続して行う。Covid-19の感染も徐々に制御でき始めており、ドナーの確保ができると考えている。その上で、申請書の計画に沿って行う。

  6. Live imaging of keloid collagen with two-photon microscopy

    Grant number:16K11361  2016.4 - 2020.3

    TAKANARI keisuke

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

    In this project period, we collected 24 samples of human keloid, hypertrophic scar, normal scar and normal skin samples. With two-photon microscopy imaging, we obtained unfixed and unstained collagen fiber images from samples. Analysis of fiber orientation in the obtained images revealed that 1: keloid has more aligned orientation of fibers compared to the normal skin, 2: orientation and its variance are differ between the locations in the body, 3: thus fiber orientation and variance are affected by mechanical stimulation to the tissue. These phenomenon may partially explain the variety of keloid phenotypes seen in the clinical practice.

  7. The effect of cultured activated omentum supernatant for wound healing

    Grant number:16K11362  2016.4 - 2020.3

    KAMEI YUZURU

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

    Omentum is useful tissue for some kind of diseases, such as radiation ulcer, osteomyelitis and head and neck cancer..It is activated with foreign body, and release many kinds of factors, related to wound healing. In this project, we analysed therapeutic use of cultured activated omentum supernatant for radiation ulcer, osteomyelitis, diabetic ulcer and nerve injury.
    In radiation ulcer and osteomyelitis model, we could not make stable animal model, therefore we could not proceed our research. In diabetic ulcer model, wound closed day was no statistically different among all groups, but wound area of day7 and 9 was statistically decreased in activated omentum group compared to other groups. In nerve gingery model, sciatic functional index, gait length, maximal intensity and maximum contact area is no statistically different among all groups.

  8. Development of Novel Therapy for Lymphedema with Drug-induced Lymphatic-Venous Anastomosis

    Grant number:16K15748  2016.4 - 2020.3

    Nakamura Yutaka

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

    Lymphedema is a disease which is caused by surgery or trauma. In addition to edema, it causes pain and itching, and when it progresses, it causes various problems such as irreversibility. Currently, physical and surgical treatments such as lymphatic vein anastomosis are clinically performed, but the cure is still difficult.
    We focused on the confluence of lymphatic vessels and veins at the venous angle during ontogeny, and locally administered VEGF-C and TGFΒ inhibitors expressed around the venous angle during venous horn formation, and their therapeutic effects.We confirmed that there was a tendency for edema to improve in each treatment group, but no significant difference was obtained.

  9. Effect of exosome derived from iPS cells on wound healing

    Grant number:15K15652  2015.4 - 2019.3

    Kambe Miki

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    Authorship:Principal investigator 

    Grant amount:\3510000 ( Direct Cost: \2700000 、 Indirect Cost:\810000 )

    We investigated the potency of promoting diabetic wound healing by the application of human exosomes derived from human induced pluripotent stem cells. Exosomes derived from iPSCs culture medium (M-Exo) and hiPSCs conditioned medium (hiPS-Exo) were isolated. We evaluated the in vitro effects of hiPSC-Exo on diabetic mouse dermal fibroblasts. PBS, M-Exo, and iPS-Exo were respectively injected subcutaneously around skin defect in a diabetic mouse model, and their effects on wound healing were assessed.hiPS-Exos stimulated the migration of diabetic mouse dermal fibroblasts in vitro, but does not stimulated its proliferation. Injected hiPS-Exo to wound sites resulted in accelerated wound closure. Our findings suggest that hiPS-Exo enhances diabetic skin wound healing by accelerating fibroblast migration. hiPS-Exo might become a therapeutic option for diabetic ulcer.

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