2023/03/01 更新

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コーチン ビタリー
KOCHIN Vitaly
KOCHIN Vitaly
所属
大学院医学系研究科 特任助教
職名
特任助教

学位 2

  1. PhD ( 2009年11月   Abo Akademi University, Turku Finland ) 

  2. MSc with honours in Pharmacy ( 2002年6月   Sechenov Moscow Medical University ) 

経歴 9

  1. 名古屋大学大学院医学系研究科   分子細胞免疫学   流動特任助教

    2016年5月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 札幌医科大学   病理学   外国人特別研究員

    2010年8月 - 2016年4月

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    国名:日本国

  3. オーボ・アカデミ大学    生物学部   ポスドク

    2009年11月 - 2010年6月

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    国名:フィンランド共和国

  4. ノースウェスタン大学医学部     細胞・分子生物学部   客員研究員

    2008年3月 - 2008年6月

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    国名:アメリカ合衆国

  5. マックスプランク分子細胞生物学研究所     ナノバイオフォトニクス学部   客員研究員

    2008年1月

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    国名:ドイツ連邦共和国

  6. ウッズホール海洋生物学研究所    客員研究員

    2007年6月 - 2007年8月

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    国名:アメリカ合衆国

  7. ルートヴィヒ癌研究所    タンパク質構造解析研究室    客員研究員

    2005年10月 - 2005年12月

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    国名:スウェーデン王国

  8. マックスプランク生化学研究所 タンパク質リン酸化研究室    タンパク質リン酸化研究室   客員研究員

    2004年4月 - 2004年5月

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    国名:ドイツ連邦共和国

  9. モスクワ国立セチェノフ第一医科大学     製薬化学部   リサーチアシスタント

    2001年9月 - 2002年9月

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    国名:ロシア連邦

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学歴 2

  1. Abo Akademi University   Graduate School, Division of Biological Science   Cell biology and biochemistry

    2003年1月 - 2009年11月

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    国名: フィンランド共和国

  2. モスクワ国立セチェノフ第一医科大学   薬学部

    1997年9月 - 2002年6月

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    国名: ロシア連邦

 

論文 8

  1. CD8+ T-cell Immune Surveillance against a Tumor Antigen Encoded by the Oncogenic Long Noncoding RNA PVT1 査読有り

    Kikuchi Y, Tokita S, Hirama T, Kochin V, Nakatsugawa M, Shinkawa T, Hirohashi Y, Tsukahara T, Hata F, Takemasa I, Sato N, Kanaseki T, Torigoe T.

    Cancer Immunol Res     2021年8月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1158/2326-6066.CIR-20-0964

  2. The PD-1 expression balance between effector and regulatory T cells predicts the clinical efficacy of PD-1 blockade therapies 招待有り 査読有り

    Kumagai S, Togashi Y, Kamada T, Sugiyama E, Nishinakamura H, Takeuchi Y, Vitaly K, Itahashi K, Maeda Y, Matsui S, Shibahara T, Yamashita Y, Irie T, Tsuge A, Fukuoka S, Kawazoe A, Udagawa H, Kirita K, Aokage K, Ishii G, Kuwata T, Nakama K, Kawazu M, Ueno T, Yamazaki N, Goto K, Tsuboi M, Mano H, Doi T, Shitara K, Nishikawa H.

    Nature Immunology     頁: 1346 - 1358   2020年11月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1038/s41590-020-0769-3

  3. Upstream Position of Proline Defines Peptide-HLA Class I Repertoire Formation and CD8(+) T Cell Responses

    Hongo Ayumi, Kanaseki Takayuki, Tokita Serina, Kochin Vitaly, Miyamoto Sho, Hashino Yuiko, Codd Amy, Kawai Noriko, Nakatsugawa Munehide, Hirohashi Yoshihiko, Sato Noriyuki, Torigoe Toshihiko

    JOURNAL OF IMMUNOLOGY   202 巻 ( 10 ) 頁: 2849-2855   2019年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4049/jimmunol.1900029

    Web of Science

    PubMed

  4. Meddling with meddlers: curbing regulatory T cells and augmenting antitumor immunity

    Kochin Vitaly, Nishikawa Hiroyoshi

    NAGOYA JOURNAL OF MEDICAL SCIENCE   81 巻 ( 1 ) 頁: 1-18   2019年2月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.18999/nagjms.81.1.1

    Web of Science

    PubMed

  5. The Antigen ASB4 on Cancer Stem Cells Serves as a Target for CTL Immunotherapy of Colorectal Cancer.

    Miyamoto S, Kochin V, Kanaseki T, Hongo A, Tokita S, Kikuchi Y, Takaya A, Hirohashi Y, Tsukahara T, Terui T, Ishitani K, Hata F, Takemasa I, Miyazaki A, Hiratsuka H, Sato N, Torigoe T

    Cancer immunology research   6 巻 ( 3 ) 頁: 358-369   2018年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1158/2326-6066.CIR-17-0518

    PubMed

  6. Cancer-associated oxidoreductase ERO1-α promotes immune escape through up-regulation of PD-L1 in human breast cancer.

      8 巻 ( 15 ) 頁: 24706-24718   2017年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.18632/oncotarget.14960

    PubMed

  7. HLA-A24 ligandome analysis of colon and lung cancer cells identifies a novel cancer-testis antigen and a neoantigen that elicits specific and strong CTL responses

    Kochin Vitaly, Kanaseki Takayuki, Tokita Serina, Miyamoto Sho, Shionoya Yosuke, Kikuchi Yasuhiro, Morooka Daichi, Hirohashi Yoshihiko, Tsukahara Tomohide, Watanabe Kazue, Toji Shingo, Kokai Yasuo, Sato Noriyuki, Torigoe Toshihiko

    ONCOIMMUNOLOGY   6 巻 ( 4 ) 頁: e1293214   2017年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1080/2162402X.2017.1293214

    Web of Science

    PubMed

  8. Loss of tapasin in human lung and colon cancer cells and escape from tumor-associated antigen-specific CTL recognition.

    Shionoya Y, Kanaseki T, Miyamoto S, Tokita S, Hongo A, Kikuchi Y, Kochin V, Watanabe K, Horibe R, Saijo H, Tsukahara T, Hirohashi Y, Takahashi H, Sato N, Torigoe T

    Oncoimmunology   6 巻 ( 2 ) 頁: e1274476   2017年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1080/2162402X.2016.1274476

    PubMed

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科研費 3

  1. がん免疫療法における免疫関連有害事象発症のメカニズム解明

    2021年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  日本学術振興会 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3100000円

  2. ヒトナチュラルペプチドレパートリー解析による基盤的がん抗原探索

    2014年4月 - 2016年3月

    科学研究費補助金 

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    HLA-A24分子に提示されるナチュラルペプチドを網羅的にスクリーニングし、がん細胞のHLA-A24リガンドーム解析とCTLがん治療に向けた新規がん抗原探索を行った。ヒト大腸がん細胞株3種と肺がん細胞株2種を対象にHLA-A24特異抗体を用いペプチドとHLA-A24複合体をダイレクトに抽出し、マススペクトロメトリーで全ペプチド配列を解読したところ、約四百個の重複のないペプチド配列が同定できた。これらナチュラルペプチドのうち48%が従来のペプチド予測アルゴリズムでは同定困難との結果となり、ダイレクトなリガンドーム解析の優位性・有効性を裏付けている。また、全同定ペプチドをコードする親遺伝子・タンパクを解析するとタンパク長にかかわらず細胞でつくりだされるナチュラルペプチドは1タンパク当たり1つであった。この結果は今後の抗原プロセシングメカニズム解明に大きなインパクトを残している。さらにがん特異発現に着目したスクリーニングから、新規がん抗原候補遺伝子とコードされるHLA-A24ペプチドRF8を同定した。ヒト健常人末梢血よりRF8特異的CTLが誘導可能であり、誘導したCTLはRF8が抽出された大腸癌細胞株をしっかりと認識する。以上から、本研究で確立したHLA-A24リガンドーム解析は任意細胞のペプチドレパートリー把握のみならずCTL治療を念頭にした新規がん抗原探索に極めて有用であり今後の応用が期待される。

  3. ヒトナチュラルペプチドレパートリー解析による基盤的がん抗原探索

    2014年4月 - 2016年3月

    科学研究費補助金 

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    HLA-A24分子に提示されるナチュラルペプチドを網羅的にスクリーニングし、がん細胞のHLA-A24リガンドーム解析とCTLがん治療に向けた新規がん抗原探索を行った。ヒト大腸がん細胞株3種と肺がん細胞株2種を対象にHLA-A24特異抗体を用いペプチドとHLA-A24複合体をダイレクトに抽出し、マススペクトロメトリーで全ペプチド配列を解読したところ、約四百個の重複のないペプチド配列が同定できた。これらナチュラルペプチドのうち48%が従来のペプチド予測アルゴリズムでは同定困難との結果となり、ダイレクトなリガンドーム解析の優位性・有効性を裏付けている。また、全同定ペプチドをコードする親遺伝子・タンパクを解析するとタンパク長にかかわらず細胞でつくりだされるナチュラルペプチドは1タンパク当たり1つであった。この結果は今後の抗原プロセシングメカニズム解明に大きなインパクトを残している。さらにがん特異発現に着目したスクリーニングから、新規がん抗原候補遺伝子とコードされるHLA-A24ペプチドRF8を同定した。ヒト健常人末梢血よりRF8特異的CTLが誘導可能であり、誘導したCTLはRF8が抽出された大腸癌細胞株をしっかりと認識する。以上から、本研究で確立したHLA-A24リガンドーム解析は任意細胞のペプチドレパートリー把握のみならずCTL治療を念頭にした新規がん抗原探索に極めて有用であり今後の応用が期待される