2022/03/09 更新

写真a

クドウ ノリタカ
工藤 教孝
KUDOH Noritaka
所属
大学院経済学研究科 社会経済システム専攻 政策システム分析 教授
大学院担当
大学院経済学研究科
学部担当
経済学部 経済学科
職名
教授

学位 1

  1. Ph.D. ( 2000年6月   ニューヨーク州立大学 ) 

研究キーワード 2

  1. サーチ理論

  2. マクロ経済学

現在の研究課題とSDGs 4

  1. サーチ理論と価格決定メカニズム

  2. 金融市場における情報と期待形成に関する理論分析

  3. 財政金融政策間の相互作用に関する理論分析

  4. サーチ理論を用いた労働市場の景気変動分析

経歴 6

  1. 名古屋大学経済学研究科(教授)

    2015年10月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 北海道大学経済学研究科(准教授)

    2007年4月 - 2015年9月

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    国名:日本国

  3. 北海道大学経済学研究科(助教授)

    2005年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  4. 関西大学経済学部(助教授)

    2004年4月 - 2005年3月

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    国名:日本国

  5. 関西大学経済学部(講師)

    2002年4月 - 2004年3月

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    国名:日本国

  6. 一橋大学経済学研究科(講師)

    2000年10月 - 2002年3月

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    国名:日本国

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学歴 2

  1. ニューヨーク州立大学   経済学研究科

    1996年8月 - 2000年4月

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    国名: アメリカ合衆国

  2. 立命館大学   経済学部

    1992年4月 - 1996年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 1

  1. 日本経済学会   会員

委員歴 4

  1. 日本経済学会2012年度春季大会運営委員会   大会運営副委員長  

    2011年 - 2012年   

  2. 日本経済学会2012年度春季大会プログラム委員会   プログラム委員  

    2011年 - 2012年   

  3. 日本経済学会2010年度秋季大会プログラム委員会   プログラム委員  

    2009年 - 2010年   

  4. 日本経済学会2001年度秋季大会運営委員会   大会運営委員  

    2001年   

 

論文 11

  1. Employment and hours over the business cycle in a model with search frictions 査読有り

    Kudoh Noritaka, Miyamoto Hiroaki, Sasaki Masaru

    REVIEW OF ECONOMIC DYNAMICS   31 巻   頁: 436-461   2019年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.red.2018.10.002

    Web of Science

  2. Policy Interaction and Learning Equilibria 査読有り

    Noritaka Kudoh

    Macroeconomic Dynamics   17 巻   頁: 920-935   2013年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Taylor Rules and the Effects of Debt-Financed Fiscal Policy in a Monetary Growth Model 査読有り

    Noritaka Kudoh; Hong Thang Nguyen

    Economics Bulletin   31 巻 ( 3 ) 頁: 2480-2490   2011年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. Employment and Hours of Work 査読有り

    Noritaka Kudoh; Masaru Sasaki

    European Economic Review   55 巻 ( 2 ) 頁: 176-192   2011年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. Precautionary Demand for Labour and Firm Size 査読有り

    Noritaka Kudoh; Masaru Sasaki

    Bulletin of Economic Research   62 巻 ( 2 ) 頁: 133-153   2010年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. Money and Price Dynamics in a Market with Strategic Bargaining 査読有り

    Noritaka Kudoh

    Economics Bulletin   30 巻   頁: 709-719   2010年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. A Global Analysis of Liquidity Effects, Interest Rate Rules, and Deflationary Traps 査読有り

    Noritaka Kudoh

    Economics Bulletin   29 巻   頁: 1500-1506   2009年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. Unemployment Policies in an Economy with Adverse Selection 査読有り

    Noritaka Kudoh

    Bulletin of Economic Research   59 巻 ( 2 ) 頁: 179-196   2007年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. Low Nominal Interest Rates: A Public Finance Perspective 査読有り

    Noritaka Kudoh

    International Journal of Central Banking   3 巻 ( 2 ) 頁: 61-93   2007年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. Monetary Policy Arithmetic for a Deflationary Economy 査読有り

    Noritaka Kudoh

    Economics Letters   87 巻   頁: 161-167   2005年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. Tight Money Policies and Inflation Revisited 査読有り

    Joydeep Bhattacharya; Noritaka Kudoh

    Canadian Journal of Economics   35 巻   頁: 185-217   2002年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 2

  1. 経済学者に聞いたら、ニュースの本当のところが見えてきた

    日本経済新聞社( 担当: 共著)

    日本経済新聞社  2013年7月 

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    記述言語:日本語

  2. サーチ理論―分権的取引の経済学

    今井 亮一, 工藤 教孝, 佐々木 勝, 清水 崇( 担当: 共著)

    東京大学出版会  2007年10月  ( ISBN:4130402358

講演・口頭発表等 2

  1. Inflation and Deflation in the Theory of Intertemporal Public Finance 招待有り

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    開催年月日: 2018年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  2. Employment and Hours over the Business Cycle in a Model with Search Frictions 国際会議

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    開催年月日: 2015年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:カナダ  

共同研究・競争的資金等の研究課題 3

  1. 非伝統的金融政策と国債市場

    2012年8月

    野村財団社会科学助成 

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    資金種別:競争的資金

  2. グローバル化と産業構造

    2012年

    村田学術振興財団海外派遣 

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    資金種別:競争的資金

  3. 複数均衡理論による流動性と金融危機の分析

    2011年

    全国銀行学術振興財団研究助成 

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    資金種別:競争的資金

科研費 14

  1. ロボットや人工知能技術などの技術革新が労働市場に与える影響の理論・数量分析

    研究課題/研究課題番号:21K01525  2021年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    宮本 弘暁, 工藤 教孝

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    担当区分:研究分担者 

    AI技術やロボットの発展により、新技術が人々から仕事を奪うのではないかという問いが欧米を中心に学術界のみならず政策当局においても活発に議論がなされている。本研究では失業を考慮したマクロ経済モデル(動学的一般均衡モデル)によりAI技術やロボットが雇用、賃金に与える影響を理論的、数量的に明らかにする。また、技術革新が経済に与えうるマイナスの影響を経済政策・制度がどのように緩和できるかを分析する。

  2. 市場支配力とマクロ経済:サーチ理論による産業組織、景気変動と格差の分析

    研究課題/研究課題番号:20H01476  2020年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    工藤 教孝, 花薗 誠, 宮本 弘暁, 尾山 大輔, 田中 頌宇将

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:17030000円 ( 直接経費:13100000円 、 間接経費:3930000円 )

    2010年のノーベル経済学賞の対象となった「サーチ理論」は、微小な粒子同士のランダムなぶつかり合いとして経済活動を再定義することで市場の「摩擦」をモデル化することに成功した。しかしながら、「微小な経済主体」という世界観は分析上の制約になることも多かった。本研究は、「企業規模」という概念をモデル化することを通じてサーチ理論を大きく発展させ、世界規模で進む市場構造の変質、特に近年報告されている市場支配力の上昇や労働分配率の下落などの現象を、産業組織、景気変動に伴う雇用調整、所得分布の視点から解明する。
    サーチ理論は、微小な粒子同士のランダムなぶつかり合いとして経済活動を再定義することで市場の「摩擦」をモデル化するが、「微小な経済主体」という世界観が分析上の制約となっていた。本研究は、「経済主体の規模」という概念を通じてその枠組みを大きく発展させ、世界規模で進む市場支配力の上昇などの市場構造の変質を、産業組織、景気変動に伴う雇用調整、所得分布の視点から解明することを目的とする。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究代表者と名古屋大学経済学研究科の花薗誠教授(研究分担者)による研究チームで研究を推進し、摩擦的な財市場に(販売員数で測った)「企業規模」の概念を導入することに成功した。ランダムな出会いしかできない市場では、買い手はより規模の大きな企業により出会いやすいという性質がある。このとき、規模の大きな企業がより強い価格支配力を持つことを解明した。研究成果を共同論文にまとめ、学術誌にて査読中である。また、本プロジェクトから派生した複数の新たな分析に着手しており、市場支配力についてさらなる解明を目指している。
    プロジェクト2「摩擦的市場と景気変動」では、研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究によって、景気変動上に発生する「所得効果」が労働市場の変動に与える影響を抽出することに成功した。また、技術進歩が所得格差に与える影響についての研究も行い、論文としてまとめることができた。本プロジェクト全体を通して、企業規模概念導入に伴う技術的難題を適切に回避する方法を解明し、関連する派生プロジェクトに応用している。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究代表者と名古屋大学経済学研究科の花薗誠教授(研究分担者)による研究チームで研究を推進し、研究成果を花薗教授との共同論文「Market Structure and Price Dispersion: Asymmetric Oligopoly with Sequential Consumer Search」にまとめ、国際ジャーナルにて査読中であるが、一次審査を通過し、査読誌掲載に向けて前進している。
    プロジェクト2「摩擦的市場と景気変動」では、研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究によって、景気変動上に発生する「所得効果」が労働市場の変動に与える影響を抽出することに成功し、その研究成果を「General Equilibrium Effects and Labor Market Fluctuations」にまとめ、現在国際査読誌にて査読中である。
    また、どちらのプロジェクトも、新たな派生プロジェクトを複数生んでおり、そのひとつは2020年度末までに新しい論文にまとめることができた。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究成果である「Market Structure and Price Dispersion: Asymmetric Oligopoly with Sequential Consumer Search」が現在国際ジャーナルにて査読中であるため、今後はエディターからのコメントを踏まえて分析を追加しながら2021年度中の掲載確定を目指す。また、本プロジェクトから派生した分析を別の論文としてまとめる計画である。
    研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究ではすでに数多くの数理モデルを開発済みであるので、今後は精緻なシミュレーションを通じて数理モデルと現実のデータを結びながら論文として仕上げていく計画である。

  3. 企業規模と企業数:サーチ理論による市場構造の分析

    2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  4. 企業規模と企業数:サーチ理論による市場構造の分析

    研究課題/研究課題番号:17K03619  2017年4月 - 2020年3月

    工藤 教孝

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    2010年のノーベル経済学賞の対象となったサーチ理論は、微小な粒子同士のランダムなぶつかり合いとして経済活動を再定義することで、市場取引に存在する摩擦をモデル化することに成功したが、その副作用として、取引単位が1対1のペアになってしまい、多くの従業員を雇用する『企業』の行動を分析できないという問題を有していた。本研究ではサーチ理論の枠組みの中で企業規模を追加的にモデル化し、サーチ理論の研究範囲を大きく広げることに成功した。そのひとつの応用として、日本の雇用調整を雇用者数の調整と一人あたり労働時間の調整に分離してモデル化し、日本の雇用調整の事実と整合的なモデルの開発に成功した。
    現在最も代表的な労働市場サーチ・モデルはPissarides, Equilibrium Unemployment Theory, MIT Press, 2000 によって提示されたものであるが、この枠組みにおける取引単位は1対1のペアである。本研究は、多数の従業員を雇用する企業を分析の出発点とすることで、既存の枠組みでは分析できなかった多くの重要な研究テーマに挑戦することが可能になった。この方向性は「サーチ理論」と「企業規模」という両方の要素があって初めて分析可能になるため、国内外の研究動向と照らしても、非常に独創性の高い研究である。

  5. サーチ理論のフロンティア

    2015年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者 

  6. 経済成長を促進する労働市場政策の効果を推定する動学分析

    2015年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者 

  7. サーチ理論のフロンティア

    研究課題/研究課題番号:15K03355  2015年4月 - 2019年3月

    今井 亮一

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    担当区分:研究分担者 

    サーチ理論の最近の展開を踏まえ、新たな応用分野を開拓した。サーチ理論は、為替取引やエネルギー市場のような、中央集権的取引市場のない財・サービスの取引をモデル化し、ミクロ経済のみならずマクロ経済への含意を検討する分野であり、2010年にはノーベル賞経済学賞を受賞した分野である。当プロジェクトでは、特に以下のテーマについてモデル構築を試みた。
    (1)労働市場において、社会保険料のようなpayroll taxが、雇用の生産性の分布にいかなる影響をもたらすか。(2)不動産取引において、住居形態(賃貸、持ち家)がどのように分布するか。(3)医療保険は現物供給補助金であり、供給価格を吊り上げる効果を持つ。
    市場経済には為替取引や資源取引のように集権的で大規模な市場もあるが、たいていの取引は、分権的で局所的である。前者のような集権的取引では、総需要と総供給を集計して均等化するように取引価格が決まるけれど、分権的取引では、市場価格は、個々の局所的取引価格の平均としてしか捉えることができない。このような分権的取引の性格をうまく捉えてモデル化して、様々な応用課題の解を提示するのがサーチ理論分析である。分権的取引の具体例として、労働、金融(貸出)、医療、住宅、家電、自動車などがあり、家計の経済生活の大半に関わってくる。

  8. 経済成長を促進する労働市場政策の効果を推定する動学分析

    研究課題/研究課題番号:15H03362  2015年4月 - 2019年3月

    佐々木 勝

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    担当区分:研究分担者 

    研究期間中に完成した3本の論文は査読付き国際学術雑誌に掲載された。1本目の論文では、労働供給(労働時間)の選択を明示的にモデルに組み込むことで、理論モデルによる日本の労働市場の再現性を高めることに貢献した。2本目では、日本の労働市場をモデルから再現した上で、財政刺激対策が失業率や人手不足の程度を示す求人充足率に与える影響を数量的に評価した。3本目の論文として、分析手法に関する研究成果であり、査読付き国際学術雑誌に掲載された。
    少子高齢化が進む日本の労働市場で効率的に労働者(時間)を配分することは喫緊の課題であるが、それを解決するために必要な労働市場政策の効果を数量的に評価、予想する研究はデータの制約上数少ない。本研究の成果は、サーチ=マッチグ・モデルをもとに失業を内生的に取り入れた動学的モデルを構築することで、労働市場の実態に合ったパラメータを特定することが可能となり、財政刺激策のような政策の効果を評価することができるようになった。

  9. 転売と投機の経済分析:金融市場における異質性とサーチ理論

    2014年4月 - 2017年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  10. 戦略的補完性とレジームシフトによる経済危機の分析:サーチ理論からのアプローチ

    2011年 - 2013年

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    工藤 教孝

  11. 情報と予測の相互作用と金融危機

    2008年 - 2010年

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    工藤 教孝

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    本研究は、どの程度効率的に情報が株価に反映されるのかついて、理論的に研究を行った。特に着目したのは、金融市場において株を売る際、その時点での買い手がどのように株価を評価しているのかによって自分がどの程度高値で株を売れるかが決まっているという理由で、市場参加者が「他者の予測」を予測しようとするという事実である。本研究では、そのような金融市場において、情報が減るについて株価の変動が上がる場合もあれば下がる場合もあることを発見した。

  12. サーチ理論の発展と応用

    2007年 - 2009年

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    今井 亮一

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    平成19年4月から22年3月にわたって、国内外の有力研究者を招いてSearch Theory Workshopを安定的に実施し、数多くのサーチ理論関係論文を国内外の有力誌に掲載および投稿した。

  13. 限定合理性のマクロ経済学と金融市場

    2005年 - 2007年

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    工藤 教孝

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    1. 具体的内容 本研究では、経済の構造を正確には知らない経済主体からなるマクロ経済モデルを出発地点として、それを金融市場に応用することで、デフレ、バブル、長期不況など日本経済に深く関わる現象について解明することが目的であった。本研究によってデフレについての理解が進んだのみならず、金融政策運営について重要な知見が得られた。仮に、非常に強い意味で独立な中央銀行が金融政策運営を行っていたとしても、不景気などの理由で低金利政策を進めた場合に意図しない形で政府国債を買い支えることになることが判明した。この成果は2007年に国際学術誌に掲載された。また、経済の構造を学習しながら意思決定する経済主体についても研究が進んだが、同時にその方向性の限界も見えてきた。具体的には、統計的に学習をする経済主体を考察したのだが、モデルの動学経路の計算には大いに役に立ったが、既存のモデルと同じ均衡に最終的には収束してしまうことが明らかとなった。この点については今後のさらなる研究が必要である。2. 意義 本研究によって明らかにされた成果の意義は大きい。特に、今までは財政規律の欠如が金融政策に影響を与えるのは中央銀行が独立でないからだと考えられてきたが、本研究成果によって、中央銀行の独立性だけでは財政からの影響を断ち切れないことが判明したからである。3. 重要性 ノーベル賞受賞者のロバート・ルーーカスは「合...

  14. 非ワルラス型価格決定メカニズムの理論と応用

    2004年 - 2005年

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    今井 亮一

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    本研究プロジェクトの当初の目的は、(1)月1回程度、各回2名程度の形式で、コンスタントに研究会を開催し、専門分野の知識を深めると共に、(2)研究代表者・分担者の単著・共著の論文・書籍を公刊することである。さらに、今年度から開始した課題として、(3)サーチ理論の発展と応用を、本プロジェクトの研究代表者・分担者の研究関心・成果と関連付ける形で概観する単行本を執筆中である。(1)平成17年度の研究会の実施状況は以下のようである。紙面の都合上、平成16年度については省略する。5月20日(金):安達裕之(東洋大学)、浅野貴央(大阪大学)7月8日(金):山口慎太郎(ウィスコンシン大学大学院)、藤田茂(Federal Reserve Bank of Philadelphia)7月16日(土)Ricardo Lagos(Federal Reserve Bank of Minneapolis and NewYork University)、清滝信宏 Nobuhiro Kiyotaki(London School of Economics):9月15日(木):滝沢肇(IMF)10月21日(金):尾崎裕之(慶応大学)、松井彰彦(東京大学)11月18日(金):新豊直輝(琉球大学)、堀宣昭(九州大学)12月16日(金):堀井亮(大阪大学)、野坂博南(関西大学)3月24日(金)-25日(土):清水崇(関...

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担当経験のある科目 (本学) 6

  1. 経済学A

    2017

  2. 労働経済

    2017

  3. 経済学A

    2016

  4. 労働経済

    2016

  5. 経済学A

    2015

  6. 労働経済

    2015

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社会貢献活動 4

  1. 北海道大学公開講座『2030年へのシナリオ』

    2013年

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    講師

  2. 北海道大学経済学研究科公開講座『経済学的思考を実践する』

    2011年

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    講師

  3. 北海道大学経済学研究科公開講座『現代の経済・経営を考える』

    2007年

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    講師

  4. 一橋大学公開講座『新しい金融産業』

    2001年

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    講師