2022/04/12 更新

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ヤスカワ ハルキ
安川 晴基
YASUKAWA Haruki
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 文献思想 准教授
大学院担当
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
准教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 修士(文学) ( 2001年   慶應義塾大学 ) 

研究キーワード 4

  1. 翻訳論

  2. 想起の文化

  3. ドイツ文学

  4. 記憶論

研究分野 2

  1. 人文・社会 / 地域研究

  2. 人文・社会 / ヨーロッパ文学  / ドイツ文学

経歴 4

  1. 名古屋大学   大学院・人文学研究科   准教授

    2017年4月 - 現在

  2. 名古屋大学   大学院・文学研究科   准教授

    2014年9月 - 2017年3月

  3. 慶應義塾大学   理工学部   講師

    2012年4月 - 2014年8月

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    国名:日本国

  4. 千葉工業大学   社会システム科学部   助教

    2010年4月 - 2012年3月

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    国名:日本国

所属学協会 2

  1. 日本独文学会

  2. 日本オーストリア文学会

 

論文 12

  1. 自国の負の過去にどう向き合うかーードイツの「想起の文化」と空間実践 招待有り

    安川晴基

    臨床心理学   ( 増刊第12 ) 頁: 158-164   2020年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. 個別と遍在のはざまで――想起のプロジェクト「躓きの石」をめぐる批判的考察

    安川晴基

    藝文研究   ( 109-2 ) 頁: 194-213   2015年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. ホロコーストの想起と空間実践――再統一後のベルリンにみる「中心」と「周辺」の試み 招待有り

    安川晴基

    思想   ( 1096 ) 頁: 98-129   2015年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. Zur Anthologistik als Kanonisierungspraxis - Deutschsprachige Anthologien und sprachnationalistisches Paradigma

    藝文研究   ( 105-2 ) 頁: 282-300   2013年12月

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    記述言語:ドイツ語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. カール・クラウスの翻訳論――シェイクスピア『ソネット集』翻案を例に 招待有り

    安川晴基

    思想   ( 1058 ) 頁: 280-304   2012年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. ミュージアムと集合的記憶のマッピング――ドイツ歴史博物館、ベルリン・ユダヤ博物館、記録センター〈テロルのトポグラフィー〉 招待有り

    安川晴基

    19世紀学研究   ( 6 ) 頁: 3-21   2012年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. ドイツの「想起の文化」における「カウンター・モニュメント」的転回

    安川晴基

    三宅晶子編『戦後ドイツの「想起の文化」』(日本独文学会研究叢書78)     頁: 79 - 93   2011年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. 歴史表表のトポグラフィー:ドイツ歴史博物館、ベルリン・ユダヤ博物館、バツォン・ブロックの歴史散策を例に 招待有り 査読有り

    安川晴基

    本田博之編『空間を書く』(日本独文学会研究叢書76)     頁: 57 - 82   2011年10月

  9. 「言葉の家」――カール・クラウスの「文芸劇場」と対抗的カノンの形成

    安川晴基

    藝文研究   ( 96 ) 頁: 49-69   2009年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. 「記憶」と「歴史」――集合的記憶論における一つのトポス

    安川晴基

    藝文研究   ( 94 ) 頁: 68-85   2008年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. Die "leidenschaftlichen Gärtner". Anthologik bei Hugo von Hofmannsthal und Rudolf Borchardt 査読有り

    Neue Beiträge zur Germanistik   ( 132 ) 頁: 99 - 123   2007年3月

  12. Zitat und Satire - Über ein satirisches Verfahren Karl Kraus’

    藝文研究   ( 82 ) 頁: 71-89   2002年6月

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    記述言語:ドイツ語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 6

  1. アライダ・アスマン『想起の文化――忘却から対話へ』(翻訳)

    安川晴基( 担当: 単訳)

    岩波書店  2019年1月 

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    記述言語:日本語

  2. ヤン・アスマン『エジプト人モーセ――ある記憶痕跡の解読』(翻訳)

    安川晴基( 担当: 単訳)

    藤原書店  2017年1月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  3. 『詩と記憶――ドゥルス・グリューンバイン詩文集』(翻訳)

    縄田雄二,磯崎康太郎,安川晴基( 担当: 共著)

    思潮社  2016年8月 

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    記述言語:日本語

  4. 中村靖子編『虚構の形而上学――「あること」と「ないこと」のあいだで』

    和田壽弘,坂本貴志,木俣元一,H・M・シュラルプ,中村靖子,安川晴基,戸田山和久,大平英樹,三浦俊彦( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第6章「『神々』の物語:靖国神社遊就館を歩く」)

    春風社  2015年2月 

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    記述言語:日本語

  5. ハインツ・シュラッファー『ドイツ文学の短い歴史』(翻訳)

    和泉雅人,安川晴基( 担当: 共著)

    同学社  2008年8月 

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    記述言語:日本語

  6. アライダ・アスマン『想起の空間――文化的記憶の形態と変遷』(翻訳)

    安川晴基( 担当: 単著)

    水声社  2007年12月 

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    記述言語:日本語

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MISC 9

  1. 想起の政治文化 招待有り

    安川晴基  

    『ドイツ文化事典』丸善出版   頁: 240-241   2020年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  2. [書評]桑木野幸司著『記憶術全史』講談社,2018年

    安川晴基  

    図書新聞 ( 3403 )   2019年6月

  3. [書評]アン・ホワイトヘッド著,三村尚央訳『記憶をめぐる人文学』彩流社,2017年

    図書新聞 ( 3334 )   2018年1月

  4. トラウマ的な過去と付き合うための四つのモデル(想起の文化:戦争の記憶を問い直す)

    アライダ・アスマン(著) 安川晴基(訳)  

    思想1096 巻   頁: 27 - 50   2015年8月

  5. 「過去の克服」:戦後ドイツの軌跡

    安川晴基  

    『ドイツ文化 55のキーワード』ミネルヴァ書房   頁: 112 - 115   2015年3月

  6. 記念碑:忘却と想起のあわいで

    安川晴基  

    『ドイツ文化 55のキーワード』ミネルヴァ書房   頁: 92 - 95   2015年3月

  7. [書評]想像力の殺戮者:『黒魔術による世界の没落』(カール・クラウス著・山口裕之・河野英二訳)

    安川晴基  

    DeLi ( 10 ) 頁: 150 - 152   2010年3月

  8. [書評]『空襲と文学』W・G・ゼーバルト著:歴史の深淵と文学の存在理由(書物の時空)

    安川晴基  

    環 ( 40 ) 頁: 360 - 363   2010年

  9. ドイツ語圏言語批判の系譜とカール・クラウス(特集「プラスチック・ワード」とは何か)

    安川晴基  

    環 ( 38 ) 頁: 162 - 169   2009年

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科研費 4

  1. 古代地中海世界における知の動態と文化的記憶

    研究課題/研究課題番号:18H03587  2018年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    周藤 芳幸, 金山 弥平, 長田 年弘, 師尾 晶子, 高橋 亮介, 田澤 恵子, 佐藤 昇, 山花京子, 田中 創, 藤井 崇, 安川 晴基, 芳賀 京子, 中野 智章

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、紀元前8世紀から紀元後5世紀にかけて地中海世界に独自の文明が展開した要因を探るために、個人から帝国に至る様々な規模の集団のアイデンティティ構築に寄与した文化的記憶の問題を明らかにすることを大きな目的として掲げている。この問題に取り組むにあたって、本プロジェクトでは、歴史学、考古学、美術史学、哲学の最先端で活躍している共同研究のメンバーが、それぞれの国際的なネットワークを統合することで、ディシプリンと所属機関を越えた古代ギリシア・ローマ文明の研究拠点を構築するための活動を行なってきた。しかし、当該年度は、コロナ禍の急速な拡大のために、とりわけ年度当初において様々な支障が生じたが、オンラインによる情報交換が可能になったこともあって、年度当初に策定した3つの観点、すなわち異文化間の知の交換の問題、社会的統合と文化的記憶との関係の問題、文化的記憶を介した知の変容と再解釈の問題のそれぞれについて、研究代表者と分担者がそれぞれに研究を進め、年度前半には、この共同研究を出発点とする第1回インターユニを古代ギリシア文化研究所との共催によって行い、年度後半には2回の研究会を通じて、2021年5月16日に開催予定の日本西洋史学会大会における小シンポジウムに向けた共同研究を進めた。その成果は、研究発表の項目に記した通りである。これによって、先の観点をさらに発展させ、ダムナティオ・メモリアエに代表される文化的記憶の操作の歴史的意義をエジプト、ギリシア、ローマ、フェニキアそれぞれの事例に沿って再検討するという新たな課題が導かれた。この課題については、この科研費の研究分担者だけではなく、それぞれの分野で先端的な業績を蓄積している若手研究者の協力を仰ぎつつ、さらに研究の進捗を図る予定である。
    昨年度は、第4回古代地中海世界コロキアムの報告集を刊行する予定であったが、寄稿者の多くがコロナ禍によるロックダウンのために図書館や研究所が利用できなくなるという状況が発生したため、編集作業は年度末までに終わったものの、刊行そのものは翌年度に再調整することを余儀なくされた。また、基礎資料の入手のために毎年行っている海外調査、海外の研究者との対面での交流についても、実施が不可能となった。しかし、海外調査については、一昨年度の調査が年度末におけるコロナ禍の拡大の直前に行われていたため、その資料の分析を進め、オンラインのシンポジウムを実現することで一定の成果をあげることができ、結果的にそれほど大きな影響はなかった。また、オンラインの研究会が一般化したことで、これまで以上に密接な研究交流が研究分担者相互の間で可能になったことは、むしろ研究の進捗の上でプラス要素になったと言える。西洋古代史研究における若手研究者育成のために8月に開催した第一回インターユニは、本共同研究の一つの賜物であり、これを契機として、より多くの若手研究者を巻き込みながら、本研究を進捗させていく予定である。
    本研究計画は、「文化的記憶」を鍵概念として、ギリシアとローマだけではなく、エジプトをも含めた広義の古代地中海文明の諸相を共同研究を通じて多角的に考察することで、この文明がいかにして人類のその後の歴史の展開に大きな影響を与えることになったのか、その根本的な要因を解明するために策定されている。そのために、海外の関連分野の研究者とのネットワーク強化と、古代ギリシア文化研究所などの他のプロジェクトとの連携を通じた現地調査の継続的な展開を重視してきたが、コロナ禍に直面することにより、このような共同研究においてもDXがいかに重要であるかを再認識させられることになった。そのため、今後もオンラインによる共同研究のあり方については、引き続き検討を続けていく。その一環として、2021年度には、オンライン開催が決定している日本西洋史学会大会(5月16日)において、「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」と題するシンポジウムを開催し、本共同研究の分担者に加えてローマ文化史やエジプト学の若手研究者がウェブ上で会することにより、参加者とともに議論を深めていく計画である。また、新型コロナ感染症が終熄した後を見据えて、海外の研究者との連絡をこれまでと同様に密にとり、オンラインでは代替できない現地調査についても、可能な限り早期に再開できるよう、準備を進めていく。

  2. 再統一後のベルリンにおけるナチズムとホロコーストの記憶の空間表象

    研究課題/研究課題番号:18K00475  2018年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    安川 晴基

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究は、ポスト冷戦時代のドイツにおける「想起の文化」を対象にしている。「想起の文化」とは、ナチズムとホロコーストの負の過去をめぐる、今日のドイツの集合的想起の営みを指している。この「想起の文化」は、1980年代に輪郭を現し始め、90年の再統一後は政治・社会・文化のさまざまな次元で展開されている。通常の共同想起の営みが、肯定的な自己像を媒介し、それにそぐわない要素は排除するのに対して、ドイツの「想起の文化」の新しさは、自国の犯罪的過去とその被害者を積極的に共同想起のレパートリーに編入していることにある。この共同想起の実践は、東ドイツを吸収合併した連邦共和国の新たなナショナル・アイデンティティを基礎づけるためのものである。
    本研究は、今日のドイツの「想起の文化」の諸相の中でも、とりわけ、90年代以降にベルリンに設置された新たな「想起の空間」(ミュージアム、モニュメント、パブリック・アートなど)に着目し、ナチズムやホロコーストの負の記憶にいかなる形が与えられ、社会的共有と次世代への継承がはかられているかを詳らかにするものである。
    2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限のため、当初予定していたドイツでのフィールドワークを実施することができなかった。その代わりに、本研究の成果を公表するために準備している単行本『想起のトポグラフィー(仮題)』(岩波書店刊行予定)の執筆に集中的に取り組んだ。その中でも、ドイツ歴史博物館、ベルリン・ユダヤ博物館、記録センター「テロルのトポグラフィー」、および、カウンターモニュメントを扱った諸章の執筆を進めた。また、再統一後のドイツの「想起の文化」の研究と並行して、集合的記憶についての理論的研究も行なっている。その一環として、ヤン・アスマン著『文化的記憶』(福村出版刊行予定)の翻訳作業を進めた。
    「研究実績の概要」に述べたとおり、2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大のため、予定していたドイツでのフィールドワークができなかった。そのため、必要な資料の収集にやや遅れが生じている。その一方で、執筆中の単行本『想起のトポグラフィー(仮題)』に関しては、ドイツ歴史博物館(第1章)、ベルリン・ユダヤ博物館(第2章)、記録センター「テロルのトポグラフィー」(第3章)、「カウンターモニュメント」(第4章」についての執筆を進めた。
    2021年度は、2020年度に予定していたものの、新型コロナウィルス感染拡大のため断念せざるをえなかった、ドイツでのフィールドワークを行ないたい。ハンブルク、ザールブリュッケン、ベルリンでの資料収集を予定しているが、感染拡大の状況を見極めたうえで、渡航不可の場合には、本研究課題を再延長する可能性も視野に収めている。
    フィールドワークと並行して、これまでの調査結果を単行本の形にまとめていく。 さらに、「文化的記憶」に関する理論的研究の一環として、目下翻訳中のヤン・アスマン著『文化的記憶』を、2021年度内に刊行したい。

  3. 精神性の進歩に関する自然発生的説明の検証―フロイトのモーセ論が示す推論装置の射程

    研究課題/研究課題番号:15K12816  2015年4月 - 2018年3月

    中村 靖子

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    担当区分:研究分担者 

    三年間にわたり継続して研究会を開催し、進化心理学やルーマンの社会システム論に基づき、啓蒙主義時代に人間の精神活動は飛躍的な進歩を遂げたとするKarl Eiblのテクストを手がかりとして、「非ー世界」の構築に言語や推論装置が果たした役割を確認しつつ、『精神性の進歩」について活発な議論を展開した。それらの成果を、公開セミナー、シンポジウム、学会誌の特集号企画、単行本の企画という形で発表しつつある。

  4. 想起のトポグラフィー:日本とドイツにおける戦争の文化的記憶と空間表象の分析

    研究課題/研究課題番号:15K12839  2015年4月 - 2018年3月

    文部科学省  科学研究費助成事業  挑戦的萌芽研究

    安川 晴基

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    本研究は、冷戦後のドイツでナチズム・戦争・ホロコーストのトラウマ的な過去がいかに想起されているかを調べた。特に公共空間における歴史表象のあり方に着目し、主に1990年代以降のベルリンに誕生したモニュメント、ミュージアム、パブリック・アートを分析した。比較のために、日本における戦争の記憶を象徴的に体現する諸々の「想起の場」も調べた。再統一後のドイツが推進する「想起の文化」では、対外的には欧州統合の枠内で民主主義国としての自国の政治的輪郭を明確にするために、対内的には国民統合を強化するために、ナチズムとホロコーストの記憶が、対照的否定像として共同想起の中核に位置づけられていることが明らかになった。