2024/10/17 更新

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オオイシ シュンスケ
大石 俊輔
OISHI Shunsuke
所属
トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任助教
職名
特任助教
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外部リンク

学位 1

  1. 博士(理学) ( 2012年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 3

  1. タンパク質の化学合成

  2. ペプチド化学

  3. 有機合成化学

研究分野 1

  1. ナノテク・材料 / 有機合成化学  / タンパク質、ペプチド合成化学

現在の研究課題とSDGs 1

  1. ペプチドとタンパク質の化学合成研究

学歴 2

  1. 名古屋大学   理学研究科   物質理学専攻

    2007年4月 - 2012年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   理学部   化学科

    2003年4月 - 2007年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 3

  1. 日本化学会

  2. 日本ペプチド学会

  3. 有機合成化学協会

受賞 2

  1. 学生講演賞 日本化学会第90春季年会

    2010年4月   日本化学会  

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  2. Reaxys PhD Prize 2013 Finalist

    ELSEVIER  

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    受賞区分:国内外の国際的学術賞 

 

論文 13

  1. Trefoil factor 1 suppresses stemness and enhances chemosensitivity of pancreatic cancer

    Yamaguchi, J; Kokuryo, T; Yokoyama, Y; Oishi, S; Sunagawa, M; Mizuno, T; Onoe, S; Watanabe, N; Ogura, A; Ebata, T

    CANCER MEDICINE   13 巻 ( 11 )   2024年6月

  2. Chemical synthesis of the EPF-family of plant cysteine-rich proteins and late-stage dye attachment by chemoselective amide-forming ligations

    Kumarswamyreddy, N; Nakagawa, A; Endo, H; Shimotohno, A; Torii, KU; Bode, JW; Oishi, S

    RSC CHEMICAL BIOLOGY   3 巻 ( 12 ) 頁: 1422 - 1431   2022年11月

  3. Chemical synthesis of Torenia plant pollen tube attractant proteins by KAHA ligation

    Kumarswamyreddy Nandarapu, Reddy Damodara N., Robkis D. Miklos, Kamiya Nao, Tsukamoto Ryoko, Kanaoka Masahiro M., Higashiyama Tetsuya, Oishi Shunsuke, Bode Jeffrey W.

    RSC CHEMICAL BIOLOGY   3 巻 ( 6 ) 頁: 721 - 727   2022年6月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1039/d2cb00039c

    Web of Science

  4. Regulation of ammonium acquisition and use in Oryza longistaminata ramets under nitrogen source heterogeneity

    Kawai Misato, Tabata Ryo, Ohashi Miwa, Honda Haruno, Kamiya Takehiro, Kojima Mikiko, Takebayashi Yumiko, Oishi Shunsuke, Okamoto Satoru, Hachiya Takushi, Sakakibara Hitoshi

    PLANT PHYSIOLOGY   188 巻 ( 4 ) 頁: 2364 - 2376   2022年3月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1093/plphys/kiac025

    Web of Science

  5. Chemical Synthesis of Atomically Tailored SUMO E2 Conjugating Enzymes for the Formation of Covalently Linked SUMO-E2-E3 Ligase Ternary Complexes

    Zhang Yinfeng, Hirota Tsuyoshi, Kuwata Keiko, Oishi Shunsuke, Gramani Subramanian G., Bode Jeffrey W.

    JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY   141 巻 ( 37 ) 頁: 14742 - 14751   2019年9月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1021/jacs.9b06820

    Web of Science

  6. Acceptor-Controlled Transfer Dehydration of Amides to Nitriles

    Okabe Hiroyuki, Naraoka Asuka, Isogawa Takahiro, Oishi Shunsuke, Naka Hiroshi

    ORGANIC LETTERS   21 巻 ( 12 ) 頁: 4767 - 4770   2019年6月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1021/acs.orglett.9b01657

    Web of Science

  7. Cell-based screen identifies a new potent and highly selective CK2 inhibitor for modulation of circadian rhythms and cancer cell growth

    Oshima Tsuyoshi, Niwa Yoshimi, Kuwata Keiko, Srivastava Ashutosh, Hyoda Tomoko, Tsuchiya Yoshiki, Kumagai Megumi, Tsuyuguchi Masato, Tamaru Teruya, Sugiyama Akiko, Ono Natsuko, Zolboot Norjin, Aikawa Yoshiki, Oishi Shunsuke, Nonami Atsushi, Arai Fumio, Hagihara Shinya, Yamaguchi Junichiro, Tama Florence, Kunisaki Yuya, Yagita Kazuhiro, Ikeda Masaaki, Kinoshita Takayoshi, Kay Steve A., Itami Kenichiro, Hirota Tsuyoshi

    SCIENCE ADVANCES   5 巻 ( 1 )   2019年1月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1126/sciadv.aau9060

    Web of Science

  8. Catalytic hydrogenation of unactivated amides enabled by hydrogenation of catalyst precursor 招待有り 査読有り

    Miura, Takashi; Held, Ingmar E; Oishi, Shunsuke; Naruto, Masayuki; Saito, Susumu

    Tetrahedron letters   54 巻 ( 21 ) 頁: 2674 - 2678   2013年5月

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  9. Diversity-oriented synthesis of inner core oligosaccharides of the lipopolysaccharide of pathogenic Gram-negative bacteria 査読有り

    Yang, You; Oishi, Shunsuke; Martin, Christopher E; Seeberger, Peter H

    Journal of the American Chemical Society   135 巻 ( 16 ) 頁: 6262 - 6271   2013年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1021/ja401164s

  10. Reaction of an "invisible" frustrated N/B Lewis pair with dihydrogen 査読有り 国際共著

    Schwendemann, Sina; Oishi, Shunsuke; Saito, Susumu; Fröhlich, Roland; Kehr, Gerald; Erker, Gerhard

    Chemistry, an Asian journal   8 巻 ( 1 ) 頁: 212 - 217   2013年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/asia.201200776

  11. Double molecular recognition with aminoorganoboron complexes: selective alcoholysis of β-dicarbonyl derivatives 査読有り

    Oishi, Shunsuke; Saito, Susumu

    Angewandte Chemie   51 巻 ( 22 ) 頁: 5395 - 5399   2012年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/anie.201200304

  12. Selective N-Alkylation of Amines with Alcohols by Using Non-Metal-Based Acid--Base Cooperative Catalysis 招待有り 査読有り

    Du, Ya; Oishi, Shunsuke; Saito, Susumu

    Chemistry--A European Journal   17 巻 ( 44 ) 頁: 12262 - 12267   2011年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/chem.201102446

  13. Importance of Open Structure of Nonmetal Based Catalyst in Hydrogen Bond Promoted Methanolysis of Activated Amide: Structure Dynamics between Monomer and Dimer Enabling Recombinant Covalent, Dative, and Hydrogen Bonds 査読有り

    Oishi, Shunsuke; Yoshimoto, Junichi; Saito, Susumu

    Journal of the American Chemical Society   131 巻 ( 25 ) 頁: 8748 - 8749   2009年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1021/ja9029494

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科研費 4

  1. 極性の再構築におけるRLDの構成生物学的機能解析

    研究課題/研究課題番号:24H00855  2024年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  学術変革領域研究(B)

    西村 岳志, 大石 俊輔

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    担当区分:研究分担者 

    植物は重力や光などの環境刺激を受け、自身をより環境に適した形へ柔軟に変化させる。しかし、環境刺激がそれぞれの細胞の形や成長を制御するシグナル伝達は不明な点が多い。申請者は、シロイヌナズナを用いた重力シグナル伝達の研究で、重力シグナルタンパク質は膜交通の制御タンパク質と相互作用し、オーキシン極性輸送を制御することを明らかにした。本研究計画では、分子生物学的および細胞生物学的手法と、構成生物学的手法を組み合わせることで、どの様に植物が環境刺激を受けて細胞極性を再構築するか明らかにすることを目指す。

  2. 植物シグナル伝達タンパク質の化学合成研究とタンパク質プローブ開発への応用

    研究課題/研究課題番号:22K05312  2022年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大石 俊輔

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

  3. 構造均一な化学修飾タンパク質の迅速合成法の開発と生命科学研究への応用

    研究課題/研究課題番号:19K15705  2019年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  若手研究

    大石 俊輔

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    タンパク質の化学修飾は基礎生物学や創薬研究を支える重要な技術となっている。しかし 構造均一かつ精密に修飾されたタンパク質の誘導体群を迅速に得る方法は未開拓である。申請者らは、この問題を解決するため、合成の終盤に誘導化を行うLate-Stage Functionalization を提案する。すなわち化学合成による精密な改変タンパク質の合成とバイオコンジュゲーション化学を組み合わせた戦略である。誘導化に用いる反応剤を変更することにより、簡便に様々な修飾タンパク質を得ることができる。これにより、ケミカルバイオロジー研究や基礎生物学への貢献が期待できる。
    化学合成タンパク質のLate-Stage Functionalization法を開発し、構造が均一な様々な修飾タンパク質を系統的、網羅的に合成することを目的とした。タンパク質を化学的に全合成し、側鎖官能基の反応性を制御することで完全に均一な構造の修飾タンパク質を得ることが本研究の特徴である。また、このときフォールディング後の活性タンパク質に対し修飾を行い修飾の前後でタンパク質の立体構造を保持し、修飾後に複雑な精製操作無しで生物学実験 に適応できる手法の開発を目指した。特に本研究では生物学的手法では合成が困難なシステインリッチタンパク質(CRP)を標的としている。CRPは抗菌作用、神経毒性、脂質輸送、植物ホルモンなど様々な機能を持つタンパク質ファミリーである。本研究計画では化学合成手法の開発のみにとどまらず、生命科学研究者との共同研究により生命科学研究への展開を目指す。
    本年度は計画に基づき、植物性のCRPである植物表皮パターン形成因子の化学修飾を行った。フォールディングした活性タンパク質の構造を損なうことなく修飾を行うことに成功した。得られた種々のラベル化タンパク質は生命科学研究者との共同研究によりバイオイメージング実験に利用した。
    企画した通り、修飾タンパク質を効率よく合成することに成功した。システインリッチタンパク質として3種のタンパク質に効率よく修飾を行うことができたことから、汎用性についても確認することができたと考えている。これらのことから、現在までの進捗状況は、「おおむね順調に進展している」と判断した。
    修飾タンパク質の合成法を開発することができた。今後は生命科学研究者との議論の中から、生命科学研究への応用に有用な化学修飾を導入し、実際に生命科学の問題に取り組む。バイオイメージングへの応用としては蛍光特性が異なる様々な蛍光色素について合成を行う。またゲルへの担持により、アフィニティカラムの作成を行いプルダウン、プロテオミクス解析へと応用する。固相への担持に関しては、標的タンパク質との相互作用の低下も懸念されるため、PEG鎖などのスペーサーを導入する。

  4. 多成分ペプチド連結法の開発とタンパク質の機能の解明

    研究課題/研究課題番号:16K05842  2016年4月 - 2019年3月

    大石 俊輔

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

    本研究の目的は、化学的構造が高度に制御された生理活性システインリッチタンパク質をペプチドライゲーション法を用いて迅速かつ 効率的に合成する方法論の開発およびそれらを用いらケミカルバイオロジー研究への応用である。
    本研究により、複数のペプチド断片の効率的に集積化により、化学合成タンパク質を得ることが可能となった。さらに本方法を植物の生理活性システインリッチタンパク質の全合成研究へと応用し、花粉勧誘員因子CALL1タンパク質の全合成について検討した。
    システインリッチタンパク質は、ジスルフィド結合による会合のため、組換えタンパク質の過剰発現などのバイオテクノロジーによる手法では合成が困難である。今回、化学合成によりシステインリッチタンパク質の効率的な合成手法を確立することができた。これまで合成が困難であったため、システインリッチタンパク質の生体内での役割には未知の部分が多い。今後は生命科学者との共同研究により、これらのタンパク質の機能解明に展開する予定である。