2023/10/10 更新

写真a

マワキ アヤナ
間脇 彩奈
MAWAKI Ayana
所属
大学院医学系研究科 総合保健学専攻 看護科学 助教
大学院担当
大学院医学系研究科
学部担当
医学部(保健学科)
職名
助教

学位 1

  1. 修士(保健学) ( 2006年3月   金沢大学 ) 

研究キーワード 4

  1. 浮腫

  2. リンパ浮腫

  3. がん看護

  4. 創傷治癒

現在の研究課題とSDGs 4

  1. リンパ浮腫患者におけるスキンケアプログラムの開発

  2. リンパ浮腫評価指標の開発-皮膚表面構造はリンパ浮腫を評価できるか-

  3. セルフバンデージ指導プログラムの開発

  4. 乳がん化学療法による浮腫の看護ケア開発

学歴 2

  1. 金沢大学   医学系研究科

    - 2006年3月

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    国名: 日本国

  2. 金沢大学   医学部   保健学科・看護学専攻

    - 2004年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 5

  1. 日本創傷・オストミー・失禁管理学会

  2. コ・メディカル形態機能学会

  3. がんのリンパ浮腫研究会

  4. 国際リンパ浮腫フレームワークジャパン研究協議会

  5. 日本看護医療学会

 

論文 15

  1. Exploring Indicators of Subcutaneous Tissue Fluid Accumulation in Breast Cancer-Related Lymphedema Patients Using Fractal Analysis with Virtual Volume

    Niwa Shiori, Hisano Fumiya, Mawaki Ayana, Nakanishi Keisuke, Watanabe Sachiyo, Fukuyama Atsushi, Kikumori Toyone, Shimamoto Kazuhiro, Imai Kuniharu, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY     2023年5月

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  2. A Pilot Study of Determining the Reliability of a New Three-Dimensional Scanning System for Measuring Truncal Thickness After Breast Cancer Surgery

    Hisano Fumiya, Watanabe Sachiyo, Niwa Shiori, Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Takeno Yukari, Murota Kaoru, Honda Ikumi, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY   21 巻 ( 2 ) 頁: 179 - 186   2023年4月

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  3. Prediction of the Presence of Fluid Accumulation in the Subcutaneous Tissue in BCRL Using Texture Analysis of Ultrasound Images 招待有り

    Niwa Shiori, Mawaki Ayana, Hisano Fumiya, Nakanishi Keisuke, Watanabe Sachiyo, Fukuyama Atsushi, Kikumori Toyone, Shimamoto Kazuhiro, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY   20 巻 ( 1 ) 頁: 11 - 16   2022年2月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1089/lrb.2020.0121

    Web of Science

    PubMed

  4. マイナスイオンの正常とAkita糖尿病マウスの皮膚創傷治癒への効果 招待有り 査読有り

    間脇 彩奈, Arya Iswara, 向井 加奈恵, 中島 由加里, 中谷 壽男

    形態・機能   20 巻 ( 2 ) 頁: 69 - 75   2022年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.11172/keitaikinou.20.69

  5. The Correlation Between Fluid Distribution and Swelling or Subjective Symptoms of the Trunk in Lymphedema Patients: A Preliminary Observational Study 査読有り

    Hisano Fumiya, Niwa Shiori, Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Murota Kaoru, Fukuyama Atsushi, Takeno Yukari, Watanabe Sachiyo, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY   19 巻 ( 3 ) 頁: 269 - 273   2021年6月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1089/lrb.2020.0075

    Web of Science

    PubMed

  6. Breast Cancer-related Lymphedema with the presence or absence of accumulation of Fluid: MR Findings in ISL Stage II Cases 査読有り

    Shiori Niwa, Ayana Mawaki, Keisuke Nakanishi, Fumiya Hisano, Yukari Takeno, Atsushi Fukuyama, Toyone Kikumori, Kazuhiro Shimamoto, Etsuko Fujimoto, Chika Oshima

    Structure and Function   18 巻 ( 2 )   2021年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. 続発性リンパ浮腫に対する看護介入プログラムの開発 ー皮下組織における水分分布の検討ー

    丹羽史織, 間脇彩奈, 中西啓介,久野史椰,藤本悦子,大島千佳

    脳とこころの研究センター脳疾患克服に向けた次世代創薬開発のためのコホート・コンソーシアム型研究拠点形成令和元年度活動報告書     2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  8. Health Information Sharing Among Muslim Women in a Japanese Mosque 査読有り

    Ota Katsumasa, Furusho Haruka, Mawaki Ayana, Niimi Yukari, Ikegami Chikako, Arakawa Naoko, Maeda Jukai

    MEDINFO 2019: HEALTH AND WELLBEING E-NETWORKS FOR ALL   264 巻   頁: 1968 - 1969   2019年

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.3233/SHTI190738

    Web of Science

    PubMed

  9. 続発性リンパ浮腫に対する看護介入プログラムの開発

    脳とこころの研究センター平成30年度活動報告書     頁: 52   2019年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  10. 上肢リンパ浮腫における水分の分布 ― MR 画像を用いて ― 査読有り

    鈴木 由依子, 間脇 彩奈, 中西 啓介, 菊森 豊根, 竹野 ゆかり, 大島 千佳, 藤本 悦子

    形態・機能   16 巻 ( 2 ) 頁: 83-89   2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. LONG-TERM FOLLOW-UP OF COLLATERAL PATHWAYS ESTABLISHED AFTER LYMPHADENECTOMY IN RATS 査読有り

    Takeno Y., Arita H., Oshima C., Mawaki A., Nakanishi K., Kurono F., Fujimoto E.

    LYMPHOLOGY   50 巻 ( 3 ) 頁: 131-135   2017年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Web of Science

  12. Long-term follow-up of collateral pathways established after lymphadenectomy in rats.

    Takeno Y, Arita H, Oshima C, Mawaki A, Nakanishi K, Kurono F, Fujimoto E

    Lymphology   50 巻 ( 3 ) 頁: 131 - 135   2017年

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    記述言語:英語  

    PubMed

  13. Nighttime Bandaging to Reduce Lymphedema Swelling A Clinical Pre-Post Study 招待有り 査読有り

    Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Oshima Chika, Takeno Yukari, Kurono Fumiya, Taniho Yuiko, Murotani Kenta, Kikumori Toyone, and Fujimoto Etsuko

    SAGE Open Nursing   3 巻   頁: 1 - 8   2017年

  14. リンパ浮腫ケアの新たなステージー確かな実践にむけてー 招待有り 査読有り

    日本看護技術学会誌   15 巻 ( 1 ) 頁: 34 - 36   2016年

  15. Relationship between the distribution of myofibroblasts, stellar and circular scar formation due to the contraction ofsquare and circular wound healing 査読有り

    Mawaki, A., Nakatani, T., Sugama, J., Konya, C.

    Anatomical Science International   82 巻 ( 3 ) 頁: 147-155   2007年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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講演・口頭発表等 9

  1. 看護ケア開発を目的としたドセタキセル誘因性浮腫モデルマウスの作製

    間脇彩奈、中谷壽男、吉村文、臺美佐子、光田益士、長尾静子、須釜淳子

    第12回 国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会学術集会  2023年9月17日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:石川県かほく市  

  2. リンパ浮腫を有する小児のQOL評価尺度を用いた若者のQOL実態調査

    田﨑あゆみ,間脇彩奈,小栁礼恵,臺 美佐子,須釜淳子

    第12回 国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会学術集会  2023年9月17日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:石川県かほく市  

  3. 小児リンパ浮腫症例のQOL評価尺度(LYMPHOQOL日本語版)の作成と妥当性の試み

    臺美佐子、間脇彩奈、須釜淳子

    第20回日本循環器看護学会学術集会  2023年9月17日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:オンライン開催  

  4. 上肢リンパ浮腫患者の皮膚表面構造の画像解析

    小松美結、佐藤亜実、間脇彩奈、川西康友、中西啓介、久野史椰、丹羽史織、藤本悦子、大島千佳

    コ・メディカル形態機能学会第21回学術集会・総会  2023年9月9日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:山形市  

  5. 3Dスキャンシステムを用いた乳がん術後リンパ浮腫患者における体幹形状測定法の検討

    渡邉幸代、久野史椰、中西啓介、丹羽史織、間脇彩奈、本田育美、藤本悦子、大島千佳

    コ・メディカル形態機能学会第21回学術集会・総会  2023年9月9日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:山形市  

  6. 名古屋大学リンパ浮腫ケア研究チームの活動と今後の展望

    第15回がんのリンパ浮腫研究会  2023年1月21日 

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    開催年月日: 2023年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋市,愛知県  

  7. リンパ浮腫ケア選定のためのエコーアルゴリズムの考案と実装

    第6回日本リンパ浮腫治療学会学術総会  2022年9月3日 

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京都  

  8. リンパ浮腫ケアのエビデンス確立を目指した研究活動の紹介

    大島千佳、丹羽史織、久野史椰、渡邉幸代、中西啓介、間脇彩奈、竹野ゆかり、藤本悦子

    第5回日本リンパ浮腫学会総会  2022年3月11日 

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:名古屋市,愛知県  

  9. Reliability of upper limb circumference measurement using optical 3D digitizer.

    2020年 

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    開催年月日: 2020年2月 - 2020年3月

    記述言語:英語  

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科研費 15

  1. ドセタキセル療法に関連する下肢浮腫への薬理作用機序に基づく先制予防ケアの開発

    研究課題/研究課題番号:23H03187  2023年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    須釜 淳子, 間脇 彩奈

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    担当区分:研究分担者 

    乳がんにおける代表的な治療法であるドセタキセル療法の副作用として下肢浮腫に着眼し、これまでに患者の30%に下肢浮腫が発症し、かつQOLが低下したことを明らかにした。予防ケアには、いつ、どのようなケアを実施すべかきかを明らかにすべきである。本研究では、ラットモデルおよび細胞モデルを用いてドセタキセル療法でおこる組織間質液の増加および細胞傷害を可視化する。乳がん患者のドセタキセル療法によって発症する下肢浮腫への薬理作用に基づく先制予防ケアの開発につながる。

  2. リンパ浮腫評価指標の開発-皮膚表面構造はリンパ浮腫を評価できるか-

    2019年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  3. リンパ浮腫早期介入プログラム構築のための研究-患部の内部構造に着目して-

    2019年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者 

  4. 糖尿病を抱える続発性リンパ浮腫患者のケアに関する研究

    2016年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者 

  5. セルフバンデージ指導プログラムの開発-効果的なリンパ浮腫ケアをめざして-

    2015年4月 - 現在

    科学研究費補助金  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

  6. 学部におけるリンパ浮腫ケア教育の構築-セラピスト育成を視野に入れて-

    2013年4月 - 2016年3月

    科学研究費補助金 

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    担当区分:研究分担者 

  7. リンパ浮腫患者におけるスキンケアプログラムの開発

    2012年4月 - 2015年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

  8. リンパ浮腫ケア選定のための超音波検査技術アセスメントと遠隔システムの確立

    研究課題/研究課題番号:23H03186  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    臺 美佐子, 須釜 淳子, 大高 洋平, 間脇 彩奈, 山下 修二, 瀬戸 孝一, 三浦 由佳, 尾関 恩, 松本 智里, 今方 裕子, 瀧澤 理穂

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    担当区分:研究分担者 

    本研究遂行により、従来の外観評価によるケア選定で懸念されていた病態に即したケア選定が可能となる。さらに、エコーアセスメントの自動ケアリコメンデーション化と遠隔化により、リンパ浮腫管理の質の向上と均霑化が図られると期待できる。このエコーアセスメントに基づく遠隔ケアリコメンデーションシステムは、深層学習による自動ケアリコメンデーション化、遠隔システムへ化、医療従事者へのエコー技術教育を経て、リンパ浮腫患者を対象とした介入研究により浮腫減少効果と蜂窩織炎再発予防への有効性を検証する。本申請課題の達成により、リンパ浮腫管理の質が向上し、患者らの生活の質向上が期待できる。

  9. 続発性リンパ浮腫の評価とタンパク質動態:リンパ浮腫モデル動物を用いた基礎研究

    研究課題/研究課題番号:23K09834  2023年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    竹野 ゆかり, 藤本 悦子, 中西 啓介, 間脇 彩奈, 有田 広美, 大島 千佳

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    担当区分:研究分担者 

    リンパ浮腫とは、がん手術に伴うリンパ節郭清により、その部位の遠位側に組織間液が貯留することである。組織間液の主な成分は水分であるが、水分のほかにタンパク質が過剰に貯留するのが特徴である。皮下組織におけるタンパク質の蓄積は膠質浸透圧の低下をもたらし、さらに多くの水分を血管外に引き出すことにより持続的なむくみをもたらす。リンパ浮腫は一旦生じると完治することは難しい。
    これまで、リンパ浮腫の特徴であり、水貯留の原因となる皮下組織のタンパク質とその量については注目されてこなかった。むくみを予防し、進行を食い止めるにはタンパク質が貯留しない、または排出を促進させるといった新しい着眼点が必要である。

  10. リンパ浮腫の早期発見のための基礎研究ー体表面の微量生体ガスに着目してー

    研究課題/研究課題番号:20K10684  2020年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    中西 啓介, 竹野 ゆかり, 大島 千佳, 間脇 彩奈, 藤本 悦子, 安藤 詳子, 本田 育美

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    担当区分:研究分担者 

    私たちの体の表面からわずかに出ている生体ガスは体内の様子を映しており、糖尿病の健康管理などに役立てられはじめていますが、リンパ浮腫には使われていません。リンパ浮腫はがんなどの手術によって、腕や足に浮腫(むくみ)を生じるものです。生体ガス測定は,検査に痛みはなく、短い時間で検査を終えられる利点があります。この研究の進め方は、まず動物研究でリンパに関係する生体ガスを幅広く調べ、その後に患者さんを集めて行う研究でリンパ浮腫に特徴的な生体ガスをわり出します。2020年4月現在において、新型コロナウィルスが世界的に猛威をふるっており、患者さんに協力を得ておこなう研究は安全を第一に展開していきます。
    【本研究の背景】本研究は主にがんの手術に続いて生じる浮腫(続発性リンパ浮腫)の早期発見に貢献するセルフチェックシステムの開発にむけた基礎的研究として、皮膚体表面から放散される微量生体ガスに着目するものである。本研究はこれまでの研究で得られた知見や手法を統合・発展させ,2020年度、2021年度では動物実験でリンパ由来の皮膚ガスを網羅的に検討し,残る2年間でリンパ浮腫患者を対象とした検証研究を行うものとして、研究を計画している。
    【2020年度の進捗】2020年度はCovid-19感染予防対策のあおりを受けた。たとえば研究拠施設(所属施設)への立ち入りがゆるされなかった点や、所属施設全体として在宅ワークが推奨されたなどである。このような理由により、年度前半では研究実施が思うように展開できなかった。年度後半では共同研究者とともに実験系確立にむけてラット数の適切性やガス採取方法を検討・調整するなど、2021年度の円滑な実施にむけて取り組んできた。また、本研究が社会貢献するまでに至った場合に想定されるグランドデザインについて、東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野の三林教授の研究グループの研究により皮膚ガスを見える化(皮膚表面から放出される微量な血中揮発性成分の高感度リアルタイム画像化)した成果も参考に、具体的なイメージの形成を図ってきた。
    【2021年度の進捗】2021年度の特に年度後半はCovid-19感染予防対策のあおりを受けた。昨年度に引き続き、共同研究者とともに実験系確立にむけて検討・調整し2022年度にむけた円滑な実施にむけて取り組んだ。
    【今後の展開】2022年度は前年度に調整してきた実験系にそって引き続きプレテストを行い、追って本実験を展開していく。また、ウィズコロナ元年である2022年では患者を被検者とした研究についても、網羅的検討として並行して実施していく。
    2020年度前半と、2021年度後半のCovid-19の影響を受け、ラットによる網羅的検討が遅れている。2022年度はウィズコロナ元年として、ヒトを対象としたリンパ由来皮膚ガス物質候補の提案にむけてヒトを対象とした網羅的検討を並行して実施する予定である。
    2022年度はウィズコロナ元年として、リンパ由来皮膚ガス物質候補の提案にむけてヒトを対象とした網羅的検討を並行して実施する予定である。ただし、患者を被検者とした研究内容の推進については、研究協力施設の受け入れ状況の推移をみて計画していく。場合によっては他施設の協力を得る、または動物実験により到達可能な目標に設定しなおすなど抜本的変更も視野に入れて進めていく。

  11. リンパ浮腫評価指標の開発-皮膚表面構造はリンパ浮腫を評価できるかー

    研究課題/研究課題番号:19K10795  2019年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    間脇 彩奈, 藤本 悦子, 中西 啓介, 竹野 ゆかり, 大島 千佳, 川西 康友

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    リンパ浮腫ケアのエビデンス構築にあたり、リンパ浮腫の程度を評価する統一した指標を作ることは喫緊の課題である。私たちはこれまでリンパ浮腫患者の皮膚の変化に注目して研究を行い、リンパ浮腫患者の皮膚表面構造は水分の貯留状況に合わせて変化していることを見出した。本研究では近年、多くの分野で画期的な効果をもたらしている人工知能や画像解析技術を、皮膚表面構造の画像解析法の解明に使用する。皮膚表面構造を数量化し、浮腫の程度との相関を明らかにすることで新しいリンパ浮腫評価指標を開発し、国内外のリンパ浮腫患者に使用できるツールの基礎とする。
    リンパ浮腫は慢性的なものであり、継続的なケアや診断が必要になるが、それらに要する労力は大きく患者の負担が大きい。この負担を軽減するために、統一した指標やケアのエビデンスを確立することで、よりよいケアを検討することは喫緊の課題である。私たちはこれまでリンパ浮腫患者の皮膚の変化に注目して研究を行い、リンパ浮腫患者の皮膚表面構造は水の貯留状況に合わせて変化していることを見出してきた。本研究では、まだ明らかにされていないリンパ浮腫患者の皮膚表面構造に着目し、リンパ浮腫の皮膚の評価とすることができるかを明らかにすることを目的としている。
    2021年度は前年度からの課題であった皮膚表面構造の画像解析方法について引き続き検討を行った。コロナの影響もあり新規の被験者をリクルートすることが難しい状況であったため、過去に収集した画像データを用いての検討となった。皮膚表面の皮溝をより適切に表現し数値化するため、画像処理ソフト(GIMP 2.10.28)を用いて画像処理を行った。2値化の方法として先行研究の方法を検討したが、皮膚の日焼けの状態や光の当たり具合などより撮影状態に左右されずに皮溝を抽出できる、ガウス差分や閾値を変更して抽出する方法を採用した。現在、おおよその方法が決まったため、データの解析に入ったところである。今後は、データの解析を進めるとともに、その結果がMR画像、超音波画像、皮膚粘弾性等他の浮腫の程度を示す指標や患者背景との関連を分析し、学会発表や論文として発表することを予定している。
    画像解析方法について確立でき、今後はデータの分析を行う予定で進めている。新規の被験者リクルートについての検討は引き続き行うが、現時点ではおおむね順調に進展できていると考えている。
    画像解析方法について確立でき、今後はデータの分析を行う予定である。感染の拡大状況や社会情勢と併せて新規の被験者をリクルートすることを予定するが、まずは、過去のデータを利用して、浮腫の程度を示す他の指標(MR撮像、超音波画像、生体インピーダンス、周囲径、皮膚粘弾性など)との相関、患者背景との関連を分析する予定である。

  12. リンパ浮腫早期介入プログラム構築のための研究ー患部の内部構造に着目してー

    研究課題/研究課題番号:19K10925  2019年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大島 千佳, 藤本 悦子, 中西 啓介, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり, 安藤 詳子

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    担当区分:研究分担者 

    がん治療後の続発性リンパ浮腫では、早期に発症の兆候を発見し治療を開始することが、重症化の防止に極めて重要であるが、患者の多くは、患肢の極端な腫脹などの自覚症状から受診に到るケースが多く、適切な介入の時期を逃している場合が多い。本研究では、がん治療開始前の患者を対象として、自覚症状に先行するごく初期における患部の変化を、客観性の高い指標であるMRIを中心に、超音波エコー、生体インピーダンス、皮膚計測器などを用いて、多角的に捉え、その特徴を経時的に比較検討することによって、リンパ浮腫に対する早期介入プログラム構築の基礎とする。
    今年度は、リンパ浮腫患者の体幹部の水分貯留状況と健常者の体幹部の水分貯留状況を比較した。
    [方法]乳がん好発年齢とされる40代から50代の健常女性(右利き)の体幹を3Dスキャナーにて走査し、背部を内側から外側にかけて4つのareaに分け、各areaの左右の厚みの差を比較した。また、先行研究で得られている乳がん術後患者群(右利き・右患側)のデータを二次利用し、健常者群と同様の解析を行なった。健常者群、患者群における、体幹背部の左右の厚みの差の検定には、Mann-Whitney U検定を用いた(p<0.05)。
    [結果] 健常者群26名の左右の厚みの中央値は、area1で右側が448.74mm、左側が337.44mm、area2で右側が449.92mm、左側が442.43mm、area3で右側が427.96mm、左側が447.19mm、area4で右側が362.97mm、左側が452.32mmであった。左右の厚みの差の検定では、area1とarea4で有意な差が見られた。患者群14名の左右の厚みの中央値は、area1で右側が402.68mm、左側が401.52mm、area2で右側が391.51mm、左側が396.22mm、area3で右側が347.59mm、左側が355.43mm、area4で右側が264.09mm、左側が276.60mmであった。いずれのareaでも有意差はみられなかった。
    [結論] 40代から50代の健常女性では、最内側で右側が有意に厚く、最外側で左側が有意に厚いことが明らかとなった。また、健常者群と患者群の比較から、元々健常者で見られた左右の厚みの差が、手術やリンパ浮腫等の影響によって、相殺された可能性が示唆された。
    コロナ禍における被験者(リンパ浮腫患者)数の減少が、今年度も改善されなかったため、乳がん好発年齢である40代から50代の健常者の体幹の特徴を定量的に把握することを今年度の主な目的とした。今年度得られた結果を、先行研究で得られた乳がん手術後患者の体幹のデータを健常者の体幹の特徴と比較したことで、新知見を得ることができた。
    これまでの研究活動で、多くの新知見を得ることができたと考える。最終年度の研究活動は、これまで得られた知見をまとめ、つぎの研究活動に寄与できる形に発信することである。

  13. 糖尿病を抱える続発性リンパ浮腫患者のケアに関する研究

    研究課題/研究課題番号:16H05563  2016年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    藤本 悦子, 中西 啓介, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり, 玉腰 浩司, 有田 広美, 大島 千佳, 安藤 詳子, 菊森 豊根, 永谷 幸子

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    担当区分:研究分担者 

    糖尿病患者のリンパ浮腫(乳がん手術時のリンパ節郭清による)のケアプログラムの構築を試みた。複合的療法をベースに様々な観点から検討した。
    MR画像からで、前腕の側に水分貯留が多いことが明らかになった。ドレナージはこの部位を念頭に実施すること、血糖との関係から血圧変動の安定している食後120分に実施することが推奨された。浮腫の状況を把握するには、従来の巻き尺や自覚症状による判定では不十分であることが分かり、MR画像や超音波画像診断画像の必要性が示唆された。セルフケアでは患者をエンカレッジするためにケアの効果を視覚的に捉えることが重要である。このために3Dスキャナーを使用することが考えられた。
    乳がん、糖尿病が急増していることを鑑みると、糖尿病をもつリンパ浮腫患者のケアが看護として益々重要になってくると考えられる。本研究結果は、ケアを実践する場合に、これまで戸惑っていたこと(今まで通りの画一的な方法でよいのか、いつどのように実施すればよいか、具体的な方法は?といったこと)について回答することにつながり、患者の利益に貢献すると思われる。なお、この「戸惑い」については、第14 回日本看護技術学会(2015)で交流セッションを開催し、臨床看護師を含む様々な立場の参加者と共に抽出、あるいは確認したものである。

  14. リンパ浮腫患者の睡眠障害に関する研究ー睡眠状況改善プログラムの開発ー

    研究課題/研究課題番号:15K11468  2015年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大島 千佳, 藤本 悦子, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり

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    担当区分:研究分担者 

    リンパ浮腫治療において、最も治療効果を発揮しうる多層包帯法は、その圧迫感や可動制限などから、睡眠の質を下げる可能性が指摘されている。本研究は、健常者および乳がん治療後片側上肢にリンパ浮腫を発症した患者を対象に、就寝中の多層包帯法が睡眠に与える影響を検討したものである。その結果、多層包帯法は、健常者、リンパ浮腫患者の双方において、睡眠に影響を与えないことが明らかになった。本研究により、多層包帯法導入に伴う睡眠障害への懸念が払拭された。これまで、睡眠障害を懸念して多層包帯法の導入に踏み切れなかったリンパ浮腫患者も、今後は、より積極的に多層包帯法を取り入れ、継続使用できるようになると考える。
    がん患者は、不眠症や睡眠覚醒周期に障害をきたすリスクがきわめて高く、中でもリンパ浮腫を合併した患者では、がん治療終了後も睡眠障害が持続することが報告されている。2008年には、日本における乳がんの発生率と睡眠時間に関する研究報告が発表され、乳がんの発症予防・再発予防には適切な睡眠の確保が必要ということが、広く認知されるようになった。再発の不安を常に抱えるリンパ浮腫患者にとって、夜間帯の多層包帯法導入は、大きな不安を伴うものであったが、本研究により睡眠障害への懸念が払拭された。これまで多層包帯法の導入に踏み切れなかったリンパ浮腫患者も、今後は、安心してその恩恵にあずかることができるようになる。

  15. セルフバンデージ指導プログラムの開発-効果的なリンパ浮腫ケアをめざして-

    研究課題/研究課題番号:15K20666  2015年4月 - 2018年3月

    科学研究費助成事業  若手研究(B)

    間脇 彩奈

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )

    リンパ浮腫の治療において「圧迫療法」は推奨度の高い治療法でありライフスタイルに圧迫療法を取り込むことがQOLを高める手段として求められている。しかし実際には、圧迫療法、特にバンデージについては施行技術や管理が難しいとされ、その指導に関しては敬遠されがちであった。本研究では患者への指導回数と技術の習得状況の関係を調べ、少なくとも4回の指導が必要であることを示唆した。1週間のセルフバンデージを取り入れた生活を行った前後の水貯留部位の変化、インピーダンスの変化、皮膚状態の変化から、セルフバンデージの安全性が確認でき、また浮腫の改善が認められた。

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