2025/05/20 更新

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イシカワ ヒロシ
石川 寛
ISHIKAWA Hiroshi
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化 准教授
学部担当
文学部 人文学科
職名
准教授
外部リンク

学位 1

  1. 歴史学博士 ( 2003年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 7

  1. 歴史意識

  2. 地域史

  3. 資料学

  4. 対外関係史

  5. 日本近代史

  6. 木曽三川流域

  7. 治水

研究分野 1

  1. 人文・社会 / 日本史

現在の研究課題とSDGs 4

  1. 濃尾地域の歴史情報資源と社会像に関する研究

  2. 近代の地域社会と地域意識に関する研究

  3. 明治期の地域医療に関する研究

  4. 明治維新期の日朝関係と対馬藩に関する研究

経歴 2

  1. 名古屋大学   大学院人文学研究科   准教授

    2019年7月 - 現在

  2. 名古屋大学   大学院人文学研究科   特任准教授

    2017年4月 - 2019年3月

学歴 3

  1. 名古屋大学   文学研究科   史学地理学専攻

    1997年4月 - 2000年3月

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    国名: 日本国

  2. 立命館大学   文学研究科   史学専攻

    1995年4月 - 1997年3月

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    国名: 日本国

  3. 立命館大学   文学部   史学科日本史学

    1991年4月 - 1995年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 6

  1. 明治維新史学会

  2. 近現代史研究会

  3. 名古屋歴史科学研究会

  4. 九州史学研究会

  5. 一般社団法人日本レセプト学会   理事

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委員歴 6

  1. 愛知県公文書館歴史資料アドバイザー  

    2023年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

  2. 東海歴史資料保全ネットワーク   運営委員  

    2022年2月 - 現在   

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    団体区分:その他

  3. 一般社団法人日本レセプト学会   理事  

    2020年5月 - 現在   

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    団体区分:学協会

  4. 西尾市教育委員会   西尾市史執筆員(近現代部会)  

    2017年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

  5. 近現代史研究会   会誌編集委員  

    2008年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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受賞 2

  1. フロンティア賞

    2021年2月   一般社団法人日本レセプト学会   小寺家文書にみる明治後期の地域医療

    黒野伸子, 石川寛, 大友達也

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  2. 学会賞

    2021年2月   一般社団法人日本レセプト学会   小寺家文書にみる明治後期の地域医療

    黒野伸子, 石川寛, 大友達也

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論文 37

  1. 宝暦治水前の普請意見書の分析 その4 査読有り

    石川寛

    名古屋大学附属図書館研究年報   ( 22 ) 頁: 1 - 39   2025年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  2. 宝暦治水前の普請意見書の分析 その3 査読有り

    石川寛

    名古屋大学附属図書館研究年報   ( 21 ) 頁: 1 - 38   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  3. 治水の記憶と伝存史料―「宝暦治水」をめぐって 招待有り

    石川寛

    現代思想   51 巻 ( 14 ) 頁: 120 - 129   2023年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  4. 木曽三川流域の河川絵図~川通御用の役儀に用いられた絵図~ 招待有り

    石川寛

    会報河川文化   ( 103 ) 頁: 20 - 21   2023年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  5. 宝暦治水前の普請意見書の分析 その2 査読有り

    石川寛

    名古屋大学附属図書館研究年報   ( 20 ) 頁: 1 - 36   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

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書籍等出版物 30

  1. 古文書・古絵図で読む木曽三川流域―旗本高木家文書から―

    石川寛、秋山晶則、大橋正浩、鈴木雅、服部亜由未( 担当: 共編者(共編著者))

    風媒社  2021年4月  ( ISBN:9784833101967

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    総ページ数:175   記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

  2. 新編西尾市史 資料編5 近現代

    新編西尾市史編さん委員会( 担当: 分担執筆)

    愛知県西尾市  2025年3月 

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    総ページ数:830   記述言語:日本語

  3. 『鳥羽御城石垣御修復一件』翻刻

    減災古文書研究会編( 担当: 共著)

    国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学減災連携研究センター  2024年3月 

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    総ページ数:53   記述言語:日本語

  4. 高木家文書 修理事業と文書の紹介

    名古屋大学附属図書館・附属図書館研究開発室( 担当: 分担執筆)

    名古屋大学附属図書館・附属図書館研究開発室  2023年7月 

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    総ページ数:40   記述言語:日本語

  5. 地図でみる近代の豊田

    ( 担当: 共著)

    愛知県豊田市  2023年3月 

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    記述言語:日本語

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MISC 12

  1. 高木家文書デジタルライブラリーの構成とその特色

    石川寛  

    名古屋大学附属図書館研究年報 ( 22 )   2025年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  2. 安政東海地震における尾張徳川家の救済活動 招待有り

    石川寛  

    愛知県公文書館研究紀要 ( 1 )   2023年3月

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    記述言語:日本語  

  3. 高木家文書からみる木曽三川の治水 招待有り

    石川寛  

    第38回岐阜シンポジウム 木曽、長良、揖斐の歴史、自然、地域づくりを考える   2022年8月

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    記述言語:日本語  

  4. 國立臺灣大學圖書館所蔵東高木家文書目録

    石川 寛  

    名古屋大学附属図書館研究年報 ( 19 ) 頁: 17 - 23   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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  5. 広栄寺文書目録

    石川寛  

    名古屋大学附属図書館研究年報 ( 15 ) 頁: 25 - 57   2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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講演・口頭発表等 4

  1. 高木家文書から見る木曽三川の治水 招待有り

    石川寛

    第38回岐阜シンポジウム 木曽・長良・揖斐 歴史、自然、地域づくりを考える  2022年3月21日  岐阜大学

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:岐阜大学 講堂  

  2. 安政東海地震における尾張徳川家の救済活動 招待有り

    石川寛

    愛知県公文書館歴史資料講演会  2021年10月23日  愛知県公文書館

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    開催年月日: 2021年10月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:愛知県女性総合センター(ウィルあいち)  

  3. 小寺家文書の世界 招待有り 国際会議

    石川寛,黒野伸子

    第3回国内学術大会・第2回国際学術大会  2021年2月14日  一般社団法人日本レセプト学会

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    開催年月日: 2021年2月

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  4. 小寺家文書から読み解く明治後期の地域医療

    黒野伸子, 石川寛, 大友達也

    第55回神奈川地方例会秋季大会・日本医史学会合同例会  2020年9月26日  日本医史学会

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    開催年月日: 2020年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

科研費 6

  1. 近世における木曽三川流域の治水政策と河川絵図

    研究課題/研究課題番号:24K00111  2024年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 寛, 秋山 晶則, 服部 亜由未

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:17420000円 ( 直接経費:13400000円 、 間接経費:4020000円 )

  2. 患者と医療提供者双方の視点からみた近代地域医療の形成過程に関する研究

    研究課題/研究課題番号:22K00866  2022年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    黒野 伸子, 石川 寛, 大友 達也, 黒木 由美, 河合 晋, 石川 寛, 大友 達也, 黒木 由美, 河合 晋

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )

    本研究は、地域医療の形成過程を「患者」「医療提供者」双方の視点から明らかにし、現代における地域医療の在り方を提言することを目的とする。申請者らはこれまで地域医療に関する歴史資料の所在と内容の確認を進めてきた。研究では、岐阜県大垣市に伝来する「小寺家文書」と愛知県新城市に残る「信玄病院資料」を中心に、「患者」と「医療提供者」が西洋医学受容に如何に寄与し、近代地域医療を形成してきたかを読み解いていく。得られた知見は患者教育プログラムの構築に応用する。併せて明治期の医療関係資料の整理・収集・統合を継続し、社会還元として、貴重な医療遺産を後世に伝えていくためのアーカイブ化、市民に向けた公表を行う。
    本研究は、地域医療の形成過程を「患者」「医療提供者」双方の視点から明らかにし、現代における地域医療の在り方を提言することを目的としている。申請者らは2019年8月に岐阜県大垣市に伝来する小寺家文書より日本最古の入院診療明細書を発見し、同年12月には愛知県新城市の旧信玄病院が発行したレセプト原簿、会計原簿等を確認した。本年度は以下の内容で研究を進めた。
    ①先行研究整理:近代医療関連の書籍、文献、画像の収集及び整理を行った。整理は「医療提供者側」「患者側」いずれの視点で論じているかによって分類した。
    ②小寺家文書の再精査:小寺家文書の見直しを行い、『小寺家文書目録』衛生医療に分類されないものの中にも医療関連の資料がないかどうかの確認を行った。旧所有者小寺登氏の協力の元、検討を加えるに足る資料を得ることができた。書状(書付、領収証)などに医療関連の記述が残されているケースがみられるため、次年度も引き続き継続する予定である。新たな資料の解読は次年度に行うこととした。
    ③資料の画像化及び内容の確認:画像化の進んでいない「小寺家日誌」についてスキャンを進めた。家族の受療行動、医療に対する考えなど、多くの示唆を与える重要な内容を確認することができた。信玄病院資料については、目録に沿って資料の確認を行い、画像化の準備を進め、次年度に画像化を進めることとした。
    ④現地調査:資料収集地域に赴き、地域の方々にヒヤリングを実施した(一部遠隔会議システムを使用)。
    当該年度は先行研究の収集・分類等が完了し、研究の方向性を決めることができた。併せて次年度に予定している資料の精査を行うための準備を進めた。しかしながら画像化等データ化の作業が遅れており次年度に一部持ち越しとなり、翻刻・解読などの作業が遅れる可能性も出ている。データ化の完了している資料から解読を進めていくことで、遅れを取り戻すことは可能であると思われる。
    今後の予定は以下の通りである。
    ①地域医療に関する因子分析:ICF(国際生活機能分類)による「生活機能モデル」を用いた先行研究の分析を実施する。近代地域医療形成過程において重要とされてきた因子を抽出し、検討する。これにより、西洋医学受容過程を「医療提供者側」と「患者側」との関わりから再検討することが可能であると期待する。
    ②抽出した医療関連資料の翻刻、解題、解読:「小寺家文書」については、医療費計算、明細書等の記録物と小寺家日誌の照合を行い、「信玄病院資料」については、患者分布図の作成、レセプト原簿、会計原簿の解読を行う。
    ③治療への期待度、金銭負担の影響度、地域への啓発度の数値化:「治療への期待度」は、Lisserの尺度を参考に、明治期の医療行為、看護行為を考慮に入れた尺度表を作成し、日誌記述の概念抽出(M-GTAによる)と併せて検証する。「金銭負担の影響度」は、マーケティング4C分析(価値、負担、利便性、コミュニケーション)をフレームとして検証する。「地域への啓発度」は、啓発活動における効果測定の手法を参考に検証する。
    ④信玄病院の復元:病院平面図よりCGモデルを作成する。

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  3. 木曽三川流域における治水関係文書の高度活用に関する研究

    研究課題/研究課題番号:19H01306  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 寛, 斎藤 夏来, 池内 敏, 秋山 晶則, 服部 亜由未, 田中 隆文

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:16120000円 ( 直接経費:12400000円 、 間接経費:3720000円 )

    本研究は、自然災害の歴史分析の一環として、全国屈指の規模で治水関係文書が系統的に残る木曽三川流域を対象に、膨大かつ分散した資料の統合と体系化および共有化による研究基盤の飛躍的向上を図るものである。あわせて、統合される歴史資料を活用し、歴史学と歴史地理学の協働により、これまで資料の散在により阻まれてきた近世から近代初頭(17~19世紀)における災害と地域の関係性解明につなげることを目的とする。
    本研究は、自然災害の歴史分析の一環として、木曽三川流域に残る治水関係文書の体系化と共有化による研究基盤の整備を図り、統合される歴史資料を活用して、近世から近代初頭(17~19世紀)における自然災害と地域の関係性解明につなげることを目的としている。そのため本年度は以下の調査・研究をおこなった。
    流域の治水を管掌した旗本高木三家に関する資料に関して、名古屋大学附属図書館が所蔵する西高木家文書については治水関係資料のデジタル撮影に取り組むとともに、近世の治水政策を踏まえた内容分類を進めた。東高木家治水文書(個人蔵)については、宝暦治水の実施状況がわかる記録等を整理・補修し、デジタル撮影によりデータ収集をおこなうことで、現存する東高木家文書の内容把握を進めた。北高木家関係文書(個人蔵)については、仮目録データの点検を継続し、目録化にむけた準備をおこなった。名古屋市蓬左文庫が所蔵する東高木家文書については、木曽川河口新田関係絵図・笠松役所関係文書を中心にデジタル撮影を実施した。美濃の幕領を支配した美濃郡代の笠松陣屋堤方役所文書については、国役普請に関わる資料からデジタル撮影に着手し、撮影した資料をもとに詳細な目録採取を進めた。この他、輪中地域の治水関係資料の収集と整理にも着手するとともに、災害復旧に動員された諸大名文書についても治水関係文書の抽出作業に取り組み、御手伝普請関係の資料の所在を確認した。
    旗本高木家および笠松陣屋に伝来した治水文書・絵図については、西高木家文書(名古屋大学附属図書館所蔵)648点、東高木家治水文書(個人蔵)470点、東高木家文書(名古屋市蓬左文庫所蔵)155点、堤方役所文書(岐阜県歴史資料館所蔵)349点を新たにデジタル撮影することができた。これまで収集した資料群の目録採取も進め、東高木家治水文書1123点、堤方役所文書2241点の目録を採取した。
    輪中地域の治水関係資料として、高須輪中の豪農文書(個人蔵)の整理に着手したほか、大榑川洗堰に関する地方資料を収集した。また、近世・近代の高須輪中および木曽三川下流部文書の整理および諸大名文書の中に含まれる御手伝普請関係資料の調査に向けた準備を進めることができた。
    このほか、高木家文書『御用日記 宝暦三年』の翻刻を活用できるようにデータベースを作成し、引き続き『御用日記 宝暦四年』の翻刻を進めた。
    本研究は、木曽三川流域の治水関係文書について内容調査・年代比定・データ収集・デジタル撮影を進め、収集した文書群相互の関連性の分析と統一した分類項目の作成をおこない、関連文書を統合したデータベースの作成をめざす。その成果をもとに、収集蓄積された情報やデータベースを活用した研究展開をおこなう。
    そのため、引き続き、近世を通じて流域の治水を管掌した旗本高木家の文書群、独自の治水仕法を生み出した美濃郡代の笠松陣屋堤方役所文書、災害復旧に動員された諸大名文書および資料館や個人が所有する流域の文書群、近世・近代の高須輪中および木曽三川下流部文書のさらなる調査・収集による資料情報の蓄積を進める。
    この上で、所蔵移管および個人所有者との十分な協議、取り決めをおこない、関連文書群のデータベース化を進めるとともに、木曽三川流域史の構築に向けた共同研究を計画している。

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  4. 旗本高木家文書を中心とした分散資料の統合と共有化に関する研究

    研究課題/研究課題番号:15H03237  2015年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 寛, 斎藤 夏来, 秋山 晶則, 池内 敏

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:15210000円 ( 直接経費:11700000円 、 間接経費:3510000円 )

    名古屋大学附属図書館およびその他の公的機関や個人が所蔵している高木家文書とその関連文書群について内容調査、目録採取、デジタル撮影に取り組み、文書群相互の関連性を分析して統一した内容分類項目を策定した。この作業を踏まえてデータベースを作成し、高木三家の伝来文書および三家の活動に関連して生成された地域の文書群を一体として把握することを可能とした。

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  5. 古文書解読からわかる地震活動・被害実相比較による南海トラフ巨大歴史地震像の解明

    研究課題/研究課題番号:25242034  2013年4月 - 2016年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    山中 佳子, 武村 雅之, 石川 寛, 都築 充雄, 溝口 常俊, 羽賀 祥二, 虎谷 健司, 北原 糸子, 大邑 潤三, 平井 敬

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    担当区分:研究分担者 

    西高木家文書や尾張徳川家文書,その他新たな史料を調査,翻刻し,安政地震時の尾張藩内の被害状況あるいは宝永地震での東海道筋,富士川沿いの被害を明らかにした.神社明細帳や地方史などを用いて,宝永地震,安政地震の高知県や愛知県での被害状況を調査した.それぞれの地震被害の相違点から宝永地震では安政地震よりも震源域が西に延びている可能性を指摘した.またこれまでに調べられている地震史料のDB化を行い,検索システムを構築した.

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