2022/03/29 更新

写真a

ハナゾノ マコト
花薗 誠
HANAZONO, Makoto
所属
大学院経済学研究科 社会経済システム専攻 政策システム分析 教授
大学院担当
大学院経済学研究科
学部担当
経済学部 経済学科
職名
教授

学位 1

  1. Ph.D. ( 2003年8月   ペンシルバニア大学 ) 

研究キーワード 4

  1. 産業組織論

  2. 契約と組織の経済学

  3. ゲーム理論

  4. ミクロ経済学

研究分野 1

  1. 人文・社会 / 理論経済学  / 産業組織、ゲーム理論、契約理論

現在の研究課題とSDGs 2

  1. 消費者探索と産業組織

  2. 調達の経済学

経歴 3

  1. 名古屋大学 経済学研究科 准教授

    2007年4月

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学 経済学研究科 講師

    2006年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  3. 京都大学経済研究所・講師

    2003年5月 - 2006年3月

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    国名:日本国

学歴 4

  1. ペンシルバニア大学   経済学部

    1998年9月 - 2003年8月

  2. 慶應義塾大学   経済学研究科

    1996年4月 - 2000年3月

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    国名: 日本国

  3. 慶應義塾大学   経済学研究科

    1994年4月 - 1996年3月

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    国名: 日本国

  4. 慶應義塾大学   経済学部

    1990年4月 - 1994年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 3

  1. 数理経済学会

  2. 行動経済学会

  3. 日本経済学会

 

論文 10

  1. Equity bargaining with common value 査読有り

    Hanazono Makoto, Watanabe Yasutora

    ECONOMIC THEORY   65 巻 ( 2 ) 頁: 251 - 292   2018年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00199-016-1004-1

    Web of Science

  2. Is a Big Entrant a Threat to Incumbents? The Role of Demand Substitutability in Competition Among the Big and the Small 査読有り

    Pan Lijun, Hanazono Makoto

    JOURNAL OF INDUSTRIAL ECONOMICS   66 巻 ( 1 ) 頁: 30 - 65   2018年3月

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  3. Endogenous Product Boundary 査読有り

    Takanori Adachi, Takeshi Ebina, Makoto Hanazono

    Manchester School   85 巻 ( 1 ) 頁: DOI: 10.1111/manc.12134   2017年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: DOI: 10.1111/manc.12134

  4. 抱き合わせ販売 招待有り

    花薗 誠

    一橋ビジネスレビュー   61 巻 ( 1 ) 頁: 36-50   2013年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

    DOI: 36-50

  5. 総合評価落札方式オークションの均衡入札―除算方式評価の場合―

    花薗 誠

    経済科学   57 巻 ( 4 ) 頁: 149-157   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. *Dynamic Entry and Exit with Uncertain Cost Positions 査読有り

    Makoto Hanazono and Huanxing Yang

    International Journal of Industrial Organization   27 巻 ( 3 ) 頁: 474-487   2009年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    We study the dynamics of entry and exit based on firms' learning about their relative cost positions. Each firm's marginal cost of production is its own private information, thereby facing ex ante uncertainty about its cost position. The (inelastic) market demand can accommodate only a fraction of firms to operate, and thus only firms with relatively lower costs are viable in the long run. Some firms in the market will exit if excessive entry (or overshooting) occurs. We derive the unique symmetric sequential equilibrium. The equilibrium properties are consistent with empirical observations: (i) entry occurs gradually over time with lower cost firms entering earlier than higher cost firms, (ii) exiting firms are among the ones that entered later (indeed in the last period). Moreover, equilibrium overshooting probability is shown to always be positive and decreasing over time.

  7. *Mimicking the Winner Leads to War: An Evolutionary Analysis of Conflict and Cooperation 査読有り

    Makoto Hanazono

    Japanese Economic Review   58 巻 ( 3 ) 頁: 417-422   2007年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    This note applies an evolutionary analysis to Skaperdas's (1992) static model of conflict and cooperation, in which agents are faced with trade-offs between joint production and share competition. We adopt the stochastic evolution approach, and assume that each agent occasionally mimics the action of the winner of the stage. In contrast to Skaperdas's results that justify full- or partial-cooperation in productive activity, the long-run equilibrium must exhibit total conflict; nobody engages in production at all.

  8. *Collusion, Fluctuating Demand, and Price Rigidity 査読有り

    Makoto Hanazono and Huanxing Yang

    International Economic Review   48 巻 ( 2 ) 頁: 483-515   2007年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    We study a repeated Bertrand game in which an i.i.d. demand shock occurs in each period. Each firm receives a private signal about the demand shock at the beginning of each period. At the end of each period, all information but the private signals becomes public. We consider the optimal symmetric perfect public equilibrium (SPPE) mainly for patient firms. We show that price rigidity arises in the optimal SPPE if the accuracy of the private signals is low. We also study the implications of more firms, and firms' impatience on collusive pricing. These results contribute to our understanding of which industries, and under what conditions, should exhibit rigid prices.

  9. A Simple Holdup Model with Two-sided Investments: the Case of Common-Purpose Investments 査読有り

    Makoto Hanazono

    Problems and Perspectives in Management   4 巻 ( 2 ) 頁: 115-125   2006年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    This paper theoretically studies a simple, discrete holdup model with two-sided investments, in which each party's investment enhances the value of transaction by improving a common factor (the buyer's valuation, in text). We investigate whether contractual remedies to the holdup problem are avialable by adopting noncontingent or option contracts. The main result of this paper is that an option contract can completely remedy the holdup problem in several cases, whereas noncontingent contracts can only partly remedy it. Remedies by option contracts are more likely as the relative improtance of the purely cooperative investent to the purely selfish investment becomes larger, and the cost of investment becomes smaller.

  10. 不完備契約の再交渉におけるコミットメント 査読有り

    花薗 誠

    三田学会雑誌   98 巻 ( 3 ) 頁: 79-90   2005年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本稿は、不完備契約とホールドアップ問題に関する先駆的な研究であるHart-Moore(1988)における再交渉ゲームを再検討し、その構造に内在するコミットメントの問題を明らかにする。あわせて、Hart-Mooreの議論の複雑さがコミットメントの問題の回避のアプローチに起因するという点を指摘し、均衡の精緻化に基づくより扱いやすい問題の回避アプローチを提示する。

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書籍等出版物 2

  1. 産業組織とビジネスの経済学

    花薗 誠( 担当: 単著)

    有斐閣  2018年9月  ( ISBN:978-4641150591

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    記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  2. 数理経済学の源流と展開

    武藤功, 花薗誠( 担当: 共編者(共編著者))

    慶應義塾大学出版会  2015年9月  ( ISBN: 978-4-7664-2253-5

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    総ページ数:336   記述言語:日本語 著書種別:学術書

MISC 1

  1. 公共調達:制度設計とその経済学的な評価 招待有り

    花薗 誠  

    進化するビジネスの実証分析   頁: 131 - 139   2020年5月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

科研費 11

  1. 多次元入札の研究基盤の構築

    研究課題/研究課題番号:21K18426  2021年7月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    花薗 誠, 中林 純

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:6240000円 ( 直接経費:4800000円 、 間接経費:1440000円 )

    本研究は多次元入札の研究基盤を理論的に整備するとともに、実証分析のための構造推定の方法を整備・開発することを目的とする。入札参加者に価格のみならず、事業者の属性や事業内容に関する提案といった価格以外の他の要素を入札させ、その総合評価によって落札者を決定する「多次元入札(multidimensional bidding)」は、公共調達の受注事業者選定や石油/ガス採掘権売却などで広く用いられている。結果として、入札制度設計に貢献することを目指す。

  2. 談合の理論・実証分析

    研究課題/研究課題番号:21H04402  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    中林 純, 花薗 誠, 西脇 雅人

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    担当区分:研究分担者 

    1)各国政府の公表する入札データを収集してデータセットを構築し、談合を識別する新手法を提案する。2)統計的手法を用いて、繰り返しゲームの理論研究で示唆された談合の成立・維持・崩壊メカニズムの検証を行う。1)で提案する手法は、特定の企業が談合に関与しているかどうかの識別など、高い精度で談合をスクリーニングすることが可能となり、競争当局等が担う新たな実務分野を開拓することが期待される。2)については、その結果を繰り返しゲームの理論分析にフィードバックすることを通じて、理論研究の一層の発展に貢献するとともに、途上国を含めた各国政府が談合を抑止する入札制度を設計する際に応用されることが期待される。

  3. 市場支配力とマクロ経済:サーチ理論による産業組織、景気変動と格差の分析

    研究課題/研究課題番号:20H01476  2020年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    工藤 教孝, 花薗 誠, 宮本 弘暁, 尾山 大輔, 田中 頌宇将

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    担当区分:研究分担者 

    2010年のノーベル経済学賞の対象となった「サーチ理論」は、微小な粒子同士のランダムなぶつかり合いとして経済活動を再定義することで市場の「摩擦」をモデル化することに成功した。しかしながら、「微小な経済主体」という世界観は分析上の制約になることも多かった。本研究は、「企業規模」という概念をモデル化することを通じてサーチ理論を大きく発展させ、世界規模で進む市場構造の変質、特に近年報告されている市場支配力の上昇や労働分配率の下落などの現象を、産業組織、景気変動に伴う雇用調整、所得分布の視点から解明する。
    サーチ理論は、微小な粒子同士のランダムなぶつかり合いとして経済活動を再定義することで市場の「摩擦」をモデル化するが、「微小な経済主体」という世界観が分析上の制約となっていた。本研究は、「経済主体の規模」という概念を通じてその枠組みを大きく発展させ、世界規模で進む市場支配力の上昇などの市場構造の変質を、産業組織、景気変動に伴う雇用調整、所得分布の視点から解明することを目的とする。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究代表者と名古屋大学経済学研究科の花薗誠教授(研究分担者)による研究チームで研究を推進し、摩擦的な財市場に(販売員数で測った)「企業規模」の概念を導入することに成功した。ランダムな出会いしかできない市場では、買い手はより規模の大きな企業により出会いやすいという性質がある。このとき、規模の大きな企業がより強い価格支配力を持つことを解明した。研究成果を共同論文にまとめ、学術誌にて査読中である。また、本プロジェクトから派生した複数の新たな分析に着手しており、市場支配力についてさらなる解明を目指している。
    プロジェクト2「摩擦的市場と景気変動」では、研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究によって、景気変動上に発生する「所得効果」が労働市場の変動に与える影響を抽出することに成功した。また、技術進歩が所得格差に与える影響についての研究も行い、論文としてまとめることができた。本プロジェクト全体を通して、企業規模概念導入に伴う技術的難題を適切に回避する方法を解明し、関連する派生プロジェクトに応用している。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究代表者と名古屋大学経済学研究科の花薗誠教授(研究分担者)による研究チームで研究を推進し、研究成果を花薗教授との共同論文「Market Structure and Price Dispersion: Asymmetric Oligopoly with Sequential Consumer Search」にまとめ、国際ジャーナルにて査読中であるが、一次審査を通過し、査読誌掲載に向けて前進している。
    プロジェクト2「摩擦的市場と景気変動」では、研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究によって、景気変動上に発生する「所得効果」が労働市場の変動に与える影響を抽出することに成功し、その研究成果を「General Equilibrium Effects and Labor Market Fluctuations」にまとめ、現在国際査読誌にて査読中である。
    また、どちらのプロジェクトも、新たな派生プロジェクトを複数生んでおり、そのひとつは2020年度末までに新しい論文にまとめることができた。
    プロジェクト1「摩擦的市場における企業規模」では、研究成果である「Market Structure and Price Dispersion: Asymmetric Oligopoly with Sequential Consumer Search」が現在国際ジャーナルにて査読中であるため、今後はエディターからのコメントを踏まえて分析を追加しながら2021年度中の掲載確定を目指す。また、本プロジェクトから派生した分析を別の論文としてまとめる計画である。
    研究代表者と東京都立大学の宮本弘曉教授(研究分担者)による共同研究ではすでに数多くの数理モデルを開発済みであるので、今後は精緻なシミュレーションを通じて数理モデルと現実のデータを結びながら論文として仕上げていく計画である。

  4. 日本酒産業の経済学的解明-サケノミクスの構築に向けて

    研究課題/研究課題番号:18K18575  2018年6月 - 2021年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    阿部 顕三, 安達 貴教, 花薗 誠, 大湾 秀雄

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    担当区分:研究分担者 

    本研究では、日本酒の経済分析(サケノミクス)に関する萌芽的研究を行った。調査研究では、聞き取り調査によって、日本酒の生産者の効率化や輸出と差別化の関連に関する示唆を得た。実証研究では、小売データを用いて、季節的な消費行動の変化や他のアルコール飲料との代替性などについて示唆を得た。また、理論分析おいては、大企業と小企業が共存する経済モデルを応用し、日本酒に対する需要変化の影響を明らかにした。
    本研究は、これまで焦点の充てられてこなかった日本酒の経済分析(サケノミクス)に初めて着手した。日本酒産業は日本の伝統産業の一つであり、独特な生産方式、企業(酒蔵)組織、産業組織の特徴を明らかにし、それらの特徴を捉えた経済分析を行う点で重要な意義がある。また、日本酒産業の発展に寄与する政策の立案にも示唆を与えるものである。

  5. 契約と組織の先端的経済分析

    研究課題/研究課題番号:18H03640  2018年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    伊藤 秀史, 室岡 健志, 水野 敬三, 石田 潤一郎, 石黒 真吾, 花薗 誠, 大湾 秀雄, 大洞 公平, 三浦 慎太郎, 石原 章史, 小佐野 広, 神戸 伸輔, 中泉 拓也

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    担当区分:研究分担者 

    1.定例の Contract Theory Workshop (CTW,契約理論ワークショップ) を,8月,9月,12月,3月を除く毎月原則第3土曜日午後に京都大学経済研究所,関西学院大学大阪梅田キャンパス,関西大学梅田キャンパス,立命館大学大阪いばらきキャンパスで計8回開催した (2020年3月の定例ワークショップは,COVID-19の影響により中止された).このうち4月は,Workshop on Behavioral Contract Theoryとして5名の海外から報告者を招聘して行われた.また,7月,11月にはそれぞれ海外から2名の研究報告者を招聘した.
    2.関連研究会 (WBS Workshop on Contract Theory and Organizational Economics,通称CTWE) を4名の海外からの研究者の報告を含め計8回開催した (海外研究者2名を招聘する予定だった2020年3月のワークショップ2件は,COVID-19の影響により中止された).
    3.8月12~14日にサマー・コンファレンス (サマーキャンプ) を弘前大学で開催した.大学院生2名,日本学術振興会研究員1名,海外大学からの参加者1名を含む17名の主に若手研究者が,主要な問題提起と研究プロポーザルを報告し,研究の方向性を集中的に討議した.
    4.9月13~14日に,第2回Japanese-German Workshop on Contracts and Incentivesがミュンヘン大学 (LMU Munich) にて開催され,日本から4名,海外の日本人研究協力者2名を含む15名が報告を行った.
    5.12月7日に,第13回East Asian Contract Theory Conferenceを関東学院大学関内メディアセンターにて開催した.日本,台湾,香港,韓国各2名の合計8名が研究報告を行った.
    6.研究代表者,研究分担者が国内外の学会,国内外の大学の研究セミナーで研究報告を行った.
    1.定例のワークショップ,サマーキャンプ等をほぼ計画通りに行うことができた.
    2.定例のワークショップでは,欧州,豪州等海外から計9名の研究者を含む多数の研究協力者をワークショップに招待して,今後の理論・実証研究への足がかりを築くことができた.
    3.East Asian Contract Theory Conferenceに名称変更後2度目,国内で初めての大会を無事に開催することができた.
    4.研究代表者,研究分担者,研究協力者が研究成果を国内外学会で発表するとともに,国際学術雑誌に採択・掲載した.
    5.COVID-19の影響で一部のワークショップ,海外研究者の招聘が中止となった.
    1.今後も契約と組織の経済学分野を代表する研究組織として,国際的に活躍する国内外の研究者を積極的に招聘し,研究報告をしてもらうとともに,研究代表者,研究分担者,研究協力者が研究成果を国内外の学会等で発表を行い,学術雑誌に研究成果を掲載して,海外の研究者と定期的な交流の機会を探索する.
    2.2020年度については7月の定例ワークショップおよび8月のサマーキャンプはCOVID-19の影響で7月まで中止となった.9月以降のオンライン開催の可能性,2021年2-3月に特別に大規模なコンファレンスを開催する可能性も含めて今後早急に検討する.

  6. 品質評価とモニタリングの不完備性が調達入札に与える影響

    研究課題/研究課題番号:17KK0067  2018年 - 2021年

    科学研究費助成事業  国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

    花薗 誠

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:11050000円 ( 直接経費:8500000円 、 間接経費:2550000円 )

    基課題から継続している「総合評価方式入札の基礎研究」の内容を論文"Theory, Identification, and Estimation for Scoring Auction"(中林純、鶴岡昌徳、広瀬要輔との共同)にまとめ、学術雑誌に(再)投稿した。残念ながら結果は不採択となったが、研究内容の改善のため貴重なコメントが得られた。具体的には、費用関数のパラメータを推計するために企業数を用いる点など、これまでに得られた成果を補強・改善するための重要な指摘があった。コメントを参考にしつつ、研究結果を改善し次の投稿に向けて準備をしている。
    <BR>
    また、昨年度から研究を継続している課題「調達におけるモラルハザードとアドヴァースセレクションの相互作用」について研究を進めており、以下のような成果を得た。まず、入札による事業者選定後のインセンティブ契約において用いられるインセンティブが「アメ(ボーナス)」の形式であっても「ムチ(ペナルティ)」の形式であっても、インセンティブの強さが同じならば、ナッシュ均衡において事業者選定やその後の努力行使が全く同じになるという同値性を発見した。また、その理由は、均衡入札価格がシフトして、均衡利得が不変になるように調整されるためであると解明した。ただし、資産制約が期末だけでなく期中にも課せられる場合には、事業者が期中に破産を避けるために入札を高め、破産による非効率性が下がることから、ムチよりもアメを用いることが望ましくなることがわかった。さらに、これまで得られた成果が頑健である点について確認し、成果に関する状態空間が二項的なケースのみならず連続的なケースでも議論が成立することなどを確認した。これらの成果は論文”Performance Pay in Procurement”としてまとめており、その内容について渡航先のオンラインワークショップで報告を行った。
    2019年度末から20年度の初めにコロナウィルス蔓延により、渡航先のスペインでは外出禁止や大学の閉鎖などが起きた関係で、共同研究に必要なコミュニケーションが阻害されたことにより研究が滞った。
    研究期間の延長が認められたため、21年度は20年度の研究の遅れを取り戻すべく研究を進める。現在進めている上記に記した研究をまとめ、ワークショップや学会で報告するとともに、学術雑誌への投稿作業を進め研究成果を公表する。

  7. 区分的線形である非線形価格に関する研究

    研究課題/研究課題番号:15K03363  2015年4月 - 2019年3月

    渡部 真弘

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    担当区分:研究分担者 

    本研究の目的は、プリンシパル・エージェント問題において、運用上のコストが高いと思われる最適契約を十分に代替するような屈折点を伴う区分的線形契約の可能性を模索することであった。私的情報の分布の歪みや、反実仮想(counterfactual thinking)や曖昧な情報(epsilon-contamination)といった経済主体の心理的側面が、最適契約と簡素な契約に与える影響について考察した。例えば、インセンティブ契約に関しては、屈折点を伴う簡素な報酬制度を適切に設定すれば、労働者の私的情報の分布の歪みの程度に関わらず、最適契約のパフォーマンスを十分に近似することが可能であることが確認された。
    本研究では、公共料金や携帯電話料金に用いられているような区分的線形契約 (ブロック料金制) や労働者に対するインセンティブ契約に関する経済学的根拠を模索した。企業が直面している消費者や労働者の属性の分布の不均一性や、反実仮想 (counterfactual thinking) や曖昧な情報 (epsilon-contamination) といった経済主体の心理的側面を考慮する状況において、理論上の非線形的な最適契約とは形状が異なるが、最適契約を十分に代替するような簡素な区分的線形契約の可能性について考察した。

  8. 調達の経済分析:理論と応用

    研究課題/研究課題番号:15H03346  2015年4月 - 2019年3月

    花薗 誠

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:14430000円 ( 直接経費:11100000円 、 間接経費:3330000円 )

    第一に、公共調達の入札や契約に関する分析の基礎を拡充し、入札者の行動原則や望ましい制度設計についての理解を深める事に貢献した。具体的には、一般的な総合評価のもとでの入札行動のモデル化、品質が多次元である場合の最適な評価ルールの設定方法、および大規模な入札データから談合などの入札行動を探知する方法の確立などである。
    第二に、調達のデザインがどのような効果を持つのかに関連するいくつかの知見をえた。具体的には、調達における財の抱合せの効果の実証的な解明、および複数の財の調達を同時または逐次に入札する場合の入札者のインセンティブの理論的な解明である。
    本研究の学術的な意義として、調達の経済学の理論的・実証的基礎がより強固にされたことから今後の調達の経済学的な分析が深められ、加速することを挙げることができる。また、社会的意義としては、公共調達や電力調達において、用いられる方法(評価ルールや調達デザイン)の差異が、調達される財の価格や質にどのような影響を与えるのか、あるいはどのような方法を用いればより望ましい結果に導くことができるかという、現実社会において極めて重要な問題に対して示唆を与えられる点を挙げることができる。

  9. スコアリングオークションの基礎的課題

    研究課題/研究課題番号:15K13005  2015年4月 - 2018年3月

    花薗 誠

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3120000円 ( 直接経費:2400000円 、 間接経費:720000円 )

    スコアリングオークション(総合評価方式入札)の理論モデルを構築し、以下のような汎用性の高い結果を得た。第一に、事前には対称的な入札者によるオークションについて、私的情報が多次元である場合のゲームの均衡が存在するための条件を導いた。その条件とは、入札者の固定費用に影響する私的情報と可変費用に影響する私的情報が別々の次元に属しているというものである。第二に、入札者の私的情報が一次元であるケースでの、予定価格や品質の上限、下限等の制約が課される場合について分析を行い、成果を得た。特に、不等式で表される制約が同時に等号を満たすことがなければ、制約がない場合と変わらない分析が可能であることを導いた。

  10. 契約と組織の経済学

    研究課題/研究課題番号:25245031  2013年4月 - 2018年3月

    伊藤 秀史

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    担当区分:研究分担者 

    以下のワークショップ,コンファレンス,学会報告等を通じて,2016年ノーベル経済学賞受賞対象となった契約理論と組織の経済学分野で,複数大学にまたがる国際水準の研究拠点を形成する成果をあげてきた.(1) 合計40回,16名の海外からの研究者による研究報告を含む定期的ワークショップCTW (2) 各年度8月上旬のサマー・コンファレンス (3) 各年度12月に開催され,台湾から香港,アジア・太平洋に拡大しつつある国際共同コンファレンス (4) 12名の海外からの研究者による研究報告を含む東京地区でのワークショップCTWE (5) 47件の国内外学会等での研究報告・研究交流および31本の学術論文.

  11. 長期的関係下のインセンティブ契約

    2008年

    科学研究費補助金  若手研究(B),課題番号:20730131

    花薗 誠

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 6

  1. 経済数学B

    2012

  2. ミクロ経済学II

    2012

  3. 上級価格理論I

    2012

  4. 経済数学B

    2011

  5. Game Theory

    2011

  6. ミクロ経済学II

    2011

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