2024/09/24 更新

写真a

マツバラ ミドリ
松原 緑
MATSUBARA Midori
所属
教養教育院 教養教育推進室 基盤開発部門 准教授
職名
准教授

学位 1

  1. 学術修士 ( 2001年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 5

  1. プロソディ

  2. ワーキングメモリ

  3. 英語産出能力

  4. 英語教育

  5. 第二言語習得

研究分野 2

  1. その他 / その他  / 外国語教育

  2. その他 / その他  / 第二言語習得

学歴 2

  1. 名古屋大学   国際コミュニケーション

    - 2007年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   国際多元文化

    - 2001年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 5

  1. 全国英語教育学会

  2. 外国語教育メディア学会

  3. European Second Language Association

  4. 大学英語教育学会

  5. 言語科学会

委員歴 3

  1. 英語教育学会   中部地区紀要査読委員  

    2021年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

  2. 外国語教育メディア学会中部支部評議員   評議員  

    2012年 - 現在   

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    団体区分:学協会

  3. 国立七大学外国語教育連絡協議会外国語CU委員会   CU委員  

    2011年 - 2021年   

 

論文 7

  1. ワーキングメモリの容量とL2産出パフォーマンス―タスクデマンド3レベルの比較― 査読有り

    松原 緑

    中部地区英語教育学会紀要   44 巻   頁: 225-230   2015年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. ワーキング・メモリの容量が第二言語での口頭産出と記述産出のギャップに及ぼす影響 査読有り

    松原 緑

    中部地区英語教育学会   43 巻   頁: 299-304   2014年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  3. 「タスクの自由度が学習者の産出パフォーマンスに与える影響」 査読有り

    『中部地区英語教育学会紀要』   37 巻   頁: 181-188   2007年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  4. 「学習者の口頭によるオンラインと訳出によるオフラインのパフォーマンス比較―産出量・複雑さ・文法的正確さ・カバー率の4指標を用いて―」

    STEP BULLETIN   18 巻   頁: 50-60   2006年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  5. 「産出データのギャップを測る指標としてのカバー率」 査読有り

    『中部地区英語教育学会紀要』   34 巻   頁: 361-366   2004年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  6. 「日本人英語学習者における 慣用表現の不自然さの原因に関する一考察― much less 表現の理解度を例に―」

    「なぜ英語母語話者は英語学習者が話すのを聞いてすぐに母語話者ではないとわかるのか」研究代表者 杉浦正利(名古屋大学教授)     頁: 37-46   2004年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  7. 「プランニングの時間がL2の言語運用に与える影響」 査読有り

    『中部地区英語教育学会紀要』   33 巻   頁: 253-258   2003年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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MISC 2

  1. 外国語のプロソディ再現率にかかわる学習者の能力について 査読有り

    松原 緑  

    第48回 全国英語教育学会 ⾹川研究⼤会 発表予稿集   頁: 390 - 391   2023年8月

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    記述言語:日本語  

  2. 内的リハーサルを採り入れた自律型プロソディ矯正教材の開発と効果の検証

    松原 緑  

    科学研究費 基盤研究(C)研究成果報告書   2023年6月

講演・口頭発表等 23

  1. 意味情報の有無がリピート・タスクに及ぼす影響 ―脳血流量との関係から―

    松原 緑

    第49回 全国英語教育学会  2024年8月25日  全国英語教育学会

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    開催年月日: 2024年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:福岡工業大学  

  2. 外国語のプロソディ再現率にかかわる学習者の能力について

    松原 緑

    第48回 全国英語教育学会  2023年8月20日  全国英語教育学会

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    開催年月日: 2023年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:香川大学  

  3. 共通教育期間を通じた英語力の維持・向上に向けて(その2)―長期休暇中の英語学習の実態とe ラーニング 活用の可能性― 国際会議

    青木 信之, 鈴木 繁夫, 渡辺 智恵, 池上 真人, 松原 緑, 榎田 一路, 寺嶋 健史, 汪 曙東, 高橋 英也, 阪上 辰也, 江村 健介

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    開催年月日: 2019年8月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:早稲田大学   国名:日本国  

  4. Melody Comes First, and Lyrics Later: A Prosody Shadowing App 国際会議

    MATSUBARA, Midori

    FLEAT (Foreign Language Education and Technology) VII 

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    開催年月日: 2019年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  5. 反復タスクを行う際のデマンド・レベルが プロソディに及ぼす効果

    松原 緑

    第44回 全国英語教育学会 京都研究大会 

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    開催年月日: 2018年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  6. 共通教育期間を通じた英語力の維持・向上に向け て―長期休暇中の英語学習の実態とe ラーニング 活用の可能性―

    青木 信之, 鈴木 繁夫, 渡辺 智恵, 池上 真人, 松原 緑, 榎田 一路, 寺嶋 健史, 汪 曙東, 高橋 英也, 阪上 辰也, 江村 健介

    第58回 外国語教育メディア学会 全国研究大会 

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    開催年月日: 2018年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  7. Voice Acting:発話の際の感情移入がプロソディに及ぼす効果

    松原 緑

    第43回 全国英語教育学会 

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    開催年月日: 2017年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  8. ペアワークを行う際の形態が学習者の行動に及ぼす影響とその効果

    松原 緑

    全国英語教育学会 第42回埼玉研究大会 

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    開催年月日: 2016年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  9. アカデミックプレゼンテーション表現学習のためのスマホ対応ウェブアプリ教材の開発

    古泉隆, 石田知美, 松原緑, 小松雅宏, 杉浦正利

    外国語教育メディア学会(LET)第56回全国研究大会 

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    開催年月日: 2016年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  10. スマホ対応アカデミック語彙学習ウェブ教材の開発

    石田知美, 古泉隆, 松原緑, 小松雅宏, 杉浦正利

    LET中部支部第87回支部研究大会 

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    開催年月日: 2016年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  11. 日本語基礎専門用語ウェブ教材の開発 国際会議

    古泉隆, 鷲見幸美, 石田知美, 松原緑, 小松雅宏, 杉浦正利

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    開催年月日: 2015年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

  12. スマホ対応語彙学習教材作成・配信システムの開発

    古泉隆, 石田知美, 松原緑, 小松雅宏, 杉浦正利

    日本教育工学会第30回全国大会 

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    開催年月日: 2014年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  13. The effect of working memory on the gap between online and offline performances of production tasks. 国際会議

    Midori Matsubara

    EUROSLA 24 

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    開催年月日: 2014年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国)  

  14. ワーキングメモリの容量とL2産出パフォーマンス ―タスクデマンド3レベルの比較―

    松原 緑

    第40回 全国英語教育学会 

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    開催年月日: 2014年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:徳島大学   国名:日本国  

  15. The effect of working memory on the gap between online production and offline production. 国際会議

    Midori Matsubara

    International Conference on Applied Linguistics 2013 

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    開催年月日: 2013年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  16. アカデミック・イングリッシュ語彙学習用mラーニング教材の開発

    古泉隆, 石田知美, 小松雅宏, 松原緑, 杉浦正利

    LET中部支部第82回支部研究大会 

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    開催年月日: 2013年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  17. ワーキング・メモリの容量が第二言語での口頭産出と記述産出のギャップに及ぼす影響

    松原 緑

    第39回全国英語教育学会 

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    開催年月日: 2013年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  18. アカデミックイングリッシュ学習用CALL教材の開発とその改善および評価

    古泉隆, 松原緑, 佐藤雄大, 尾関修治, 杉浦正利, 村尾玲美

    外国語教育メディア学会 第51回 全国研究大会 

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    開催年月日: 2011年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  19. Development and Enhancement of CALL Materials for Learning Academic English Skills 国際会議

    akashi Koizumi, Midori Matsubara, Takehiro Sato, Shuji Ozeki, Masatoshi Sugiura, Masahiro Komatsu, Remi Murao

    GLoCALL 2010 

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    開催年月日: 2010年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:マレーシア  

  20. アカデミックイングリッシュ学習用CALL教材の開発

    古泉隆, 松原緑, 佐藤雄大, 尾関修治, 杉浦正利

    外国語教育メディア学会(LET)中部支部 第75回支部研究大会 

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    開催年月日: 2010年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  21. 「タスクの自由度が学習者の産出パフォーマンスに与える影響」

    第37回 中部地区英語教育学会 三重大会 

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    開催年月日: 2007年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  22. 「産出データのギャップを測る指標としてのカバー率」

    第30回 全国英語教育学会 長野研究大会 

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    開催年月日: 2004年8月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  23. 「プランニングの時間がL2の言語運用に与える影響」

    第33回 中部地区英語教育学会 岐阜大会 

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    開催年月日: 2003年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

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Works(作品等) 2

  1. College Presentation: Bridge to Better Communication

    2020年1月

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    作品分類:教材  

  2. 英語上級用E-Learning教材「eFACE」の開発・作成

    2009年4月
    -
    2011年

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    作品分類:教材  

共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 学習者の口頭によるオンライン・パフォーマンスと訳出によるオフライン・パフォーマンスの比較検証 ~流暢さ・複雑さ・文法的正確さ・カバー率の4指標を用いて~

    2005年 - 2006年

    第18回 日本英語検定協会 研究助成 研究部門 

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    資金種別:競争的資金

科研費 4

  1. 発話の際の意味情報の有無がL2プロソディに及ぼす影響

    研究課題/研究課題番号:21K00732  2021年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    松原 緑

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    日本語母語話者が英語を発音する際に特徴的な「日本語訛り」を修正し、センテンス・レベルのプロソディ(リズムやイントネーションなどの韻律的特徴)の習得を促すための効果的な学習方法を模索すること目標としている。
    学習者が発話タスクを行う際に、発話内容(=意味情報)に注意を向けるか・向けないかをコントロールすることで、母語の音韻的特徴が第二言語にマイナスの影響を与えることを抑えることができるかを、話者の音楽的資質および脳血流量測定による感情移入の度合いを考慮に入れて検証する。
    研究課題2年目は、当初計画していた実験方法および手順の一部見直しを行い、被験者を募ってデータを収集した。
    本研究では、学習者がL2で発話する際に、注意を意味情報に向けるか否かをコントロールすることで、L1プロソディの負の干渉度合いを調べることを目的として準備を進めてきたが、予定していた各言語のプロソディ抽出音声の作成において満足のいくレベルに達しなかったため、意味情報に向ける注意のコントロール方法を再考し、今年度は発話内容が理解できる既習外国語と発話内容が理解できない未習外国語により意味情報をコントロールし実験を実施した。
    実験では以下に挙げるRQに対する結果を得るべく5種類のデータを収集した。RQ1:意味の分かる既習外国語を発音するときと、意味の分からない未習外国語を発音するときでは脳血流の反応に違いがあるか RQ2:リピート・タスクにおけるモデル音声の再現性に、意味の認識は影響を及ぼすか RQ3:リピート・タスクにおけるモデル音声の再現性に、音楽的素養は影響を及ぼすか RQ4:リピート・タスクにおけるモデル音声の再現性に、リスニング能力は影響を及ぼすか。収集したデータは下記の通り。(1)既習外国語と未習外国語発話音声データ (2)ウェアブル携帯型脳活動計測装置HOT-2000を着用しての発話時の脳血流の変化 (3)The Profile of Music Perception Skills (PROMS)音感テストのスコア (4)TOEIC L & R IP オンライン版の英語リスニング・テストのスコア (5)音楽経験・外国語学習に関するアンケート 現在これら得られたデータを分析し、結果をまとめている。
    新型コロナウイルス感染症の影響下で、音楽の素養有りという条件を十分に満たす被験者を募ることは難しく、条件を緩めて被験者を募集した。追加募集をしても予定人数を下回ったが、2回に分けて実施した実験でデータを収集することはできた。当初計画していた実験方法を一部変更し実施した。現在は収集したデータの分析に着手しているが、脳血流データと発話音声データの分析処理に時間を要しており、結果のまとめに遅れが生じている。
    これまでに収集したデータの分析を進めて、得られた結果をまとめる。当初予定していた各言語のプロソディ抽出音声の精度を満足のいくレベルにまで完成させ、再度実験を行う。また先の実験では脳血流データと発話データが分離しているため、シンクロさせて分析するのに時間を要したが、新しく脳血流の変化と実験中の画像音声を同時に記録できるツールを利用してデータ収集を行う予定である。音楽の素養有りという条件を十分に満たす被験者を集めることは難しいため、PROMS音感テストのデータを基に分析を進める。新規に収集したデータを用いて再度分析を行い、結果をまとめ順次発表を行う。

  2. 内的リハーサルを採り入れた自律型プロソディ矯正教材の開発と効果の検証

    研究課題/研究課題番号:17K02924  2017年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    松原 緑

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究は日本語を母語とする英語学習者の「日本語訛りの英語」の特徴の一つである「ピッチ幅が狭く、平坦なイントネーション」について、音素ではなくプロソディ(リズムやイントネーション)に注意を向け、ハミングで文のプロソディを「内的リハーサル」する機会を設けることで、よりモデル音声に近づける自律型学習ツールを提案する。
    検証データ結果から、ピッチ幅はハミングでプロソディを模倣をするリハーサル段階を加えた方が大きくなる傾向が一部観察できたが、ハミング音声を模倣することに困難さを感じる被験者もいたため、ハミング音声生成方法の改善を図った。再度、検証データを収集する予定であったがコロナ禍の影響で断念した。
    日本語を母語とする英語学習者に特徴的な「日本語訛りの英語」については、敢えて矯正する必要はないという意見もあるが、時に意思疎通の妨げになったり、誤解を生むこともあるため、修正することが望ましい。「通じやすさ」の観点から言えば、単語1つ1つの発音よりも、センテンスレベルのプロソディが重要であることが指摘されている。本研究で提案したツールは、発話音声からハミング音声を生成する方法に改善すべき余地を残してはいるが、英語のみならず多言語に応用できる点で汎用性があると考える。

  3. 共通教育期間を通じた英語力向上のための多様な大学環境でのeラーニングマネジメント

    研究課題/研究課題番号:17H02363  2017年4月 - 2021年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    青木 信之, 鈴木 繁夫, 渡辺 智恵, 池上 真人, 松原 緑, 榎田 一路, 寺嶋 健史, 汪 曙東, 高橋 英也, 阪上 辰也, 江村 健介

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、国公私立6大学において同一英語eラーニングシステム及びラーニングマネジメントシステムを用い、以下の2つを大きな目的として実施した。大学生の長期休暇期間中の英語力低下の程度について測定することと長期休暇期間中における英語eラーニングシステムの活用可能性について探ることである。各大学において長期休暇中に英語eラーニングを実施した結果、単位を伴う学期中の学習に比べて、教材消化率や学習時間はかなり低下したものの、休暇後に実施したTOEIC等の成績では、受講した学生の英語力は少なくとも低下していないということと、学習管理等がなされた場合はかなりの英語力の向上が認められることが明らかになった。
    本研究は一義的には、授業期間及び長期休暇期間を通じた英語力の維持・向上について取り組んだものであるが、大学英語教育全体について、実際のデータをもとに大きな問題提起を行った点に社会的意義があると考えられる。つまり、長期休暇期間における英語力低下の実態、そして豊富なリソースをもたない昨今の大学教育環境において、特に留学等にも参加できない多くの学生に対して、授業も合わせて大学がどういった支援ができるのか、こういった問題提起とともに一つの解決策を探るものにつながったと思われる。

  4. 口頭産出に有効な学習者ストラテジーの探索的研究

    2012年4月 - 2015年3月

    科学研究費補助金  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者 

 

担当経験のある科目 (本学) 15

  1. 英語(コミュニケーション)

    2021

  2. 英語(コミュニケーション)

    2018

  3. 英語(上級)

    2018

  4. 英語コミュニケーション

    2016

  5. 英語上級

    2016

  6. 英語コミュニケーション

    2015

  7. 英語上級

    2015

  8. 英語(上級)

    2014

  9. 英語(中級)

    2014

  10. 英語コミュニケーション

    2013

  11. 英語上級

    2013

  12. 英語コミュニケーション

    2012

  13. 英語上級

    2012

  14. 特別英語セミナー(資格試験英語)1

    2011

  15. 特別英語セミナー(資格試験英語)2

    2011

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担当経験のある科目 (本学以外) 4

  1. 英語リーディング・英語コミュニケーション

    2007年4月 - 2020年3月 中京大学)

  2. 中級英語

    2007年4月 - 2013年3月 放送大学)

  3. 初級英語・中級英語

    2007年4月 - 2009年3月 名城大学)

  4. イングリッシュ・コミュニケーション

    2004年4月 - 2009年3月 名古屋産業大学)