2025/04/01 更新

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サイトウ ヨシコ
齋藤 芳子
SAITOH, Yoshiko
所属
教養教育院 教養教育推進室 基盤開発部門 特任准教授
職名
特任准教授
外部リンク

学位 1

  1. 修士(工学) ( 東京大学 ) 

研究キーワード 1

  1. 科学技術社会論

研究分野 2

  1. その他 / その他  / 科学社会学・科学技術史

  2. その他 / その他  / 科学教育

経歴 1

  1. 名古屋大学   高等教育研究センター   助教

    2006年4月 - 現在

所属学協会 9

  1. 研究・イノベーション学会   評議員

  2. 科学技術社会論学会

  3. 日本物理学会

  4. 日本金属学会

  5. 日本高等教育学会

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委員歴 5

  1. OECD/CSTP/RIHR   National Expert  

    2011年1月 - 2012年4月   

  2. 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 基礎研究のあり方研究会   委員  

    2004年5月 - 2005年3月   

  3. OECD/CSTP/TIP   Japanese Delegation  

    2003年12月 - 2004年12月   

  4. 経済産業省 産業技術審議会 評価小委員会 基本問題ワーキンググループ   委員  

    2003年3月 - 2005年3月   

  5. 文部科学省 科学技術政策関連指標の整備に関する研究会 大学教員等の活動時間に関する実態調査ワーキンググループ」   委員  

    2002年4月 - 2003年3月   

受賞 7

  1. JACUEセレクション2022

    2022年6月   大学教育学会   ブルース・マクファーレン(著),齋藤芳子,近田政博(訳)『知のリーダーシップ 大学教授の役割を再生する』(玉川大学出版部,2021年)

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

  2. RIHE研究員集会賞特別賞

    2021年11月   広島大学高等教育研究開発センター   「私の主張:高等教育のあるべき姿」における発表に対して

    齋藤芳子

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

  3. JACUEセレクション2019

    2019年6月   大学教育学会   『大学の教授法5 研究指導』(玉川大学出版部, 2018)

    近田政博、齋藤芳子、西野毅郎、渡辺哲司

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

  4. 平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞

    2013年4月   文部科学省  

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    受賞国:日本国

  5. 4th Living Knowledge Conference 2009 Poster Award

    2009年8月   Living Knowledge Network  

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論文 28

  1. 研究会方式FD・SDにおける学びと運営―研究会メンバーの語りから― 査読有り

    齋藤芳子,東岡達也,藤井利紀

    大学経営政策研究   ( 14 ) 頁: 55 - 71   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  2. 一般職員を対象とするマネジメント研修の開発と試行 ―マネジメント人材育成研究会の活動― 査読有り

    大津正知, 坂本規孝, 小山敬史, 齋藤芳子, 宮林常崇, 中島英博

    大学職員論叢   ( 12 ) 頁: 49 - 55   2024年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. PhD スキルフレームワークの作成と活用-名古屋大学院生の自律的スキル訓練支援- 査読有り

    田中瑛津子,杉山直,齋藤芳子,森典華,松浦好治

    名古屋高等教育研究   20 巻   頁: 393 - 411   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 第三領域における大学教員の仕事とキャリア-国立大学の入試担当とURAの調査から- 査読有り

    丸山和昭,齋藤芳子,東岡達也,夏目達也

    名古屋高等教育研究   20 巻   頁: 445 - 464   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. アドミッションセンターにおける大学教員の仕事とキャリア-国立大学の教員に対する聞き取り調査の結果から- 査読有り

    丸山和昭,齋藤芳子,東岡達也,夏目達也

    名古屋高等教育研究   19 巻   頁: 335 - 348   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 18

  1. 教務のQ&A 第2版

    上西 浩司,大津 正知,小野 勝士,齋藤 芳子,辰巳 早苗,長尾 義則,中井 俊樹,水谷 早人,宮林常崇,村瀬 隆彦( 担当: 共著)

    玉川大学出版部  2023年8月 

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    総ページ数:180   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  2. CSHE Research Library 高大接続と入試改革

    夏目達也ほか( 担当: 編集 ,  範囲: 企画編集)

    名古屋大学高等教育研究センター  2022年3月 

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    総ページ数:170   担当ページ:全体編集   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  3. 名古屋大学教育改革フォーラムin東海の軌跡:2006-2021

    池田輝政、大津史子、北栄輔、齋藤芳子、中島英博、夏目達也、藤井利紀( 担当: 共著 ,  範囲: p.3-4執筆および全体企画編集)

    名古屋大学高等教育研究センター  2022年3月 

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    担当ページ:全体編集   記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

  4. CSHE Research Library アドミッション関連部門と教職員の活動と役割

    夏目達也ほか( 担当: 編集 ,  範囲: 企画編集)

    名古屋大学高等教育研究センター  2022年3月 

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    総ページ数:118   担当ページ:全体編集   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  5. 名古屋大学の歴史 1871〜2019(下)

    齋藤 芳子、榊原 千鶴、 恒川 和久、堀田 慎一郎、松尾 清一、吉川 卓治( 担当: 共著 ,  範囲: 第5章4節 先端研究の進展/第9章 基幹的総合大学の研究/第13章 世界屈指の大学への道/第15章1節 産学官連携体制の充実)

    名古屋大学出版会  2022年3月  ( ISBN:978-4-8158-1064-1

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    総ページ数:320   担当ページ:298-330, 432-459, 481-488   記述言語:日本語

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MISC 3

  1. 先ず隗より始めよ-学内のコミュニティを顧みる- 招待有り

    齋藤芳子  

    高等教育研究叢書167 巻   頁: 37 - 43   2022年4月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)  

  2. 眼差しの先に-小林信一先生のご退職に寄せて- 招待有り

    齋藤芳子  

    大学論集小林信一教授退職記念号(第54集)54 巻   頁: 26 - 27   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語  

  3. 立ち上げの頃のこと:2006-2008

    齋藤芳子  

    大学教育改革フォーラムin東海の軌跡:2006-2021   頁: 3 - 4   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

講演・口頭発表等 45

  1. 慣性力が他の力に変換され見かけ上消失する実験の開発-食塩水中の卵は落下しても割れない

    三浦裕一, 齋藤芳子, 安田淳一郎, 中村泰之, 古澤彰浩, 千代勝実, 伊東正人, 小西哲郎, 大薮進喜

    日本物理学会2024年春季大会  2024年3月20日  日本物理学会

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    開催年月日: 2024年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

  2. 大学の係長職を支援する取り組み -マネジメント人材育成研究会の活動紹介-

    坂本規孝, 大津正知, 小山敬史, 齋藤芳子, 武谷信吾, 中島英博, 的場由紀子, 宮林常崇

    大学教育改革フォーラムin東海2024  2024年3月2日  大学教育改革フォーラムin東海2024実行委員会

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    開催年月日: 2024年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:名古屋大学東山キャンパス  

  3. 昆虫学分野におけるアマチュアと職業的研究者の協働

    齋藤芳子

    科学技術社会論学会第22回年次大会  2023年12月9日  科学技術社会論学会

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    開催年月日: 2023年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪大学豊中キャンパス  

  4. 研究公正教育に学生はなにを思うのか ー名古屋大学における経験から 招待有り

    齋藤芳子

    第51回RIHE研究員集会  2023年11月17日  広島大学高等教育研究開発センター

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    開催年月日: 2023年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:広島大学  

  5. 統計力学の法則を可視化するモデル実験4ー結晶生成と硬さの可視化など

    三浦 裕一, 齋藤 芳子, 中村 泰之, 古澤 彰浩, 千代 勝実, 安田 淳一郎, 伊東 正人, 小西 哲郎, 大薮 進喜

    日本物理学会第78回年次大会  2023年9月17日  日本物理学会

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東北大学川内キャンパス  

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Works(作品等) 13

  1. 大学係長職のための7つの指針ガイドブック

    大津 正知、小山 敬史、齋藤 芳子、中島 英博、橋本 規孝、溝口 貴則、宮林 常崇、村瀬 隆彦

    2022年3月

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    作品分類:教材   発表場所:刊行物  

  2. 名古屋大学生のためのアカデミック・スキルズ・ガイド 国際共著

    2017年
    -
    2021年

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    作品分類:教材  

  3. 研究を視覚的に伝えるー学術情報デザインの基礎

    2010年3月
    -
    2013年3月

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    作品分類:教材  

  4. 2021年度基礎セミナーA・B「大学生論」論文集

    丸山和昭・齋藤芳子(編)

    2022年3月

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    発表場所:刊行物  

  5. 物理学講義実験ハンドブック 第5版

    物理学講義実験研究会

    2020年3月

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    作品分類:教材  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 2

  1. 基礎科学に対する市民的パトロネージの形成

    2006年4月 - 2008年11月

    国内共同研究 

  2. 研究者のノンアカデミック・キャリアパス

    2003年7月 - 2005年3月

    学内共同研究 

科研費 10

  1. 学問の自由保障に関する国際比較:規範意識・社会規範・法規範の関係構造の探究

    研究課題/研究課題番号:24K00371  2024年4月 - 2028年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    羽田 貴史, 宮田 由紀夫, 中井 俊樹, 田中 正弘, 堀口 悟郎, 大場 淳, 石井 拓児, 福留 東土, 佐藤 岩夫, 齋藤 芳子, 栗島 智明

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    担当区分:研究分担者 

    近代大学は,学問の自由と,それを保障する自治を装備して発展してきた。しかし,21世紀には,民主主義政治体制か否かを問わず,学問の自由は世界的に危機にある。大学に対する国家的要求の拡大,大学における学術研究の変化,企業的大学運営の導入,教員対学生の自由の対立など,伝統的な学問の自由の問い直しと再定義,その調整と保障の枠組みが求められており,本研究は,学際共同研究と国際比較研究を通じてこれらの問題を解明するものである。

  2. 「社会変革型」科学技術イノベーション政策時代の大学院教育

    研究課題/研究課題番号:23K17611  2023年6月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    両角 亜希子, 濱中 淳子, 藤村 正司, 齋藤 芳子

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    本研究では日本の大学院教育について、大学院生と教員に対するインタビュー調査と質問紙調査から明らかにする。近年、大学の教育研究活動により、複雑かつ広範囲の社会的問題の解決への寄与を目指す、社会変革型の科学技術イノベーション政策が推進されている。他方で、既往研究における大学院教育への着目に背景には卓越した研究の推進にあり、大学院の学位取得者が少なさ、経済的支援の不足、狭いキャリアパスなどの課題に焦点が当てられ、研究大学の博士課程やポスドクが主な対象で、それ以外は検討の対象外とされることが多く、現実の変化を必ずしも十分に捉えていない。本研究は幅広い観点から、大学院教育の現在と将来展望を検討する。
    本研究では大学教員と大学院生に対する実態調査を通じて、変化する大学院教育の実態・
    課題・可能性を明らかにし、これからの大学院教育を議論するための基礎的な検討を行うことである。
    大規模な質問紙調査は2024年度に実施予定であるため、初年度については、大学院教育に関する政策のレビュー、既存研究のレビューを中心に行った。また学校基本調査等から大学院教育に関して、時系列の動向、修士・博士課程に分けた分野別の動向など、基礎的な情報の整理を行った。日本の大学院教育に関する研究は、大きく3つのタイプにわけられることが分かった。第一は、卓越した研究の推進という観点からの研究で、大学院の学位取得者が少なさ、経済的支援の不足、狭いキャリアパスなどが指摘されているが、研究大学の博士課程やポスドクが主な対象で、それ以外は対象外とされることが多い。第二は、特定の政策プログラムの効果検証や分野に特化した議論もあるが、どこまで一般化ができるかは不明である。第三は、大学院政策の中心的課題の拡充した大学院教育の行方を検証する目的の研究で、個人指導からコースワークなど組織化が主な論点で、主に修士課程が対象である。こうした一連の検討を通じて、本研究で解明したい問いや仮説についての検討を行った。
    仮説生成のためのインタビュー調査の実施については遅れ気味である。
    2024年度に大学院生と大学教員をセットにした質問紙調査を行い、変化している大学院教育の実態をとらえる。2025年度はそれまでに行った研究の取りまとめを実施する。

  3. 遠隔授業に対応したアクティブラーニング型物理学実験テーマの教育効果測定指標の開発

    研究課題/研究課題番号:23K25673  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    千代 勝実, 安田 淳一郎, 大薮 進喜, 古澤 彰浩, 小西 哲郎, 中村 泰之, 齋藤 芳子, 伊東 正人, 井村 敬一郎

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    担当区分:研究分担者 

    大学教育において、理系実験教育ではリソース不足や過去との連続性などから、アクティブラーニング型の授業開発や教育効果測定のための指標開発が遅れている。
    そこで、(1)物理学実験の個々のテーマの教育効果測定を客観的・定量的に行うことができる標準テストの開発、およびそれをもとにした(2)対面・遠隔型授業に適応したアクティブラーニングと呼ぶにふさわしい実験テーマの開発を行う。
    (1) 標準テストの開発と検証
    現在、すでに完成している、糸巻きやパイプの斜面転がし実験のような古典力学テーマや、単極モータなど電磁気学テーマの系統的講義実験について、仮説検証のステップごとに学生の概念形成を確認するクイズの内容を検討した。また、より一般的な標準テストを開発する上で必要となる要素技術の調査検証を行なった。基盤力テストのプラットフォームである、YUポータルから出力されるデータ分析を容易にするためのサーバの改修を行い、標準テスト実施のための準備を行なった。
    (2) 実験テーマの開発
    実験テーマ開発の初期的ステップとして、複数の実験の開発やコンセプトデザインを行なった。具体的にはビーズを利用した統計力学の実験、水中での慣性力の実験などである。また実物実験とシミュレーションやCGを合成するプロジェクションマッピングによる複合現実を活用した実験装置の評価を行った。加えて新規の検討課題として、ChatGPTなどの生成AIを使った物理学実験や物理概念理解のための基礎研究を行なった。具体的には物理学の課題を生成AIに説明させる、実験データの分析を行わせる、プログラミングを行わせるなどである。
    (3)研究過程および事例・意見収集
    国内外の研究者から広く意見を収集するために、研究成果の発表と大学・研究機関訪問による交流を行った。特にアクティブラーニングにおける標準テストの指標開発で先行している米国や豪州を中心に、海外の研究者との意見交換を重視し、豪州での学会参加を行なった。
    研究事業初年度であることから、実施内容は研究実績の概要と概ね一致する。
    (1) 標準テストの開発と検証
    現在、すでに完成している、斜面転がし実験のような古典力学テーマや単極モータなど 電磁気学テーマの系統的講義実験について、仮説検証のステップごとに学生の概念形成を確認するクイズを開発し、山形大学において実際の授業で妥当性の検証を行った。本来必要である要素の1つを予定通り実施できた。
    (2) 実験テーマの開発
    すでに開発済みである1ステップのみの系統化されていない講義実験について、パラメー タを変更した系統的講義実験のプロトタイプを一点開発した。原則として、すでにある系統 的講義実験の開発過程をなぞり、学生にプロトタイプ実験を体験してもらい、その過程 でどのように仮説を立てたか、どのように考え方が変わったか記述式レポートおよびインタビューを行った。評価検証部分についても予定通り進行した。
    (1) 実際の授業での教育効果と標準テストの検証
    令和6年度に実施する予定の物理学のアクティブラーニング型授業の中で、FCIを事前・事後テストとして授業自体の教育効果と、開発した系統的講義実験のステップ確認クイズを統合した標準テストとの比較検証を行い、無矛盾性と妥当性を検証する。
    (2) ポータブルな新実験テーマの開発
    系統的演示実験の開発とともに、新規の実験テーマ開発を行い、 系統的講義実験への発展が可能かどうか検討しつつ、実験テーマ 数のストックを数的に拡大する。VR・AR/MRや3DスキャンなどのICT技術(例えば実験手順の予習などへの活用)も生 かしつつ、実物の実験装置の臨場感を重視した、一般講義室や自 宅でも実験可能なポータブルな実験装置を主軸に開発する。

  4. 遠隔授業に対応したアクティブラーニング型物理学実験テーマの教育効果測定指標の開発

    研究課題/研究課題番号:23H00976  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    千代 勝実, 安田 淳一郎, 大薮 進喜, 古澤 彰浩, 小西 哲郎, 中村 泰之, 齋藤 芳子, 伊東 正人

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    担当区分:研究分担者 

    大学教育において、理系実験教育ではリソース不足や過去との連続性などから、アクティブラーニング型の授業開発や教育効果測定のための指標開発が遅れている。
    そこで、(1)物理学実験の個々のテーマの教育効果測定を客観的・定量的に行うことができる標準テストの開発、およびそれをもとにした(2)対面・遠隔型授業に適応したアクティブラーニングと呼ぶにふさわしい実験テーマの開発を行う。

  5. 科学への市民参画の諸相―職業的科学者との協働と分業の実態と課題―

    研究課題/研究課題番号:19K00269  2019年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    齋藤 芳子, 戸田山 和久

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )

    本研究では、①アマチュア科学の分析を基礎にして、②オープンサイエンス、クラウドファンディング、従来型の寄附などの活動と比較し、これらの活動に参画する市民と職業的科学者との協働と分業の諸相を解明することを目指す。これにより、③科学の変容そのものを理解し、科学研究システムへの示唆を得て、④職業的科学者、参画する市民、これらの活動を支援する行政やNPOなどのステークホルダーに対するティップスないし提言をまとめることを目標とする。
    市民を、科学の成果を受け取る存在としてではなく、科学という営みを支える存在として捉え、その実態をいくつかの側面から検討した。1つは市民グループが科学研究を金銭的・非金銭的に支えてきた「名古屋大学星の会」という特徴的な事例、もう1つはクラウドファンディングを通じた科学研究の支援の実態、そして科学という営みに直接的な役割を担うアマチュア科学者たちの活躍の状況についてであった。こうした市民たちと職業的研究者との協働と分業は、学問分野ごとに様相が異なっているなどの知見が得られた。
    市民による科学への多様な関わりの実態を明らかにすることは、科学と社会のより良い関係を模索する上での基本情報となりうる。専門家と非専門家の共同作業としての市民科学が興隆をみせているが、専門知を理解し実社会の文化や価値に照らして応用していくという役割が市民には期待されがちである。本研究で扱ったような、専門知を生み出すという活動をサポートしている市民(個人やグループ)、専門知を生み出す活動そのものに高度な参画をするアマチュアの存在をふまえると、市民による科学への関わりはけして一様ではない。多様な市民像をもつことが、科学と社会のありかたをより立体的に理解する一助になると考えられる。

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担当経験のある科目 (本学) 21

  1. 大学授業の開発と改善

    2023

  2. 名古屋大学の歴史

    2023

  3. Research Literacy

    2023

  4. 研究リテラシー

    2023

  5. 情報学特論

    2023

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担当経験のある科目 (本学以外) 8

  1. 大学経営・政策各論2

    2023年10月 - 2024年3月 東京大学)

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    科目区分:大学院専門科目 

  2. 観光学研究方法論演習I

    2022年6月 和歌山大学)

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    科目区分:大学院専門科目 

  3. 科学コミュニケーション

    2020年10月 - 現在 奈良先端科学技術大学院大学)

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    科目区分:大学院教養科目  国名:日本国

    1単位のうち2コマを担当

  4. アカデミック・ライティング

    2020年9月 - 現在 名古屋学芸大学)

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    科目区分:大学院教養科目  国名:日本国

  5. 論述構成演習

    2018年9月 - 現在 名古屋学芸大学)

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    科目区分:大学院専門科目  国名:日本国

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社会貢献活動 9

  1. 講習会のためのスライドデザイン

    役割:講師

    名古屋大学附属図書館  学術情報リテラシー教育研修  2023年12月

  2. 論文の大枠を定めよう〜構成と「問い」の立て方を学ぶ〜

    役割:講師

    名古屋大学附属図書館  アカデミックライティング講習会  2023年11月

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    対象: 大学生, 大学院生

    種別:セミナー・ワークショップ

  3. レポートに取り組むために ~レポートの類型と書式を学ぶ~

    役割:講師

    名古屋大学附属図書館  アカデミックライティング講習会  2023年6月

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    対象: 大学生

    種別:セミナー・ワークショップ

  4. 「教える」を考える

    役割:講師

    名古屋大学附属図書館  学術情報リテラシー教育研修  2022年12月

  5. 論文書き方講座

    役割:講師

    名古屋大学附属図書館  アカデミックライティング講習会  2022年11月

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学術貢献活動 7

  1. 編集委員

    役割:査読

    大学教育学会  2023年8月 - 現在

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    種別:学会・研究会等 

  2. 広報委員

    役割:企画立案・運営等

    大学教育学会  2021年8月 - 2023年6月

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    種別:学会・研究会等 

  3. 第20回年次研究大会実行委員会委員

    役割:企画立案・運営等

    科学技術社会論学会  2021年 - 2022年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  4. 2021年度課題研究集会企画委員会

    役割:企画立案・運営等

    大学教育学会  2021年 - 2022年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  5. 日本物理学会 第75回年次大会実行委員会

    役割:企画立案・運営等

    日本物理学会  2018年11月 - 2020年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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