2025/03/21 更新

写真a

タブチ マサオ
田渕 雅夫
TABUCHI, Masao
所属
シンクロトロン光研究センター シンクロトロン光利用研究部門 教授
大学院担当
大学院工学研究科
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 工学博士 ( 名古屋大学 ) 

研究キーワード 5

  1. 材料評価技術

  2. 半導体結晶成長

  3. 物質科学

  4. XAFS計測

  5. 放射光応用計測

研究分野 4

  1. その他 / その他  / 応用物性・結晶工学

  2. その他 / その他  / 電子材料

  3. その他 / その他  / 放射光応用計測

  4. ナノテク・材料 / 結晶工学

現在の研究課題とSDGs 4

  1. 放射光を用いた蛍光EXAFS法による半導体微細構造の解析

  2. 放射光を用いたIII-V族化合物半導体界面構造のX線CTR散乱による解析

  3. 放射光を用いたXAFS計測の高度化

  4. 放射光を用いた材料計測に関する研究

経歴 10

  1. 名古屋大学   シンクロトロン光研究センター シンクロトロン光利用研究部門   教授

    2016年4月 - 現在

  2. 名古屋大学   工学研究科物質科学専攻   教授

    2021年 - 現在

  3. 名古屋大学   工学部物理工学科   教授

    2021年 - 現在

  4. 名古屋大学   シンクロトロン光研究センター   特任教授

    2011年8月 - 2016年3月

  5. 名古屋大学准教授(大学院工学研究科)

    2007年4月

      詳細を見る

    国名:日本国

▼全件表示

学歴 2

  1. 京都大学   工学研究科   電気工学

    - 1992年

      詳細を見る

    国名: 日本国

  2. 京都大学   工学部   電気工学

    - 1987年

      詳細を見る

    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 応用物理学会

  2. 日本結晶成長学会

  3. 日本放射光学会

  4. 日本XAFS研究会

委員歴 39

  1. 応用物理学   論文賞審査委員  

    2021年 - 現在   

      詳細を見る

    団体区分:学協会

  2. あいちSR   成果公開無償利用事業課題審査委員会  

    2021年   

      詳細を見る

    団体区分:その他

  3. 佐賀LS   他機関BL評価委員会評価委員  

    2021年   

      詳細を見る

    団体区分:その他

  4. 日本結晶成長学会   理事  

    2016年4月 - 2019年3月   

      詳細を見る

    団体区分:学協会

  5. InPと関連材料国際会議論文委員会   委員  

    2016年   

      詳細を見る

    団体区分:学協会

▼全件表示

 

論文 103

  1. Structures of Se chains encapsulated in single-walled carbon nanotubes

    Ikemoto, H; Fujimori, T; Miyanaga, T; Kawaguchi, R; Urita, K; Tabuchi, M

    JOURNAL OF PHYSICS AND CHEMISTRY OF SOLIDS   185 巻   2024年2月

  2. Nanoclusters in stacking faults in Mg-Y-Zn alloys examined by small-angle X-ray scattering and extended X-ray absorption fine structure analysis

    Okuda, H; Kintsu, K; Kurokawa, S; Tabuchi, M; Nitani, H; Kimizuka, H; Inoue, S; Yamasaki, M; Kawamura, Y

    ACTA MATERIALIA   253 巻   2023年7月

  3. 高フライアッシュ含有シリカフュームセメントの低アルカリ性からの最適配合に関する検討 査読有り Open Access

    新杉匡史, 人見尚, 渡辺義夫, 田渕雅夫

    セメント・コンクリート論文集   76 巻 ( 1 ) 頁: 570 - 575   2023年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.14250/cement.76.570

    Open Access

  4. Spectroscopic studies for identifying the chemical states of the periostracum of the<i> Corbicula</i> species in Lake Biwa

    Takemoto, K; Murakami, M; Tabuchi, M; Ohta, T

    JOURNAL OF STRUCTURAL BIOLOGY   215 巻 ( 1 )   2023年3月

  5. Spectroscopic studies for identifying the chemical states of the periostracum of the Corbicula species in Lake Biwa 査読有り

    K. Takemoto, M. Murakami, M. Tabuchi, T. Ohta,

    J. Structural Biology   215 巻 ( 1 ) 頁: 107944   2023年

     詳細を見る

    記述言語:英語  

    DOI: 10.1016/j.jsb.2023.107944

▼全件表示

講演・口頭発表等 97

  1. 電子収量法によるXAFS測定の観察深さの検証 招待有り

    田渕雅夫, 安藤大生, 原碧生, 柴山茂久, 中塚理, 鍋谷暢一

    第63回表面分析研究会  2025年3月7日  表面分析研究会

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:(株)島津 東京支社   国名:日本国  

  2. 機械学習によるエネルギー較正なしのXANES解析

    林韵立, 鈴木凌輔, 箱木響, 田渕雅夫

    第38回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム  2025年1月11日 

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年1月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:エポカルつくば   国名:日本国  

  3. イメージングXAFSにおけるスペクトル歪みの検出

    鈴木凌輔, 林韵立, 箱木響, 田渕雅夫

    第38回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム  2025年1月11日 

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年1月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:エポカルつくば   国名:日本国  

  4. 多波長同時撮像X線光学系における角度調整機構の自動化

    久能俊介, 森下賢一, 小野泰輔, 永田勝裕, 田渕雅夫

    第38回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム  2025年1月11日 

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年1月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:エポカルつくば   国名:日本国  

  5. EXAFS解析"EXAFSの原理から解析方法の考え方までをご説明致します" 招待有り

    田渕雅夫

    2024年度EXAFS解析講習会  2024年12月16日  名古屋大学SR研究センター、あいちSR、あいち産科技センター

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年12月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:あいちSR   国名:日本国  

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題 4

  1. モノづくり産業プラットフォームの形成

    2022年8月 - 2025年3月

    知の拠点あいち重点研究プロジェクト 

    田渕雅夫

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  2. モノづくり産業プラットフォームの形成

    2019年8月 - 2022年3月

    知の拠点あいち重点研究プロジェクト 

    田渕雅夫

      詳細を見る

    資金種別:競争的資金

  3. XAFS測定に関連した技術開発

    2015年 - 現在

    企業からの受託研究 

  4. 半導体結晶成長評価のための新しい回折計の開発

    2008年 - 2009年

      詳細を見る

    結晶成長その場観察に利用可能な、結晶を動かさないX線回折装置の開発。

科研費 4

  1. ダイヤモンド結晶中の遷移金属不純物と転位のインタラクション

    研究課題/研究課題番号:20K04573  2020年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    花田 賢志, 有元 圭介, 田渕 雅夫

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者 

    ダイヤモンドは物質中最高の熱伝導率,高いキャリア移動度など優れたデバイス特性を有し,エレクトロニクス応用が期待されている.大型ウェハ開発が進んでいるが,大型化に伴い,デバイス特性の劣化を引き起こす結晶欠陥の密度は増加する.産総研の大曲らは,結晶成長中の金属不純物添加により,貫通転位の伝搬を抑制する金属援用終端(MAT)法を提案した.MAT法は面積制約がなく,数um厚の結晶成長で転位伝搬を抑制できる.MAT法を用いて作製したショットキーバリアダイオードは,リーク電流の抑制と耐圧向上が確認された.一方,金属不純物と転位の相互作用は未解明であり,そのメカニズム解明は学術的・工学的に重要である.
    本研究では、金属援用終端法によるダイヤモンド単結晶の低転位密度化のメカニズム構築を目標に、ダイヤモンド中に添加されたタングステン金属と転位との相互作用を解明することを目的としている。タングステン金属原子の近傍局所微細構造・ドーパントサイトの評価、転位種別・分布状態の解析、さらに、歪み状態・分布を評価する。これらの解析結果をもとに、タングステン金属による転位形態の変態機構をモデル化し、タングステン金属と転位の相互作用について学術的に解明する。
    高温高圧合成法により作製されたダイヤモンド単結晶基板上に、高温フィラメントを用いた化学気相成長法を用いて、タングステン金属原子をin-situドーピングしつつダイヤモンド単結晶膜を成長させた。作製したダイヤモンド単結晶膜試料の蛍光X線測定により、タングステンドープが確認された。ダイヤモンド単結晶中のタングステンの蛍光X線の広域X線吸収微細構造解析により、タングステン原子からの第1・第2・第3隣接原子間距離を見積もった。得られた隣接原子間距離とスペクトル解析をもとにダイヤモンド結晶構造中のタングステン原子の配置と局所微細構造の特定を進めている。タングステン原子の配置と局所微細構造は、転位との相関を明らかにする上で重要な情報となる。顕微ラマンマッピング・逆格子空間マッピング、ロッキングカーブ、トポグラフィ測定による、ダイヤモンドの転位・歪み解析を進めている。タングステン原子と転位との相互作用と歪み状態は深く関連していると考えられるため、転位・歪み状態が明らかになれば不純物原子と転位との相関の解明に近づく。X線回折光取得による転位・歪み分布測定をダイヤモンド結晶表面近傍で行ったが、結晶エッジ付近のX線散乱光強度が強くX線回折光取得に支障が生じ充分な結果が得られなかった。測定システムを改良し歪み・転位測定を行い解析を進める。
    X線回折光取得による歪み分布測定および転位観察測定を行ったが、X線散乱光強度が強くX線回折光取得に支障が生じ充分な結果が得られなかった。測定システムを改良して歪みおよび転位観察測定を行い歪みおよび転位の解析を進める。
    ダイヤモンド結晶構造中のタングステン金属原子の微細構造・転位・歪みを解析し、解析結果をもとにダイヤモンド結晶のタングステン金属と転位との相互作用、転位構造の変態機構、および低転位密度化のメカニズムの解明にアプローチする。

  2. 実環境下の損傷敏感試料に微細領域の動態観測技術をもたらす半導体電子ビーム源

    研究課題/研究課題番号:19H00666  2019年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    西谷 智博, 目黒 多加志, 洗平 昌晃, 成田 哲博, 本田 善央, 石川 史太郎, 田渕 雅夫, 市川 修平, 保田 英洋, 七井 靖

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者 

    次世代の電子顕微鏡技術には、電子線損傷に敏感な試料だけでなく、液中など実環境下でその動態や反応へ観測機能を拡張させることが求められている。このような要求に応えるには、従来を遥かに超える電流密度と単色性だけでなく、既存技術にはない高密度電子パルス特性が電子源に必要不可欠である。本課題では、既存とは異なる電子放出原理の光電効果を利用し半導体から電子ビームを取り出す半導体フォトカソードに着目し、半導体の材料・構造・表面の追求と半導体フォトカソードに適した電子銃装置の研究開発により、電子顕微鏡の観測機能の拡張に適した低単色・高密度のパルス電子ビーム生成の実現を目指す。
    本研究では、電子顕微鏡などの電子ビーム源の技術革新を目指して、従来とは電子生成原理が異なる光電効果を半導体に用いたフォトカソード技術に着目し、その半導体の材料と構造の最適化により、これまでにない高性能かつ多彩な電子ビーム生成の達成を目標としてきた。本研究の結果、窒化ガリウムやガリウムヒ素などの半導体を用いたフォトカソードにより、ビーム内の電子の運動量のばらつきが従来技術よりも一桁低く、かつ従来技術では困難な極めて短いナノ秒の時間幅で高い電流値を持つパルス電子ビームの生成に成功した。
    本研究で達成した電子の運動量のばらつきが極少の電子ビームと従来困難であった極めて短い時間幅のパルス電子ビームの実現は、電子顕微鏡の核心技術である電子源の材料を金属から半導体へと刷新することで、実環境下のまま分子・原子レベルで試料を観測する新奇技術を創出する可能性を持つ。本研究でも示唆した水溶液中で動き回る生きた生体分子や電池材料が充放電する様子などを分子レベルで観測するような潜在的応用例などからも、本技術の社会実装により創薬だけでなくエネルギーなど幅広い分野で技術革新の源になると期待される。

  3. 結晶成長その場観察を可能とするX線回折測定装置の開発

    2011年4月 - 2014年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    田渕雅夫

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

  4. 半導体結晶成長その場観察のためのX線散乱測定装置の開発

    2007年

    科学研究費補助金  基盤研究(B)(一般),課題番号:19360006

    田渕 雅夫

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

 

担当経験のある科目 (本学) 13

  1. 物理工学セミナー

    2021

  2. 物質科学特別講義

    2021

  3. 物理工学特別講義

    2021

  4. 電磁気学Ⅱ

    2011

  5. 電磁気学II

    2011

▼全件表示

 

社会貢献活動 26

  1. 電子収量法での観察深さの検証

    役割:講師

    日本XAFS研究会  XAFS勉強会  2023年12月

  2. EXAFS解析

    役割:講師

    名古屋大学SR研究センター、あいちSR  2023年度EXAFS解析講習会  2023年11月

  3. XAFSの基礎

    役割:講師

    日本XAFS研究会  XAFS夏の学校2023  2023年9月

  4. XAFSの基礎

    役割:講師

    SPring-8  第7回 SPring-8 秋の学校  2023年9月

  5. XAFS入門

    役割:講師

    名古屋大学SR研究センター、あいちSR、あいち産科技センター 主催/共催, 2023年7月31日(月).  2023年度XAFS入門講習会,  2023年7月

▼全件表示

メディア報道 1

  1. PF研究会「XAFS・X線顕微鏡分光分析分野でのIMSS, PF戦略的利用に関する研究会」

    高エネルギー加速器研究所  2019年12月

学術貢献活動 3

  1. 放射光共同利用実験審査委員会委員

    役割:審査・評価, 査読

    高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所  2014年 - 現在

     詳細を見る

    種別:審査・学術的助言 

  2. XAFS討論会 論文委員

    役割:審査・評価

    日本XAFS研究会  2009年 - 現在

     詳細を見る

    種別:審査・学術的助言 

  3. 利用研究課題選定委員会レフリー

    役割:査読

    (財)高輝度光科学研究センター  2003年 - 現在

     詳細を見る

    種別:査読等