2024/03/19 更新

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スズキ ハルヒコ
鈴木 治彦
SUZUKI, Haruhiko
所属
大学院医学系研究科 総合医学専攻 微生物・免疫学 准教授
大学院担当
大学院医学系研究科
学部担当
医学部
職名
准教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 医学博士

研究キーワード 3

  1. 免疫恒常性維持

  2. CD8+

  3. 制御性T細胞

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 免疫学

現在の研究課題とSDGs 5

  1. 免疫応答を制御するT細胞に関する研究

  2. CD8陽性制御性T細胞の発生、機能、役割に関する研究

  3. 静止期T細胞のアポトーシスを抑制し生存を支持する因子の同定とその機構に関する研究

  4. インタ-ロイキン-2受容体β鎖欠損マウスの病態に関する研究

  5. Fas/FasLの生体全般における役割解明

経歴 3

  1. 名古屋大学大学院医学系研究科 准教授

    2007年4月

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学大学院医学系研究科 助教授

    2000年1月

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    国名:日本国

  3. 名古屋大学医学部 講師

    1996年3月 - 1999年12月

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    国名:日本国

学歴 2

  1. 長崎大学   医学研究科   腫瘍医学

    - 1990年

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   医学部   医学

    - 1984年

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    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 日本免疫学会

  2. 日本Cell Death学会   会員

    2009年4月 - 現在

  3. 日本癌学会

  4. 日本分子生物学会

 

論文 101

  1. Hydroxyapatite-coated titanium oxide ameliorates dextran sulphate sodium-induced colitis by attenuating both innate and acquired immune reaction

    Hayakawa, A; Kanda, H; Kamei, Y; Suzuki, H

    GASTROENTEROLOGY REVIEW-PRZEGLAD GASTROENTEROLOGICZNY   18 巻 ( 1 ) 頁: 76 - 84   2023年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.5114/pg.2022.120151

    Web of Science

    PubMed

  2. CD8+CD122+CD49dlow regulatory T cells maintain T cell homeostasis by killing activated T cells via Fas/FasL pathway-mediated cytotoxicity. 査読有り

    Akane K, Kojima S, Mak TW, Shiku H, Suzuki H

    Proceedings of the National Academy of Science, the United States of America   113 巻 ( 9 ) 頁: 2460-2465   2016年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1073/pnas

    PubMed

  3. TCR affinity for thymoproteasome-dependent positively selecting peptides conditions antigen responsiveness in CD8(+) T cells. 査読有り

    Takada K, Van Laethem F, Xing Y, Akane K, Suzuki H, Murata S, Tanaka K, Jameson SC, Singer A, Takahama Y.

    Nature Immunology   16 巻 ( 10 ) 頁: 1069-1076   2015年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1038/ni.3237

  4. Acceleration of ileal pacemaker activity in mice lacking interleukin 10. 査読有り

    Shozib HB, Suzuki H, Iino S, Nakayama S.

    Inflamm Bowel Dis.   19 巻 ( 8 ) 頁: 1577-1585   2013年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. CD8+CD122+ regulatory T cells contain clonally expanded cells with identical CDR3 sequences of the T cell receptor β chain. 査読有り

    Okuno Y, Murakoshi A, Negita M, Akane K, Kojima S, Suzuki H.

    Immunology   139 巻 ( 3 ) 頁: 309-317   2013年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 1

  1. 免疫実験法ハンドブック

    中島 泉、黒澤良和、吉開泰信、安部 良、宮坂昌之、宮島 篤、長澤丘司、岡田則子、岡田秀親、鍔田武志、高濱洋介、田沼靖一、鈴木治彦、谷口 克、稲葉カヨ、村田茂穂、田中啓二、三宅健介、南野昌信、石川博通、滝口雅文、徳久剛史、坂口志文、田平 武、林 衆治、高橋利忠、武田湖州恵、川本善之、吉田友昭、長瀬文彦、吉川和宏、上田龍三、森 尚義、加藤昌志、葛島清隆、安居院高志、横地高志、宮田敏男、稲城玲子、岩本隆司、磯部健一、田口栄一、村松壽子、村松 喬、福田敏史、高橋雅英、田口 良、Akhand Md. Anwarul Azim、朝光かおり、岡本 尚、中西 守、杜 軍、加藤 道、小寺良尚、永田 真、松田 幹、中野喜和男、高松真二、河合慶親、大澤俊彦、内田浩二、灘野大太、高部圭司、川北一人、小林 猛、花井泰三、山根 隆、新海政重( 担当: 共著)

    名古屋大学出版会  2006年 

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    記述言語:日本語

講演・口頭発表等 11

  1. Essential roles of CD8+CD122+ regulatory T cells (CD122Treg) in immune homeostasis and their application to disease. 国際会議

    The Healthcare Technology Development Center Mini Symposium 2007 

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    開催年月日: 2007年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  2. Essential roles of CD8+CD122+ regulatory T cells in immune homeostasis and their applicaton to disease 国際会議

    Keystone Symposia 

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    開催年月日: 2007年2月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  3. CD8+CD122+制御性T細胞の発見からその応用研究に至るまで

    鈴木治彦

    日本歯周病学会 第35回「若手研究者の集い」 

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    開催年月日: 2006年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  4. The role of CD8Treg in maintaining immune homeostasis and their application to immune-based disorders. 国際会議

    RCAI-JSI International Symposium 

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    開催年月日: 2006年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  5. Essential roles of CD8+CD122+ regulatory T cells in immune homeostasis and their application to autoimmune disease. 国際会議

    International Symposium:Autoimmunity in Intractable Diseases: From Bench to Clinic 

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    開催年月日: 2005年10月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 23

  1. Fas/FasLによる免疫記憶の制御

    2016年9月 - 現在

    ビジョナリーリサーチ助成 

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    資金種別:競争的資金

  2. CD122の生体内全般における役割の解明 

    2016年8月 - 現在

    研究助成 

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    資金種別:競争的資金

    CD122は IL-2受容体のβ鎖であり、その全身ノックアウトではCD4+Tregも失われCD8+Tregの真の働きはマスクされてしまい不明である。CD4あるいはCD8のノックアウトとCD122ノックアウトを組み合わせてダブルノックアウトマウスを作り、この問題に迫る。

  3. がん免疫でのCD8+制御性T細胞の関わりの検討

    2016年4月 - 現在

    研究開発費 

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    資金種別:競争的資金

    本研究代表者が同定したCD8+制御性T細胞について、がん組織、細胞に対する免疫応答を抑える働きがあるか、あるとすればそのCD8+制御性T細胞を無力化することによって抗がん効果が現れるのか等を目標とした研究である。

  4. CD8+制御性T細胞の新たな研究展開とそれに基づいた創薬ターゲットの探索

    2012年4月 - 2013年3月

    フィージビリティ探索タイプ 

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    資金種別:競争的資金

    CD8+CD122+制御性T細胞がIL-10による抑制で働くのではなく、Fas-FasL系を利用した細胞傷害によって制御を行っていることがわかってきた。また、同CD8+制御性T細胞について、より絞り込んだ細胞集団を示すマーカーと制御の分子機構について見直しを図り、創薬ターゲットを探す目的でその制御性T細胞TCRの遺伝子クローニングを行い、CDR3領域等を含めた塩基配列決定を行った。

  5. 多発性硬化症と炎症性腸疾患におけるCD8+制御性T細胞の病態への関与の解明

    2011年4月 - 2015年3月

    医学振興助成金 

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    資金種別:競争的資金

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科研費 6

  1. 腸過敏性の基礎となる興奮連携異常のマイクロ機能画像による評価

    研究課題/研究課題番号:23H02813  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    中山 晋介, 梶 典幸, 本田 育美, 鈴木 治彦

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    消化管は栄養素の消化吸収だけでなく、免疫や情動形成にも働く多機能臓器である。その協調的運動では、ペースメーカ間質細胞のネットワークや平滑筋細胞の自発性も協働することが明らかとなってきた。
    そこで本研究では、機能性消化管運動障害の原因となる興奮連携病態を細胞組織レベルで検証するために、透析膜併用の低インピーダンス微小電極アレイやCa感受性蛍光タンパクを用いたマイクロ領域機能画像の高度解析を行う。特に、多種類のモータシステムの時空間連携の類型化・定量化をAI, デジタル技術を応用して推進する。腸過敏性病態での神経伝達物質、炎症や栄養素など関連因子の作用を同定し、予防・診断・治療推進に貢献する。

  2. 過敏性と炎症を映す消化管興奮連携の可視化

    研究課題/研究課題番号:2619H03558  2019年4月 - 2022年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    中山晋介

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    担当区分:研究分担者 

  3. Fas/FasLと放射線ないしはGVHによる細胞傷害によって引き起こされる皮膚炎

    2014年4月 - 2015年3月

    科学研究費補助金  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者 

    FasLを欠損するgldマウスの骨髄を、gldマウスの骨髄で再構築するという同系骨髄移植実験を行うとGVHD様の皮膚炎が必発で起こってくる。皮膚炎の発症にはいかなる因子が必要か、いかなる細胞が皮膚炎の発生を抑えているか、多くの異なったノックアウトマウスを用意し、その骨髄細胞とgldマウス骨髄細胞と混ぜ合わせてgldマウス骨髄を再構築するなどして検討追求した。

  4. CD8陽性制御性T細胞を利用した炎症性腸疾患治療へのアプローチ

    2008年10月 - 2010年9月

    科学研究費補助金 

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    担当区分:研究代表者 

    マウスIBDモデルにおいてCD8+CD122+Tregが炎症の抑制に働くことを見いだした。

  5. CD8+CD122+制御性T細胞を利用したがん免疫療法の開発

    2006年4月 - 2007年3月

    科学研究費補助金  特定領域研究

    鈴木治彦

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    担当区分:研究代表者 

    マウスの実験系において、CD8+CD122+制御性T細胞が抗腫瘍免疫応答をも制御していることがわかり、同制御性細胞の活性を抑えることががんの治療につながる可能性を見いだした。

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担当経験のある科目 (本学) 1

  1. 臓器移植

    2020

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    移植免疫学

 

社会貢献活動 1

  1. 生命科学文化推進機構

    役割:編集, 企画, 運営参加・支援

    2015年4月 - 現在

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    対象: 研究者, 社会人・一般, 企業

    種別:セミナー・ワークショップ