2025/04/03 更新

写真a

ハツトリ ミナ
服部 美奈
HATTORI, Mina
所属
大学院教育発達科学研究科 教育科学専攻 相関教育科学 教授
大学院担当
大学院教育発達科学研究科
学部担当
教育学部
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 3

  1. 博士(教育学) ( 1999年11月   名古屋大学 ) 

  2. 修士(教育学) ( 1993年3月   名古屋大学 ) 

  3. 学士(教育学) ( 1990年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 3

  1. イスラームとジェンダー

  2. インドネシア地域研究

  3. イスラーム教育

研究分野 1

  1. 人文・社会 / 教育学  / 教育人類学・比較教育学

現在の研究課題とSDGs 4

  1. インドネシアのイスラーム教育

  2. イスラームとジェンダー

  3. マレー世界の教育

  4. 途上国における教育

経歴 3

  1. 名古屋大学   大学院教育発達科学研究科   教授

    2013年7月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学   大学院教育発達科学研究科   准教授

    2004年10月 - 2013年6月

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    国名:日本国

  3. 岐阜聖徳学園大学   教育学部・大学院国際文化研究科   准教授

    1997年4月 - 2004年9月

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    国名:日本国

学歴 3

  1. 名古屋大学   教育学研究科

    1993年4月 - 1997年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   教育学研究科   教育学専攻

    1990年4月 - 1993年3月

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    国名: 日本国

  3. 名古屋大学   教育学部

    1985年4月 - 1990年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 8

  1. 日本比較教育学会   常任理事、会長(2023.6-)

    2005年4月 - 現在

  2. アジア教育学会   理事・紀要編集委員

    2018年12月 - 現在

  3. 日本国際教育学会   理事・紀要編集委員長、学会賞選考委員長

    2018年9月 - 現在

  4. 日本教育学会

    1997年4月 - 現在

  5. 東南アジア学会

    1997年4月 - 現在

  6. 日本宗教学会

    2018年4月 - 現在

  7. アジア比較教育学会

    1997年4月 - 現在

  8. アメリカ比較教育学会

    1997年4月 - 現在

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受賞 3

  1. 2001年度日本比較教育学会平塚賞

    2002年6月   日本比較教育学会  

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    受賞国:日本国

    受賞著作:『インドネシアの近代女子教育-イスラーム改革運動のなかの女性-』勁草書房、全379頁 2001年2月(平成13年)

  2. 1995年度日本比較教育学会平塚賞奨励賞

    1996年6月   日本比較教育学会  

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    受賞国:日本国

    受賞論文:「女子イスラーム教育における「近代性」の創出と展開-インドネシア・西スマトラ州のケース・スタディ-」日本比較教育学会編『比較教育学研究』第21号 83-94頁 1995年6月(平成7年)

  3. 女性研究者トップリーダー顕彰

    2020年9月   文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)事業(名古屋大学採択プログラム)  

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    受賞国:日本国

 

論文 54

  1. 日本におけるムスリム教育研究の動向とムスリム教育の現状

    服部美奈、松本麻人、アズミ・ムクリサフ、エル・アマンダ・デ・ユリA・S、姜珂児、瀧口咲良、升谷健太

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』   70巻 巻 ( 1号 )   2023年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  2. 「信仰する国民」の育成をめざすインドネシアの市民性教育-高校カリキュラムに着目して-

    中田有紀・服部美奈

    東洋大学アジア文化研究所『アジア文化研究所研究年報』   ( 58 )   2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. インドネシアにおけるイスラーム教育改革-プサントレン法(2019)をめぐる動きに着目して-

    服部美奈

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』   69 巻 ( 2 ) 頁: 21 - 31   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  4. インドネシアのホームスクーラーによる発信-公開動画の分析-

    服部美奈

    科学研究費補助金挑戦的研究(萌芽)「公教育の次の段階の模索:共通の基盤形成に向けて」(研究代表者:中島千惠)最終成果報告書     2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  5. 東南アジア島嶼部における女性の高学歴化とジェンダー ―インドネシアとマレーシアの比較教育研究―

    鴨川明子・服部美奈

    『山梨大学教育学部紀要』   ( 32 ) 頁: 1 - 22   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. インドネシアの高等学校における市民性教育

    中田有紀・服部美奈

    『アジアにおける市民性教育の標準化と多様化に関する国際比較研究』(科学研究費補助金 基盤B 平成31~令和3年度 研究代表者:小川佳万)中間報告書     頁: 1 - 21   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  7. インドネシアにおける2013年カリキュラムの施行とその展開過程

    服部美奈、神内陽子、アユ・アズハリヤ、エル・アマンダ・デ・ユリ、アズミ・ムフリサフ

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』   67 巻 ( 2 ) 頁: 81 - 96   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  8. インドネシアにおけるホームスクール関連法規

    服部美奈

    科研費挑戦的研究(萌芽)(研究代表者:中島千惠)「公教育の次の段階の模索:共通の基盤形成に向けて」中間報告書     2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  9. イスラーム社会における教育とジェンダー研究(特集 名古屋大学のジェンダー研究) 招待有り

    服部美奈

    『GRL Studies』   ( 3 ) 頁: 36 - 39   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  10. コメント2 冷戦下のジェンダーにおける「解放」と「開発」(現代史部会「冷戦下のジェンダーと「解放」の問題-社会政策・社会運動の交叉地点から-」) 招待有り

    服部美奈

    『歴史学研究』   増刊号 (No.1007) 巻   頁: 140 - 143   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:績文堂出版  

  11. インドネシアの公教育における卓越性と公正性-国際水準校の創設と廃止に焦点をあてて-(特集 自律的公設学校の国際比較) 招待有り

    服部美奈

    『比較教育学研究』   ( 61 ) 頁: 44 - 63   2020年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. インドネシアの法学教育と法曹養成-一般系総合大学とイスラーム大学の比較の観点から-

    服部美奈・神内陽子

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』   66 巻 ( 2 ) 頁: 173 - 198   2020年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  13. インドネシア:国際水準校-国民教育における卓越性と教育の平等

    服部美奈

    」『平等と卓越性のバランス政策を軸とする自律的公設学校の国際比較』(科学研究費補助金 基盤B海外学術 平成27~30年度 研究代表者:中島千惠)最終報告書     頁: 101 - 128   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  14. インドネシアにおける法学教育-インドネシア大学法学部・ディポネゴロ大学法学部での調査を中心に-

    島田弦・服部美奈

    『科学研究費補助金基盤研究(B)「法整備支援重点支援対象国における法学教育」(研究代表者:四本健二、研究課題番号15H05176、平成27年度~30年度)』     頁: 7 - 30   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  15. 「在日ムスリムによる地域交流-モスクでの聞き取り調査から」

    子島進、服部美奈

    東洋大学アジア文化研究所『アジア文化研究所研究年報』   2018年 巻 ( 53 ) 頁: 54(185)-66(173)   2019年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. 「インドネシアにおける高大接続プログラムの展開-国際共同学校 (Satuan Pendidikan Kerjasama:SPK) における国際プログラムに焦点をあてて-」

    服部美奈

    『アジアにおける大学入試の多様化と高大接続プログラムの標準化に関する国際比較研究』(科学研究費補助金 基盤B 平成27~29年度 研究代表者:小川佳万)最終報告書     頁: 121-134   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. トルコにおける宗教指導者養成-政府による取り組みと「ヒズメット(奉仕)運動」の展開

    服部美奈、西野節男

    名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)   64 巻 ( 1 ) 頁: 145-168   2017年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  18. インドネシアの大学入試における入試科目と選抜方法の多様化

    服部美奈

    『アジアにおける大学入試の多様化と高大接続プログラムの標準化に関する国際比較研究』(科学研究費補助金 基盤B 平成27~29年度 研究代表者:小川佳万)中間報告書     頁: 100-121   2017年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  19. 20世紀初頭のインドネシア・イスラーム社会における近代女子教育の形成-「正典」をめぐる解釈とコミュニティのゆらぎ・再編-

    服部美奈

    歴史学研究会編『歴史学研究』   ( No.940 ) 頁: 13-23   2016年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  20. 「グローバル化する世界における教育と宗教者の役割-シンポジウムでの議論をふまえて-(特集2 公開シンポジウム グローバル化する世界における教育と宗教者の役割)」 招待有り

    服部美奈,西野節男

    『比較教育学研究』   ( 50 ) 頁: 191-200   2015年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  21. 「小規模国家モルディブにおけるイスラーム教育の展開-グローバル・スタンダードと地域性の葛藤」

    服部美奈

    科研費補助金最終報告書(基盤A「開発研究と地域研究の融合モデルの構築」研究代表者:山田肖子)     頁: 49-74   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  22. 「オランダ植民地期インドネシアにおける学校体育とスカウト運動―1920年-1930年代」

    服部美奈

    服部美奈編著『アジアのムスリムと近代(2)-1920-1930年代の世界情勢とマレー世界』SIAS Working Paper Series 22 (NIHU Program Islamic Area Studies),上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター     頁: 45-62   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  23. 「現代インドネシアにおけるイスラーム指導者養成の課題-西ジャワのプサントレンの事例から」

    服部美奈、西野節男

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第60巻第2号   60 巻 ( 2 ) 頁: 85-104   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  24. Strengthening National Identity and Globalization through Education Dilemma and Challenges of the Maldives as a Small Nation

    Hattori Mina

    Hattori Mina (ed.) Strengthening National Identity through Language, Literature, and History, International Seminar Proceeding, Faculty of Humanities, Diponegoro University     頁: 17-31   2014年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  25. 「「イスラームと女性」研究の新動向-東南アジア・インドネシアから-(海外の新潮流)」

    服部美奈

    ジェンダー史学会編『ジェンダー史学』,第8号(2012)   ( 8 ) 頁: 97-104   2012年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  26. 「『ジャウハラ Djauharah』創刊号(1923)巻頭言-Berguna Untuk Bangsa Perempuan」(新井和広と共著)

    新井和広、服部美奈

    『ジャウィ文字でつながる東南アジア・イスラーム世界-ジャウィ定期刊行物創刊号巻頭言-(NIHU Program Islamic Area Studies SIAS Working Paper Series 12)』,新井和広編著,上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター     頁: 61-83   2012年5月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  27. Tradition of Kitab Learning at Pondok Pesantren in Indonesia: Focus on its Learning Style

    Hattori Mina

    Comparative Study of Southease Asian Kitabs: Papers of the Workshop held at Sophia University, Tokyo, Japan on October 23, 2011 (NIHU Program Islamic Area Studies SIAS Working Paper Series 14), Sugahara Yumi (ed.), Institute of Asian Cultures- Center for Islamic Studies, Sophia University     頁: 47-70   2012年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  28. 「イスラーム世界からみた歴史的転換点としての2011年-グローバル社会における人間の尊厳と教育」(特別講演)

    服部美奈

    日本グローバル教育学会編『グローバル教育 Global Education』Vol.14   14 巻   頁: 2-16   2012年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  29. 「マレーシア(クランタン州)におけるイスラーム教育の発展に関する一考察」(共著:服部美奈,西野節男,小林忠資)

    服部美奈、西野節男、小林忠資

    『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第58巻第2号(2011年度)   58 巻 ( 2 ) 頁: 95-117   2012年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  30. 「リソースとしての海外教育研究交流と比較教育学教育の多様化(課題研究1「比較教育学は学士課程でどのように教えられているか」)」

    服部美奈

    日本比較教育学会編『比較教育学研究』     頁: 183-198   2012年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  31. 「高等教育の一大市場を形成する底力,先を見据えた人材育成戦略-インドネシアの高等教育戦略」(アジアの高等教育事情 ダイナミック・アジア9)

    服部美奈

    『リクルート カレッジマネジメント』(165,2010年11-12月号)   ( 165 ) 頁: 42-45   2010年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  32. インドネシアにおける国民教育の歴史的展開-スハルトの「開発」体制から「改革(Reformasi)」体制への移行-

    服部美奈

    東洋大学アジア地域研究センター『学術フロンティア報告書』     頁: 244-260   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  33. 日本で育つムスリム児童の教育-愛知県の事例

    服部美奈

    『アジア遊学』 (特集 日本で暮らす外国人-地方都市の日系人・アジア人)   ( 117 ) 頁: 145-151   2008年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  34. 公立小学校との連携がもたらす新しい外国人学校の形態―ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール

    服部美奈

    科研最終報告書『多文化する社会における外国人学校の位置取りのポリティクスに関する国際比較研究』(平成17~19年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究代表者:服部美奈)     頁: 352-364   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  35. 国際学校の国民教育的機能-マレーシア国際イスラーム学校と併設するスティア・ブディ学校

    服部美奈

    『学術フロンティア報告書 2007年度』東洋大学アジア文化研究所     頁: 96-109   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  36. 「意図せざる覚醒?蘭領東インド期<近代的女子イスラーム学校>の誕生」

    服部美奈

    『歴史学研究』   2007年10月増刊号 巻 ( No.833 ) 頁: 113-122   2007年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  37. *Religious Jawi Documents in Minangkabau

    Mina Hattori

    SIAS Working Paper Series 1, NIHU Program Islamic Area Studies, Proceedings of the Symposium on Bangsa and Umma: A Comparative Stusy of People-Grouping Concepts in the Islamic Areas of Southeast Asia, May 12,13 & 19, 2007, Tokyo and Kyoto, , Section for Islamic Area Studies, Institute of Asian Cultures, Sophia University     頁: 25-39   2007年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  38. *在日インドネシア人ムスリム児童の宗教的価値形成-名古屋市における自助教育活動の事例から-

    服部美奈

    神田外語大学異文化コミュニケーション研究所『異文化コミュニケーション研究』   ( 19 ) 頁: 1-28   2007年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  39. インドネシアにおける新しい学校教育構想と公私協働の展開-地域社会との協働と教育機関のネットワーク化

    服部美奈

    科学研究費補助金「公私協働とネットワーク化による教育運営サポートシステムの構築に関する国際比較研究」研究成果報告書(平成16年-18年度 基盤研究A 研究代表者:宮腰英一教授)     頁: 233-245   2007年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  40. Alternative Schools and National Education System in the Multicultural Society - Comparative Study among Japan, the United States and Malaysia

    Chie Nakajima, Mina Hattori, Michio Sano

    30th Pacific Circle Consortium 2006 Conference, Latinamerican Faculty of Social Sciences:Mexican Campus, 12 July 2006, Mexico City,proceedings     頁: 1-19   2006年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  41. インドネシアにおけるグローバリゼーション対応の高等教育改革

    服部美奈

    科学研究費補助金「アジア諸国におけるグローバリゼーション対応の高等教育改革戦略に関する比較研究」研究成果報告書(平成14年-15年度 基盤研究B1 研究代表者:大塚豊教授)     頁: 79-93   2004年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  42. インドネシアにおける基礎教育普及の現状と課題-9年制義務教育達成のための学校外プログラム-

    服部美奈

    科学研究費補助金「発展途上国における基礎教育のカリキュラム・プログラムに関する研究-女子教育を中心に-」研究成果報告書(平成13年-15年度 基盤研究B 研究代表者:大津和子教授     頁: 157-174   2004年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  43. インドネシアにおける高等教育の民営化の現状と課題-国立大学法人化の問題を中心に-」(資料:「法人としての大学の決定に関する政令1999年第61号」)

    服部美奈

    科学研究費補助金「アジア諸国における中等・高等教育の民営化に関する実証的比較研究-その特質と問題点に関する考察-」研究成果報告書(平成13-14年度 基盤研究B1 研究代表者:村田翼夫教授)     頁: 55-70   2003年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  44. 蘭領東インド期西スマトラ州のジャウィ文書-20世紀前半のイスラーム関連出版物を中心に-

    服部美奈

    上智大学アジア文化研究所『上智アジア学』   20 巻   頁: 45-62   2002年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  45. インドネシアのジャウィ文書に関する目録解題

    服部美奈、奥島美夏、青山亨、菅原由美 他

    上智大学アジア文化研究所『上智アジア学』   20 巻   頁: 231-241   2002年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  46. インドネシアにおける国立大学の法人化に関する重要法規資料集」科学研究費補助金「アジア諸国における中等・高等教育の民営化に関する実証的比較研究-その特質と問題点に関する考察-

    服部美奈

    研究成果報告書(中間報告書)(平成13年-14年度 基盤研究B1 研究代表者:村田翼夫教授)     頁: 69-102   2002年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  47. 日本占領期教育関係文献目録-インドネシア編

    服部美奈

    科学研究費補助金「「大東亜戦争」期における日本植民地・占領地教育の総合的研究」研究成果報告書(平成10-12年度 基盤研究B1 研究代表者:槻木瑞生教授)     頁: 261-270   2001年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  48. イスラームの越境性とローカル・アイデンティティ-インドネシアにおけるグローバル・インパクトの一側面-

    服部美奈

    科学研究費補助金「アジア諸国の国民教育におけるグローバル・インパクトに関する比較研究-中等学校カリキュラム改革を中心に-」研究成果報告書(平成11-12年度 基盤研究B2 研究代表者:西野節男教授)     頁: 131-140   2001年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  49. インドネシアにおける「開発と女性」政策とイスラーム

    服部美奈

    『岐阜聖徳学園大学紀要』   40 巻   頁: 77-90   2001年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  50. インドネシア・スカルノ体制期におけるイスラーム教育機関の変容-ディニア・プトリ(1945-1965年)を中心に-

    服部美奈

    『岐阜聖徳学園大学紀要』   39 巻   頁: 118-133   2000年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  51. イスラームにおける新生児観―フィトラ(fitrah)概念を中心に-

    服部美奈

    『岐阜聖徳学園大学紀要』   38 巻   頁: 51-66   1999年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  52. オランダ植民地教育”Onderwijs“に対するインドネシア人教師の受容と疑問-雑誌『Aboean Goeroe-Goeroe』(1927-1931)分析を中心に-

    服部美奈

    『名古屋大学教育学部紀要(教育学科)』   43 巻 ( 2 ) 頁: 197-216   1997年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  53. イスラームにおける通過儀礼と宗教教育に関する序論-インドネシア・西スマトラ州パリアガン村における事例研究- 査読有り

    服部美奈

    日本比較教育学会編『比較教育学研究』   ( 22 ) 頁: 139-151   1996年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  54. 女子イスラーム教育における「近代性」の創出と展開-インドネシア・西スマトラ州のケース・スタディ- 査読有り

    服部美奈

    日本比較教育学会編『比較教育学研究』   ( 21 ) 頁: 83-94   1995年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 41

  1. 「ムスリム社会の女子教育」(第4章 労働・教育・文化)姫岡とし子・久留島典子・小野仁美編著『「社会」はどう作られるか?-家族・制度・文化(『ひと』から問うジェンダーの世界史 第2巻)』

    服部美奈( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 210,211)

    大阪大学出版会  2023年9月 

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    担当ページ:210,211   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  2. 「個としての信念を貫いた女性-ロハナ・クドゥス(歴史のプリズム3)」岡真理・後藤絵美編著『記憶と記録にみる女性たちと百年』(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ第5巻)

    服部美奈( 担当: 分担執筆)

    明石書店  2023年3月 

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    担当ページ:40-45   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  3. 「家族と女性-交錯する女性像と選択する自由」、「インドネシアのポンドック・プサントレン-「民」による教育」久志本裕子・野中葉編著『東南アジアのイスラームを知るための65章』

    服部美奈( 担当: 分担執筆)

    明石書店  2023年3月 

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    総ページ数:387   担当ページ:122-125, 254-258   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. Chapter 5 Citizenship Education in Indonesia: Aiming to Be a Member of the ASEAN Community,Toshifumi Hirata (Ed.) Citizenship Education in the ASEAN Community(Governance and Citizenship in Asia Series) 査読有り 国際共著

    Nakata Yuki, Andi Suwirta, Hattori Mina( 担当: 分担執筆)

    Springer  2023年2月 

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    総ページ数:317   担当ページ:85-105   記述言語:英語 著書種別:学術書

  5. 「ジェンダー(インドネシア)」(6章 人のつながり、社会のありよう)イスラーム文化事典編集委員会編『イスラーム文化事典』

    服部美奈( 担当: 分担執筆)

    丸善出版  2023年1月 

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    担当ページ:100-102   記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

  6. 『イスラーム教育改革の国際比較』(日下部達哉編著)

    服部美奈(第3章)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第3章 インドネシアにおけるイスラーム教育改革-制度化されない教育の伝統のゆくえ-)

    東信堂  2022年2月 

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    総ページ数:200   担当ページ:63-83   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  7. 『コミュニティの創造と国際教育<日本国際教育学会創立30周年記念論集>』(学会創立30周年記念編集委員会編、佐藤千津編著) 査読有り

    服部美奈(章執筆)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第3章 インドネシアにおける共有価値としての「寛容」の醸成-市民性教育と宗教教育の教科書に焦点をあてて)

    明石書店  2021年10月 

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    総ページ数:209   担当ページ:45-60   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  8. 教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて

    服部美奈(第15章、終章)、編者(松下晴彦、伊藤彰浩、服部美奈)( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 「第15章 ポスト世俗化社会における宗教教育」、「終章 ポスト変革の時代の「教育の未来」-よい教育とはなにか」)

    名古屋大学出版会  2021年10月 

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    総ページ数:325   担当ページ:262-280, 299-306   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  9. 『よくわかる高等教育論』(やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ)橋本鉱市・阿曽沼明裕編著

    服部美奈( 担当: 分担執筆 ,  範囲: イスラームの大学)

    ミネルヴァ書房  2021年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  10. 『海外教育情報シリーズ・アジア編 第2巻 東南アジア』牧善愛編(大塚豊監修

    服部美奈、アユ・アズハリヤ( 担当: 分担執筆 ,  範囲: インドネシア-高まる教育熱とグローバル世界を生きる人格形成の中核としての「信仰」)

    一藝社  2021年2月 

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    担当ページ:7-22   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  11. 『教育とエンパワーメント』(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ第3巻)

    服部美奈・小林寧子編著(長澤栄治監修)( 担当: 共編者(共編著者))

    明石書店  2020年12月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  12. 『子どもと教育-近代家族というアリーナ(家族研究の最前線③)』

    比較家族史学会監修、小山静子・児玉亮子編著( 担当: 分担執筆)

    日本経済評論社  2018年12月 

     詳細を見る

    総ページ数:294   記述言語:日本語

  13. 『改訂 未来に生きる教育学-変動期の教育の構築』

    田中亨胤・越後哲治・中島千恵編著( 担当: 分担執筆)

    あいり出版  2018年10月 

     詳細を見る

    総ページ数:222   記述言語:日本語

  14. 『地域研究 多様性の教育学へ』(リーディングス比較教育学)

    近藤孝弘・中矢礼美・西野節男編著( 担当: 分担執筆)

    東信堂  2018年6月 

     詳細を見る

    総ページ数:368   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  15. 『現代アジアの教育計画 補巻』

    山内乾史・杉本均・小川啓一・原清治・近田政博編( 担当: 分担執筆)

    学文堂  2017年2月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  16. 『アセアン共同体の市民性教育』

    平田利文編( 担当: 分担執筆)

    東信堂  2017年2月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  17. 『未来に生きる教育学-変動期の教育の構築』

    田中亨胤・越後哲治・中島千恵編( 担当: 共著)

    あいり出版  2015年9月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  18. Crucial Issues and Reform in Muslim Higher Education

    Rosnani Hashim and Mina Hattori (Eds.)( 担当: 単著)

    Kuala Lumpur: IIUM Press  2015年9月 

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    記述言語:英語

  19. 『ムスリマを育てる-インドネシアの女子教育』(イスラームを知る20)

    服部美奈( 担当: 単著)

    山川出版社  2015年8月 

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    記述言語:日本語

  20. 『教育と学びの原理-変動する社会と向き合うために』

    早川操・伊藤彰浩編( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2015年7月 

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    記述言語:日本語

  21. アジアの中等教育改革

    馬越徹,大塚豊編( 担当: 単著)

    東信堂  2013年4月 

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    記述言語:日本語

  22. 比較教育学の地平を拓く-多様な学問観と知の共働

    山田肖子,森下稔編 (森下稔・鴨川明子と共著)( 担当: 単著)

    東信堂  2013年2月 

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    記述言語:日本語

  23. 現代インドネシアを知るための60章(エリア・スタディーズ113)

    村井吉敬,佐伯奈津子,間瀬朋子編( 担当: 単著)

    明石書店  2013年1月 

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    記述言語:日本語

  24. 激動するアジアの大学改革-グローバル人材を育成するために

    北村友人・杉村美紀編著( 担当: 単著)

    上智大学出版  2012年9月 

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    記述言語:日本語

  25. アジアの教員-変貌する役割と専門職への挑戦

    小川佳万・服部美奈編著( 担当: 単著)

    ジアース教育新社  2012年5月 

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    記述言語:日本語

  26. 家族と教育(ジェンダー史叢書2)

    石川照子・高橋裕子編著( 担当: 共著)

    明石書店  2011年12月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  27. アジアを学ぶ‐海外調査研究の手法

    鴨川明子編( 担当: 共著)

    勁草書房  2011年11月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  28. 保育・教育を考える‐保育者論から教育論へ

    越後哲治・田中亨胤・中島千恵編( 担当: 共著)

    あいり出版  2011年4月 

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    記述言語:日本語

  29. 現代教育改革論‐世界の動向と日本のゆくえ

    江原武一、南部広孝、深堀聡子、服部美奈( 担当: 単著)

    放送大学教育振興会  2011年3月  ( ISBN:978-4-595-13962-8

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    記述言語:日本語

  30. 東南アジア・マレー世界のイスラーム教育-マレーシアとインドネシアの比較

    西野節男編( 担当: 単著)

    東洋大学アジア文化研究所・アジア地域研究センター  2010年3月 

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    記述言語:日本語

  31. アジア社会の発展と文化変容

    東洋大学アジア文化研究所・アジア地域研究センター編( 担当: 単著)

    東洋大学アジア文化研究所・アジア地域研究センター  2010年3月 

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    記述言語:日本語

  32. *Education for Diverse Learners

    Ramlee Mustapha, Norzaini Azman, Abdul Razak Ahmad (eds.)( 担当: 単著)

    Universiti Putra Malaysia Press  2009年10月 

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    記述言語:英語

  33. 日本のインドネシア人社会

    奥島美夏編著( 担当: 単著)

    明石書店  2009年1月 

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    記述言語:日本語

  34. 途上国における基礎教育支援 下 国際的なアプローチと実践

    廣里恭史・北村友人編著( 担当: 共著)

    学文堂  2008年11月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  35. 教育改革の国際比較

    大桃敏行・上杉孝實・井ノ口淳三・植田健男編( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2007年9月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  36. *変貌するインドネシア・イスラーム教育

    西野節男・服部美奈・中田有紀・竹内老子( 担当: 共著)

    東洋大学アジア文化研究所・アジア地域研究センター  2007年2月 

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    記述言語:日本語

  37. 地域研究の課題と方法-アジア・アフリカ社会研究入門(実証編)

    北原淳・竹内隆夫・佐々木衛・高田洋子編著(北川隆吉監修)( 担当: 共著)

    文化書房博文社  2006年12月 

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    記述言語:日本語

  38. 現代アジアの教育計画 下

    山内乾史・杉本均 編著( 担当: 共著)

    学文社  2006年5月 

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    記述言語:日本語

    近年急速に進められているアジア各国の教育改革が、いかなる理念と計画のもとに進められているのかが明らかにされている。特にここ数十年の教育計画を考察することを通して、今後のアジア各国に対する国際教育協力支援の方向性を探ることが本書の目的ともなっている。

  39. アジアの就学前教育-幼児教育の制度・カリキュラム・実践

    池田充裕・山田千明 編著( 担当: 共著)

    明石書店  2006年3月 

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    記述言語:日本語

    これまで明らかにされてこなかったアジア各国の就学前教育の制度・カリキュラム・実践について国際比較の視点から論じている。アジア各国における近年の就学前教育の急速な成長の背景と特徴を明らかにすることを通して、日本の就学前教育の今後に示唆を与えている。

  40. 公民館・コミュニティ施設ハンドブック

    日本公民館学会編( 担当: 共著)

    エイデル研究所  2006年3月 

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    記述言語:日本語

  41. *インドネシアの近代女子教育-イスラーム改革運動のなかの女性-

    服部美奈( 担当: 単著)

    勁草書房  2001年2月 

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    記述言語:日本語

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MISC 8

  1. 図書紹介 日下部達哉編著『イスラーム教育改革の国際比較』 招待有り

    服部美奈  

    『アジア教育』(アシア教育学会)16 巻   頁: 118 - 120   2022年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  2. 書評 門松愛著『バングラデシュの就学前教育:無償制度化の構造的特徴と人びとの教育選択』  招待有り

    服部美奈  

    『アジア教育』(アシア教育学会)16 巻   頁: 85 - 89   2022年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  3. 書評 小野仁美著『イスラーム法の子ども観:ジェンダーの視点でみる子育てと家族』 招待有り

    服部美奈  

    『アジア経済』(アジア経済研究所)63 巻 ( 2 ) 頁: 70 - 73   2022年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  4. インドネシア 招待有り

    服部美奈、エル・アマンダ・デ・ユリ・アッラファジュル・スルヤディムルヤ  

    ベネッセ教育総合研究所Child Research Net (CRN)編 『ひとめでわかる世界の幼児教育・保育-各国・地域のECECのマトリクス』ッセ教育総合研究所Child Research Net (CRN)編 『ひとめでわかる世界の幼児教育・保育-各国・地域のECECのマトリクス』   頁: 10 - 13   2020年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  5. 書評 新保敦子著『日本占領下の中国ムスリム-華北および蒙疆における民族政策と女子教育』 招待有り

    服部美奈  

    『アジア教育13 巻   頁: 119 - 123   2019年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  6. 書評 山口元樹著『インドネシアのイスラーム改革主義運動-アラブ人コミュニティの教育活動と社会統合 招待有り

    服部美奈  

    『東南アジア 歴史と文化』48 巻   頁: 127 - 131   2019年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  7. インドネシアの高等教育戦略(アジアの高等教育事情 ダイナミック・アジアⅡ‐④) 招待有り

    服部美奈  

    『カレッジマネジメント』Vol.207 巻 ( 201711-12 ) 頁: 52 - 54   2017年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:リクルート  

  8. 書評 秋葉淳編 『近代・イスラームの教育社会史 招待有り

    服部美奈  

    『イスラーム世界研究』10 巻   頁: 315 - 317   2017年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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講演・口頭発表等 78

  1. 「インドネシアのホームスクーリング-ナショナルを越える自由な学びの広がりと意図せざる結果-」(ラウンドテーブル18「学びの場のグローバル化を問う-ホームスクールを通して-」)

    服部美奈

    日本教育学会ラウンドテーブル、日本教育学会第82回大会(ハイブリッド開催)  2023年8月24日  日本教育学会第82回大会

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    開催年月日: 2023年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京都立大学・法政大学(ハイブリッド開催)   国名:日本国  

  2. 「パネルディスカッション 多文化共生と教育-研究からの示唆と愛知県の経験をふまえて」コメンテーター 招待有り

    服部美奈

    IG科研公開セミナー「北海道におけるムスリム-ムスリム観光客受入と定住者との共生に向けた課題」  2023年8月21日  日本学術振興会科研費基盤A「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者:長澤栄治)

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年8月

    記述言語:日本語  

    開催地:室蘭工業大学   国名:日本国  

  3. Reverse Gender Gap in Higher Education: Local Contexts for Education, Gender, and Careers in Indonesia 国際会議

    Mina Hattori

    Reverse Gender Gap (RGG) in Tertiary Education in Southeast Asia: Progress Against Global Discourse, WCCES Panel Presentation & An International Symposium of the JCES  2022年11月18日 

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    開催年月日: 2022年11月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:Online  

  4. 選択できる人生を切り拓く

    服部美奈

    イスラーム・ジェンダー科研公開セミナー「イスラーム・ジェンダー学が目指すもの-公正の問題を考える」  2022年10月9日  科学研究費補助金基盤研究A「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者:長澤栄治)

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:東京大学   国名:日本国  

  5. 「インドネシアのホームスクーラー」日本比較教育学会第58回大会ラウンドテーブルII-3 「ホームスクーラーは自分たちをどのように発信しているか」

    服部美奈

    日本比較教育学会ラウンドテーブル、日本比較教育学会第58回大会、東北大学&北海道大学共催(オンライン)   2022年6月24日  日本比較教育学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン開催   国名:日本国  

  6. 高等教育のリバース・ジェンダー・ギャップ(RGG)-インドネシア- 招待有り

    服部美奈

    日本比較教育学会第58回大会、課題研究Ⅱ「高等教育における「リバース・ジェンダー・ギャップ」-東南アジアの国際比較-」、東北大学&北海道大学共催(オンライン)   2022年6月26日  日本比較教育学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:オンライン開催   国名:日本国  

  7. 「信仰する国民」の育成をめざすインドネシアの市民性教育-高校カリキュラムに着目して-

    中田有紀・服部美奈

    日本比較教育学会第58回大会、東北大学&北海道大学共催(オンライン)   2022年6月26日  日本比較教育学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン開催   国名:日本国  

  8. インドネシアにおける女性の高学歴化-「ワークライフキャリア形成」とジェンダー

    服部美奈

    日本比較教育学会研究委員会主催オンライン・ワークショップ  2021年8月7日  日本比較教育学会研究委員会

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年8月

    記述言語:日本語  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  9. 義務教育とホームスクール規定の国際比較 インドネシア

    服部美奈

    日本比較教育学会ラウンドテーブル、日本比較教育学会第57回大会、筑波大学(オンライン)  2021年6月25日  日本比較教育学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:筑波大学(オンライン)   国名:日本国  

  10. インドネシアにおけるイスラーム教育改革-プサントレン法(2019)をめぐる動きに着目して

    服部美奈

    日本比較教育学会第57回大会  2021年6月27日  日本比較教育学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:筑波大学(オンライン)   国名:日本国  

  11. コメント-冷戦下のジェンダーにおける「解放」と「開発」 招待有り

    服部美奈

    2020年度歴史学研究会現代史部会「冷戦下のジェンダーと「解放」の問題-社会政策・社会運動の交叉地点から-」  2020年12月6日  歴史学研究会

     詳細を見る

    開催年月日: 2020年12月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  12. 「インドネシアにおける宗教の位置づけと宗教教育について」 招待有り

    服部美奈

    「大学と宗教」研究会(第3期) 第5回研究会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:立正大学   国名:日本国  

  13. 「インドネシアの法学教育と法曹養成-一般系総合大学とイスラーム大学の比較の観点から」

    服部美奈、神内陽子

    日本比較教育学会第55回大会 

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    開催年月日: 2019年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京外国語大学   国名:日本国  

  14. 「インドネシア 国際水準校: 国民教育における卓越性と教育の平等」(課題研究Ⅱ 公教育制度の第3ステージへの模索~自律的公設学校の国際比較を通して~) 招待有り

    服部美奈

    日本比較教育学会第54回大会,課題研究 

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    開催年月日: 2018年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:東広島市芸術文化センターくらら(大会校:広島大学)   国名:日本国  

  15. Education in Japan's Remote Islands and Remote Areas as New Frontier 招待有り 国際会議

    International Seminar: Strengthening of Maritime Culture and Historical Values in the Era of Global Competition, 

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    開催年月日: 2017年9月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:インドネシア共和国  

  16. 「インドネシアの国際水準学校の事例」ラウンドテーブルアジアにおける自律的公設学校と国民教育の関係性-国際比較の観点から-」

    服部美奈

    日本教育学会第76回大会ラウンドテーブル 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年8月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:桜美林大学   国名:日本国  

  17. 「マレー世界におけるコロニアリズムとイスラーム教育-植民地官僚の認識と経験から-」

    服部美奈、西野節男

    日本比較教育学会第53回大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京大学   国名:日本国  

  18. 「20世紀前半の蘭領東インド・イスラーム社会における「近代家族」と子ども観-雑誌『アイシャの声(Soeara Aisjijah)』(1926-1941)に焦点をあてて」 招待有り

    服部美奈

    比較家族史学会第61回春季研究大会(シンポジウム「子どもと教育」) 

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    開催年月日: 2017年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:早稲田大学   国名:日本国  

  19. Education in Small Islands and Coastal Areas: Focus on Mie and Aichi Prefecture (II)-Secondary and Tertiary Education 招待有り 国際会議

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    開催年月日: 2015年12月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:インドネシア共和国  

  20. 「トルコにおける宗教指導者養成-政府による取り組みと「ヒズメット(奉仕)」運動の展開」

    服部美奈,西野節男

    日本比較教育学会第51回大会 

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    開催年月日: 2015年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:宇都宮大学   国名:日本国  

  21. 「モルディブの教育に関する複合的アプローチによる比較教育学的研究-国際試験・カリキュラム・イスラーム・市民性」

    森下稔,山田肖子,奥田久春,服部美奈

    日本教育学会第73回大会 

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    開催年月日: 2014年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:九州大学   国名:日本国  

  22. Well-Being in Asia: Women Perspective

    International Seminar Well-Being in Asia from Educational Perspective 

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    開催年月日: 2014年5月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:日本国  

  23. 「アセアン統合と高等教育連携-グローバル人材育成の観点から-」

    服部美奈

    華東師範大学・名古屋大学大学院教育発達科学研究科共同セミナー 

     詳細を見る

    開催年月日: 2014年4月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:名古屋大学   国名:日本国  

  24. 「イスラームと健康をめぐる議論-1920~30年代の雑誌分析から」

    服部美奈

    南山大学外国語学部主催,アジア・太平洋研究センター/ 東南アジア学会中部例会共催セミナー「世界史の中のインドネシアを考える」(第3セッション「ムスリムと近代(1920-1930年代)」) 

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    開催年月日: 2014年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:南山大学   国名:日本国  

  25. Strengthening National Identity and Globalization through Education :Dilemma and Challenges of the Maldives as a Small Nation 国際会議

    Hattori Mina

    International Seminar: Strengthening National Identity through Literature, Language, and History 

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    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:インドネシア共和国  

  26. Strengthening Character Values for an Outstanding National Civilization 国際会議

    Hattori Mina

    International Seminar on Exploring Character Education: Way and Methods 

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    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:インドネシア共和国  

  27. 「現代インドネシアにおけるイスラーム指導者養成の課題-西ジャワのプサントレンの事例から-」

    服部美奈,西野節男

    日本比較教育学会第49回大会 

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    開催年月日: 2013年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上智大学   国名:日本国  

  28. 「インドネシア・西スマトラのまちの「過去」-3人のミナンカバウ人の生活誌から(1890-1930年代)」

    服部美奈

    ラウンドテーブル5 「東南アジア地域研究と比較教育学-まちの「過去」から考える(2)」,日本比較教育学会第49回大会 

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    開催年月日: 2013年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上智大学   国名:日本国  

  29. Citizenship Education in Indonesia in the Context of ASEAN Community

    International Seminar:Education as Media of Socialization and Enculturation of Local Culture 

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    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:日本国  

  30. 「インドネシアの通過儀礼にみるイスラームと地域文化の融合-その教育機能とジェンダーに着目して」

    服部美奈

    部人類学談話会第216回例会(テーマ:イスラームとジェンダー) 

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    開催年月日: 2013年4月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学   国名:日本国  

  31. Maintaining the Local and reflecting the Global in Islamic Education: A Comparison of the Maldives with Malaysia and Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

    Comparative Education Research Centre Seminar 

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:ホンコン(香港)特別行政区  

  32. Maintaining the Local and reflecting the Global in Islamic Education: A Comparison of the Maldives with Malaysia and Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

    Comparative Education Research Seminar hosted by Ministry of Education, Republic of Maldives 

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    開催年月日: 2013年2月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:モルディブ共和国  

  33. Education Reform toward a Cooperative Hybrid System:The Role of Muhammadiyah as a Community-based Educational Institution 国際会議

    International Research Conference on Muhammadiyah (IRCM 2012) 

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    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:インドネシア共和国  

  34. 「1920~30年代インドネシアにおける西洋的身体観とイスラーム:女子体操とガールスカウト運動をめぐる議論」

    服部美奈

    人間文化研究機構NIHUプログラム・イスラーム地域研究上智拠点「東南アジア・ムスリムと近代」研究班 ワークショップ「アジアのムスリムと近代:1930年代を中心に」 

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    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上智大学   国名:日本国  

  35. 「モルディブにおける学校教育の展開と今日的課題」

    森下稔,服部美奈,奥田久春,山田肖子

    日本比較教育学会第47回大会 

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    開催年月日: 2012年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:九州大学   国名:日本国  

  36. Tradition of Kitab Learning at Pondok Pesantren in Indonesia:Focus on its Learning Style

    NIHU (National Institutes for the Humanities) Program: Islamic Area Studies, SIAS (Center for Islamic Studies at Sophia University) Workshop on the Comparative Study of Southeast Asian Kitabs 

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:日本国  

  37. 「イスラーム世界から見たグローバル社会と教育」

    服部美奈

    第19回日本グローバル教育学会全国研究大会(基調講演) 

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    開催年月日: 2011年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:愛知教育大学   国名:日本国  

  38. The Functions of Islamic Higher Education toward Multi-cultural societies: A Comparative Analysis of the United Kingdom, and the Netherlands

    International Seminar: Reforms in Islamic Higher Education in Meeting Contemporary Challenges  

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    開催年月日: 2011年7月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  39. 「マレー世界のイスラーム高等教育改革-知の調和化と制度的接合の諸形態-」

    服部美奈,西野節男

    日本比較教育学会第47回大会 

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    開催年月日: 2011年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:早稲田大学   国名:日本国  

  40. 「声を媒体とする習得-インドネシアのプサントレンにおけるキタブ学習」

    服部美奈

    人間文化研究機構NIHUプログラム・イスラーム地域研究(上智大学イスラーム研究センターSIASグループ2研究会)「東南アジア・イスラームの展開」 

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    開催年月日: 2010年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上智大学   国名:日本国  

  41. 「ジャウィからみるマレー世界と知の伝播」

    服部美奈

    日本比較教育学会第46回大会ラウンドテーブルⅥ「マレー世界を旅する(2)-東南アジア・比較教育研究の可能性-」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:神戸大学   国名:日本国  

  42. 「価値多元化社会におけるイスラーム高等教育機関-インドネシアとマレーシア」

    服部美奈,西野節男

    日本比較教育学会第46回大会 

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    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:神戸大学   国名:日本国  

  43. Function of Islamic Higher Education toward Multi-cultural society: Comparative Analysis of Indonesia, Malaysia, United Kingdom, and Netherlands 国際会議

    Hattori Mina, Nishino Setsuo

    14th World Congress of Comparative Education Society 

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    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:トルコ共和国  

  44. 「現代ミナンカバウ社会におけるイスラームとアダット」

    服部美奈

    東南アジア学会2010年度春季大会(パネル3「学術研究と人道支援:2009年西スマトラ地震で壊れたもの・つくられるもの」)コメンテーター 

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    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:愛知大学   国名:日本国  

  45. 「流動性の高い社会における知の伝達と定着」

    服部美奈

    東南アジア学会2010年度春季大会(パネル3「学術研究と人道支援:2009年西スマトラ地震で壊れたもの・つくられるもの」)コメンテーター 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:愛知大学   国名:日本国  

  46. 「東南アジア・イスラーム教育研究の展開と可能性」

    服部美奈

    「東南アジア・イスラーム研究の新しい展開へ向けて」 

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    開催年月日: 2010年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:南山大学   国名:日本国  

  47. Gender Issues in Islamic Education : Silent revolution in Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

    Public Lecture: Universiti Kebangsaan Malaysia, Bilik Senat 

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    開催年月日: 2009年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  48. Comparative Study of Women Education in Japan and Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

    UKM Seminar,Gerbang Minda, Fakulti Pendidikan, Universiti Kebangsaan Malaysia 

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    開催年月日: 2009年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  49. Dimasukkannya Mata Pelajaran Pendidikan Jasmani dan Kesehatan Pada Sekolah Islam Wanita: Berdasarkan Jejak Pendiri Diniyyah Putri Rahmah el Yunusiyyah(Indonesian Language) 国際会議

    Hattori Mina

    International Seminar Toyo University and Diponegoro University. 

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    開催年月日: 2009年8月

    会議種別:口頭発表(一般)  

  50. 研究方法としての「教育生態学」

    服部美奈

    日本比較教育学会第45回大会,ラウンドテーブル「マレー世界を旅する-自己の定位と教育事象の記述をめぐって-」,東京学芸大学 

     詳細を見る

    開催年月日: 2009年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  51. The meaning of Islamic schools for girls: Silent revolution in Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

     詳細を見る

    開催年月日: 2008年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  52. International School under the Educational Reform for the Global Competition-Case Study of East and Southeast Asian Countries 国際会議

    Pacific Circle Consortium, 32nd Annual Conference, Samoa National University 

     詳細を見る

    開催年月日: 2008年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  53. "Difference" and "Equality" in modern context of Islamic gender interpretation:Case of Pesantren in Indonesia 国際会議

    Hattori Mina

    XIII World Congress of Comparative Education Societies (WCCES) in Sarajevo 

     詳細を見る

    開催年月日: 2007年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  54. プサントレン・マドラサ・スコラの曖昧化する境界―インドネシア教育の構造的変化に関する考察―

    中田有紀、西野節男、服部美奈

    日本比較教育学会第43回大会(筑波大学) 

     詳細を見る

    開催年月日: 2007年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  55. Towards More Democratic School Governance and the Public-Private partnership in Education:Comparative Analysis of Dilemmas among the United States, Japan, and Indonesia 国際会議

    Pacific Circle Consortium, 31st Annual ConferenceJune 25-29, 2007 Hawaii Imin International Conference Center Honolulu, Hawaii 

     詳細を見る

    開催年月日: 2007年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  56. 意図せざる覚醒? 蘭領東インド期<近代的女子イスラーム学校>の誕生

    服部美奈

    2007年度歴史学研究会大会 近代史部門 学校教育と「マイノリティ」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2007年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  57. Religious Jawi Documents in Minangkabau

    Hattori Mina

    Symposium on Bangsa and Umma: A Comparative Study of People-Grouping Concepts in the Islamic Areas of Southeast Asia 

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    開催年月日: 2007年5月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  58. Potensi Perspektif Antropologi Dalam Kajian Islam di Asia Timur dan Asia Tenggara 国際会議

    Hattori Mina

    International Seminar Islam di Asia Timur dan Asia Tenggara 

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    開催年月日: 2007年3月

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  59. Menuju ke Masyarakat Multikultural :Negosiasi antara Pendidikan Sekuler dan Pendidikan Islam bagi Orang Asing di Jepang 国際会議

    Hattori Mina

    International Seminar "Islamic Multicultural Education"in STAIN(Sekolah Tinggi Agama Islam Negeri) Kudus 

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    開催年月日: 2007年3月

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  60. Alternative Schools and National Education System in the Multicultural Society- Comparative Study among Japan, the United States and Malaysia 国際会議

    Pacific Circle Consortium 2006 Conference in Mexico City 

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    開催年月日: 2006年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  61. 変化する「外国人学校」の諸相-マレーシア・カンボジアの事例から-

    服部美奈,堀江未来,北村友人,西野節男

    日本比較教育学会第42回大会、広島大学 

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    開催年月日: 2006年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  62. 曖昧化する境界:インドネシアにおけるマドラサの制度化とプサントレンの多様化

    服部美奈

    東南アジア史学会第75回春季研究大会 パネル「ムスリムはイスラームをどう学ぶのか」、名古屋大学 

     詳細を見る

    開催年月日: 2006年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  63. インドネシアにおける義務教育制度の弾力的運用

    服部美奈

    日本比較教育学会第41回大会 課題研究Ⅱ「義務教育制度の弾力的運用に関する国際動向」提案者 

     詳細を見る

    開催年月日: 2005年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  64. ムスリムの留学とネットワーク形成-インドネシアを事例として-

    服部美奈

    日本教育学会第62回大会 ラウンドテーブル「イスラーム世界の教育研究の可能性(その3)」企画者・提案者 

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    開催年月日: 2003年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  65. 西スマトラのジャウィ文書:20世紀前半のイスラーム関連出版物から

    服部美奈

    自由企画シンポジウム「ジャウィ文書研究の可能性-壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ」東南アジア史学会第68回大会 

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    開催年月日: 2002年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  66. イスラーム教育のなかのジェンダー:インドネシアの事例から

    服部美奈

    日本教育学会第61回大会 ラウンドテーブル「イスラーム世界の教育研究の可能性(その2)」企画者・提案者 

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    開催年月日: 2002年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  67. インドネシア:高等教育改革と主要国立大学の選択的法人化

    服部美奈

    日本比較教育学会第38回大会 課題研究Ⅰ「東南アジア諸国における高等教育の民営化に関する比較研究」提案者 

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    開催年月日: 2002年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  68. 東南アジア諸国におけるグローバル・インパクトと教育改革

    西野節男,森下稔,服部美奈

    日本教育学会第60回大会 

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    開催年月日: 2001年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  69. イスラーム世界の教育研究の可能性-西スマトラの近代女子学校研究から考える-

    服部美奈

    日本教育学会第60回大会 ラウンドテーブル「イスラーム世界の教育研究の可能性」提案者 

     詳細を見る

    開催年月日: 2001年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  70. グローバル・インパクトと教育改革-地域の言語・文化と越境性を考える~インドネシアの事例から~

    服部美奈

    日本教育学会第59回大会 ラウンドテーブル「グローバル・インパクトと教育改革-地域の言語・文化と越境性を考える」提案者 

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    開催年月日: 2000年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  71. インドネシアにおける教育の『ローカリゼーション』-西スマトラのケース・スタディ

    服部美奈

    日本比較教育学会第34回大会 ラウンドテーブル「東南アジアの教育における『ローカリゼーション』-グローバル化時代の教育を読み解く視点-」提案者 

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    開催年月日: 2000年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  72. 近代的イスラーム学校『マドラサ』における近代の意味-蘭領東インド・ミナンカバウにおけるマドラサの誕生と発展

    服部美奈

    日本教育学会第58回大会 

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    開催年月日: 1999年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  73. ムスリム女性の行動規範と教育をめぐる解釈と論争-蘭領東インド・ミナンカバウの1910年~1930年代

    服部美奈

    東南アジア史学会第61回大会 

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    開催年月日: 1999年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  74. 女子プサントレンの教育空間にみられるクルアーン・ハディース解釈と意味づけ-インドネシアの事例から-

    服部美奈

    日本比較教育学会第33回大会 

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    開催年月日: 1999年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  75. 東南アジア諸国におけるイスラム教育の伝統と変革-インドネシアのイスラム教育

    服部美奈

    日本比較教育学会第33回大会 ラウンドテーブルⅡ「東南アジア諸国におけるイスラム教育の伝統と変革」提案者 

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    開催年月日: 1999年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  76. イスラーム的人間形成と価値教育-インドネシアにおける伝統的教育文化の一つの事例-

    服部美奈

    日本比較教育学会第33回大会 課題研究Ⅰ「世界の教育に向けて-アジア・太平洋地域からの発信と貢献」提案者 

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    開催年月日: 1997年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  77. イスラームにおける通過儀礼と宗教教育-西スマトラ州パリアガン村のケース・スタディ

    服部美奈

    日本比較教育学会第31回大会 

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    開催年月日: 1995年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  78. インドネシアにおけるイスラーム女子教育-ディニア・プトリのmodernity 分析-

    服部美奈

    日本比較教育学会第29回大会 

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    開催年月日: 1993年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

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Works(作品等) 16

  1. 「インドネシアの高等教育と高等教育進学事情」日本私立大学協会『教育学術新聞』,2015年新春特集号

    2015年1月

  2. 『比較教育学事典』,日本比較教育学会編,(執筆担当:「インドネシアの教育」,「外国人学校」,「カルティニ」,「クルアーン朗誦コンテスト」,「ケンブリッチ海外教育資格試験」,「人類学的アプローチ」,「地域研究」,「ディニヤー・プトリ」,「テルブカ大学」,「プサントレン」,「マドラサ」)

    2012年6月

  3. 「文献紹介 西野節男編『東南アジア・マレー世界のイスラーム教育-マレーシアとインドネシアの比較』」,日本比較教育学会編『比較教育学研究』,第42号,2011年1月,193頁.

    2011年1月

  4. 「書評 見原礼子『オランダとベルギーのイスラーム教育-公教育における宗教の多元性と対話-』」,日本比較教育学会編『比較教育学研究』,第40号,2010年2月,174-176頁.

    2010年2月

  5. インドネシア・イスラーム寄宿学校における女子教育の隆盛

    2008年7月

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    発表場所:月刊『文部科学時報』第1590号、2008年7月号、65頁  

  6. 文献紹介 西野節男・服部美奈編『変貌するインドネシア・イスラーム教育

    2008年6月

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    発表場所:『比較教育学研究』第35号、2008年6月  

  7. 書評:倉沢愛子著『インドネシア イスラームの覚醒』

    2007年11月

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    発表場所:日本イスラム協会『イスラム世界』69,pp.61-67.  

  8. 「今、等身大のイスラームを知る意味」朝日新聞2007年5月17日(木曜日)夕刊

    2007年5月

  9. インドネシア高等教育のグローバル戦略

    2007年4月

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    発表場所:日本学生支援機構『留学交流』ぎょうせい  

  10. 文献紹介 Nishino Setsuo(ed.), Mengasuh Santriwati: Peranan Pesantren Sebagai Penjaga Tradisi

    2007年1月

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    発表場所:『比較教育学研究』34号  

  11. 書評:Susan Blackburn, Women and the State in Modern Indonesia

    2006年7月

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    発表場所:『アジア経済』(第47巻第7号)、pp.58-63.  

  12. 書評:馬越徹編『アジア・オセアニアの高等教育』玉川大学出版部、2004

    2005年4月

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    発表場所:『IDE 現代の高等教育』(No.469)民主教育協会、pp.72-73.  

  13. 宗教に基礎をおくインドネシアの幼児教育

    2003年2月

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    発表場所:『教育と医学』第51巻2号 慶應大学出版会 33-39頁  

  14. 片倉もとこ代表編集『イスラーム世界事典』明石書店(項目執筆:ミナンカバウ族)

    2002年3月

  15. 多様性のなかの統一を目指す大国インドネシア

    1997年11月

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    発表場所:『教職課程』第23巻第16号 協同出版 60-61頁  

  16. 「インドネシア近代高等教育の起源」(ウィリアム・カミングス / サルマン・カセンダ)

    1993年

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    発表場所:P.G.アルトバック / V.セルバラトナム編(馬越徹 / 大塚豊監訳)『アジアの大学-従属から自立へ』玉川大学出版部 全380頁 1993年11月(平成5年)(原著『From Dependence to Autonomy – The Development of Asian Universities』Kluwer Academic Publishers B.V,1999) 翻訳分担:第5章 199-232頁  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 日本社会におけるイスラムの実像

    2022年10月 - 現在

    アジア・イスラム事業グループ 

    服部美奈、松本麻人、クレシ・サラ好美、ソッティーレ・マルコ、中島悠介、内田直義、千田沙也加、神内陽子、アズミ・ムクリサフ、エル・アマンダ・デ・ユリ、姜珂児、瀧口咲良、升谷健太

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    担当区分:研究分担者  資金種別:その他

科研費 28

  1. カンボジアのムスリム集落の教育からみた多宗教間の共存関係の創出と調和

    研究課題/研究課題番号:24K05673  2024年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    千田 沙也加, 服部 美奈, 内田 直義

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    担当区分:研究分担者 

    本研究では、ポル・ポト時代を除き、マジョリティと平和的に共存してきたといわれているカンボジアにおけるムスリムの教育に焦点をあてる。カンボジアのイスラームコミュニティにおける国民教育(国定カリキュラム)とイスラーム教育(クルアーンに基づく教育)のそれぞ
    れの教育実践の工夫や関係を明らかにし、ムスリムの教育を総体的に捉える。そして、教育
    からみたマジョリティとマイノリティとの共存関係の創出と調和について実証的に考察し、
    宗教間理解のための教育観と新たな視座の析出を目指す。

  2. ローカルな知を基盤とする島嶼地域教育に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:23K17614  2023年6月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    服部 美奈, 松本 麻人, 中田 有紀, 李 正連

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:6110000円 ( 直接経費:4700000円 、 間接経費:1410000円 )

    本研究は、インドネシア、韓国、日本の3つの島嶼国家を対象とし、遠隔教育環境が劇的に変化したポスト・コロナ時代における、ローカルな知を基盤とする島嶼地域教育の可能性を国際比較の観点から考察することを目的とする。最終的な到達点は島嶼地域を結ぶ新しい教育ネットワーク構築である。研究課題は、 [1] 島嶼地域の教育とローカルな知に関する史料考察、 [2] 島嶼地域の教育とローカルな知に関する現地調査:歴史、 [3] 島嶼地域の教育とローカルな知に関する現地調査:現在、 [4] 島嶼地域をメリットとするローカルな知の発信:未来から構成する。
    本研究の目的は、約14,000島(有人島1,766)を有するインドネシア、約3,350島(有人島470)を有する韓国、約6,800島(有人島430)を有する日本の3つの島嶼国家を対象とし、ポスト・コロナ時代における、ローカルな知を基盤とする島嶼地域教育の可能性を国際比較の観点から考察することを目的とする。最終的な到達点は島嶼地域を結ぶ新しい教育ネットワーク構築である。また本研究は、本来中心に置かれるべき島嶼地域からのローカルな視点に着目し、島嶼地域の活性化を教育学の観点から問い直すものである。開発上困難な島嶼地域という従来の通説を覆し、島嶼地域であることが逆にポスト・コロナ時代ではメリットとなるという前提に立つ。
    設定した研究課題は、1.島嶼地域の教育とローカルな知の史料考察(文化伝承と生業がいかに営まれ、教育のなかで伝えられてきたかを歴史的に考察)、2.島嶼地域の教育とローカルな知に関する現地調査:歴史(島嶼地域の教育を経験してきた高齢世代のライフストーリーの聴き取り、文化伝承と生業がいかに維持され、教育はいかに変容したかを考察)、3.島嶼地域の教育とローカルな知に関する現地調査:現在(地域内の小学校と中学校、島嶼地域・近隣の職業高校の調査、特に水産高校等の職業高校調査)、4.島嶼地域をメリットとするローカルな知の発信:未来(遠隔教育の活用により、学校がローカルな知を発信する拠点となるポスト・コロナ時代の仕組みの探究、教育プラットフォームの構築と運用)である。
    初年度となる2023年度は、島嶼地域の教育とローカルな知の史料考察と同時に、韓国とインドネシアで現地調査を実施した。韓国では予備調査として調査候補地となる島嶼地域を訪問し、資料収集を行った。インドネシアでは主にリアウ諸島州ナトゥナ諸島において、資料収集とともに小中学校、職業学校を訪問し、基礎的情報を得た。
    初年度となる2023年度は、島嶼地域の教育とローカルな知の史料考察と同時に、韓国とインドネシアで現地調査を実施した。韓国では予備調査として調査候補地となる島嶼地域を訪問し、資料収集を行った。インドネシアでは主にリアウ諸島州ナトゥナ諸島において、資料収集とともに小中学校、職業高校を訪問し、基礎的情報を得た。日本については主に島嶼地域の教育に関する文献調査を実施した。進捗状況は概ね順調である。
    2年目となる2024年は文献調査とともに可能な限り現地調査を実施する。しかし、万が一、現地調査が困難な場合は文献資料を中心に研究を継続する。
    2024年度は2023年度で行った文献研究を継続すると同時に、現地調査を実施する。具体的には、韓国の島嶼地域での現地調査の実施、インドネシアの島嶼地域での現地調査の実施(2023年度に調査を実施したリアウ諸島州ナトゥナ諸島の他、中部ジャワ州ジュパラ郡カリムン・ジャワ諸島の追加調査の実施)、日本の島嶼地域での現地調査(主に三重県伊勢志摩地域、長崎県五島列島地域)を実施する。
    以上の分析を通して、1)ローカルな知と文化資源を生かした島嶼地域からの教育の発信(島嶼地域を周縁に位置づけるのではなく、地球面積の1割弱を占める島嶼地域の重要性と存在感を示す)、2)日本、インドネシア、韓国と同様、海洋に接する国々が海洋国家構想を打ち出すなかで、島嶼地域のローカルな知の重要性と可能性を学術的に解明することを目指す。

  3. アジアにおける総合学習と市民概念の特質に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:23H00931  2023年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    小川 佳万, 服部 美奈, 大和 洋子, 石田 憲一, 松本 麻人, 小野寺 香

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    本研究は、アジア各国が近年特に重視してきている総合学習に焦点を当て、そこで展開される活動内容や学力観に関して次の3つの角度、すなわち、1.教育行政機関レベルの政策動向分析、2.学校レベルの活動実態調査(授業目標や評価方法等)、3.教員レベルの実践調査(指導方法等)、から明らかにし、それらの多様性や共通性を検討する。それは各国の教育戦略においてどのような「市民」や「未来型人材」を育成しようとしているのかを実証的に明らかにすることでもある。

  4. アジアにおける総合学習と市民概念の特質に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:23K25628  2023年4月 - 2028年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    小川 佳万, 服部 美奈, 大和 洋子, 石田 憲一, 松本 麻人, 小野寺 香

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、アジア各国が近年特に重視してきている総合学習に焦点を当て、そこで展開される活動内容や学力観に関して次の3つの角度、すなわち、1.教育行政機関レベルの政策動向分析、2.学校レベルの活動実態調査(授業目標や評価方法等)、3.教員レベルの実践調査(指導方法等)、から明らかにし、それらの多様性や共通性を検討する。それは各国の教育戦略においてどのような「市民」や「未来型人材」を育成しようとしているのかを実証的に明らかにすることでもある。
    グローバル化と第4次産業革命が進展する社会において、アジア各国は主に初等・中等教育段階で「新しい学力」に基づいた「市民」や「未来型人材」の育成が重要な教育課題となってきている。その鍵として各国が共通して強調しているのが総合学習である。本研究は、この総合学習に焦点を当て、そこで展開される活動内容や学力観に関して次の3つの角度から明らかにすることを目的とする。すなわち、1.教育行政機関レベルの政策動向分析、2.学校レベルの活動実態調査、3.教員レベルの実践調査、の3つの角度から明らかにし、それらの多様性や共通性を検討する。
    本年度は、初年度ということで、各自が関連する文献を検討するとともに、担当国の教育行政機関を訪問し、総合学習に関する政策動向を調査した。アジアでは教育政策文書はインターネットを通して得られるものは多くないため、地方教育局や教育委員会など現地訪問によって収集していくことを目指した。メンバーの都合、もしくは相手側の都合によって訪問が叶わなかったケースもあったが、その際はやむを得ずネットから収集した。可能な場合は、教育行政官から総合学習の目的や導入の経緯等について聞き取り調査も行った。分析方法としては、政府の政策文書の関連箇所や「学習指導要領」(国により名称は異なる)、聞き取り調査内容を質的、量的に分析し、その強調点や使用される語の頻度や関係から「学力」「市民」「人材」等の概念を検討した。来年度は特に今年度の調査内容をもとに学会発表や論文刊行を目指すことにする。
    研究メンバー各自が、担当国の教育政策文書の検討と分析をほぼ終えたため。
    今後も引き続き研究メンバー各自が担当国の分析を進めていく。来年度は、教育行政機関に加えて、中等教育学校訪問調査を開始するため、訪問の調整を早めに済ませて、なるべく早い時期に訪問できるように努める。また調査結果を持ち寄り、情報を共有するための研究会を複数回開催したいと考えている。さらに、各国の調査結果について、積極的に学会発表や論文刊行を目指すことにする。

  5. 多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の実践に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:23K25623  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    服部 美奈, 松本 麻人, 宮崎 元裕, 中田 有紀, 濱谷 佳奈, 高橋 春菜

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:17940000円 ( 直接経費:13800000円 、 間接経費:4140000円 )

    本研究は、多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の多様な実践を明らかにすることを目的とする。研究対象国は、インドネシア、トルコ、ドイツ、イタリア、韓国とする。主な研究課題は、第一に各国・各宗教の宗教指導者組織と宗教指導者養成機関では多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知がいかなる議論を経て創造されているか、第二に各国では学校や宗教施設において、宗教教育が次世代に対してどのように行われているかである。各国の特徴を明らかにするとともに、地域横断的、宗教横断的に考察することにより、立体的に宗教知の創造と宗教教育の実践の現代的特徴と課題を明らかにすることを最終的な到達点とする。
    本研究の目的は、マレー世界のイスラーム教育研究に多宗教の観点と国際比較の観点とを加え、多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の実践を明らかにすることを目的とする。研究対象国は、インドネシア、トルコ、ドイツ、イタリア、韓国とする。各国の特徴を明らかにするとともに、これらを地域横断的、宗教横断的に考察することにより、立体的に宗教知の創造と宗教教育の実践の現代的特徴と課題を明らかにすることを最終的な到達点とする。
    研究課題は、1.宗教指導者による多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造(宗教指導者が、どのような①機関を通じ、②プロセスで、③宗教知を創造しているかを分析)、2.養成機関における多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造(各宗教がどのような養成機関を有しているか、同機関で行われる教育の特徴を分析)、3.公教育および宗教施設で行われる宗教教育の多元的価値と宗教間融和への対応(各国の宗教教育が、どのような構造と形態で、多元的価値と宗教間融和にいかに対応しているかに関する現地調査)、4.総合的考察(宗教知の創造と宗教教育の実践の特徴を地域横断的・宗教横断的に考察し、その構造を立体的に考察)である。
    初年度となる2023年度は、公教育で行われる宗教教育の多元的価値と宗教間融和への対応に関する資料収集と同時に、現地調査をイタリア、ドイツ、韓国で実施した。イタリアでは、政教関係の変遷、公立校における宗教科「カトリック教育」の概要と位置づけ、ローマカトリック教会立神学校における教員養成課程、カトリック教会による司牧活動の観察等を実施した。ドイツでは、カトリックにおける宗教間対話に関する調査、学校での宗教科および宗教施設での学習観察を実施した。韓国においても神学校に関する現地調査を実施した。トルコとインドネシアに関しては宗教教育関連の文献収集を実施した。
    初年度となる2023年度は、公教育および宗教施設で行われる宗教教育における多元的価値と宗教間融和への対応に関して資料収集および文献研究を行うと同時に、イタリア、ドイツ、韓国で現地調査を実施した。イタリアでは予備調査として、政教関係の変遷、公立校における宗教科「カトリック教育」の概要と位置づけと教科書分析、ローマカトリック教会立神学校における教員養成課程、カトリック教会による司牧活動の観察等を実施した。ドイツでは、カトリックにおける宗教間対話に関する調査、学校での宗教科および宗教施設での学習観察を実施した。韓国においても神学校に関する現地調査を実施した。トルコとインドネシアに関しては宗教教育関連の文献収集を実施した。進捗状況は概ね順調である。
    2024年は可能な限り現地調査を実施する。しかし、万が一、現地調査が困難な場合は文献資料を中心に研究を継続する。
    2024年度は、2023年度で行った研究の継続と同時に、宗教指導者による多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造、および宗教指導者養成機関における多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造に関しても研究を進め、その特徴を地域横断的・宗教横断的に考察し、その構造を立体的に明らかにすることを試みる。
    以上の分析を通して、宗教が公共宗教として積極的な役割をもつことが期待される市民社会において、多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の実践はいかなる形態のもとで実現できるかを明らかにすることを最終的な到達点とする。

  6. 多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の実践に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:23H00926  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    服部 美奈, 松本 麻人, 宮崎 元裕, 中田 有紀, 濱谷 佳奈, 高橋 春菜

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:17940000円 ( 直接経費:13800000円 、 間接経費:4140000円 )

    本研究は、多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知の創造と宗教教育の多様な実践を明らかにすることを目的とする。研究対象国は、インドネシア、トルコ、ドイツ、イタリア、韓国とする。主な研究課題は、第一に各国・各宗教の宗教指導者組織と宗教指導者養成機関では多元的価値と宗教間融和に対応する宗教知がいかなる議論を経て創造されているか、第二に各国では学校や宗教施設において、宗教教育が次世代に対してどのように行われているかである。各国の特徴を明らかにするとともに、地域横断的、宗教横断的に考察することにより、立体的に宗教知の創造と宗教教育の実践の現代的特徴と課題を明らかにすることを最終的な到達点とする。

  7. 高等教育における「リバース・ジェンダー・ギャップ」現象―東南アジアの国際比較

    研究課題/研究課題番号:23K22246  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    鴨川 明子, 服部 美奈, 久志本裕子, 市川 誠, 森下 稔, 羽谷 沙織

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    担当区分:研究分担者 

    継続課題のため、記入しない。
    本研究は、高等教育段階において男性より女性の数が上回る「リバース・ジェンダー・ ギャップ」現象に着目し、その現象が見られる東南アジアの国々を主たる対象とする国際比較研究である。研究の目的は、リバース・ジェンダー・ギャップの現状及びその現象を生じさせる背景や要因を体系的に解明することにある。そのため、第1に、教育統計や教育・ジェンダー政策を精査し、国別の独自性と宗教・政治・経済などの要因ごとに見られる多国間の共通性をマクロレベルで、第2に、ミクロレベルで女性や男性が教育を選択することの複層的な意味を明らかにする。第3に、東南アジアのリバース・ジェンダー・ギャップ現象を総合的・多面的に解釈するものである。
    令和4年8月、各種機関による文書・資料の収集の結果、研究課題であるリバースジェンダーギャップに関して、研究内容に更なる加速する可能性を秘めた新たな知見を見出した。そのため、研究遂行上、リバースジェンダーギャップ現象の現状と背景要因を解明するためには予備調査に先立ち、この知見について専門家の意見を集約することが不可欠であると考えた。シンポジウム開催準備の後、令和4年11月にWCCESシンポジウムを開催することとし、得られた意見を基に追加検証を行ったうえで、海外協力者の協力による予備調査以降の計画を延期する必要が生じた。
    その結果、当初予定していた予備調査や現地語の最新文献資料や政策文書の収集を延長して行うことになった。本年度は、繰越した予算により、マレーシアのマラヤ大学を訪問し、現地のジェンダー研究者や教育研究者及び教育省の政策担当者とともに、リバース・ジェンダー・ギャップ現象の現状や課題に関する研究討議を行うとともに、今後の研究プロジェクトの可能性も探ることができた。
    研究代表者はマレーシアのマラヤ大学を訪問し、現地のジェンダー研究者や教育研究者及び教育省の政策担当者とともに、リバース・ジェンダー・ギャップ現象に関する研究討議を行うとともに、今後の研究プロジェクトの可能性も探ることができたため。また、研究分担者も、着々と研究の成果を発表しているため。
    研究代表者はマレーシアの研究者と討議を行い、研究の成果を公表する素地を築くことができた。今後は、それらを活用して、研究分担者や研究協力者と協議した上で、研究成果を公表するとともに、さらなる現地調査を実施する。

  8. 東南アジア・ムスリム社会における「学校化」の教育社会史:植民地期の教育言説と女性

    研究課題/研究課題番号:22K02335  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    久志本裕子, 服部 美奈, 鴨川 明子, 山口 元樹, 坪井 祐司

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    担当区分:研究分担者 

    この研究では、現在のマレーシア・インドネシアにあたる地域で20世紀初頭にムスリムによって発行された雑誌と新聞、あるいはイスラーム系ではない雑誌、新聞におけるムスリムによって書かれた記事を主な資料として教育に関する言説、特に女性の社会的地位と教育の必要性について論じた言説がどのような形で欧米と中東の言説の影響を受けながら成立し、変化したのかを分析する。東南アジアの教育社会史として研究成果を論文等の形で発表するのに加え、東南アジアのムスリムが「外来」の制度や思想を紆余曲折しながら受け止めた様子から得られた示唆を、「学校化」する現代社会をめぐるより一般的な知見としてシンポジウム等で発表する。
    今年度の研究では植民地期の教育の展開についてより広い視点から考えるための資料を集めること、また女子教育の展開を考えるうえで、現在のマレーシア・インドネシアにおけるジェンダー観の特徴とその変化、現代までを含む学校や大学におけるジェンダー間関係の在り方など女子教育を取り巻く様々な条件を明らかにし、整理することを目的とした。
    まず、歴史資料についてはマレーシア・オランダに出張し(渡航費には他の研究費を含む)、植民地期から独立に至る時期の資料収集を進めた。また、現代までを含む女子教育を取り巻く諸条件の調査については、久志本・鴨川がマレーシアにおける調査で大学における教員と学生にジェンダーによって異なる認識や態度があるのかについてインタビューと参与観察を行った。この結果、マレーシアの学校におけるジェンダー差の文化的特徴は、学校という制度とそこにおける教師の役割と密接につながっているのではないかという発想に至った。植民地期からのその形成を考えるには、「女子教育」という枠組みを超えて、そもそも「教師」の役割がどのように位置づけられてきたのか、学校教育普及の各段階において誰が「教師」としての役割を担い、そうした人々がどのような存在としてイメージされてきたのかを探る必要がある。そのうえで、そこに「女性教師」がどのように位置づけられ、またイメージされるようになったのかが、「女性には教育が必要である」という言説の形成と大きく関係していると考えられるのである。この点について来年度以降の研究で明らかにしていきたい。
    各自の研究についてはおおむね順調に進展しているが、他の研究費との兼ね合いで予算が予定通り執行できていない部分がある。
    2024年度は各自の海外出張による文献収集とその分析を引き続き行うとともに、研究会を2023年度よりも頻繁に行い、各自の成果をすり合わせる作業を進める予定である。研究組織はマレーシア班インドネシア班、あるいは教育学班と歴史学班という二つの分け方で分けることができるが、班の単位で共通の関心事項となる本を選んで読書会を行い、資料収集から得られた成果の解釈に役立てるといった活動を予定している。会合はオンラインを基本とするが、2024年度中に少なくとも1度は全員を対面で集めての研究会を実施したい。また、成果発信に向けて、年度末をめどに公開の研究会を行い、研究班以外の研究者からフィードバックを得て来年度の研究につなげる計画である。

  9. 高等教育における「リバース・ジェンダー・ギャップ」現象―東南アジアの国際比較

    研究課題/研究課題番号:22H00975  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    鴨川 明子, 服部 美奈, 久志本裕子, 市川 誠, 森下 稔, 羽谷 沙織

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、高等教育段階において男性より女性の数が上回る「リバース・ジェンダー・ ギャップ」現象に着目し、その現象が見られる東南アジアの国々を主たる対象とする国際比較研究である。研究の目的は、リバース・ジェンダー・ギャップの現状及びその現象を生じさせる背景や要因を体系的に解明することにある。そのため、第1に、教育統計や教育・ジェンダー政策を精査し、国別の独自性と宗教・政治・経済 などの要因ごとに見られる多国間の共通性をマクロレベルで、第2に、ミクロレベルで女性や男性が教育を選択することの複層的な意味を明らかにする。第3に、東南アジアのリバース・ジェンダー・ギャップ現象を総合的・多面的に解釈する。

  10. イスラーム教育によって創出されたムスリムネスの地域性と共鳴性

    研究課題/研究課題番号:21H04413  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    日下部 達哉, 河野 明日香, 清水 貴夫, 服部 美奈, 中島 悠介, 見原 礼子, 久志本裕子

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、世界のイスラーム教育機関が日々創り出しているムスリムネス(イスラーム教徒らしさ)の地域性と共鳴性について研究するものである。多彩なあり方を許容するイスラームは、地域ごとに独自のムスリムネスを生み出している。その一方でそれらは、留学、機関紙、SNSなどを通じて、地域間で共鳴している。この想定のもと、「共鳴して生み出されている新しいムスリムネス」、「共鳴性を受けて変容するムスリムネスの地域性」等について、研究を遂行する。これにより、未だにデータ・情報に乏しいイスラームの現状を克服、イメージの偏りも打破していく。
    本研究は、世界のムスリム居住地域における、多彩なイスラーム教育が創出した「ムスリムネス(ムスリムとしてのあるべき姿)」を分析、それらを地域間で比較することにより、世界におけるムスリムネスの多様性と共鳴性を明らかにする。研究を通じ、今世紀におけるイスラームへのイメージの歪みを是正するというものである。最終年度前年度であった2023年度は、バングラデシュ、インドネシア、オランダ・ベルギー、ブルキナファソ、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、マレーシア、エジプト、アメリカ(スーダン移民コミュニティ)そして日本におけるムスリムネスの共鳴性また、広い意味での宗教共鳴性について調査がなされ、データがほぼそろった。インドネシアとウズベキスタンでは、補足調査を行う余地は残されているが、それらは今後検討のうえ、最終年度である2024年度に決定される。収集されたデータを大まかに分析したところでは、ムスリムネスは、常に共鳴しており、宗教学校が出す機関紙、ウェブサイト、留学、移民、SNSなど多様な媒介要素がかかわっていることが分かった。そして各国のムスリムネスの地域性も、やはり「創られ」規範化していくものであることも新たに明らかになってきた。それらの成果は、主に、2023年、11月に広島国際会議場で開催された、第13回アジア比較教育学会において、また、日本の教育学系学会等で発表された。また、業績欄にある通り、論文、書籍となって発表された。
    初年度から2年度目までは、コロナ禍の影響を受けたため、データを揃えることが困難であったが、2-3年度目にかけて、フィールドに渡航できる分担者、協力者らは積極的に渡航し、予定していたデータは、ほぼ揃えることができたといえる。補足調査が必要になっているところもあるが、今後は、揃えられたデータを分析するフェーズに入り、論文化、書籍化を進めていく。
    上記実績、進捗に基づき、論文化、書籍化、また国内外の学会において発表を進めていくことになっている。とりわけ書籍化は、2025年に研究成果公開促進費の申請を目標として、進めてきており、出版社との打ち合わせ、また、本研究の構成メンバーと、内容面での打ち合わせを、これまで以上に進め、実質化していくこととしている。

  11. インドネシア国立イスラーム大学における知の再編-一般諸学との融合形態に着目して-

    研究課題/研究課題番号:20K02558  2020年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    服部 美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

    本研究は、インドネシアにおける2000年以降のイスラーム高等教育改革に焦点をあて、新生の国立イスラーム大学が「宗教知」と「世俗知」の融合をどのように構想・実践しているのか、さらに「宗教知」と「世俗知」の融合によって、多宗教・多文化共存のための知の基盤をいかに創出しているかを明らかにする。その際、分析の参照枠として、マレーシア国際イスラーム大学、イスラーム教育科学文化機構(ISESCO)およびイスラーム世界大学連合(FUIW)が推進するイスラーム教育の世界的な動向をおく。
    本研究の目的は、インドネシアにおいてイスラーム宗教専門大学から総合大学としてのイスラーム大学への再編がはじまる2000年以降のイスラーム高等教育改革に焦点をあて、「宗教知」と「世俗知」の融合がどのように構想・実践されているのか、さらに新生のイスラーム大学が、「宗教知」と「世俗知」の融合によって、多宗教・多文化共存のための「知の共通基盤」をいかに創出しているかを明らかにすることである。
    考察では、新生イスラーム大学の理念と学部学科の構造、各学部の教育課程、そして国内外の大学とのネットワーク構築の分析を行う。なお、本研究は国を並列して考察する国際比較研究の形態はとらないものの、分析の参照枠として、1)マレーシア国際イスラーム大学が掲げる「知のイスラーム化」の実践を中心とする東南アジアの動向、2)イスラーム教育科学文化機構(ISESCO)およびイスラーム世界大学連合(FUIW)が推進するイスラーム教育の世界的な動向をおくことにより、インドネシアを東南アジアおよび世界潮流のなかに位置づけて現代イスラーム諸国の知の再編の俯瞰図を描くことを最終的な到達点とする。
    コロナ禍の影響を受けて延長した4年目である2023年度は、前年度からの継続で2000 年以降のイスラーム高等教育改革の動向分析を実施した。具体的には9校ある新生の国立イスラーム大学に焦点をあて、各大学がめざす「宗教知」と「世俗知」の融合および「知の共通基盤」のあり方を分析した。2023年は可能であれば海外調査を予定していたが、2020年度~2022年度同様、コロナの感染拡大状況を鑑み、海外調査を中止し、文献調査に徹した。
    コロナ禍の影響を受けて延長した4年目である2023年度は、前年度からの継続で2000 年以降のイスラーム高等教育改革の動向分析を実施した。具体的には第一に、新生の国立イスラーム大学を対象とし、各大学の改革動向の分析とともに、学部の構成やカリキュラム等にみられる「宗教知」と「世俗知」の融合および「知の共通基盤」のあり方を分析した。分析に当たっては各大学が発行している資料を収集し分析した。第二に、インドネシアで2019年に制定された「プサントレン法」を対象とし、イスラーム教育改革の方向性を分析した。同法は宗教省が管轄するプサントレン(専門的なイスラーム諸学を学ぶ教育機関として草の根的に発展してきたイスラーム寄宿塾)を規定する初めての法律である点で注目される。高等教育との関連でいえば、プサントレンに設置される高等教育段階のマアハド・アリーに関する規定が本研究との関連で重要である。本法第22条ではマアハド・アリーが学士課程、修士課程、博士課程の学術教育を行うことが規定されており、所定の学習を済ませて修了が認められたマアハド・アリーのサントリは、学位の称号を使用する権利、イジャザ(修了証)を取得する権利とともに、より上級の課程で教育を継続したり、就職したりする権利を有することが示されている。マアハド・アリーの改革は、イスラーム高等教育機関の地位向上や、プサントレンで学んだ学習者により広い活動の場を提供することを目指す点において本研究が対象とする国立イスラーム大学改革と類似性をもつことを明らかにした。
    上述の研究については進捗があった一方で、コロナ禍の影響により、2020年度~2022年度に続き、2023年度も現地調査を実施することができなかった点でやや遅れが生じている。
    2024年は可能な限り現地調査を実施する。しかし、万が一、現地調査が困難な場合は文献資料を中心に研究を継続する。
    2024年度は2020年度~2023年度で行った研究を継続するとともに、分析の参照枠としてのイスラーム教育科学文化機構(ISESCO)およびイスラーム世界大学連合(FUIW)に関する調査についても継続する。渡航が見込まれた場合は、モロッコでの調査を実施するが、渡航困難な場合は文献調査の他、現地調査の代替措置として必要に応じてオンラインによるインタビュー等も行う。同時に、新生の国立イスラーム大学の現地調査についても渡航が見込まれた場合には実施する。その他、必要に応じてオンラインによるインタビューや国際ワークショップを企画する。
    以上の分析を通して、本科研の最終年度の総括として、イスラーム世界で進行しているイスラーム教育の現代的傾向を明らかにするとともに、インドネシアの国立イスラーム大学で実践されている「宗教知」と「世俗知」の融合、さらに多宗教・多民族共存のための「知の共通基盤」の特徴を明らかにする。

  12. イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

    研究課題/研究課題番号:20H00085  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    長澤 榮治, 村上 薫, 森 千香子, 後藤 絵美, 鳥山 純子, 森田 豊子, 黒木 英充, 岩崎 えり奈, 小野 仁美, 服部 美奈, 岡 真理, 山崎 和美, 嶺崎 寛子, 鷹木 恵子, 高橋 圭, 細谷 幸子, 竹村 和朗, 幸加木 文, 岡戸 真幸

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:44850000円 ( 直接経費:34500000円 、 間接経費:10350000円 )

    本研究は、2016年度以来実施してきた基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」の成果を踏まえ、イスラーム・ジェンダー学という新しい知的挑戦の枠組みを実践的応用的研究へと発展させることを目指すものである。
    とくに現代世界の諸問題の根底をなす人々に「分断」をつくり出す構造を明らかにすることを目指して、「イスラーム」と「ジェンダー」の視座から、さまざまな「障壁」や「格差」や「摩擦」についての人文社会学的実証研究を行う。国内外研究者のみならず、市民組織・国際機関などとも連携し、問題解決となる方策を探り、具体的な提言やアドボカシーを含む、実践的応用的研究を遂行する。
    本研究は、イスラーム・ジェンダー学という新しい知的挑戦の枠組みを通じて現代世界が直面する諸問題を考察し、解決方法を模索するものである。とくに諸問題の根底にある人々の「分断」に着目し、それをつくり出す構造を明らかにすることを目指している。具体的には、「イスラーム」と「ジェンダー」の視座から、さまざまな「障壁」や「格差」、「摩擦」についての人文社会学的研究を行ってきた。個別研究・班研究・全体集会等を通じ考察を深め、国際ワークショップ・国際学会への参加を通じて国際学術交流を図った。一般市民向けの公開セミナーやイスラーム・ジェンダー・シリーズの刊行を通じて成果の社会還元に努めた。
    「イスラーム」と「ジェンダー」の視角から、現代世界において人々の「分断」を生みだしている諸問題の実態を分析し、その構造と背景を考察するとともに、公正な秩序にもとづく共生社会を実現するための諸課題を明らかにしようと試みた。これらの応用的実践的な諸課題に取り組むに当たっては、多様な専門分野の研究者の参加を得ることによって理論的な考察を深めるとともに、マイノリティと差別、難民や移民の問題など「分断」と「共生」をめぐる問題に関心のある市民との交流を通じて、人の営む暮らしや日常的な感覚に根差した問題解決の道を探った。

  13. 公教育の次の段階の模索:共通の基盤形成に向けて

    研究課題/研究課題番号:19K21799  2019年6月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    中島 千惠, 服部 美奈, 杉本 均, 石川 裕之, 澤野 由紀子

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )

    本研究は、教育を通した共通の基盤を形成していく制度設計にチャレンジし、公教育の新たな段階を模索しようとするものでもある。従来の公教育にはまらない人々の学習保障をどうするか、いずれすべての国で直面する課題であると思われる。しかし、単純な問題ではない。公教育の枠外の人達の現実を受け止め、多様なバックグランドのすべての人に学習機会を保障し、公教育の新しい段階を拓くには、価値観の転換、あるいは新たな価値観の創造が必要だ。アセアン共同体の動きも踏まえながら、日本に今までにない制度を外国の制度の輸入ではなく、日本の公教育の良さを保持したままでいかに創造していけるのか探求し、挑戦する。
    1.背景をより深く:2023年度は海外調査に行ける者は積極的に実施したが、インターネットで豊富に情報が得られる地域もあり、両面から実態を探った。アメリカではホームスクーリング(以下HS)を選ぶ人達も理由も多様化しており、ほぼすべての人種、特に黒人が増加した。中島は黒人増加の背景にある複雑な社会の実態や葛藤を、また松本はカナダBC州の在宅義務教育実践についてフィールド調査結果を日本比較教育学会第59回大会で報告した。
    2.グローバル化する学びの場:コロナ禍の影響もあり、グローバル化が進んでいるのが、初等・中等段階のHSである。多様な児童のニーズを受け、公認・非公認のHSが高等教育のグローバル戦略や保護者の生涯学習とも結びつきながら公教育にもジワリと影響を及ぼしつつある。日本教育学会第82回大会では、生涯学習や高等教育も視野にいれ、HSを通して学びの場のグローバル化や多様化による公教育への影響、意図せざる結果、国家の枠組みから離脱しても結果的に国家の教育枠組みに戻らざるを得ない現実などを日本教育学会のラウンドテーブルで発表した(澤野タイトル提案、インドネシア(服部)、東南アジア(杉本)、韓国(石川)、カナダ(松本)、アメリカ(中島)。
    3.学びの場の保障:石川が『現代韓国の教育を知る:隣国から未来を学ぶ』(共編著)で「普通の学校」では満たされない子どもたちの学び」について韓国の状況を伝えた。研究協力者の宮口は、学校外で保障されるべき『最低限の義務教育』の構成について、J.ドワイヤーとE.バーソレのホームスクール制度構想にみる保障原理を吟味した『日本制度学会紀要特別号』。
    4.情報提供:研究協力者の松本は、「ホームスクールえひめ」の皆さんを対象にカナダのホームスクーリングについて講演をし、研究成果を通して家庭を拠点として学習する日本の子どもたちや関係者を直接、支援することができた。
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    (理由1)コロナウイルスの変種により海外調査に行けそうで行きずらい環境が続き、先方のアポイントも取りにくかった。
    (理由2)一年研究期間の延長が可能になったことにより、内容の更なる充実を目指し、最終報告書の完成を2025年1月頃に延期した。
    (理由3)2023年1月頃から2024年5月上旬にかけて研究代表者や研究分担者の異動があり、研究室の移動、諸々の書類作成提出など、物理的に研究に集中できない期間が3か月ほど続いたため。
    各国におけるホームスクーリングの動向も含め、最終報告書を作成する予定であったが、もう一年、研究期間を延長することができたので、国際的な動向も含め、2024年度に内容の充実を図ることにした。国によって程度や具体的な施策は異なるが、ホームスクーラーも包摂しながら公教育がシフトしつつある様子、そしてその変化の中で学習権の保障がどのように展開しているかなど、まとめる予定である。公教育がシフトしつつある様子に関する国際比較については、2024年7月に国際学会での発表も予定している。
    また、過年度(2023年度)に実施した日本教育学会のラウンドテーブルにおける発表も文章化したいと考えている。最終報告書の完成も目指す。

  14. 東南アジア島嶼部における男子・男性のワークライフキャリア形成

    研究課題/研究課題番号:19K02525  2019年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    鴨川 明子, 服部 美奈, 金子 奈央, 中田 有紀

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)において、ジェンダーと教育の問題は解決されるべき目標に掲げられる。ジェンダーと教育の問題は、相対的に不利な立場に置かれた女子・女性の問題としてとらえられることが多い。そのため、彼女たちの教育機会が限定されている国や地域(サブサハラアフリカや南アジア)に注目が集まる傾向にある。
    しかしながら、本研究は、高等教育段階において男女間の教育格差が縮小しているように見えるが、男子がより高い教育段階に進学しない点に特質が認められる東南アジア島嶼部3ケ国に対象を絞る。そして、これら3ケ国における男子・男性の「ワークライフキャリア形成」の独自性を解明する。
    本研究は、高等教育段階において男女間の教育格差が縮小しているように見えるが、男性がより高い教育段階に進学しない点に特質が認められる島嶼部東南アジアの国々に対象を絞り、男性の「ワークライフキャリア」の意識と実態を明らかにすることを目的としている。
    本年度は、男子・男性のワークライフキャリア形成の過程と全体像はどのようなものであり、各国にどのような類似点や相違点があるか、さらに、各国における実地調査の結果をもとに、研究メンバーの議論を通じてワークライフキャリア形成のモデルを提示し、国家間比較法により独自性を解明することが、当初の作業課題であった。
    しかしながら、予定していた現地調査は新型コロナウィルスの影響を受けて延期する必要があったため、男性のワークライフキャリア形成の過程と全体像をとらえるアプローチについて研究分担者と議論を重ね再検討した。
    その結果、対象国における女性の教育に関する状況が予想以上にドラスティックに変容しており看過できないと考えた。そのため、最新の女性政策やジェンダーと教育に関する政策動向について、先行研究や各国政府・研究機関等がインターネット上で公表している文書・資料を網羅的に収集するよう努めた。また、一定程度成果を公表する機会に恵まれ、研究への新たな示唆を得ることができたことは、昨年度に続き今年度の成果であると言える。
    特に今年度は、研究者のみならず、広く一般への研究成果のアウトリーチ活動を行うことができたことが、大きな成果である。
    新型コロナウィルスの影響を受けて、予定していた現地調査を見送ることとなり、現地における調整および情報収集は遅れた。しかしながら、ジェンダーの視点による多様なアプローチを採用し、国内外において、研究の成果を継続的に公表することができているため。特に今年度は、研究者のみならず、広く一般への研究成果のアウトリーチ活動を行うことができたため。
    外務省の渡航情報によると、新型コロナウィルスの影響による対象国・対象地域への渡航の制限は緩和されたが、当該国の感染状況や医療体制の成熟度等に鑑み、現地調査を必須とはせず、文献や政策文書の分析により、研究の目的に迫るよう努める。
    具体的には、ジェンダーの観点から、女性政策の動向と高等教育・職業教育の歴史と現状に焦点を当てて調べる。加えて、先行研究や各国の政府や研究機関等がインターネット上で公表している文書・資料を継続的に収集することによって、当該テーマに対する理解を深める。また、対象国・対象地域におけるワークライフキャリアに関して、国内の多様性をより深く理解するよう努める。
    最終年度に当たるため、以上の成果を、日本比較教育学会ほか関連学会において公表する予定である。

  15. アジアにおける市民性教育の標準化と多様化に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:19H01639  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    小川 佳万, 長濱 博文, 松本 麻人, 服部 美奈, 中田 有紀, 石田 憲一, 小野寺 香, 大和 洋子

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:15470000円 ( 直接経費:11900000円 、 間接経費:3570000円 )

    社会のグローバル化が進む中で、アジア各国は20世紀型国民国家から21世紀型市民国家へと移行するため、主に初等・中等教育段階で「市民」形成が目指されてきた。ところが近年高等教育の拡大を受けて、それが高等教育段階の課題としても各国で認識され、それを鍵概念の一つとした教養教育改革が実施されてきている。本研究は、アジア諸国における市民性教育(Citizenship Education)を中等教育段階の学力観の転換及び高等教育段階の教養教育改革という視点から捉え、国際比較検討を行うことにより、グローバル社会における「市民」概念の解明と将来の市民性教育のあり方へ示唆を与える。
    本研究は、アジア諸国における市民性教育を中等教育段階の学力観の転換及び高等教育段階の教養教育改革という視点から捉え、国際比較検討を行うことにより、グローバル社会における「アジア的市民」概念の解明を目指した。共同研究の結果、「アジア的市民」を「共属民」という語で表現できると結論づけた。この「共属民」とは、さまざまな共同体(例えば、家、地域、国、世界)に属し、それら共同体の人々との調和的な関係性を重視する人間を意味する。そして、こうした調和的関係を維持・強化するための教育に、研究対象とした国々は中等教育段階でも高等教育段階でも力を入れている。
    本研究の学術的特色は、歴史や文化が異なり多様でありつつ、本格的なグローバル化への対応として市民性教育を共通して推し進めるアジアの「市民」概念を包括的に分析することである。従来「市民」形成は初等・中等教育の課題と捉えられてきたが、高等教育における教養教育という観点から捉え直すことで、新たな「市民」概念、特にアジア的な「市民」概念を析出する。アジアはヨーロッパとは異なり、共通性を見出すのが困難であったことを踏まえると、本研究はそこに新たな視座を提示することとなる。

  16. ムスリム居住地域で進行する主体的なイスラーム教育改革に関する地域間比較研究

    研究課題/研究課題番号:17H02682  2017年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    日下部 達哉, 河野 明日香, 服部 美奈, 中島 悠介, 見原 礼子, 清水 貴夫

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:17420000円 ( 直接経費:13400000円 、 間接経費:4020000円 )

    本研究では、参画した各研究者によって「イスラーム教育がいかに主体的に改革を行っているか」、が明らかにされてきた。情報メディアが発達した現在、ムスリムたちにとって宗教教育の役割はきわめて重要になってきている。多くのムスリム居住地域では、西洋出自の情報がメディアを通じ子どもや若者に影響を与えているため、各地で展開するイスラーム教育は、その土地をカバーする教育制度や社会に合わせて常に改革・改変を繰り返す必要に迫られる。この研究では、そうしてできたアジア・アフリカのイスラーム教育の地域的多様性について明らかにしている。
    本研究においてよく登場する言葉が「マドラサ」である。イスラーム教育を施す場所として最も知られている場所であり、また概念である。このマドラサをめぐる報道や言説をみた場合、必ずしも適切なイメージが形成されているとは言い難い。メディアに露出してきたマドラサのイメージは、「過激派の温床」といったようなネガティブなものであった。マドラサをめぐる言説は、以上のように不穏当なイメージから抜け出せてはいない。しかし本研究は、生活に根差したイスラーム教育を対象とすることにより、少しでもそうしたイメージを払拭することを目指した。

  17. イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究

    研究課題/研究課題番号:16H01899  2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    長澤 榮治, 村上 薫, 松永 典子, 後藤 絵美, 鳥山 純子, 森田 豊子, 黒木 英充, 岩崎 えり奈, 服部 美奈, 岡 真理, 臼杵 陽, 山岸 智子, 嶺崎 寛子, 鷹木 恵子, 小林 寧子, 竹村 和朗

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:39780000円 ( 直接経費:30600000円 、 間接経費:9180000円 )

    本プロジェクトは、イスラームにとってジェンダー的な公正とは何か、という問題意識にもとづき、文化・政治・開発などにわたる諸問題を学際的に研究することを目的とした。また、これまで個別に行われてきた中東・イスラーム地域のジェンダー研究をまとめ上げ、かつ広範囲の研究領域にジェンダー視点を導入することにより「イスラーム・ジェンダー学」という新たな知的営為の基礎固めを行うことを目指した。個別研究・公募研究・全体集会等を通じ考察を深め、国際ワークショップ・国際学会への参加を通じて国際学術交流を図った。一般市民向けの公開セミナーやイスラーム・ジェンダー・シリーズの刊行を通じて成果の社会還元に努めた。
    現代世界においては、難民や移民、マイノリティと差別の問題など人々を分断する動きが強まる一方、異文化共生社会の実現に向けての知的・社会的努力が積み重ねられている。こうした課題にとって重要な焦点となっているのが「イスラーム」と「ジェンダー」をめぐる問題領域である。本プロジェクトは、このような問題意識に立ちながら、多様な専門分野の研究者の参加によって新たな学術的知見を得るとともに、教育現場の関係者や障がい者、性的少数者など、分断や差別の問題に関心のある市民の参加も得て議論の社会的広がりも確保することができた。

  18. イスラーム思想のなかの「子ども」-ローカルな実践と思想にみる発達観の解明

    研究課題/研究課題番号:16K13546  2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  挑戦的萌芽研究

    服部 美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    期間全体の研究成果は以下の4点である。第一に、イスラーム教義のなかのバリフ(アラビア語ではブルーフ)という概念が、子どもの発達段階、特に子どもと成人を隔てる概念として重要であることが再確認された。第二に、各地域で行われる通過儀礼は、実施される時期や意味づけにおいて異なっている。第三に、各地域に共通して、思春期(第二次性徴を迎えてから結婚に至るまでの時期)の子どもへの対応は、イスラームの教義と子どもが当該社会で置かれた社会状況との間にアンビバレントな状況が生まれている。第四に、思春期の扱いにより、教育や結婚、交際範囲、服装に異なる解釈が生まれ、教義とのズレもみられた。
    イスラームは、独自の人間観を有する一つの思想体系であり、独自の発達観・教育観を有する。ここでいう発達観・教育観は固定的なものではなく、ローカルな文脈のなかで解釈・実践され、生成される動態的なものである。研究は、イスラーム思想のなかの「子ども」に焦点をあてることを通して、イスラームにおける発達観・教育観を明らかにした点に学術的意義があり、日本におけるイスラーム教育思想研究の不在に対し、新たな視点を提供するものである。同時に本研究は教育という観点からイスラーム理解に寄与する点で社会的意義を有する。

  19. 授業実践学の文化的基底に関する比較開発研究

    研究課題/研究課題番号:15H03477  2015年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    サルカルアラニ モハメドレザ, 石井 英真, 坂本 將暢, 服部 美奈, 久野 弘幸, 坂本 篤史, 柴田 好章, 中島 繁雄

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:18070000円 ( 直接経費:13900000円 、 間接経費:4170000円 )

    本研究の目的は、国際比較授業分析の方法を開発しながら、グローバルな現代社会におけるペダゴジーの文化的基底の様相とその機能を解明することであった。各国のペダゴジーにおけるローカル知・理論とグローバル知・理論の検討・比較の結果を基に、学習デザイン、授業観、教授法、教師観、教授技術などを基礎とした研究成果から、授業実践の背後にある心象、価値観、信念や習慣化された行動様式、およびそれらの相互関連の構造を明確にした上で、ペダゴジー・コレクトネスの構築を検討し、よりよい社会の顕在化のためのペダゴジーの働き・役割と文化的基底(cultural foundation of pedagogy)を解明した。
    ①宗教、言語、教育制度、学校文化の異なる様々な国を研究対象としたことで、トランスカルチャルな問題を明らかにできる。②実証的な検証を基礎にした比較開発研究、特に国際比較授業分析にある。③教えるということは「何であるか・何であるべきか」を国際的なディスコースと日本的なディスコースを結びつけることができる。
    具体的に、国境を越えてトランスナショナル・ラーニングの解明に向かう基礎を築くところに、本研究の意義はある(ローカル知とグローバル知が結びつく)。例えば、アクティブ・ラーニングの学校文化の創造や知識の活用は、日本において焦眉な教育課題であるが、これは形を変えて他国にも存在している。

  20. 法整備支援重点支援対象国における法学教育

    研究課題/研究課題番号:15H05176  2015年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究B

    四本 健二

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:12870000円 ( 直接経費:9900000円 、 間接経費:2970000円 )

    これまでの日本政府による法整備支援事業は、重要支援対象国の法曹や司法行政官の法学知識や司法事務の執行に必要なスキル、法学専門性を事前に調査し、現状を評価することなく続けられてきた。そこで、本研究は、重要支援対象諸国に加えて重要支援対象国からの留学生を数多く受け入れているインド及びタイの主要な大学法学部における法学教育に関する研究が、重要支援対象国における法と司法の質に内在する制約を「法と司法の担い手が受けた法学教育」という視点から浮き彫りにし、課題を明らかにすることができるという観点から、法整備支援重点支援対象国の主要大学法学部における法学教育全体の実態と課題を明らかにした。
    本研究は、法学研究者と教育学研究者との協働によって学際的に進められた。また本研究は、さらには研究対象国の大学と法学教員、JICA派遣専門家との協力によってよりよい研究成果をあげた。これらの研究成果は、現地の法学教員にフィードバックし、法学教育の改善に役立てて貰うことができ、協力を得た関係機関にフィードバックすることで人材養成の案件形成に際して、カウンターパートの知識やスキルを把握するための基礎データとして活用することができる。また、指導教員にとって留学生が学部でどのような法学教育を受けてきたかを把握できる点で、研究対象国から法学系の留学生を受け入れている大学院にとっても有用である。

  21. アジアにおける大学入試の多様化と高大接続プログラムの標準化に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:15H05197  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究B

    小川 佳万

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:15730000円 ( 直接経費:12100000円 、 間接経費:3630000円 )

    近年アジア各国では大学入試改革が大胆に進行しているが、その主たる目的が格差是正のためであることで共通している。そのための特別措置は少数民族を対象としたものと、農村を対象としたものの二種類あり、具体的な措置としては、加点措置と定員枠の設定である。ただし、これらはすべて安定した措置とはなっておらず、常に論争を巻き起こしている。また、現在さまざまな高大接続プログラムが各国で導入されているが、それらは進学する大学が国内か海外という軸と、履修後の単位認定が特定の大学においてのみなのか、多くの大学で認定されるのかという軸で四事象を設定すれば適切に分類できる。

  22. 平等と卓越性のバランス政策を軸とする自律的公設学校の国際比較

    研究課題/研究課題番号:15H05201  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究B

    中島 千恵

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:9750000円 ( 直接経費:7500000円 、 間接経費:2250000円 )

    多様な教育ニーズを包摂し、平等を追求しながらも優秀な人材をいかに育成するのか、公教育の課題である。本研究では、平等と卓越性を軸に、公費で設置され自律的に運営できる自律的公設学校の国際比較を実施した。
    アジア諸国(シンガポール、インドネシア、韓国、日本)では自律的公設学校は、グローバル人材育成に焦点化される傾向があり、学校の設置も限定的である(インドネシアでは閉鎖)。しかし、公教育の枠外の学校の増加も認識され、新たな課題が発生している。 英・米・スウェーデンでは、自律的公設学校の拡大によって多様なニーズを包摂し、深い葛藤を抱えながらも公教育は次のステージを模索しつつあるかに見える。
    (1)過去15年ほどの間に国際的に普及・拡大してきた自律的公設学校について、本研究でとりあげた英・米とアジア諸国では大きく異なる2つのアプローチがあるものの、どちらも従来の公教育の枠組みの「中」あるいは「外」に新たな社会的リスクを生み出していることを明らかにした。(2)第2に公教育の発展段階という視点から調査結果を分析し、第3段階への模索を示唆し、今後の公教育の在り方の検討に寄与する実証的データを提供することができた。さらに、(3)企業が国境を越え、他国の公立学校運営に乗りだしている実態を伝え、近年、教育関連の学会で展開されてきた公共性概念の変容に関する議論に一石を投じることができた。

  23. 西アフリカの口承と体験的学びの分析に基づく教育観の再構築

    研究課題/研究課題番号:15K13200  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  挑戦的萌芽研究

    山田 肖子

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    本研究期間中に、ガーナ国クマシの伝統的産業集積地で徒弟のライフヒストリーの聞き取りを行った。30 名の追跡調査をするとともに、技能生成過程を知るため、技能レベルと日常の作業、技能を身に付ける過程を参与観察した。
    同時に、こうした伝統的な徒弟制度を通じた職能形成を行っているアサンテ族が用いる他のアサンテ族の口承の民族史の聞き取りを行った。
    この結果、村での口承においても、産業技術の習得においても、伝統的な教育では、学習すべき内容を要素に分けて順次蓄積するという方法ではなく、事象の分析が先にあり、それに対処するための技術を問題解決型で学んでいることが、認識論の観点からも説明できることが分かった。

  24. インドネシアの災害後社会における生活再建と女性

    研究課題/研究課題番号:26283007  2014年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究B

    西 芳実

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:16380000円 ( 直接経費:12600000円 、 間接経費:3780000円 )

    2004年スマトラ沖地震・津波の救援・復興過程に関する研究の蓄積をもとに、現地聞き取り調査、現地語文献調査、ならびに証言集データベースを活用した分析の組み合わせにより、インドネシアの災害後社会の生活再建において女性が積極的な役割を果たしている事例を抽出し、その特徴や傾向を分析した。その成果は、国際学術会議、一般公開セミナー、専門書の分担執筆等を通じて公開した。また、研究成果の現地還元の一環として、分析の過程で制作された証言集データベースを用いて、現地で防災教材作成実習を行った。

  25. イスラーム宗教指導者の現代的養成と宗教間融和に関する国際比較研究 国際共著

    研究課題/研究課題番号:24531064  2012年4月 - 2016年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(C)

    服部美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

  26. 現代イスラーム高等教育機関の価値多元化社会への対応に関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:21530877  2009年4月 - 2012年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(C)

    服部 美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4500000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

  27. 多文化化する社会における外国人学校の位置取りのポリティクスに関する国際比較研究

    研究課題/研究課題番号:17402043  2005年4月 - 2008年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(B)

    服部 美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:9690000円 ( 直接経費:9000000円 、 間接経費:690000円 )

  28. インドネシアにおける女子の就学とイスラームのジェンダー解釈の相関性に関する研究

    研究課題/研究課題番号:14710200  2002年4月 - 2004年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  若手研究(B)

    服部 美奈

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2600000円 ( 直接経費:2600000円 )

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担当経験のある科目 (本学) 9

  1. 国際社会文化演習Ⅱ

    2020

  2. 国際社会文化演習Ⅰ

    2020

  3. 国際社会文化コース演習Ⅱ

    2020

  4. 国際社会文化コース演習Ⅰ

    2020

  5. 国際社会における教育と文化(国際社会文化基礎論)

    2020

  6. 国際社会文化基礎演習

    2020

  7. 教育人類学研究Ⅰ

    2020

  8. 比較教育論

    2020

  9. 比較教育論

    2011

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担当経験のある科目 (本学以外) 3

  1. 2006年4月 - 2007年3月

  2. 2006年4月 - 2007年3月

  3. 2005年4月 - 2006年3月

 

社会貢献活動 5

  1. 愛知県半田高校学部学科研究会

    役割:出演, 講師

    愛知県立半田高等学校  2022年11月

  2. 人間発達科学探求講座(国際社会文化コース)

    役割:講師

    2022年7月

  3. 愛知県半田高校学部学科研究会

    役割:講師

    愛知県半田高校  学部学科研究会  2021年11月

  4. 学術コンサルティング(インドネシアの教育事情に関する助言)

    役割:助言・指導

    2021年9月 - 2021年12月

  5. 人間発達科学探求講座(国際社会文化コース)

    役割:講師

    名古屋大学高大接続研究センター  2020年度学びの杜・学術コース  2020年8月