大学院人文学研究科

2023/03/14 更新
博士(文学) ( 2007年3月 名古屋大学 )
その他 / その他 / 文化人類学・民俗学
南山大学人文学部・非常勤講師
2020年11月 - 2021年1月
国名:日本国
南山大学人文学部・非常勤講師
2019年6月 - 2019年8月
国名:日本国
南山大学人文学部・非常勤講師
2018年4月 - 2018年9月
国名:日本国
金城学院大学文学部・非常勤講師
2017年9月 - 2018年3月
国名:日本国
Harvard Yenching Institute Visiting Scholar
2016年8月 - 2017年5月
国名:アメリカ合衆国
名古屋大学大学院人文学研究科・准教授
2016年4月 - 現在
国名:日本国
南山大学人文学部・非常勤講師
2016年4月 - 2016年9月
国名:日本国
南山大学人文学部・非常勤講師
2014年4月 - 2014年9月
国名:日本国
名古屋大学大学院文学研究科・准教授
2010年4月 - 2016年3月
国名:日本国
宮崎公立大学人文学部・非常勤講師
2010年4月 - 2016年3月
国名:日本国
宮崎公立大学人文学部・講師
2006年4月 - 2010年3月
国名:日本国
名古屋市立大学教養教育・非常勤講師
2005年10月 - 2006年3月
国名:日本国
中部大学人文学部コミュニケーション学科・非常勤講師
2005年9月 - 2006年3月
国名:日本国
日本学術振興会特別研究員PD
2004年4月 - 2006年3月
国名:日本国
名古屋大学 文学研究科 人文学専攻
2001年4月 - 2004年3月
国名: 日本国
日本オセアニア学会
東南アジア学会
日本文化人類学会
観光学術学会
2022年度観光学術学会学会賞・教育啓蒙著作賞
2020年7月 観光学術学会 『観光人類学のフィールドワーク:ツーリズム現場の質的調査入門』(ミネルヴァ書房、2021年)
市野澤潤平、碇陽子、東賢太朗
フィリピン・カトリック教会の政治参加と社会的影響力:ドゥテルテ政権下における司牧声明の言説分析
東賢太朗
『宗教組織の人類学:宗教はいかに世界を想像/創造しているか』法蔵館、藏本龍介編 頁: 125 - 172 2023年3月
わからなさ、つながり、事件の発生:フィリピンの呪術と観光のフィールドワークから
東賢太朗
『フィールドワークの現代思想:パンデミック以後のフィールドワーカーのために』ナカニシヤ出版、遠藤英樹編 頁: 29 - 40 2022年4月
ホスト/ゲスト論
東賢太朗
『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、須藤廣・遠藤英樹・高岡文章・松本健太郎編 頁: 45 - 46 2022年3月
ホスト/ゲスト論の理論的展開
東賢太朗
『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、須藤廣・遠藤英樹・高岡文章・松本健太郎編 頁: 46 - 47 2022年3月
ビーチリゾートの観光化と脱観光化:フィリピン、ボラカイ島の開発と汚染 招待有り
東賢太朗
『月刊みんぱく』 44 巻 ( 12 ) 頁: 4 - 4 2020年12月
Two dimensions of ‘the social’: Oppression and solidarity in tourism development of Boracay island
Kentaro Azuma
Ethnographies of Development and Globalization in the Philippines: Emergent Socialities and the Governing of Precarity, Koki Seki (ed.) , Routledge 頁: 143 - 155 2020年7月
生活宗教の現代的転回:フィリピンのカトリシズムから
東賢太朗
『響きあうフィールド、躍動する世界』和崎春日編、刀水書房 頁: 332 - 349 2020年4月
ノスタルジアの共同性:フィリピン・ボラカイ島の観光開発と環境汚染をめぐる抑圧と連帯 査読有り
東賢太朗
『観光学術学会2020年度研究報告要旨集』 頁: 22 - 23 2020年
ゲストからホストへ:訳者あとがきにかえて
ヴァレン・L・スミス編『ホスト・アンド・ゲスト:観光人類学とはなにか』(市野澤潤平・東賢太朗・橋本和也監訳)ミネルヴァ書房 頁: 363 - 367 2018年6月
宗教の現代的想像力:フィリピンのカトリシズムから
東賢太朗
『東南アジア地域研究入門2 社会』慶應義塾大学出版会、宮原曉編 頁: 307 - 324 2017年3月
『観光人類学のフィールドワーク:ツーリズム現場の質的調査入門』
市野澤潤平、碇陽子、東賢太朗編( 担当: 共編者(共編著者))
ミネルヴァ書房 2021年5月 ( ISBN:978-4623091881 )
『リスクの人類学―不確実な世界を生きる』
東賢太朗・市野澤潤平・木村周平・飯田卓(編)( 担当: 共著)
世界思想社 2014年6月 ( ISBN:978-4-7907-1629-7 )
『リアリティと他者性の人類学―現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから』
東賢太朗( 担当: 単著)
三元社 2011年6月
ヴァレン・L・スミス編(2018)『ホスト・アンド・ゲスト:観光人類学とはなにか』(市野澤潤平・東賢太朗・橋本和也監訳)
東賢太朗( 担当: 共訳 , 範囲: 監訳、および第2章デニソン・ナッシュ「帝国主義の一形態としての観光」(pp.47-66)の翻訳担当)
ミネルヴァ書房 2018年6月 ( ISBN:9784623083657 )
「イサベラ」他18項目を執筆
東賢太朗
『世界地名大辞典:アジア・オセアニア・極』朝倉書店、秋山元秀・小野有五・熊谷圭知・中村泰三・中山修一編(第1巻・第2巻) 巻 2017年11月
“Introduction: What Does "Tourism-Turn" Bring About Religion and Spirituality in the Global East?”(Panel: “What Does "Tourism-Turn" Bring About Religion and Spirituality in the Global East?”) 国際会議
Azuma Kentaro
4th Annual Meeting of East Asian Society for the Scientific Study of Religion 2022年8月14日 East Asian Society for the Scientific Study of Religion
「観光フィールドワークの難しさ:ビーチリゾートで起こった「事件」から考える」
東賢太朗
観光学術学会第10回大会 2021年7月4日 観光学術学会
「ノスタルジアの共同性―フィリピン・ボラカイ島の観光開発と環境汚染をめぐる抑圧と連帯」
東賢太朗
観光学術学会第9回大会 2020年 観光学術学会
“The community of Nostalgia: Oppression and Solidarity in the Course of Tourism Development of Boracay Island” 国際会議
Azuma Kentaro
IUAES 2019 Inter-Congress 2019年8月30日 International Union of Anthropological and Ethnological Sciences
“Two Dimensions of 'the Social': Oppression and Solidarity in the Course of Tourism Development of Boracay Island” 国際会議
Azuma K
The 4th Philippine Studies Conference in Japan 2018年11月18日 PSCJ 2018 Steering Committee
未来への抑圧、過去への連帯―フィリピン・ボラカイ島の観光開発に現れる新たなホストとゲスト関係
東賢太朗
日本文化人類学会第52回研究大会 2018年6月3日 日本文化人類学会
“Magic, Religion and Medicine: Conflicts and Crossing among Plural Medical Systems in the Modern Philippines” 招待有り 国際会議
Azuma Kentaro
Harvard Yenching Institute Lunch Talk 2017年4月5日 Harvard Yenching Institute, Co-sponsored with the Harvard University Asia Center
文化人類学はいかに日本文化について伝えようとしているのか? 招待有り 国際会議
東賢太朗
第11回ブラジル日本研究国際学会 2016年9月21日 ブラジル日本研究国際学会
グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究
2019年10月 - 現在
国立民族学博物館共同研究
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
宗教と政治の間-フィリピンにおけるリプロダクティブヘルス法の領域横断的考察
2015年10月 - 2016年3月
2014年度(第43回)三菱財団人文科学研究助成
資金種別:競争的資金
観光における不確実性とリスク:不安と分断に抗する観光実践への理論的展望
研究課題/研究課題番号:22H00773 2022年4月 - 2026年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
市野澤 潤平, 碇 陽子, 土井 清美, 東 賢太朗, 田中 孝枝, 渡部 瑞希
担当区分:研究分担者
2020年から継続するコロナ禍は、観光客を激減させたのみならず、大きな不安と、観光活動の是非を巡る社会的分断を、社会にもたらした。パンデミックと観光との出会いが引き起こしたこの不安と分断を、文化人類学はいかに受け止めればよいだろうか? 本研究は、近年の文化人類学が展開してきた不確実性/リスクをめぐる議論と、観光人類学が蓄積してきたホスト/ゲストを巡る実証的考察を融合させることで、観光人類学の新たな理論的展開を導くとともに、観光が生み出す不安と分断の軽減に向けた実践的示唆を得ることを目指す。
研究課題/研究課題番号:18H00781 2018年4月 - 2022年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
藏本 龍介, 清水 貴夫, 東 賢太朗, 岡部 真由美, 田中 鉄也, 中尾 世治, 門田 岳久
担当区分:研究分担者
本年度は、全体研究会とフィールドワークを実施した。
(1)全体研究会(2019年7月20-21日):
宗教組織の定義、関連する先行研究について、全員で検討した。同時に前年度のフィールドワークについて報告、意見交換を行った。
(2)フィールドワーク:全体研究会での議論を踏まえ、各メンバーがフィールドワークを実施した。①藏本龍介はミャンマーにおける社会福祉僧院の組織構造についての情報収集を行った。②岡部真由美はタイで調査を行い、仏法センターが発する言説(「公共性」など)が人とカネ(布施)を惹きつけ、モノ(仏塔)を囲い込み、さらにカネを喚起するという、言説・人・モノの構成過程の実態を把握した。③門田岳久は過疎化に伴う檀家の減少で存亡の危機にある日本の寺院経営に関し、まず「本山」である大寺院がどのような対応をしているのか浄土真宗本願寺派総合研究所(京都西本願寺)にヒアリング調査を実施した。また新潟県佐渡市にてクラウドファンディングで経営改善を試みる寺院や、組織の立て直しを図る霊場会へのヒアリング調査も行った。④田中鉄也は主に北インドのハリヤーナー州ビワーニー村で、同一敷地内に存在する二つのヒンドゥー寺院で聞き取り調査を実施した。⑤東賢太朗はフィリピン・アクラン州で現地調査を実施した。具体的な内容は、カトリック教会が行う祭礼と地方政府の観光化の関係について、祭礼の参与観察や関係者への聞き取り、現地発行パンフレットなどの資料収集である。⑦中尾世治は広範な文献収集をおこないつつ、前年度に得られた史料に基づいた研究成果の公表に重点をおいて研究活動をおこない、レヴィ=ブリュルの再解釈などのいくつかの理論的な課題について論文等で発表をした。
本年度の最も重要な目的は、「宗教組織の経営プロセス」という問題枠組みに関する前年度の議論を踏まえ、それぞれのフィールドにおいて 具体的に調査を実施することであった。新型コロナウイルスの問題により、2020年3月に予定していたフィールドワークの一部が実施できなかったが、主要なフィールドワークはそれ以前に実施していたので、大きな問題なくデータを収集することができた。以上の理由から本年度の計画は順調に進展したといえる。
今年度も引き続き、各メンバーがフィールドワークを実施し、その成果を共有することを目指す。ただし新型コロナウイルスの問題により、フィールドワークが十全に実施できない可能性がある。その場合は国内研究会を増やし、理論的な検討を優先して進めることとする。
「宗教と政治の接触領域」への実証的アプローチ:フィリピンRH法をめぐる葛藤と調停
研究課題/研究課題番号:17K02009 2017年4月 - 2020年3月
東 賢太朗
担当区分:研究代表者
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
本研究では、フィリピンのリプロダクティブヘルス法案をめぐる政府とカトリック教会の葛藤、その国民への影響について調査を行った。その結果、(a)国民の生活の論理が、カトリック的な道徳と国家政策的な合理性双方と乖離しているということ、(b)その背景に、フィリピン社会における家族や生命に対する社会的規範が深くかかわっているということが明らかになった。そこから、宗教と政治、そして国民生活の3つの視点から国家政策を理解することが必要だと考えられる。
本研究では、政治と宗教の関係について、フィリピン社会のリプロダクティブヘルス法を事例に調査を行った。政治と宗教の対立は、現代世界の各地で見られるものである。本研究の成果として、フィリピンにおいて政府とカトリック教会の葛藤が国民生活に与える影響が明らかになった。またそれら葛藤が公的領域、私的領域双方でいかに調停されているのかということも明らかになった。この地検は、幅広く他地域にも応用可能であると考えられる。
社会的なものの再編とリスクの統治―フィリピンの脆弱性とレジリエンスの民族誌から
研究課題/研究課題番号:15H05171 2015年4月 - 2019年3月
関 恒樹
担当区分:研究分担者
本研究は、形式的で匿名的、かつ非人称的な連帯のための思想と制度として捉えられる、「社会的なもの」が、非西欧世界、あるいは今日のグローバルサウスの具体的な地域社会において、いかなる形で現出しているのかを文化人類学的に検討した。本研究では、フィリピンを対象として、「社会的なもの」が、インフォーマルかつ親密なつながりと接続し、相互浸透しつつ、不確実性に対処するためのリソースとして機能している事例を分析した。それによって「社会的なもの」の再想像/創造のための基礎的作業を行った。
科学技術、国家、完全雇用、家族など我々が確実で安全と信じてきた近代の諸制度の綻びが明らかになり、同時にそれら諸制度によっては保障しきれないリスクと不確実性が、日常生活に広範かつ根深く浸透する現代において、「社会的なもの」がいかなる変容を経験しつつあるか、また、その潜在性、可能性を具体的な地域社会の事例から捉える本研究は、広く社会的意義を有すると考えられる。特に、公的な社会保障の諸制度が整っていないフィリピン社会において、インフォーマルな社会性と相互性が、新たな公共性を喚起しつつ、人々の生の不確実性を低減する諸事例を論じる本研究は、先進国をも含めた今日の世界にとって多くの示唆を含むものである。
宗教組織の経営についての比較民族誌的研究
研究課題/研究課題番号:15K12956 2015年4月 - 2018年3月
藏本 龍介
担当区分:研究分担者
・2015年度:メンバーのこれまでの研究内容を共有すると同時に、「宗教組織の経営」という問題をいかに共通の枠組みで分析しうるか議論した。・2016年度:前年度の議論を踏まえ、経済人類学者(住原則也氏)、宗教社会学者(白波瀬達也氏)を招き、シンポジウムを開催した。そしてその成果を『「宗教組織の経営」についての文化人類学的研究』(2017年、南山大学人類学研究所)として刊行した。・2017年度:前年度までの議論を踏まえ、「宗教と社会」学会(2017年6月)において、宗教社会学者(西村明氏)をコメンテーターとして招き、「宗教組織の「経営」についての民族誌的研究」と題するテーマセッションを開催した。
基礎セミナーA
2020
比較人文学総合演習
2020
多文化共生総合演習Ⅵa
2020
博士論文研究Ⅱa
2020
文化人類学概論Ⅱ
2020
現代人類学発展演習a
2020
現代人類学基礎演習a
2020
比較文化論
2011
社会人類学
2020年11月 - 2021年1月 (南山大学)
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
日本文化人類学会第30期代議員
2022年4月 - 2024年3月
東南アジア学会第29期理事(『東南アジア:歴史と文化』編集理事) 国際学術貢献
東南アジア学会 2021年1月 - 2022年12月
日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員
役割:審査・評価, 査読
2020年7月 - 2021年6月
日本文化人類学会第29期理事(JRCA編集主任、北陸地区担当理事) 国際学術貢献
日本文化人類学会 2020年4月 - 2022年3月
東南アジア学会第28期編集委員
東南アジア学会 2019年1月 - 2020年12月
日本文化人類学会第28期評議員
役割:査読
日本文化人類学会 2018年4月 - 2020年3月