論文 - 古川 伸彦
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高速度「直線」走行による死傷事故と危険運転致死傷罪―下級審判例にあらわれた「限定論」の正当性を疑う― 招待有り
古川伸彦
研修 ( 913 ) 頁: 3 - 12 2024年7月
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殺人を犯した者が、捜査機関に発覚する前に、捜査機関に対し、被害者の嘱託を受けて同人を殺した旨を申告するなどしたが、同人の嘱託を受けた事実がなかった場合には、刑法42条1項の自首は成立しないとされた事例[最一小決令和2・12・7] 招待有り
古川伸彦
判例評論782号(判例時報2585号) 頁: 7 - 12 2024年5月
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薬事法(現・薬機法)66条1項と医薬品等の広告規制―医薬品等の効能、効果等に関して虚偽又は誇大な「記事を広告し、記述し、又は流布」する行為が罰せられる根拠と限界[最一小決令和3・6・28] 招待有り
古川伸彦
ジュリスト ( 1953 ) 頁: 123 - 127 2024年2月
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過失犯の実体・訴因・認定 招待有り
古川伸彦
佐伯仁志=大澤裕=髙山佳奈子=橋爪隆(編)『山口厚先生古稀祝賀論文集』 頁: 209 - 223 2023年11月
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ディオバン事件最高裁決定(最決令和3・6・28)
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 299 ) 頁: 105 - 123 2023年9月
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西原先生と過失犯論 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 77 ) 頁: 19 - 24 2023年8月
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Künstliche Intelligenz (KI), autonomes Fahren und strafrechtliche Haftung für Unfälle: Eine Analyse des Diskussionsstands in Japan 招待有り
Nobuhiko Furukawa
Horst Beisel et al. (Hrsg.), Die Kriminalwissenschaften als Teil der Humanwissenschaften, Festschrift für Dieter Dölling zum 70. Geburtstag 頁: 241 - 251 2023年6月
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被告人の、車両(普通乗用車)を運転中、同車両を、被害者の運転する車両(大型自動二輪車)に後方から接近させ、時速100キロメートル弱の速度で衝突させ、被害者を車両もろとも転倒させるなどして死亡させた行為について、殺人罪の成立を認め、被告人を懲役16年に処した原判決が、その判断には事実の誤認も刑の量定不当もないとして是認された事例ー堺市あおり運転殺人事件控訴審判決[大阪高判令和1・9・11] 招待有り
古川伸彦
判例評論763号(判例時報2526号) 頁: 7 - 11 2022年10月
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ひそかに睡眠導入剤を摂取させて自動車を運転するよう仕向けたことと運転による衝突事故の相手方に対する殺意 招待有り
古川伸彦
令和3年度重要判例解説(ジュリスト臨時増刊1570号) 頁: 129 - 130 2022年4月
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未遂罪における「客観的危険性」の意味 招待有り
古川伸彦
研修 ( 878 ) 頁: 3 - 14 2021年8月
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予見可能性の意義(3) 招待有り
古川伸彦
佐伯仁志=橋爪隆(編)『刑法判例百選Ⅰ総論[第8版]』(別冊ジュリスト250号) 頁: 108-109 2020年11月
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2項詐欺における処分行為と利得との関係 招待有り
古川伸彦
佐伯仁志=橋爪隆(編)『刑法判例百選Ⅱ各論[第8版]』(別冊ジュリスト251号) 頁: 116-117 2020年11月
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自動運転車、死傷事故、刑事過失責任 招待有り
古川伸彦
刑法雑誌 59 巻 ( 2 ) 頁: 170-183 2020年7月
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福島第一原発水素爆発事件・東電元副社長ら強制起訴事案第1審判決と過失犯についての見せかけのドグマ 招待有り
古川伸彦
判例時報2431・2432合併号 頁: 46-47 2020年3月
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自動車運転致死傷3条2項・自動車運転致死傷令3条2号所定の危険運転致死傷罪が成立する旨の主位的訴因が、被告人の車両暴走行為が認知症の影響によるものであった可能性も否定できないことから、それがてんかんの影響によるものであったと認めるには合理的な疑いを入れる余地があるとされて斥けられ、同法5条所定の過失運転致死傷罪が成立する旨の予備的訴因が容れられ、懲役6年の実刑が言い渡された事例[宮崎地判平成30・1・19] 招待有り
古川伸彦
判例評論730号(判例時報2421号) 頁: 33-38 2019年12月
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御殿場市東富士入会地野焼き3名焼死事件(東京高判平成31・1・23)
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 283 ) 頁: 275-288 2019年9月
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過失犯における結果回避可能性(最判平成15・1・24) 招待有り
古川伸彦
法学教室 ( 466 ) 頁: 10-14 2019年7月
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あおり運転と危険運転致死傷罪 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 60 ) 頁: 10-17 2019年5月
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渋谷温泉施設ガス爆発事件に現れた予見可能性の問題―「因果関係の基本的部分」テーゼの克服に向けて 招待有り
古川伸彦
法学セミナー ( 769 ) 頁: 17-23 2019年2月
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浜松市天竜川川下り船転覆死亡事件(東京高判平成29・9・20)
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 279 ) 頁: 245-263 2018年9月
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JR福知山線脱線事故とJR西日本歴代社長らの刑事責任(最決平成29・6・12)
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 278 ) 頁: 279-293 2018年6月
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危険運転致死傷罪およびいわゆる準危険運転致死傷罪について
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 274 ) 頁: 39-51 2017年9月
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危険運転致死傷罪は結果的加重犯の一種ではない 招待有り
古川伸彦
高橋則夫=只木誠=田中利幸=寺崎嘉博(編)『刑事法学の未来』長井圓先生古稀記念 頁: 267-284 2017年9月
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温泉施設爆発事故における保守管理に関する情報を確実に説明すべき設計担当者の業務上の注意義務 招待有り
古川伸彦
平成28年度重要判例解説(ジュリスト臨時増刊1505号) 頁: 162-163 2017年4月
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業務上過失・自動車運転過失の加重根拠 招待有り
古川伸彦
山口厚=佐伯仁志=今井猛嘉=橋爪隆(編)『西田典之先生献呈論文集』 頁: 115-135 2017年3月
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過失犯はいかにして「共同して」「実行」されうるか―明石歩道橋事件を機縁として検討の道筋を洗い直す― 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 51 ) 頁: 4-10 2017年2月
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西条市加茂川園児3名死傷事件(松山地判平成28・5・30)
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 268 ) 頁: 271-282 2016年12月
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自動車運転死傷行為処罰法について―新設犯罪類型の批判的検討―
古川伸彦
名古屋大学法政論集 ( 264 ) 頁: 1-41 2015年12月
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いわゆる製造物責任事案における過失不作為犯の認定について―三菱自工製トラック車輪脱落事件上告審決定を素材として 招待有り
古川伸彦
研修 ( 803 ) 頁: 3-16 2015年5月
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明石砂浜陥没死事件第2次上告審決定(姫路工事事務所工務第一課課長関係) 招待有り
古川伸彦
判例セレクト2014[Ⅰ](法学教室413号別冊付録) 頁: 28 2015年2月
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国から占用許可を得て市が公園の一部として開放し維持管理していた人工砂浜での埋没事故について、同砂浜を含む海岸の工事、管理に関する事務を担当していた国土交通省職員に同砂浜に関する安全措置を講ずべき業務上の注意義務があったとされた事例[最一小決平成26・7・22] 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 43 ) 頁: 133-139 2015年2月
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医的侵襲行為の正当化と「仮定的同意」論―ドイツ刑事判例に現れた考え方を中心に 招待有り
古川伸彦
髙山佳奈子=島田聡一郎(編)『山口厚先生献呈論文集』 頁: 37-91 2014年11月
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いわゆる赤信号無視類型の危険運転致死傷の罪における「殊更に無視し」の意義 招待有り
古川伸彦
井田良=高橋則夫=只木誠=中空壽雅=山口厚(編)『川端博先生古稀記念論文集[下巻]』 頁: 427-453 2014年10月
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早すぎた結果の発生 招待有り
古川伸彦
山口厚=佐伯仁志(編)『刑法判例百選Ⅰ総論[第7版]』(別冊ジュリスト220号) 頁: 130-131 2014年8月
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2項詐欺における処分行為と利得との関係 招待有り
古川伸彦
山口厚=佐伯仁志(編)『刑法判例百選Ⅱ各論[第7版]』(別冊ジュリスト221号) 頁: 114-115 2014年8月
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人工の砂浜の管理等の業務に従事していた者につき砂浜での埋没事故発生の予見可能性が認められた事例[最二小決平成21・12・7]
古川伸彦
論究ジュリスト ( 8 ) 頁: 226-231 2014年2月
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比較的近時の刑事裁判例における製造物責任と過失の認定について 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 37 ) 頁: 17-24 2013年8月
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鉄道・航空機事故の最新判例を「読む」 招待有り
古川伸彦
法学教室 ( 395 ) 頁: 11-19 2013年8月
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過失競合事案における注意義務の重畳関係の論定
古川伸彦
刑法雑誌 52 巻 ( 2 ) 頁: 155-171 2013年4月
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三菱自動車車輪脱落事件上告審決定 招待有り
古川伸彦
判例セレクト2012[Ⅰ](法学教室389号別冊付録) 頁: 29 2013年2月
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いわゆる過失競合事案における過失認定の在り方について 招待有り
古川伸彦
理論刑法学の探究 ( 5 ) 頁: 1-32 2012年5月
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刑法―振り込め詐欺から刑法入門 招待有り
古川伸彦
法学教室 ( 379 ) 頁: 17-23 2012年4月
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スノーボードのジャンプ台からフロントフリップ(前方宙返り)でジャンプ後、ジャンプ台下にいた児童に衝突し、傷害を負わせたことにつき重過失傷害罪に問われたが、重過失は認められないとして無罪が言い渡された事例[松山地判平成22・5・12] 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 29 ) 頁: 108-114 2011年8月
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ドイツにおける事故と過失―医師の刑事責任の限定?― 招待有り
古川伸彦
刑事法ジャーナル ( 28 ) 頁: 22-28 2011年5月
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便名を言い間違えた実地訓練中の航空管制官およびその指導監督者と過失犯―日航機ニアミス事件 招待有り
古川伸彦
平成22年度重要判例解説(ジュリスト臨時増刊1420号) 頁: 196-197 2011年4月
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Tödlicher Unfall bei Feuerwehreinsatz nach Brandstiftung ― Zugleich Besprechung von OLG Stuttgart, Beschluss vom 20.2.2008
古川伸彦
Goltdammer's Archiv für Strafrecht 157 巻 ( 3 ) 頁: 169-181 2010年3月
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暴行の意義 招待有り
古川伸彦
西田典之=山口厚=佐伯仁志(編)『刑法判例百選Ⅱ各論[第6版]』(別冊ジュリスト190号) 頁: 10-11 2008年3月
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予見可能性の意義(1)―北大電気メス事件 招待有り
古川伸彦
西田典之=山口厚=佐伯仁志(編)『刑法判例百選Ⅰ総論[第6版]』(別冊ジュリスト189号) 頁: 102-103 2008年2月
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監禁罪の保護法益 招待有り
古川伸彦
西田典之=山口厚=佐伯仁志(編)『刑法の争点』(Jurist増刊 新・法律学の争点シリーズ2) 頁: 146-147 2007年10月
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時差式信号機の設置された交差点での右折進行と対向直進車両の運転についての信頼の原則[最三小決平成16・7・13]
古川伸彦
ジュリスト ( 1341 ) 頁: 183-187 2007年9月
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過失犯における注意義務の内容
古川伸彦
刑法雑誌 46 巻 ( 3 ) 頁: 47-60 2007年4月
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過失犯における注意義務の内容(4・完)
古川伸彦
法学協会雑誌 123 巻 ( 11 ) 頁: 67-145 2006年11月
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過失犯における注意義務の内容(3)
古川伸彦
法学協会雑誌 123 巻 ( 10 ) 頁: 50-146 2006年10月
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過失犯における注意義務の内容(2)
古川伸彦
法学協会雑誌 123 巻 ( 9 ) 頁: 122-216 2006年9月
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過失犯における注意義務の内容(1)
古川伸彦
法学協会雑誌 123 巻 ( 8 ) 頁: 1-98 2006年8月
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自動車の保管場所の確保等に関する法律11条2項2号・17条2項2号の罪の主観的要件[最二小判平成15・11・21]
古川伸彦
ジュリスト ( 1331 ) 頁: 204-208 2006年5月
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1 刑法110条1項にいう「公共の危険」の意義/2 市街地の駐車場において放火された自動車から付近の2台の自動車に延焼の危険が及んだことなどをもって刑法110条1項にいう「公共の危険」の発生が認められた事例[最三小決平成15・4・14]
古川伸彦
ジュリスト ( 1275 ) 頁: 179-183 2004年9月
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簡易生命保険証書の騙取と詐欺罪の成否[最二小決平成12・3・27]
古川伸彦
ジュリスト ( 1221 ) 頁: 169-173 2002年4月