2025/01/08 更新

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ナダノ ダイタ
灘野 大太
NADANO, Daita
所属
大学院生命農学研究科 応用生命科学専攻 応用生命科学 准教授
大学院担当
大学院生命農学研究科
学部担当
農学部
職名
准教授

学位 1

  1. 博士(医学) ( 1993年6月   福井医科大学 ) 

研究分野 2

  1. ライフサイエンス / 応用生物化学  / Applied Biochemistry

  2. ライフサイエンス / 応用分子細胞生物学  / Applied Molecular Cell Biology

現在の研究課題とSDGs 2

  1. 高等動物における翻訳制御の解明

  2. 乳腺退縮の分子機構

経歴 7

  1. 名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授(職名変更)

    2007年4月

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学大学院生命農学研究科 助教授

    2001年9月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  3. 理化学研究所分子腫瘍学研究室 先任研究員

    2000年4月 - 2001年8月

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    国名:日本国

  4. 理化学研究所分子腫瘍学研究室 研究協力員

    1998年10月 - 2000年3月

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    国名:日本国

  5. バーナム研究所(米国加州ラホヤ) 奨励研究員

    1996年4月 - 1998年9月

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    国名:アメリカ合衆国

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学歴 2

  1. 東京大学   理学系研究科   生物化学専攻

    - 1986年

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    国名: 日本国

  2. 東京大学   理学部   生物化学科

    - 1984年

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    国名: 日本国

 

論文 106

  1. Vitamin C deficiency alters the transcriptome of the rat brain in a glucocorticoid-dependent manner, leading to microglial activation and re duce d neurogenesis

    Goto, S; Kojima, N; Komori, M; Kawade, N; Oshima, K; Nadano, D; Sasaki, N; Horio, F; Matsuda, T; Miyata, S

    JOURNAL OF NUTRITIONAL BIOCHEMISTRY   128 巻   頁: 109608   2024年6月

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  2. Characterization of human Ccser2 as a protein tracking the plus-ends of microtubules.

    Shirai Y, Okuda T, Oshima K, Nadano D

    BMC research notes   16 巻 ( 1 ) 頁: 198   2023年9月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1186/s13104-023-06475-z

    PubMed

  3. Hyaluronan degradation and release of a hyaluronan-aggrecan complex from perineuronal nets in the aged mouse brain

    Sugitani Kei, Egorova Diana, Mizumoto Shuji, Nishio Shunsuke, Yamada Shuhei, Kitagawa Hiroshi, Oshima Kenzi, Nadano Daita, Matsuda Tsukasa, Miyata Shinji

    BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA-GENERAL SUBJECTS   1865 巻 ( 2 ) 頁: 129804   2021年2月

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  4. A pericellular hyaluronan matrix is required for the morphological maturation of cortical neurons

    Takechi Mina, Oshima Kenzi, Nadano Daita, Kitagawa Hiroshi, Matsuda Tsukasa, Miyata Shinji

    BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA-GENERAL SUBJECTS   1864 巻 ( 10 ) 頁: 129679   2020年10月

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  5. Transcription Factor Sox4 as a Potential Player in Mammary Gland Involution

    Shibayama Hirohisa, Yamamoto Tomomi, Oshima Kenzi, Matsuda Tsukasa, Nadano Daita

    DNA AND CELL BIOLOGY   38 巻 ( 10 ) 頁: 1125 - 1133   2019年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1089/dna.2019.4700

    Web of Science

    PubMed

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科研費 5

  1. ふぞろいな翻訳系:哺乳類リボソーム不均一性因子による新規翻訳制御機構の統括的理解

    研究課題/研究課題番号:21K05379  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    灘野 大太

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    真核細胞におけるmRNAの転写後輸送、リボソーム生合成およびリボソームでの翻訳は往々にして別々に解析されてきた。ただ細胞内で必要なmRNAが転写されたとしても、mRNAを核外へさらにリボソームに輸送することならびに必要な量のリボソームを作り細胞質へ輸送することの両者が整う必要があり、加えて翻訳においてリボソームが効率よく機能しなければ、細胞にとって非効率的なばかりでなく、不具合の程度によっては生存能力に深刻な影響を与えうる。この相互のバランスの解明を本研究において進める。
    研究代表者らはリボソームに含まれることで不均一性を担うタンパク質すなわち不均一性因子の同定および機能解析を独自に進めた。この過程において、細胞質においてリボソームに結合しつつmRNA核外輸送やリボソーム生合成との関与を示唆する不均一性因子が明らかにされた。これらから、リボソームが積極的に不均一になることでリボソーム自身での適切な新生タンパク質合成に加えて、このタンパク質合成をバランスよく支えるためにmRNAの転写後輸送やリボソーム自身の生合成までも管理・制御していることが着想された。哺乳類リボソームの不均一性因子による包括的な転写後タンパク質合成制御という観点から「ふぞろいな翻訳系」という新たな研究カテゴリーの創造を目指して当グループで見出した不均一性因子の分析を進めた。特にリボソームに会合するRNA結合タンパク質を軸として、その結合RNAの配列を含め解析に着手した。翻訳系に着目していることから、細胞からのリボソーム、なかでも翻訳中のリボソームであるポリソーム(1本のmRNAにリボソームが多数結合している状態、ポリリボソームとも)を精製して分析する方向性、もう一つの方向性としてRNA結合タンパク質の精製からの進め方についても検討した。これら独立した方向性からより網羅的に解明を進め、また不安定かつ微量な標的RNAを効率よくかつ円滑に次世代配列解析に移行できるよう工夫することで当初目的としたリボソーム会合RNA結合タンパク質の解析が進められた。
    「研究実績の概要」に記載したとおり本研究計画の重要な解析対象であるリボソームの構造不均一性因子およびその関連因子・事項について分析を行ったことからおおむね順調と判断した。
    1年目は上記のとおりおおむね順調に推移したことから、今後とも研究計画にある研究目標の達成をめざず。

  2. 核内リボソーム生合成と細胞質翻訳の機能的連携による新規細胞増殖制御機構の解明

    研究課題/研究課題番号:17K07751  2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    灘野 大太

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4810000円 ( 直接経費:3700000円 、 間接経費:1110000円 )

    リボソームを巡る核内外連携細胞増殖制御機構を解明するためリボソーム構成因子の網羅的探索を行い、mRNA結合能を有するSerbp1を細胞質リボソームの小サブユニットにmRNA非依存的に会合する因子として見出した。このタンパク質には複数のアイソフォームが存在することを示し、アイソフォームに関わらず核内ではリボソーム生合成の場である核小体に、核外では盛んなタンパク質合成を反映するポリソームを含めリボソームに局在することを原理の異なる手法の組み合わせによって示した。他にもリボソーム(前駆体)結合を介してリボソーム生合成と翻訳と結びつけるタンパク質の同定および解析を行った。
    細胞増殖において各種転写因子による転写制御やタンパク質リン酸化等の翻訳後修飾の重要性には膨大な知見の蓄積がある。しかしながらその間に位置する翻訳については、リボソームが進化的に高度に保存されているがゆえに不変であり、よってダイナミックな制御とは無関係と長年信じられてきた。我々は哺乳類リボソームに構造不均一性を見出しこの見方に疑問を投げかけ、今回独自に見出した細胞増殖に関わるリボソーム会合因子により「ふぞろいなリボソーム」をさらに深化・展開させた。こうした新たなメカニズムの解明は翻訳亢進との関係から有用タンパク質産生、またがん細胞増殖との関係から新たな診断・治療への基盤となる。

  3. 哺乳類精巣リボソームの構造不均一性がもたらす新規翻訳制御メカニズムの包括的解明

    2013年4月 - 2016年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  4. 細胞自己複製および翻訳を共に促進する新規特性タンパク質の筋肉老化予防への応用

    2009年4月 - 2012年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  5. 退縮初期の乳および乳腺からの新規生体防御因子のプロテオミクス的同定と機能解析

    2006年4月 - 2008年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)(一般)

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    担当区分:研究代表者 

    科研費

 

担当経験のある科目 (本学) 16

  1. 基礎セミナー

    2023

  2. 生化学4 (G30)

    2021

  3. 分子細胞生物学特論2

    2021

  4. 分子細胞生物学1

    2021

  5. 生物化学1

    2021

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