2025/04/21 更新

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ハヤシ サエコ
林 さえ子
HAYASHI Saeko
所属
大学院医学系研究科 総合保健学専攻 看護科学 講師
学部担当
医学部(保健学科)
職名
講師

研究キーワード 2

  1. 看護教育

  2. がん看護

学歴 3

  1. 名古屋大学   医学系研究科 看護学専攻 博士後期課程

    2019年4月 - 2022年9月

  2. 愛知医科大学   看護学研究科 広域看護学分野専攻 修士課程

    2015年4月 - 2017年3月

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    国名: 日本国

  3. 愛知県立大学   外国語学部   英米学科

    1997年4月 - 2001年3月

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    国名: 日本国

受賞 1

  1. 看護学研究奨励賞

    2022年7月   一般社団法人日本私立看護系大学協会  

    林さえ子

 

論文 21

  1. Care needs of Japanese men for sexual dysfunction associated with prostate cancer treatment 査読有り

    Saeko Hayashi, Kazuki Sato, Fumiko Oishi, Hiromi Fukuda, Yuka Hayama, Shoko Ando

    SUPPORTIVE CARE IN CANCER   31 巻 ( 7 )   2023年7月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:SPRINGER  

    PurposeProstate cancer (PC) treatment causes sexual dysfunction (SD) and alters fertility, male identity, and intimate relationships with partners. In Japan, little attention has been paid to the importance of providing care for SD associated with PC treatment. This study is aimed at clarifying the care needs of Japanese men regarding SD associated with PC treatment.MethodsOne-to-one semi-structured interviews were conducted with 44 PC patients to identify their care needs. Data were analyzed using thematic analysis.ResultsFour core categories emerged from the analysis. (1) "Need for empathy from medical staff regarding fear of SD": patients had difficulty confiding in others about their sexual problems, and medical staff involvement in their SD issues was lacking. (2) "Need for information that provides an accurate understanding of SD and coping strategies before deciding on treatment": lack of information about SD in daily life and difficulty understanding information from medical institutions, caused men to regret their treatment. (3) "Need for professional care for individuals and couples affected by SD": men faced loss of intimacy because of their partners' unwillingness to understand their SD issues or tolerate non-sexual relationships. (4) "Need for an environment that facilitates interaction among men to resolve SD issues": men felt lonely and wanted to interact with other patients about their SD concerns.ConclusionThese findings may help form care strategies tailored to these needs and applicable to other societies with strong traditional gender norms.

    DOI: 10.1007/s00520-023-07837-w

    Web of Science

  2. Sexual dysfunction associated with prostate cancer treatment in Japanese men: a qualitative research 査読有り

    Saeko Hayashi, Fumiko Oishi, Kazuki Sato, Hiromi Fukuda, Shoko Ando

    Supportive Care in Cancer     2022年1月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Springer Science and Business Media {LLC}  

    <jats:title>Abstract</jats:title><jats:sec>
    <jats:title>Purpose</jats:title>
    <jats:p>We investigated the experiences of Japanese men with sexual dysfunction associated with various prostate cancer treatments.</jats:p>
    </jats:sec><jats:sec>
    <jats:title>Methods</jats:title>
    <jats:p>We included 38 Japanese men who underwent the following initial treatments for prostate cancer: radical prostatectomy (<jats:italic>n</jats:italic> = 10), external beam radiotherapy (<jats:italic>n</jats:italic> = 12), brachytherapy (<jats:italic>n</jats:italic> = 5), and androgen deprivation therapy (<jats:italic>n</jats:italic> = 11). Semi-structured interviews were conducted regarding sexual dysfunction associated with prostate cancer treatment. Data were analyzed using a content analysis method. To obtain a unique experience for each treatment, we confirmed and organized the treatment method from which the code that constituted each category was derived. The category reliability was calculated based on Scott’s formula for the matching rate of the classification by three qualitative researchers. The criterion for good reliability was set at 70%.</jats:p>
    </jats:sec><jats:sec>
    <jats:title>Results</jats:title>
    <jats:p>Japanese men with sexual dysfunction associated with prostate cancer treatments experienced the following: a desire to maintain sexual function and conflict in decision-making concerning the initial treatment for prostate cancer; a loss of values related to sexual dysfunction; an uncertainty regarding the consequences of sexual dysfunction; a sense of calm with fewer adverse effects of sexual dysfunction at the early treatment stage; an effort to accept sexual dysfunction; and management of their changed body at the later treatment stages. The concordance rates for the categories were 70% and 78%. Additionally, there were glimpses of experiences common to all treatments and trends in treatment-specific experiences.</jats:p>
    </jats:sec><jats:sec>
    <jats:title>Conclusion</jats:title>
    <jats:p>It is necessary to provide care based on the experience of Japanese men with sexual dysfunction after prostate cancer treatment.</jats:p>
    </jats:sec>

    DOI: 10.1007/s00520-021-06728-2

  3. 前立腺がん治療に伴う性機能障害への支援における看護師の相反する2つの態度とその背景 査読有り

    林 さえ子, 大石 ふみ子, 安藤 詳子

    日本がん看護学会誌   35 巻   頁: 187 - 197   2021年6月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(一社)日本がん看護学会  

    本研究は,前立腺がん治療に伴う性機能障害への看護支援の実情を明らかにすることを目的とし,前立腺がんに関わる部署で3年以上勤務経験をもつ看護師10名に,性機能障害への関わりとその背景について半構成的面接を実施し得たデータを質的帰納的に分析した.看護師の関わりは[性機能障害を抱えた患者を受け容れ問題解決に向かう]態度と[前立腺がん患者の性機能障害の支援に踏み込まない]態度に大別された.{性機能障害を抱えた患者を受け容れ問題解決に向かわせるもの}には【看護師自身の志向や都合にかかわらず患者の性機能障害に向き合う姿勢】【関わりの辛さを傾聴・共感する看護師同士の支え合い】が示されていた.一方{前立腺がん患者の性機能障害の支援に踏み込みにくくさせるもの}には【性機能障害に対する看護師の思い込みや無関心】などの[看護師の背景],【性機能障害を医療者に発信することへの不安と恐れ】などの[考えられる患者の背景],【性機能障害に関わるための基礎・卒後教育の未整備】などの[性機能障害に関わるシステムの未整備]が示されていた.支援の促進に向け,性機能障害に関わる専門家の育成とチーム医療体制の構築,性の看護に対する看護師個々の感情に理解を示す職場風土の形成,前立腺がん患者の性機能障害に対応できる教育システムの構築,性機能障害に着目したマニュアル・ツールの作成,性に関わる倫理・行動規範の明示と遵守が必要である.(著者抄録)

  4. 【根拠がわかる治療とケアのベストプラクティス】(第IV章)がん患者へのケアとエビデンス 患者の安楽の追求とエビデンス セクシュアリティ

    大石 ふみ子, 林 さえ子

    がん看護   24 巻 ( 2 ) 頁: 200 - 204   2019年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(株)南江堂  

  5. 前立腺がん治療に伴う性機能障害と看護に関する文献検討 査読有り

    林 さえ子, 大石 ふみ子

    中部大学生命健康科学研究所紀要   14 巻   頁: 81 - 91   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:中部大学生命健康科学研究所  

    我が国の前立腺がん治療に伴う性機能障害と看護研究についてレビューを実施した結果、以下の4点が明らかになった。(1)2005年以降において、前立腺がんに関する看護研究は、前立腺がん罹患者数の増加や治療の発展に比して少ない。(2)前立腺がん治療に伴う性機能障害は、患者に大きな喪失感を引き起こす。性欲や勃起能力といった自己の性に対しての自己評価は、自尊感情にも影響し、さらには社会との関わりの変化をもたらす。患者は各々の方法でそれらに対処しているが、妻をはじめとした他者と性機能障害に関する自己の気持ちについて思いや考えを共有したりするところまでは至っていない。妻も性機能障害を抱え落胆している夫を支えたい気持ちを持つものの、手術後の性生活について夫と話し合いたいとは考えておらず、性機能障害は前立腺がん患者にとって重要な課題といえる。(3)前立腺がん治療に伴う性機能障害に対する看護介入についての研究はわずかであり、看護師の性機能障害への介入自体が少なく、前立腺がん患者の性機能障害への具体的介入の検討は不足している。(4)前立腺がん治療を受ける患者の性機能障害に対する看護介入の実際の状況と介入の促進・阻害要因を詳細に調査し、看護師への働きかけを行うことが必要である。(著者抄録)

  6. シンガポールでの国際看護学海外研修-準備と学び 査読有り

    西川まり子, 林さえ子, 高田みなみ, 篠崎惠美子, 倉田節子

    日本ヒューマンヘルスケア学会誌   5 巻 ( 2 ) 頁: 119 - 126   2020年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本ヒューマンヘルスケア学会  

  7. 養護教諭学生の食物アレルギーのアナフィラキシー対応におけるエピペン投与に関する臨床判断の傾向 動画分析と自由記述からの考察 査読有り

    小川 真由子, 福田 博美, 藤井 紀子, 三尾 弘子, 林 さえ子, 水野 昌子

    東海学校保健研究   43 巻 ( 1 ) 頁: 161 - 171   2019年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東海学校保健学会  

    養護教諭学生の食物アレルギーのアナフィラキシー対応におけるエピペン投与に関する臨床判断の動向を明らかにすることを目的に、養護教諭を目指すA大学の2年生女子学生22名を対象に、高機能シミュレータを用いて気管支喘息を病歴にもつ子どもの学校における食物アレルギー対応のシミュレーションを実施し、学生の対応の動画とリフレクションシートへの記述内容から、エピペン投与に関連する臨床判断の傾向を検討した。シミュレーションは、小学1年生男児が給食後に息苦しさを訴えた内容で、対象児童が食物アレルギーと気管支喘息の病歴をもつことから、その判別に至った臨床判断が問われた。学生を3〜4名の6グループに分け、事例呈示の後、グループでどのような保健室対応を行うか話し合い、グループの一人が養護教諭役として10分以内に対応した。その結果、エピペン投与に関連する以下の2つを含む4つの傾向が明らかになった。1)子どもの息苦しさに対して、まず呼吸器症状に着目して対応を進めていくべきところを、呼吸器系のアセスメントを十分に行っていないため、気管支喘息と食物アレルギーのアナフィラキシー症状との判別がつかず、エピペン投与の判断材料につながっていなかった。2)気管支喘息とアナフィラキシー症状の判別を、食物アレルギー特有の皮膚症状と血圧低下などの情報により行ったことで、早期のエピペン投与につながっていた。

  8. 国際看護学から視るシンガポールの医療と看護師たちの挑戦 International Council of Nurses Congress 2019 査読有り

    西川 まり子, 若園 尚美, 安達 美穂, 林 さえ子, 高田 みなみ

    日本ヒューマンヘルスケア学会誌   4 巻 ( 2 ) 頁: 61 - 69   2019年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本ヒューマンヘルスケア学会  

  9. 養護教諭養成課程における臨床判断能力を育成するシミュレーション教育プログラムの提案と評価 査読有り

    林 さえ子, 福田 博美, 小川 真由子, 藤井 紀子, 三尾 弘子, 水野 昌子

    愛知教育大学研究報告. 教育科学編   ( 68 ) 頁: 37 - 44   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知教育大学  

    本研究は、養護教諭養成課程の学生の臨床判断能力を育成するためのシミュレーション教育プログラムの提案、および、作成したプログラムを評価したものである。養護教諭養成課程の学生の臨床判断能力を育成するシミュレーション教育プログラムを実施・評価し以下のことが明らかになった。本教育プログラムは、学生の臨床判断能力の獲得に関する自己評価は低かったものの、学生の臨床判断能力を向上させる意欲を高めるものであった。今後、学生の臨床判断能力に関する自己評価の根拠を明らかにし、臨床判断能力に影響している要因を、教育システムに反映させていく必要性、シミュレーション教育が行える環境を整備し実践的な学習を継続していく必要性が示唆された。

    CiNii Books

  10. 「開腹術後患者疑似体験教材」を用いた術後早期離床演習の医療安全教育としての有効性 査読有り

    林 さえ子

    愛知県看護教育研究学会誌   ( 22 ) 頁: 10 - 16   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知県看護教育研究学会  

    本研究は「開腹術後患者疑似体験教材(意匠登録第1546085号)」を用いた術後早期離床演習の医療安全教育としての有効性を検討するために、学生の学びを明らかにすることを目的とした。研究協力を依頼した学生76名全員から同意を得られた(有効回答率100%)。育成された術後早期離床援助時の危険認識力はルートトラブルにつながる状況、転倒につながる状況、患者自身で前方の危険認知がされていない状況、疼痛の増強につながる状況、寝衣がはだけ羞恥心につながる状況であった。危険認識と危険回避の方法の間に存在する危険回避の判断についての記述はなかった。開腹術後患者疑似体験教材を用いた早期離床演習により学生の学んだ危険認識と危険回避の方法から、なぜそれが危険なのか、逸脱すればどのような危険が起こるのか発問し、学生の考えを表出させることで、危険回避の判断力を深める学習につなげる必要性が示唆された。(著者抄録)

  11. 臨地実習を含むウェブログ投稿文の計量的分析 看護専門学校生と看護大学生の比較から 査読有り

    東 元子, 福田 博美, 林 さえ子, 松橋 俊太, 高木 久美子

    愛知県看護教育研究学会誌   ( 22 ) 頁: 30 - 39   2019年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知県看護教育研究学会  

    本研究は、臨地実習がおよぼす看護学生全体への影響を把握するため、3年課程の看護専門学校の学生と4年制の看護大学の学生のブログ投稿文を計量的に分析した。検索エンジンから検出されたブログのうち、看護専門学校カリキュラム第4次改正以降の2012年から2018年の専門学校生10名(791日)と大学生9名(797日)のブログを分析対象とした。ブログ記事における専門校学生と大学生の分析結果では、総頻出語および5品詞(名詞・サ変名詞・形容動詞・動詞・形容詞)の上位10位までのうち6割以上が専門学校生と大学生に共通であり、ネガティブな内容を6割以上の日に記述をするといった共通性があった。特に、サ変名詞では「看護」が専門学校生と大学生と共に1位であり、看護観の確立を目指す思いは同じであるといえた。一方、大学生の方が専門学校生より15%以上ポジティブな内容を記述している日が多かったことや、「寝る」「先生」について関連語検索の共起ネットワークの形成に明らかに違いがあった。臨地実習というストレスが多い状況は、先生の社会的支持の有無や、多様な対処行動で危機状態のバランスを保てる可能性が示唆された。(著者抄録)

  12. 養護教諭養成課程の学生における高機能患者シミュレータを用いた脈拍観察の学習効果 自信の評価からの考察 査読有り

    小川 真由子, 福田 博美, 藤井 紀子, 林 さえ子, 永石 喜代子, 植田 ひろみ, 水野 昌子, 三尾 弘子

    東海学校保健研究   42 巻 ( 1 ) 頁: 41 - 48   2018年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東海学校保健学会  

  13. 養護教諭における脈拍のシミュレーション教育プログラムを用いた研修の評価 査読有り

    藤井 紀子, 福田 博美, 小川 真由子, 永石 喜代子, 三尾 弘子, 植田 ひろみ, 水野 昌子, 林 さえ子

    愛知教育大学研究報告. 教育科学編   67 巻 ( 1 ) 頁: 145 - 151   2018年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知教育大学  

    CiNii Books

  14. ロールプレイ・模擬患者を活用した看護のシミュレーション教育に関する文献検討 看護実践能力に着目した論文タイトルのテキスト分析 査読有り

    林 さえ子, 福田 博美, 小川 真由子, 三尾 弘子, 藤井 紀子, 植田 ひろみ, 水野 昌子, 永石 喜代子

    愛知県看護教育研究学会誌   ( 21 ) 頁: 22 - 31   2018年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知県看護教育研究学会  

    「ロールプレイ」と「模擬患者」を活用した「シミュレーション教育」により育成されている「看護実践能力」について文献検討し、以下のことが明らかになった。1)「ロールプレイ」と「模擬患者」の論文数は「医学・歯学教育改革」や「第4次カリキュラム改正」などの影響を受け、学習内容や教育方法はその時代の社会のニーズに合わせ、研究・検討されていた。2)『看護実践能力』の5つの能力群において「ロールプレイ」と「模擬患者」の研究は異なる特徴を示した。(1)「ロールプレイ」は【I群:ヒューマンケアの基本的な能力】【III群:健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復に関わる実践能力】の学習に多く活用されていた。(2)「模擬患者」は【II群:根拠に基づき看護を計画的に実践する能力】に多く活用されていた。(3)【IV群:ケア環境とチーム体制整備能力】【V群:専門職者として研鑽し続ける基本能力】の学習には「ロールプレイ」や「模擬患者」の活用は少ないが、2009年以降やや増加していた。今後のシミュレーション教育の研究は【IV群:ケア環境とチーム体制整備能力】【V群:専門職者として研鑽し続ける基本能力】への活用を検討し、医療チームに必要とされる能力を強化し医療過誤防止を目指し発展していく可能性がある。(著者抄録)

  15. 看護学生の臨地実習を含むウェブログ投稿文の計量的分析 健康の視点から 査読有り

    東 元子, 福田 博美, 林 さえ子

    愛知県看護教育研究学会誌   ( 21 ) 頁: 10 - 16   2018年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:愛知県看護教育研究学会  

    本研究は、看護専門学校の学生に焦点をあて、心身のサポート体制を考えるために、ブログの投稿文の内容分析を行い、学業継続に困難を感じた要因を明らかにすることを目的とした。「ブログand看護学生and臨地実習」のキーワードで検索し、2012年〜2017年に書かれた10名の記述についてKH Coder3を用いて計量的に分析した。分析の結果、看護学生は、臨地実習を通じて自己の看護観の確立、教員・患者・学生間の人間関係、記録を書くことに大変さや辛さを感じ、眠れなかったり泣いたりするような思いをしていた。自己実現に向けて葛藤をしている学生に対し、基本的欲求を充足させ、かつ心身の安定が図れるよう教員のサポートが必要である。人間関係構築のサポートと実習記録の書きやすさの改善が看護学生の心身のサポートになることが示唆された。(著者抄録)

  16. 気管吸引の技術演習による学生の学び 安全かつ患者の苦痛に配慮した的確な気管吸引技術の習得に向けて 査読有り

    林 さえ子, 大熊 美世志, 江尻 晴美, 牧野 典子

    JNI: The Journal of Nursing Investigation   15 巻 ( 1-2 ) 頁: 11 - 18   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:徳島大学医学部  

    A看護系大学3年次4月から7月に開講されている「成人看護学実習」の1単元「気管吸引」の授業を履修した学生106名を対象に、気管吸引モデルを用いた気管吸引の技術演習後、提出を求めたレポートを分析し、学生の学びについて明らかにした。レポートの内容は、「看護師として吸引を行う上で配慮すべき大切なこと」について自由記述されたものであり、そのレポートをテキスト分析した。分析の結果、看護学生が「看護師として吸引を行う上で配慮すべき大切なこと」として考えた内容は、「吸引を受ける患者の理解」「吸引を受ける患者に寄り添った声掛け」「吸引に伴う合併症を理解した負担の少ない手技」「吸引の全過程における患者の状態観察とアセスメント」「患者の意思表明を考慮した吸引の実施」「効果のある確実な吸引技術」の六つのドメインに統合された。講義・演習・レポートに加え、学生個々の記述をグループで共有し看護としての妥当性・過不足の面から検討する教育の必要性が示唆された。

  17. 養護教諭養成課程における臨床判断能力を向上させるためのシミュレーション教育の検討 : 高機能患者シミュレーターを用いた一次救命処置のプログラムに関して 査読有り

    小川 真由子, 福田 博美, 佐藤 伸子, 藤井 紀子, 三尾 弘子, 水野 昌子, 植田 ひろみ, 林 さえ子, 永石 喜代子, 葛西 敦子, 山田 玲子

    鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要. 人文科学・社会科学編   ( 1 ) 頁: 143 - 158   2018年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部  

    養護教諭の重要な役割の一つに救急処置があげられる。学校で行われる救急処置には臨床判断が必要であり、その能力向上にはシミュレーション教育が重要であると考える。そこで、養護教諭養成課程における学生を対象として、高機能患者シミュレーターを用いた一次救命処置における臨床判断のシミュレーション教育プログラムを作成した。このプログラムを受講した学生の一次救命処置の修得状況および、臨床判断の特徴について検討したところ、次のことが明らかとなった。タスクトレーニング型のシミュレーション教育では、「気づき」に関する教育効果は認められた。しかし、そこから得られた情報を「解釈」し、「反応」、「省察」につながる臨床判断能力の向上のためには、高機能患者シミュレーターを用いることによって望ましい教育効果が期待できることが分かった。

  18. 養護教諭教育における看護技術修得のためのシミュレーション教育の必要性 / 文献検討による一考察 査読有り

    小川 真由子, 福田 博美, 水野 昌子, 藤井 紀子, 三尾 弘子, 永石 喜代子, 植田 ひろみ, 林 さえ子

    生活コミュニケーション学研究所年報 生活コミュニケーション学   ( 8 ) 頁: 35 - 46   2017年12月

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    記述言語:日本語  

    教育方法における改革がすすむ中で、アクティブラーニング型の授業が重要視され、知識重視から能力重視の教育へ関心が高まっている。中でも実践力が問われる医療分野においては、学習者の知識と技術の統合を可能とするシミュレーション教育が注目されている。本稿においては、養護教諭に必要な看護技術の修得についてシミュレーション教育を用いた効果的な教育内容の検討を行うことを目的に、文献検討を行った。その結果、看護教育においては、シミュレーションを活用した研究報告が数多く検索され、その教育効果が確認できた。しかし、養護教諭教育においては研究報告が少なく、教育効果について十分な検証がされていなかった。学校現場において的確な判断が必要となる養護教諭にとって根拠のある実践力を培うためには、看護教育と同等にシミュレーション教育の教育効果についてのさらなる検証の必要性が示唆された。

    CiNii Books

  19. 看護のシミュレーション教育のロールプレイに関する文献検討-論文タイトルのテキストマイニング(KH Coder)を用いた分析- 査読有り

    三尾 弘子, 林 さえ子, 福田 博美, 藤井 紀子, 小川 真由子, 水野 昌子, 植田 ひろみ, 永石 喜代子

    中部学院大学・中部学院大学短期大学部教育実践研究   3 巻 ( 1 ) 頁: 215 - 222   2017年12月

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    記述言語:日本語  

  20. 養護教諭のための高機能患者シミュレーターを用いた教育プログラムの開発 : 現職養護教諭における緊急時の脈拍観察に関する研修の提案 査読有り

    福田 博美, 藤井 紀子, 小川 真由子, 林 さえ子, 植田 ひろみ, 三尾 弘子, 水野 昌子, 永石 喜代子, 葛西 敦子, 佐藤 伸子, 山田 玲子

    弘前大学教育学部紀要   ( 118 ) 頁: 141 - 148   2017年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:弘前大学教育学部  

    緊急時には,生命維持の徴候を把握することがきわめて重要である。そのため養護教諭は,脈拍を正確に測定する必要がある。養護教諭養成教育においては,高機能患者シミュレーターを用いた研究報告はなく,緊急時の脈拍測定が正しくできているか検証がされていない。そこで,本研究では,養護教諭の脈拍測定に関する文献検討を行った。CiNii Article にて「養護教諭」と「脈拍測定」で文献を検討した結果6編を検出した。分析した結果,「養護教諭は,バイタルサインを生命徴候を表す客観的な情報として捉えていない」,「バイタルサインが子供の健康状態を判断する基準としている養護教諭が少ない」,「学生が正確に不整脈を観察できたているか評価されていない」,「学生が自分の測定結果を判断してない」の4つの問題が明らかとなった。これらを解決するために,養護教諭のための高機能患者シミュレーターを用いた緊急時の脈拍観察のシミュレーション教育の研修方法を提案した。

    CiNii Books

    その他リンク: http://hdl.handle.net/10129/6284

  21. 気管内吸引の学内技術演習から得た学生の学び 患者の苦痛に配慮した技術習得に向けて 査読有り

    滝沢 美世志, 江尻 晴美, 林 さえ子, 牧野 典子

    中部大学生命健康科学研究所紀要   13 巻   頁: 58 - 65   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:中部大学生命健康科学研究所  

    本研究の目的は、3年次前期に開講された科目;「成人看護学実習」において、モデル人形を使用した口腔内、鼻腔内、気管内吸引の学内技術演習から得た学生の学びを明らかにすることである。対象は本学保健看護学科に在籍し、「成人看護学実習」を受講した学生とし、講義および学内技術演習終了後に吸引される患者の立場から気づいた内容、看護師の立場から学んだ内容について学生が自由記述したレポートを用いてテキスト分析を行った。その結果、学生は吸引される患者の身体的・心理的状況について、患者の立場になり、患者の苦痛を中心としたさまざまな思いを表現していた。また、吸引前から吸引後まで時間を追って患者の状況について推し量り表現していた。さらに、臨地実習を少ないながらも経験したことで患者の思いに寄り添うだけでなく、看護師として何ができるか、何をするべきかという視点も芽生え始めていることが明らかになった。このことから、患者の苦痛に配慮した安全で的確な吸引技術を習得するための効果的な教育の実施に向けて、根拠に基づいた吸引技術の基本、合併症の理解とともに具体的な事例のイメージができるような提示についても工夫が必要であることが示唆された。(著者抄録)

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書籍等出版物 1

  1. 成人がん看護学

    安藤 詳子( 担当: 分担執筆)

    理工図書  2022年6月  ( ISBN:9784844609124

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    総ページ数:10, 305p   記述言語:日本語

    CiNii Books

講演・口頭発表等 23

  1. Care needs of Japanese men for sexual dysfunction associated with prostate cancer treatment 招待有り

    Saeko Hayashi, Kazuki Sato, Fumiko Oishi, Hiromi Fukuda, Shoko Ando

    The 16th congress of Asia-Oceania federation for sexology  2022年8月20日 

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    開催年月日: 2022年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  2. SEXUAL DYSFUNCTION ASSOCIATED WITH PROSTATE CANCER TREATMENT IN JAPANESE MEN

    Saeko Hayashi, Shoko Ando

    International Conference on Cancer Nursing  2022年 

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    開催年月日: 2022年2月

  3. Patients’ Perception of Sexual Dysfunction Following External Beam Radiation Therapy for Prostate Cancer

    Saeko Hayashi, Shoko Ando, Fumiko Oishi

    5th Asian Oncology Nursing Society Conference  2021年11月18日 

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    開催年月日: 2021年11月

  4. 前立腺がんホルモン療法に伴う性機能障害に関する患者の体験

    林 さえ子, 安藤 詳子

    日本がん看護学会学術集会  2021年2月  (一社)日本がん看護学会

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    開催年月日: 2021年2月

    記述言語:日本語  

  5. 前立腺がん手術に伴う性機能障害に関連する患者の体験

    林さえ子, 安藤詳子, 大石ふみ子

    日本看護研究学会第46回学術集会  2020年9月28日 

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    開催年月日: 2020年9月 - 2020年11月

  6. Patient experience in sexual dysfunction related to localized prostate cancer treatment

    Saeko Hayashi, Shoko Ando, Fumiko Oishi

    The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science  2020年2月28日 

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    開催年月日: 2020年2月

  7. 限局性前立腺がん治療に伴う性機能障害に関連するケアニード PLISSTモデルによる検討

    林さえ子, 安藤詳子, 大石ふみ子

    第34回日本がん看護学会学術集会  2020年2月22日 

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    開催年月日: 2020年2月

  8. 養護教諭学生の食物アレルギーのアナフィラキシー対応におけるエピペン投与に関する臨床判断の傾向 動画分析と自由記述からの考察

    小川 真由子, 福田 博美, 藤井 紀子, 三尾 弘子, 林 さえ子, 水野 昌子

    東海学校保健研究  2019年10月  東海学校保健学会

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語  

    養護教諭学生の食物アレルギーのアナフィラキシー対応におけるエピペン投与に関する臨床判断の動向を明らかにすることを目的に、養護教諭を目指すA大学の2年生女子学生22名を対象に、高機能シミュレータを用いて気管支喘息を病歴にもつ子どもの学校における食物アレルギー対応のシミュレーションを実施し、学生の対応の動画とリフレクションシートへの記述内容から、エピペン投与に関連する臨床判断の傾向を検討した。シミュレーションは、小学1年生男児が給食後に息苦しさを訴えた内容で、対象児童が食物アレルギーと気管支喘息の病歴をもつことから、その判別に至った臨床判断が問われた。学生を3〜4名の6グループに分け、事例呈示の後、グループでどのような保健室対応を行うか話し合い、グループの一人が養護教諭役として10分以内に対応した。その結果、エピペン投与に関連する以下の2つを含む4つの傾向が明らかになった。1)子どもの息苦しさに対して、まず呼吸器症状に着目して対応を進めていくべきところを、呼吸器系のアセスメントを十分に行っていないため、気管支喘息と食物アレルギーのアナフィラキシー症状との判別がつかず、エピペン投与の判断材料につながっていなかった。2)気管支喘息とアナフィラキシー症状の判別を、食物アレルギー特有の皮膚症状と血圧低下などの情報により行ったことで、早期のエピペン投与につながっていた。

  9. 臨地実習を含むウェブログ投稿文の計量的分析 看護専門学校生と看護大学生の比較から

    東 元子, 福田 博美, 林 さえ子, 松橋 俊太, 高木 久美子

    愛知県看護教育研究学会誌  2019年3月  愛知県看護教育研究学会

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    開催年月日: 2019年3月

    記述言語:日本語  

    本研究は、臨地実習がおよぼす看護学生全体への影響を把握するため、3年課程の看護専門学校の学生と4年制の看護大学の学生のブログ投稿文を計量的に分析した。検索エンジンから検出されたブログのうち、看護専門学校カリキュラム第4次改正以降の2012年から2018年の専門学校生10名(791日)と大学生9名(797日)のブログを分析対象とした。ブログ記事における専門校学生と大学生の分析結果では、総頻出語および5品詞(名詞・サ変名詞・形容動詞・動詞・形容詞)の上位10位までのうち6割以上が専門学校生と大学生に共通であり、ネガティブな内容を6割以上の日に記述をするといった共通性があった。特に、サ変名詞では「看護」が専門学校生と大学生と共に1位であり、看護観の確立を目指す思いは同じであるといえた。一方、大学生の方が専門学校生より15%以上ポジティブな内容を記述している日が多かったことや、「寝る」「先生」について関連語検索の共起ネットワークの形成に明らかに違いがあった。臨地実習というストレスが多い状況は、先生の社会的支持の有無や、多様な対処行動で危機状態のバランスを保てる可能性が示唆された。(著者抄録)

  10. Practical Nursing Skill in Basic Nursing Education Using Simuration in Japan: A Literature Review

    Yukari Sato, Masaki Ito, Naoki Morimoto, Jun Funaki, Saori Ueno, Saeko Hayashi

    26th. EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholar)  2023年3月 

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    開催年月日: 1923年3月 - 2023年3月

  11. Effect of teachers’ behaviors on the awareness of nursing students regarding their own health conditions during clinical practicum

    Motoko Azuma, Hiromi Fukuda, Saeko Hayashi

    The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science  2020年2月28日 

  12. 養護教諭養成課程学生の臨床判断能力を育成するシミュレーション教育プログラムの評価

    林さえ子, 小川真由子, 藤井紀子, 福田博美, 水野昌子, 三尾弘子

    第61回東海学校保健学会学術集会  2018年9月 

  13. 養護教諭養成におけるシミュレーション教育について

    小川 真由子, 福田 博美, 藤井 紀子, 林 さえ子, 植田 ひろみ, 三尾 弘子, 水野 昌子, 永石 喜代子

    東海学校保健学会  2017年9月 

  14. 臨地実習を乗り越えた看護学生の健康管理 -欠席とレジリエンスに着目して-

    福田博美, 東 元子, 髙木久美子, 林さえ子

    第31回愛知県看護教育研究学会  2022年10月15日 

  15. 看護のシミュレーション教育のロールプレイと模擬患者に関する文献検討:テキストマイニングを用いて

    三尾 弘子, 林 さえ子, 福田 博美, 小川 真由子, 藤井 紀子, 植田 ひろみ, 水野 昌子, 永石 喜代子

    第26回愛知県看護教育研究学会  2017年10月 

  16. 我が国の看護基礎教育課程におけるシミュレータを活用した看護シミュレーション教育の現状と展望

    佐藤ゆかり, 森本直樹, 伊藤真規, 船木淳, 上野沙織, 林さえ子

    第4回 日本看護シミュレーションラーニング学会学術集会  2023年2月18日 

  17. 女子中学生の性行動と電子機器の使用についてCOVID-19流行前後の変化

    高木久美子, 福田博美, 小川真由子, 林さえ子

    第67回日本学校保健学会2021  2021年11月6日 

  18. 前立腺がん治療に伴う性機能障害に対する看護の実践状況のPLISSITモデルを用いた検討

    林さえ子, 大石ふみ子

    日本「性とこころ」関連問題学会  2018年6月 

  19. 前立腺がん治療に伴う性機能障害に対する看護の介入状況と介入の促進・阻害要因

    林さえ子, 大石ふみ子

    第43回日本看護研究学会  2017年8月 

  20. 「開腹術後患者疑似体験教材」を用いた術後早期 離床演習の医療安全教育としての有効性

    林さえ子

    第27回愛知県看護教育研究学会  2018年10月 

  21. Teacher’s viewpoint on evaluation of “individuality-inclusive patient education”

    林さえ子

    TNMC&WANS International nursing research conference 2017  2017年10月 

  22. Status nursing intervention for sexual dysfunction in patients receiving treatment for prostate cancer and the factors encouraging and inhibiting this intervention

    林さえ子, 大石ふみ子

    20th. EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholar)2017  2017年3月 

  23. PLISSIT model-based examination of nursing intervention into sexual dysfunction caused by prostate cancer treatment.

    林さえ子

    22nd. EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholar)2019  2019年1月 

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Works(作品等) 3

  1. ナーススタディ:看護師のためのオンラインセミナー セクシュアリティの本質と看護における課題と展望①セクシュアリティとは

    林さえ子

    2022年7月
    -
    現在

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    作品分類:Web Service  

  2. ナーススタディ:看護師のためのオンラインセミナー セクシュアリティの本質と看護における課題と展望③セクシュアリティのニーズへのかかわり方

    林さえ子

    2022年7月
    -
    現在

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    作品分類:Web Service  

  3. ナーススタディ:看護師のためのオンラインセミナー セクシュアリティの本質と看護における課題と展望②セクシュアリティに関する患者のニーズ

    林さえ子

    2022年7月
    -
    現在

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    作品分類:Web Service  

その他研究活動 3

  1. 認定看護管理者教育ファーストレベル修了

  2. 愛知県看護教員養成講習会(1年)修了

  3. 中・高第1種教員免許(外国語)

科研費 4

  1. 前立腺がん治療に伴う性機能障害の苦悩:要因の解明と看護の新たな道

    研究課題/研究課題番号:24K13847  2024年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    林 さえ子,安藤詳子,佐藤一樹,大石ふみ子,安井孝周,惠谷俊紀,有光興記

  2. チーム体制を理解し活用する基礎的能力・専門職として研鑽し続ける基礎能力・学生の臨床判断能力を育成する周術期シミュレーション教育プログラムの検討

    2022年5月 - 2023年3月

    愛知医科大学  看護学部共同研究費  愛知医科大学看護学部共同研究費

    林さえ子, 佐藤ゆかり, 伊藤真規, 森本直樹, 船木淳, 上野沙織, 福田博美, 大石ふみ子

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

  3. 前立腺がん治療に伴う性機能障害を支える患者と家族への情報提供ツールの検討

    研究課題/研究課題番号:20K10773  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    林 さえ子, 安藤 詳子, 大石 ふみ子, 佐藤 一樹, 福田 博美, 加藤 亜妃子

      詳細を見る

    本研究の目的は、前立腺がん治療に伴う性機能障害を支える患者と家族への情報提供ツールを検討することである。
    令和3年度は、前立腺がんの初期治療として手術/外照射療法/小線源治療/ホルモン療法の単独治療を受けた日本人男性の性機能障害にまつわる体験に関する以下の調査結果を論文化した。①対象者は調査時の年齢が50歳~84歳の38名であり,初期治療方法は,手術10名、外照射療法12名、小線源治療5名、ホルモン療法11名であった。②性機能障害にまつわる体験は,診断期の「前立腺がん初期治療法決定時の性機能維持したい強い気持ちと葛藤」,治療初期の「治療に伴い生じた性機能障害に端を発する価値の喪失」「治療による性機能障害の転機がわからない不確かさ」「性機能障害の悪影響が少ない平穏」「治療後期の性機能障害を受け入れる努力」「変化した身体の管理」の6大カテゴリに統合された。③治療による身体的な性機能障害は,すべての治療法に共通するものと,特定の治療特有のものがみられ,それぞれ患者の体験に影響していることがうかがえた。
    また,前立腺がん看護に3年以上携わっている看護師を対象とした前立腺がん治療に伴う性機能障害への看護支援の実情について以下の調査結果を論文化した。①対象者は男性1名,女性9名の10名で,配属部署は化学療法室2名,がん相談支援センター2名,泌尿器科病棟5名,泌尿器が外来1名であった。②看護師の関わりは「性機能障害を抱えた患者を受け入れ問題解決に向かう態度」と「前立腺がん患者の性機能障害に踏み込まない態度」に大別された。③「自身の志向や都合に関わらず患者の性機能障害に向き合う姿勢」「看護師同士の支え合い」「性機能障害に対する思い込みや無関心」「性機能障害に関わるための教育の未整備」などがそれぞれの態度に影響していることがうかがえた。

  4. 前立腺がん治療に伴う性機能障害を支える看護モデルの検討

    研究課題/研究課題番号:16K15912  2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

    林 さえ子, 大石 ふみ子, 葉山 有香, 安藤 詳子

      詳細を見る

    本研究目的である、前立腺がん治療に伴う性機能障害に対し支援のできる看護モデルを作成するために、平成30年度は、平成29年度までに調査した内容を、看護師が性に関するアセスメントやケアを提供するために開発された「性に関する相談を受け入れることの明示」「基本的情報の提供」「個別的アドバイスの提供」「集中的治療」の4段階から成るPLISSITモデル(Annon JS,1981)に基づき検討した。
    PLISSITモデル1段階では【前立腺がん患者に性機能障害の表出を促す】【患者が安心して性機能障害を語れるよう信頼関係の維持・構築に努める】形で受け入れがある一方で【前立腺がん患者に性機能障害の表出を促さない】看護師もいた。PLISSITモデル2段階については【前立腺がん患者の性機能障害について情報提供は行っていない】など実践は不足していた。PLISSITモデル3段階では【患者自身が性機能障害を受け入れ折り合いをつけるプロセスを支援する】実践の一方【対応を避ける】などの消極的な姿勢もあった。PLISSITモデル4段階では、専門性の高いスペシャリストの不在により本来の専門職との連携は実践されておらず、主治医へのコンサルト、患者会への参加を勧めるという形での実践にとどまることが明らかになった。
    PLISSITモデル1・2段階においての実践は、すべての患者に提供されるべきであるが、本研究の調査からは看護師の個別の姿勢に依存していることが示された。これらについて学会発表をした。

産業財産権 1

  1. 開腹術後患者疑似体験教材

    林さえ子

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    出願番号:意匠登録第1546085号 

 

担当経験のある科目 (本学以外) 5

  1. 治療回復過程援助論Ⅰ・Ⅱ,治療回復過程援助実習,成人看護学概論,卒業研究Ⅰ・Ⅱ,看護総合,総合看護実習

    2020年4月 - 現在 愛知医科大学看護学部)

  2. 国際看護学

    2019年4月 - 現在 穂の香看護専門学校 非常勤講師;東海医療科学専門学校 非常勤講師)

  3. 基礎ゼミナール;慢性期援助論Ⅰ;慢性期援助論Ⅱ;成人慢性期看護学実習;統合実習

    2019年4月 - 2021年3月 人間環境大学)

  4. 成人急性期看護学実習;成人慢性期看護学実習;統合実習;成人急性期看護学Ⅱ;成人慢性期看護学Ⅱ;成人看護学実習

    2015年4月 - 2019年3月 中部大学)

  5. 成人看護学概論;指導技術;成人看護の方法(周手術期にある人を支える看護);成人看護学実習(周手術期看護);統合実習

    2002年4月 - 2015年3月 公立瀬戸旭看護専門学校)