2025/10/23 更新

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イトウ ツバサ
伊藤 翼
ITOU Tsubasa
所属
大学院理学研究科 理学専攻 生命理学 助教
大学院担当
大学院理学研究科
学部担当
理学部 生命理学科
職名
助教

研究キーワード 9

  1. 魚類

  2. 神経発生

  3. 神経疾患

  4. 発生生物学

  5. 小脳

  6. ダニオネラ

  7. ゼブラフィッシュ

  8. ゲノム編集

  9. CRISPR/Cas9

研究分野 3

  1. ライフサイエンス / 神経科学一般

  2. ライフサイエンス / 発生生物学

  3. ライフサイエンス / 分子生物学

経歴 1

  1. 名古屋大学   大学院理学研究科生命理学領域   テニュアトラック助教 (久本研究室)

    2023年1月 - 現在

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    国名:日本国

所属学協会 3

  1. 小型魚類研究会

  2. 日本発生生物学会

  3. 日本分子生物学会

 

論文 1

  1. Foxp and Skor family proteins control differentiation of Purkinje cells from Ptf1a- and Neurog1-expressing progenitors in zebrafish 査読有り

    Tsubasa Itoh, Mari Uehara, Shinnosuke Yura, Jui Chun Wang, Yukimi Fujii, Akiko Nakanishi, Takashi Shimizu, Masahiko Hibi

    Development     2024年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: doi: 10.1242/dev.202546.

科研費 2

  1. 下オリーブ核ニューロン分化の分子機構の解明

    研究課題/研究課題番号:25K18472  2025年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  若手研究

    伊藤 翼

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4810000円 ( 直接経費:3700000円 、 間接経費:1110000円 )

    本研究では、下オリーブ核ニューロン分化の分子機構を明らかにすることを目的とする。下オリーブ核ニューロンは、運動学習や運動機能を制御する小脳の神経回路を構成する神経細胞の1つであり、魚類から哺乳類までよく保存されている。しかし、その分化決定機構についてはほとんどわかっていない。申請者はこれまでに、ゼブラフィッシュをモデルとした研究により、下オリーブ核ニューロンの運命決定に重要な転写制御因子としてGsx2を見出している。そこで本研究では、Gsx2の下流で働く遺伝子を探索、解析することにより、下オリーブ核ニューロン分化の分子メカニズムの解明を目指す。

  2. 透明魚を用いた血液脳関門の維持・破綻メカニズムの解明

    研究課題/研究課題番号:24K21966  2024年6月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    久本 直毅, 伊藤 翼

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    担当区分:研究分担者 

    血液脳関門(Blood Brain Barrier: BBB)は、血液から脳内、または脳内から血液への物質輸送を制限するバリアであり、脳機能の恒常性維持に必須な役目を担っている。アルツハイマー病やてんかん等の脳神経疾患では、症状に先立ってBBBの崩壊が起きることから、成体でのBBB機能の研究はこれらの疾患の理解に重要と考えられている。しかし、それを行うための良い実験系がこれまでなかった。本研究では新たなモデル動物として透明魚Danionella translucidaを用いることにより、成体でのBBBの破綻ダイナミクスを解析する系を確立する。さらにBBBに影響を与える化合物の探索も行う。