Updated on 2021/11/12

写真a

 
OKI Kosuke
 
Organization
Graduate School of Engineering Molecular and Macromolecular Chemistry 2 Designated assistant professor
Title
Designated assistant professor
External link

Degree 1

  1. 博士(理学) ( 2020.3   愛媛大学 ) 

Research Areas 2

  1. Nanotechnology/Materials / Structural organic chemistry and physical organic chemistry

  2. Nanotechnology/Materials / Polymer chemistry

Research History 1

  1. Nagoya University   Graduate School of Engineering Molecular and Macromolecular Chemistry 2   Designated assistant professor

    2021.6

Education 3

  1. Ehime University

    2017.4 - 2020.3

      More details

    Country: Japan

  2. Ehime University

    2015.4 - 2017.3

      More details

    Country: Japan

  3. Ehime University

    2011.4 - 2015.3

      More details

    Country: Japan

 

Papers 4

  1. Synthesis and Characterization of Peralkylated Pyrrole-Fused Azacoronene.

    Oki K, Takase M, Kobayashi N, Uno H

    The Journal of organic chemistry   Vol. 86 ( 7 ) page: 5102 - 5109   2021.4

     More details

  2. Synthesis and Isolation of Antiaromatic Expanded Azacoronene via Intramolecular Vilsmeier-Type Reaction.

    Oki K, Takase M, Mori S, Uno H

    Journal of the American Chemical Society   Vol. 141 ( 41 ) page: 16255 - 16259   2019.10

     More details

    Language:English  

    DOI: 10.1021/jacs.9b09260

    PubMed

  3. Synthesis, Structures, and Properties of Core-Expanded Azacoronene Analogue: A Twisted π-System with Two N-Doped Heptagons.

    Oki K, Takase M, Mori S, Shiotari A, Sugimoto Y, Ohara K, Okujima T, Uno H

    Journal of the American Chemical Society   Vol. 140 ( 33 ) page: 10430 - 10434   2018.8

     More details

    Language:English  

    DOI: 10.1021/jacs.8b06079

    PubMed

  4. One-pot Synthesis of a Rice-ball-shaped Cyclophane with <i>syn</i>-Diethanoanthracene-fused Dipyrrole and Hexafluorobenzene

    Oki Kosuke, Tagawa Kazunari, Mori Shigeki, Takase Masayoshi, Okujima Tetsuo, Uno Hidemitsu

    Chemistry Letters   Vol. 46 ( 2 ) page: 243 - 244   2017

     More details

    Language:English   Publisher:公益社団法人 日本化学会  

    <p>A cyclophane composed of diethanoanthracene (DEA)-fused dipyrrole and tetrafluorobenzene was synthesized by one-pot aromatic nucleophilic substitution (S<sub>N</sub>Ar). Reflecting the fixed angle of DEA-fused dipyrrole, X-ray single-crystal structure analysis of the cyclophane revealed its rice-ball-shaped structure.</p>

    DOI: 10.1246/cl.161026

    Web of Science

    Scopus

KAKENHI (Grants-in-Aid for Scientific Research) 1

  1. ピロールを基軸とした含窒素湾曲ナノカーボンの創製

    Grant number:19J14288  2019.4 - 2021.3

    科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    沖 光脩

      More details

    Authorship:Other 

    本研究は、(1)湾曲した分子構造を有するピロール縮環π電子系化合物の構築、(2)ねじれキラリティーを持ったカルバゾールオリゴマーの合成を主な研究目的としている。(1)においては、すでにナフタレンを中心骨格とするπ拡張アザコロネンを報告しているため、同様にアントラセンやコラニュレンを中心骨格とするπ拡張アザコロネンの合成に取り組む。そして、湾曲構造による光学特性、芳香族性などへの影響を調査する。(2)においては、芳香族求核置換反応を用いて立体的に込み入ったカルバゾールオリゴマーを合成することで、短段階でキラリティーを有するプロペラ状π電子系を構築し、円偏光発光特性の発現を目指す。
    含窒素ナノカーボンであるヘキサピロロヘキサアザコロネン(HPHAC)は電子豊富な平面分子であり、多段階の可逆な酸化還元挙動を示すことから分子エレクトロニクスへの応用が期待されている。
    本年度、アルキル側鎖を有するHPHACの合成検討中にDDQと強酸の反応条件ではHPHACが、DDQのみの反応条件ではHPHACの部分開環体が主生成物として得られることが分かった。この部分開環体に対してVilsmeier反応を試みたところ、ホルミル化ではなく分子内環化反応が収率良く進行し、1か所メチン炭素架橋されたπ拡張HPHACのモノカチオン体が生成することを見出した。単結晶X線構造解析によって、メチン炭素架橋による7員環の形成と1つのπ拡張HPHACに対してカウンターアニオンが1つ存在し、確かにモノカチオンであることを確認した。さらにNMR測定での周辺エチル基の高磁場シフトや計算化学(NICS及びACID)から、このモノカチオン体は24π反芳香族分子であると結論付けた。これはアザコロネン類として初めて明確な反芳香族性を示すカチオン種である。UV-vis-NIR吸収スペクトルからも狭いHOMO-LUMOギャップに由来する近赤外領域の吸収が確認された。電気化学的特性をCV測定により調査すると2段階の可逆な酸化波と1段階の非可逆な還元波が観測された。そこで、化学的酸化を試みたところ、22π芳香族性を示すトリカチオン種の単離とX線構造解析にも成功した。
    その他のπ拡張アザコロネン類に関しては、パークロロコラニュレンに対する3,4-ジエチルピロールの芳香族求核置換反応と続く酸化的渡環反応を行ったところ、その生成を支持するMALDI-TOF-MSの結果が得られた。
    本年度は研究課題であるπ拡張アザコロネン類の合成において当初の期待以上に進展が見られた。特にアルキル側鎖を有するHPHACの合成研究にて、反応条件の検討中に全渡環体だけでなく、渡環反応が1か所進行していない化合物(HPHAC部分開環体)の合成条件を明らかにした。この部分開環体をVilsmeier試薬と反応させることで、今まで合成できなかった反芳香族性を示すπ拡張HPHACのモノカチオン体の合成に成功した。また、さらに2電子酸化することでトリカチオン体を単離し、芳香族性を示すことを明らかにした。この成果は論文としてまとめ、JACSに掲載された。
    その他のπ拡張アザコロネン類においても合成法の検討を行っており、コラニュレンを中心とするπ拡張アザコロネン類に関しては、その生成を支持するMALDI-TOF-MSの結果が得られた。
    合成及び測定データを集め終えたアルキル側鎖を有するHPHACに関しては論文を執筆中で、終わり次第、アントラセン中心体のπ拡張アザコロネン類の論文執筆に取り組む予定である。その他のπ拡張アザコロネン類に関しては、MALDI-TOF-MSにより生成が確認されたコラニュレン中心体に注力して合成と精製方法の最適化及び物性測定を行う。