2024/03/21 更新

写真a

サワダ ツナキ
澤田 つな騎
SAWADA Tsunaki
所属
医学部附属病院 光学医療診療部 病院助教
職名
病院助教
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位 1

  1. 博士(医学) ( 2018年3月   名古屋大学 ) 

所属学協会 3

  1. 日本消化器内視鏡学会

  2. 日本内科学会

  3. 日本消化器病学会

 

論文 121

  1. A novel prediction tool for mortality in patients with acute lower gastrointestinal bleeding requiring emergency hospitalization: a large multicenter study.

    Tominaga N, Sadashima E, Aoki T, Fujita M, Kobayashi K, Yamauchi A, Yamada A, Omori J, Ikeya T, Aoyama T, Sato Y, Kishino T, Ishii N, Sawada T, Murata M, Takao A, Mizukami K, Kinjo K, Fujimori S, Uotani T, Sato H, Suzuki S, Narasaka T, Hayasaka J, Funabiki T, Kinjo Y, Mizuki A, Kiyotoki S, Mikami T, Gushima R, Fujii H, Fuyuno Y, Hikichi T, Toya Y, Narimatsu K, Manabe N, Nagaike K, Kinjo T, Sumida Y, Funakoshi S, Kobayashi K, Matsuhashi T, Komaki Y, Miki K, Watanabe K, Kaise M, Nagata N

    Scientific reports   14 巻 ( 1 ) 頁: 5367   2024年3月

     詳細を見る

    記述言語:英語  

    DOI: 10.1038/s41598-024-55889-7

    PubMed

  2. High risk stigmata and treatment strategy for acute lower gastrointestinal bleeding: a nationwide study in Japan.

    Aoki T, Sadashima E, Kobayashi K, Yamauchi A, Yamada A, Omori J, Ikeya T, Aoyama T, Tominaga N, Sato Y, Kishino T, Ishii N, Sawada T, Murata M, Takao A, Mizukami K, Kinjo K, Fujimori S, Uotani T, Fujita M, Sato H, Hayakawa Y, Fujishiro M, Kaise M, Nagata N, CODE BLUE-J Study collaborators

    Endoscopy     2024年2月

     詳細を見る

    記述言語:英語  

    DOI: 10.1055/a-2232-9630

    PubMed

  3. Risk factors for rebleeding in gastroduodenal ulcers

    Ito, N; Funasaka, K; Fujiyoshi, T; Nishida, K; Satta, Y; Furukawa, K; Kakushima, N; Furune, S; Ishikawa, E; Mizutani, Y; Sawada, T; Maeda, K; Ishikawa, T; Yamamura, T; Ohno, E; Nakamura, M; Miyahara, R; Sasaki, Y; Haruta, JI; Fujishiro, M; Kawashima, H

    IRISH JOURNAL OF MEDICAL SCIENCE   193 巻 ( 1 ) 頁: 173 - 179   2024年2月

     詳細を見る

  4. 特集 IBD診療-ますます増えた薬剤の選択とさらなる進化の展望 1.治療薬の使い分けの総論と各論(4)中等症UCにおけるバイオ製剤/JAK阻害薬の使い分け-抗IL-23抗体も含めて

    中村 正直, 山村 健史, 前田 啓子, 澤田 つな騎, 石川 恵里, 川嶋 啓揮

    臨床消化器内科   39 巻 ( 2 ) 頁: 140 - 146   2024年1月

     詳細を見る

    出版者・発行元:日本メディカルセンター  

    DOI: 10.19020/cg.0000002926

    CiNii Research

  5. バルーン内視鏡を用いたクローン病小腸病変の評価

    澤田 つな騎, 中村 正直, 川嶋 啓揮

    日本消化器内視鏡学会雑誌   66 巻 ( 1 ) 頁: 16 - 28   2024年

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本消化器内視鏡学会  

    <p>クローン病の小腸病変は容易に通過障害などを来し,手術率が高いことが知られており,そのマネジメントは重要な課題である.バルーン内視鏡のクローン病診療における役割として,従来の大腸内視鏡検査では観察不可能な部位にしか病変を持たないクローン病の診断や,小腸病変の治療効果判定やモニタリングとして内視鏡的寛解の有無の評価に有用であるとする報告がみられる.また,症候性の小腸狭窄におけるバルーン拡張術は,潰瘍が無いなどの適応基準を満たした病変においては高い手技成功率と,良好な長期成績が示されている.他の小腸評価法と比較して,検査精度が高く,組織生検・内視鏡治療が可能な唯一の検査である一方,侵襲性が高く,消化管穿孔や出血,膵炎などの偶発症が報告されている.小腸病変の評価において,バルーン内視鏡を含めた各種モダリティの中から,状況に応じてどの検査を用いていくか,議論をすすめる必要がある.</p>

    DOI: 10.11280/gee.66.16

    CiNii Research

▼全件表示

科研費 1

  1. 腸管分泌型IgA抗体に着目したirAE腸炎発症原因を探索する研究

    研究課題/研究課題番号:20K17046  2020年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  若手研究

    澤田 つな騎

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    配分額:2340000円 ( 直接経費:1800000円 、 間接経費:540000円 )

    免疫チェックポイント阻害薬による有害事象(irAE)は治療継続の可否にも関わることから重大な問題である。irAE腸炎の発症と、腸内細菌叢との関連が注目されている。この関連を検討するに当たり、腸管分泌型IgA抗体と粘膜関連細菌叢に着目した。腸管分泌型IgA抗体はPD-1の発現と関連して細菌への親和性が変化し、PD-1を遮断すると親和性が低下し、dysbiosisをもたらすと考えられる。また、粘膜関連細菌叢は腸粘膜と直接クロストークすることで糞便細菌叢よりも病態に直結する情報を含むと考えられる。この研究は、irAEの発症と腸内細菌叢、およびIgA腸管免疫との関連を解明することを目的とする。
    GI-irAEのReal world dataを取得するために、当院における肺癌239例、悪性黒色腫149例について臨床像を検討した。Gi-irAEを発症後に、ICIをそのまま投与継続またはGi-irAE改善後にICI投与を再開した投与継続群とGi-irAE発症後に永続的にICIを中止した投与中止群に分類し予後の検討を行った。肺癌患者では、OSについて3群間での有意差は認めなかった。悪性黒色腫では、投与継続群とその他(投与中止群、非発症群)とで比較すると、投与継続群でOSの有意な延長を認めた。このことから、GI-irAEの発症と予後の相関が示唆され、GI-irAE発症の機序を探ることはICI治療の効果予測とも関連する重要な課題であることが確認された。
    粘膜関連細菌叢の手技を確立するために、採取方法を検討した。GI-irAE症例の発症例が少なく、病態が類似しているとされる潰瘍性大腸炎症例において当院IRB承認のもと検体採取を行って検討した。胆管生検用ブラシ鉗子、ポリペクトミー用スネア鉗子、病変回収用ネット鉗子を用いて、大腸粘膜に付着した粘液を回収して解析した。DNA抽出はDNeasy PowerSoil Kit(Qiagen、Hilden、Germany)を使用してDNAを単離した。ブラシ鉗子で回収した検体から最も単離できるDNA量が豊富であることが判明した。DNAはユニバーサルプライマーを使用し細菌のV3-4領域をターゲットにして増幅し、AMPure XP磁気精製ビーズ(Beckman Coulter、Brea、CA、USA)を使用して精製した。2回目のPCRサイクルを通じてバーコードを付し、産物をプールしてシーケンスライブラリを構築し、Illumina MiSeqシーケンサーを使用してシーケンスした。これらの手技により大腸粘膜関連細菌叢の解析手技を確立した。
    IgA-SeqのためIgAを経口ラベル抗体標識した糞便検体懸濁液のFACSを検討していたが、当組織の共有機器の感染制御が困難であり施行後に機器のクリーニングが必要であったが、その費用が賄えないことが判明した。また閉鎖路で施行できるフローサイトメーターも検討したが、こちらも予算の関係から断念した。
    igA-Seqは、フローサイトメトリーによるIgAコーティング細菌の分離は断念し、磁気細胞分離法 (MACS)による分離が可能か検討中している。
    GI-irAE症例の粘膜関連細菌叢を解析するために症例集積を行う。