2021/04/30 更新

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クラタ カズミ
倉田 和己
KURATA Kazumi
所属
減災連携研究センター 強靭化共創部門 特任准教授
職名
特任准教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 博士(工学) ( 2017年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 2

  1. 地震防災

  2. 災害情報

研究分野 2

  1. 社会基盤(土木・建築・防災) / 防災工学  / 災害情報

  2. 情報通信 / ソフトウェア  / 地理情報システム

経歴 2

  1. 名城大学   理工学部   非常勤講師

    2018年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学   寄附研究部門助教

    2012年4月 - 2017年3月

学歴 2

  1. 名古屋大学   環境学研究科   都市環境学専攻

    2004年4月 - 2006年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   工学部   社会環境工学科

    2000年4月 - 2004年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 7

  1. 日本建築学会

  2. 日本災害情報学会

  3. 地域安全学会

  4. 地理情報システム学会

  5. 土木学会

  6. 日本教育工学会

  7. 日本自然災害学会

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委員歴 3

  1. 国立研究開発法人防災科学技術研究所 気象災害・防災情報サービスの利活用促進のためのモニター調査委員会   委員長  

    2020年12月 - 現在   

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    団体区分:その他

  2. 豊山町防災会議   専門委員  

    2020年8月 - 2021年3月   

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    団体区分:自治体

  3. 国立研究開発法人防災科学技術研究所 マルチハザードリスク研究会   委員  

    2019年12月 - 現在   

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    団体区分:学協会

受賞 2

  1. 2016年日本災害情報学会優秀発表賞(ポスター部門)

    2016年10月   日本災害情報学会  

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  2. 2015年日本災害情報学会優秀発表賞(口頭部門)

    2015年10月   日本災害情報学会  

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

 

論文 9

  1. モバイル空間統計を用いた人口動態に基づく地域類型化と地震対策への活用 査読有り

    山田航輝, 倉田和己, 福和伸夫

    日本建築学会計画系論文集   765 巻   頁: 2345-2355   2019年11月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. Various Issues in Regional Implementation of Real-time Information Sharing System Using Smartphone 査読有り

    Kurata Kazumi, Arai Noubo, Chiba Yoshihiro

    2018 5TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES FOR DISASTER MANAGEMENT (ICT-DM)     頁: .   2018年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Web of Science

  3. 平常時と災害時の両面で活用できる地域災害情報収集・共有システムの開発と適用 査読有り

    倉田和己, 新井伸夫, 千葉啓広, 上園智美, 福和伸夫

    災害情報   15 巻 ( 2 ) 頁: 187 - 196   2017年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 仮想現実ソフトウェアと震動体感環境の融合による効果的な減災啓発ツールの開発 査読有り

    倉田和己, 福和伸夫

    災害情報   14 巻   頁: 83 - 96   2016年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  5. 基礎自治体職員向け防災研修の実態から考える県域を対象とした研修の役割 査読有り

    荒木裕子, 新井伸夫, 倉田和己, 福和伸夫, 加藤孝則, 近藤昭仁, 高橋拓也

    地域安全学会論文集   37 巻   頁: 151 - 158   2020年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. IDENTIFICATION OF IMPORTANT ROADS FOR SWIFT ECONOMIC RECOVERY OF LOCAL INDUSTRIES AFTER EARTHQUAKES

    K. Kurata, Y. Chiba, S. Hashitomi, N. Arai, S. Nishikawa

    Proceedings of the 17th World Conference on Earthquake Engineering     2020年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  7. データ同化による浸水位推定手法の提案と都市型水害での精度検証 査読有り

    廣井 慧, 村上大輔, 倉田和己, 田代 喬, 篠田陽一

    情報処理学会論文誌・コンシューマ・デバイス&システム   10 巻 ( 3 ) 頁: 1 - 10   2020年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. Investigation into Feasibility of Data Assimilation Approach for Flood Level Estimation using Temporal-spatial State Space Model 査読有り

    Hiroi Kei, Murakami Daisuke, Kurata Kazumi, Tashiro Takashi

    2019 IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON BIG DATA AND SMART COMPUTING (BIGCOMP)     頁: 520-524   2019年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Web of Science

  9. Data Assimilation Approach for Flood Level Estimation using State Space Model for Urban Internal Flooding 査読有り

    Hiroi Kei, Murakami Daisuke, Kurata Kazumi, Tashiro Takashi, Shinoda Yoichi

    2019 INTERNATIONAL CONFERENCE ON INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES FOR DISASTER MANAGEMENT (ICT-DM 2019)     頁: .   2019年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Web of Science

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講演・口頭発表等 15

  1. 南海トラフ地震からの道路復旧優先順位決定に関する課題の考察 - 産業物流実態調査に基づく復旧ジレンマの空間的可視化 -

    倉田和己, 千葉啓広, 西川智, 新井伸夫

    日本地震工学会大会  2020年12月2日 

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    開催年月日: 2020年12月2日 - 2020年12月3日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  2. 水害避難のための多様な情報提供の必要性に関する考察 -東海豪雨水害から20年を契機とした調査-

    倉田和己, 荒川由貴

    日本災害情報学会大会 オンライン発表会  2020年11月28日 

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    開催年月日: 2020年11月28日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  3. 災害時における社会・経済活動の多様な視点からの被災道路復旧優先度評価モジュールの試作

    新井伸夫, 倉田 和己, 井上 真志, 土屋 貴佳, 秋山慎也

    第15 回 防災計画研究発表会  2020年9月25日  国際総合防災学会(IDRiM Society),京都大学防災研究所

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    開催年月日: 2020年9月25日 - 2020年9月26日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  4. 南海トラフ地震からの産業早期復旧を目的とした道路強靭化に関する検討

    倉田和己, 千葉啓広, 西川智

    日本建築学会 学術講演会  2020年9月 

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    開催年月日: 2020年9月8日 - 2020年9月10日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  5. 伊勢湾台風による避難に関する研究-名古屋市を事例として-

    荒木裕子, 倉田和己

    日本建築学会大会 学術講演会  2020年9月 

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    開催年月日: 2020年9月8日 - 2020年9月10日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  6. 防災啓発を目的とした時空間GISの開発と実践 -1959年伊勢湾台風を題材とした企画展示への適用-

    倉田和己, 荒木裕子, 末松憲子, 田代喬

    地域安全学会2020年度大会(春)  2020年5月23日 

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    開催年月日: 2020年5月23日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  7. 多様な主体を考慮した議論の場づくりに関する研究

    千葉啓広, 新井伸夫, 倉田和己, 荒木裕子, 福和伸夫, 杉田夢朔

    地域安全学会春季研究発表会  2020年5月23日 

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    開催年月日: 2020年5月23日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

  8. 南海トラフ地震に対する産業基盤の強靭化を目的とした重要道路の抽出に関する試み(その2)

    千葉啓広, 倉田和己, 橋冨彰吾, 新井伸夫, 都築充雄, 浦谷裕明

    日本災害情報学会 第21回学会大会  2019年10月19日 

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    開催年月日: 2019年10月19日 - 2019年10月20日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  9. 南海トラフ地震に対する産業基盤の強靭化を目的とした重要道路の抽出に関する試み(その1)

    橋冨彰吾, 倉田和己, 千葉啓広, 新井伸夫, 都築充雄, 浦谷裕明

    日本災害情報学会 第21回学会大会  2019年10月19日 

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    開催年月日: 2019年10月19日 - 2019年10月20日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  10. 南海トラフ地震後の産業早期復旧を妨げる要因の分析

    碓氷匠, 倉田和己, 新井伸夫, 福和伸夫

    日本建築学会2019年度大会  2019年9月 

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    開催年月日: 2019年9月3日 - 2019年9月7日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  11. モバイル空間統計を用いた地域災害特性の類型化と地震被害想定に向けた活用 その3 津波浸水域における災害対応力の時間変化に関する検討

    松原健太郎, 倉田和己, 山田航輝, 飛田潤, 福和伸夫

    日本建築学会2019年度大会  2019年9月 

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    開催年月日: 2019年9月3日 - 2019年9月7日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  12. モバイル空間統計を用いた地域災害特性の類型化と地震被害想定に向けた活用の検討 その2 地域類型化による日中の人口流入・流出地域における災害リスクの評価

    山田航輝, 倉田和己, 松原健太郎, 飛田潤, 福和伸夫

    日本建築学会2019年度大会  2019年9月 

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    開催年月日: 2019年9月3日 - 2019年9月7日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  13. モバイル空間統計を用いた地域災害特性の類型化と地震被害想定に向けた活用の検討 その1 クラスター分析を用いた一日の人口変動に基づく地域類型化手法の提案

    倉田和己, 山田航輝, 松原健太郎, 飛田潤, 福和伸夫

    日本建築学会2019年度大会  2019年9月 

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    開催年月日: 2019年9月3日 - 2019年9月7日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  14. Google Street View と機械学習を用いた建物構造データベース自動生成の試み

    倉田和己

    地震工学シンポジウム  2018年12月8日  日本地震工学会

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    開催年月日: 2018年12月6日 - 2018年12月8日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  15. スマートフォンを用いたリアルタイム災害情報共有システムの社会実装に伴う諸課題 招待有り

    倉田和己

    地震工学シンポジウム  2018年12月8日  日本地震工学会

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    開催年月日: 2018年12月6日 - 2018年12月8日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 2

  1. 豊川市防災センターにおける啓発機器・展示品等の開発、作成、選定及び導入とそれらを活用した効果的な啓発手法の研究

    2019年04月 - 2020年03月

    国内共同研究 

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    担当区分:研究分担者 

  2. 機械学習を用いた都市空間の安全対策に資する建物構造データベース構築

    2018年06月 - 2019年03月

    日比科学技術振興財団研究助成 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

科研費 3

  1. 防災啓発拠点施設における有効性向上のためのICTを活用した減災学習デザイン手法

    研究課題/研究課題番号:16K16317  2016年04月 - 2018年03月

    倉田 和己

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )

    我が国には多くの防災啓発拠点施設が存在し、新たな施設の構築や既存施設の活用再検討が進む中、その教育効果を評価・改善する手法が求められている。本研究では、全国約150箇所のアンケート調査結果から、施設規模、運営形態、展示テーマ等を詳細に調査し、施設を類型化した。さらに、名古屋大学減災館をフィールドに、最新のICTである屋内測位技術を用いて学習施設の評価手法を開発した。その上で、見学者をナビゲートするアプリケーションを導入し、従前よりも学習効果が向上したことが、来館者への学習知識チェッククイズの結果から確認された。

  2. 致命的災害病巣を検知・切除・治癒することによる南海トラフ地震の総合的減災戦略研究

    研究課題/研究課題番号:17H01304  2017年04月 - 2022年03月

    福和 伸夫

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    担当区分:研究分担者 

    本研究課題では、国難ともいえる南海トラフ巨大地震の被害を抜本的に軽減するための総合的戦略研究を実施している。被害軽減の基本は、土地利用などの危険回避力、インフラ整備・建物耐震化・家具固定などの抵抗力、リアルタイム被害予測・対応資源把握にもとづく対応力、速やかな復旧・復興などの回復力の4つの力の向上にある。
    令和元年度の実績として、危険回避力の向上については、主要産業や住民の生活維持に必要不可欠なライフラインの拠点施設、主要産業の拠点施設、物流ネットワークの相対的な安全性や脆弱性を評価するための資料収集を行った。また、有限差分法と弾性論の相反性に基づく常時微動シミュレーションの方法について検討し、微動探査による土地の揺れやすさ評価に寄与する知見を得た。
    抵抗力については、長周期の揺れを体感し、異なる高さの建物の揺れを再現する新しい発想の教材の開発に着手した。また、静岡県浜松市に建設された免震高層建物において、建設中の微動観測を継続的に実施し、振動特性の変化と長周期地震動に対する抵抗力について検討を行った。
    対応力については、産官学民が互いの課題について話し合う「本音の会」を継続して実施した。また、エレベーターの現状と近年の地震による運転停止の事例を分析した。
    回復力については、防災上重要となる各組織・施設について、減災カルテと減災処方箋の作成を継続して行った。また、南海トラフ沿いの異常な現象に関する臨時情報への行政・企業その他代表的な機関の対応について情報を収集した。
    本研究課題は、地震被害軽減のための危険回避力・抵抗力・対応力・回復力の向上を目指している。令和元年度は、前二者の向上のために、危険回避力を考える根拠となる地盤の振動特性把握に関する知見を得るとともに、建物についても継続的に振動計測を行った。また、後二者の向上のために、名古屋大学減災連携研究センターにおいて実施してきた「本音の会」を継続して災害対応のボトルネックを洗い出した。
    現在までの進捗状況として、危険回避力と抵抗力については、南海トラフ地震による地震動や建物の揺れを適切に評価するための方法を高度化し、建物の耐震性能や社会の対応力を向上するための基礎資料を蓄積しているところである。また、対応力と回復力については、個別の自治体や企業に加えて産官学民の連携を行う際の障壁を明らかにしながら、減災カルテと減災処方箋の作成を継続している。
    これらの成果を本研究課題の実施計画に照らし、進捗状況として、おおむね順調に進展していると判断した。
    令和2年度以降、引き続き地震被害軽減のための危険回避力、抵抗力、対応力、回復力をそれぞれ向上させるための取り組みを推進する。
    危険回避力については、主要産業や住民の生活維持に必要不可欠なライフラインの拠点施設などの安全性評価を行い、施設の相対的な脆弱度ランクの評価を試みる。また、危険回避の必要性を分かりやすく伝えるために、地盤条件による揺れの違いを明瞭に示すまったく新しい発想の揺れ再現教材や地形実感教材を作成し、適切な土地利用を社会に促すことを考える。
    抵抗力については、スマートフォンやクラウド環境で任意地震・任意地点の地震動を用いた建築物の地震応答解析と室内家具転倒シミュレーションを行うシステムを構築し、事業者に対策の必要性を訴える。
    対応力については、自治体や企業が有する対応資源を早期に把握するシステムを構築し、最適な災害対応方策を助言する災害対応トリアージシステム構築する。また、昨今急激に拡大している新型コロナウイルス感染症COVID-19に関する社会の対応について詳細に分析することで、災害対策にも通ずる対応力の不足部分を明らかにするとともに、南海トラフ巨大地震後の医療・衛生に関する問題点を考える。
    回復力については、防災上重要となる各組織と連携して中部防災推進ネットワークを設立し、業界ごとのボトルネックの解消策と回復力の強化策について議論を始める。

  3. 三次元の波動伝播を考慮した広域表層地盤モデルの高精度化に関する研究

    研究課題/研究課題番号:17K01308  2017年04月 - 2020年03月

    高橋広人

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    担当区分:研究分担者 

    三次元の波動伝播を考慮した広域表層地盤のモデル化手法の確立を目的として3点の成果を得た。①列状に配置したセンサーを用いた微動記録に基づく二次元地盤情報を抽出する手法を構築した。②三次元有限差分法に基づく模擬微動記録に基づき位相速度に及ぼす周辺地盤の影響範囲と波長との関係を明らかにした。③表層地盤モデルをPC画面上で三次元表示し、一般市民に居住地域の土地利用と表層地盤構造の関係を通した防災対策意識の向上をはかる表層地盤モデル可視化システムを構築した。
    本研究課題で構築した交通振動から二次元地盤情報を抽出する仕組みは、実務で用いられている表面波探査に比べて長い波長の分散性、さらに40~50m程度まで構造を捉えることが可能となり、人工震源なしで不整形地盤の把握が期待できる。
    表層地盤モデル可視化システムは、地盤構造になじみの薄い一般市民の方に、新旧地形図や空中写真と併せて立体的に表示することで土地の履歴や地形改変を学習しながら防災啓発につながることが期待される。今後、防災啓発施設等に設置して学習効果について調査していきたい。

 

担当経験のある科目 (本学以外) 1

  1. 都市防災

    2020年4月 - 現在 名城大学)

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    科目区分:学部専門科目 

 

社会貢献活動 6

  1. 東海豪雨から20年 まちとひとは変わったか? ~土地利用の変遷と避難行動の変化~

    講師

    名古屋市港区  防災講演会  2020年10月31日

  2. 産業取引データと経路探索システムを用いた重要道路の抽出~道路強靭化のための事前対策、災害復旧の順位付けへ向けて~

    講師

    ESRIジャパン  2019年9月

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    対象: 企業, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  3. 60年後に改めて読み解く伊勢湾台風の被害と教訓~伊勢湾台風という災害記録の再構築~

    講師

    名古屋市港区役所  港区防災のつどい  2019年9月

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    対象: 社会人・一般

    種別:講演会

  4. 最新の情報技術を活用した防災対策

    講師

    三重県四日市市  四日市減災アドバイザー研修&ステップアップ講座  2019年6月

     詳細を見る

    対象: 社会人・一般

    種別:講演会

  5. 今こそ地理教育に防災の視点を!ICTを活用した学習ツールと事例

    講師

    名古屋市立高校社会科総会講演会  2019年5月

     詳細を見る

    対象: 教育関係者

  6. 最新の情報技術による地震災害被害の軽減策

    講師

    四日市市防火協会  四日市市防火協会定期総会 記念講演会  2019年5月

     詳細を見る

    対象: 企業, 行政機関

    種別:講演会

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メディア報道 3

  1. ~東海豪雨から20年~ 『減災のための情報技術と人間』 インターネットメディア

    小牧市  令和2年度小牧市防災講演会  2021年2月4日

  2. ハザードマップについて テレビ・ラジオ番組

    CBCラジオ  多田しげおの気分爽快~朝からP.O.N  2020年7月28日

  3. スマホアプリで災害情報共有 テレビ・ラジオ番組

    ケーブルテレビ四日市  ケーブルNews  2019年9月9日