2021/12/09 更新

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タバタ リョウ
田畑 亮
TABATA Ryo
所属
大学院生命農学研究科 応用生命科学専攻 応用生命科学 特任講師
職名
特任講師

学位 1

  1. 博士(農学) ( 2010年3月   名古屋大学 ) 

研究分野 1

  1. ライフサイエンス / 分子生物学

所属学協会 2

  1. 日本土壌肥料学会

  2. 日本植物生理学会

 

論文 5

  1. Cell-cell adhesion in plant grafting is facilitated by beta-1,4-glucanases

    Notaguchi Michitaka, Kurotani Ken-ichi, Sato Yoshikatsu, Tabata Ryo, Kawakatsu Yaichi, Okayasu Koji, Sawai Yu, Okada Ryo, Asahina Masashi, Ichihashi Yasunori, Shirasu Ken, Suzuki Takamasa, Niwa Masaki, Higashiyama Tetsuya

    SCIENCE   369 巻 ( 6504 ) 頁: 698 - +   2020年8月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1126/science.abc3710

    Web of Science

  2. Micrografting device for testing systemic signaling in Arabidopsis

    Tsutsui Hiroki, Yanagisawa Naoki, Kawakatsu Yaichi, Ikematsu Shuka, Sawai Yu, Tabata Ryo, Arata Hideyuki, Higashiyama Tetsuya, Notaguchi Michitaka

    PLANT JOURNAL   103 巻 ( 2 ) 頁: 918 - 929   2020年7月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1111/tpj.14768

    Web of Science

  3. Callose Synthesis Suppresses Cell Death Induced by Low-Calcium Conditions in Leaves(1)

    Shikanai Yusuke, Yoshida Ryosuke, Hirano Tomoko, Enomoto Yusuke, Li Baohai, Asada Mayu, Yamagami Mutsumi, Yamaguchi Katsushi, Shigenobu Shuji, Tabata Ryo, Sawa Shinichiro, Okada Hiroki, Ohya Yoshikazu, Kamiya Takehiro, Fujiwara Toru

    PLANT PHYSIOLOGY   182 巻 ( 4 ) 頁: 2199 - 2212   2020年4月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1104/pp.19.00784

    Web of Science

  4. Control of proliferation in the haploid meristem by CLE peptide signaling in Marchantia polymorpha

    Hirakawa Yuki, Uchida Naoyuki, Yamaguchi Yasuka L., Tabata Ryo, Ishida Sakiko, Ishizaki Kimitsune, Nishihama Ryuichi, Kohchi Takayuki, Sawa Shinichiro, Bowman John L.

    PLOS GENETICS   15 巻 ( 3 )   2019年3月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1371/journal.pgen.1007997

    Web of Science

  5. Shoot-to-root mobile polypeptides involved in systemic regulation of nitrogen acquisition

    Ohkubo Yuri, Tanaka Mina, Tabata Ryo, Ogawa-Ohnishi Mari, Matsubayashi Yoshikatsu

    NATURE PLANTS   3 巻 ( 4 )   2017年4月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1038/nplants.2017.29

    Web of Science

科研費 4

  1. 化学・ゲノム科学的手法による植物の新規ペプチドシグナリング解明

    研究課題/研究課題番号:21K19074  2021年7月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    田畑 亮

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:6500000円 ( 直接経費:5000000円 、 間接経費:1500000円 )

  2. 生命金属動態を制御する植物の器官間シグナル伝達機構解明

    研究課題/研究課題番号:20H05501  2020年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  新学術領域研究(研究領域提案型)

    田畑 亮

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:5720000円 ( 直接経費:4400000円 、 間接経費:1320000円 )

    植物は、根の一部が局所的な鉄欠乏を感知すると、その情報を他の根に伝え、鉄吸収を相補的に促進させる仕組みを持っている。しかしながら、この鉄の吸収を制御する植物の器官間コミュニケーションを担うシグナル伝達経路の詳細は明らかにされていない。
    本研究では、葉から根へ移動して生命鉄動態を制御する器官間移動性のシグナル候補分子について分子生物学的・化学的・イメージング解析の手法によって、どのように器官間を移動して鉄イオン輸送体の発現を制御しているか調べる。さらには、数理モデル解析によって、器官間移動性分子による生命鉄動態の時空間的な制御を定量的なシステムとして理解する。

  3. 鉄欠乏に応答した根-葉-根間の長距離シグナル伝達機構解明

    研究課題/研究課題番号:18K05373  2018年4月 - 2021年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    田畑 亮

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    植物は、一部の根で栄養欠乏を感知した際、他方の根から相補的に吸収することで、個体全体として取り込み量を最適に保つシステムを保持している。植物は、窒素と同様に、鉄イオンの局所的な欠乏に対しても、このシステムを持っている。しかし、その制御機構は明らかになっていない。本研究では、土壌中の不均一栄養環境を模倣したSplit-root培養法を利用したトランスクリプトーム解析を通して、鉄欠乏に応答した根―葉-根間の長距離シグナル伝達機構を明らかにすることを目的としている。
    これまで、シロイヌナズナSplit-root鉄欠乏培養法を用いた時系列トランスクリプトーム解析から、葉から根へ移動して鉄吸収を活性化する器官間移動性の候補分子を同定し、その中から「分泌型システインリッチペプチド(CRP)」と「鉄結合タンパク質(IRON MAN; IMA)」に着目した。CRPは、ゲノム上で4遺伝子がタンデムに存在していたため、DNA修復関連変異体を用いたCRISPR/Cas9の系を開発してターゲット領域にLarge deletionを引き起こすことに成功した。この変異体は、鉄欠乏処理に対してい感受性を示した。
    IRON MAN(IMA)は、台湾Academia SinicaのSchmidt博士より多重変異体を分与していただき、Split-root鉄欠乏処理による相補的な鉄イオントランスポーター(IRT1)の発現上昇が起こらないことを明らかにした。したがって、IMAは、鉄欠乏応答性の長距離シグナル伝達において、重要な役割を果たしていることが示唆された。
    当初の予定通り、シロイヌナズナSplit-root鉄欠乏培養を用い、一部の根における鉄欠乏時に「Split-root間のそれぞれの根」および「地上部」をサンプリングして、経時的なトランスクリプトーム解析を行い、鉄欠乏に応答した長距離移動性シグナル候補因子を単離できた。
    時系列RNA-seq解析結果より抽出してきた、「葉から根」への移動が推定される「分泌型システインリッチペプチド(CRP)」に関しては、ゲノム編集によって変異体作成に成功し、鉄欠乏に対して感受性を示した。今後は、この変異体を用いて、Split-root鉄欠乏応答の解析や、トランスクリプトーム解析によって、鉄欠乏に応答した長距離シグナルにおける役割を検証する。
    また、もう一方の候補因子「鉄結合タンパク質(IRON MAN; IMA)」の機能欠損変異体では、局所的な鉄欠乏に誘導される相補的な鉄トランスポーターの発現上昇が抑制されていたため、鉄欠乏応答性の長距離シグナル伝達において、重要な役割を果たしていることが明らかになった。現在、この候補因子の器官間の移動性について、シロイヌナズナmicro-graftingの手法よって検証している。
    研究計画通り、時系列RNA-seq解析結果より単離できた候補因子群について、破壊株の作成ができたので、さらに過剰発現体、GFP融合遺伝子の件質転換体を作成し、合わせて、局所的な鉄欠乏応答性の長距離シグナルにおける役割について解析を進める。また、既知の鉄欠乏応答に関わる転写因子群や、植物体内の鉄の分配に関わるトランスポーターの変異体を用いて、これらの因子の長距離シグナルにおける役割も検証する。これらの結果を通して、既知の因子と、本研究で単離されてきた候補因子との関係性についても検証する。

  4. リン欠乏に応答した長距離シグナル制御因子の探索と解析

    研究課題/研究課題番号:16K18567  2016年4月 - 2018年3月

    科学研究費助成事業  若手研究(B)

    田畑 亮, 神谷 岳洋

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2470000円 ( 直接経費:1900000円 、 間接経費:570000円 )

    シロイヌナズナのSplit-root 培養法を用いたリンおよび鉄欠乏培養時のトランスクリプトーム解析から、植物の根の一部がリンや鉄欠乏を感知すると、全身的な情報伝達制御を介して、局所的なリンおよび鉄欠乏を相補するような遺伝子発現変動により、地上部の成長を一定に保つようなシステムが働くことを明らかにした。また、長距離シグナルに関わることが期待される幾つかのペプチド候補因子を単離することができた。
    さらに、リン欠乏時におけるトマト道管液を用いたLC-MS解析から約500種のタンパク質を同定した。この中から、リン欠乏時に発現が上昇するいくつかの分泌型タンパク質を見出すことができた。