2023/05/09 更新

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タケシタ ヒロノブ
竹下 広宣
TAKESHITA Hironobu
所属
大学院生命農学研究科 植物生産科学専攻 植物生産科学 准教授
大学院担当
大学院生命農学研究科
学部担当
農学部 資源生物科学科
職名
准教授
外部リンク

学位 1

  1. 博士(農学) ( 2014年5月   京都大学 ) 

研究分野 3

  1. 人文・社会 / 食料農業経済

  2. 人文・社会 / 経済政策

  3. 人文・社会 / 社会心理学

経歴 2

  1. 名古屋大学   大学院生命農学研究科 植物生産科学専攻 植物生産科学   准教授

    2018年4月 - 現在

  2. 名古屋大学   アジア共創教育研究機構   准教授

    2017年8月 - 現在

学歴 2

  1. 京都大学   農学研究科   生物資源経済学専攻

    - 2004年5月

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    国名: 日本国

  2. 京都大学   農学部   農林経済学科

    - 2004年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 日本農業経済学会   学会誌編集委員

    2014年4月 - 2016年3月

  2. 日本リスク研究学会   会員

    2000年2月 - 現在

  3. 日本フードシステム学会   理事

    2009年6月 - 2014年6月

  4. 日本農業経済学会   理事

    2021年3月 - 現在

受賞 1

  1. 乳の社会文化学術研究最優秀賞

    2014年6月   乳の社会文化ネットワーク   被災地産乳の需要回復につながるリスクマネジメントの解明

    竹下広宣

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    受賞区分:出版社・新聞社・財団等の賞  受賞国:日本国

 

論文 10

  1. Comparing consumer preferences for sustainable dairy activities among countries.

    Aizaki H, Takeshita H

    Behaviormetrika     頁: 1 - 25   2023年1月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1007/s41237-022-00192-w

    PubMed

  2. The relationship of body condition scores to milk production in dairy buffaloes 招待有り 査読有り 国際共著

    Thelma A. Saludes, Hironobu Takeshita, AG Tandang, PM Baril, and JAN Bautista

    The Philippine Journal of Veterinary Medicine   58 巻 ( 1 ) 頁: 84 - 95   2022年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Bayesian Analysis of Factors Influencing Milk Productivity of Small-hold Dairy Buffalo Farmers in South Luzon, Philippines 査読有り

    Thelma Saludes, Hironobu Takeshita

    Journal of Experimental Agriculture International   43 巻 ( 1 ) 頁: 1 - 11   2021年2月

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    担当区分:最終著者, 責任著者  

  4. Factors Determining Sago Starch Import Demand: Empirical Evidence from Japan 査読有り

    Marlisa Ayu Trisia, Hironobu Takeshita, Mayumi Kikuta, Hiroshi Ehara

    Journal of International Logistics and Trade   18 巻 ( 4 ) 頁: 159 - 167   2020年12月

  5. Determinants of Adoption of Technologies for Cashew Production in Nampula, Mozambique.” , 査読有り

      17 巻 ( 5 ) 頁: 1 - 11   2017年

  6. 放射性物質汚染食品に対する消費者購買行動の定量分析 査読有り

    竹下広宣

    フードシステム研究   21 巻 ( 3 ) 頁: 153 - 157   2014年

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者  

  7. 食品の信用属性表示の経済価値 査読有り

    竹下広宣 浅野耕太

    フードシステム研究   8 巻 ( 3 ) 頁: 25 - 31   2002年

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者  

  8. 食品の安全性に関する政府発表の信頼性 査読有り

    吉野章 竹下広宣 児玉剛史

    農業経済研究別冊     頁: 218 - 220   2002年

  9. CVMによる遺伝子組換え食品表示の経済価値評価 査読有り

    竹下広宣

    農業経済研究別冊     頁: 136 - 138   2000年

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語  

  10. 健康情報の食料消費に及ぼす効果の計量分析-サラダ油消費を事例にして- 招待有り 査読有り

    竹下広宣

    農業経済研究   71 巻 ( 2 ) 頁: 61 - 70   1999年

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 1

  1. 持続可能な酪農 SDGsへの貢献

    竹下広宣( 担当: 共著 ,  範囲: 第8章)

    中央法規  2022年3月  ( ISBN:978-4-8058-8444-7

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    総ページ数:308   担当ページ:211-223   記述言語:日本語 著書種別:学術書

科研費 1

  1. インターディシプリナリーアプローチによるサゴヤシの商品作物化

    研究課題/研究課題番号:18KT0041  2018年7月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    江原 宏, 中村 聡, 竹下 広宣, 菊田 真由実, 遅澤 克也, 内藤 整, 三島 隆, 平尾 和子, 内山 智裕, 近堂 知子

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    担当区分:研究分担者 

    (1)栽培技術の高度化に向けて,サゴヤシ苗を圃場容水量,地下部の深さ50%を水没させた場合,80%を水没させたて栽培した場合,地上部,地下部の成長に有意な差はみられず,サゴヤシが多様な土壌水分条件に適応できることが改めて確認されたものの,50%区で草丈の伸長,気根ならびに全根重が大きい傾向もみられた。また,根の窒素濃度が80%区で圃場容水量区より有意に低くなったことから,湿地条件であっても地下水位を根圏の半分程度までとすることで,良好な成長が期待できるものと考えられた。さらに,葉柄の非構造性炭水化物含量および澱粉含量が80%区で低く,あるいは圃場容水量と湛水条件で比較した場合にも,湛水区では炭水化物含量のレベルが低くなったことからは,長期間の湛水は幹に蓄積される澱粉含量の上昇を抑え,サゴヤシの経済的価値を低下させる危惧のあることが窺われた。
    (2)サゴ澱粉グレーディングに関しては,インドネシアの国内市場で出回っているサゴ澱粉と,本邦企業が日本に輸入して販売するサゴ澱粉の成分を比較したところ,国内市場の試料においては炭水化物含量と澱粉含量に差異が認められたことから,大きな量ではないものの夾雑物が混入していることが窺われた。
    (3)サプライチェーンについては,1) 小規模農家によるサゴ澱粉の商品価値向上に成果が現れにくいのは,上流から下流へのサプライチェーンの非効率性が原因であり,価値の付加のためには,成長市場の要件を満たす製品を提供するために必要な知識と能力をサゴ農家に提供する必要があること,2) 小規模農家がサゴ澱粉を乾燥した上で出荷することができれば,未乾燥の生澱粉での出荷に比べて価値を付加し得ること,3) サゴ澱粉の価格,GDP,高齢化人口率,関税割当政策が,日本のサゴ澱粉輸入に影響を与える重要な要因であることを明らかにできた。
    本研究では, (1) サゴヤシ栽培標準手順書の作成-(a) 栽培クイックマニュアルの作成,(b) 肥培管理指針の検討,(2) サゴ澱粉グレーディングシステムの確立,(3) サゴ澱粉の用途拡大,(4)バリューチェーン分析を行い,サゴヤシを真の地域資源として開発して商品作物化し,関連地場産業の育成を通じた食料生産と栄養改善の強化に資することを目的としている。研究計画の主要小課題は順調に進展してきたが,2019年度第4四半期以降,新型感染症の影響拡大により研究代表者および分担者の現地への出張が叶わず,サゴヤシの商品作物化に向けた生産地域での活動が推進できていない状況が2021年度においても続いた。研究代表者自身も新型コロナ感染症を患い,研究の進捗が危惧されたが,生産国の協力者からの試料提供を受けるなどして,国内での分析と解析を中心に取り組むとともに,これまでの成果の取りまとめと公表に努めた。それらの成果として,6編の国際誌への論文を掲載(含受理),栽培生理に関しては,インドネシア語での専門学術書「サゴヤシの生態生理」をIPB大学出版から刊行,英語での専門学術書「泥炭地のエコマネージメント」(Springer)では泥炭地のサゴヤシに関する章を執筆して刊行し,日本語による専門学術書「熱帯作物学」(朝倉書店)の刊行に当たってサゴヤシの節を執筆することができた(年度末で校了)。
    依然として研究者が日本からサゴヤシ生育地に出向いての調査開発に困難な状況が続いているが,ブースター接種を行なった場合には,出国と現地国への入国の規制が緩和となっていることから,本年度は渡航のチャンスを伺いながら,国内においては澱粉試料のミネラル分析,粘度やゲルの物性などの比較を進め,グレーディングシステムの整備,国内市場向けと国際市場向けの澱粉の至適な用途開発情報を取りまとめていく予定である。

 

メディア報道 1

  1. 英国と日本を比較し持続可能な酪農を探る 新聞・雑誌

    日刊酪農経済通信  2022年3月

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    執筆者:本人以外