2021/11/03 更新

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ツジムラ ケイタ
辻村 啓太
TSUJIMURA Keita
所属
大学院理学研究科 附属ニューロサイエンス研究センター 特任講師
職名
特任講師

学位 1

  1. 博士(バイオサイエンス) ( 2010年3月   奈良先端科学技術大学院大学 ) 

 

論文 6

  1. Small Nucleus Accumbens and Large Cerebral Ventricles in Infants and Toddlers Prior to Receiving Diagnoses of Autism Spectrum Disorder.

    Shiohama T, Ortug A, Warren JLA, Valli B, Levman J, Faja SK, Tsujimura K, Maunakea AK, Takahashi E

    Cerebral cortex (New York, N.Y. : 1991)     2021年8月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1093/cercor/bhab283

    PubMed

  2. MeCP2 controls neural stem cell fate specification through miR-199a-mediated inhibition of BMP-Smad signaling

    Nakashima Hideyuki, Tsujimura Keita, Irie Koichiro, Imamura Takuya, Trujillo Cleber A., Ishizu Masataka, Uesaka Masahiro, Pan Miao, Noguchi Hirofumi, Okada Kanako, Aoyagi Kei, Andoh-Noda Tomoko, Okano Hideyuki, Muotri Alysson R., Nakashima Kinichi

    CELL REPORTS   35 巻 ( 7 ) 頁: 109124   2021年5月

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  3. Rare genetic variants in the gene encoding histone lysine demethylase 4C (KDM4C) and their contributions to susceptibility to schizophrenia and autism spectrum disorder.

    Kato H, Kushima I, Mori D, Yoshimi A, Aleksic B, Nawa Y, Toyama M, Furuta S, Yu Y, Ishizuka K, Kimura H, Arioka Y, Tsujimura K, Morikawa M, Okada T, Inada T, Nakatochi M, Shinjo K, Kondo Y, Kaibuchi K, Funabiki Y, Kimura R, Suzuki T, Yamakawa K, Ikeda M, Iwata N, Takahashi T, Suzuki M, Okahisa Y, Takaki M, Egawa J, Someya T, Ozaki N

    Translational psychiatry   10 巻 ( 1 ) 頁: 421   2020年12月

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  4. ARHGAP10, which encodes Rho GTPase-activating protein 10, is a novel gene for schizophrenia risk.

    Sekiguchi M, Sobue A, Kushima I, Wang C, Arioka Y, Kato H, Kodama A, Kubo H, Ito N, Sawahata M, Hada K, Ikeda R, Shinno M, Mizukoshi C, Tsujimura K, Yoshimi A, Ishizuka K, Takasaki Y, Kimura H, Xing J, Yu Y, Yamamoto M, Okada T, Shishido E, Inada T, Nakatochi M, Takano T, Kuroda K, Amano M, Aleksic B, Yamomoto T, Sakuma T, Aida T, Tanaka K, Hashimoto R, Arai M, Ikeda M, Iwata N, Shimamura T, Nagai T, Nabeshima T, Kaibuchi K, Yamada K, Mori D, Ozaki N

    Translational psychiatry   10 巻 ( 1 ) 頁: 247   2020年7月

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  5. Canonical TGF-β Signaling Negatively Regulates Neuronal Morphogenesis through TGIF/Smad Complex-Mediated CRMP2 Suppression.

    Nakashima H, Tsujimura K, Irie K, Ishizu M, Pan M, Kameda T, Nakashima K

    The Journal of neuroscience : the official journal of the Society for Neuroscience   38 巻 ( 20 ) 頁: 4791 - 4810   2018年5月

  6. [Novel function of MeCP2 in the pathophysiology of Rett syndrome: Regulation of mTOR signaling mediated by MeCP2-dependent microRNA processing].

    Tsujimura K, Nakashima K

    Seikagaku. The Journal of Japanese Biochemical Society   89 巻 ( 1 ) 頁: 51 - 61   2017年2月

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科研費 5

  1. 胎生期における超早期脳ゲノム編集治療法の開発

    研究課題/研究課題番号:21H04811  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    鈴木 啓一郎, 辻村 啓太

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    担当区分:研究分担者 

    ゲノム解析技術の著しい進歩により、突然変異が原因となり次世代に引き継がれる遺伝性疾患が数多く同定され、10,000種以上存在すると推測されている。出生前診断等遺伝子診断の発展により、ダウン症を始めとする様々な難治性遺伝病の診断が胎児又は新生児期に判明する時代になりつつあるが、現状で有効な治療法は少なく、対症療法のみである。本研究課題では、マウス胎児期での脳ゲノム編集機構を明らかにすることで、神経疾患治療における臨界期で高効率な遺伝子修復を行える画期的な遺伝病治療法の確立を目指す。

  2. 非翻訳RNAによる脳機能発達制御メカニズムの統合的理解

    研究課題/研究課題番号:21K06834  2021年4月 - 2024年3月

    辻村 啓太

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

  3. レット症候群におけるマルチスケール精神病態の構成的理解

    研究課題/研究課題番号:19H05211  2019年4月 - 2021年3月

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    辻村 啓太

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:7800000円 ( 直接経費:6000000円 、 間接経費:1800000円 )

    MECP2遺伝子変異は、レット症候群を引き起こすだけでなく、種々の精神疾患の発症にも深く関与する。これらのMECP2変異から精神疾患に至る病態機序が解明されれば、より広範な精神疾患の病態の理解につながる可能性が高い。しかしながら、MECP2変異により精神疾患の発症に繋がるマルチスケールな精神病態は不明である。本研究計画では研究代表者がこれまで明らかにしてきた分子-神経細胞基盤を基に、患者由来iPSC・脳オルガノイドを用いてヒトとの種間相同性・差異を比較検討しながら、レット症候群における分子・細胞階層からより上位の神経回路・行動階層の変容を引き起こすマルチスケール病態の解明を目指す。
    これまでに複数の健常者およびレット症候群患者由来iPS細胞を樹立してきた。樹立した健常者およびレット症候群患者由来iPS細胞から神経系細胞へと分化誘導を行い、神経機能の表現型解析を進めている。健常者およびレット症候群患者由来iPS細胞から脳オルガノイドを分化誘導するための研究設備・環境を整備した。脳オルガノイドの分化誘導系を確立し、各種表現型の解析を進めている。iPS細胞の移植実験についても移植領域、移植時期、移植細胞種の条件検討を進めている。また、ヒトとマウスモデルの種間で分子病態メカニズムが保存されているかどうかの検討も進めている。解析に必要な装置を購入し整備を進めた。レット症候群モデルマウス脳における神経回路病態の解析についても取り組んだ。狂犬病ウイルストレース技術を用いたレット症候群モデルマウスのコネクトーム解析の実験系を立ち上げた。病態に関与すると想定される脳領域を中心とする神経回路病態の解析を進めている。神経回路病態を解析するための他のアプローチについても検討を開始し、共同研究や解析体制を整備することができた。本研究により得られた成果は、シンポジウムやセミナーで発表し、積極的にコミュニティと共有している。本研究成果の一部について論文を作成し投稿作業を進めている。本領域の他のメンバーとも積極的に共同研究を始めており、多角的な解析を進めている。今後もさらなる共同研究体制の構築を図っていく。
    iPS細胞由来脳オルガノイドの分化誘導系を確立し各種表現型解析を進めることができている。レット症候群モデルマウスにおける狂犬病ウイルストレースの実験系を立ち上げることができた。
    レット症候群患者iPS由来脳オルガノイドの各種表現型の解析を進めていく。狂犬病ウイルストレース技術を用いたレット症候群における神経回路病態の解析を進めて行く。

  4. MECP2を起点とした精神神経疾患の共通分子病態の解明

    研究課題/研究課題番号:18K06484  2018年4月 - 2021年3月

    辻村 啓太

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    レット症候群モデルマウス脳の特定領域における転写レベルの網羅的遺伝子発現プロファイルを解析する実験・解析体制の構築を完了することができた。野生型およびレット症候群モデルマウスの成体マウスから特定脳領域を急性で摘出することができる手技を習得し、かつ実験機器等の設備を整備した。野生型およびレット症候群モデルマウスの成体マウスから興味の特定脳領域を急性で摘出し、RNAを抽出後、バイオアナライザーによりRNAのクオリティーを確認し、RNAシークエンスを行った。得られたRNAシークエンスデータの解析を行い、特定脳領域の遺伝子発現プロファイリングを解析した。その結果、レット症候群モデルマウスの特定脳領域において、特異的に発現量が変化している遺伝子を複数同定することができた。特定領域の機能に関与する遺伝子の発現変化も認められた。ただし、先行研究においてレット症候群モデルマウス脳においては転写レベルのグローバルな発現変化はみられないことが報告されており、その報告と一致して、グローバルな劇的な転写レベルの遺伝子発現変化は検出されたなかった。RNAシークエンスの実験・解析体制が構築できたため、今後は翻訳レベルの遺伝子発現変化の解析を進めていく。解析に必要なマウス系統の入手は一部完了しており、適宜交配を進めている。今後も必要なドライバーマウス系統の取得を進めていき、必要なマウスが得られ次第随時、転写レベルと翻訳レベルの解析を進めていく。
    RNAシークエンスによる転写レベルの網羅的遺伝子発現変化の実験・解析体制を構築することができたため。また、課題の目標を達成するためのマウス系統の入手および交配が順調に進んでいるため。
    今後は興味の脳領域・細胞かつ時期における解析に必要な系統を適宜入手していく。交配により必要なマウスが得られ次第、興味の脳領域において翻訳レベルの解析を遂行していく。

  5. 神経発達障害原因遺伝子MeCP2による神経細胞極性・軸索形成制御

    研究課題/研究課題番号:16K18391  2016年4月 - 2019年3月

    辻村 啓太

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    本研究は、研究代表者がこれまでに明らかにした発達障害であるレット症候群の原因遺伝子産物MeCP2の新しい作用に基づいて実施した。培養神経細胞やマウスを用いた実験により、MeCP2が機能性小分子RNAを介して軸索形成を促進することを明らかにした。また、特定したMeCP2の下流分子の機能を操作することでレット症候群モデルマウスの表現型を改善できることを見出した。これらの研究成果は、発達障害の病態メカニズムと新しい治療戦略を提示する。
    本研究成果により、発達障害の原因因子が軸索形成を制御する分子基盤が明らかになった。これらは軸索形成の新たな分子基盤を提示した成果であり、学術的に重要な成果である。また、医学的にも発達障害の病態メカニズムの一端を解明した重要な成果であり、これらの病態機序に基づいた新規の治療法開発につながることが期待される。