
修士(理学) ( 1995年3月 東京大学 )
博士(学術) ( 1998年3月 東京大学 )
2003年4月-2007年3月 米国国立衛生研究所、研究員
2007年4月-2014年3月 福島県立医科大学 医学部 講師
2014年4月-現在 名古屋大学 医学部保健学科 教授
2020年4月-現在 名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻 バイオメディカルイメージング情報科学講座 生体機能科学分野 教授
2025/03/27 更新
博士(学術) ( 1998年3月 東京大学 )
修士(理学) ( 1995年3月 東京大学 )
学士(教養) ( 1993年3月 東京大学 )
選別輸送
試験管内再構成
蛋白質輸送
脳障害
脳神経疾患
細胞内蛋白質輸送の分子機構 2
小胞輸送
包括脳ネットワーク
低酸素-虚血
レセプター
リソソーム
ユビキチン
ホスホリピド
プロテアーゼ
ノックアウトマウス
セロイドリポフスチン
セクレターゼ
ショウジョウバエ
ゴルジ体
ゴルジ
クラスリンアダプターの機能調節機構とその生理的意義 蛋白質輸送
クラスリンアダプター
クラスリン
カテプシンD
カテプシンB
エンドソーム
エンドサイトーシス
アルツハイマー病
アルツハイマー
アダプター
Receptor
Protease
Lysosome
LERP
Knockout mice
Golgi
GGA
Cranial nerve disease
Clathrin
BACE2
BACE
APP
Adaptor
1. Molecular mechanisms of intracellular protein trafficking. 2. Mechanisms on the functional regulation of clathrin adaptor molecules and their physiological roles. protein trafficking
神経筋疾患
骨格筋再生
骨格筋分化
筋芽細胞融合
ライフサイエンス / 細胞生物学
ライフサイエンス / 解剖学
ライフサイエンス / 機能生物化学
ライフサイエンス / 神経形態学
ナノテク・材料 / ナノバイオサイエンス
骨格筋萎縮に関わる分子機序の解明
細胞融合における分子機序の解析
骨格筋形成の調節機構の分子細胞生物学的解析
名古屋大学 教養教育院 統括部 兼任教員
2022年4月 - 現在
名古屋大学 大学院医学系研究科 総合保健学専攻 バイオメディカルイメージング情報科学 教授
2020年4月 - 現在
名古屋大学 医学部保健学科 教授
2014年4月 - 現在
国名:日本国
福島県立医科大学 解剖・組織学講座 講師
2007年4月 - 2014年3月
国名:日本国
福島県立医科大学 医学部 解剖・組織学講座 講師
2007年4月 - 2014年3月
国名:日本国
東京大学 総合文化研究科 相関理化学専攻
1995年4月 - 1998年3月
国名: 日本国
東京大学
1993年4月 - 1995年3月
東京大学 教養部(理科系) 基礎科学科
1989年4月 - 1993年3月
国名: 日本国
日本細胞生物学会
日本解剖学会
日本筋学会
日本生化学会
日本細胞生物学会
Uremia Impedes Skeletal Myocyte Myomixer Expression and Fusogenic Activity: Implication for Uremic Sarcopenia 査読有り
Takaaki Higashihara, Motoki Odawara, Hiroshi Nishi, Takehito Sugasawa, Yumika Suzuki, Satoshi Kametaka, Reiko Inagi, Masaomi Nangaku
American Journal of Pathology 2024年3月
Novel cell-based system to assay cell-cell fusion during myotube formation. 査読有り
Isobe M, Suzuki Y, Sugiura H, Shibata M, Ohsaki Y, Kametaka S
Biomedical research (Tokyo, Japan) 43 巻 ( 4 ) 頁: 107 - 114 2022年8月
Uremia Impedes Skeletal Myocyte Myomixer Expression and Fusogenic Activity: Implication for Uremic Sarcopenia. 査読有り Open Access
Higashihara T, Odawara M, Nishi H, Sugasawa T, Suzuki Y, Kametaka S, Inagi R, Nangaku M
The American journal of pathology 194 巻 ( 5 ) 頁: 759 - 771 2024年5月
Protective effects of hachimijiogan (HJG), a Japanese Kampo medicine, on cancer cachectic muscle wasting in mice. 査読有り
Kametaka S, Isobe M, Komata K, Morinaga M, Nagahata K, Lee-Hotta S, Uchiyama Y, Shibata M, Sugiura H
Biomedical research (Tokyo, Japan) 44 巻 ( 5 ) 頁: 199 - 207 2023年
Median nerve injury does not contribute to early onset of decreased grip strength due to repetitive reaching and grasping tasks in rats. 査読有り
Fujiwara M, Yoshito N, Iwata M, Lee-Hotta S, Inoue T, Aizawa Y, Kametaka S, Asai Y, Suzuki S
Neuro endocrinology letters 41 巻 ( 2 ) 頁: 76 - 85 2020年9月
生物学・生体防御学
内山, 靖, 藤井, 浩美, 立石, 雅子( 担当: 単著)
医歯薬出版 2023年10月 ( ISBN:9784263267554 )
HiBiT システムを用いた筋芽細胞細胞融合のモニター系 招待有り
亀高 諭
プロメガ かわら版 2017年9月
オートファジー隔離膜の形成過程には小胞体由来細管集合体が関与する
植村 武文, 山本 雅哉, 亀高 愛, 曽 友深, 矢橋 あつ子, 山田 茜, 安納 弘道, 亀高 諭, 小松 雅明, 和栗 聡
日本細胞生物学会大会講演要旨集66回 巻 頁: 114 - 114 2014年5月
デキサメタゾン誘発性骨格筋萎縮回復モデルの確立とアディポネクチンシグナルの影響の検討
迫直輝、亀高諭
第127回日本解剖学会総会・全国学術集会 2022年3月28日 日本解剖学会
亀高諭
第73回日本細胞生物学会大会 2021年7月2日 日本細胞生物学会
培養筋芽細胞を用いた細胞膜融合メカニズムの解析
磯部茉莉、亀高諭
第121回 日本解剖学会総会・全国学術集会
培養筋芽細胞を用いた細胞膜融合メカニズムの解析
磯部茉莉、亀高諭
日本解剖学会第75回中部支部学術集会
クラスリンアダプターGGA1による骨格筋形成制御
磯部茉莉, 李佐知子, 杉浦英志, 和栗聡, 亀高諭
第19回日本蛋白質科学会年会・第71回日本細胞生物学会大会合同年次大会 2019年6月
医工連携による機能性・放射線ナノメディシンの開発への基盤構築
研究課題番号:10303950 2021年 - 2023年3月
東海国立大学機構大学横断研究推進プロジェクト
亀高諭
担当区分:研究分担者 資金種別:産学連携による資金
配分額:700000円 ( 直接経費:700000円 )
骨格筋再生における筋芽細胞膜融合の責任因子の探索
研究課題/研究課題番号:20K07244 2020年4月 - 2023年3月
亀高 諭
担当区分:研究代表者
配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )
本研究は骨格筋発生の初期段階で起こる筋芽細胞の融合現象に着目し、近年開発した新規細胞融合検出法(HiMy法)を用いて
(1)細胞融合を促進あるいは遅延させる化合物や遺伝子を網羅的に探索し、
(2)得られた情報をもとに培養筋芽細胞やマウス骨格筋損傷モデルなどを用いて細胞融合の分子機構を明らかにする。
本研究により今まで不明な点の多かった細胞膜融合現象の分子機序を解明し、筋損傷からの治癒を促進する新規治療薬の発見、さらにはその成果に基づく筋損傷の予防方法や筋損傷からの回復促進のための新たなリハビリテーション法等の開発研究へ発展できることが期待される。
がんサルコペニアの重症化予防を目的とした薬剤シーズの発見と運動療法介入研究
2018年4月 - 2022年3月
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B))
杉浦 英志, 分担者, 亀高 諭
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:17160円 ( 直接経費:13200円 、 間接経費:3960円 )
がんサルコペニアの重症化予防を目的とした薬剤シーズの発見と運動療法介入研究
研究課題/研究課題番号:18H03127 2018年4月 - 2022年3月
杉浦 英志
担当区分:研究分担者
1) 筋芽細胞融合アッセイ系(HiMy assay)を用いて筋芽細胞融合現象に関与する114の化合物のスクリーニングを行った。C2C12筋芽細胞分化24時間後における細胞融合をHiBiT-LgBiT(Promega)の再構成によるNanoLuc活性を測定することにより評価した。その結果、DMSO コントロールに対して2倍以上の活性が見られたものは5種、1.5~2 倍の活性が見られたものは9種、0.5 倍以下の活性は6種であった。今後、更なる解析により新たな知見が得られる可能性が期待された。
2) 作製したがん悪液質モデルマウスを用いて、有酸素運動による骨格筋の形態学的変化の解析を行った。Control群、C26群、C26+有酸素運動群 (以下、Con群、C26群、C26+Ex群)を用意し、有酸素運動群に対してはトレッドミルを用いた有酸素運動を実施し、その他の群においては、4週間通常飼育をしたところ、前脛骨筋、腓腹筋において、Con群と比較してC26群では重量が有意に減少した。また、これらの筋において、C26+Ex群では重量の有意な減少抑制が見られ、有酸素運動はがん悪液質性筋萎縮に対して抑制効果を有することが示唆された。
3) 周術期消化器がん患者63例を対象とし、活動量が術後合併症に影響する因子を検討した。活動量をIPAQ短縮版にて調査し、サルコペニアの有無をCTでのL3レベルPMIと握力、歩行速度から判定した。ロジスティック回帰分析を行ったところ、座位時間がCD≧Ⅱと独立して関連する変数として抽出された。活動量が低いほど死亡リスクが高くなることが報告されており、座位時間の減少が合併症発症リスクを軽減できる可能性が示唆された。
HiMy法 (HiBiT-based myoblast fusion assay)による手法が安定したことにより、化合物ライブラリーからの抽出が可能となった。コントロール群に対して2倍以上の活性(促進効果)が見られたものが5種見出され、今後、毒性の有無や濃度依存性による効果について検討していく必要がある。また、探索された薬剤による筋萎縮抑制の分子機序をシグナル伝達系の観点から薬剤の作用機序を解析していく必要がある。
In vivoの実験においては、がん悪液質モデルマウスの作成が成功し、がん悪液質による筋委縮作用や運動介入による筋委縮抑制効果が確認されたが、トレッドミル運動によるがん悪液質性筋萎縮抑制効果について、骨格筋萎縮に関するマーカー遺伝子を解析していく必要がある。
臨床研究においては、周術期がん患者におけるサルコペニアの評価を行ってきたが、悪液質の進行した終末期がん患者を対象とした評価も必要である。
1)In vitroの実験において、がん悪液質筋萎縮に対する薬剤シーズの抽出と探索された薬剤効果機序を解析する。培養筋芽細胞C2C12を使用し 、スプリットルシフェラーゼによる細胞融合アッセイ系により筋管形成を制御する化合物を探索する。また、探索された薬剤による筋萎縮抑制 の分子機序をシグナル伝達系の観点から薬剤の作用機序を解析する。 2)In vivoの実験において、探索により見出された筋芽細胞融合促進効果の高い化合物を坦癌マウスに経口投与による筋萎縮への保護効果を検 討する。探索された薬剤を投与された担癌マウスに対して、筋組成や構造、筋の蛋白分解や合成経路の確認を行う。がん細胞接種4週間後、体 重、腫瘍重量、下肢骨格筋(前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋)の重量を測定するとともに、前脛骨筋のtotal RNAを抽出し、cDNA合成の後、定量PCR(qPCR)を行い、mRNA発現量を解析する。また、トレッドミル運動によるがん悪液質性筋萎縮抑制効果について検討を行い、骨格筋萎縮に関 するマーカー遺伝子を解析していく。 3)周術期および終末期がん患者を対象とした運動療法介入の臨床比較試験を行う。基礎研究で得られた結果に基づいて運動療法プログラムを 作成する。運動療法の有効性を確認するために運動療法群とコントロール群との間でオープンラベルの比較試験を行い、コホート研究より同定 したリスク因子をアウトカムの代替指標として改善効果を検討する。
筋芽細胞の膜融合過程を担う分子機構の解明-新たな筋障害治療ターゲットの探索
2015年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金
亀高 諭
担当区分:研究代表者
マウス培養筋芽細胞C2C12を用いて、筋分化、筋修復過程における細胞膜融合メカニズムの分子機構を明らかにする目的で、C2C12細胞の筋分化に必須な遺伝子を探索した。探索に先立ち、筋分化効率の高いC2C12筋芽細胞株を探索し、幾つかの高分化効率を有するクローンを単離した。得られたクローンを用いてRNAi法によりゴルジ体、エンドソームで機能するクラスリンアダプター分子、GGA1(Golgi-localized, gamma-ear containing, adaptor protein 1)がC2C12細胞の骨格筋分化に重要な役割を担っていることを見出した。哺乳動物には構造、機能的に類似した3つのGGA遺伝子(GGGA1, 2, 及び3)が存在することから、これらの分子の筋分化における機能解析を行うことを企画したが、これらの分子群に対する良い抗体が市販されていないことからこれらの抗体を作成し、特異抗体を得ることに成功した。C2C12細胞における内在性GGAの発現解析を行った結果、GGA1筋分化過程において発現量がmRNAレベルで上昇すること、またGGA1はC2C12細胞内においても他の細胞と同様にゴルジ、エンドソームに局在することが明らかとなった。類縁分子であるGGA2, GGA3に関しても同様の解析を行ったところ、GGA3はGGA1同様に筋分化に重要である可能性が示唆される一方で、GGA2はノックダウンにより筋分化は阻害されなかったことから、GGA1, 3とGGA2が筋分化において異なる機能特異性を有していることが示唆された。GGA1, 3はGGA2にはないユビキチン結合能を持つことが示唆されていることから、ユビキチン化されたカーゴ分子が筋分化に重要である可能性を考え、カーゴ分子の探索を開始している。
筋芽細胞の膜融合過程を担う分子機構の解明-新たな筋障害治療ターゲットの探索
研究課題/研究課題番号:15K12580 2015年4月 - 2018年3月
亀高 諭
担当区分:研究代表者
配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )
筋芽細胞融合は、発生中の筋肉の成長と損傷時の筋線維の再生に寄与する、きわめて重要な過程である。本研究においては培養筋芽細胞株C2C12細胞を用いて、蛍光タンパク質を用いた簡便かつ感度の高い細胞融合検出系を構築し、骨格筋分化に関わる遺伝子および分化に影響を与える分子の探索を行った。その結果細胞内小胞輸送に関わるGGA1クラスリンアダプター分子をノックダウンすることで筋分化が阻害されること、さらにインスリン受容体の細胞膜表面での発現が低下することが示された。
解剖学 講義・実習
(福島県立医大, 大阪大学)
組織学 講義・実習
(福島県立医大)
基礎理学療法学実習
(名古屋大学医学部)