2023/03/16 更新

写真a

タケノ ユカリ
竹野 ゆかり
TAKENO Yukari
所属
大学院医学系研究科 総合保健学専攻 看護科学 講師
大学院担当
大学院医学系研究科
学部担当
医学部(保健学科)
職名
講師

学位 1

  1. 博士(看護学) ( 2013年6月   名古屋大学 ) 

学歴 2

  1. 名古屋大学   医学系研究科   看護学専攻

    - 2013年3月

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    国名: 日本国

  2. Flinders University   Graduate School, Division of Nursing

    - 2006年11月

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    国名: 日本国

受賞 1

  1. Postgraduate Research Award

    2007年5月   Flinders University  

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    受賞国:オーストラリア連邦

 

論文 11

  1. A Pilot Study of Determining the Reliability of a New Three-Dimensional Scanning System for Measuring Truncal Thickness After Breast Cancer Surgery

    Hisano Fumiya, Watanabe Sachiyo, Niwa Shiori, Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Takeno Yukari, Murota Kaoru, Honda Ikumi, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY     2022年9月

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  2. The Correlation Between Fluid Distribution and Swelling or Subjective Symptoms of the Trunk in Lymphedema Patients: A Preliminary Observational Study

    Hisano Fumiya, Niwa Shiori, Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Murota Kaoru, Fukuyama Atsushi, Takeno Yukari, Watanabe Sachiyo, Fujimoto Etsuko, Oshima Chika

    LYMPHATIC RESEARCH AND BIOLOGY   19 巻 ( 3 ) 頁: 269 - 273   2021年6月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1089/lrb.2020.0075

    Web of Science

    PubMed

  3. LONG-TERM FOLLOW-UP OF COLLATERAL PATHWAYS ESTABLISHED AFTER LYMPHADENECTOMY IN RATS

    Takeno Y., Arita H., Oshima C., Mawaki A., Nakanishi K., Kurono F., Fujimoto E.

    LYMPHOLOGY   50 巻 ( 3 ) 頁: 131-135   2017年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Web of Science

  4. Nighttime bandaging to reduce lymphedema swelling: a clinical pre-post study 査読有り

    Nakanishi Keisuke, Mawaki Ayana, Oshima Chika, Takeno Yukari, Kurono Fumiya, Murotani Kenta, Kikumori Toyone and Fujimoto Etsuko

    SAGE Open Nursing   3 巻   頁: 1-8   2017年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. Long-term follow-up of collateral pathways established after lymphadenectomy in rats.

    Takeno Y, Arita H, Oshima C, Mawaki A, Nakanishi K, Kurono F, Fujimoto E

    Lymphology   50 巻 ( 3 ) 頁: 131 - 135   2017年

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    記述言語:英語  

    PubMed

  6. 安全な吸引のために ―解剖生理学的知識と手技―

    藤本悦子、竹野ゆかり

    理学療法学   40 巻 ( 4 ) 頁: 335-334   2013年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. Sleep disturbance in elderly patients after cardiac surgery during their stay in intensive care unit and surgical ward

    Arita, H., Takeno, Y., Fujimoto, E.

    Journal of Nursing & Care     2013年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4172/2167-1168.1000137

  8. Alternations of lymph flow after lymphadenectomy in rats revealed by real time fluorescence imaging system

    Takeno, Y., Fujimoto, E.

    Lymphology   46 巻 ( 1 ) 頁: 12-19   2013年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. Efficacy of complete decongestive therapy (CDT) on edematous rat limb after lymphadenectomy demonstrated by real time lymphatic fluid tracing

    Takeno, Y., Arita, H., Fujimoto, E.

    SpringerPlus   2 巻 ( 225 )   2013年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/2193-1801-2-225

  10. 外国人看護師とともに働くための一歩--インドネシア人看護師の看護技術に着目して

    竹野ゆかり、Dewi Wan Nishfa、Agustina Hana Rizmadewi

    日本看護技術学会誌   10 巻 ( 1 ) 頁: 66-68   2011年

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    担当区分:筆頭著者  

  11. Facilitating the transition of Asian nurses to work in Australia

    Takeno, Y.

    Journal of Nursing Management   18 巻 ( 2 ) 頁: 215-224   2010年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 4

  1. 人体の構造と機能 第4版

    Elaine N. Marieb、林正健二、今本喜久子、遠藤健司、大島千佳、小田切陽一、武田多一、武田裕子、竹野ゆかり、藤本悦子( 担当: 共著)

    医学書院  2015年3月 

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    記述言語:日本語

  2. 看護師国試状況設定完全予想問題集

    大津廣子、小松万喜子他( 担当: 共著)

    成美堂  2014年11月 

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    記述言語:日本語

  3. 解剖生理学から見直す看護技術

    藤本悦子、有田広美、荒井孝子、大島千佳、木室ゆかり、石田陽子、三浦奈都子、武田利明、竹野ゆかり、深井喜代子、菱沼典子、大久保暢子、澤本美千代( 担当: 共著)

    学研メディカル  2012年 

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    記述言語:日本語

  4. 手術室看護手順 第2版

    舩橋朋子、池田好美、伊藤綾乃、岡本彩、金子弘美、黒田暢子、佐藤晃子、筋田真弓、竹野ゆかり、大黒谷好恵、錦織純子、花柗有美、吉田京子( 担当: 共著)

    医学書院  1998年 

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    記述言語:日本語

講演・口頭発表等 29

  1. 看護系大学学部学生に対するリンパ浮腫ケア教育-セラピストの増大をめざして-

    藤本悦子、安藤詳子、中西啓介、竹野ゆかり、間脇彩奈、大島千佳

    看護科学学会第37回学術集会 

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    開催年月日: 2017年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  2. 糖尿病は間質液の尿への移行を遅延させるかーイヌリンを指標としてー

    竹野ゆかり、堀夏美、田村舞帆、藤本悦子

    コ・メディカル形態機能学会第15回学術集会 

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    開催年月日: 2016年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  3. リンパ浮腫ケアの新たなステージ

    藤本悦子、大島千佳、竹野ゆかり、中西啓介、永谷幸子、谷保由依子、黒野史椰

    日本看護技術学会第14回学術集会 

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    開催年月日: 2015年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  4. イヌリンを指標とした間質液の動態と肥満との関係

    田村 舞帆、堀 夏美、竹野 ゆかり、大島 千佳)、藤本 悦子

    コ・メディカル形態機能学会第14回学術集会 

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    開催年月日: 2015年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  5. 多層包帯法が睡眠に与える影響

    児玉侑紀、高羽杏奈、大島千佳、間脇彩奈、竹野ゆかり、藤本悦子

    コ・メディカル形態機能学会第14回学術集会 

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    開催年月日: 2015年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  6. A follow-up study of collateral pathways established after lymphadenectomy in rats 国際会議

    Takeno, Y, Nakanishi, K, Mawaki, A, Oshima, C, Arita, H, Fujimoto, E.

    25th World Congress of Lymphology 

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    開催年月日: 2015年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

  7. PATTTERN OF FLUID ACCUMULATION IN THE LYMPHEDEMATOUS ARM REVEALED BY MAGNETIC RESONANCE 国際会議

    FUJIMOTO,E, TANIHO, Y, MAWAKI, A, OSHIMA, C, NAKANISHI, K, TAKENO, Y.

    25th World Congress of Lymphology 

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    開催年月日: 2015年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:アメリカ合衆国  

  8. Exretion patterns of urinary melatonin after cardiac surgery in elderly patients 国際会議

    Arita, H, Takeno, Y, Fujimoto, E.

    18th EAFONS 

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    開催年月日: 2015年2月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:台湾  

  9. 巻尺で測定した周囲径と自覚症状はリンパ浮腫の指標として使えるか

    谷保由依子,間脇彩奈,大島千佳,竹野ゆかり,藤本悦子

    日本看護技術学会第13回学術集会 

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    開催年月日: 2014年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  10. リンパ浮腫患者の皮膚粘弾性-スキンケアのpreliminary study として-

    間脇彩奈, 谷保由依子, 大島千佳, 竹野ゆかり, 藤本悦子

    日本看護技術学会第13回学術集会 

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    開催年月日: 2014年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  11. リンパ節切除後のリンパ動態の変化―リアルタイムイメージング法を用いた解析-

    竹野ゆかり、藤本悦子

    日本解剖学会第74会中部支部学術集会 

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    開催年月日: 2014年10月 - 2014年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:金沢   国名:日本国  

  12. 腋窩リンパ節切除後のリンパ動態の変化

    竹野ゆかり、中西啓介、間脇彩奈、有田広美、大島千佳、藤本悦子

    コ・メディカル形態機能学会第13回学術集会 

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    開催年月日: 2014年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  13. リンパ流速の測定方法の開発-疾患との関連において-

    野田さつき、水野花奈美、渡邉真季、八木街子、中西啓介、竹野ゆかり、藤本悦子

    コ・メディカル形態機能学会第13回学術集会 

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    開催年月日: 2014年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  14. 上肢リンパ浮腫における水分の分布-MR画像を用いて-

    谷保由依子,間脇彩奈,竹野ゆかり,大島千佳,安藤詳子,藤本悦子

    日本看護研究学会大40回学術集会 

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    開催年月日: 2014年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  15. Efficacy of complete decongestive therapy (CDT) on edematous rat limb after lymphadenectomy demonstrated by real time lymphatic fluid tracing 国際会議

    Takeno, Y., Arita, H., Fujimoto, E.

    24th. World Congress of International Society of Lymphology 

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    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:イタリア共和国  

  16. ラットのリンパ動態に関する研究 分水嶺の探索

    黒野史椰、竹野ゆかり、大島千佳、 藤本悦子

    第12回コメディカル形態機能学会学術集会 

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    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  17. 効果的なドライシャンプーの検討 洗髪前の蒸しタオルの使用について

    間脇彩奈、竹野ゆかり、藤本悦子

    第39回日本看護研究学会 

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    開催年月日: 2013年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  18. Facilitation in a work setting for the transition of Indonesian nurses in Japan: Contrast with Kuwaiti health care system 国際会議

    Takeno, Y., Arita, H., Fujimoto, E.

    ICN 25th Quadrennial Congress 

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    開催年月日: 2013年5月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:オーストラリア連邦  

  19. Establishment of new lymphatic routes from edematous limb after lymphadenectomy in rats 国際会議

    Takeno, Y. Arita, H. Fujimoto, E.

    3rd. Nagoya-Yonsei university research exchange meeting on Health Sciences 

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    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  20. リンパ経路遮断後のリンパ動態の変化 リンパドレナージの検討を示唆する基礎研究

    竹野ゆかり 林美希 藤本悦子

    第11回日本看護技術学会学術集会 

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    開催年月日: 2012年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  21. 肥満ラットにおけるリンパの流れについての検討

    佐伯街子、大島千佳、永谷幸子、間脇彩奈、竹野ゆかり、林美希、藤本悦子

    第11回コメディカル形態機能学会学術集会 

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    開催年月日: 2012年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  22. 複合的治療による上肢リンパ浮腫の変化 MRIを用いた検討

    林美希、竹野ゆかり、 藤本悦子

    第11回日本看護技術学会学術集会 

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    開催年月日: 2012年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  23. 続発性リンパ浮腫を来した患肢の内部構造と液体貯留部位 MRIを用いたpreliminary study

    藤本悦子 竹野ゆかり 大島千佳、永谷幸子、 佐伯街子、間脇彩奈、 安藤祥子、林美希

    第38回日本看護研究学会 

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    開催年月日: 2012年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  24. リンパ節切除後のリンパ動態の変化  リンパ浮腫ケアの基礎研究として

    竹野ゆかり、 永谷幸子、大島千佳、藤本悦子

    第31回日本看護科学学会学術集会 

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    開催年月日: 2011年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  25. インドネシア人看護師の日本就労目的とそれに対する日本の課題

    竹野ゆかり

    第30回日本看護科学学会学術集会 

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    開催年月日: 2010年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  26. インドネシア人看護師とともに働いていくために:インドネシアの看護教育からの検討

    竹野ゆかり, Dewi Wan Nishfa

    第13回国際看護研究学会学術集会 

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    開催年月日: 2010年9月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  27. Decision-making process to migrate to Australia: Case studiesof Korean and Japanese nurses 国際会議

    Takeno, Y., Fujimoto, E.

    12th. East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS) 

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    開催年月日: 2009年

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  28. Education for the transition of Asian Nurses to work in Australia 国際会議

    Takeno, Y.

    ICN Conference 2007 

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    開催年月日: 2007年

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:オーストラリア連邦  

  29. Facilitating the transition of Asian nurses of work in Australia 国際会議

    Takeno, Y.

    Royal College of Nursing Australia 

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    開催年月日: 2006年

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

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科研費 10

  1. 筋損傷に対する筋内リンパ管の役割とその役割に着目した治療戦略

    研究課題/研究課題番号:22H03440  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    河上 敬介, 縣 信秀, 竹野 ゆかり, 紀 瑞成

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    担当区分:研究分担者 

    これまで,筋損傷におけるリンパ管の役割は不明で,その分布すら分かっていなかった。我々は,筋内のリンパ管が他の組織と異なる大きさや分布を呈すること,そのリンパ管の数や大きさが筋損傷後の回復早期に通常の約2倍に増加することを明らかにした。一方近年,リンパ管新生は周囲組織の毛細血管新生までも誘導し筋の壊死を抑えることが報告された。よってリンパ管は,筋損傷においても毛細血管新生のトリガーとして機能し,筋再生やエネルギー供給に寄与し,筋損傷からの回復に不可欠な存在かもしれない。本研究は,力学刺激⇒リンパ管新生⇒筋損傷回復という,これまでにない新たな切り口から有効な理学療法を探る。

  2. リンパ浮腫の早期発見のための基礎研究ー体表面の微量生体ガスに着目してー

    研究課題/研究課題番号:20K10684  2020年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    中西 啓介, 竹野 ゆかり, 大島 千佳, 間脇 彩奈, 藤本 悦子, 安藤 詳子, 本田 育美

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    担当区分:研究分担者 

    私たちの体の表面からわずかに出ている生体ガスは体内の様子を映しており、糖尿病の健康管理などに役立てられはじめていますが、リンパ浮腫には使われていません。リンパ浮腫はがんなどの手術によって、腕や足に浮腫(むくみ)を生じるものです。生体ガス測定は,検査に痛みはなく、短い時間で検査を終えられる利点があります。この研究の進め方は、まず動物研究でリンパに関係する生体ガスを幅広く調べ、その後に患者さんを集めて行う研究でリンパ浮腫に特徴的な生体ガスをわり出します。2020年4月現在において、新型コロナウィルスが世界的に猛威をふるっており、患者さんに協力を得ておこなう研究は安全を第一に展開していきます。
    【本研究の背景】本研究は主にがんの手術に続いて生じる浮腫(続発性リンパ浮腫)の早期発見に貢献するセルフチェックシステムの開発にむけた基礎的研究として、皮膚体表面から放散される微量生体ガスに着目するものである。本研究はこれまでの研究で得られた知見や手法を統合・発展させ,2020年度、2021年度では動物実験でリンパ由来の皮膚ガスを網羅的に検討し,残る2年間でリンパ浮腫患者を対象とした検証研究を行うものとして、研究を計画している。
    【2020年度の進捗】2020年度はCovid-19感染予防対策のあおりを受けた。たとえば研究拠施設(所属施設)への立ち入りがゆるされなかった点や、所属施設全体として在宅ワークが推奨されたなどである。このような理由により、年度前半では研究実施が思うように展開できなかった。年度後半では共同研究者とともに実験系確立にむけてラット数の適切性やガス採取方法を検討・調整するなど、2021年度の円滑な実施にむけて取り組んできた。また、本研究が社会貢献するまでに至った場合に想定されるグランドデザインについて、東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野の三林教授の研究グループの研究により皮膚ガスを見える化(皮膚表面から放出される微量な血中揮発性成分の高感度リアルタイム画像化)した成果も参考に、具体的なイメージの形成を図ってきた。
    【2021年度の進捗】2021年度の特に年度後半はCovid-19感染予防対策のあおりを受けた。昨年度に引き続き、共同研究者とともに実験系確立にむけて検討・調整し2022年度にむけた円滑な実施にむけて取り組んだ。
    【今後の展開】2022年度は前年度に調整してきた実験系にそって引き続きプレテストを行い、追って本実験を展開していく。また、ウィズコロナ元年である2022年では患者を被検者とした研究についても、網羅的検討として並行して実施していく。
    2020年度前半と、2021年度後半のCovid-19の影響を受け、ラットによる網羅的検討が遅れている。2022年度はウィズコロナ元年として、ヒトを対象としたリンパ由来皮膚ガス物質候補の提案にむけてヒトを対象とした網羅的検討を並行して実施する予定である。
    2022年度はウィズコロナ元年として、リンパ由来皮膚ガス物質候補の提案にむけてヒトを対象とした網羅的検討を並行して実施する予定である。ただし、患者を被検者とした研究内容の推進については、研究協力施設の受け入れ状況の推移をみて計画していく。場合によっては他施設の協力を得る、または動物実験により到達可能な目標に設定しなおすなど抜本的変更も視野に入れて進めていく。

  3. 看護教育における解剖生理学の再構築とその教育指針の作成

    研究課題/研究課題番号:20K10650  2020年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    藤本 悦子, 荒川 満枝, 大久保暢子, 大島 千佳, 竹野 ゆかり, 林 みつる, 神田 知咲

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    担当区分:研究分担者 

    看護は人体の構造と機能にかなった方法で提供されなければならない。しかし現行の解剖生理学教育は看護実践と乖離していることが指摘されている。解剖生理学教育を整理し、看護の視点から見直す必要があると考えられる。 本研究では、1) 解剖生理学担当と看護専門科目担当の教員へアンケート調査を行い、看護教育で必要な内容を抽出する。2) 看護師長へアンケート調査を行い、臨床の場で不足している解剖生理 学を把握する。3) これらのデータを基にブレーンストーミングを行い、様々な手法を活用して教育を構築する。この時、要所に看護技術について実験を行い、解剖生理学との関連を検証しながら、内容を洗練させる。
    昨年度に引き続き令和3年度は、1)アンケートの内容作成と2)目的の指針あるいは教科書に織り込む看護に関する解剖生理学的エビデンスの作成に主眼を置いた。
    1)「アンケートの内容」について
    「看護技術の理解と習得のために不可欠な解剖生理学」というテーマで、共同研究者間でZoom会議を重ねた。看護技術としては、1.環境調整技術 2.食事の援助技術 3.排泄援助技術 4.活動・休息援助技術 5.清潔・衣生活援助技術 6.呼吸・循環を整える技術 7.創傷管理技術 8.与薬の技術 9.救命救急処置技術 10.症状・生体機能管理技術 11.感染予防技術 12.安全管理の技術 13.安楽確保の技術の項目と、その下位に位置する71項目に焦点を当てた。共同研究者からの情報を集約した。例えば「食事介助(嚥下障害のある患者を除く)」の項目では、解剖生理学の理解としては、「嚥下のメカニズム」「喉頭蓋の動き」「反回神経麻痺」「食事を認識するための視覚刺激と姿勢」が必要であることが抽出された。同様に「排泄援助(床上、ポータブルトイレ、オムツ等)」の項目では、「自律神経」、「膀胱の位置と重力」、「大腸の位置関係と重力」、「いきみやすい姿勢の保持」が抽出された。
    2)指針に書くべき解剖生理学のエビデンスについて
    各研究者の基盤的研究を進展させることを確実にすることが決定した。現在成果としては、「(起立性低血圧を視野に入れた)離床を促す時の血圧変化」を論文発表し、さらに糖尿病患者の血圧変化について学会発表した。この他昨年に引き続き、「リンパ浮腫のケア」「遷延性意識障害」「感染」「糖尿病」に関連して研究を推進している。
    研究者間でブレーンストーミングを頻繁に行い、また解剖生理学的エビデンスを得るための研究を精力的に推進する予定であったが、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症によって対面ミーティングがキャンセルされ、内容の充実には遠隔会議だけでは不足なところが生じた。また、臨床上のエビデンスを得るためには患者協力が必要であるが、昨年度に引き続き医療機関が出入りを制限する場合があり、協力を得ることが厳しい状況が続いている。その中で、糖尿病患者についてはサンプルサイズを満たすことができた。しかし他の研究に関しては依然として厳しい。これらのことから、当初の計画より、やや遅れが生じている。
    指針あるいは教科書に織り込むべきエビデンスについては研究を推進し、その成果をアンケート原案に加味して、アンケート内容を完成する。デルファイ法での研究戦略を充実させることを目的に、デルファイ法で研究を行っている研究者を招き、具体的な方法を示す研修会を開催する。さらに本研究の項目について専門的助言を得る。倫理審査委員会の審査を受ける。

  4. 下肢の筋・骨格系の手術を受ける高齢者の睡眠状態とその関連要因

    研究課題/研究課題番号:20K10716  2020年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    有田 広美, 藤本 悦子, 竹野 ゆかり, 矢島 直樹

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    担当区分:研究分担者 

    急性期病院において入院・治療を受ける患者は高齢であることが多く、二次的合併症のリスクは高い。下肢の筋・骨格系の手術(以下、下肢整形外科手術)を受ける高齢患者はせん妄を発症することが多く、誘発因子のひとつに「睡眠障害」が多数報告されている。本研究では、認知機能障害の有無や予定手術・緊急入院を問わず、下肢整形外科手術を受ける高齢者の睡眠を非装着型睡眠測定器という客観的な指標を用いて、術前から術後7日間まで測定して睡眠状況を明らかにする。さらに、痛み、日常生活動作など睡眠に影響を及ぼす要因を検討することで、下肢の筋・骨格系の手術を受ける高齢患者に対する睡眠促進ケアプログラムの基礎とする。
    研究2年目もコロナ感染拡大により県独自の緊急事態宣言が発令されるなど、研究フィールドへの立ち入り制限があった。しかし、コロナ感染予防対策として対象患者の病室への訪問回数を減らすなど研究計画にいくつかの変更を加え、研究フィールドの倫理審査委員会で承認が得られ、2021年12月より調査開始した。
    本研究の目的は、下肢整形外手術を受ける65歳以上の患者に対して術前から術後一週間にマットレス下に敷く非装着型睡眠計を用いて睡眠状況と睡眠に影響する要因を明らかにすることである。特に、コロナ禍で家族の面会も禁止されているなかで手術を受けるというストレスフルな状況は睡眠に影響を及ぼしかねない。また、腰椎疾患の場合、離床は早く進められるものの術前に認められた症状が術後すぐには改善しないことから気に病み、睡眠に影響することもわかった。そのため、対象者を腰椎疾患患者も加えて拡大して現在調査進行中である。膝関節、股関節、腰椎の手術を受ける60歳以上の患者を対象に術前日に入院した夜間から術後7日夜までの睡眠を非装着型睡眠計を用いて測定したところ、手術当日は著しく睡眠状態が悪く、睡眠の分断がみられた。主観的な睡眠評価においても中途覚醒の増加、熟睡度の低下など眠れなかったという訴えがほとんどであった。リハビリテーションが進み自力で杖歩行(歩行器歩行)が可能となっても夜間の睡眠は分断されるパターンがみられた。次年度も調査継続していく予定である。
    研究2年目もコロナ感染拡大により県独自の緊急事態宣言が発令されるなど、研究フィールドへの立ち入り制限があったため調査開始が遅れた。しかし、コロナ感染予防対策として対象患者の病室への訪問回数を減らすなど研究計画にいくつかの変更を加え、研究フィールドの倫理審査委員会で承認が得て、2021年12月より調査開始している。現在、実施数も積み重ねてきている。
    本来は次年度は研究成果の成果発表準備の予定であったが、次年度もこのまま調査を継続する予定である。時期によって手術件数は変動するが、このままの感染状況レベルを維持して経過すれば次年度でデータ収集終了できる見込みである。

  5. リンパ浮腫評価指標の開発-皮膚表面構造はリンパ浮腫を評価できるかー

    研究課題/研究課題番号:19K10795  2019年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    間脇 彩奈, 藤本 悦子, 中西 啓介, 竹野 ゆかり, 大島 千佳, 川西 康友

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    担当区分:研究分担者 

    リンパ浮腫ケアのエビデンス構築にあたり、リンパ浮腫の程度を評価する統一した指標を作ることは喫緊の課題である。私たちはこれまでリンパ浮腫患者の皮膚の変化に注目して研究を行い、リンパ浮腫患者の皮膚表面構造は水分の貯留状況に合わせて変化していることを見出した。本研究では近年、多くの分野で画期的な効果をもたらしている人工知能や画像解析技術を、皮膚表面構造の画像解析法の解明に使用する。皮膚表面構造を数量化し、浮腫の程度との相関を明らかにすることで新しいリンパ浮腫評価指標を開発し、国内外のリンパ浮腫患者に使用できるツールの基礎とする。
    リンパ浮腫は慢性的なものであり、継続的なケアや診断が必要になるが、それらに要する労力は大きく患者の負担が大きい。この負担を軽減するために、統一した指標やケアのエビデンスを確立することで、よりよいケアを検討することは喫緊の課題である。私たちはこれまでリンパ浮腫患者の皮膚の変化に注目して研究を行い、リンパ浮腫患者の皮膚表面構造は水の貯留状況に合わせて変化していることを見出してきた。本研究では、まだ明らかにされていないリンパ浮腫患者の皮膚表面構造に着目し、リンパ浮腫の皮膚の評価とすることができるかを明らかにすることを目的としている。
    2021年度は前年度からの課題であった皮膚表面構造の画像解析方法について引き続き検討を行った。コロナの影響もあり新規の被験者をリクルートすることが難しい状況であったため、過去に収集した画像データを用いての検討となった。皮膚表面の皮溝をより適切に表現し数値化するため、画像処理ソフト(GIMP 2.10.28)を用いて画像処理を行った。2値化の方法として先行研究の方法を検討したが、皮膚の日焼けの状態や光の当たり具合などより撮影状態に左右されずに皮溝を抽出できる、ガウス差分や閾値を変更して抽出する方法を採用した。現在、おおよその方法が決まったため、データの解析に入ったところである。今後は、データの解析を進めるとともに、その結果がMR画像、超音波画像、皮膚粘弾性等他の浮腫の程度を示す指標や患者背景との関連を分析し、学会発表や論文として発表することを予定している。
    画像解析方法について確立でき、今後はデータの分析を行う予定で進めている。新規の被験者リクルートについての検討は引き続き行うが、現時点ではおおむね順調に進展できていると考えている。
    画像解析方法について確立でき、今後はデータの分析を行う予定である。感染の拡大状況や社会情勢と併せて新規の被験者をリクルートすることを予定するが、まずは、過去のデータを利用して、浮腫の程度を示す他の指標(MR撮像、超音波画像、生体インピーダンス、周囲径、皮膚粘弾性など)との相関、患者背景との関連を分析する予定である。

  6. リンパ浮腫早期介入プログラム構築のための研究ー患部の内部構造に着目してー

    研究課題/研究課題番号:19K10925  2019年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大島 千佳, 藤本 悦子, 中西 啓介, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり, 安藤 詳子

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    担当区分:研究分担者 

    がん治療後の続発性リンパ浮腫では、早期に発症の兆候を発見し治療を開始することが、重症化の防止に極めて重要であるが、患者の多くは、患肢の極端な腫脹などの自覚症状から受診に到るケースが多く、適切な介入の時期を逃している場合が多い。本研究では、がん治療開始前の患者を対象として、自覚症状に先行するごく初期における患部の変化を、客観性の高い指標であるMRIを中心に、超音波エコー、生体インピーダンス、皮膚計測器などを用いて、多角的に捉え、その特徴を経時的に比較検討することによって、リンパ浮腫に対する早期介入プログラム構築の基礎とする。
    今年度は、リンパ浮腫患者の体幹部の水分貯留状況と健常者の体幹部の水分貯留状況を比較した。
    [方法]乳がん好発年齢とされる40代から50代の健常女性(右利き)の体幹を3Dスキャナーにて走査し、背部を内側から外側にかけて4つのareaに分け、各areaの左右の厚みの差を比較した。また、先行研究で得られている乳がん術後患者群(右利き・右患側)のデータを二次利用し、健常者群と同様の解析を行なった。健常者群、患者群における、体幹背部の左右の厚みの差の検定には、Mann-Whitney U検定を用いた(p<0.05)。
    [結果] 健常者群26名の左右の厚みの中央値は、area1で右側が448.74mm、左側が337.44mm、area2で右側が449.92mm、左側が442.43mm、area3で右側が427.96mm、左側が447.19mm、area4で右側が362.97mm、左側が452.32mmであった。左右の厚みの差の検定では、area1とarea4で有意な差が見られた。患者群14名の左右の厚みの中央値は、area1で右側が402.68mm、左側が401.52mm、area2で右側が391.51mm、左側が396.22mm、area3で右側が347.59mm、左側が355.43mm、area4で右側が264.09mm、左側が276.60mmであった。いずれのareaでも有意差はみられなかった。
    [結論] 40代から50代の健常女性では、最内側で右側が有意に厚く、最外側で左側が有意に厚いことが明らかとなった。また、健常者群と患者群の比較から、元々健常者で見られた左右の厚みの差が、手術やリンパ浮腫等の影響によって、相殺された可能性が示唆された。
    コロナ禍における被験者(リンパ浮腫患者)数の減少が、今年度も改善されなかったため、乳がん好発年齢である40代から50代の健常者の体幹の特徴を定量的に把握することを今年度の主な目的とした。今年度得られた結果を、先行研究で得られた乳がん手術後患者の体幹のデータを健常者の体幹の特徴と比較したことで、新知見を得ることができた。
    これまでの研究活動で、多くの新知見を得ることができたと考える。最終年度の研究活動は、これまで得られた知見をまとめ、つぎの研究活動に寄与できる形に発信することである。

  7. リンパ浮腫の進展に伴う皮下組織とリンパ管の変化 -リンパ浮腫ケアと線維化-

    研究課題/研究課題番号:18K17458  2018年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  若手研究

    竹野 ゆかり

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究の目的は、リンパ浮腫の進行に伴って生じる組織の線維化に対し、それを未然に防ぐためのケアを開発することである。
    前年度に引き続き、令和2年度は、リンパ浮腫ラットの表皮、皮下組織に圧測定カテーテル(Millar)を用いて組織の圧測定並びに徒手ドレナージや圧迫療法を行った際にどれほどの圧が皮下組織に生じているか、そしてどれくらいの圧の時にリンパ流を促進することができるのかを測定した。
    測定値に多少のばらつきはあるものの、やや高めの圧迫を加えないとリンパは流れないことが明らかとなった。このことは、現在リンパドレナージの主流となっている優しくソフトなドレナージ方法とは異なっている。しかし、強い圧を長期的に継続して加えていくことにより、リンパ管や組織にどれほどの影響を与えているのかは不明である。今後は圧迫圧と組織学的変化とに着目し、研究を継続していく予定である。
    動物用のエコーを用いる予定であったが、COVID-19の影響もあり、借用が難しく実験に使うことができなかった。今年度使うことができないか再度検討していく。
    COVID-19の影響により、予定していた機器が借用できなかったことに加え、緊急事態宣言による活動指針の影響により、予定していた実験計画を行えなかった。
    今年度は最終年になるため、これまでに得られたデータを再度確認し、追実験が必要な場合はデータ収集をさらに行っていく。また今後の方向性を見出し、次年度の研究課題を明らかにする予定である。

  8. 糖尿病を抱える続発性リンパ浮腫患者のケアに関する研究

    研究課題/研究課題番号:16H05563  2016年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    藤本 悦子, 中西 啓介, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり, 玉腰 浩司, 有田 広美, 大島 千佳, 安藤 詳子, 菊森 豊根, 永谷 幸子

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    担当区分:研究分担者 

    糖尿病患者のリンパ浮腫(乳がん手術時のリンパ節郭清による)のケアプログラムの構築を試みた。複合的療法をベースに様々な観点から検討した。
    MR画像からで、前腕の側に水分貯留が多いことが明らかになった。ドレナージはこの部位を念頭に実施すること、血糖との関係から血圧変動の安定している食後120分に実施することが推奨された。浮腫の状況を把握するには、従来の巻き尺や自覚症状による判定では不十分であることが分かり、MR画像や超音波画像診断画像の必要性が示唆された。セルフケアでは患者をエンカレッジするためにケアの効果を視覚的に捉えることが重要である。このために3Dスキャナーを使用することが考えられた。
    乳がん、糖尿病が急増していることを鑑みると、糖尿病をもつリンパ浮腫患者のケアが看護として益々重要になってくると考えられる。本研究結果は、ケアを実践する場合に、これまで戸惑っていたこと(今まで通りの画一的な方法でよいのか、いつどのように実施すればよいか、具体的な方法は?といったこと)について回答することにつながり、患者の利益に貢献すると思われる。なお、この「戸惑い」については、第14 回日本看護技術学会(2015)で交流セッションを開催し、臨床看護師を含む様々な立場の参加者と共に抽出、あるいは確認したものである。

  9. 集中治療室で鎮痛・鎮静管理を受けた重症患者の睡眠に関する研究

    研究課題/研究課題番号:16K12035  2016年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    有田 広美, 藤本 悦子, 竹野 ゆかり, 高山 裕喜枝

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、術後にICUに入室してJ-PADガイドラインに沿って昼は覚醒、夜は鎮静という鎮痛・鎮静管理を受けた患者の集中治療室入室中および一般病棟に帰室した後の睡眠覚醒リズムを明らかにすることを目的とした。心臓手術、消化器系がんで術後温熱療法、咽頭および下顎がんで皮弁再建術を実施した21名に、マット型睡眠計を用いて睡眠測定、睡眠感を調査した。ICU入室中よりも一般病棟に帰室後の中途覚醒時間が有意に増加し、睡眠時間、睡眠効率が有意に低下していた。J-PADガイドラインに沿って鎮痛・鎮静管理を行った患者の睡眠は良いように見えるが、その管理を中止して一般外科病棟に移動した患者の睡眠は障害されていた。
    本研究によって、ICU入室中は鎮痛・鎮静管理がマネジメントされており苦痛の訴えは少なかったが、一般病棟に移動後は夜間の睡眠リズムが乱れることがわかった。また、侵襲の大きい下顎がん皮弁再建術を受けた患者は気管切開の苦痛、思うように会話ができない苦痛も伴い、鎮痛・鎮静薬の投与が継続されても睡眠満足度は低いことがわかった。この結果から重症患者の鎮痛・鎮静管理終了後もさらに苦痛緩和および睡眠ケアを強化する必要性が示唆された。

  10. リンパ浮腫患者の睡眠障害に関する研究ー睡眠状況改善プログラムの開発ー

    研究課題/研究課題番号:15K11468  2015年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    大島 千佳, 藤本 悦子, 間脇 彩奈, 竹野 ゆかり

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    担当区分:研究分担者 

    リンパ浮腫治療において、最も治療効果を発揮しうる多層包帯法は、その圧迫感や可動制限などから、睡眠の質を下げる可能性が指摘されている。本研究は、健常者および乳がん治療後片側上肢にリンパ浮腫を発症した患者を対象に、就寝中の多層包帯法が睡眠に与える影響を検討したものである。その結果、多層包帯法は、健常者、リンパ浮腫患者の双方において、睡眠に影響を与えないことが明らかになった。本研究により、多層包帯法導入に伴う睡眠障害への懸念が払拭された。これまで、睡眠障害を懸念して多層包帯法の導入に踏み切れなかったリンパ浮腫患者も、今後は、より積極的に多層包帯法を取り入れ、継続使用できるようになると考える。
    がん患者は、不眠症や睡眠覚醒周期に障害をきたすリスクがきわめて高く、中でもリンパ浮腫を合併した患者では、がん治療終了後も睡眠障害が持続することが報告されている。2008年には、日本における乳がんの発生率と睡眠時間に関する研究報告が発表され、乳がんの発症予防・再発予防には適切な睡眠の確保が必要ということが、広く認知されるようになった。再発の不安を常に抱えるリンパ浮腫患者にとって、夜間帯の多層包帯法導入は、大きな不安を伴うものであったが、本研究により睡眠障害への懸念が払拭された。これまで多層包帯法の導入に踏み切れなかったリンパ浮腫患者も、今後は、安心してその恩恵にあずかることができるようになる。

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社会貢献活動 1

  1. リーダーシップ研修

    役割:講師

    2022年