2021/03/28 更新

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マンギョウ エイジ
萬行 英二
MANGYO Eiji
所属
大学院経済学研究科 附属国際経済政策研究センター 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 経済学博士 ( 2005年12月   ミシガン大学 ) 

学歴 3

  1. ミシガン大学   経済学研究科   開発経済

    - 2005年5月

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    国名: アメリカ合衆国

  2. ミシガン大学   公共政策

    - 1998年5月

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    国名: アメリカ合衆国

  3. 一橋大学   経済学部

    - 1992年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 1

  1. American Economic Association (AEA)

 

論文 5

  1. Relative Deprivation and Health: Which Reference Groups Matter? 査読有り

    Eiji Mangyo, Albert Park

    Journal of Human Resources   46 巻 ( 3 ) 頁: 459-481   2011年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. Water Accessibility and Child Health: Use of the Leave-Out Strategy of Instruments 査読有り

    Dirga Kumar Lamichhane, Eiji Mangyo

    Journal of Health Economics   30 巻 ( 5 ) 頁: 1000-1010   2011年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Vulnerability of Households to Health Shocks: An Indonesian Study 査読有り

    Thi Nhu Nguyet, Eiji Mangyo

    Bulletin of Indonesian Economic Studies   46 巻 ( 2 ) 頁: 213-235   2010年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. Who Benefits More from Higher Household Consumption? The Intra-household Allocation of Nutrients in China 査読有り

    Eiji Mangyo

    Journal of Development Economics   86 巻 ( 2 ) 頁: 296-312   2008年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. The Effect of Water Accessibility on Child Health in China 査読有り

    Eiji Mangyo

    Journal of Health Economics   27 巻 ( 5 ) 頁: 1343-1356   2008年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

科研費 2

  1. 社会経済ステータス別の地震被害

    研究課題/研究課題番号:19K01625  2019年04月 - 2022年03月

    萬行 英二

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究では、2015年にネパールで発生した最大震度8強の地震による人的物的被害を社会経済ステータス(SES)グループ別に分析する。既存研究が指摘しているのは、地震による人的物的被害は低SESグループおいてより大きいことであるが、本研究では、既存研究の統計推定上の問題(サンプル選択の問題)にも対処しながら、地震震度と人的物的被害との関係を、その非線形性も考慮に入れて、SESグループ別に分析する。さらに、SESグループ別の地震被害に違いが発生するメカニズムとして、①高SESグループによる地震頑強地域への居住地選択(residential segregation)と②高・低SESグループ間の居住家屋の頑強性の違いを検証する。
    本研究では、2015年にネパールで発生した最大震度8強の地震による人的物的被害を社会経済ステータス(SES)グループ別に分析した。また、SESグループ別の地震被害に違いが発生するメカニズムとして、高・低SESグループ間の居住家屋の頑強性の違いを検証した。
    2015年の地震で震度4以上の揺れに襲われた2500弱のネパールの村町を分析し、これまでに以下の結果を確認または発見した。高・低SESグループの分類は、教育、家計資産、職業データから算出したスコアに基づく。(1)人的物的被害は、震度が同じであれば、高SESグループよりも低SESグループで大きいことを確認。(2)高・低SESグループ間の人的物的被害の差は、震度が大きくなるにつれて拡大。(3)高・低SESグループともに、人的物的被害のうちの一部は、居住家屋の頑強性(建築資材)の違いを通じてもたらされた被害である。(4)震度が大きくなるにつれて、居住家屋の頑強性(建築資材)の違いを通じてもたらされた被害の割合は、高・低SESグループともに、高くなる。(5)居住家屋の頑強性(建築資材)の違いを通じてもたらされた被害の割合は、すべての震度において、高SESグループよりも低SESグループで高い。
    これらの発見は、時間との闘いになる救命活動(救命資源)の優先地域を決定したり、家屋の耐震化などの自然災害対策のための補助金などの資源配分を効率化するために有益な情報となりうる。
    第1次ドラフトが完成して、現在、分析内容の精査とドラフトの記述改善に取り組んでいる。基盤研究の初年度で、第1次ドラフトの完成まで到達できたため、進捗状況は、ほぼ順調と判断している。
    今後、他の研究者たちに研究結果を発表して、他の研究者からのフィードバックを得る。その後、分析とドラフト記述を改良する。今後は、このプロセスを、改善できる点が見当たらなくなるまで継続する。

  2. 社会的因子である社会経済ステータスが生物的因子である健康に影響を与えるメカニズム

    研究課題/研究課題番号:16K03619  2016年04月 - 2019年03月

    萬行 英二

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    バングラデシュにおいて飲料水に含まれるヒ素が乳幼児の健康に与える影響を分析。バ国では大多数の家計が地下水を飲料水として利用しているが、バ国における地下水の中には地質化学的に自然発生したヒ素が多くの地域で含まれており、地下水の中のヒ素含有量は地域的なバラツキがある。1990年代のヒ素啓発キャンペーンによりバ政府はヒ素濃度の高い井戸の使用を止めて、比較的ヒ素濃度の低い井戸の使用を推奨。本研究の成果として次のことがわかった。キャンペーン前後の乳幼児の健康状態の改善は、ヒ素濃度の高い地域でヒ素濃度の低い地域より大きかったが、家長の教育程度の違いによって乳幼児の健康状態の改善の程度には大きな差があった。
    人々の間に存在する健康の格差について、その発生のメカニズムは、ほぼ全くと言っていいほど解明されていない。これまで多くの研究が指摘していることは、教育や所得などの社会経済ステータス(SES)と健康状態は正相関していることである。本研究は、バングラデシュのヒ素啓発キャンペーンを自然実験として捉え、家計の教育の違いによって飲料水の取得についての行動に違いがあり、それが家計の乳幼児の子供の健康状態の違いにつながっている可能性を指摘した。