担当経験のある科目 (本学) - 兒玉 哲也
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GTRシリーズ講義(名古屋大学卓越大学院プログラム)
2023
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化学者の立場で携わる核酸医薬研究・知っておくと役立ちそうなこと
2023/6/27 -
先端構造科学
2019
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創薬分子構造学セミナーⅠA
2019
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創薬分子構造学セミナーⅠB
2019
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創薬分子構造学実験
2019
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基盤創薬学概論
2019
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核酸の立体構造の基礎と熱的安定性と生理活性発現機構
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基礎生物物理学Ib
2019
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多分野融合実践実習
2019
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多分野融合実践演習
2019
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生物学基礎II
2019
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生物学基礎II
2018
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先端構造科学
2018
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創薬分子構造学セミナーⅠA
2018
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創薬分子構造学セミナーⅠB
2018
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創薬分子構造学実験
2018
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基盤創薬学概論
2018
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核酸の立体構造の基礎と熱的安定性と生理活性発現機構
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基礎生物物理学Ib
2018
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多分野融合実践実習
2018
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多分野融合実践演習
2018
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先端構造科学
2017
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創薬分子構造学セミナーⅠB
2017
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創薬分子構造学セミナーⅠA
2017
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創薬分子構造学実験
2017
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基盤創薬学概論
2017
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核酸の立体構造の基礎と熱的安定性と生理活性発現機構
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基礎生物物理学1
2017
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多分野融合実践実習
2017
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多分野融合実践演習
2017
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生物学基礎II
2017
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生物学基礎II
2016
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先端構造科学
2016
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創薬分子構造学セミナーⅠA
2016
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創薬分子構造学セミナーⅠB
2016
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創薬分子構造学実験
2016
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基盤創薬学概論
2016
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核酸の立体構造の基礎と熱的安定性と生理活性発現機構
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基礎生物物理学1
2016
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多分野融合実践実習
2016
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多分野融合実践演習
2016
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創薬分子構造学実験
2015
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創薬分子構造学セミナーⅠB
2015
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創薬分子構造学セミナーⅠA
2015
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先端構造科学
2015
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生物学基礎II
2015
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多分野融合実践演習
2015
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多分野融合実践実習
2015
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基礎生物物理学1
2015
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基盤創薬学概論
2015
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核酸の立体構造の基礎と熱的安定性と生理活性発現機構
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生物学基礎II
2014
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多分野融合実践演習
2014
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授業目標
多分野融合による創薬科学教育を遂行するため、有機化学系・生命科学系・構造科学系における基礎的知識および薬学の基礎を、演習を通して体得し、実行力が伴う融合学力基盤を育成する。
授業内容
学術書・研究論文等の読解・発表・討論を通じて、各領域に特有な基礎的知識および薬学の基礎を習得する。
各演習は、他分野、即ち各研究領域(大講座)に所属しない学生の基礎力の向上を目指して編成された、少人数グループで行う。本科目を通じて多分野融合研究のセンスを実行力が伴う形で身につける実践的教育を行う。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する演習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは試験60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
多分野融合実践実習
2014
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授業目標
有機化学系・生命科学系・構造科学系における先端的研究手法・機器利用技術の基礎を体得し、専門性を広げ融合的な研究発想力を習得する。創薬科学研究の基盤力としての基礎専門性を構築する。
授業内容
大講座ごとに短期(数日)の集中的実習(有機化学系・生命科学系・構造科学系)実施し、各研究分野における先端的実験・研究の基礎を体得する。各実習は先端的でありながら、他分野・未経験の学生を対象とし、短期間での学際領域研究を体験し、見聞と知識の枠を大きく広げる研究指導を行う。
授業計画
1. 有機化合物の合成・単離・構造解析を実際に体験し、有機化合物の基本的な取扱方法を習得する。また、天然物合成や分子触媒反応等の先端的有機化学研究についても、その基本概念を講義する。
2. 細胞培養および分子生物学・生化学的な操作・機器利用手技を習得し、生命情報学的観点からの分析法を学ぶことで生命機構について議論・考察する。
3. 構造生物学の主要な解析法に共通な実験操作、特に蛋白質と核酸の精製や定量・保存・透析・安定性評価などに必要な機器利用技術を習得する。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する実習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは討論60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
基礎生物物理学1
2014
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基盤創薬学概論
2014
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創薬分子構造学実験
2014
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授業目標
生体高分子(タンパク質・核酸および膜とそれらの複合体)の構造解析と、得られた構造情報を徹底的に駆使した最先端の生物学研究・創薬研究・方法論開発を、自律的かつ先導的に遂行できる能力を養うのが本実験の主眼である。あわせて次世代創薬研究法(核酸医薬、高機能DDS、高機能分子イメージングなど)についても習得することを目指す。
授業内容
標的分子の決定からはじまり、試料調製の戦略、構造決定、構造情報解析など構造生物学に関わる多岐にわたる最先端の実験に総合的に取り組むことで、理論と知識に裏打ちされた実践的な技術を身につける。創薬を目指した構造生物学・核酸化学・タンパク質科学に関する最先端の研究テーマに対して、実験の実践と、研究成果をまとめるための論文作成を指導する。
授業計画
NMR法に他の物理化学的計測を組み合わせて、医薬品標的やシーズとなりうるタンパク質・核酸・それらの複合体の精密立体構造解析、薬理作用機構の解明、インシリコ創薬などの研究を行うと同時に、核酸医薬品を題材とした構造生物学とケミカルバイオロジーの他領域融合研究にも取り組む。 -
創薬分子構造学セミナーⅠB
2014
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授業目標
最新の構造生物学の知見を広く文献、解説書に求めると同時に、その理論的背景についても深い造詣を養うことを本セミナーの目的とする。
授業内容
構造生物学の主要な三手法(電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析法)を自在に応用するべく、それぞれの原理を理解する。そのために広く基盤的科学(数学、量子力学、光学等)の教科書・文献の読解も行う。同時に研究成果のプレゼンテーションに必須のスキルである立体構造の可視化ソフトの利用方法や、PDBファイルの取り扱いなどについても習熟をめざす。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法のうち、受講者がもっぱら自らの研究に用いる手法以外の手法を特に選び、それを利用した最新の事例について、特に学問的に重要な研究テーマを選んで、複数の文献を読解して発表する。
また、受講者が自らの研究に多用する手法については、十分な理論的背景も踏まえた文献紹介を実践することで、基礎原理の徹底理解に努める。
2. 修士論文発表や学会での口頭発表を念頭に、最新の構造生物学や細胞生物学で得られた研究知見の質の高いプレゼンテーションのしかたを演習形式で学ぶ。同時に、他の受講者のプレゼンテーションを題材に討議を行い、議論により科学的知見を深めるための方法論を包括的に身につける。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:講談社 タンパク質の立体構造入門(藤博幸著)
成績評価の基準等
セミナーにおける発表、レジメ作成、セミナーでの質疑応答や討論などの結果より総合的に判断する。 -
創薬分子構造学セミナーⅠA
2014
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授業目標
本セミナーでは、電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析の主要な構造解析手法の理解と新規の応用例の読解を中心に、研究全般における情報収集能力と情報発信能力を醸成する。
●授業内容
構造生物学的手法の主要な三手法(X線、NMRおよび電子顕微鏡)は、単独でも十分に強力な手法であるが、それぞれを組み合わせることで更に高度な生物学的な基本原理の解明に迫ることができるという特徴がある。
それらに関連する原著論文読解、および研究成果のプレゼンテーションと討論を通じて、科学的思考能力を育み、あらゆる問題に対処するための問題解決能力を養う。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法ならびに、それを応用して生物学的に重要な現象の解明に成功した事例や、あらたな創薬につながる発見がなされた事例について、複数の文献を読解して発表する。
2. 構造生物学の新規方法論、分子生物学・生物物理学ならびに膜タンパク質解析法を含むタンパク質科学にかかわる広範な話題について、定期的に最新の文献を報告・紹介する。さらに単なる論文紹介にとどまらず、脳・神経科学、次世代医薬品創製、ケミカルバイオロジー・システムバイオロジーなどを視野に入れた融合研究力の育成を目的として、関連分野の最新の知見の学習・議論・発表を行う。それにより、最新の手法を理解しつつ、基礎生命科学と最先端創薬の双方に通用する研究力を養成する。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:共立出版 基礎から学ぶ構造生物学、岩波現代生物科学第3巻「構造機能生物学」
成績評価の基準等
研究・論文作成を実施した結果より総合的に判断する。 -
先端構造科学
2014
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多分野融合実践演習
2013
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授業目標
多分野融合による創薬科学教育を遂行するため、有機化学系・生命科学系・構造科学系における基礎的知識および薬学の基礎を、演習を通して体得し、実行力が伴う融合学力基盤を育成する。
授業内容
学術書・研究論文等の読解・発表・討論を通じて、各領域に特有な基礎的知識および薬学の基礎を習得する。
各演習は、他分野、即ち各研究領域(大講座)に所属しない学生の基礎力の向上を目指して編成された、少人数グループで行う。本科目を通じて多分野融合研究のセンスを実行力が伴う形で身につける実践的教育を行う。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する演習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは試験60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
多分野融合実践実習
2013
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授業目標
有機化学系・生命科学系・構造科学系における先端的研究手法・機器利用技術の基礎を体得し、専門性を広げ融合的な研究発想力を習得する。創薬科学研究の基盤力としての基礎専門性を構築する。
授業内容
大講座ごとに短期(数日)の集中的実習(有機化学系・生命科学系・構造科学系)実施し、各研究分野における先端的実験・研究の基礎を体得する。各実習は先端的でありながら、他分野・未経験の学生を対象とし、短期間での学際領域研究を体験し、見聞と知識の枠を大きく広げる研究指導を行う。
授業計画
1. 有機化合物の合成・単離・構造解析を実際に体験し、有機化合物の基本的な取扱方法を習得する。また、天然物合成や分子触媒反応等の先端的有機化学研究についても、その基本概念を講義する。
2. 細胞培養および分子生物学・生化学的な操作・機器利用手技を習得し、生命情報学的観点からの分析法を学ぶことで生命機構について議論・考察する。
3. 構造生物学の主要な解析法に共通な実験操作、特に蛋白質と核酸の精製や定量・保存・透析・安定性評価などに必要な機器利用技術を習得する。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する実習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは討論60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
創薬分子構造学実験
2013
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授業目標
生体高分子(タンパク質・核酸および膜とそれらの複合体)の構造解析と、得られた構造情報を徹底的に駆使した最先端の生物学研究・創薬研究・方法論開発を、自律的かつ先導的に遂行できる能力を養うのが本実験の主眼である。あわせて次世代創薬研究法(核酸医薬、高機能DDS、高機能分子イメージングなど)についても習得することを目指す。
授業内容
標的分子の決定からはじまり、試料調製の戦略、構造決定、構造情報解析など構造生物学に関わる多岐にわたる最先端の実験に総合的に取り組むことで、理論と知識に裏打ちされた実践的な技術を身につける。創薬を目指した構造生物学・核酸化学・タンパク質科学に関する最先端の研究テーマに対して、実験の実践と、研究成果をまとめるための論文作成を指導する。
授業計画
NMR法に他の物理化学的計測を組み合わせて、医薬品標的やシーズとなりうるタンパク質・核酸・それらの複合体の精密立体構造解析、薬理作用機構の解明、インシリコ創薬などの研究を行うと同時に、核酸医薬品を題材とした構造生物学とケミカルバイオロジーの他領域融合研究にも取り組む。 -
創薬分子構造学セミナーⅠB
2013
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授業目標
最新の構造生物学の知見を広く文献、解説書に求めると同時に、その理論的背景についても深い造詣を養うことを本セミナーの目的とする。
授業内容
構造生物学の主要な三手法(電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析法)を自在に応用するべく、それぞれの原理を理解する。そのために広く基盤的科学(数学、量子力学、光学等)の教科書・文献の読解も行う。同時に研究成果のプレゼンテーションに必須のスキルである立体構造の可視化ソフトの利用方法や、PDBファイルの取り扱いなどについても習熟をめざす。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法のうち、受講者がもっぱら自らの研究に用いる手法以外の手法を特に選び、それを利用した最新の事例について、特に学問的に重要な研究テーマを選んで、複数の文献を読解して発表する。
また、受講者が自らの研究に多用する手法については、十分な理論的背景も踏まえた文献紹介を実践することで、基礎原理の徹底理解に努める。
2. 修士論文発表や学会での口頭発表を念頭に、最新の構造生物学や細胞生物学で得られた研究知見の質の高いプレゼンテーションのしかたを演習形式で学ぶ。同時に、他の受講者のプレゼンテーションを題材に討議を行い、議論により科学的知見を深めるための方法論を包括的に身につける。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:講談社 タンパク質の立体構造入門(藤博幸著)
成績評価の基準等
セミナーにおける発表、レジメ作成、セミナーでの質疑応答や討論などの結果より総合的に判断する。 -
創薬分子構造学セミナーⅠA
2013
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授業目標
本セミナーでは、電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析の主要な構造解析手法の理解と新規の応用例の読解を中心に、研究全般における情報収集能力と情報発信能力を醸成する。
●授業内容
構造生物学的手法の主要な三手法(X線、NMRおよび電子顕微鏡)は、単独でも十分に強力な手法であるが、それぞれを組み合わせることで更に高度な生物学的な基本原理の解明に迫ることができるという特徴がある。
それらに関連する原著論文読解、および研究成果のプレゼンテーションと討論を通じて、科学的思考能力を育み、あらゆる問題に対処するための問題解決能力を養う。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法ならびに、それを応用して生物学的に重要な現象の解明に成功した事例や、あらたな創薬につながる発見がなされた事例について、複数の文献を読解して発表する。
2. 構造生物学の新規方法論、分子生物学・生物物理学ならびに膜タンパク質解析法を含むタンパク質科学にかかわる広範な話題について、定期的に最新の文献を報告・紹介する。さらに単なる論文紹介にとどまらず、脳・神経科学、次世代医薬品創製、ケミカルバイオロジー・システムバイオロジーなどを視野に入れた融合研究力の育成を目的として、関連分野の最新の知見の学習・議論・発表を行う。それにより、最新の手法を理解しつつ、基礎生命科学と最先端創薬の双方に通用する研究力を養成する。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:共立出版 基礎から学ぶ構造生物学、岩波現代生物科学第3巻「構造機能生物学」
成績評価の基準等
研究・論文作成を実施した結果より総合的に判断する。 -
先端構造科学
2013
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基礎セミナー
2013
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基盤創薬学概論
2013
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基礎生物物理学1
2013
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創薬分子構造学実験
2012
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授業目標
生体高分子(タンパク質・核酸および膜とそれらの複合体)の構造解析と、得られた構造情報を徹底的に駆使
した最先端の生物学研究・創薬研究・方法論開発を、自律的かつ先導的に遂行できる能力を養うのが本実験の主眼である。あわせて次世代創薬研究法(核酸医薬、高機能DDS、高機能分子イメージングなど)についても習得することを目指す。
授業内容
標的分子の決定からはじまり、試料調製の戦略、構造決定、構造情報解析など構造生物学に関わる多岐にわたる最先端の実験に総合的に取り組むことで、理論と知識に裏打ちされた実践的な技術を身につける。創薬を目指した構造生物学・核酸化学・タンパク質科学に関する最先端の研究テーマに対して、実験の実践と、研究成果をまとめるための論文作成を指導する。
授業計画
NMR法に他の物理化学的計測を組み合わせて、医薬品標的やシーズとなりうるタンパク質・核酸・それらの複合体の精密立体構造解析、薬理作用機構の解明、インシリコ創薬などの研究を行うと同時に、核酸医薬品を題材とした構造生物学とケミカルバイオロジーの他領域融合研究にも取り組む。 -
創薬分子構造学セミナーⅠB
2012
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授業目標
最新の構造生物学の知見を広く文献、解説書に求めると同時に、その理論的背景についても深い造詣を養うことを本セミナーの目的とする。
授業内容
構造生物学の主要な三手法(電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析法)を自在に応用するべく、それぞれの原理を理解する。そのために広く基盤的科学(数学、量子力学、光学等)の教科書・文献の読解も行う。同時に研究成果のプレゼンテーションに必須のスキルである立体構造の可視化ソフトの利用方法や、PDBファイルの取り扱いなどについても習熟をめざす。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法のうち、受講者がもっぱら自らの研究に用いる手法以外の手法を特に選び、それを利用した最新の事例について、特に学問的に重要な研究テーマを選んで、複数の文献を読解して発表する。
また、受講者が自らの研究に多用する手法については、十分な理論的背景も踏まえた文献紹介を実践することで、基礎原理の徹底理解に努める。
2. 修士論文発表や学会での口頭発表を念頭に、最新の構造生物学や細胞生物学で得られた研究知見の質の高いプレゼンテーションのしかたを演習形式で学ぶ。同時に、他の受講者のプレゼンテーションを題材に討議を行い、議論により科学的知見を深めるための方法論を包括的に身につける。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:講談社 タンパク質の立体構造入門(藤博幸著)
成績評価の基準等
セミナーにおける発表、レジメ作成、セミナーでの質疑応答や討論などの結果より総合的に判断する。 -
創薬分子構造学セミナーⅠA
2012
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授業目標
本セミナーでは、電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析の主要な構造解析手法の理解と新規の応用例の読解を中心に、研究全般における情報収集能力と情報発信能力を醸成する。
●授業内容
構造生物学的手法の主要な三手法(X線、NMRおよび電子顕微鏡)は、単独でも十分に強力な手法であるが、それぞれを組み合わせることで更に高度な生物学的な基本原理の解明に迫ることができるという特徴がある。
それらに関連する原著論文読解、および研究成果のプレゼンテーションと討論を通じて、科学的思考能力を育み、あらゆる問題に対処するための問題解決能力を養う。
授業計画
1. 構造生物学の主要三手法ならびに、それを応用して生物学的に重要な現象の解明に成功した事例や、あらたな創薬につながる発見がなされた事例について、複数の文献を読解して発表する。
2. 構造生物学の新規方法論、分子生物学・生物物理学ならびに膜タンパク質解析法を含むタンパク質科学にかかわる広範な話題について、定期的に最新の文献を報告・紹介する。さらに単なる論文紹介にとどまらず、脳・神経科学、次世代医薬品創製、ケミカルバイオロジー・システムバイオロジーなどを視野に入れた融合研究力の育成を目的として、関連分野の最新の知見の学習・議論・発表を行う。それにより、最新の手法を理解しつつ、基礎生命科学と最先端創薬の双方に通用する研究力を養成する。
教材等
必要に応じて参考資料を配布する。
参考書:共立出版 基礎から学ぶ構造生物学、岩波現代生物科学第3巻「構造機能生物学」
成績評価の基準等
研究・論文作成を実施した結果より総合的に判断する。 -
先端構造科学
2012
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授業目標
創薬において、タンパク質の立体構造及び分子間相互作用の情報は、論理的創薬を行う上で必須である。構造生物学の基盤である熱力学・物理化学・量子力学をも俯瞰しつつ、高度な専門知識を習得し、最先端の構造生物学研究に役立てる。
構造生物学におけるタンパク質構造解析の主要三手法(X線結晶解析・核磁気共鳴法・電子顕微鏡)に加えて、単粒子解析などの構造解析法、BIACOREやITCといったタンパク質・薬物相互作用検出法、タンパク質の安定性や抗体医薬品などの基礎と応用について包括的に学ぶ。
授業計画
1. 結晶、空間群と回折現象
2. X線回折と構造解析
3. 電子顕微鏡の原理と電子線回折
4. 膜タンパク質の立体構造解析
5. 単粒子解析とトモグラフィー (以上、藤吉)
6.X線小角散乱と分析超遠心
7.スピン(NMRとESRの基礎)
8.多次元NMRと立体構造決定
9. SAR-by-NMR
10.リガンド結合平衡とITC(以上、廣明)
11.表面プラズモン共鳴(BIACORE)
12.バイオ医薬品(抗体医薬と核酸医薬)
13.ペプチドとDNAのシーケンス解読
14.タンパク質・核酸のCDと蛍光
15.タンパク質・核酸の安定性(以上、兒玉)
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔参考書〕化学同人 タンパク質をみる(やさしい原理からはいるタンパク質科学実験法2)
成績評価の基準等
平常点40%、レポート60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
多分野融合実践実習
2012
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授業目標
有機化学系・生命科学系・構造科学系における先端的研究手法・機器利用技術の基礎を体得し、専門性を広げ融合的な研究発想力を習得する。創薬科学研究の基盤力としての基礎専門性を構築する。
授業内容
大講座ごとに短期(数日)の集中的実習(有機化学系・生命科学系・構造科学系)実施し、各研究分野における先端的実験・研究の基礎を体得する。各実習は先端的でありながら、他分野・未経験の学生を対象とし、短期間での学際領域研究を体験し、見聞と知識の枠を大きく広げる研究指導を行う。
授業計画
1. 有機化合物の合成・単離・構造解析を実際に体験し、有機化合物の基本的な取扱方法を習得する。また、天然物合成や分子触媒反応等の先端的有機化学研究についても、その基本概念を講義する。
2. 細胞培養および分子生物学・生化学的な操作・機器利用手技を習得し、生命情報学的観点からの分析法を学ぶことで生命機構について議論・考察する。
3. 構造生物学の主要な解析法に共通な実験操作、特に蛋白質と核酸の精製や定量・保存・透析・安定性評価などに必要な機器利用技術を習得する。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する実習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは討論60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
多分野融合実践演習
2012
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授業目標
多分野融合による創薬科学教育を遂行するため、有機化学系・生命科学系・構造科学系における基礎的知識および薬学の基礎を、演習を通して体得し、実行力が伴う融合学力基盤を育成する。
授業内容
学術書・研究論文等の読解・発表・討論を通じて、各領域に特有な基礎的知識および薬学の基礎を習得する。
各演習は、他分野、即ち各研究領域(大講座)に所属しない学生の基礎力の向上を目指して編成された、少人数グループで行う。本科目を通じて多分野融合研究のセンスを実行力が伴う形で身につける実践的教育を行う。
教材等
〔教材等〕必要に応じて参考資料を配布する。
〔注意等〕所属とは異なる講座の実施する演習2つを受講すること。
成績評価の基準等
平常点40%、レポートあるいは試験60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。 -
基盤創薬学概論
2012
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授業目標
基盤創薬学専攻が目指す人材育成に向け、その導入部分として広く有機化学、生物科学、分子構造学などの関連学問を習得する。加えて、専門科目履修への基礎能力を涵養する。
授業内容
基盤創薬学専攻の導入教育として、天然物化学、有機合成化学、分子設計化学、分子微生物学、細胞生化学、細胞分子情報学、構造分子薬理学、構造生理学等を動的に連携させ、基盤創薬に必要な学問体系の基礎を、各研究分野の研究内容と関連させながらわかりやすく講義する。
教材等:必要に応じて参考資料を配布する。
成績評価の基準等
平常点40%、討論60%で評価し、合計100点満点で60点以上を合格とする。