学位 1
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学士(医学) ( 2004年3月 名古屋大学 )
研究分野 1
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その他 / その他 / 麻酔・蘇生学
所属学協会 1
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日本麻酔科学会
科研費 2
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モーションセンサからの位置情報を利用する神経筋反応評価アルゴリズムの開発
研究課題/研究課題番号:21K08921 2021年4月 - 2024年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中村 のぞみ
担当区分:研究代表者
配分額:2210000円 ( 直接経費:1700000円 、 間接経費:510000円 )
手術中における筋弛緩のモニタリングや、神経筋反応の状況を的確に把握することは、周術期における患者の安全管理において極めて重要である。3軸の磁気センサや加速度センサから構成されるモーションセンサは、瞬時に位置情報を得ることができる。この利点を活かし初年度は、1軸センサに起因する問題を明らかにし、それを解決し得る3軸モーションセンサを用いた母指内転筋収縮反応を評価するアルゴリズムを開発するとともに刺激方法などの工夫も探索する。次年度は複数のモーションセンサを用いた動作分析を、第3年度はニューラルネットワーク等を用いたパターン認識によって、神経筋反応評価アルゴリズムを開発する。
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磁気インピーダンスセンサを応用した高精度の生体振動評価装置の構築
研究課題/研究課題番号:15K15570 2015年4月 - 2018年3月
中村 のぞみ
担当区分:研究代表者
配分額:3640000円 ( 直接経費:2800000円 、 間接経費:840000円 )
磁気インピーダンス(MI)センサは、微弱な生体振動をナノテスラレベルの磁界変動として検出できた。3軸MIセンサと3軸加速度センサを組み合わせることにより、地磁気や加速度の偏位から、リアルタイムに生体の位置や姿勢の数値化が可能となった。
また、サーボモータの動きをマイコンのArduinoで制御し、尺骨神経刺激による母指内転筋の回転運動を模倣できる回転運動試験機を開発した。この試験機に3軸MIセンサなどを統合したモーションセンサを搭載し、生体振動を客観的に評価できる生体振動評価装置を構築した。この装置を用いることにより、母指内転筋運動の理論的な解析など、新たな用途が拓かれた。