2022/09/27 更新

写真a

ホシノ ユキヨ
星野 幸代
HOSHINO, Yukiyo
所属
大学院人文学研究科 附属超域文化社会センター 教授
大学院担当
大学院国際言語文化研究科
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 3

  1. 文学博士 ( 2001年1月   東京大学 ) 

  2. 文学修士 ( 1993年3月   東京大学 ) 

  3. 文学士 ( 1991年3月   東京大学 ) 

研究キーワード 1

  1. 中国文学 中国バレエ ジェンダー フェミニズム 身体

研究分野 2

  1. その他 / その他  / 中国文学

  2. その他 / その他  / 舞踊史

現在の研究課題とSDGs 4

  1. フェミニズム/ジェンダー文学批評

  2. 1920年代中国の文学

  3. 中国バレエ

  4. 戦時下の芸術家動員

経歴 5

  1. 名古屋大学   評議員

    2019年4月 - 現在

  2. 名古屋大学   総長補佐(女性研究者支援)

    2018年8月 - 2020年3月

  3. 独立行政法人 大学入試センター中国語問題作成委員

    2007年4月 - 2009年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

  4. 第13回野間文芸翻訳賞予備選考委員

    2002年1月 - 2002年5月

      詳細を見る

    国名:日本国

  5. 名古屋大学   文学研究科非常勤講師

    2000年4月 - 2011年3月

学歴 2

  1. 東京大学   人文社会学系研究科   アジア文化研究中国語中国文学

    - 1998年

      詳細を見る

    国名: 日本国

  2. 東京大学   文学部   中国語中国文学

    - 1991年

所属学協会 4

  1. 日本中国学会

  2. 日本比較文学会   中部支部事務局長

    2011年5月 - 現在

  3. 東方学会

  4. Society of Dance History Scholars

 

論文 33

  1. 石井漠舞團在「満洲」的巡廻演出 招待有り 査読有り

    星野幸代

    台日法政研究   7 巻   頁: 1 - 26   2022年6月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. 严歌苓小说《小姨多鹤》中的身体写作解读 招待有り

    星野幸代

    職大学報   ( 6 ) 頁: 33-37   2019年12月

     詳細を見る

    記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Dai Ailian's Anti-Japanese Dance: Focusing on Her Programs during the Second World War 査読有り

    Yukiyo Hoshino

    2018 DSA Annual Conference Contra: Dance & Conflict     頁: 49-54   2018年12月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 日本国内をめぐった戦時期慰問舞踊―石井みどり舞踊団1941-1945 招待有り

    星野幸代

    超域文化研究   9 巻   頁: 14-25   2018年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. Use of Dance to Spread Propaganda during the Sino-Japanese War. 査読有り

    Yukiyo Hoshino

    Athens Journal of History   2 巻   頁: 193-198   2016年6月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. 日中戦争期における植民地出身の舞踊家――崔承喜、蔡瑞月、李彩娥 査読有り

    星野幸代

    冽上古典研究   47 巻   頁: 456-474   2015年12月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. 抗日战争时期跳在上海的舞蹈家——以兰心大戏院为主要舞台 招待有り

    星野幸代

    上海租界与兰心大戏院——东西艺术融合交汇的剧场空间     頁: 205-218   2015年1月

     詳細を見る

    記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. 世界华文(华人)文学研究:来自日本的视角 招待有り 査読有り

    星野幸代

    华文文学   ( 119 ) 頁: 111-115   2013年12月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目前在美国与西欧中国文学学术界,海外华人文学越来越受关注, 每年召开许多研讨会,很多大学开设了华人文学讲座,然而很遗憾在日本的大学里还没有。在日本世界华文文学研究这部门的研究史,可以说尚短。本文首先讲述日本对世界华文文学的研究概况,然后其中讨论杨晓文教授学术研究的几个重要面相。

  9. Dance as a Cross-Cultural Media: Xiao-bang Wu's life between Tokyo and Shanghai in the 1930s 査読有り

    Yukiyo Hoshino

    SDHS 2012 Proceedings     頁: 137-140   2012年9月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語  

    This paper focuses on a Chinese modern dancer Xiao-bang Wu, who had studied German modern dance in Tokyo in the 1930s. We analyze the reasons for Wu's three visits to Tokyo. In sum, Xiao-bang Wu decided to be a dancer to raise Chinese people's resistance to Japan through his dances. In spite of this aim, he continued to study in the enemy nation of Japan, since Tokyo was a more advanced city for modern dance than Shanghai at the time. Furthermore, Xiao-bang Wu was a witness to part of the modern sphere of the Western world; the auditoriums in Tokyo.

  10. 抗日運動における舞踊家・戴愛蓮:陳友仁、宋慶齢との関わりを中心に 査読有り

    星野幸代

    東方学   ( 124 ) 頁: 54-70   2012年7月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. 日本統治下文化工作における上海バレエ・リュスと小牧正英――『大陸新報』報道を追って 査読有り

    星野幸代

    JunCture 超域的日本文化研究   2 巻   頁: 120-131   2011年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本稿では、「文化工作」の時代という視点から、日本占領期の国策新聞『大陸新報』の上海バレエ・リュス関係の記事を追い、上海バレエ・リュスが日本の上海における文化政策といかに結び付いたかを考察するものである。
    日本と戦時中同盟関係にあったドイツの舞踊界では、ナチスの文化政策への迎合が見られた。同盟国家ドイツの政権が「舞踊する身体」を国家建設の一手段としていたことは、国際都市上海における日本の文化政治に影響した可能性がある。上海バレエ・リュスを存続させることは日本の文化レベルを宣伝する良い手段であった。そこに邦人・小牧正英が在籍しているため、よりその宣伝には説得力が伴った。ここに小牧正英の優遇の理由が説明できよう。『大陸新報』で見る限り、上海バレエ・リュスは、戦時日本の文化工作を誇示するための「身体というメディア」集団として、まずは1941年に注目され、1942年の空白期間を経て、43年脚光を浴びたとまとめられよう。小牧正英個人はひたすら「舞踊家として青春の情熱を燃やした」に過ぎなかったにしても、その舞踊メディアとして磨かれた身体は、戦時日本の文化工作のために機能していた。一方、戦後日本に帰った小牧正英は、上海バレエ・リュスの「作品生命をつないでいく」 役割を果たした。テクストより振付師と舞踊家との直接的なやりとりが優先されるバレエにおいて、「再演を続けていくには、作品は次々と新たな実演者へと継承されねばならない」。小牧の「メディア化された身体」は、上海ないしディアギレフ・バレエ・リュスの舞踊を日本に育ったダンサーたちに伝え、それは継承され続けている。

    DOI: 120-131

  12. 魯迅≪〈比亜慈来画選〉小引≫的写成―以西蒙斯和傑国孫的影響為中心 査読有り

    星野幸代 李金然(訳)

    上海魯迅研究   ( 2010夏 ) 頁: 198-214   2010年7月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    魯迅編『ビアズリー画選』に選ばれた絵の出典となった画集、また「「ビアズリー画選」小引のビアズリー紹介の内容が、アーサー・シモンズとホルブルック・ジャクソンのビアズリー解説を参照したものであることを論証した。

  13. 「女生小說的源流:What陳衡哲Read」 招待有り 査読有り

    星野幸代

    東方文化學術研討會「中日台女性書寫」會議論文集     頁: 173-184   2010年5月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:中国語  

    陳衡哲の米国留学を裏付ける資料を示し、彼女の留学前後に米国ではジーン・ウェブスターの“女学生もの”小説が一世を風靡していたことから、陳衡哲が中国初の“女学生もの”小説を試作したという可能性を提示した。

    DOI: 173-184

  14. Body of the Female Spy: Ang Lee's Lust Caution.

    The Proceedings of International Conference: Thinking Gender in Culture & Society.     頁: 20-24   2009年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  15. *「魯迅「『ビアズリー画選』小序」の成立――シモンズ、ジャクソンの影響を中心に] 査読有り

    『比較文学』   51 巻   頁: 79-92   2009年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

                   論文要旨
    魯迅「『比亜茲萊画選』小序」(1929)は、A・シモンズ、ホルブルック・ジャクソンに依っている、と明記しているにも関わらず、先行研究はそれを殆ど魯迅自身の文章として扱ってきた。本稿は、まず中国文壇におけるビアズリー受容の状況を概観する。次に魯迅が用いたジャクソンの著作をThe Eighteen Ninetiesと初めて特定し、シモンズThe Art of Aubrey Beardsley序文とともに「『比亜茲萊画選』小序」への影響を具体的に明示する。その結果「『比亜茲萊画選』小序」はシモンズとジャクソンの文章を継ぎ合わせたもので、魯迅のオリジナルは中国のビアズリー受容状況を批判した最終段だけにすぎない。魯迅が数多の英国批評家からシモンズとジャクソンを選んだ理由は、既に知られているよう、魯迅が本間久雄を西洋思潮受容の指針としたことが挙げられよう。注目したいのは本間久雄が、頽廃派が「進歩」的であるというジャクソンの主張に共鳴していることである。「『比亜茲萊画選』小序」がジャクソンとシモンズに全面的に依拠したからには、魯迅がジャクソンの「頽廃派」積極的評価にも共感していると類推される。
    また、『比亜茲萊画選』および「小序」は、この時期絶交状態にあった魯迅・周作人兄弟の共同作業とも言える。理由として、ジャクソンの著作は魯迅ではなく弟の周作人が所蔵していた:周作人の方がむしろ早くからシモンズに関心を持っていた:魯迅と周作人はともに日本の『白樺』を通してビアズリーを受容したことが挙げられる。

  16. 中国バレエ前史

    星野幸代

    言語文化論集   26 巻 ( 2 )   2008年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    中国1930~40年代のクラシック・バレエの受容を、上海バレエ・リュスの活動を中心に概観し、各論として、同時代の戴愛蓮(中国中央国立バレエ初代バレエ・ミストレス)のバレエ修業から、抗日運動ネットワークにバレエを利用する活動までを追った。

  17. 生首へのキス--「サロメ」と魯迅「鋳剣」

    言語文化叢書6恐怖を読み解く     頁: 199-208   2007年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    魯迅の小説「鋳剣」にはワイルド「サロメ」およびビアズレーの挿絵の影響があるとこれまで指摘されて来たが、本稿では「鋳剣」のセクシャルな要素を取り出し、また今まで言及がなされなかったアラ・ナジモヴァ主演サイレント映画『サロメ』の影響にも目を配りつつ、ゲイ小説としての「鋳剣」の可能性を考察した。

  18. *広告に見る『現代評論』の勢力 査読有り

    メディアと文化   ( 3 ) 頁: 1-10   2007年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    魯迅の論敵として知られる『現代評論』派は、御用文人と従来称されて来たが、その経済的根拠については殆ど研究が進んでいない。本稿は彼らが論陣を張った『現代評論』の広告その他の資料に基づき、銀行家を中心とする財界人がバックについていたことを論証した。

  19. 義士を殺したのは女か──魯迅「采薇」を読む

    神話・象徴・文化   2 巻   頁: 159-168   2006年5月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    神話を題材にとった魯迅の小説「采薇」をジェンダーの視点から分析する。

  20. 凌叔華と1959年日本を歩く:「重遊日本記」

    言語文化叢書5日本像を探る     頁: 1-8   2006年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

    少女時代に日本に留学し、1920年代に中国で活躍、のちに英国に永住した中国人作家凌叔華が、1959年に来日した際のエッセイから、日本、中華民国、人民共和国に対する彼女の主張を解読する。

  21. 侯孝賢映画『珈琲時光』を読む

    多元文化と未来社会:名古屋大学総長裁量経費(研究奨励費)研究成果報告書     頁: 91-104   2006年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  22. 徐志摩とケンブリッジ──ロジャー・フライとの交流を中心に

    言語文化叢書4都市と文化     頁: 191-206   2005年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  23. 嫦娥は家を出てからどうなったか:魯迅「奔月」再読

    言語文化叢書3古典を読み直す     頁: 149-157   2004年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  24. 纏足をほどこした女たち

    言語文化叢書2美と文化     頁: 65-75   2003年3月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  25. *女は自然で男は文化--魯迅「補天」再解釈 査読有り

    野草   ( 70 ) 頁: 12-23   2002年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    魯迅の小説「補天」について、それが女=自然、男=文化という、長らく定型となってきた図式を見事に踏襲していることを分析した。

  26. 草木は語る城市の記憶--朱天心「古都」

    イメージと文化     頁: 89-102   2002年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  27. 徐志摩におけるワーズワス--創作と凌叔華宛て書簡をめぐって

    名古屋大学言語文化部/国際言語文化研究科言語文化論集   21 巻 ( 2 ) 頁: 233-244   2000年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  28. 中国人作家の戦前日本観-凌叔華「千代子」を読む

    言語文化論集   20 巻 ( 2 ) 頁: 165-177   1999年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  29. 『二十世紀中国文学図誌』<7>(選訳)(共訳)

    言語文化論集   20 巻 ( 1 ) 頁: 99-102   1998年

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

  30. 張友松の新月社批判と魯迅-徐志摩訳『英国マンスフィールド小説集』の「修改」をめぐって 査読有り

    東京大学文学部中国語中国文学研究究紀要   ( 1 ) 頁: 105-123   1998年

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  31. 二十世紀中国文学図誌<6>(共訳)

    名古屋大学言語文化部   19 巻 ( 2 ) 頁: 207-212   1998年

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

  32. *凌叔華と「新月社サロン」-恋愛結婚・核家族制度及びマンスフィールドの受容をめぐって 査読有り

    日本中国学会報   ( 46 ) 頁: 210-224   1994年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  33. レポート:凌叔華『Ancient Melodies』とV・ウルフ

    小冷賢一君記念論集     頁: 96-106   1993年

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

▼全件表示

書籍等出版物 15

  1. 翼賛体制下のモダンダンス ――厚生舞踊と「皇軍」慰問 査読有り

    星野幸代( 担当: 単著 ,  範囲: 1-286)

    汲古書院  2022年9月  ( ISBN:9784762942600

     詳細を見る

    総ページ数:286   担当ページ:1-286   記述言語:日本語

    本書は、日中戦争および太平洋戦争下における国民の身体に関する文化政策の状況を踏まえて、陸軍省恤兵部の派遣した「皇軍」演芸慰問団、厚生省の要請に応えた厚生舞踊のうち、モダンダンスを対象としてその役割と効果を考察するものである。

  2. 中国の娯楽とジェンダー 女が変える/女が変わる 国際共著

    中国ジェンダー研究会編( 担当: 共著 ,  範囲: 上海少女レビューの隆盛と衰退――〈見られる〉性(ジェンダー)と身体表現)

    勉誠出版  2022年3月  ( ISBN: 978-4585325130

     詳細を見る

    総ページ数:236   担当ページ:109-121   著書種別:学術書

  3. 移動するメディアとプロパガンダ――日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術

    西村正男、星野幸代編

    勉誠出版  2020年3月  ( ISBN:978-4-585-22713-7

     詳細を見る

    総ページ数:209   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. 女性と闘争

    飯田祐子, 中谷いずみ, 笹尾佳代( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第七章  “閨秀作家"凌叔華の一九三〇年代――戦時下のセクシュアリティと創作)

    青弓社216  2019年5月  ( ISBN:4787234536

  5. 日中戦争下のモダンダンス―交錯するプロパガンダ

    星野幸代( 担当: 単著)

    汲古書院  2018年2月  ( ISBN:987-7629-6603-3

  6. 多角的視点から見た日中戦争―政治・経済・軍事・文化・民族の相克

    馬場毅,菊池一隆,張鴻鵬,橋本浩一,岡崎清宜,田中剛,森久雄,葛西周,張新民,三好章,楊韜,星野幸代,呂芳上,野口武( 担当: 共著)

    中国書店  2015年4月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

    本稿は、教育家・陶行知(一八九一-一九四六)の抗戦教育に舞踊家・戴愛蓮 (一九一四-二〇〇六)および舞踊家・呉暁邦(一九〇六-一九九五)の抗日舞踊が如何にコラボレーションしたか考察するものである。

  7. 中国新鋭作家短編小説選 9人の隣人たちの声

    桑島道夫,大橋義武,河村昌子,星野幸代,加藤三由紀,水野衛子,多田麻美,杉村安幾子、小笠原淳( 担当: 共著)

    勉誠出版  2012年9月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

    現代の中国人作家の短篇集の日本語訳。葛亮著「尹親方の泥人形」を担当。

  8. 侯孝賢の詩学と時間のプリズム

    前野みち子,星野幸代,西村正男,薛化元編( 担当: 単著)

    あるむ出版  2012年1月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  9. 台湾映画表象の現在――可視と不可視のあいだ

    星野幸代・洪郁如・薛化元・黄英哲編( 担当: 共著)

    あるむ出版  2011年7月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

    2010年名古屋大学国際言語文化研究科主催の「台湾映画の現在」、関西学院大学での「台湾ドキュメンタリーの現在」、一橋大学での「東アジアの越境・ジェンダー・民衆――ドキュメンタリーと映画から見た日台関係の社会史」、以上三つのシンポジウムの講演と報告による。

  10. 響きあう台湾文化表象の現在 日本と台湾

    前野みち子 星野幸代 垂水千恵 黄英哲 編( 担当: 共著)

    あるむ  2010年10月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

    2009年の9月から12月にかけて、横浜・名古屋・大阪・奈良で開催された計12回の「台湾文化講座」の講演録。

  11. 『二十世紀中国文学図志』

    楊義・張中良・中井政喜著,森川登美江・星野幸代・中井政喜訳( 担当: 共著)

    学術出版会  2009年 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  12. ジェンダーを科学する

    松本伊瑳子 金井篤子 谷本千雅子 束村博子 後藤節子 村瀬聡美 星野幸代 越智和弘 大谷尚 浜田道代 田村哲樹 新井美佐子 中西久枝( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2004年4月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

    政治、社会、経済、医学、生物学といった広範囲の学問分野におけるジェンダーの概説書。「文学とジェンダー」を担当

  13. *徐志摩と新月社--近代中国の文芸的公共圏

    ( 担当: 単著)

    東京大学大学院人文社会系研究科博士論文ライブラリー  2002年 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  14. 纏足をほどいた女たち(共訳)

    ( 担当: 共著)

    朝日新聞社  1998年 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  15. 笑いの共和国(共訳)

    白水社  1992年 

     詳細を見る

    記述言語:日本語

▼全件表示

講演・口頭発表等 40

  1. The Spread of Western Modern Dance to China through Japan 招待有り

    Yukiyo Hoshino

    Reconsidering the International Expansion of the Arts and Culture in the Twentieth Century: Interculturality in the United States of America, France and Japan  2022年2月6日  ,Institut français de recherche sur le Japon, and Waseda University.

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年2月

    記述言語:英語  

    開催地:on-line   国名:日本国  

  2. 1.Dancers in the Japanese “I-mon-dan (visiting troupe to comfort)” traveling to the front line between Burma and China 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Inter-Asia in Motion Dance as Method Online Symposium  2021年5月15日  William and Mary University, Lingnan University

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:英語  

    開催地:on-line   国名:アメリカ合衆国  

  3. 抗日期『婦女生活』に見る女性ネットワーク――東京女高師卒・沈兹九を中心に

    星野幸代

    第22回中国ジェンダー研究会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:立命館大阪梅田キャンパス   国名:日本国  

  4. 『婦女生活』に見る日本 国際会議

    星野幸代

    東アジア日本研究者協議会(EACJS)第4回国際学術大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:台湾大学   国名:台湾  

  5. 建国后至一九五〇年代初期中国芭蕾的探索 国際会議

    星野幸代

    国际学术研讨会「战后中日艺术交涉――继承与展开」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:清華大学   国名:中華人民共和国  

  6. The Comfort Dance Troupe during World War II in Japan. Dance Studies Association Annual Conference 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Dance Studies Association Annual Conference 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地: Northwestern University, Chicago, United States   国名:アメリカ合衆国  

  7. 严歌苓小说《小姨多鹤》中的身体写作解读 国際会議

    星野幸代

    “新时代的女性文学与性别研究”高峰论坛 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:包頭市職工大学   国名:中華人民共和国  

  8. 1920-30年代上海のガールズ・ショー・ビジネスの隆盛と衰退 招待有り 国際会議

    星野幸代

    踊る中国――都市空間における身体とジェンダー 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:お茶の水女子大学   国名:日本国  

  9. 日中戦争下のモダンダンス:戦後の継承と展開に向けて 招待有り

    星野幸代

    日本比較文学会関西支部第54回大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:立命館大学   国名:日本国  

  10. 凌叔華の一九三〇年代:戦時下のセクシュアリティと創作 招待有り 国際会議

    星野幸代

    華中科技大学日本語科設立20周年記念大会曁第三回 日本語・日本文化国際学術討論会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(基調)  

    開催地:華中科技大学   国名:中華人民共和国  

  11. 日中戦争下のモダンダンス:現在の共同研究まで 招待有り

    星野幸代

    中国文芸研究会 2018 年度夏合宿 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:河内長野荘   国名:日本国  

  12. Dai Ailian's Anti-Japanese Dance: Focusing on Her Programs During the Second World War 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Dance Studies Association annual Conference 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:University of Malta   国名:ギリシャ共和国  

  13. “閨秀作家”凌叔華の1930年代

    星野幸代

    1930年前後の文化生産とジェンダー 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学   国名:日本国  

  14. The Function of Revolutionary Ballet in Zhang Yimou's Coming Home 国際会議

    International Association of Cultural Studies 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Seoul, Songkonghue University   国名:大韓民国  

    This study analyzes the function of revolutionary dance in the later films of Zhang Yimou, a filmmaker with an international reputation. Recently, the dances danced during the Cultural Revolution in China have become strange symbols that represent this period in Chinese history. For instance, in Zhang's Coming Home, the lead in the ballet The Red Detachment of Women poses in arabesque, an attitude found in classical ballet, holding a gun at the ready. This is a rather peculiar stance. Additionally, her vivid red costume and her black hair in one braid meet the Western gaze as the Oriental Other, that is, in the category of Exotic China. Dandan, the daughter of Lu Yanxi and Wanyu, the hero and the heroine of this film, informs the authorities of her father's hideout and breaks up the family in exchange for getting a lead role in a revolutionary dance program. This storyline is a representative pattern of the disruption of the family during the Cultural Revolution. Later, a few decades after the Cultural Revolution, Dandan tries to bring back her mother's memory by dancing the lead role. Wanyu, however, does not react to her performance, forming a contrast to the enthusiasm of Chinese people from days gone by. Zhang Yimou, a director who has achieved fame in the mainstream world film industry, shows the collapse of a family that became irrecoverably lost even after being politically rehabilitated. Thus, the revolutionary dance scenes in Zhang Yimou's films increase the effect of meeting Orientalism and showing the negative history of China with the technique of exhibitionism, as Ray Chow puts it. Coming Home rejects any denouement of the type commonly seen in Hollywood films.

  15. The Relationship between Women's Sport and the Show Business in the 1920th China 国際会議

    HOSHINO Yukiyo

    International Forum on Asian History and Asian Studies 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地: Athens Institute for Education and Research   国名:ギリシャ共和国  

    This paper analyzes the relationship between women's sport education and the show business in the 1920th China. In the late the 1910s, bound feet, which had been a criterion for beauty, became the symbol of backwardness and the healthy beauty replaced them. In the next decade, when the modern school system was built, a lot of women's sports school were established one after another. It was the physical education thought of Cai Yuanpei, Father of Education in Republic of China, that enhanced the educational institutions of women's sports. Meantime, Li Jinhui, a well-known composer of popular music as well as a showman, founded Chinese singing and dancing school and the school for beauty. Li's schools belong under the category of actress's training institute. However, they as with women's sports school can be categorized within the educational constitution to train the female body to be suitable for modern age, since Li had become acquainted with Cai at the music workshop of Beijing University and entered Cai's thought with the emphasis on physical education for intelligence. Moreover, this reasoning is supported by the fact that both bodies of sports women and dancing women were popular in the visual media, such as pictorial magazine or comic magazine.

  16. 呉暁邦与上海話劇界之間的網絡 国際会議

    星野幸代

    国際学術シンポジウム「1940年代戦時宣伝及媒体表象」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年10月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:清華大学   国名:中華人民共和国  

    本文通过对«申报»及其它资料的分析,再现战争时期身居上海的吴晓邦的舞蹈活动的具体状况,也同时呈现出其活动与当时的话剧人之间的网络景象。从而把抗战舞蹈这一相对容易被忽视的艺术活动定位于抗战演剧之大流中来加以探讨。吴晓邦在其自传«我的舞蹈艺术生涯»中,对于若干事实的发生时期的记述较为暧昧,所以本文依据«申报»的报道文章来确定其具体时期。吴晓邦曾三次赴日本学习舞蹈,其间认识了数位话剧人并结为好友。1933年吴回国后在上海开办了晓邦舞蹈研究所,同时在上海剧院楽剧训练所教授舞蹈,还为业余实验剧团担当舞蹈顾问。七七事变后,吴晓邦参加了救亡演剧队第四队长达半年,临到改组时脱离演剧队,应中法剧艺学校的邀请,导演了上海剧艺社的舞蹈剧。1939年上演的舞蹈剧«罂粟花»特别受欢迎。吴晓邦的妻子盛婕此时还是中法剧艺学校的学生,同时也是上海剧艺社的女演员。之后至1940年代,在各地举办的吴晓邦抗战舞蹈也不仅是凭借他的个人能力,而都是在此之前的上海时期所培养的人际关系基础上实现的。

  17. 日本・中国・朝鮮・台湾文人の眼差しの中の舞踊家・崔承喜 招待有り

    星野幸代

    「現代東アジア文学史の国際共同研究」第四回シンポジウム 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京大学   国名:日本国  

  18. 日治時期台灣文學與台灣現代舞蹈之関係:呂赫若〈山川草木〉 招待有り 国際会議

    星野幸代

    第十一回東亜学者現代中文文学国際シンポジウム「在地與易地」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2015年11月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:台湾政治大学   国名:日本国  

  19. 小説テクストから舞踊言語へ―台湾コンテンポラリー・ダンスの伝播 国際会議

    星野幸代

    「現代東アジア文学史の国際共同研究」第3回公開ワークショップ 

     詳細を見る

    開催年月日: 2015年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:松本清張記念館   国名:日本国  

    本報告は、現代台湾人作家と舞踊言語との共鳴、台湾コンテンポラリー・ダンスの国際的な普遍性とを、林懐民(1947嘉義-)と李昂(1952鹿港-)に着目して検討するものである。まず舞踊言語を生んだモダン・ダンス―林懐民のコンテンポラリー・ダンスの源流―と政治権力との歴史的関係を、ドイツと台湾について概観した。次に林懐民と李昂の作家としてのスタートを踏まえて、林の舞踊言語の扱い方、李昂の蔡瑞月に関する発言を検討する。最後に、なぜ台湾コンテンポラリー・ダンスが国際的発信力を持ちえているのか、目下の見解を報告した。

  20. Use of Dance to Spread Propaganda during the Sino-Japanese War 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    An International Forum on Asian History and Asian Studies  

     詳細を見る

    開催年月日: 2015年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:ギリシャ共和国  

  21. The Relationship between Ballet and Manga in Japan 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Joint conference of The Society of Dance History Scholars with Congress on Research in Dance 

     詳細を見る

    開催年月日: 2014年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    This study analyzes ballet-manga's great contribution to the establishment of ballet in Japan.

  22. Intercultural communication through classical ballet in China: Transformation from Occidentalism to Orientalism 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Intercultural Communication Between China And the Rest of the World: Beyond (Reverse) Essentialism and Culturalism? 

     詳細を見る

    開催年月日: 2014年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:フィンランド共和国  

  23. A Dancer amid the Conflict between the Empire of Japan and China: Xiao-bang Wu's Artistic Activities from 1938 to 1941 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    Empire, Faith and Conflict 

     詳細を見る

    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:オーストラリア連邦  

    This paper examines how the dancer Xiao-bang Wu sought a path through the conflict between the Empire of Japan and China from 1938 to 1941. It seems a remarkable instance of both ambivalent and adaptability that Wu later used the dance he had studied in Japan for anti-Japanese activities. This paper focuses on Wu's anti-Japanese activities at the Chinese-French drama school in Shanghai and the Charity School in Chongqing, paying attention to his connection with other artists, and analyzes his creations during that period. Finally, some consideration is given to how Wu took advantage of his study in Japan for his activities.

  24. 日中戦争期、蘭心大戯院で踊るということ:上海バレエ・リュスと中国人舞踏家たち

    星野幸代

    上海租界とライシャム劇場:多民族が交錯する劇場空間 

     詳細を見る

    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪音楽大学   国名:日本国  

    本報告は、後に中国のバレエ/モダンダンス界をけん引することになる中国人舞踊家戴愛蓮(1916-2006、中国中央バレエ団初代バレエ・ミストレス)及び呉暁邦(1906-1995、現代舞踊研究所「天馬芸術舞踏工作室」主催、中国舞踊家協会主席などを歴任)の舞踊活動に照らし、日中戦争前後において、上海ライシャム劇場で踊るという意味を考察するものである。1940年、トリニダード・トバゴ華僑の戴愛蓮は、抗日活動のために香港へ渡って来た。ロンドンで元ディアギレフ・バレエ・リュスのスター・ダンサーに学び、次いでドイツ表現舞踊の薫陶を受け、舞台での実践をも積んだ彼女は、上海バレエ・リュスのダンサーを凌駕する正統派の舞踊家であった。しかし戴愛蓮は上海を避け、抗日活動に従事する文化人がしばしばたどったコースに従い、香港から桂林、重慶と移動し、抗日義捐金舞踏会を開き、抗日舞踊教育に従事した。一方、呉暁邦は1930年代初め留学先の東京でモダンダンサーを志し、ドイツ表現舞踊の流れをくむ高田せい子、江口隆哉、宮操子に創作舞踊を学び、日比谷公会堂で舞台に立った。帰国後、彼は1935年上海に舞踊研究所を開き、前後してライシャム劇場で処女公演を開いたという説もあるが、資料及び周辺状況からこの情報は誤りであると考えられる。彼は「孤島」の中仏劇専で学生たちに抗日舞踊を指導していたが、1939年以降、戴と同様に桂林、重慶と移動して舞踊により抗日宣伝をし、各地の舞踊学校で指導した。このように、後に中国舞踊界の重鎮になった両者にとって、日中戦争期のライシャム劇場は踊るべき場ではなかった。一方、上海に残った中国人「舞女」たちにとって、「蘭心」で踊ることはステイタスが高かった。また中国におけるバレエ/モダン舞踊の移入という観点でいえば、その受容の中心は上海ではなく、華僑及び留学経験者により国統区にて展開されたと言えるのではないか。戦後解散した上海バレエ・リュスと入れ替わるように1947年戴愛蓮振付のバレエがライシャム劇場で上演されたことに象徴される通り、戴/呉の流れが国立舞踊学校設立に至っている。

  25. 戴爱莲与陶行知之合作——论育才学校主办舞蹈音乐会的目的与意义 国際会議

    星野幸代

    “抗战期的文化人”会议 

     詳細を見る

    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:四川省社会科学院(中国、成都)   国名:中華人民共和国  

    陶行知在≪育才学校教育纲要草案≫提及;育才学校办的是建国教育,但同时也是抗战教育。本文试图通过一九四四年十一月陶行知与戴爱莲一起举办的一次音乐舞蹈会,来阐释育才学校的抗战教育和戴爱莲的抗战艺术活动这两者是如何融合在一起的。

  26. 「林懐民の現代舞踊(コンテンポラリー・ダンス)の叫ぶ台湾史―小説から舞踊言語へ

    星野幸代

    日本比較文学会全国大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学   国名:日本国  

    台湾現代舞踊家として国際的評価の高い林懐民は、かつて小説家であった。彼の振りつけるコンテンポラリーの一分野は臺灣史をモチーフとし、台湾史の記憶の層を、音声代わりに台湾語、普通語、客家語を用い、それらを舞踊言語により表現していく。本発表では林懐民の創作背景を踏まえたうえで、彼のコンテンポラリー作品「家族合唱」の一部を解釈する。

  27. The Influence of Madame Mao on Revolutionary Ballet in China 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    the 35nd annual Society of Dance History Scholars conference 

     詳細を見る

    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:ノルウェー王国  

    Generally, Jiang Qing (Madame Mao) held absolute control over National Ballet of China during the Cultural Revolution, in spite of her lack of knowledge about ballet. She changed various elements of the repertoire that she regarded as representative of a decadent bourgeoisie and sent many dancers to concentration camps. Particularly in Red Detachment of Women, Chinese Red Army, Jiang Qing gave orders about details related to the music, scenes, choreography, costumes, characters, and casting for certain roles.. There is actually no notable research on Jiang Qing's influence on Red Detachment of Women from the perspective of dance history. Thus, this paper offers criticism of the changes in Chinese ballet resulting from the control of Jiang Qing. First, we follow her education in the performing arts in her youth and her career as an actress in Shanghai in the 1930s. Then, we analyze her motives for changing the stage effects of Red Detachment of Women. Finally, we discuss how this work was used as a medium for political activism during the Cultural Revolution in China and how it was accepted in other countries.

  28. 大日本帝国下の女性創作:張愛玲と崔承喜の接点

    星野幸代

    日本比較文学会 第34回中部大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

    1944年、第三回大東亜文学者大会参加を断った作家・張愛玲は、日本軍慰問に来た“半島の舞姫”崔承喜を囲む上海女作家の座談会に出席したが、崔とは話さなかった。張は随筆「ダンスを語る」でバレエ、タイ、インド民族舞踊、日本の東宝舞踊団まで言及しながら、崔承喜の舞踏は黙殺した。従って、張愛玲は崔承喜の身の処し方に異論があったとも解釈できる。では、帝国下で張と崔の創作は如何に位置づけられるか。張愛玲小説は、傀儡政権下の上海で咲き誇った徒花であった。それは、崩壊した「家」から暴かれた女性の生を語って熱狂的な支持を得た。いっぽう崔承喜は、帝国文化の国際的顕示を担いつつ、朝鮮舞踊の国際化を狙った。また張と崔いずれも、美貌と肢体を戦略的に利用していた。帝国下における被抑圧側の作家、舞踊家として、張と崔の創作はいずれもアイデンティティの模索/アピールであり、女性であることが有効な手段だったのである。

  29. 抗日舞踊における呉暁邦:ドイツ表現舞踊の受容を中心に

    星野幸代

    第十一回 日中戦争史研究会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2012年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:愛知大学   国名:日本国  

    本論は、中国人モダン・ダンサー呉暁邦(1906-1995)について1929-35年の東京の舞踊文化に注意しつつ、東京と上海の間を三度往復した呉暁邦の目的と、彼が東京の舞踊界から吸収したものを考察する。
     1929年、呉暁邦は早大近くの語学学校に留学したところ、大隈講堂でのダンス公演によってモダン・ダンスと出会う。呉暁邦は高田雅夫舞踏研究所でバレエとモダン・バレエを習う。1931年彼は一度帰国し、上海四川北路に暁邦舞踏学校を設立するが、翌年東京へ戻り、高田舞踊研究所で学び続けた。なぜ抗日の気風の中、彼は東京へ戻ったのか。実は日中戦争が始まると、抗日のために日本を知り日本を倒そうという「日本研究ブーム」で、日本留学する中国人留学生は増えたという状況があり、呉暁邦の動きもその流れと考えられる。1934年、呉暁邦は帰国し第一回創作発表会を上海で開いたが、まだ中国民衆に彼の創作舞踊は受け入れられなかった。彼が翌年三たび東京へ渡った理由は二つ考えられる。一、宮操子、江口隆哉がドイツ留学を終えて1934年帰国し開いた現代舞踊研究所で学ぶため。二、イギリスのLieth Roth の幣制改革が功を奏して国民政府の法幣が安定し、東京で楽に暮らせたためである。呉暁邦は宮・江口からヴィグマンの表現舞踊を学ぶことができた。1936年には高田研究所の日比谷公会堂における発表会で、呉暁邦も創作を披露している。この年帰国した彼は、舞踊という手段で抗日活動および教育に励むようになる。呉暁邦は日本の侵略に対抗して中国の民衆の精神を舞踊で奮い立たせようという目的により、舞踊家を志した。だが彼が選んだのはドイツの表現舞踊であり、日本留学であった。なぜなら、当時上海ではロシアン・バレエが主流で、さらにナチスへの反感が高まり基本的にドイツ舞踊が学べなかったのに対し、東京ではそれが可能だったからである。

  30. Artistic Activities of the China Defense League and its Role as the Center of the Artistic Sphere in Chongqing 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    XIX Biennial Conference of the European Association of Chinese Studies (EACS)  

     詳細を見る

    開催年月日: 2012年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:フランス共和国  

    After the outbreak of the Sino-Japanese War in 1937, Soong Ching-Ling , the wife of Sun Yatsen, founded the China Defense League in Hong Kong in June 1938. Until the Japanese occupied Hong Kong in December 1941, this institution vigorously engaged in donation activities for the benefit of the International Peace Hospital and homes for war orphans, particularly in the communist-controlled areas in Mainland China. In addition, it supported and advertised anti-Japanese demonstrations. The institution's original members included James M. Bertram, Liao Cheng-Zhi,Israel Epstein, and certain foreign journalists and bankers. However, only biographers of Soong Ching-Ling have mentioned the 1eague's activities, and little notable research exists about these activities. This presentation focuses on the charity concerts organized by the China Defense League in Hong Kong and Chongqing in the 1940s. Specifically, it discusses how the league combined its efforts with various artists such as ballet dancer Aileen Dai , cartoonist Qian-Yu Ye, and bass opera singer Yi-Kwei Sze , Moreover, through these activities, the league worked with the political department of the Military Committee of Kuomindang. The information contained in this presentation is mainly based on these artists' reminiscences and sources such as a communist newspaper, Xinhua ribao (New China Daily), founded by Zhou Enlai , and other sources printed in the areas not occupied by Japan. Subsequently, it explores how the league's artistic activities influenced the history of Chinese modern dance and classical music following the war.

  31. Dance as a Cross-Cultural Media: Xiao-bang Wu's life between Tokyo and Shanghai in the 1930s 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    the 35nd annual SDHS conference, "Dance and the Social City" 

     詳細を見る

    開催年月日: 2012年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    This paper focuses on a Chinese modern dancer Xiao-bang Wu, who had studied
    German modern dance in Tokyo in the 1930s. We analyze the reasons for Wu's three
    visits to Tokyo. In sum, Xiao-bang Wu decided to be a dancer to raise Chinese people's
    resistance to Japan through his dances. In spite of this aim, he continued to study in the
    enemy nation of Japan, since Tokyo was a more advanced city for modern dance than Shanghai at
    the time. Furthermore, Xiao-bang Wu was a witness to part of the modern sphere of the Western
    world; the auditoriums in Tokyo.

  32. The Origin of Classical Ballet in China through the Narrative of Cross-cultural Influence. 国際会議

    Yukiyo Hoshino

    World History Association 2011 Beijing Conference 

     詳細を見る

    開催年月日: 2011年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:中華人民共和国  

    The origin of classical ballet in Mainland China is commonly held to have started with the founding of the Beijing Dance Institute in 1954, with Aileen Dai assumed to be the first principal, and subsequently with the establishment of the National Ballet of China in 1959 where some of the ballet masters from the Soviet Union created a solid foundation for classical ballet in the company. However, in relation to the view put forward by Susan Munning from North-Western University that the narrative of cross-cultural influence questions the historiography of modern dance premised on the nation-state, similarly classical ballet in China cannot be explained by studying its spread in Mainland China only. This paper explains the origin of classical ballet in China from a global and intercultural perspective. In other words, we attempt to examine the early history of Chinese ballet as a cultural exchange though the involvement of Aileen Dai. Aileen Dai was born in the Republic of Trinidad and Tobago in 1916. She started taking ballet classes there before moving to London to study the Cecchetti method. In London, she was also influenced by German modern dance, and several years later she went to China via Hong Kong to dance in different areas of the country in efforts by the Communist Party of China to raise donations to fund the Anti-Japanese war. Thus, it can be said that classical ballet in China has its roots in a cross-cultural body of dance influenced from overseas.

  33. 留学生向け授業実践報告:日本のジェンダー学習教材としての映画『歩いても 歩いても』 国際会議

    玉岡 賀津雄他

    中・日・韓日本言語文化研究国際フォーラム 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:大連大学   国名:中華人民共和国  

  34. “女生小說”的源流:What 陳衡哲 Read 国際会議

    黄錦容、陳金木他

    2010東方文化學術研討會:中日臺女性書寫 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年5月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:慈済大学   国名:台湾  

  35. 朱天心<古都>――個人記憶與集體記憶之間的對話 国際会議

    黄錦樹、白水紀子他

    「感官素材與人性辯證」國際學術研討會 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年3月

    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:台湾文学館   国名:台湾  

    將朱天心的小說〈古都〉 (1997)中的「記憶」作為關鍵詞來理解,已經為眾多的日台論者加以論述 。就這部小説而言,借用黃英哲的話來說是「在將自己的記憶再構築的過程中,對於集團記憶和失憶,需要特別的観察和追問」。本文將繼承這一論說的宗旨,根據Maurice Halbwachs的關於記憶的解釋,將與「外公婆」、「女兒」以及川端康成〈古都〉相關的事項為index(索引),繼續嘗試解讀朱天心的〈古都〉。

  36. 「昭和初期における陳源と日本文人との交流~谷崎潤一郎を中心に」

    工藤貴正、大東和重、楊暁文、王艶珍、星野幸代

    日本比較文学会中部大会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2009年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  37. 「クレヨンしんちゃん」にみるクイアの表象

    宋協毅、杉村泰、玉岡賀津雄、鷲見幸美、エドワード・ヘイグ、マーク・ウィークス、松下千雅子、星野幸代

    国際シンポジウム「戯れのテクノロジー」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2009年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

    単行本版『クレヨンしんちゃん』が映画化に当たり主要キャラクターのジェンダー・アイデンティティが書き換えられた問題について分析した。

  38. Body of the Female Spy: Ang Lee's Lust Caution. Nagoya, Dec. 2008

    International Conference: Thinking Gender in Culture and Society 

     詳細を見る

    開催年月日: 2008年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  39. 文学を読む──男/女が書く女/男

    講座「女性と表現」 

     詳細を見る

    開催年月日: 2007年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  40. 陳源、凌叔華と日本:日中知識人交流の一環として

    日本中国学会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2001年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

    1920年代に活躍した新月社の評論家陳源、作家凌叔華夫妻の滞日について、その事実関係を整理し、彼らの日本観および彼らにとっての滞日の意義を考察する。

▼全件表示

Works(作品等) 4

  1. 英文学者が再構築する新月社

    2006年6月

     詳細を見る

    発表場所:東方304号  

  2. 纏足靴というテクストを女性文化として「読み直す」:ドロシー・コウ『纏足の靴』

    2006年1月

     詳細を見る

    発表場所:図書新聞  

  3. 「リレー連載<異邦>のなかの文学者たち⑥徐志摩 ケンブリッジの過激な恋愛

    1998年9月

     詳細を見る

    発表場所:『しにか』1998年9月号 大修館 pp102-107  

    中国詩人を一般向けに紹介するリレー・エッセイ

  4. 「ニューヨーク・ヘラルド紙上の胡適―コーネル大学ブラウニング賞受賞をめぐって   

    1992年2月

     詳細を見る

    発表場所:『東方』131号,東方書店 pp8-9  

    胡適の英国留学時代の活動を報じる新資料発見報告

共同研究・競争的資金等の研究課題 3

  1. 労働と身体の大衆文化論 戦時下・戦後の接続の試論として 国際共著

    2022年4月 - 2023年3月

    国際日本文化研究センター  令和4(2022)年度 国際日本文化研究センター共同研究(一般)  共同研究(一般)

    星野幸代

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:1080000円

  2. 第12屆東亞學者現代中文文學國際學術研討會

    2017年10月

    (公財)村田学術振興財団国際学会開催助成 

    星野幸代

      詳細を見る

    資金種別:競争的資金

    本会議は①文学革命百周年、②郁達夫が留学した名古屋での開催、以上の2点を意識しつつ、国内外の研究者を招聘した。東アジア文学は、20世紀初の「世界文学」概念においてはいずれも周縁的な位置にあり、対西洋文学という問題に共時的に遭遇した。日本を除く諸地域は、しだいに強制的/戦略的に日本を介して西洋文芸を受容することとなった。日中戦争とそれに続くポストコロニアル状況及び内戦の中で、広義の中国文学はエミグラント/ディアスポラにより飛び地を作り、往々にして不可視化され、記憶喪失の層を重ねてきた。しかし今日その層は掘り下げられ、伏流が発見され、植民地の抑圧/被抑圧の図式を脱構築する創作も現れてきている様相が明らかになった。

  3. 日中戦争期における日中芸術のコラボレーション展開

    2014年9月

    学会等開催助成 

      詳細を見る

    資金種別:競争的資金

    四川省社会科学院の教授3名と、日本側の研究者6名(日本人3名、中国人3名)とが参加し、抗日期(日中戦争期)の話劇・映画・舞踊・音楽が交錯しつつ反日あるいは五族協和を宣伝する様相について、ワークショップを開催。

科研費 7

  1. 建国初期中国を移動する身体芸術メディア・プロパガンダ―戦時期からの継承と展開

    研究課題/研究課題番号:18H03568  2018年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    星野 幸代, 葛西 周, 韓 燕麗, 邵 迎建, 城山 拓也, アン ニ, 楊 韜, 西村 正男

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:25740000円 ( 直接経費:19800000円 、 間接経費:5940000円 )

    今年の大きな成果として、中国の清華大学において開催した国際シンポジウム「戦后中日芸術交渉――継承与展開(戦後の日中芸術交渉――継承と展開)」がある。企画は本科研グループにより、清華大学日本研究センター、本科研グループの研究分担者である晏ニ教授が代表者をつとめる科研グループとの共催にて実現した。中国側のゲスト・スピーカーとして楊遠嬰氏(北京電影学院教授)、李鎮氏(中国電影芸術研究センター副教授)、何杏楓氏(香港中文大学教授)を招聘し、日本側ゲスト・スピーカーとして川崎賢子氏を迎えた。もと八一電影製作所の研究員である汪暁志、また日本文学・文化研究者の秦剛氏(北京外国語大学教授)等多くの専門家がフロアから質問・コメントし、実りある討論となった。
    研究成果公開の面に於いても、本科研が企画した共著が1冊、分担執筆した共著が4冊と高い成果を挙げたといえる。前者『移動するメディアとプロパガンダ―日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術』は本科研グループの代表者・分担者の論稿にゲスト執筆者として故・阿部幸夫氏(中国話劇研究)、また上海電影博物館企画展示総監・キュレーター王騰飛氏の寄稿を迎えて構成した。
    研究発表は19件のうち国際学会が14件と高い成果を挙げた。国際学会発表のうち英語圏に本部を置くものが2件、中国語圏におくものが5件と、国際的な研究発信という本科研の目的について、今年度は満足のいく成果を達成できた。
    年度末に新型コロナウイルスCOVID-19が蔓延したため、1-3月に予定していた海外資料収集、研究会開催、海外からの取り寄せ資料購入などの計画に大幅な変更が生じたため、翌年度への助成金繰越を行った。
    新型コロナウイルスの蔓延状況が長期化した場合、海外に渡航して実施する資料収集の代わりに、それらに匹敵する貴重資料のデータベース・オンライン利用のライセンスを購入する。また新規で影印版化された新聞雑誌を購入することに切り替える。国外で開催されるシンポジウムには、なるべくオンライン開催のものを選び応募する。国内で本科研グループで開催する国際研究集会については、オンラインまたは対面とオンラインとのハイブリッドで実施する。

  2. 1930年代における東アジア女性雑誌の比較研究

    研究課題/研究課題番号:18KK0007  2018年10月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    飯田 祐子, 星野 幸代, 中谷 いずみ, 笹尾 佳代, 小泉 京美, 尹 シセキ, 光石 亜由美

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者 

    2020年度は、新型コロナウィルスの影響で、海外での調査を全く実施することができなかった。2020年7月に予定していた台湾(国立台湾図書館など)での調査、および2021年2月に予定していた韓国(アダン文庫など)での調査はいずれも実施することができなかった。研究会については、オンラインで二回実施した。台湾、中国、韓国からの参加が可能となり、オンラインの利点を生かすことができた。第5回研究会(2020年12月5日)では、中谷いずみが、永渕朋枝『無名作家から見る日本近代文学 島崎藤村と『処女地』の女性達』(和泉書院、2020)について検討を行った。永渕の著作は、無名の女性作家の動向を探っている点、また左翼運動との接続についての考察が含まれている点などで、本研究に重要な示唆を与えるものであった。第6回研究会(2021年3月14日)では、笹尾佳代が「『台湾婦人界』の出版戦略:柿沼文明の編集方針」について報告を行った。『台湾婦人界』の編集方針の変容や、読者戦略について分析を行うとともに、先行する『台湾愛国婦人』や発刊時期の重なる『婦人と家庭』との差異や関係について検討した。ことに教育制度がつくり出す読者層との関係について考察がなされた点は、今後、地域間の比較を行うにあたって有益な示唆を与えるものであった。伝統的文化が生み出してきた女性文人と、近代教育制度によって新たにつくりだされた読者とは、階層の点でも規模の点できわめて大きな差異がある。また台湾の場合には在台日本人と台湾人の差異もきわめて重要であり、『台湾婦人界』の場合は、在台日本人女性が主たる読者となっていることも確認された。2020年度は、本研究における課題のうち、とくに東アジアにおける女性表現者・女性知識人の文化生産の同時性と地域固有性について議論を深めることができた。
    本研究は、海外の研究者との共同調査を行うことを計画の中心に置いているため、コロナウィルス流行によって渡航が不可能になったことの影響は大きいと言わざるを得ない。2020年度は、7月に台湾、2021年2月に韓国で調査を行う予定だったが、いずれも実施することは叶わなかった。
    また、2020年度はメンバーの交代もあった。中国を担当していた星野幸代、満洲を担当していた小泉京美に代わり、中国および満洲の担当者として尹シセキ(大阪大学)が、韓国の担当者として光石亜由美(奈良大学)が分担者として加わった。担当者の交代はあったが、海外の研究協力者も含んで、地域ごとに日本班、台湾班、中国・満洲班、韓国班の四つの班に分け、今後は、年に四回の研究会を行っていく方針を立てた。海外渡航が可能になるまでは、オンラインでの研究会を実施し、情報と意見の交換を進めることとする。オンラインでの研究会実施には、利点も感じられた。本研究は、日本、台湾、中国、韓国の研究者によって行われているので、オンラインで研究会を実施することで、これまでは難しかった全員の参加が可能となった。2021度は、2022年2月に韓国で調査を行うことを計画しているが、コロナの影響が年度内に今後も継続するようであれば、オンラインで、ゲストトークを行うことも現在計画中である(韓国における復刻雑誌の刊行などについて)。臨機応変に、オンラインで可能になる作業を進めていくこととする。
    2021年度は、地域ごとに日本班、台湾班、中国・満洲班、韓国班の四つの班に分け、四回の研究会を行う。考察の要点としては、これまで通り、(1)東アジアにおける女性表現者・女性知識人の文化生産の同時性と地域固有性、(2)東アジアの各地域・国における〈ジェンダー・セクシュアリティ構造〉と〈公/私構造〉の交差、(3)東アジアの各地域・国における内部/外部の構成とジェンダー化の三点とし、比較検討を続ける。また年表の作成方法についてジャンルを明確にして作成するという方針をたてたので、各班ごとに進めていく。第7回研究会(9月12日)は日本班が担当し、中谷いずみによる『婦人戦線』の報告を行う。第8回研究会(11月7日)は、中国班が担当し、陳晨(上海師範大学)が『玲瓏』について、また尹シセキが『女性満州』について報告を行う。第9回(2022年1月19日)は台湾班が担当し、張文聰が『台湾婦人界』について、報告する。
    2022年2月18-20日は、韓国にて、調査および研究会を行う。具体的には、1910年代から1930年代の女性雑誌の出版状況および現在における所蔵状況を確認することを目的とする。第10回研究会は、慶煕大学にて行う。ただし、渡航が不可能だった場合は、2月20に研究会のみオンラインにて行うこととする。また、2022年度は、中国にて、研究会・調査を行うことを予定している(2023年3月、上海師範大学)。

  3. 日中戦争下のモダンダンス

    2017年4月 - 2018年3月

    科研費・研究成果公開促進費・学術図書  研究成果公開促進費・学術図書

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:800000円

  4. 中国建国前夜のプロパガンダ・メディア表象―劇場文化と身体芸術のコラボレーション

    研究課題/研究課題番号:15H03176  2015年4月 - 2018年3月

    科学研究費補助金 基盤研究(B)   科学研究費補助金 基盤研究(B)

    星野 幸代

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    配分額:14690000円 ( 直接経費:11300000円 、 間接経費:3390000円 )

    終戦後、中国人知識人たちは日本軍が引揚げた沿岸部の大都市に大移動し、いち早く出版メディア、演劇、映画のための拠点を築いた。続いて、国共内戦によって香港、台湾へ知識人流出が起きる。この混乱期、実は共産党の文芸路線は未完成であり、文芸においてまだ多様で豊饒な成果があっただけでなく、芸術教育の初期的インフラも整備された過程が明らかになった。
    研究成果として学術論文26本、研究発表54件、著書(共著含む)14冊を得た。

  5. 戦時下中国の移動するメディア・プロパガンダ――身体・音・映像の動態的連関から

    2012年4月 - 2015年3月

    科学研究費補助金 基盤研究(B)   基盤研究(B)

    星野幸代

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    日中戦争期、身体的/視覚的芸術および音楽を通したメディア・プロパガンダが、戦況につれ、或いは宣伝のため移動しつつ、いかに日本/中国の諸勢力の意図を担い、中国の解放区(共産党勢力区)・国統区(国民党勢力区)・淪陥区(日本軍占領地)で機能していたか、それらの勢力図を描くことを最終目的としている。
    その過程として本研究は、上海・香港・満州・重慶・台湾で、或いはその間で、身体/視覚/音声芸術がいかに移動し、関連しつつメディア・プロパガンダとして機能したかを解明する。具体的には、日本当局の宣伝/国民党・共産党の抗日宣伝/日本当局支持を名目とした抗日宣伝といった異なる目的のもと、芸術家たち、また芸術そのものがどのように往来し、演劇、ダンス、音楽、漫画等がどのようにメディア・プロパガンダとして機能したかを、新聞雑誌、フィルムなど資料調査によって実証的に裏付けつつ、動態的な芸術史を描き直す。

  6. 中国バレエ史研究:革命バレエの成立と終焉およびその継承まで

    2009年4月 - 2012年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C),課題番号:21520371

    星野 幸代

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    以下の点を明らかにした。
    1、 上海バレエ・リュスと小牧正英の位置づけ
    内容:従来、上海バレエ・リュスは白系ロシア人によるバレエ団とされ、その活動は国際都市における亡命ロシア人による文化活動と位置付けられ、そのダンサー小牧正英も偶々その活動に参加する一例外とされていた。それに対し本研究は、日本政府の御用新聞『大陸新報』の論調を追うことにより、上海バレエ・リュスと小牧正英が日本の植民地文化統治に利用されてきたことを明らかにした。
    意義:昨今、上海における日本植民地文化政策として音楽面は脚光を浴び、研究が蓄積されている。本研究は、劇場を拠点とするという点で音楽と密着しているバレエについて、音楽と同様に植民地文化政策と結びついてきたことを明らかにした。
    2、 抗日期の中国における舞踊地図(継続中)
    内容:抗日期中国における舞踊は、当然ながら淪陥区と国統区によって別々に実証する必要がある。すなわち日本植民政権に利用されたバレエ(上海バレエ・リュス、舞踊家・崔承喜など)と、抗日運動の義援金等に貢献したバレエ(舞踊家・戴愛蓮、呉暁邦など)とが交錯している。後者については、抗日のための青少年教育活動(主として陶行知による育才学校など)とも連携していた。
    意義:これまで、抗日期中国における文化研究としては、文学・演劇・絵画部門が進められてきた。本研究によって、舞踊は文学・演劇・絵画(特に戦時漫画)いずれの部門とも協力しあい、抗日宣伝活動を行ってきたことが明らかになりつつある。

  7. 日中近代知識人交流に関する基礎的研究

    2001年4月 - 2003年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    星野幸代

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    中国人知識人陳源およびその妻で作家の凌叔華の日本滞在について、新資料の発掘などにより、その実態を明らかにした。

▼全件表示

 

担当経験のある科目 (本学) 25

  1. リサーチ演習b

    2021

  2. 中国語1

    2021

  3. 中国語3

    2021

  4. 中国語4

    2021

  5. ジェンダー学基礎演習Ⅰ

    2021

  6. ジェンダー批評概論

    2021

  7. ジェンダー批評

    2021

  8. 博士論文演習a

    2021

  9. 博士論文演習b

    2021

  10. リサーチ演習a

    2021

  11. ジェンダー批評概論

    2017

  12. ジェンダー批評

    2017

  13. ジェンダーと文学a

    2016

  14. ジェンダーと文学b

    2016

  15. ジェンダーと文学a

    2015

  16. ジェンダーと文学b

    2015

  17. 中国語4

    2011

  18. 中級中国語1

    2011

  19. 中国語1

    2011

  20. 中国語3

    2011

  21. 中国語3

    2011

  22. 中国語3

    2011

  23. 中国語2

    2011

  24. 中国語4

    2011

  25. 中国語2

    2011

▼全件表示

担当経験のある科目 (本学以外) 1

  1. 女性学AB

    2008年4月 - 2009年3月 中京大学)

 

社会貢献活動 1

  1. 大学入試センター問題作成委員(中国語)

    2007年4月 - 2009年3月