科研費 - 山本 直之
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変態、学習、環境の違いが成魚のニューロン新生に及ぼす影響
研究課題/研究課題番号:24K21885 2024年4月 - 2026年3月
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 挑戦的研究(萌芽)
山本直之
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )
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魚類の社会的知性の基盤と神経基盤の解明:生態との関連性から探る魚類の高次認知
研究課題/研究課題番号:23H03871 2023年4月 - 2026年3月
科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B)
高橋 宏司, 渡辺 茂, 山本 直之, 萩尾 華子, 川坂 健人
担当区分:研究分担者
魚類において、様々な高次認知能力が発見されているが、その報告例は未だに少なく、神経基盤も解明されていない。本研究班では、これまでに報告のない魚類の高次認知機構を探索し、さらに神経基盤を解明することを目的とする。特に、捕食・被食関係に注目した、推移的推論や視線誘導・共同注意や選択課題の行動からみるメタ認知について、魚類の生態を踏まえた手法によって高次認知能力の新規発見を目指す。また、魚類の顔認知について、行動学的な手法と神経解剖学的な試みを融合させ、その神経基盤を解明する。哺乳類と魚類の認知機構の相同性を検証することで、動物の認知能力の起源において重要な知見となることが期待される。
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フグは摂取したフグ毒をどのように脳へ運ぶのか?
研究課題/研究課題番号:22K05822 2022年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
配分額:260000円 ( 直接経費:200000円 、 間接経費:60000円 )
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ヒメジは動く触鬚としわしわの顔面葉を使ってどのように餌の位置を特定するのか?
研究課題/研究課題番号:20K06225 2020年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )
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研究課題/研究課題番号:17K07934 2017年4月 - 2020年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
山本 直之
担当区分:研究代表者
配分額:4810000円 ( 直接経費:3700000円 、 間接経費:1110000円 )
カエルアンコウは棒の先端にゴカイのようなものがついた(それぞれ誘引突起とエスカと呼ばれる)、特殊化した背鰭をもち、これを動かすことによって誘引された小魚を捕食する。誘引突起とエスカは遊泳には関与しない。この特殊化した背鰭の運動制御機構は不明である。通常の鰭の運動制御系の研究もまた少ないため、カエルアンコウおよび他の魚種の鰭運動制御機構を幅広く調査した。その結果、カエルアンコウの誘引突起の運動ニューロンは通常の鰭の運動ニューロンとは異なる中枢内分布をすることがわかった。
カエルアンコウの特異な捕食行動は特殊化した背鰭を用いた小魚の誘引に依存している。この遊泳には関与しない背鰭の運動制御機構は不明であったが、本課題の成果により通常の鰭の運動ニューロンとは異なる中枢内分布がその背景にあることが初めて明らかとなった。また、通常の鰭の運動制御系の研究自体もわずかであったが、運動ニューロンの中枢内分布や細胞形態について明らかとなった。通常の鰭は魚類にとって重要な遊泳制御に深く関わっており、魚類の運動系を理解するために必須の知見ももたらした。 -
魚はどのようにものを見ているのかー魚類視覚系の研究
2015年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金
担当区分:研究代表者
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トランスポゾンを用いた遺伝子トラップに基づく新しい生命科学研究の基盤創成
研究課題/研究課題番号:15H02370 2015年4月 - 2018年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(A)
川上 浩一, 石谷 太, 伊藤 素行, 稲垣 直之, 小椋 利彦, 川上 厚志, 瀬原 淳子, 田村 宏治, 東島 眞一, 平田 普三, 弥益 恭, 山本 直之, 日比 正彦, 藤田 深里
担当区分:連携研究者
(1)遺伝子トラップスクリーンを実施し、さまざまな細胞・組織・器官特異的にGal4FFを発現するトランスジェニックフィッシュを多数作製した。これらの系統におけるトランスポソン挿入部位を決定した。
(2)細胞・組織・器官特異的Gal4FF発現トランスジェニックフィッシュを基に共同研究を実施し研究成果を英文論文40報として発表した。
(3)ボツリヌス毒素遺伝子を用いてGal4FF発現神経細胞の機能を効率良く阻害するシステムの開発に成功した。カルシウムイメージングを行い、エサなどの視覚刺激が食欲の中枢である視床下部下葉を活性化する神経回路を発見した。恐怖条件付け学習に必須な終脳の神経回路を同定した。 -
魚類内臓感覚神経回路の解明と摂食制御ペプチドニューロンとの連関
2012年4月 - 2015年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
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南極オゾンホール経由の紫外線がペンギンの眼に及ぼす影響のリアルタイム分光分析
2012年4月 - 2015年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
担当区分:研究分担者
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南極オゾンホール経由の紫外線が動物の眼に及ぼす影響に関する分光学的研究
2009年4月 - 2012年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
山本達之
担当区分:研究分担者
オゾンホールの拡大に伴う白内障の発生が危惧されている。現地のペンギンの状況や南極基地に輸送したウシ眼球への影響をラマン散乱測定などの分光学的手法で調査する。
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魚類の味覚および内臓感覚神経路―感覚系の全貌理解を目指して
2009年 - 2012年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
山本 直之
担当区分:研究代表者
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日本産発音魚の新たな探索とその種名リストの作成
2008年4月 - 2011年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
宗宮弘明
担当区分:研究分担者
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神経修飾系として働く終神経のGnRH細胞群の入出力回路とその進化
2005年4月 - 2008年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
山本直之
担当区分:研究代表者
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複数のGnRHニューロン群による下垂体の多重支配
2002年4月 - 2004年3月
科学研究費補助金 若手研究(B)
山本直之
担当区分:研究代表者
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中脳のゴナドトロピン放出ホルモン細胞への入力
2000年4月 - 2002年3月
科学研究費補助金 奨励研究
山本直之
担当区分:研究代表者
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終神経のゴナドトロピン放出ホルモン細胞への感覚入力
1998年4月 - 2000年3月
科学研究費補助金 奨励研究
山本直之
担当区分:研究代表者
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中脳に存在するゴナドトロピン放出ホルモン産生細胞の機能の解明
1996年4月 - 1997年3月
科学研究費補助金 奨励研究
山本直之
担当区分:研究代表者