2025/03/25 更新

写真a

イシカワ アキラ
石川 明
ISHIKAWA, Akira
所属
大学院生命農学研究科 動物科学専攻 動物科学 准教授
大学院担当
大学院生命農学研究科
学部担当
農学部
職名
准教授

学位 2

  1. 博士(農学) ( 1992年2月   名古屋大学 ) 

  2. 農学修士 ( 1988年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 6

  1. ニワトリ

  2. マウス

  3. 量的形質

  4. 量的形質遺伝子座

  5. 遺伝学

  6. 育種学

研究分野 4

  1. ライフサイエンス / 動物生産科学  / 動物遺伝育種学

  2. ライフサイエンス / 動物生命科学  / 量的形質遺伝子

  3. 環境・農学 / 遺伝育種科学  / 量的形質遺伝学

  4. ライフサイエンス / 実験動物学  / 遺伝解析

現在の研究課題とSDGs 3

  1. ニワトリ経済形質のQTL解析と社会実装

  2. ニワトリ生得的恐怖行動の遺伝基盤の解明

  3. 加齢によりメラニン色素合成能を獲得する新奇毛色突然変異マウスに関する遺伝的研究

経歴 5

  1. 名古屋大学大学院生命農学研究科准教授に配置換

    2007年4月

      詳細を見る

    国名:日本国

  2. 名古屋大学大学院生命農学研究科助教授

    2000年1月 - 2007年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

  3. 名古屋大学大学院生命農学研究科助手に配置換

    1999年4月 - 1999年12月

      詳細を見る

    国名:日本国

  4. 連合王国エディンバラ大学客員研究員(文部省在外研究員)

    1996年3月 - 1997年1月

  5. 名古屋大学農学部助手

    1992年8月 - 1999年12月

      詳細を見る

    国名:日本国

所属学協会 7

  1. Genes   Genes

    2021年11月 - 2022年6月

  2. Life   Guest Editor

    2020年6月 - 2021年5月

  3. Animal Science Journal   Associate Editor

    2020年4月 - 現在

  4. Genes   Reviewer Board Member

    2020年1月 - 現在

  5. Scientific Reports   Editorial Board Members

    2019年5月 - 現在

▼全件表示

 

論文 113

  1. Identification of candidate genes responsible for innate fear behavior in the chicken 査読有り

    Ochiai, T; Sakaguchi, M; Kawakami, SI; Ishikawa, A

    G3-GENES GENOMES GENETICS   13 巻 ( 2 )   2023年2月

     詳細を見る

    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/g3journal/jkac316

    Web of Science

    PubMed

  2. Usp46 is a quantitative trait gene regulating mouse immobile behavior in the tail suspension and forced swimming tests 査読有り

    Tomida, S., Mamiya, T., Sakamaki, H., Miura, M., Aosaki, T., Masuda, M., Niwa, M., Kameyama, T., Kobayashi, J., Iwaki, Y., Imai, S., Ishikawa, A., Abe, K., Yoshimura, T., Nabeshima, T., and Ebihara, S.

    Nat. Gent.   41 巻 ( 6 ) 頁: 688 - 695   2009年6月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. 鶏肉重量関連形質QTL領域内の遺伝子発現解析とエンリッチメント解析

    古田晃大、石川明

    東海畜産学会報   35 巻   頁: 17 - 17   2025年3月

     詳細を見る

    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

  4. The role of circadian clock gene Arntl in the winter depression-like behavior in melatonin-proficient female CBA/N mice. 査読有り

    Ren L, Okimura K, Ishikawa A, Kon N, Shimba S, Yoshimura T

    Biochemical and biophysical research communications   734 巻   頁: 150790   2024年11月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.bbrc.2024.150790

    PubMed

  5. Genetic Diversity, Runs of Homozygosity, and Selection Signatures in Native Japanese Chickens: Insights from Single-Nucleotide Polymorphisms 査読有り

    Velasco, VV; Tsudzuki, M; Hashimoto, N; Goto, N; Ishikawa, A

    ANIMALS   14 巻 ( 22 )   2024年11月

     詳細を見る

    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:英語  

    DOI: 10.3390/ani14223341

    Web of Science

    PubMed

▼全件表示

書籍等出版物 5

  1. 2-3質的形質の遺伝、家禽の事典 査読有り

    石川 明( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 2-3質的形質の遺伝)

    朝倉書店  2025年5月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

  2. 2-4量的形質の遺伝、家禽の事典 査読有り

    石川 明( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 2-4量的形質の遺伝)

    朝倉書店  2025年5月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

  3. 6. 量的形質とその遺伝. In: 動物遺伝育種学

    石川明(祝前博明,国枝哲夫,野村哲郎,万年英之(編))( 担当: 分担執筆)

    朝倉書店  2017年3月  ( ISBN:978-4-254-45030-9

     詳細を見る

    総ページ数:204   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. Ⅵ-2.スンクスにおける遺伝的マーカーの開発. スンクスの生物学(磯村源蔵、織田銑一、東家一雄、宮木孝昌 編集)

    石川明( 担当: 共著)

    学会出版センター(東京都)  2011年2月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  5. Avian Genomics in Evolution, Agriculture and Health (Smith, J. and Nanda, I., eds.) ; Identification of quantitative trait loci affecting shank length, body weight and carcass weight from the Japanese cockfighting chicken breed, Oh-Shamo (Japanese Large Game)

    Tsudzuki, M., Onitsuka, S., Akiyama, R., Iwamizu, M., Goto, N., Nishibori, M., Takahashi, H., and Ishikawa, A.( 担当: 共著)

    Cytogenetics and Genome Research (ISBN 978-3-8055-8338-1.)  2007年7月 

     詳細を見る

    記述言語:英語

講演・口頭発表等 33

  1. Genetic mapping of tame behavior in a cross population of Japanese indigenous chickens 国際会議

    Goto, T., Nyirimana, P., Sasaki, R., Gyawali, D., Nagano, A. J., Ishikawa, A.

    Annual meeting of Genes, Brain and Behavior 2025  2025年5月  The International Behavioural and Neural Genetics Society

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年5月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Yanuca Island, Fiji  

  2. ニワトリにおけるAI推定突かれ面積のQTL解析

    石川明、森智洋、湯橋宏美、山田陽子、落合芳子、市浦茂

    日本家禽学会2025年度春季大会  2025年3月28日  日本家禽学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

  3. 鶏肉重量関連形質QTL領域内の遺伝子発現解析とエンリッチメント解析

    古田晃大、石川明

    令和6年度東海畜産学会大会  2024年12月12日  東海畜産学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学  

  4. ニワトリの羽突かれに関与する新規QTLsの同定

    湯橋宏美、水谷知寛、石川明

    日本家禽学会2024年度秋季大会  2024年9月19日  日本家禽学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:京都大学  

  5. 日本鶏の従順性行動に関する遺伝子座マッピング

    後藤達彦、Prudence Nyirimana、佐々木凌玖、Dipson Gyawali、永野惇、石川明

    日本家禽学会2024年度秋季大会  2024年9月19日  日本家禽学会

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:京都大学  

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題 4

  1. ニワトリ新規ゲノム育種マーカーの開発事業

    2022年4月 - 2025年3月

    日本中央競馬会畜産振興事業  令和4年度日本中央競馬会畜産振興事業

    石川明

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  2. ニワトリ・ウズラリソースの収集・保存・提供

    2022年4月 - 2027年3月

    ナショナルバイオリソースプロジェクト  ナショナルバイオリソースプロジェクト(プログラム名:中核的拠点整備プログラム)

    西島謙一

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  3. 地場産業の国際競争力強化につなげる東海発ゲノム育種:鳥類バイオサイエンスの展開と家禽の新規系統樹立をめざして

    2021年12月 - 2023年3月

    国立大学イノベーション創出環境強化事業交付金  重点支援③

    西島謙一

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  4. ニワトリの従順生に関する品種間差とその遺伝要因の探索

    2020年4月 - 2021年3月

    2020年度旗影会研究助成金 

      詳細を見る

    資金種別:競争的資金

科研費 14

  1. ニワトリの気質に関わる遺伝的基盤の解明と責任遺伝子の同定

    研究課題/研究課題番号:22H02497  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 明, 西島 謙一

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    配分額:17550000円 ( 直接経費:13500000円 、 間接経費:4050000円 )

    日本鶏を外国鶏に交配して作出された国産地鶏の鶏肉は、世界を席巻している外国鶏ブロイラーより食味がよく消費者人気が高い。しかし、国産地鶏は、日本鶏由来と考えらえる外的ストレス等に反応して問題行動(喧噪性や闘争性等)を示すため、大規模飼養に向かない。ストレス反応は主に視床下部-下垂体-副腎軸によって制御されていると言われているが、上記問題行動がこの軸に基づくのかよく理解されていない。本研究の概要は、ニワトリ気質の遺伝的基盤の解明を行い、主要な気質遺伝子の同定を行う研究である。

  2. ニワトリの経済形質発現に関与する候補遺伝子の同定―ゲノム育種実現のために

    研究課題/研究課題番号:17H03905  2017年4月 - 2021年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    都築 政起, 石川 明

      詳細を見る

    担当区分:研究分担者 

    ニワトリの成長関連形質ならびに卵関連形質を標的形質とし、single nucleotide polymorphismマーカーを用いてquantitative trait loci (QTL)解析を行った結果、成長関連形質では、24の形質に関与する10のQTLを、卵関連形質では、60の形質に関与する30のQTLを発見した。次いで、この結果に基づいて選定した候補遺伝子(成長関連形質では2つ、卵関連形質では3つ)の発現解析を行った結果、前2つの遺伝子は脚長成長に関与している可能性が示された。一方、後3つの遺伝子は、卵関連形質発現には関与していないと考えられた。
    ニワトリがもつ量的形質の多くは、産業界にとって重要な形質であるため経済形質と呼ばれる。本研究では、この経済形質の内、成長関連および卵関連形質に着目して、QTL解析を行い、これらの形質発現に関与している多くの遺伝子座(DNAマーカー)を発見した。本研究で使用したDNAマーカーはRAD-sequence法により開発されたSNPマーカーであるが、QTL解析用のマーカー開発にRAD-sequence法を使用した点が学術的に斬新である。
    また、本研究で発見された経済形質遺伝子座(DNAマーカー)は、ニワトリを効率的に改良する際のゲノム育種に活用可能であるため、ニワトリ産業界の発展に対し貢献できる。

  3. ニワトリの気質に関わる遺伝的基盤の解明と責任遺伝子の同定

    研究課題/研究課題番号:23K23762  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 明, 西島 謙一

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    配分額:17550000円 ( 直接経費:13500000円 、 間接経費:4050000円 )

    日本鶏を外国鶏に交配して作出された国産地鶏の卵肉は、外国鶏ブロイラーとレイヤーより食味がよく消費者人気が高い。しかし、国産地鶏は、外的ストレス等により問題行動を頻繁に示すため、大規模飼養に向かない。この問題行動の遺伝的素因は日本鶏に由来し、視床下部-下垂体-副腎軸ストレス反応によって制御されていると言われているが、その実態は不明である。本研究の概要は、ニワトリ気質の遺伝的基盤を解明し、気質遺伝子の同定を目指すことである。
    日本鶏を外国鶏に交配して作出された国産地鶏の鶏卵肉は、外国鶏ブロイラーとレイヤーより食味がよく消費者人気が高い。しかし、外的ストレス等により問題行動を頻繁に示すため、大規模飼養に向かない。この問題行動の遺伝的要因は日本鶏に由来し、視床下部-下垂体-副腎軸ストレス反応によって制御されていると言われているが、その詳細は未解明である。本研究では、ニワトリ気質の遺伝的基盤の解明を行い、気質遺伝子の同定を目指す。
    昨年度に引き続き、本年度は以下に示す2つを実施した。
    (1)候補遺伝子の絞込み:昨年度に、気性の荒い大軍鶏と大人しい白色レグホーンT系統間のF2交雑群においてゲノムワイド5%有意水準レベルで第1と2染色体上に2個のオープンフィールド行動に関与するQTLsを同定した。これらのうち、複数のオープンフィールド行動に関与する第1染色体QTLについて、高低両極端の活動性を示す個体雌雄3個体ずつの間脳から総RNAを抽出してRNA-seq解析を実施した。その結果、QTLゲノム領域内においてmRNA発現量差を示す遺伝子を複数個同定することができた。現在、それらの遺伝子の発現量差をリアルタイムPCR解析により確認している。
    (2)ノックアウトニワトリの作製:ゲノム編集により、臆病QTLの候補遺伝子を破壊した殖系列ノックアウトキメラ雄ニワトリ1羽の作製に成功した。このキメラ雄個体とレシピエント品種の雌個体を交配し、+/ko遺伝子型をもつヘミ接合体の作出を進めた。しかし、今年度中にヘミ接合体の作出はできなかった。また、効率良いヘミ接合体の作出のため、複数のノックアウトキメラ雄個体の作製を継続している。
    当初の予定通り、候補遺伝子の絞込みとノックアウトニワトリの作製が進んでいるため。
    引き続き、以下に示す2つを実施する。
    (1)候補遺伝子の絞込み
    昨年度実施したRNA-seq解析により、QTLゲノム領域内においてmRNA発現量差を示す遺伝子を複数個同定した。それらの遺伝子発現量の有無を両親品種とF1個体を用いたリアルタイムPCR解析により確認する。
    (2)ノックアウトニワトリの作製
    引き続き、ヘミ接合体およびノックアウトキメラ雄個体の作製を行う。

  4. 野生マウスの遺伝子プールから発掘した過体重と肥満抵抗性QTLの責任遺伝子の同定

    研究課題/研究課題番号:16H04680  2016年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石川 明

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    配分額:17550000円 ( 直接経費:13500000円 、 間接経費:4050000円 )

    ヒトの過体重や肥満は、生活習慣病の元凶であることが近年明らかとなっている。これらの形質は複数の量的形質遺伝子座(QTLs: quantitative trait loci)と環境要因が複雑に絡み合って統御されており、そのQTL責任遺伝子を同定することはチャレンジングである。本研究では、新しい解析アプローチを用いて、野生マウスの遺伝子プールから発見した肥満抵抗性QTLの責任遺伝子が、免疫系に関わるLy75 (lymphocyte antigen 75)遺伝子であることを世界で初めて明らかにした。
    本研究成果は、肥満に関わるQTLの責任遺伝子を同定した数少ない成功例の一つと位置付けることができる。Ly75遺伝子の脂質代謝に関わる役割は全く報告されていないので、本研究成果は、肥満生物学に新しい知見を提供するものと期待できる。また、本研究成果は、ヒトでは、万病の元である肥満を克服するためのゲノム医療への応用が期待できる。さらに、家畜では、家畜の健康改善と畜産物の生産性の向上のためのゲノム育種への応用が期待できる。

  5. 野生マウスの遺伝子プールから発掘した過体重と肥満抵抗性QTLの責任遺伝子の同定

    2016年4月 - 2017年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    石川 明

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

▼全件表示

 

担当経験のある科目 (本学) 47

  1. 専門セミナー

    2022

  2. 食と農の科学

    2022

  3. 動物遺伝育種学特論

    2022

  4. 生命と技術の倫理

    2022

  5. 動物育種学

    2022

▼全件表示

 

メディア報道 7

  1. 肥満抑制遺伝子を特定 新聞・雑誌

    中日新聞  中日新聞  朝刊21面  2018年12月

  2. 肥満を抑制する遺伝子を同定 インターネットメディア

    日本の研究.com  日本の研究.com  2018年12月

  3. 肥満を抑制する遺伝子発見 テレビ・ラジオ番組

    CBCテレビ  あさチャン  東海地方のニュース  2018年12月

  4. 肥満防ぐ遺伝子発見 新聞・雑誌

    朝日新聞  朝日新聞朝刊  朝刊社会28面  2018年12月

  5. 肥満抑える遺伝子特定 新聞・雑誌

    日刊工業新聞  日刊工業新聞  日刊工業新聞  2018年12月

▼全件表示

学術貢献活動 2

  1. Frontiers in Genetics

    役割:査読

     詳細を見る

    種別:査読等 

  2. Animal Science Journal

    役割:査読

     詳細を見る

    種別:査読等