2021/10/21 更新

写真a

オバナ マキコ
尾花 まき子
OBANA Makiko
所属
大学院工学研究科 土木工学専攻 水工学 講師
大学院担当
大学院工学研究科
学部担当
工学部
職名
講師
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 博士(工学) ( 2011年3月   名古屋大学 ) 

研究分野 1

  1. 社会基盤(土木・建築・防災) / 水工学  / 河川工学,環境水理学

現在の研究課題とSDGs 2

  1. 河川植生域での細砂・粒状有機物の輸送

  2. 砂州生態系の機能評価,河川生態系の構造と機能の解明,流域圏の環境保全技術の開発

経歴 5

  1. 名古屋大学   大学院工学研究科   講師

    2020年6月 - 現在

  2. 名古屋大学   大学院工学研究科   助教

    2014年4月 - 2020年5月

  3. 東京大学   大学院工学系研究科   特任助教

    2012年4月 - 2014年3月

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    国名:日本国

  4. 名古屋大学   大学院工学研究科   特任助教

    2011年4月 - 2012年3月

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    国名:日本国

  5. 名古屋大学   大学院工学研究科   研究員

    2006年8月 - 2011年3月

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    国名:日本国

学歴 2

  1. Université de Caen Basse-Normandie   Graduate School, Division of Engineering

    - 2004年6月

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    国名: フランス共和国

  2. 立命館大学   理工学部

    - 2002年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 1

  1. 土木学会,応用生態工学会,国際水理学会(IAHR)

委員歴 2

  1. 応用生態工学会   幹事  

    2015年9月 - 現在   

  2. 土木学会水工学委員会河川部会   委員  

    2013年12月 - 現在   

受賞 3

  1. 平成26年度年次学術講演会優秀講演者賞

    2014年11月   土木学会  

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    受賞国:日本国

  2. Best research paper award

    2013年6月   Journées Nationales Génie Côtier - Génie Civil  

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    受賞国:フランス共和国

  3. 平成21年度年次学術講演会優秀講演者賞

    2009年11月   土木学会  

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    受賞国:日本国

 

論文 31

  1. 砂礫州における浸透流を考慮した細粒分捕捉に関する水理実験 査読有り

    中村俊之,尾花まき子,戸田祐嗣

    土木学会論文集B1(水工学)   76 巻 ( 2 ) 頁: I_1255 - I_1260   2020年11月

  2. 高水敷高さおよび植生の有無が高水敷への浮遊砂堆積に与える影響 査読有り

    尾花まき子,村上尚哉,戸田祐嗣

    土木学会論文集B1(水工学)   75 巻 ( 2 ) 頁: I_331-336   2019年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. 植生流出が河岸侵食に与える影響に関する実験的研究 査読有り

    尾花まき子,中村俊之,戸田祐嗣,椿涼太

    土木学会論文集B1(水工学)   74 巻 ( 5日 ) 頁: I_1267-1272   2018年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. Flow and Sediment Transport with Non-Submerged Riparian Vegetation in 1D Scheme

    Ho-Seong JEON, Makiko OBANA, Kyu-Ho KIM, Tetsuro TSUJIMOTO

    Journal of Coastal Research   79 巻   頁: 329-333   2017年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. 流路側岸の植生帯による砂・POM捕捉に関する水理実験と平面二次元解析の工夫 査読有り

    尾花まき子,全浩成,辻本哲郎

    土木学会論文集B1(水工学)   73 巻 ( 4 ) 頁: I_1075-1080   2017年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. 河川砂州の水質浄化機能としての最大脱窒能の定量化の試み 査読有り

    尾花まき子,日髙諒,戸田祐嗣,辻本哲郎

    土木学会論文集G(環境)   72 巻 ( 6 ) 頁: II_9-14   2016年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: http://doi.org/10.2208/jscejer.72.II_9

  7. 植生砂州における洪水後脱窒ポテンシャルの定量化

    尾花まき子,黄躍滔,辻本哲郎

    河川技術論文集   21 巻   頁: 307-312   2015年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. 砂礫州における礫率の空間分布を考慮した伏流水流動

    尾花まき子,片野坂暎一,知花武佳,辻本哲郎

    土木学会論文集B1(水工学)   59 巻   頁: I_1165-1170   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: http://doi.org/10.2208/jscejhe.71.I_1165

  9. Adaptation of Resilience against Disaster - Case Study of 2000 Tokai Flood and 2011 Flood in Shonai River

    Marie THOMAS, Makiko OBANA , Tetsuro TSUJIMOTO

    Natural Science   ( 7 ) 頁: 32-41   2015年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4236/ns.2015.71004

  10. Modeling of Deposition Process of Particulate Organic Matter (POM) with Sand on Vegetated Area in a River

    Makiko OBANA, Ho-Seong JEON, Tetsuro TSUJIMOTO

    Journal of Water Resource and Protection   ( 6 ) 頁: 1290-1296   2014年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4236/jwarp.2014.614119

  11. 砂礫州水際への植物種子と土砂の堆積過程に関する実験的検討

    尾花まき子、内田孝洋、辻本哲郎、知花武佳

    河川技術論文集   20 巻   頁: 187-192   2014年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. Concept of Bed Rounghness Boundary Layer and Its Application to Bed Load Transport in Flow with Non-Submerged Vegetation

    Ho-Seong JEON,Makiko OBANA,Tetsuro TSUJIMOTO

    Jornal of Water Resources and Protection   ( 6 ) 頁: 881-887   2014年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4236/jwarp.2014.610082

  13. 河道内植生域での砂と粒状有機物の輸送と堆積過程のモデル化

    全 浩成、尾花まき子、辻本哲郎

    河川技術論文集   20 巻   頁: 193-204   2014年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. 砂礫州の地形特性とその土壌特性が伏流水流動に与える影響

    長井翔太郎,尾花まき子,知花武佳

    河川技術論文集   19 巻   頁: 555-560   2013年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  15. Ecosystem Function of Sand Bar Segment in Sandy River with Particular Reference to Denitrification Potential

    Tetsuro Tsujimoto, Makiko Obana

    Procedia Engineering   28 巻   頁: 835-839   2012年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. 河道内植生域での土砂堆積と粒状態有機物の捕捉について

    尾花まき子,内田考洋,辻本哲郎

    河川技術論文集   18 巻   頁: 47-52   2012年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. 矢作川下流域河道内砂州の伏流流動による脱窒能と流域環境の変遷

    尾花まき子,戸田祐嗣,辻本哲郎

    土木学会論文集B1(水工学)   68 巻 ( 4 ) 頁: I_625-630   2012年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: http://doi.org/10.2208/jscejhe.68.I_625

  18. Nutrient Transport and Change Driven by Sub-surface Flow in Alternate Bar Reach

    Makiko Obana, Yuji Toda, Tetsuro Tsujimoto

    Procedia Environmental Sciences   13 巻   頁: 1246-1253   2012年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.proenv.2012.01.118

  19. Ecosystem and Fishery of Manila Clam (Ruditapes philippinarum) in Ise-Bay Related to Eco-Compatible Management of Its River Basin Complex

    Tetsuro Tsujimoto, Koichi Fujita, Jun-ya Higano, Yuji Toda, Makiko Obana

    Procedia Environmental Sciences   13 巻   頁: 1110-1121   2012年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  20. Integrated Modeling for eco-compatible management of river basin complex around Ise bay

    Tetsuro Tsujimoto, Yuji Toda, Takashi Tashiro, Hiroki Takaoka, Kaori Anbutsu, Makiko Obana

    Procedia Environmental Sciences   13 巻   頁: 158-165   2012年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  21. 砂州植生の分布形状を考慮した伏流流動に伴う脱窒特性 査読有り

    尾花まき子,戸田祐嗣,辻本哲郎,野尻晃平

    水工学論文集   55 巻   頁: 1363-1368   2011年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  22. 湾を内包する流域圏の自然共生型アセスメントの構成に関する研究 査読有り

    辻本哲郎,戸田祐嗣,高岡広樹,尾花まき子

    環境システム研究論文集   38 巻   頁: 37-42   2010年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  23. Spatial-Temporal Distribution of Ecosystem Service Potential from Viewpoint of Biophilic Elements Cycle in Sand River Segment with Alternate Bars 査読有り

    Proc. 8th International IAHR Symposium on Ecohydraulics     頁: DOI   2010年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  24. Durability Properties of Marine Sediment stabilized by Pozzolan and Alkali Activated Binders

    Makiko Obana, Daniel Levacher and Philippe Dhervilly

    Journées Nationales Génie Côtier - Génie Civil     頁: 887-894   2010年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  25. 交互砂州河川の生態系サービスポテンシャル評価の試み

    尾花まき子,安佛かおり,辻本哲郎

    河川技術論文集   16 巻   頁: 471-476   2010年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  26. 砂州景観の生態的機能評価から見た河川環境管理の目標設定

    辻本哲郎,尾花まき子,井上佳菜

    河川技術論文集   15 巻   頁: 13-18   2009年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  27. 砂州河川の景観と河川生態系の構造にもとづく生態的機能評価へのアプローチ-木津川下流セグメントを例にして-

    尾花まき子,辻本哲郎

    水工学論文集   53 巻   頁: 1183-1188   2009年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  28. 自然共生型流域圏管理のための生態系評価への水工学的アプローチ

    辻本哲郎,戸田祐嗣,尾花まき子

    水工学論文集   53 巻   頁: 637-642   2009年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  29. 自然共生型流域圏環境アセスメント手法に関する基礎的研究

    辻本哲郎,戸田祐嗣,田代喬,尾花まき子,佐藤圭輔,椿涼太

    河川技術論文集   14 巻   頁: 367-372   2008年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  30. 砂州景観の生態的機能における生元素の表層貯留の役割

    辻本哲郎,竹下幸美,尾花まき子,井上佳菜

    河川技術論文集   14 巻   頁: 337-342   2008年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  31. 「伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発」研究プロジェクトのねらい

    辻本哲郎,戸田祐嗣,尾花まき子

    河川技術論文集   13 巻   頁: 291-296   2007年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 7

  1. 裸地砂州への植生初期侵入・再萌芽機構の実態把握

    2017年4月 - 現在

    河川基金 

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    資金種別:競争的資金

  2. 河床環境のオンライン・リアルタイム計測

    2017年4月 - 現在

    前田記念工学振興財団助成 

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    資金種別:競争的資金

  3. 河川の計画から維持管理さらに水防・避難誘導と連動した河川技術体系の構築

    2016年4月 - 現在

    河川基金 

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    資金種別:競争的資金

  4. 洪水営力を極力活用した河川植物の効果的・効率的管理手法に関する研究

    2015年 - 現在

    鹿島学術振興財団研究助成 

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    資金種別:競争的資金

  5. 洪水流・河床変動解析へのデータ同化手法の導入に関する研究

    2015年 - 現在

    河川整備基金助成事業 

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    資金種別:競争的資金

  6. 河道内砂州における土砂輸送の影響を考慮した粒状有機物の堆積と分解過程に関する研究

    2015年 - 現在

    河川整備基金助成事業 

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    資金種別:競争的資金

  7. ダム排砂を伴う礫河川における河床および河畔植生での細砂捕捉特性に関する研究

    2011年 - 2012年

    WEC応用生態研究助成 

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    資金種別:競争的資金

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科研費 9

  1. 中小洪水時の礫河川のリーチスケール土砂動態の時系列変化の実測

    研究課題/研究課題番号:21H01432  2021年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    椿 涼太, 戸田 祐嗣, 尾花 まき子, 赤堀 良介, 山口里実

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    担当区分:研究分担者 

    礫河川は,握りこぶし大や人頭大の大礫とそれより小さな砂礫で河床が覆われている.礫河川では,毎年から数年に一度という頻度で起きる中小洪水時に,大礫は移動しないが,その間を縫うように,指先サイズからそれよりも小さな砂礫が流されていく.洪水中にいつ,どこで,どれくらいの大きさの砂礫が,どれくらいの量流れていくかは,現象が複雑であるため,よく把握できていない.本研究では,河底に設置する圧力変動を記録する独自の現地計測手法を使いこなして,礫河川で中小洪水時に砂礫がどのように流されていくかを解明し,その河床形状が今後どのように変遷していくかを予測するために役立てる.

  2. 気候変動への段階的適応のための河道地形・植生の中長期動態予測

    研究課題/研究課題番号:20H02257  2020年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    戸田 祐嗣, 尾花 まき子, 椿 涼太

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    担当区分:研究分担者 

    河川工学分野における気候変動への段階的な適用策を構築するため,本研究では気候変動影響を考慮したうえで河道地形と植生繁茂動態を数十年(10~30年程度)の時間スケールで予測できる技術を開発することを研究目的とする。この目的を達するため,(1)過去から現在に至る河道地形・植生動態の中長期実態分析,(2)既に気候変動の影響が現れつつある近年の大規模出水後の地形・植生動態変化の実態把握,(3)数十年スケールでの河道地形・植生動態予測モデルの開発,および(4)開発されたモデルを用いて将来気候条件へ遷移していく中での段階的な河道地形・植生繁茂を予測する。

  3. 砂河川砂州の伏流水流動による窒素動態の現象把握と水質形成機構の解明

    2017年4月 - 現在

    科学研究費補助金  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

  4. 礫河川の土砂移動・河床近傍流れ・水温の通年・多地点モニタリング技術の実証試験

    2017年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者 

  5. 裸地砂州への植生初期侵入・再萌芽の実態把握と機構解明

    2017年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者 

  6. 裸地砂州への植生初期侵入・再萌芽の実態把握と機構解明

    研究課題/研究課題番号:17K06575  2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    戸田 祐嗣, 椿 涼太, 尾花 まき子

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    担当区分:研究分担者 

    国内外の河川で問題となっている河川樹林化現象に関して,樹林繁茂のきっかけとなる裸地砂州への植生の初期侵入・再萌芽機構に関する定量的・継続的な現地調査を実施した.調査の結果,裸地砂州への植生の種子供給について,河川水際線付近の帯状の領域と裸地砂州上の砂堆背後で大きくなり,前者は水散布が支配的で後者は風散布による種子の集積が支配的であることが示された.水際付近での帯状の侵入域の内側境界と外側境界は,種子散布時期の冠水頻度等により決定されることが明らかになった.これらの観測結果に基づいて,植生の初期侵入箇所を予測する数値モデルを開発し,モデルの精度,妥当性が確認された.
    裸地砂州への植生の初期侵入・再萌芽について,これまでは現地観測の困難さから実測データが不足していたが,本研究の成果により実河川での定量的・実証的データが得られ,その知見に基づいて植生初期侵入の予測モデルが開発されており,データ,モデルともに新規性の高い学術的成果が得られた.河川の樹林化現象は国内外の河川で報告され,河川管理上の課題となっており,それに対して,樹林繁茂のきっかけとなる初期侵入機構を明らかにする本研究の成果は,今後の河川植生管理の効率化・高度化への発展が期待される有用性・発展性の高い成果と考えられる.

  7. 礫河川の土砂移動・河床近傍流れ・水温の通年・多地点モニタリング技術開発と現地計測

    研究課題/研究課題番号:17K06574  2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    椿 涼太, 戸田 祐嗣, 尾花 まき子

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    担当区分:研究分担者 

    河川環境調査に利用するための新たな圧力変動計測システムが開発された.その圧力変動計測システムと,既往研究で開発された土砂移動計測システムを用いて,フラッシュ放流に合わせた河道掘削・土砂還元について現地調査を行った.現地調査結果で確認された圧力変動データのノイズについて,室内実験を行って,土砂移動にともなって生じた可能性が高く,低周波通過フィルターの使用により,ノイズを除去できることを確認した.河床近傍流れ・水温を通年・多地点でモニタリングできる技術が確立できた.
    礫河川が抱える河床環境上の課題がある河川において,地点毎に異なる土砂移動や河床近傍の乱流を,素過程から定量的かつ緻密に把握できれば,その課題の要因を分析することができる.要因が解明できれば,具合的かつ効率的な対応策を検討・確率することに役立つ.このことにより,より自然環境が豊かで,洪水氾濫の危険性の少ない河川管理を行う上で,有益な情報を取得・提供できる手段となる.

  8. 砂河川砂州の伏流水流動による窒素動態の現象把握と水質形成機構の解明

    研究課題/研究課題番号:17K14729  2017年4月 - 2020年3月

    科学研究費助成事業  若手研究(B)

    尾花 まき子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究では,河道内地形の大半を占有する砂州での窒素循環に対象を絞り,砂州の伏流水を通した窒素動態の現象解明と,水理モデルと連結させた窒素動態(脱窒)のモデル化を行う.研究は,①洪水に着目した砂州挙動,砂州内土壌環境と伏流水流れ・水質の通年モニタリング,および②景観が異なる場での伏流水流れの特性変化に伴う水質変化をみる水理実験と室内培養実験により窒素動態の変化の特徴を把握,抽出,③砂州内流れの変化に応じた窒素挙動を記述可能なモデル開発,に分割して実施した結果,洪水後の水際植生域で脱窒能が高くなることが分かったほか,完成した砂州の伏流水窒素動態モデルを用いて3河川の脱窒能の比較検討も行った.
    本研究によって,今まで個別事象として捉えられてきた①表流水流れ・土砂輸送と伏流水流動,および②砂州内窒素循環過程の統合的な取り扱いが可能となり,砂州の伏流水を通した窒素循環過程の代表プロセスである脱窒についての基礎的な現象が明らかとなったことに大きな意義がある.その現象の把握とモデリングにより植生種や比高などが考慮された場所に応じた砂州の栄養状態が把握されることは,河道の植生成長や生物生息場などの知見に,学術的基礎を提供するものとして位置づけられるほか,洪水時の流れ・土砂輸送と関連づけられていることから,河川がインパクトを受けた際の窒素動態の予測の議論に繋がるものでもある.

  9. 砂州植生域における砂・粒状有機物の堆積とその分解過程を考慮した土壌環境の形成機構

    2015年 - 2017年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 6

  1. 水理学演習

    2016

  2. 水理学実験

    2016

  3. 流れ・地形解析学演習

    2016

  4. 環境土木工学実習

    2016

  5. Environmental Industry Systems

    2014

  6. 応用水理学演習

    2014

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