2024/04/08 更新

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シゲミ シンヤ
重見 晋也
SHIGEMI, Shinya
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 文献思想 准教授
大学院担当
大学院人文学研究科
学部担当
文学部
職名
准教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 文学修士

研究キーワード 5

  1. ハイパーテクスト

  2. テクスト論

  3. サルトル

  4. ドイツ占領下フランスの文芸誌

  5. ミシェル・フーコー

研究分野 1

  1. その他 / その他  / ヨーロッパ語系文学(英文学を除く)

現在の研究課題とSDGs 3

  1. ミシェル・フーコー研究

  2. デジタル・テキストと人間の関わり方についての研究

  3. ドイツ占領下フランスにおける定期刊行物の研究

学歴 2

  1. 広島大学   文学研究科   フランス大学

    - 1998年

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    国名: 日本国

  2. 広島大学   文学部   文学科フランス語学・フラン文学専攻

    - 1992年

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    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 日本フランス語教育学会

  2. 日本フランス語フランス文学会

  3. 日本フランス語教育学会

  4. 日本フランス語フランス文学会

委員歴 1

  1. 日本フランス語フランス文学会中部支部   支部長  

    2022年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

 

論文 37

  1. Système juridique de censure et ses pratiques pendant la Seconde Guerre mondiale 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    La Censure et les périodiques sous l'Occupation allemande dans le sud de la France     頁: 107 - 122   2022年12月

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    担当区分:責任著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  2. サドの読者フーコー 査読有り

    重見 晋也

    広島大学フランス文学研究   40 巻 ( 40 ) 頁: 41 - 59   2021年12月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:広島大学フランス文学研究会  

    type:text

    DOI: 10.15027/52036

    CiNii Research

  3. 第2次世界大戦期フランス南部地域における検閲の現実 : ローヌ県リヨン都市圏文書館収蔵の資料«182W 147»について 査読有り

    重見 晋也

    広島大学フランス文学研究   39 巻 ( 39 ) 頁: 36 - 54   2020年12月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:広島大学フランス文学研究会  

    type:text

    DOI: 10.15027/50741

    CiNii Research

  4. 狙われた『コンフリュアンス』誌 ―『アクシオン・フランセーズ』紙と『ジュ・スィ・パルトゥ』紙との関係から―

    重見 晋也

    「ヴィシー政権以降のフランス南部における文芸誌ネットワークについての実証的研究」研究成果報告書   1 巻   頁: 11 - 21   2019年

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  5. リスボン地震に見る文学の想像力 : 天災と人災を超えて

    重見 晋也

    名古屋大学人文学研究論集   1 巻   頁: 391 - 400   2018年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:名古屋大学人文学研究科  

    Voltaire insère une épisode du séisme de 1755 à Lisbonne dans son Candide. Il est à noter une scène dans laquelle on insiste sur la nécessité de l’Inquisition, « auto da fè », afin de calmer la Catastrophe. L’oeuvre ne cesse d’inspirer même au XXe siècle. Theodore Adorno distingue la catastrophe d’origine naturelle et celle d’origine humaine et il considère que la dernière suscite de plus graves conséquences que l’autre citant le nom d’Auschwitz comme exemple. On peut le confirmer avec la Shoah en France, comme le montre la « Rafle du Vel’ d’Hiv ». On organise la Résistance et recourt non seulement à la violence pour lutter contre cette terreur, mais aussi au stylo et à l’encre. Or, l’écriture de la Résistance enchaîne des terreurs ou des désastres. Il s’agit donc de couper l’enchaînement de réactions et de terreurs, qui sont faites du désespoir de l’absence de Dieu. C’est la littérature qui prouve la réaction contre la suite des terreurs, comme Albert Camus cite dans L’Homme révolté un cri désespéré de Van Gogh : « Je [puis] bien […] me passer du bon Dieu. Mais je ne puis pas, […] me passer […] [de] la puissance de créer. »

    DOI: 10.18999/jouhunu.1.391

    CiNii Research

  6. Quelles sont les conditions de l'organisation des savoirs humains ? 査読有り

    SHIGEMI Shinya

      1 巻 ( 1 ) 頁: 69-86   2016年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. 『コレージュ・スピリチュエル』としての『ボードレール』 査読有り

    重見晋也

    名古屋大学文学部研究論集(文学)     頁: 113-126   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. ドイツ占領下のフランスにおける検閲制度と文芸誌Confluences_サルトル『ボードレール』の生成との関連において 査読有り

    重見晋也

      7 巻 ( 1 ) 頁: 25-56   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. 『言葉と物』における古典主義時代の四辺形の成立 査読有り

    重見晋也

      6 巻 ( 1 ) 頁: 15-39   2013年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. パラテクスト研究の問題点 —Confluences誌を対象とした調査の事例に基づいて— 査読有り

    重見晋也

    HERSETEC   5 巻 ( 2 ) 頁: 1-30   2012年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. サルトル『ボードレール』のパラテクスト Point du Jour版prépublicationを対象とした調査の中間報告 査読有り

    重見晋也

    広島大学フランス文学研究   30 巻   頁: 36-53   2011年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. LA LITTÉRATURE ET LES MATIÈRES DE SES SUPPORTS. LE PARATEXTE DU WEB. 招待有り 査読有り

    SHIGEMI SHINYA

    le Site Fabula     頁: 17   2011年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  13. Sur la «positivité» chez Michel Foucault 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    Proceedings of the Eleventh International Conference «Between Philology and Hermeneutics»     頁: 47-55   2011年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. エピテクストの通時的創造力(1) 査読有り

    重見晋也

    HERSETEC   4 巻 ( 2 ) 頁: 11-40   2011年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    『知の考古学』の中でミシェル・フーコーは,Les Cahiers pour l'Analyse誌に掲載された問答テクストを重要な論考として指摘している.Cahiers誌自体は3年間に10号を発行した短命な雑誌で,高等師範学校の学生たちが主体となって発行した雑誌であった.そうした雑誌になぜフーコーの重要なテクストが掲載されたか,Cahiers誌を『知の考古学』のエピテクストと位置づけ,雑誌という場の特性を明らかにすることによって,エピテクストが単なる付随的テクストという位置に留まるものではなく,創造的な源泉ともなり得ることを実証的に明らかにする.

  15. Introductory Essay on the Textual Configuration and Interpretational Act 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    HERSETEC   3 巻 ( 1 ) 頁: 107-115   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. ハイパーテクストにおけるテクスト布置構造──筒井康隆『 朝のガスパール』 と中野独人『 電車男』 における作者と読者── 査読有り

    重見晋也

    「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第8回国際研究集会報告書「日本語テクストの歴史的軌跡ー解釈・再コンテクスト化・布置ー」     頁: 31-44   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. *Textual Modes of Hypertext 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    HERSETEC: Journal of Hermeneutic Study and Education of Textual Configuration   2 巻 ( 1 ) 頁: 127-135   2009年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  18. *The Textual identity of the Web 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    Identity in Text Interpretation and Everyday Life, Proceedings of the Third International Conference     頁: 63-73   2008年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    This paper marks out different approaches to textual identity by taking the example of a medieval French literary work, after reviewing a scheme proposed by Michel Foucault, in order to present a hypthesis about textual identification by examining examples of web texts.

  19. *フーコーにおけるテクストの空間性について―『知の考古学』を中心に―

    重見晋也

      1 巻 ( 2 ) 頁: 73-93   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    ミシェル・フーコーが『知の考古学』および「作者とはなにか」で展開した「言説」と「言表」概念における「テクスト」概念を抽出しつつ,フォーメーション・システムとしての言説とその構成要素としての「言表」というフーコー独自の定義付けを確認する,その上で,フーコーにおいて両概念が空間性概念によって一つの自立性と秩序が与えられていることを解明しつつ,そうした考察の中に外在的第三者の視点が欠落していることをしてきた.

  20. Metafunctions of Hypertext 招待有り

    SHIGEMI Shinya

    Multimodality –Towards the Most Efficient Communications by Hymans, Proceedings of the Sixth International Conference Studies for the Integrated Text Science     頁: 115-133   2006年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  21. テクスト研究における分節 査読有り

    重見晋也

    広島大学フランス文学研究   24 巻   頁: 451-469   2005年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    コミュニケーションとしてテクストをとらえる研究方法に,言語学的なものと工学的なものとがあることを説明した上で,これらの研究方法を包括する一般的モデルの必要性を説く.その上で言語学的手法を用いたテクスト研究としてナラトロジーを取り上げ,理論構築の揺籃期における理論的矛盾を洗い出すことで,コミュニケーションとしてのテクスト理解に欠かせない一般モデルの基本概念を析出した.

  22. *Le Parallélisme des Sept Couleurs avec Polyeucte 査読有り

    SHIGEMI Shinya

      50 巻 ( 142 ) 頁: 1-33   2004年

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  23. Hypertext Made by Hand 査読有り

    SHIGEMI Shinya

    SITES : Journal of Studies for the Integrated Text Science   2 巻 ( 1 ) 頁: 179-188   2004年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  24. 「壁」における語りのポリフォニィと二つの現在 査読有り

    重見晋也

    Mythes・Symboles・Litte´rature   ( 3 ) 頁: 371-392   2003年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  25. 文芸批評家サルトルとその時代 サルトル,ブラジヤック,モーリアック 査読有り

    重見晋也

    広島大学フランス文学研究   ( 21 ) 頁: 45-59   2002年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  26. 『七彩』と『ポリュークト』 査読有り

    重見晋也

    Mythes・Symboles・Litte´rature     頁: 371-392   2002年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  27. Le 《cercle vicieux》 chez Sartre 査読有り

    SHIGEMI Shinya

      47 巻 ( 139 ) 頁: 1-33   2001年

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  28. 『われらが戦前』についての一考察 査読有り

    重見晋也

    nouvelle Plume   ( 1 ) 頁: 94-98   2000年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  29. サルトルとブルージェ、二つのボードレール論をめぐって 査読有り

    フランス文学     頁: 22   1999年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  30. 再考サルトルのモーリアック論 サロート論との比較を通じて 査読有り

    Plume   ( 4 ) 頁: 106-111   1999年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  31. サルトル『ボードレール』のdynamique 査読有り

    日本フランス語フランス文学会 中部支部研究報告集     頁: 23   1999年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  32. UNIXにおけるフランス語テクスト処理について 査読有り

    名古屋大学文学部研究論集     頁: 133   1999年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  33. Perlによるコンコーダンス作成プログラムの開発 査読有り

    広島大学フランス文学研究     頁: 17   1998年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  34. サルトルにおける語りの単純過法 査読有り

    広島大学フランス文学研究     頁: 16   1997年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  35. サルトルのBaudelaireにおける詩人の成功と失敗≪La Chambbre double≫と≪Mon Coeur mis a nu xi(19)≫の解釈を中心に 査読有り

    フランス文学     頁: 21   1997年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  36. 『ボードレール』におけるサルトル的戦略 査読有り

    広島大学フランス文学研究     頁: 13   1996年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  37. «lieu commun»の往復と隠蔽 査読有り

    重見晋也

    広島大学フランス文学研究   ( 13 ) 頁: 40-54   1994年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 6

  1. Littérature et antisémitisme en temps de guerre 国際共著

    Shinya SHIGEMI( 担当: 共著 ,  範囲: Le discours antisémite et les périodiques)

    Presses Universitaires de Provence  2024年1月  ( ISBN:9791032004807

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    総ページ数:176   担当ページ:115-124   記述言語:フランス語 著書種別:学術書

  2. Les défis de l'humanisme littéraire 査読有り 国際共著

    Shinya SHIGEMI( 担当: 共著 ,  範囲: L'Aspect humaniste dans les Mots et les choses de Michel Foucault autour du schéma du quadrilatère classique)

    Presses universitaires de Provence  2022年  ( ISBN:979-10-320-0406-7

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    総ページ数:316   担当ページ:225-235   記述言語:フランス語 著書種別:学術書

  3. La Censure et les periodiques sous l'Occupation allemande dans le sud de la France

    SHIGEMI Shinya( 担当: 編集)

    Graduate School of Humanities, Nagoya University  2022年12月 

  4. ヴィシー政権以降のフランス南部における文芸誌ネットワークについての実証的研究

    重見晋也( 担当: 共著)

    名古屋大学人文学研究科  2019年3月 

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    総ページ数:84   担当ページ:1-21   記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  5. ミシェル・フーコーにおける有限の解釈学的循環

    松澤和宏他( 担当: 単著)

    水声社  2012年3月  ( ISBN:978-4-89176-896-6

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    記述言語:日本語

    ミシェル・フーコーが『言葉と物』の後に出された「解釈学的循環」に関わる質問に対して『知の考古学』において示した回答の淵源を,ポジティヴィテの用語とコント的実証主義とに求める.

  6. *Concordance du Roman de Renart d'apre`s l’e´dition γ

    HARANO Noboru, SHIGEMI Shinya( 担当: 共著)

    Kesisuisha  2001年 

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MISC 1

  1. ミシェル・フーコーの『言葉と物』におけるヒューマニスト的側面について 招待有り

    重見晋也  

    Annual Report of the Murata Science Foundation ( 33 ) 頁: 742-743   2019年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

    2019年6月に公益財団法人村田学術振興財団の海外派遣援助の助成を得て、エクス・マルセイユ大学(フランス)で行った研究発表の報告書。

講演・口頭発表等 21

  1. Les lectures des œuvres de Sade par Roland Barthes et par Michel Foucault 招待有り 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Roland Barthes « à l’écoute du contemporain » / Usages contemporains de Barthes  2021年9月30日  Interactions Culturelle et Discursives de l'Université de Tours

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    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Tours, France   国名:フランス共和国  

    その他リンク: https://icd.univ-tours.fr/medias/fichier/programme-barthes-def-22-sept-_1632324212684-docx?ID_FICHE=408832&INLINE=FALSE

  2. Hypertexte et Humanisme 招待有り 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Séminaire « L'Encyclopédie et l'herméneutique »  2021年3月5日  Collège international de Philosophie

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    開催年月日: 2021年3月

    記述言語:フランス語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:France (visioconférence)   国名:フランス共和国  

  3. L'Aspect humaniste dans Les Mots et les Choses de Michel Foucault 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Humanismes, anti-humanismes et littérature (XIV-XXIe siècles)  2019年6月15日 

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    開催年月日: 2019年6月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Maison de la Recherche, Campus Schuman, Aix en Provence   国名:フランス共和国  

  4. Les Revues littéraires sous l'Occupation allemande 国際共著

    SHIGEMI Shinya, Claude PEREZ, Gil CHARBONNIER

    Congrès d'automne 2023 de la Société Japonaise de langue et littérautre françaises  2023年10月29日  SHIGEMI Shinya

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    開催年月日: 2023年10月

    記述言語:フランス語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:Kyushu University   国名:日本国  

  5. Les lectures des œuvres de Sade par Roland Barthes et par Michel Foucault 招待有り

    SHIGEMI Shinya

    Roland Barthes « à l’écoute du contemporain » / Usages contemporains de Barthes  2021年9月29日 

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    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  6. La revue Confluences dans le réseaux des revues littéraires dans le Sud de la France sous l'Occupation allemande 招待有り 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Discours antisémite et littérautre pendant les années de guerre 

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    開催年月日: 2018年9月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:Site-Mémorial du Camp des Milles, Aix-en-Provence, FRANCE   国名:フランス共和国  

  7. La collaboration fondamentale de l'humanité et de la numéricité : Lecture rétrospective des textes de Vannevar Bush 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Le potentiel infini des Humanités à l'ère du numérique 

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    開催年月日: 2017年11月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Faculté des Lettres de l'Université de Porto   国名:ポルトガル共和国  

    Malgré son incohérence intérieure, la première conception d'un hypertexte, «Memex» conçu par Vannevar Bush dans son article «As We May Think», nous avait déjà suggéré la collaboration fondamentale de la numéricité avec l'humanité. Cette analyse que j'ai déjà abordée dans l'article publié dans la revue Études digitales (2016) sera approfondie dans la communication.
    D'après Bush, la numéricité à venir doit se fonctionner en imitant l'activité humaine, comme le titre le suggère bien. Cet américain insiste sur l'importance décisive d'associer des idées à plusieurs niveaux. Or, il n'oublie pas d'y ajouter un autre moment plus essentiel, qu'est celui de «sélection». On pourrait y voir un des enjeux des humanités numériques.
    Ma communication fera donc avancer notre compréhension vers la discussion sur le moment de «sélection» chez Bush dans l'article cité en haut, mais aussi dans d'autres textes de Bush en fonction du «Memex».

  8. 黙過の想像力 招待有り

    亀山郁夫,松澤和宏,重見晋也

    黙過の想像力 

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    開催年月日: 2016年12月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:名古屋外国語大学   国名:日本国  

  9. サルトル『ボードレール』のパラテクスト 国際会議

    重見晋也

    広島大学フランス文学研究会 

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    開催年月日: 2011年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:広島大学   国名:日本国  

  10. La Littérature et ses matières de support 国際会議

    SHIGEMI Shinya

    Enseigner la littérature à l'université aujourd'hui 

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    開催年月日: 2011年3月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:フランス共和国  

    Les œuvres littéraires sont transmises avec le support matériel dès le début de son existence. Les épopées d'Homère a connu sa naissance par transmission vocal des œuvres. Au Moyen-Âge, la littérature était l'objet de transcription parmi d'autres (le dossier ou le livre des comptes, d'administration, de la science naturelle et d'autres); et après l'avènement de la technique de la presse, on entre dans l'ère de diffusion en masse, tout en passant par la période incunable. Or, nous sommes au seuil de la nouvelle ère numérique qui se charactérise, de nouveau comme à l'époque homérique, par l'absence de substance ou de matières de support. Chaque matière de support demande une façon particulière de présenter le texte ou le contenu. D'ailleurs, comme il est facile à faire dupliquer le contenu, il sera à l'université et dans le cadre de l'enseignement littéraire que les jeunes gens se formalisent à cet aspect surtout dans l'approche philologique de chercher et de rétablir le texte original. Il est ainsi demandé d'être conscient de la différence matérielle de l'œuvre beaucoup plus qu'avant, quand nous enseignons la littérature aujourd'hui à l'université.

  11. Sur la «positivité» chez Michel Foucault

    SHIGEMI Shinya

    Between Philology and Hermeneutics 

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    開催年月日: 2010年12月

    会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  12. Concept of Textual Configuration and its Prospects 国際会議

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    開催年月日: 2009年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    The main concern of the GCOE program at Nagoya University resides in texts of various academic domains and of various epochs. The concept of “textual configuration", being in the very centre of our theoretical basis, guides us to implement different studies on various domains of history, literature, linguistics and philosophy. This talk, providing an overview of the concept of “textual configuration", indicates prospects of the concept based on a two-year study in this academic framework.

  13. もう一つのテクスト布置構造 –ポール・リクールの場合–

    グローバルCOEオープン・レクチャー 

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    開催年月日: 2009年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  14. ハイパーテクストによる物語の生成 ―筒井康隆『朝のガスパール』と中野独人『電車男』の比較から―

    日本語テクストの歴史的軌跡―解釈・再コンテクスト化・布置― 

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    開催年月日: 2009年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  15. Textual Identity of Web

    Identity in Text Interpretation and Everyday Life 

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    開催年月日: 2008年2月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  16. On the Metafunctional Components of Hypertext

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    開催年月日: 2005年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  17. Hypertextの起源と分節の問題

    名古屋大学大学院文学研究科21世紀COE研究集会 

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    開催年月日: 2004年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  18. La revue Confluences dans le réseaux des revues littéraires dans le Sud de la France sous l'Occupation allemande 招待有り

    SHIGEMI Shinya

    Discours antisémite et littérautre pendant les années de guerre  2018年9月17日  Aix-Marseille Université / CIELAM

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    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:Site-Mémorial du Camp des Milles, Aix-en-Provence, FRANCE  

  19. La collaboration fondamentale de l'humanité et de la numéricité : Lecture rétrospective des textes de Vannevar Bush

    SHIGEMI Shinya

    Le potentiel infini des Humanités à l'ère du numérique  2017年11月27日 

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    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Faculté des Lettres de l'Université de Porto  

    Malgré son incohérence intérieure, la première conception d'un hypertexte, «Memex» conçu par Vannevar Bush dans son article «As We May Think», nous avait déjà suggéré la collaboration fondamentale de la numéricité avec l'humanité. Cette analyse que j'ai déjà abordée dans l'article publié dans la revue Études digitales (2016) sera approfondie dans la communication.
    D'après Bush, la numéricité à venir doit se fonctionner en imitant l'activité humaine, comme le titre le suggère bien. Cet américain insiste sur l'importance décisive d'associer des idées à plusieurs niveaux. Or, il n'oublie pas d'y ajouter un autre moment plus essentiel, qu'est celui de «sélection». On pourrait y voir un des enjeux des humanités numériques.
    Ma communication fera donc avancer notre compréhension vers la discussion sur le moment de «sélection» chez Bush dans l'article cité en haut, mais aussi dans d'autres textes de Bush en fonction du «Memex».

  20. L'Aspect humaniste dans Les Mots et les Choses de Michel Foucault

    重見晋也

    ヒューマニズム、反ヒューマニズムと文学  2019年6月11日  エクス・マルセイユ文学超領域センター

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    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:エクス=マルセイユ大学、研究棟  

  21. Hypertexte et Humanisme 招待有り

    SHIGEMI Shinya

    Séminaire « L'Encyclopédie et l'herméneutique »  2021年 

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    記述言語:フランス語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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Works(作品等) 1

  1. 書評『サルトル読本』

    2015年5月

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    発表場所:週刊読書人  

    『週刊読書人』新聞からの依頼により、2015年3月刊行の『サルトル読本』(澤田直編、法政大学出版局刊)の書評をおこなった。書評は、2015年5月29日号第4面「学術・思想」欄に掲載された。

共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. ミシェル・フーコーの『言葉と物』におけるヒューマニスト的側面について

    2019年6月 - 2020年6月

    村田学術振興財団研究助成(海外派遣援助) 

    重見晋也

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    資金種別:競争的資金

    エクス=マルセイユ大学のCIELAM(Centre Interdisciplinaire d'Étude des littératures Aix-Marseille)が主催して2019年6月11日から15日までの5日間開催された国際研究集会«Humanismes, anti-humanismes et littérature (XIV-XXIe siècle)»に参加し、«Aspect humaniste dans les Mots et les Choses de Michel Foucault»と題する研究発表を行なった。

科研費 5

  1. フランス公文書館14ヶ所の調査による戦時下の検閲と文学実践の関係についての研究

    研究課題/研究課題番号:23H00617  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    重見 晋也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:18720000円 ( 直接経費:14400000円 、 間接経費:4320000円 )

  2. 言説を動かす情動とファシズムの変貌:テキストマイニングによる独伊仏日の資料分析

    研究課題/研究課題番号:19KT0002  2019年7月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    中村 靖子, 大平 英樹, 金 明哲, 池野 絢子, 重見 晋也, 葉柳 和則, 山本 哲也, 中川 拓哉

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、独伊仏日の四カ国語圏にまたがって愛国的文化運動や、公共芸術や文化遺産保護運動、文芸誌とその検閲などを対象とし、ファシズム期のスイス、イタリア、日本、フランスにおける集合的記憶の構成過程を辿ろうとする領域横断型の学際プロジェクトである。四つの言語圏における文化運動のオラリティ資料を介して、人間の社会に情動が広範なムーヴメントを創り出すメカニズムを考察しようとするものであり、伝統的な人文学が培ってきた文献研究のスキルとテキストマイニング手法が共同することにより上記の目的を達成することが可能になると期待できる。
    本年度は、4月2日にテキストマイニングのワークショップを行い、各言語においてテキストマイニングを実施するにあたっての困難や問題点を提示しあい、解決法を探りつつ、共通の方向性について討論した。引き続き4月11日には、すべてのメンバーの研究の進捗状況を報告し合った。コロナ渦の状況で海外への資料収集ができないことを踏まえ、これからの研究の進め方について討論した。これを踏まえ、メンバー相互に随時連絡を取り合いつつ、9月3日には、テキストマイニングの人文学的な応用について、サンスクリット語、漢語、古典ギリシア語におけるテキスト実践を紹介しつつ、多言語テキストマイニングソフトの改良点や機能追加について検討した。同月24,25日には、研究合宿を行い、認知神経科学と、日本に心理学が輸入された当時の需要のされ方などを中心として、データマイニングも含めた研究のワークショップ兼セミナーを行った。
    11月20日には、テキストマイニングのワークショップを行い、構造的トピックモデルの汎用性について,実践例を紹介しつつ、議論を交わした。2022年3月29,30日には、再び研究合宿を行い、1年間の進捗報告を行いつつ、期間延長により、次年度の研究遂行計画について話し合った。
    研究業績としては、各自がそれぞれの分野において成果発表をするとともに、テキストマイニングを用いた文学研究に関する共編著を一冊刊行し、さらにメンバーによる共著論文をジャーナルに投稿するなどした。
    海外出張ができないため、資料収集の点では諸々困難があったものの、定期的にテキストマイニングのワークショップを開催し、かつ、その都度メンバー相互の意見交換を通して、メンバーのいずれもが、各言語におけるテキストマイニングのスキルを着実に身につけつつある。その成果として、業績を出すこともできた。
    これまでどおり、テキストマイニングのワークショップを定期的に開催しつつ、問題点を確認しあい、また、ソフトを改良していく。同時に、各自対象とする文献について、テキストクリーニングを進め、可能な分析法を探っていく。

  3. ドイツ占領下フランス南部における定期刊行物と検閲制度についてのアーカイブ研究 国際共著

    研究課題/研究課題番号:19H01245  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    重見 晋也, 間瀬 幸江, 永田 道弘

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )

    2015年末のフランスにおける大統領令によってヴィシー政権やドイツ占領時代の行政文書の閲覧が一般に公開されたことを背景に、本研究計画は当時のフランス南部において発行されていた定期刊行物に掲載されている文学・演劇・映画といった異なるジャンルに関するテクストを研究対象として取り上げ、それらのテクストが検閲制度などの社会的制約を生成、流通、受容のそれぞれの段階でどのように受けていたかを、公立・私立を問わずフランス各地にあるアーカイブで収集する資料との比較作業を通じて明らかにすることを目指すものである。
    2021年5月20日にアニック・ジョエル教授(トゥーロン大学)を招聘し、オンラインで国際講演会「<< Aragon et les revues litteraires pendant l’Occupation allemande >>」を開催した。
    重見は、「第2次世界大戦期フランス南部地域における検閲の現実-ローヌ県リヨン都市圏文書館収蔵の資料<<182W 147>>について-」(『広島大学フランス文学研究』, 第39号, pp.36-54, 2020年)を発表した。また、2021年9月30日にトゥール大学で開催された国際研究集会にオンラインで参加し、検閲制度に関する問題を口頭発表(<< Les lectures des oeuvres de Sade par Roland Barthes et par Michel Foucault >>)で言及した。この一部を「サドの読者フーコー」として発表した(『広島大学フランス文学研究』, 第40号, pp.41-59, 2021年)。
    間瀬は、「20世紀フランス演劇史の洞をのぞく:クリスチャン・カサドシュとは何者か」(『宮城学院女子大学研究論文集』133、1 - 21頁、2021年12月31日発行)を発表した。また、2020年10月21日-2021年3月11日の期間リヨンを中心に資料調査を実施した。永田は、「映画『海の沈黙』をめぐって」(日本フランス語フランス文学会中部支部研究論文集44巻, pp. 1-16, 2020年)に加えて「シムノンと映画―『家の中の見知らぬ者たち』の映画化をめぐって」(日本フランス語フランス文学会中部支部研究論文集45巻、2021年)を上梓し、2020年の日本フランス語フランス文学会中部支部大会にて、「アンリ・ドゥコワン『家の中見知らぬもの』をめぐって」の題目で口頭発表をおこなった。
    本研究計画の2年目にあたる2020年度は、前年度から引き続き年度当初からコロナ禍の影響を大きく受けたため、研究年度を延長してなお当初計画していた研究活動を大幅に縮小して実行せざるを得なかった。招聘事業については、オンラインでの開催などへ振り替えることが可能であったが、渡仏しての資料調査は断念する結果となった。
    引き続きコロナ禍により、フランスでの資料調査が困難となることが予想されるため、日本国内で可能な活動を優先させつつ、特に国外の研究者との交流については、可能な限りICTを活用して研究活動の国際的なレベルの維持に努めることを計画している。また、資料のデジタル化やデー タベース化についても、当初計画に従って推進していくことで、コロナ禍で遅れている研究を少しでも前進させることを考えている。

  4. ヴィシー政権以降のフランス南部における文芸誌ネットワークについての実証的研究 国際共著

    研究課題/研究課題番号:16K02531  2016年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    重見 晋也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    本研究は、ヴィシー政権成立以降にフランス南部地域で発行された文芸誌から、継続して刊行されていたことがわかっている文芸誌から四タイトルを対象として選び、それらの文芸誌を可能な限りフランスの図書館で保管されている原本を閲覧し、特に書評欄および文芸欄の調査をおこなうことで、四つの文芸誌それぞれの特徴を分析し、ヴィシー政権期およびドイツ占領下のフランス南部における文芸誌発行の広がりを確認した。本研究によって、同時代のフランス南部地域における文芸誌発行のネットワークの枠組みの存在を実証的に提示することに成功した。
    フランスが第二次世界大戦においてドイツ軍に占領されていたことはよく知られている。本研究は、従来あまり顧みられてこなかったドイツ占領下におけるおけるフランスの文芸誌出版活動の中でも、特に当初ヴィシー政権下にありのちにドイツ占領下に組み込まれた南部地域に対象を限定し、それらの文芸誌が占領下においてネットワークを構成して活動していたことを明らかにしようとした。本研究の成果は最終年に研究代表者がフランスで行った口頭発表に代表されるようにフランスで高く評価されたが、それは文芸誌研究という新しい対象を開拓したことに加えて、これまで等閑視されていた資料を発掘したことにある。

  5. サルトルの文学批評とナラトロジーによる統合コミュニケーション・モデルの構築

    研究課題/研究課題番号:16720056  2004年 - 2006年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  若手研究(B)

    重見 晋也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:3300000円 ( 直接経費:3300000円 )

 

担当経験のある科目 (本学) 2

  1. 人文学の学生のための情報リテラシー

    2020

  2. リサーチ・倫理・情報リテラシー

    2020