2022/04/12 更新

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カノウ オサム
加納 修
KANO, Osamu
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化 教授
大学院担当
大学院文学研究科
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
教授

学位 2

  1. 博士(歴史学) ( 2002年6月   名古屋大学 ) 

  2. 博士論文提出資格(DEA課程「後期古代、中世、近世:歴史、芸術、文化(4−18世紀)) ( 1996年10月   パリ第10大学 ) 

研究キーワード 3

  1. 国王証書

  2. 西洋中世初期

  3. フランク

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 西洋史

現在の研究課題とSDGs 2

  1. フランク時代の法の性格について

  2. フランク時代の教会アジール

経歴 2

  1. 名古屋大学大学院文学研究科准教授

    2007年10月

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    国名:日本国

  2. 東京大学大学院人文社会系研究科講師

    2004年4月 - 2007年9月

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    国名:日本国

学歴 2

  1. 名古屋大学   史学地理学

    1994年4月 - 1999年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   史学地理学

    1992年4月 - 1994年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 5

  1. 日仏歴史学会

    2008年4月 - 現在

  2. 史学研究会

    2000年 - 現在

  3. フランス考古・歴史学協会

  4. 史学会

  5. 西洋中世学会

委員歴 1

  1. 日仏歴史学会   理事  

    2014年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

 

論文 23

  1. トゥールのグレゴリウスにおける奴隷たち

    加納 修

    『人文学論集』(名古屋大学)   1 巻   頁: 193 - 210   2018年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  2. Quelques réflexions sur les formes de la fides facta, 招待有り

    Osamu Kano

    Confiance, bonne foi, fidélité : La notion de « fides » dans la vie des sociétés médiévales(VIe-XVe s.)     頁: 51 - 68   2017年

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    記述言語:フランス語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  3. Pour l'histoire d'un symbole juridique: la festuca dans le haut moyen âge

    Bulletin de la Société nationale des Antiquaires de France   ( 2010 ) 頁: 159-176   2016年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. フランク王国における「ローマ法」認識に関する一考察 招待有り 査読有り

    加納 修

    西洋中世研究   ( 7 ) 頁: 42-55   2015年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. 中世の全体史を追い求めること(〜ジャック・ル・ゴフ追悼〜)

    加納修

    思想   ( 1083 ) 頁: 144-148   2014年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

    DOI: 144-148

  6. メロヴィング朝の結婚命令書の消滅をめぐって

    加納修

      7 巻   頁: 1-24   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 1-24

  7. 『サリカ法典』の実効性に関する覚え書き

    加納修

      6 巻   頁: 1-14   2013年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 1-14

  8. L'acte mérovingien perdu de protection royale en faveur de la fille meurtrière du duc Amalo : un cas particulier ?

    Osamu Kano

    Rerum gestarum scriptor. Histoire et historiographie au Moyen Âge. Mélanges Michel Sot     頁: 413-420   2012年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. "Configuration" d'une espèce diplomatique: le praeceptum denariale dans le haut moyen âge

    Osamu KANO

    Configuration du texte en histoire     頁: 41-54   2011年

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    記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. 俗人を受取手とするメロヴィング朝の国王証書について

    加納 修

    『テクストの解釈学』(水声社)     頁: 375-398   2011年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. Un acte perdu de "mainbour" de Clovis IV en faveur d'Ingramnus

    Hersetec   4 巻 ( 1 ) 頁: 23-28   2010年

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    記述言語:フランス語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. 家臣制の象徴儀礼についての覚え書き―フェストゥーカを手がかりとして― 査読有り

    名古屋大学文学部研究論集 史学   56 巻   頁: 41-57   2010年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  13. Quelques notes sur la représentativité des actes transmis des Mérovingiens

    HERSETEC: Journal of Hermeneutic Study and Education of Textual Configuration   2 巻 ( 1 ) 頁: 33-42   2009年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. La loi et l'activité du tribunal royal dans l'État franc du VIIe au IXe siècle (1) 査読有り

    HERSETEC   3 巻 ( 1 ) 頁: 55-64   2009年

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  15. Dater les deux actes du Formulaire de Marculfe (I, 12 et 13): quelques remarques sur l'évolution de l'affatomie

    Herméneutique du texte d'histoire: orientation, interprétation et questions nouvelles     頁: 33-44   2009年

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. *Procès fictif, droit romain et valeur de l'acte royal à l'époque mérovingienne

    Bibliothèque de l'Ecole des chartes   ( 165 ) 頁: 329-353   2008年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. 史料紹介「メロヴィング朝の国王証書―統治と文書使用―」

    『歴史と地理 世界史の研究』   ( 208 ) 頁: 23-29   2006年

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    記述言語:日本語  

  18. メロヴィング期にカピトゥラリアはあったのか-フランク時代の国王命令と文書類型- 査読有り

    歴史学研究   ( 795 ) 頁: 32-43,63   2004年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  19. 「プラキタ」の復活とシャルル禿頭王の王権 査読有り

    『ヨーロッパ中世世界の動態像-史料と理論の対話-(森本芳樹先生古稀記念論集)』     頁: 293-312   2004年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  20. *La genèse du capitulaire et son contexte diplomatique

    Genesis of Historical Text – Text/Context, 21st Century COE Program International Conference Series No. 4. Proceedings of the Fourth International Conference. Studies for the Integrated Text Science, ed. by S. Sato     頁: 91-100   2004年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  21. *La disparition des actes de jugement. Une conséquence de la reconstruction de l'espace de communication des diplômes par les Carolingiens? 査読有り

      1 巻 ( 1 ) 頁: 31-51   2003年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  22. プラキタと七~九世紀フランク王国の文書制度 査読有り

    史林   85 巻 ( 1 )   2002年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  23. フランク時代の仮装訴訟とは何か-メロヴィング朝後期の国王法廷の役割に関する一考察- 査読有り

    史学雑誌   110 巻 ( 3 ) 頁: 42-62   2001年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 8

  1. 『儀礼・象徴・意思決定 ―日欧の古代・中世書字文化』

    河内祥輔・小口雅史・M・メルジオヴスキ・E・ヴィダー編( 担当: 共著 ,  範囲: 「儀礼・象徴・意思決定」の比較史に向けて)

    思文閣出版  2020年12月 

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    担当ページ:226−235   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  2. 『侠の歴史 西洋編(上)+中東編』

    鈴木董編( 担当: 共著 ,  範囲: 「ルートヴィヒ(ルイ)敬虔帝」)

    清水書院  2020年7月 

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    担当ページ:110−122   記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

  3. 『論点・西洋史学』

    金澤周作監修( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「中世初期国家論」)

    ミネルヴァ書房  2020年4月 

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    担当ページ:68-69   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  4. 『378年 失われた古代帝国の秩序』

    南川高志編( 担当: 共著 ,  範囲: 第2章「西ヨーロッパ世界の再編」)

    山川出版社  2018年 

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    担当ページ:62-123   記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

  5. Entre texte et histoire. Etudes d'histoire médiévale offertes au professeur Shoichi Sato

    Osamu Kano, Jean-Loup Lemaître, Michel Sot, et alii.( 担当: 共著)

    De Boccard  2015年11月 

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    記述言語:フランス語

  6. フランス史研究入門

    佐藤彰一, 中野隆生ほか( 担当: 共著)

    山川出版社  2011年 

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    記述言語:日本語

  7. 新・現代歴史学の名著

    樺山紘一編( 担当: 共著)

    中公新書  2010年3月 

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    記述言語:日本語

  8. *『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』

    服部良久・南川高志・山辺規子編著( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2006年 

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    記述言語:日本語

    ゲルマン民族の移動と王国建設

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講演・口頭発表等 17

  1. L’usage des lettres dans le règlement des conflits à l’époque carolingienne, d’après les lettres d’Éginhard et les formules de lettre de supplication 国際会議

    Osamu Kano

    International Symposium “The Use and Function of Letters in the Medieval Society: Comparative Studies on Documentary Practice in Japan and Europe”  2022年3月10日 

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

  2. Paris BnF latin 4787 国際会議

    Osamu Kano and Sayaka Ando

    3rd meeting of the project “Legal culture(s) in the Frankish world”  2021年9月13日 

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    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Zoom  

  3. フランス北部およびベルギー西部における世俗領主の文書実践―Jean-François Nieusの研究について−

    加納 修

    基盤研究(B)「中世の書簡体文書による統治実践と秩序形成をめぐる日欧比較研究」(研究代表者:高橋一樹)研究会  2021年2月12日  高橋一樹

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    開催年月日: 2021年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Zoom  

  4. Résurgence d'un type d'actes royaux: les jugements et les pancartes de Charles le Chauve 招待有り 国際会議

    Osamu Kano

    Pratiques médiévales de l'écrit  2018年3月21日 

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    開催年月日: 2018年3月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:Université de Namur en Belgique   国名:ベルギー王国  

  5. トゥールのグレゴリウスにおける「奴隷」たち

    加藤慎一、小河浩、奥山広規、田宮晴彦

    中国四国歴史学地理学協会2015年度大会 

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    開催年月日: 2015年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:広島大学   国名:日本国  

  6. Kommentar zu "Rituale, Symbole und Willensbildung" 国際会議

    Mark Mersiowsky, Irmgard Fees, Wolfgang Huschner, Shosuke Kochi

    Rituale, Symbole und Willensbildung. Funktionen und Herrschaftspraxis im Spiegel mittelalterlichen Schriftwesens 

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    開催年月日: 2015年3月

    記述言語:ドイツ語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    国名:ドイツ連邦共和国  

  7. 「ローマ法にしたがって(secundum legem Romanam)」:中世初期ヨーロッパにおけるローマ法観念と法実践

    加納修, 金沢百枝, 山本成生他

    西洋中世学会第5回大会 

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    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:中央大学   国名:日本国  

  8. La loi ripuaire et la genese de l'expression secundum legem Salicam 国際会議

    Osamu KANO

    Société nationale des antiquaires de France 

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:フランス共和国  

  9. Quelques réflexions sur les formes de la fides facta 国際会議

    Osamu KANO

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  10. ある文書類型の「布置」:中世初期における「デナリウス方式による解放証書」 国際会議

    加納 修、ミシェル・ソー、シュテファン・エスダースほか

    歴史におけるテクスト布置 

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    開催年月日: 2011年9月

    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学   国名:日本国  

  11. Pour l'histoire d'un symbole juridique: la festuca dans le haut moyen âge 国際会議

    Seances de la Société nationale des antiquaires de France 

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    開催年月日: 2010年5月

    会議種別:口頭発表(一般)  

  12. 家臣制の象徴儀礼再考――フェストゥーカを手がかりとして――

    日仏歴史学会第1回研究大会 

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    開催年月日: 2009年3月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  13. Dater les deux actes du Formulaire de Marculfe: Quelques remarques sur l'évolution de l'affatomie 国際会議

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    開催年月日: 2009年3月

    国名:日本国  

  14. メロヴィング朝フランク王国におけるモノグラムの使用と国王権力

    史学会第102回大会西洋史部会 

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    開催年月日: 2004年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  15. Genèse du capitulaire et son contexte diplomatique 国際会議

    Genesis of Historical Text: Text/ Context, the 4th International Conference (Studies for the Integrated Text Science 

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    開催年月日: 2004年9月

    国名:日本国  

  16. カピトゥラリアと国王証書―フランク時代の国王命令と文書類型―

    九州大学COE「東アジアと日本―交流と変容」第3ユニット「比較史料論」部会シンポジウム「史料論の射程」 

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    開催年月日: 2004年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  17. メロヴィング後期宮廷伯の文書作成と機能

    日本西洋史学会第47回大会 

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    開催年月日: 1997年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

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Works(作品等) 15

  1. 新刊紹介 Mary E. Sommar, The Slaves of the Churches: A History, New York, Oxford University Press, 2020

    2021年

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    発表場所:『西洋中世研究』第13号(2021年)、162−162頁  

  2. 津田拓郎著「カロリング期フランク王国における「カピトゥラリア」と宮廷アーカイヴ」 同「シャルルマーニュ・ルイ敬虔帝期のいわゆる「カピトゥラリア」についての一考察」 Takuro TSUDA, “Was hat Ansegis gesammelt? Uber die zeitgenossische Wahrnehmung der Kapitularien in der Karolingerzeit”

    2014年

  3. 書評:橋本龍幸著『聖ラデグンディスとポスト・ローマ世界』

    2009年

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    発表場所:『史学雑誌』第118編第7号  

  4. 翻訳:エチエンヌ・ルナール「法テクストの考古学:サリカ法典」Herméneutique du texte d'histoire: orientation, interprétation et questions nouvelles, ed. Shoichi SATO, Global COE Program International Conference Series No. 6 (Graduate School of Letters, Nagoya University、2009), 121−141頁

    2009年

  5. 西欧中世初期史研究者から見た「ローマ帝国衰亡論」『西洋史学』234号(2009年)、67-69頁

    2009年

  6. 「2008年の歴史学界--回顧と展望(ヨーロッパ中世:「一般」「西欧・南欧」)」『史学雑誌』第118編第5号(2009年)、312-318頁

    2009年

  7. 翻訳:レジーヌ・ル・ジャン『メロヴィング朝』(白水社文庫クセジュ、2009年)

    2009年

  8. 翻訳:クロード・カロッツィ「彼岸とテクストの曖昧さ」佐藤彰一編『テクストの宇宙:生成・機能・布置』(名古屋大学大学院文学研究科、2006年)、97―115頁

    2006年

  9. *翻訳:ジャック・ル・ゴフ『もうひとつの中世のために』(白水社、2006年12月)

    2006年

  10. 書評:森本芳樹著『中世農民の世界―甦るプリュム修道院所領明細帳―』

    2005年

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    発表場所:『史学雑誌』第114編第6号, 117-124頁  

  11. 書評:M. Innes, State and Society in the Early Middle Ages. The Middle Rhine Valley 400-1000, Cambridge, 2000.

    2003年

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    発表場所:『国家学界雑誌』116巻9・10号,155-157頁  

  12. 翻訳:ジャン=ルー・ルメートル「修道院の日常生活における聖人伝の朗読と書物(9世紀~13世紀西欧)」佐藤彰一・阿部泰郎編『中世宗教テクストの世界へ(21世紀COEプログラム「統合テクスト科学の構築」第1回国際研究集会報告書)』(名古屋大学大学院文学研究科、2003年)、179-193頁

    2003年

  13. 『世界史辞典』(角川書店、2001年)の編集に協力(家系図:西欧中世初期、中世フランス)

    2001年

  14. 翻訳:ルネ・ミュソ=グラール『クローヴィス』(白水社【文庫クセジュ】、2000年)

    2000年

  15. 翻訳:ハルトムート・アツマ「ローマ法と部族法典」佐藤彰一編『西洋中世史セミナー講演報告集』(名古屋大学大学院文学研究科西洋史学研究室、2000年)、119-134頁

    2000年

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科研費 7

  1. 西欧初期中世法文化の形成と変容に関する研究:フランク期法・規範史料の「文脈化」

    研究課題/研究課題番号:19KK0014  2019年10月 - 2024年3月

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    菊地 重仁

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は多民族国家フランク王国の法文化(群)の形成・変容過程の解明を課題とする。様々な法・規範テクストと法実践の関連性や実効性の問題、機能の場でのテクスト相互の関係性の問題、テクストと視覚・聴覚・触覚的諸要素との関係性の問題などを解決すべく、写本に立ち返って史料を分析する。その際、テクストの成立、写本編纂やその利用など各時点におけるテクスト及び写本の意義・機能に注目し、重層的な「文脈化」を試みる。
    研究計画の初年度にあたる本年度は、基本的にメンバー各員が法・規範テクストの分析及びそれらが収録された集合写本の分析など、個々人の研究課題に取り組む形で研究を進めた。またオンラインツールを用いた連絡体制を整備し、スムーズな日常的な連絡や情報交換を可能とした。研究成果の一端として、菊地は国王文書、津田はいわゆる「カピトゥラリア」を素材に、カロリング朝君主の周辺における法文化の一面をコミュニケーションの観点から明らかにしようとする論考を英語で公表した。加藤は教会法の規定を踏まえつつ中世初期ローマ教会における女性の職務を考察する論考を公刊した。
    研究代表者である菊地は研究開始当初にドイツ・ベルリンに滞在していた状況を活かし、ドイツ側研究協力者の代表であるシュテファン・エスダース教授(ベルリン自由大学)と協議を重ね、研究プロジェクトの内容及び全体計画を調整した。また同じく研究協力者のカール・ウーブル教授(ケルン大学)、シュテフェン・パッツォルト教授(テュービンゲン大学)、ティナ・バウデン博士(ベルリン自由大学)ともプロジェクトについて協議した(研究報告を伴う研究会も予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により中止となった)。ドイツ滞在中には研究グループ外の研究者たちとも初期中世ヨーロッパ世界の法文化を考察する際に有効な視角と、それを可能にする史料について議論を重ねることができた。そのうちの数名とは、今後も継続的に研究協力者として共同研究に関与してもらうべくコンタクトを維持している。
    代表者・分担者とも史料刊本や写本ファクシミリ、及び研究文献を用いて個別研究を進めることはできた。しかしこの国際共同研究の要となるドイツなどヨーロッパ各地の図書館・文書館での史料調査、ドイツ側研究協力者との研究協議及び研究報告会のために春季休暇中に予定されていた出張が、同時期の新型コロナウイルス感染症の流行の影響により全て中止となったため、研究計画に少々の遅れが生じていることは否めない。
    研究計画の2年目は、1年を通じて研究を遂行する最初の年度になる。プロジェクトメンバー各員が入手可能な写本ファクシミリ、刊行史料及び研究文献を用いて個別に研究を進めることを基調とする。その間もオンラインツールを用いた連絡・情報交換を行いつつ、年度当初に一度、その後は半期に一度を目安として研究会を開催する。社会情勢次第では、研究会はオンラインで開催することもありうる。史資料調査及び研究討議のための海外出張は、国内外の新型コロナウイルス感染症に関する情勢を注視つつ実行可能性を見極める。

  2. フランク時代における教会アジール

    研究課題/研究課題番号:19K01077  2019年4月 - 2023年3月

    加納 修

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    『広辞苑』によればアジールとは、「世俗の世界から遮断された不可侵の聖なる場所、平和領域、またその人と集団。自然の中の森・山・巨樹や奴隷・犯罪者などが庇護される自治都市・教会堂・駈込寺など」である。西洋中世においては宗教施設である教会がアジールとして重要な役割を果たしていた。西洋中世初期フランク時代における教会アジールの特徴とその歴史的な変遷を王権との関係から明らかにすることが本研究の主たる内容である。
    本年度はフランク時代の教会アジールに関する史料の調査を中心に行った。メロヴィング期においては、国王が発する勅令よりも、司教たちの集会である教会会議でアジールに関する規定が定められたことが判明した。犯罪者や奴隷を復讐や主人の暴力から守る制度であるアジールに対して王権はあまり積極的な措置を講じることはなかったのに対して、教会がこの権利を守るとともに、社会の平和維持に努力していたのであった。
    同じく6世紀末にトゥールのグレゴリウスが著した『歴史十書』をはじめとする作品においてアジールに関連するエピソードを網羅的に拾い上げた。一つ一つのエピソードがしばしば長く複雑な内容となっているため、まだ十分に整理できていないが、これらエピソードは現実にどのように教会がアジールとして機能したかを教えてくれるであろう。
    カロリング期においては、王が勅令を通じて教会アジールの権利を制限するようになった。いまや王権が社会における暴力の統制に乗り出したのである。アジールに関連する史料類型についていえば、いまや歴史書ではなく、カロリング・ルネサンスの知識人が交わした書簡においてアジールに関する言及が現れることになる。アルクインの書簡とアインハルトの書簡である。アルクインの書簡は修道院長としてのアルクインとカール大帝がアジールに対してどのような見解を有していたかを教えてくれるのに対して、アインハルトの書簡は地方社会において具体的にどのような人物がどのような仕方でアジールに頼ったかを伝えてくれる。
    メロヴィング期からカロリング期にかけて、アジールに言及する史料の性格が変化したこと、それゆえそこから得られる情報も異なることを確認することができた。これを前提として、次年度以降により立ち入った史料の検討を行う。
    ほぼ予定通りに進んでいる。史料類型の整理によって、メロヴィング期の史料には、とりわけアジールに対する教会側の理解が反映しているのに対して、カロリング期の史料には王権の利害が色濃く見られることが明らかになった。こうした相違があるとはいえ、現実のアジールの状況については、メロヴィング期からはとりわけトゥールのグレゴリウスの作品から、カロリング期についてはアルクインやアインハルトの書簡から明らかにすることができる。それゆえ、史料の性格に注意しながらも、フランク時代を通じてのアジールの歴史的変遷を追うことができる。
    時期的な変化を明瞭にするために、さしあたりメロヴィング期とカロリング期を分けて考察し、教会アジールの特徴を明らかにした後、そこから国家の性格を分析する。教会アジールの特徴の解明にあたっては、部族法典、教会会議録、叙述史料の三つに分けて、以下の諸問題を検討する。
    アジールの享受者については、いかなる人物や集団が教会に逃げ込むことを許されていたのかを調査する。アジール空間については、史料ではたいてい「教会に逃げ込む」としか記されていないが、教会の建築複合体のなかで、いかなる空間がアジール空間として認められていたのか、祭壇には何か特別な意味が認められていたのかを検討する。逃亡者の扱いについては、教会に逃げ込んだ犯罪者にはたいてい処罰が軽減されたのだが、彼らがいかなる保護を享受したかを明らかにする。アジール違反者について、教会から逃亡者を連れ出した者は、いかなる扱いをうけたのか、また違反者に対する態度には、いかなる背景が存在したのか(国家による対応なのか、聖域信仰に基づく対応なのか)を検討する。
    これら諸問題の検討を通じて教会アジールの基本的特徴を明らかにし、そこに反映する国家の性格について手がかりを得ることを目指す。

  3. 中世の書簡体文書による統治実践と秩序形成をめぐる日欧比較研究

    研究課題/研究課題番号:17H02377  2017年4月 - 2021年3月

    高橋 一樹

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    担当区分:研究分担者 

    2年目にあたる本年度は、日本班と西欧班それぞれの史料収集とデータ分析を継続するとともに、国内研究会(全体研究会)とヨーロッパでの史料原本調査を組み合わせて開催し、議論を積み重ねた。
    国内研究会では、日本側と西欧側それぞれの書簡史料に関する固有の研究状況と史料の具体相に関する報告、そして比較史検討をひきつづき行った。
    まず日本古代の書状をめぐる報告と討議では、近年研究が活発化している中国の書儀の受容状況をふまえて、書状様式の成立と展開、とりわけ上位者の意思の伝達を意図して下位の者の名義で記された書簡体文書について、通説の見直しを含めて考察を進めた。そこでは、前年度に明確となった日欧での“文書”概念のズレとその架橋の必要性ともかかわって、日本の古文書学による史料用語(文書の名称を含む)それ自体の概念化が、比較研究はもとより、書簡体文書を軸とした日本の古代・中世文書研究にとっても史料分析の障壁となる事態を認識し、次年度も継続的に検討を深めることとした。
    さらに、Martin Gravel(パリ第8大学)を招聘して、日本古代・中世の書簡体文書の原本とその研究状況にもとづくワークショップを国立歴史民俗博物館で行うとともに、中世初期における政治的コミュニケーションの文脈から書簡の形式とその機能を論じる日欧比較の研究会を開いた。これらを通じて、王などの発給する証書と書簡との様式・形式の相違を機能の動態に即して分析することの意義が再認識されたこともふまえ、3月にはフランスのストラスブールとコルマールの文書館において、世俗君主のみならず中世盛期以降の教皇・司教といった教会権力の発給文書の原本を閲覧・撮影し、本調査のコーディネートと各文書の詳細な解説をしてくれたBenoit-Michel Tock(ストラスブール大学)らと日欧文書比較の方法論的課題を文書原本の情報に即して整理することができた。
    書簡体文書を中心とした日欧古代・中世の古文書原本の分析と情報共有にもとづき、文書史料に関する基本的な性格規定や文書類型、分析概念などで多国・地域間での対話を可能にするべく、日本の古文書学のグローバル化をはかり、比較文書学の創生に寄与しうる学術的基盤づくりをめざす、という本研究の目標については、以下の点からおおむね順調に進展していると考えられる。
    ① 日欧それぞれの書簡史料に関する研究状況の共有と史料学的方法論の開拓をめざす基礎的研究会を引き続き積み重ねるなかで、古代から中世への移行にともなう史料的現象の分析と論点の抽出・整理に着手した。
    ② 中世盛期以降の国王証書や教皇の発給にかかる書簡体文書などの原本を対象としたフランスでの文書調査と現地研究者との議論、さらにフランスからカロリング期を専門とする研究者を招いての日本中世の書状原本を素材としたワークショップ、政治的コミュニケーション論の観点から書簡史料を読み解く比較研究会を通じて、統治行為の実態に引き付けるかたちで書簡の形式的・機能的特徴を抽出する作業に取り組むことができた。
    ③ ヨーロッパ文書学の立場から鎌倉期を中心とする日本中世の古文書について概説したF.J.Longraisの著書をめぐる準備的研究を進め、次年度にヨーロッパから研究者を招聘した研究会の開催を計画した。
    国内での全体研究会および日本・西欧の各班ごとの検討会と連動させながら、ドイツに滞在している連携研究者のコーディネイトによる中世教皇文書の原本調査とワークショップをドイツで実施する。国内での全体研究会では、それに備えて、中世教皇文書を専門とする在独の専門研究者から原本の画像を用いた事前のレクチャーと質疑を行うとともに、日本の古代から中世への移行過程を書簡史料論の視角から掘り下げる研究会を設定する。さらに、日欧中世の文書学史の比較のためにフランスから研究者を招聘してワークショップとセミナーを開催する。これらの成果をふまえて、4年目に開催する予定の国際シンポジウムの内容を確定させるための準備も進める。

  4. 専門家と専門知の発展から見た国制史の再構築--前近代の西洋と日本

    研究課題/研究課題番号:16H03535  2016年4月 - 2019年3月

    田口 正樹

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    担当区分:研究分担者 

    前近代の西洋と日本について、法律家を中心に、公証人、弁護人、軍人、商人など多様な専門家を取り上げて、専門家と専門知を存立・機能させる環境、専門家と専門知が権力構造において占める位置、専門家間の組織形成とネットワークの広がりといった側面を検討して、専門家と専門知の発展を国制史に組み込んだ。ドイツの研究グループとの学術交流により、専門家に関する文化史的視点を補強して、その意味でも従来の国制史の枠を広げた。
    一般的・全体的な基本構成単位とそれらが形作る構造を重視してきた従来の国制史に対して、特殊な知識・技能を有する専門家の存在を考慮に入れることによって、多様な要素を全体秩序に統合するという国制史の新しい側面を解明し、また前近代国制史と機能的専門分野の分立を特徴とする近代国制史を、よりスムーズに接続させる可能性を開いた。更に、専門家と非専門家の関係の歴史的事例を摘示することを通じて、現代世界における専門家と専門知の位置づけを考える際の歴史的基礎を提供した。

  5. メロヴィング朝フランク王国における隷属民に関する総合的研究

    研究課題/研究課題番号:15K02937  2015年4月 - 2019年3月

    加納 修

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )

    ヨーロッパ中世初期のメロヴィング朝フランク王国においては、農業以外の仕事を行う多様な隷属民が存在した。彼らはなお「奴隷」と形容できる存在であり、王権や教会もまた「奴隷制的な社会」の存続に貢献した。しかし、「教会における奴隷解放」に見られるように、種々の解放は身分的に曖昧な集団を生み出し、自由と隷属との境界をきわめて錯綜したものへと変化させ、次第に奴隷制が崩壊していった。
    古代ローマの奴隷制がいつどのようにして消滅したのかという問題は歴史の一大問題である。これまでとは異なり、農業以外の仕事に携わる隷属民に注目し、中世初期における奴隷制の展開とその社会背景を明らかにすることで、奴隷制の存続と消滅をめぐる議論に、そして古代から中世への転換をめぐる議論に新たな光を当てることができた。また本研究の成果は、歴史の負の遺産とも言える奴隷制を、中世ヨーロッパ初期の社会の特徴から見直すことにも役立つであろう。

  6. 法的象徴物の利用にみるフランク時代の王権と社会                 

    2008年

    科学研究費補助金  基盤研究(C),課題番号:20520642

    加納 修

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    担当区分:研究代表者 

  7. フランク時代の支配者文書についての史料類型論的研究

    2005年4月 - 2008年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    加納 修

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 1

  1. 歴史学

    2011

担当経験のある科目 (本学以外) 1

  1. 2008年4月 - 2009年3月

 

学術貢献活動 2

  1. Medieval Worlds: comparative and interdisciplinary studies, International Advisory Board 国際学術貢献

    Österreichische Akademie der Wissenschaften  2015年1月 - 現在

  2. 日仏歴史学会 理事 国際学術貢献

    役割:企画立案・運営等

    日仏歴史学会  2014年 - 現在

     詳細を見る

    種別:学会・研究会等