教養教育院 統括部 兼任教員

2024/04/05 更新
博士(文学) ( 1999年4月 東京大学 )
平安朝文学
その他 / その他 / 国語学
その他 / その他 / 国文学
物語文学の研究
東京大学 人文社会系研究科
- 1999年
国名: 日本国
東京大学 文学部 国文学科
- 1992年
国名: 日本国
中古文学会 委員
2007年4月 - 現在
日本文学協会 委員
2006年4月 - 2008年3月
和歌文学会
仲澄物語の位相ー『うつほ物語』作中人物覚書ー
名古屋大学人文学研究論集 ( 7 ) 頁: 461 - 475 2024年3月
「労あり」「らうらうじ」攷ー『うつほ物語』のことばと思想ー 招待有り
言葉から読む平安文学 頁: 59 - 73 2024年3月
夕霧の恋ー夕霧巻におけるー
大井田晴彦
名古屋大学人文学研究論集 ( 6 ) 頁: 1 - 15 2023年3月
神域の恋 査読有り
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会会報 ( 39 ) 頁: 1 - 17 2022年6月
朧月夜論
名古屋大学人文学研究論集 ( 5 ) 頁: 393 - 413 2022年3月
俊蔭は心ざしもかなひて 査読有り
大井田晴彦
国語と国文学 98 巻 ( 7 ) 頁: 18 - 33 2021年7月
王朝文学における疫病
大井田晴彦
疫病と日本文学 頁: 179 - 207 2021年7月
伊勢物語の「翁」と「みやび」
大井田晴彦
名古屋大学人文学研究論集 ( 4 ) 頁: 373 - 385 2021年3月
伊勢物語と大和物語
大井田晴彦
名古屋大学人文学研究論集 ( 3 ) 頁: 373 - 385 2020年3月
伊勢物語の男たち
大井田晴彦
名古屋大学人文学研究論集 ( 2 ) 頁: 339 - 350 2019年3月
伊勢物語の終焉 招待有り
大井田晴彦
国語と国文学 95 巻 ( 5 ) 頁: 90 - 102 2018年5月
葵上の生と死
大井田晴彦
名古屋大学 人文学研究論集 ( 1 ) 頁: 459-471 2018年3月
流離とみやび―津の国の行平・業平兄弟―
大井田晴彦
名古屋大学文学部 研究論集 文学 63 巻 頁: 135-147 2017年3月
労ある秋の夕暮れ
大井田晴彦
名古屋大学文学部 研究論集 文学 62 巻 頁: 233-244 2016年3月
蔵人少将仲頼の物語 査読有り
大井田晴彦
国語と国文学 93 巻 ( 1 ) 頁: 21-37 2016年1月
五人の求婚者たちと難題 招待有り
大井田晴彦
竹取物語の新世界 頁: 55 - 77 2015年10月
『竹取物語』を読み解くー誕生から、『かぐや姫の物語』まで 招待有り
大井田晴彦
美術手帖 ( 998 ) 頁: 74 - 77 2014年1月
源氏物語における儀礼 落窪物語、うつほ物語との比較 招待有り
大井田晴彦
源氏物語と儀礼 頁: 197 - 212 2012年10月
明石入道論
大井田晴彦
名古屋大学文学部研究論集 文学 58 巻 頁: 103-116 2012年3月
王朝物語が描いた蛍 招待有り
大井田晴彦
鳥獣虫魚の文学史 虫の巻 頁: 43 - 58 2011年12月
竹取物語の和歌
大井田 晴彦
名古屋大学文学部研究論集 文学 57 巻 頁: 113-123 2011年3月
『うつほ物語』作中人物覚書-三奇人の造型をめぐって-
大井田晴彦
名古屋大学文学部 研究論集 文学 56 巻 頁: 1-13 2010年3月
『うつほ物語』の俊蔭漂流譚 招待有り
平安文学と隣接諸学7 王朝文学と交通 頁: 557-579 2009年
*伊勢物語・惟喬親王章段の主題と方法 査読有り
大井田晴彦
国語と国文学 85 巻 ( 9 ) 頁: 16~27 2008年9月
清原俊蔭と小野篁-『うつほ物語』発端の基盤-
名古屋大学文学部 研究論集 文学 ( 54 ) 頁: 1~10 2008年3月
うつほ物語の通過儀礼 招待有り
平安朝文学と隣接諸学3 王朝文学と通過儀礼 頁: 258~274 2007年11月
玉鬘十帖の主題 査読有り
名古屋平安文学研究会会報 ( 30 ) 頁: 1-11 2006年5月
*伊勢物語・東下り章段についての試論
名古屋大学文学部研究論集 文学 ( 52 ) 頁: 87-97 2006年3月
王権と恋・天と地とー桐壺帝と『竹取物語』の帝ー 招待有り
人物で読む源氏物語 第一巻 桐壺帝・桐壺更衣 頁: 317-319 2005年5月
『竹取物語』引用をめぐって 招待有り
人物で読む源氏物語 第八巻 夕顔 頁: 311-313 2005年5月
六条御息所と道綱母 招待有り
人物で読む源氏物語 第七巻 六条御息所 頁: 304-306 2005年5月
紫上と継子虐め譚 招待有り
人物で読む源氏物語 第六巻 紫上 頁: 374ー377 2005年5月
空蝉物語と『伊勢物語』 招待有り
人物で読む源氏物語 第五巻 葵の上・空蝉 頁: 348-351 2005年5月
ふたりの藤壺 招待有り
人物で読む源氏物語 第四巻 藤壺 頁: 340-343 2005年5月
王統のさすらい人たちー光源氏の須磨流離と『伊勢物語』 招待有り
人物で読む源氏物語 第三巻 光源氏Ⅱ 頁: 316-318 2005年5月
『うつほ物語』物語の主人公 招待有り
人物で読む源氏物語 第二巻 光源氏Ⅰ 頁: 407-410 2005年5月
父と娘の絆ー俊蔭女と末摘花をめぐってー 招待有り
人物で読む源氏物語 第九巻 末摘花 頁: 341-344 2005年5月
朧月夜と二条后 招待有り
人物で読む源氏物語 第十巻 朧月夜・源典侍 頁: 288-291 2005年5月
夕霧と雲居雁の恋ー「少女」から「藤裏葉」までー 招待有り
源氏物語の鑑賞と基礎知識31 梅枝・藤裏葉 頁: 215-229 2003年
「みやび」に生きる人々ー『伊勢物語』『源氏物語』の女たちー 招待有り
大井田晴彦
国語と国文学 79 巻 ( 5 ) 2002年5月
賀宴 招待有り
大井田晴彦
源氏物語研究集成 11 巻 頁: 175 - 202 2002年3月
*『うつほ物語』の帝ー歴史と物語の接点ー 査読有り
大井田晴彦
日本文学 51 巻 ( 1 ) 頁: 1ー8 2002年1月
栄華と鎮魂 招待有り
大井田晴彦
講座想像する平安文学 6 巻 頁: 107 - 127 2001年5月
『うつほ物語』「楼上」の主題と方法ー栄華と憂愁ー 査読有り
大井田晴彦
国語と国文学 78 巻 ( 2 ) 頁: 15ー28 2001年2月
『うつほ物語』の世界ーその作家精神をめぐってー 招待有り
大井田晴彦
ことばが拓く古代文学史 頁: 288 - 305 1999年3月
『うつほ物語』の転換点-「内侍督」の主題と方法- 査読有り
国語と国文学 76 巻 頁: 6 1999年
物語における主人公の系譜 招待有り
大井田晴彦
文学史上の『源氏物語』 頁: 74 - 88 1998年6月
俊蔭一族復興 査読有り
大井田晴彦
新物語研究 5 巻 頁: 174 - 192 1998年3月
『うつほ物語』国譲巻の主題と方法-仲忠を軸として- 査読有り
国語と国文学 75 巻 ( 3 ) 頁: 17-30 1998年
*吹上の源氏-涼の登場をめぐって- 査読有り
中古文学 ( 58 ) 頁: 1-10 1996年
忠こそ物語の位相 査読有り
大井田晴彦
国語と国文学 72 巻 ( 10 ) 頁: 27 - 40 1995年10月
王朝物語の世界
大井田晴彦( 担当: 単著)
三弥井書店 2022年8月
伊勢物語 現代語訳・索引付
大井田晴彦( 担当: 単著)
三弥井書店 2019年10月 ( ISBN:978-4-8382-3356-4 )
竹取物語 現代語訳対照・索引付
大井田 晴彦( 担当: 単著)
笠間書院 2012年11月
*うつほ物語の世界
大井田晴彦( 担当: 単著)
風間書房 2002年12月
書評 宮谷聡美著『歌物語史から見た伊勢物語』 招待有り
大井田晴彦
国文学研究 ( 199 ) 頁: 161 - 164 2023年11月
日本文学の見取り図 招待有り
2022年5月
書評 江戸英雄『宇津保物語の表現形成と享受』 招待有り
大井田晴彦
国語と国文学87 巻 ( 12 ) 頁: 66 - 70 2010年12月
和歌の書物 新古今和歌集とその周辺
大井田晴彦
頁: 1 2004年
室城秀之著『うつほ物語の表現と論理』 招待有り
大井田晴彦
国文学 解釈と鑑賞62 巻 ( 12 ) 頁: 186 - 186 1997年12月
神域の恋
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2022年12月12日
王朝文学における病
大井田晴彦
名古屋大学国語国文学会 nihonb
伊勢物語の終焉
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2018年6月17日
忠こその悲劇
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2016年6月19日
『伊勢物語』六十三段とその周辺
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2014年9月28日
平安前期物語から『源氏物語』へ―〈女はらから〉の話型をめぐって―
大井田晴彦
名古屋大学国語国文学会
『うつほ物語』三奇人の造型と方法
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2012年6月24日
伊勢物語における「みやび」ー和漢比較の視点からー 国際会議
大井田晴彦
文化の越境、メディアの越境 2011年12月10日 日本近現代文化研究センター
竹取物語解釈の諸問題
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会 2010年6月27日
伊勢物語・惟喬親王章段の主題と方法
名古屋平安文学研究会
日本古典文学に見る国際交流ー遣唐使をめぐってー 国際会議
名古屋大学・陝西市販大学国際学術研究討論会 日中文化交流の歴史記憶と展望
伊勢物語・東下り章段について
名古屋平安文学研究会
玉鬘十帖の主題
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会
うつほ物語から源氏物語へ
大井田晴彦
第二回源氏物語国際会議
夕霧と雲居雁
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会
実忠物語の位相
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会
あて宮求婚譚をめぐって
大井田晴彦
名古屋平安文学研究会
栄花と憂愁ー『うつほ物語』「楼上」をめぐってー
大井田晴彦
名古屋大学国語国文学会
『うつほ物語』国譲巻をめぐって
大井田晴彦
日本文学協会大会
吹上の源氏ー涼の登場をめぐってー
大井田晴彦
中古文学会春季大会 1996年5月12日
うつほ物語の注釈史の基礎的研究
うつほ物語の研究史の基礎的研究
研究課題/研究課題番号:23K00316 2023年4月 - 2027年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
大井田 晴彦
担当区分:研究代表者
配分額:1820000円 ( 直接経費:1400000円 、 間接経費:420000円 )
本研究は、近年の進展めざましい『うつほ物語』研究を総合的・多角的に推進するものである。研究の柱は大きく三つに分けられる。(1)これまでの註釈の成果を踏まえ、さらに文学的な批評・鑑賞を重視した註釈の作成、(2)長大な『うつほ』を読み解くための指針となる、重要事項を集成、整理した辞典・辞典の作成。(3)広く一般読者に『うつほ』の魅力を伝える入門書の作成。この三つの柱を関連づけて研究を進める。長篇『うつほ』を対象とする本研究の遂行・完成には多大な労力と時間を要する。期間内では、物語のほぼ半分に位置する「沖つ白波」巻までを対象として研究を進める。
研究課題/研究課題番号:20K00340 2020年4月 - 2023年3月
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
大井田 晴彦
担当区分:研究代表者
配分額:1430000円 ( 直接経費:1100000円 、 間接経費:330000円 )
本研究は、平安中期の歌物語『大和物語』を総合的・多角的に研究するものである。まず、従来の研究成果を踏まえ、新たな知見と解釈を盛り込んだ注釈の作成を進める。作品の主題や論理構造、物語としての本質を明らかにした注釈をめざす。この注釈作業と並行して、『大和』に関する重要事項を収集・整理し、研究の基盤となる事典を作成する。『伊勢物語』や勅撰集・私家集との関連についても考察し、ともすれば文学性が軽視されがちな『大和』の独自性、ひいては歌物語の本質を明らかにする。
本研究は、平安中期の歌物語『大和物語』を総合的・多角的に研究するものである。まず、従来の研究成果を踏まえ、新たな知見と解釈を盛り込んだ注釈の作成を進めた。作品の主題や論理構造、物語としての本質を明らかにした注釈をめざした。この注釈作業と並行して、『大和』事典の作成に向けて重要事項を収集・整理した。『大和』の研究を進める一方、『竹取』『伊勢』『うつほ』など、平安前期物語に関するこれまでの論考をまとめ、『王朝物語の世界』を公刊した。本書には『大和』についての論述も多々含まれている。
『大和物語』は、平安時代の代表的な歌物語の一つであり、当時の貴族社会における和歌の位相と実態を知る上での貴重な資料でもある。勅撰集・私家集・物語・日記文学との交渉・関係も無視できない。この作品についてはすでに多くの優れた注釈も備わっているが、最新の研究成果を踏まえた新たな注釈が求められている。また、『大和』のみならず歌物語の読解・研究に資する、重要項目を網羅・整理した辞(事)典の必要性が高まっている。こうした注釈・辞(事)典によって『大和』および歌物語研究の水準が大きく引き上げられることになる。ひいては、王朝文学研究一般、歴史学などの隣接諸領域にも裨益することが大きい。
伊勢物語の総合的研究
研究課題/研究課題番号:16K02364 2016年4月 - 2020年3月
大井田 晴彦
担当区分:研究代表者
配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )
『伊勢物語』の、従来の研究の膨大な蓄積を踏まえ、さらに新たな知見を盛り込んだ注釈を完成させ、出版した。検索に便利な全自立語索引、和歌索引も備えている。現代語訳も正確でわかりやすいものとなった。一般から専門の研究者まで、幅広い読者に対応した注釈である。雑誌や紀要に発表した一連の論文では、『伊勢物語』のさまざまな章段について、具体的な分析を行い、その主題と方法、表現の特徴などを明らかにした。
『伊勢物語』が、後の日本文学および文化の諸方面に与えた影響は甚大である。これまでの研究史の膨大な蓄積を踏まえ、かつ新たな知見を盛り込んだ『伊勢物語』注釈の完成は、『伊勢物語』のみならず、日本文学研究全般、芸能、美術などの諸分野の研究に資するところが大きい。便利な索引をはじめ、付録も充実している。この注釈は、一般から専門の研究者まで幅広い読者を想定している。大学はもとより、中学や高校の教室でも利用できるよう、わかりやすい説明を心がけた。
うつほ物語の基礎的研究
2007年
科学研究費補助金 若手研究(B),課題番号:19720041
大井田 晴彦
担当区分:研究代表者
王朝物語の諸問題(2)
2015
王朝物語の諸問題(1)
2015
王朝日記の諸問題
2011
王朝物語の諸問題
2011