2024/03/22 更新

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イトウ ダイスケ
伊藤 大輔
ITO Daisuke
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化 教授
大学院担当
大学院文学研究科
大学院人文学研究科
学部担当
文学部
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 1

  1. 博士(文学) ( 1999年7月   東京大学 ) 

研究キーワード 8

  1. 日本美術史

  2. 絵巻物

  3. 鳥獣戯画

  4. 中世絵画

  5. 近世絵画

  6. 金刀比羅宮

  7. 似絵

  8. 肖像画

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 美学・美術史

現在の研究課題とSDGs 1

  1. 日本絵画史における写実性の再検討

経歴 1

  1. 名古屋大学大学院・文学研究科・教授   教授

    2013年1月 - 現在

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    国名:日本国

所属学協会 1

  1. 美術史学会

委員歴 2

  1. 愛知県文化財保護審議会   愛知県文化財保護審議員  

    2014年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

  2. 愛知県   愛知県史編纂委員会当別調査委員  

    2007年5月 - 現在   

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    団体区分:自治体

 

論文 17

  1. 武士の表象形式についての考察——「平治物語絵巻」を素材に

    伊藤大輔

    人文学研究論集   ( 7 ) 頁: 313 - 333   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  2. 「鳥獣戯画」とアニミズム続考

    伊藤 大輔

    人文学研究論集   ( 6 )   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. 「鳥獣戯画」とアニミズムーあるいはアナロジズム的裂け目についての考察ー

    伊藤 大輔

    人文学研究論集   ( 5 ) 頁: 269 - 290   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 一本の紐から考える美術史

    伊藤 大輔

    かけはし   ( 356 ) 頁: 4 - 5   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  5. 『BEASTARS』から考える「鳥獣戯画」の世界 招待有り

    伊藤大輔

    現代ビジネス(WEBメディア)     2021年4月

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    記述言語:日本語  

  6. 「鳥獣戯画を読む」ということ 招待有り 査読有り

    伊藤 大輔

    ユリイカ   53 巻 ( 4 )   2021年3月

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    出版者・発行元:青土社  

  7. 「鳥獣戯画」丁巻の似絵風官人について

    伊藤 大輔

    日本美術のつくられ方ー佐藤康宏先生の退職によせて     頁: 79 - 101   2020年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:論文集(書籍)内論文   出版者・発行元:羽鳥書店  

  8. 金刀比羅宮のコレクションー高橋由一の油絵をめぐる随想的考察 招待有り

    伊藤 大輔

    美術フォーラム21   42 巻   頁: 62 - 68   2020年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. 両統迭立期の美術

    伊藤 大輔

    芸術新潮   ( 823 ) 頁: 90~97   2018年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. 「明恵上人樹上坐禅像」と羅漢図-華厳思想からの再検討

    伊藤大輔

    美学美術史研究論集   ( 27 ) 頁: 13-35   2017年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. 讃岐金刀比羅宮の宝物と大坂 招待有り

    伊藤大輔

    『昔も今も、こんぴらさん』展図録     頁: 8-18   2015年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. 2013年の歴史学界-回顧と展望 日本・中世七・美術 招待有り

    伊藤大輔

    史学雑誌   123 巻 ( 5 ) 頁: 101-105   2014年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  13. 武家の肖像画研究の最前線

    伊藤大輔

    週刊 新発見日本の歴史6 鎌倉時代1   6 巻   頁: 30-32   2013年8月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. 東アジア的観点から見た「信貴山縁起絵巻」の研究

    伊藤大輔

    鹿島美術研究   ( 29別冊 ) 頁: 1-11   2012年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  15. 肖像画試論

    伊藤大輔

    別冊太陽   ( 201 ) 頁: 74-82   2012年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. 白描画試論

    伊藤大輔

    別冊太陽   ( 201 ) 頁: 130-133   2012年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. 肖像表現における言葉と物―似絵の位置づけを巡って― 査読有り

    伊藤大輔

    国立歴史民俗博物館研究報告   ( 157 ) 頁: 175-194   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 4

  1. 鳥獣戯画を読む

    伊藤 大輔( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2021年2月 

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    総ページ数:330   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  2. 天皇の美術史

    伊藤大輔、加須屋誠( 担当: 共著)

    吉川弘文館  2017年2月 

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    総ページ数:204   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  3. 肖像画の時代 中世形成期における絵画の思想的深層

    伊藤大輔( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2011年12月  ( ISBN:978-4-8158-0682-8

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    記述言語:日本語

    第一部では、肖像画発達の前提として、古代から中世への思想的転換を絵巻物を素材として概観した。
    第二部では、鎌倉時代に発達した俗人肖像がである似絵の成立と展開の家庭を跡づけるとともに、その根幹を支える思想的背景としての徳治思想について論じた。
    第三部では、「明恵上人樹上坐禅像」の造形的特質を論じつつ、この作品の思想的背景に華厳の思想があることを論じた。

  4. 日本美術史

    山下裕二・髙岸輝監修( 担当: 共著)

    美術出版社  2014年3月 

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    記述言語:日本語

MISC 1

  1. ほんの裏ばなし(『鳥獣戯画を読む』〜「紐」でつながる美の系譜)

    伊藤大輔  

    中日新聞   2021年9月

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    記述言語:日本語  

講演・口頭発表等 6

  1. 院政期絵画における二つの美の原理-似絵の成立を巡って-

    津田徹英、塩谷純、河田明久

    東京文化財研究所 第48回オープンレクチャー 

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    開催年月日: 2014年10月 - 2014年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京文化財研究所   国名:日本国  

  2. 神仙山水としての『信貴山縁起絵巻』 招待有り 国際会議

    伊藤大輔

    日仏シンポジウム「見えないものの形-中世美術における日仏比較の試み-」 

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    開催年月日: 2011年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:日仏会館東京   国名:日本国  

  3. 「明恵上人樹上坐禅像」(日本・京都・高山寺蔵)に対する宋画の影響について 招待有り 国際会議

    伊藤大輔

    国際ワークショップ「越境する移動と文化翻訳」 

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    開催年月日: 2011年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:中興大学(台中)   国名:台湾  

  4. The Kotohira-gu Collection 招待有り 国際会議

    Acquisition:Art and Ownership inEdo-Period Japan 

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    開催年月日: 2005年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:DePaul University in Chicago   国名:アメリカ合衆国  

  5. The Origin of Nise-e 国際会議

    15th International Congress of Aesthetics  

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    開催年月日: 2001年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Kanada University of International Studies   国名:日本国  

  6. 高山寺蔵「明恵上人樹上坐禅像」の成立について

    伊藤大輔

    第47回美術史学会全国大会 

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    開催年月日: 1994年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:水戸芸術館・茨城大学・茨城県立近代美術館   国名:日本国  

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Works(作品等) 1

  1. 武家肖像画研究の最前線

    2013年8月

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    発表場所:『週刊新発見日本の歴史6 鎌倉時代1』、朝日新聞出版  

その他研究活動 2

  1. 花の若冲第2シーズン

    2023年2月

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    NHKBS8K「花の若冲第2シーズン」において作品解説者として出演

  2. 花の若冲

    2022年2月

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    NHKBS8K「花の若冲」に作品解説者として出演

科研費 4

  1. 鎌倉時代絵画における武士表象の研究

    研究課題/研究課題番号:21K00144  2021年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    伊藤 大輔

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2470000円 ( 直接経費:1900000円 、 間接経費:570000円 )

    平安末期から鎌倉時代にかけて社会勢力として勃興した武士が、同時期の絵画においていかに表象されているかを考察することで、鎌倉時代の絵画史の記述を更新する。
    これまで当該期の美術は、公家が文化の力によって武士に対抗するために制作したという文化覇権論もしくは公武対抗史観によって説明されていたが、近年の日本史研究の動向なども踏まえ、公武協調の側面を見直すことで新たな美術史の体系を構築することを目指す。

  2. 鳥獣戯画を読む

    研究課題/研究課題番号:20HP5011  2020年4月 - 2021年3月

    研究成果公開促進費(学術図書)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  3. 鎌倉時代宮廷絵画史の体系化に関する研究

    研究課題/研究課題番号:15K02137  2015年4月 - 2020年3月

    伊藤 大輔

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    院政期から鎌倉時代にかけての宮廷の絵画を、政治体制の変動に連動させながら理解する新たなモデルの構築を行った。従来鎌倉時代絵画史は、個別作品研究は盛んであるものの、必ずしも通史的な展開に対する基準的な観点は存在していなかった。本研究では、筆者が主たる研究対象とする似絵の史的展開を軸に、この時期の絵画作品を広く取り込みつつ、さらには文芸作品などの動向にも目配りして、鎌倉時代絵画の歴史を系統的に理解するための基盤を構築した。
    院政期から鎌倉時代にかけては院政が主なる政治体制であった。過去には、院政は、院の専制性が強調されたが、近年では、院・天皇・摂関の共同執政であるという見解が強まっている。しかし、美術史研究においては、院の専制的な性格が絢爛豪華な美術品を生み出す原動力であるとする説明が行われている。本研究では、日本史研究の新しい成果を取り入れつつ、時々刻々と変化する流動的な政治体制と美術品の成立の関係を連動させることで、旧来の鎌倉時代絵画史のイメージを改めた。

  4. 宗教テクスト遺産の探査と綜合的研究―人文学アーカイヴス・ネットワークの構築

    研究課題/研究課題番号:26220401  2014年5月 - 2019年3月

    阿部 泰郎

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、日本に伝存する宗教文化の遺産を、テクスト学の視点と方法から綜合的に探査し、その全体像と歴史文化的文脈を解明し、アーカイヴス化して未来に継承することを目的に、諸位相の宗教テクストの探査とアーカイヴス化を遂行した。その対象は、中部地域から全国に亘る寺社・民間の宗教文献と図像・儀礼に及ぶ宗教テクストであり、その体系構造を明らかにすることを領域融合による協働により果たし、国際共同研究によりあらたな学術研究モデルの創出を目指すものである。
    本研究期間内に、真福寺大須文庫のデータベース基礎構築と『中世禅籍叢刊』(全12巻)を完結させ、中世仏教における禅の再認識をテクスト研究から推進したのを始め、日本各地の寺社、民間の重要な宗教テクスト群の悉皆調査とアーカイヴス化を促進した。宗教図像と儀礼のテクスト学研究も、聖徳太子絵伝や安居院唱導文献の諸領域で、国際共同研究を行い、人間文化研究機構と連携し、四館綜合展覧会「列島の祈り」開催を通じて社会に成果を発信した。

 

担当経験のある科目 (本学) 10

  1. 芸術と人間精神

    2011

  2. 日本美術史

    2011

  3. 日本美術史

    2011

  4. 美術史実習

    2011

  5. 美術史演習

    2011

  6. 美術史演習

    2011

  7. 美術史講読

    2011

  8. 美術史講読

    2011

  9. 美術史特殊研究

    2011

  10. 美術史特殊研究

    2011

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担当経験のある科目 (本学以外) 3

  1. 日本美術史

    2014年4月 - 現在 愛知県立大学)

  2. 人間と文化

    2023年11月 放送大学)

  3. 人間と文化

    2018年10月 - 2019年12月 放送大学)

 

メディア報道 6

  1. 花の若冲第2シーズン テレビ・ラジオ番組

    NHK高松支局  NHK BS8K  https://www4.nhk.or.jp/P7380/3/  2023年2月

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    執筆者:本人 

  2. 花の若冲

    NHK高松放送局(NHKBS8K)  花の若冲  https://www4.nhk.or.jp/P7380/2/  2022年2月

  3. 私の名古屋ボストン5 新聞・雑誌

    中日新聞  2018年10月

  4. 奇想の絵巻誕生の謎 鳥獣戯画 テレビ・ラジオ番組

    NHK教育  新日曜美術館  2014年10月

  5. 若冲ミラクルワールド 第3回千年先を見つめた絵師 テレビ・ラジオ番組

    NHK BS  NHK BSプレミアム 若冲ミラクルワールド  2011年4月

  6. 金刀比羅宮書院の美 テレビ・ラジオ番組

    NHK教育  新日曜美術館  2007年12月

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学術貢献活動 2

  1. 愛知県文化財保護審議会委員

    役割:学術調査立案・実施

    2014年4月 - 2024年3月

  2. 愛知県史編纂委員会特別調査員

    役割:学術調査立案・実施

    2007年5月 - 現在