2024/09/17 更新

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フルオヤ トモヒロ
古尾谷 知浩
FURUOYA, Tomohiro
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化 教授
大学院担当
大学院人文学研究科
学部担当
文学部
職名
教授
外部リンク

学位 2

  1. 博士(文学) ( 1997年12月   東京大学 ) 

  2. 修士(文学) ( 1992年3月   東京大学 ) 

研究キーワード 1

  1. 日本史

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 文学@史学@日本史

現在の研究課題とSDGs 5

  1. 日本古代手工業の研究

  2. 古代天皇家産制の研究

  3. 出土文字資料の研究

  4. 律令中央財政機構の研究

  5. 平城宮跡に関する調査・研究

経歴 7

  1. 名古屋大学   人文学研究科   教授

    2017年4月 - 現在

  2. 名古屋大学大学院文学研究科・教授   教授

    2013年1月 - 2017年3月

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    国名:日本国

  3. 名古屋大学文学研究科准教授   准教授

    2007年4月 - 2012年12月

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    国名:日本国

  4. 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所客員研究員(併任)

    2006年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  5. 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所調査員(併任)

    2003年4月 - 2006年3月

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    国名:日本国

  6. 名古屋大学文学部・文学研究科 助教授   助教授

    1999年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  7. 奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部 文部技官

    1995年4月 - 1999年3月

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    国名:日本国

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学歴 2

  1. 東京大学   人文科学研究科   国史学

    1992年4月 - 1995年3月

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    国名: 日本国

  2. 東京大学   文学部   国史学

    1986年4月 - 1990年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 史学会

  2. 日本史研究会

  3. 大阪歴史学会

  4. 木簡学会   委員

    2005年4月 - 現在

 

論文 74

  1. 宇多天皇・菅原道真と太政官政務

    古尾谷知浩

    名古屋大学人文学研究論集   7 巻   頁: 453 - 460   2024年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  2. 奈良時代における銅の消費(銅製品の生産)について 招待有り 査読有り

    古尾谷知浩

    国立歴史民俗博物館研究報告   ( 238 ) 頁: 85 - 89   2023年3月

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    記述言語:日本語  

  3. 大蔵の政 招待有り

    古尾谷知浩

    美夫君志   ( 105 ) 頁: 1 - 11   2022年11月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 宇多院司の構成とその変遷 査読有り

    古尾谷知浩

    日本歴史   ( 888 ) 頁: 48 - 53   2022年5月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. 文献史料からみた参河国賀茂郡の郷をめぐって 招待有り

    古尾谷知浩

    梶原義実編『伊保廃寺発掘調査報告書』     頁: 236 - 232   2022年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  6. 愛知県春日井市高蔵寺第二号窯出土箆書須恵器の年代について 招待有り

    古尾谷知浩

    梶原義実編『伊保廃寺発掘調査報告書』     頁: 224 - 222   2022年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  7. 日本古代の官司の印 招待有り

    古尾谷知浩

    日本歴史   884 巻   頁: 2 - 7   2022年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  8. 「親王禅師」と東大寺・造東大寺司 査読有り

    古尾谷知浩

    続日本紀研究   ( 424 ) 頁: 1 - 18   2021年6月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語  

  9. 伊賀国玉瀧杣と天皇家産制的建築生産 査読有り

    古尾谷知浩

    ヒストリア   ( 279 ) 頁: 27-42   2020年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. 北海道・津軽陣屋跡 招待有り

    古尾谷知浩

    木簡研究   ( 41 ) 頁: 133   2019年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  11. 東京・天徳寺寺域第三遺跡 招待有り

    古尾谷知浩

    木簡研究   ( 41 ) 頁: 134   2019年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  12. 東京・増上寺子院群 招待有り

    古尾谷知浩

    木簡研究   ( 41 ) 頁: 134   2019年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  13. 文献からみた国・郡・寺院の「庁」における政務とクラ 招待有り

    古尾谷知浩

    地方官衙政庁域の変遷と特質 第21回古代官衙・集落研究会報告書     頁: 125-132   2018年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. 文献史料からみた地方官衙と手工業 招待有り

    古尾谷知浩

    静岡県と周辺地域の官衙出土文字資料と手工業   - 巻   頁: 67-74   2018年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  15. 北浦定政「平城宮大内裏鋪地図解」

    古尾谷知浩

    名古屋大学人文学研究論集   ( 1 ) 頁: 447-458   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. 八世紀の布帛生産と律令国家 招待有り

    古尾谷知浩

    佐藤信編『律令制と古代国家』吉川弘文館     頁: 52-81   2018年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. 古代の木器生産 招待有り 査読有り

    古尾谷知浩

    日本史研究   ( 656 ) 頁: 20-39   2017年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  18. 国の「庁」とクラ

    古尾谷知浩

    名古屋大学文学部研究論集   ( 188 ) 頁: 73-88   2017年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  19. 奈良時代の木工にみる都鄙間技術交流

    古尾谷知浩

    名古屋大学文学部研究論集   ( 185 ) 頁: 149-162   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  20. 都城と手工業-「官営工房」論の再検討 招待有り

    古尾谷知浩

    舘野和己編『日本古代のみやこを探る』     頁: 447-467   2015年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  21. 「律令制」と土器 招待有り

    古尾谷知浩

    愛知県史のしおり 別編 窯業1 古代猿投系     頁: 4-7   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  22. 書評・近藤康司著『行基と知識集団の考古学』 招待有り

    古尾谷知浩

    日本歴史   ( 798 ) 頁: 93-95   2014年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  23. 平城京漆紙文書補遺 招待有り

    「渡辺晃宏」「神野恵」「古尾谷知浩」

    奈良文化財研究所紀要   ( 2014 ) 頁: 50-51   2014年6月

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    記述言語:日本語  

  24. 古代の漆工

    古尾谷知浩

    名古屋大学文学部研究論集   ( 179 ) 頁: 125-139   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  25. 書評 十川陽一『日本古代の国家と造営事業』 招待有り

    古尾谷知浩

    歴史学研究   ( 916 ) 頁: 42-44   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  26. 近年出土の古代木簡 招待有り

    古尾谷知浩

    考古学ジャーナル   ( 649 ) 頁: 5-8   2013年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  27. 国司と神宝

    古尾谷知浩

    名古屋大学文学部研究論集   173 巻   頁: 225-234   2012年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  28. 日本古代の寺院造営における帳簿の操作 招待有り

    古尾谷知浩

    松澤和宏編 テクストの解釈学     頁: 399-420   2012年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  29. 古代尾張国・参河国の手工業 招待有り

    古尾谷知浩

    赤塚次郎編 尾張・三河の古墳と古代社会     頁: 307-325   2012年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  30. 大学教育と博物館 招待有り

    古尾谷知浩

    メタプティヒアカ 名古屋大学大学院文学研究科教育研究推進室年報   6 巻   頁: 131-142   2012年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  31. 一石俵の付札 招待有り

    古尾谷知浩

    HERSETEC   5 巻 ( 2 ) 頁: 1-13   2012年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  32. 文献史料からみた古代の鉄生産・流通と鉄製品の生産 招待有り

    古尾谷知浩

    官衙・集落と鉄(奈良文化財研究所研究報告第6冊)     頁: 167-181   2011年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  33. 京と流通 招待有り

    古尾谷知浩

    季刊考古学   ( 112 ) 頁: 63-66   2010年8月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  34. 日本古代における律令規定と行政文書

    古尾谷知浩

    グローバルCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第8回国際研究集会報告書『日本語テクストの歴史的軌跡』     頁: 101-111   2010年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  35. *平安時代の瓦生産 査読有り

    古尾谷知浩

    古代文化   61 巻 ( 1 ) 頁: 22-36   2009年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    平安時代の瓦生産を通じて、手工業のあり方を考察したもの。平安時代中後期では、瓦窯を持たない寺院の需要や、当該寺院の瓦窯の生産能力を超える需要に対し、瓦を交易で供給することがあり、その場合は、奈良時代に比べ、瓦工が一定程度自立していると判断できるが、一方で瓦窯を所有する寺院は、瓦工の労働時間を把握し、これに対して給付を行っており、自立傾向のある瓦工に対して、支配を強化しようとしていたことが判明した。

  36. 平安時代の梵鐘生産

    名古屋大学文学部研究論集   ( 164 ) 頁: 143-151   2009年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  37. 天皇家産制研究の課題 招待有り

    古尾谷知浩

    日本史研究   ( 558 ) 頁: 28-36   2009年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  38. 焼成前箆書土器再論-東海地域の事例を中心に- 招待有り

    日本考古学協会2008年度愛知大会研究発表資料集     頁: 639-642   2008年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  39. 平城京研究におけるフィールドワークの系譜

    名古屋大学大学院文学研究科プロジェクト『人文学研究方法の現状と展望-現地調査(Field Work)を中心に』   * 巻   頁: 125-132   2008年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  40. 従出土文字資料看8、9世紀的日中交流 招待有り

    古尾谷知浩(周先民訳)

    侯甬堅・江村治樹編『中日文化交流的歴史記憶及其展望』陝西師範大学出版社     頁: 233-246   2008年10月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  41. 延暦八年六月十五日勅旨所牒の伝来について 査読有り

    古代文化   60 巻 ( 1 ) 頁: 127-129   2008年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  42. *古代の鋳銅

    名古屋大学文学部研究論集   161 巻   頁: 105-126   2008年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    古代日本における手工業史の一分野として鋳銅を取り上げ、技術史的観点を加味して、律令国家の手工業管理のあり方を検討した。結論として、天皇の家産制的手工業の重要性を指摘した。

  43. 日本古代の籍帳類にみる死亡人

    古尾谷知浩

    HERSETEC   2 巻 ( 2 ) 頁: 1-13   2008年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  44. 北浦定政「平城宮大内裏跡坪割之図」写本の行方

    シリーズ歩く大和1古代中世史の探究     頁: 388-418   2007年11月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    幕末の国学者である北浦定政が作成した「平城宮大内裏跡坪割之図」の写本を追跡した研究である。その結果、明治初年から江藤正澄や小杉榲邨らが写本を作成しており、その営みが明治末年の平城京研究に大いに寄与したことを明らかにした。

  45. 文字瓦と知識

    HERSETEC   1 巻 ( 2 ) 頁: 1-16   2007年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  46. 「律令的土器様式成立の背景」再考-土器における「中央集権」の内実

    周藤芳幸編『物質文化の歴史学再考-「文化コンテクスト学」の構築をめざして』平成17年度名古屋大学大学院文学研究科プロジェクト「物質文化の歴史学創成」報告書     頁: 83-89   2006年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  47. *文献史料からみた古代における土器の生産・流通

    義江彰夫編『古代中世の社会変動と宗教』吉川弘文館     頁: 2-40   2006年1月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    法制史料、正倉院文書、木簡、箆書土器などから、都城を中心とする古代の須恵器・土師器の生産、流通を論じた。須恵器は、調およびこれと連動した交易による調達が、土師器は銭貨での交易による調達が主流であることを明らかにし、官による直接生産や、土師器の畿内調としての調達は、天皇への供御・祭祀などに限られることを論じた。

  48. *漆の流通と漆紙文書

    奈良文化財研究所編『平城京漆紙文書1』     頁: 16-23   2005年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    平城宮・京跡出土漆紙文書の悉皆調査を踏まえて、漆工房や漆の流通過程における反古紙供給のあり方を解明し、漆紙文書の史料学的位置づけを明らかにした。

  49. Excavated Documents and their Genetic Context in Ancient Japan

    GENESIS of HISTORICAL TEXT Text/Context     頁: 23-30   2005年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語  

  50. 奈良時代における官司の事務決裁にみる下級官人

    平成13年度~平成16年度科学研究費補助金研究成果報告書『日本前近代社会における下級官人の研究-真継家を中心として-』(研究代表者稲葉伸道)     頁: 3-12   2005年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  51. 杯蓋硯考-「転用」概念の再検討-

    名古屋大学文学部研究論集   149 巻   頁: 111-103   2004年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  52. 印と文書行政 招待有り

    平川南他編『文字と古代日本1支配と文字』吉川弘文館     頁: 254-278   2004年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  53. 平安初期における天皇家産機構の土地集積

    笹山晴生編『日本律令制の展開』吉川弘文館     頁: 151-181   2003年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  54. 祢布ヶ森遺跡出土の題籤軸

    名古屋大学文学部研究論集   146 巻   頁: 97-102   2003年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  55. 木簡出土遺跡・遺構解説

    木簡学会編『日本古代木簡集成』東京大学出版会     頁: 111-129   2003年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  56. 東大寺と頭塔-東大寺の南方への拡大 招待有り

    東大寺編『論集東大寺の歴史と教学』法蔵館     頁: 100-106   2003年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  57. 史料紹介「延享四年開関解陣勅符写」

    名古屋大学文学部研究論集   143 巻   頁: 105-109   2002年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  58. 都城出土漆紙文書の来歴

    木簡研究   24 巻   頁: 173-186   2002年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  59. 書評:森公章著『長屋王家木簡の基礎的研究』

    日本史研究   480 巻   頁: 84-90   2002年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  60. 文献史料からみた頭塔

    奈良国立文化財研究所編『史跡頭塔発掘調査報告』     頁: 141-154   2001年

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    記述言語:日本語  

  61. 美濃国厚見荘の成立

    長岡篤編著『日本古代社会と荘園図』東京堂出版     頁: 252-269   2001年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  62. 書評:鬼頭清明著『古代木簡と都城の研究』

    史学雑誌   110 巻 ( 4 )   2001年

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    記述言語:日本語  

  63. 内蔵寮の進上木簡

    名古屋大学文学部研究論集   ( 137 ) 頁: 113-130   2000年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  64. 平城宮の保存を訴える-京奈和自動車道建設の問題点

    歴史の理論と教育   ( 107 ) 頁: 20-27   2000年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  65. 出雲国付札にみえる「前分」について

    出雲古代史研究   ( 10 ) 頁: 29-36   2000年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  66. 破壊の危機に直面する平城宮

    歴史評論   ( 603 ) 頁: 72-77   2000年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  67. 漆紙文書における印影検出の可能性 招待有り

    国立歴史民俗博物館研究報告   ( 79 ) 頁: 335ー342   1999年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  68. 都城出土漆紙文書の特質

    奈良古代史論集   ( 3 ) 頁: 109-116   1997年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  69. 東大寺正倉院勅封蔵の出納体制

    正倉院文書研究   ( 5 ) 頁: 65-70   1997年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  70. 国家反逆罪における没官物の処分について 査読有り

    日本歴史   ( 590 ) 頁: 1-20   1997年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  71. 律令中央財政の出納体制 査読有り

    史学雑誌   104 巻 ( 2 ) 頁: 1-34   1995年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  72. 古代の中央保管官司におけるカギの管理をめぐって 査読有り

    続日本紀研究   ( 288 ) 頁: 1-17   1994年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  73. 『蔵人所承和例』に関する覚書

    史学論叢   ( 12 ) 頁: 57-70   1993年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  74. 古代の内蔵寮について 査読有り

    史学雑誌   100 巻 ( 12 ) 頁: 32-52   1991年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 8

  1. 姫路市埋蔵文化財センター調査報告第115集豆腐町遺跡

    中川猛・古尾谷知浩・森永速男・パリノ・サーヴェイ(株)・(株)吉田生物研究所( 担当: 共著 ,  範囲: 姫路市豆腐町遺跡出土漆紙文書について)

    姫路市教育委員会  2022年3月 

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    総ページ数:310   担当ページ:右1-3   記述言語:日本語

  2. 伊保廃寺発掘調査報告書

    梶原義実他22名( 担当: 共著 ,  範囲: 付章四「土居桁建物について」)

    名古屋大学大学院人文学研究科考古学研究室  2022年3月 

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    総ページ数:1-92   担当ページ:86-88   記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  3. 日本古代の手工業生産と建築生産

    古尾谷知浩( 担当: 単著)

    塙書房  2020年12月 

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    総ページ数:307   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. 古代史料を読む(上)

    佐藤信・小口雅史・古尾谷知浩他( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 漆紙文書)

    同成社  2018年3月  ( ISBN:978-4-88621-783-7

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    総ページ数:309   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  5. 漆紙文書と漆工房

    古尾谷知浩( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2014年11月  ( ISBN:978-4-8158-0783-2

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    記述言語:日本語

  6. 文献史料・物質資料と古代史研究

    古尾谷知浩( 担当: 単著)

    塙書房  2010年12月 

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    記述言語:日本語

    従来利用されてきた文献史料の他、出土文字資料などモノに書かれた文字にも着目して、古代の手工業生産について検討した。

  7. 漆工房と漆紙文書・木簡の研究

    古尾谷知浩( 担当: 単著)

    平成16年度~平成18年度科学研究費補助金研究成果報告書  2006年12月 

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    記述言語:日本語

  8. *律令国家と天皇家産機構

    古尾谷知浩( 担当: 単著)

    塙書房  2006年2月 

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    記述言語:日本語

    日本古代の律令国家において、太政官を中心とする一般官僚機構とならんで、天皇と直接結びついた家産機構が重要な機能を果たしていたことを、財政機構、土地集積などの諸点を中心に明らかにした。

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講演・口頭発表等 19

  1. 不破関・西美濃地域と名古屋大学所蔵史料

    古尾谷知浩

    シンポジウム「不破関と西濃の古代」  2023年3月11日  名古屋大学考古学研究室・関ケ原町

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:関ケ原町   国名:日本国  

  2. 大蔵の政 招待有り

    古尾谷知浩

    令和四年度美夫君志会全国大会  2022年7月2日  美夫君志会

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    開催年月日: 2022年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:名古屋市   国名:日本国  

  3. 文献史料からみた参河国賀茂郡の郷をめぐって

    古尾谷知浩

    公開シンポジウム「伊保谷からみた豊田市の古代」  2022年3月13日  名古屋大学考古学研究室・豊田市

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:豊田市産業文化センター   国名:日本国  

  4. 文献史料からみた地方官衙と手工業 招待有り

    東村純子・古尾谷知浩・他4名

    静岡県と周辺地域の官衙出土文字資料と手工業生産 

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    開催年月日: 2018年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:静岡県浜松市   国名:日本国  

  5. 古代の木器生産 招待有り

    古尾谷知浩

    日本史研究会例会 

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    開催年月日: 2015年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:京都大学   国名:日本国  

  6. 文献史料からみた古代の鉄生産・流通と鉄製品の生産

    古尾谷知浩

    第14回古代官衙・集落研究会 

     詳細を見る

    開催年月日: 2010年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

    文献史料から古代の鉄や鉄製品の生産・流通の問題を検討した。古代律令国家は、必要に応じてこれらを直接的な把握の下で生産したが、独占的に支配しようとはしておらず、王臣家、中小生産者も競合しながら生産を行っており、民間に原料・技術・製品が存在していることを前提に律令国家は鉄・鉄製品の調達を図っていたことを論じた。

  7. 日本古代における律令規定と行政文書

    古尾谷知浩

    名古屋大学グローバルCOEプログラム国際研究集会:「日本語テクストの歴史的軌跡 ―解釈・再コンテクスト化・布置― 」 

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    開催年月日: 2009年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:カレル大学   国名:チェコ共和国  

  8. 平城京研究におけるフィールドワークの系譜 国際会議

    名古屋大学文学研究科・陝西師範大学共催国際シンポジウム「人文学研究方法の現状と展望-現地調査(Field Work)を中心に」 

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    開催年月日: 2008年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  9. 天皇家産制研究の課題

    日本史研究会 

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    開催年月日: 2008年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  10. 従出土文字資料看8-9世紀的日中交流 国際会議

    中日文化交流的歴史記憶与展望 

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    開催年月日: 2007年11月

    記述言語:日本語  

  11. 漆紙文書に見る古代日本の文書行政

    飛鳥資料館講演会 

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    開催年月日: 2006年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  12. 「律令的土器様式成立の背景」再考

    シンポジウム「物質文化の歴史学再考」 

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    開催年月日: 2006年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  13. 焼成前刻書土器の史料学的位置

    第2回東北文字資料研究会 

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    開催年月日: 2004年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  14. 古代日本の出土文字資料とその生成コンテクスト

    21世紀COEプログラム「統合テクスト科学の構築」第4回研究集会 

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    開催年月日: 2004年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  15. 東大寺と頭塔 国際会議

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    開催年月日: 2002年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  16. 都城出土漆紙文書の来歴

    木簡学会第23回研究集会 

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    開催年月日: 2001年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  17. 山垣遺跡出土木簡の再検討

    加古千恵子・平田博幸

    木簡学会第19回研究集会 

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    開催年月日: 1997年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  18. 1995年全国出土木簡概要

    木簡学会第17回研究集会 

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    開催年月日: 1995年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  19. 国家反逆罪における没官物の処分について

    史学会第92回大会報告 

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    開催年月日: 1994年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 平城宮出土文字資料の調査

    2003年

    国内共同研究 

科研費 8

  1. 技術史的観点からみた平安時代における宮殿・官衙・寺院の新造・修造に関する研究

    研究課題/研究課題番号:22K00875  2022年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    古尾谷 知浩, 梶原 義実

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    文献史学、考古学双方の方法論により、平安時代において、宮殿・官衙・寺院がどのように新造されたのか、また、奈良時代に造営されたものがどのように修理、再建されたのか、といった問題について、文献史料、物質資料に基づいて、宮殿・官衙・寺院の中枢施設だけでなく周辺施設も視野に入れながら、修造財源の問題、技術の問題を踏まえ、地方官衙、地方寺院の動向も含めて解明しようとするものである。
    今年度は、 建築生産の前提となる建築部材を生産する手工業の一部として、銅製品の生産の問題について研究した。具体的には、寺院建築部材としての露盤等の銅製品生産について、興福寺西金堂造営・法華寺金堂造営・石山寺造営・長屋王家における寺院造営などにおける技術者確保の方式、原料銅調達の方式、銅製品調達の方式などを解明することを通して、天皇・皇貴族家産機構がどのように建築生産を遂行したのかという点、および原料銅や銅製品のうち汎用性の高い製品については一般に流通していたということを明らかにした。その成果は論文「奈良時代における銅の消費(銅製品の生産)について」(『国立歴史民俗博物館研究報告』238号、2023年3月31日)として公表した。
    また、建築生産の成果物としての建造物について、その使用のあり方について研究した。具体的には、国分寺をはじめとする寺院の伽藍を題材とし、その中でも特に管理組織としての政所の機能について検討した。寺院一般には、三綱が執務を行う政所があり、さらに国分寺には、それに加えて国内の僧侶を教導し、寺院を管理する国師(のち講師)が執務する国師院(講師院)が設けられたが、それらの施設には、外部から受理した案件を決裁し、その決定を伝える文書に署名・捺印をするという機能があったということを明らかにした。その成果は、講演「国分寺の施設-政所を中心に」(大垣市教育委員会歴史講演会、主催:大垣市教育委員会、2023年01月14日)として公表した。
    当初の研究計画において、令和4年度は六国史、古記録、中央寺院の資財帳類を中心に調査・分析し、天皇発願寺院の造営に関して検討を進めることを予定していた。この課題に対し、興福寺、法華寺、石山寺などの、天皇およびそれに準ずる人物が発願した寺院の造営について、その資材調達、技術者確保などの問題を検討し、本研究の主要な柱である天皇家産機構の建築生産への関わりについて理解を深めることができた。
    また、当初計画では令和6年度~令和7年度に行うことを予定していた地方寺院の建築に関する論点について、今年度において先行して検討を行うことができた。その結果として、これも本研究の主要な柱の一つである、造営された建造物の使用のあり方という問題について、地方官衙との比較の中で、共通して現れている特質と、寺院と官衙それぞれ独自の特質について明らかにすることができた。
    以上の2点について、それぞれ査読付論文、招待講演として、研究成果を公表することができた。
    当初の研究計画において、令和5年度は焼失あるいは破損した中央寺院の再建・修理記録類を中心に調査・分析し、建築技術的観点を踏まえつつ、造営財源に関する研究の蓄積と照らし合わせながら、研究を深化させることを計画していたが、この計画に沿って研究を推進する予定である。具体的には、「造興福寺記」にもとづいて永承2年(1047)~永承3年における興福寺の焼失後の再建について、「東大寺修理所注進記」にもとづいて天喜4年(1056)~康平元年(1058)における東大寺の修理について、「元興寺堂舎損色検録帳」にもとづいて長元8年(1035)における元興寺の修理について検討する計画である。
    それに加え、令和4年度において地方寺院における建築生産について当初予定より先行して研究を進めることができたことを踏まえ、僧侶が国分寺や定額寺などの地方寺院の造営事業に対して、特に技術的な面でどのように関わったのかという点を中心に研究を進めることも計画している。

  2. 三関周辺における古墳時代から古代の地域動態に関する総合的研究

    研究課題/研究課題番号:22H00712  2022年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    梶原 義実, 三舟 隆之, 古尾谷 知浩, 馬場 基, 浦田 真由, 遠藤 守

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    担当区分:研究分担者 

    古墳時代から古代への移行期において、終末期古墳や寺院・官衙など、種々の技術・文化・社会体制等が地域社会へともたらされる。本研究では、不破関や美濃国府・国分二寺などが密接して造営され、古代における政治的に重要な拠点であった西濃地域を題材として、それらの官営施設の造営や、またその構造からみる律令社会の地方行政・交通行政のあり方が、地域社会に具体的にどのようなインパクトを与えたか、また与えなかったかについて、実際の広域的な遺跡分布や景観構成の変遷という考古学的実態を通して、通時的にあきらかにしていくことを本研究の目的とする。

  3. 三関周辺における古墳時代から古代の地域動態に関する総合的研究

    研究課題/研究課題番号:23K21984  2022年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    梶原 義実, 中井 正幸, 三舟 隆之, 金宇大, 古尾谷 知浩, 馬場 基, 浦田 真由, 上野 祥史, 遠藤 守

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    担当区分:研究分担者 

    古墳時代から古代への移行期において、終末期古墳や寺院・官衙など、種々の技術・文化・社会体制等が地域社会へともたらされる。西濃地域は美濃の中でも終末期古墳が集中し、また古代寺院の造営も早い地域であるが、古墳や古代寺院の分布からみる地域中心の移動、地域社会の変動が、王権の差配や地域権力構造の変化などによるものなのか、それとも環境変化や生産構造のあり方、手工業生産の動向などによるものなのか。それらを実際の広域的な遺跡分布や景観構成を通して、古墳時代終末期~平安時代まで通時的に読み解くことを目的とする。
    1.西濃地域終末期古墳調査の実施:2022年度は西濃地域を中心とした美濃地域の終末期古墳の実態をあきらかにすべく、8月に綾戸古墳(垂井町)の墳丘測量を、また12月には南大塚古墳(垂井町)の墳丘および横穴式石室の実測調査を行い、それぞれの規模や築造年代を考察するともに、それらの歴史的価値について再評価をおこなうことができた。さらに両古墳および兜塚古墳の過去調査遺物の整理作業を通して、西濃地域終末期古墳の埋葬儀礼等に関する考究を実施した。その他、火塚古墳(坂祝町)の測量調査や赤色立体図に基づいた墳丘形状の調査を通して、美濃地域全体の後期・終末期古墳の実態をあきらかにし、その中での西濃地域の特性を導き出した。
    2.調査成果の社会発信の実施:科研事業成果の普及啓発活動として、2022年度は研究協力者の中井正幸により、垂井町および坂祝町で、講演や遺跡巡検を実施し、地元の歴史愛好家の皆さんの参加を得た。また測量調査の成果および不破関周辺の遺跡鳥瞰図についてのパネルを作成し、関ケ原町歴史民俗学習館・垂井町タルイピアセンター・大垣市歴史民俗資料館にそれぞれ展示した。坂祝町には火塚古墳の解説シートと古墳模型作成キット(300分の1)を提供した。
    3.キックオフシンポジウム「不破関と西濃の古代」の開催:科研事業の地元への周知を目的として、2023年3月11日に、キックオフシンポジウム「不破関と西濃の古代」を、関ケ原町ふれあいセンター小ホールにて実施し、関係者含め90名以上の参加者があった。研究代表者の梶原および、分担者の馬場・古尾谷・遠藤、協力者の中井が発表をおこない、討論の司会は分担者の三舟がつとめた。シンポジウムには関ケ原町長も出席し、また岐阜新聞社の取材を受けた。
    垂井町綾戸古墳・南大塚古墳の調査は当初計画どおりに実施され、またキックオフシンポジウムも盛況のうちに終了した。それに加え、坂祝町火塚古墳の測量調査や、とくに調査研究成果のパネル作成や関係各所での展示等、社会発信事業を当初予想以上に進めることができた。
    1.不破関の調査
    不破関は1974年から岐阜県教育委員会による発掘調査がおこなわれ、関を囲繞する土塁および中枢施設とされる掘立柱建物数棟が検出され、川原寺式軒丸瓦などの軒瓦が出土した。しかしながら、中枢部は限定的な面積の調査に留まり、建物構造やその時期的変遷について、充分な知見が得られていない。関がどのように機能し、関内部の施設でなにがおこなわれたのかという、古代交通史における課題を解決するには、内部構造の確定が必須である。また、関の創建年代については出土した川原寺式軒丸瓦の年代から天武朝に遡らせる見解が提示されるが、古代瓦研究の最新の研究動向や、丸平瓦も含めた分析から再検討をおこなう必要がある。関外周の土塁についても、その構造(土塁なのか築地塀なのか)についても議論があり、また北面土塁に比して東面・南面の土塁については規模も小さく不分明なところが多く、西面の囲繞施設についても、関の「向き」を考えるにあたって検討が必要である。これらの諸課題を解決するために、不破関周辺地域の測量調査および発掘調査を実施する。
    2.南大塚古墳・兜塚・鎧塚古墳出土遺物等の調査
    2023年度以降は昨年度から着手した南大塚古墳および兜塚古墳(垂井町)の出土遺物(土器・鉄器類)の実測作業を進めるとともに、兜塚古墳に隣接した鎧塚古墳の出土鉄器(隣松寺蔵)についても併せて実測作業をおこなう。その成果については昨年度から実施している古墳検討会等を通じて公開し、広く地元研究者とも意見交換をおこなう。
    3.不破関発掘調査現地説明会の開催
    本年度から着手する不破関の発掘調査ではその成果を公開するとともに、現地での説明会を開催して、遺跡の価値および事業への理解を求めていくこととする。

  4. 古代における谷底平野および周辺丘陵部の開発と宗教施設の展開に関する研究

    研究課題/研究課題番号:17H02414  2017年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    梶原 義実, 三舟 隆之, 尾野 善裕, 古尾谷 知浩

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    担当区分:研究分担者 

    本年度は、以下の研究・事業をおこなった。
    ・「信仰」班では、豊田市教育委員会および協力者の森泰通の協力をうけ、2020年8月3日から8月31日にかけて、豊田市伊保廃寺(伊保古瓦出土地)の発掘調査を継続した。昨年度には地山を削り出し端部に平瓦を貼り付けた瓦積基壇および、その外側に白色粘質土を貼り付け改修した2時期の基壇が検出されたが、それらの遺構を追いかけるためのトレンチ(9・10トレンチ)を設定した。その結果、瓦列および白色粘土の基壇の西側への広がりおよび、基壇南西隅の位置を確認することができた。8月22日には発掘調査成果を市民に公開するための現地説明会を開催し、50人以上の参加者を得た。8月24日には第4回の科研関係者会議を豊田市でおこない、発掘調査の現地で所見を交換しつつ、今後の方針についての打ち合わせをおこなった。
    ・「生産」班では、協力者の大西遼を中心に、東海一円の須恵器・灰釉陶器資料のデータ化が継続して進められた。協力者の井上隼多を中心に、須恵器資料の人工知能による産地同定プログラムの構築が進められ、また3Dデータの博物館展示等への社会活用として、愛知県陶磁美術館や国立工芸館への技術提供をおこなった。さらに、名古屋大学における東山窯の発掘調査成果として、『東山118号窯発掘調査報告書』を上梓した。
    ・「生活」班では、分担者の三舟隆之・古尾谷知浩、協力者の永井邦仁を中心に、生産・宗教と権力構造や地域社会との関係性についての諸論が上梓された。
    伊保廃寺の発掘調査において、基壇状遺構の広がりを検出したことは、大きな成果である。とくに瓦列による基壇外装は、日本においては管見の限りわずか数例しかなく、寺院造営技術伝播のあり方を考えるうえでたいへん重要な遺跡であることがあきらかとなった。
    窯業関連では、3Dデータと人工知能をもちいた須恵器分析研究や、とくに社会活用面への展開が進められたのは大きな実績であった。東山118号窯の発掘調査報告書も刊行され、発掘資料に基づいた須恵器編年に貢献した。
    本年度の成果を承け、来年度以降は以下のとおり研究を遂行する。
    ・伊保廃寺の発掘調査:本年度の発掘調査成果を承けつつ、とくに瓦積基壇の西側列の状態および北西端の検出を目指すべく、調査を継続していく。作業にあたっては、表土掘削等は専門業者を入れ、大学院生等を調査・整理にあたっての補佐員として雇用しつつおこなっていく。また、発掘調査の状況については、随時現地説明会を開催し、成果の地元住民への還元を図り、発掘調査事業への理解を求めていく。成果について、文献史学の立場から三舟、古尾谷らの助言をうける。
    ・人工知能による猿投窯編年の再構成:協力者の井上を中心に、データ集積およびプログラム構築をおこない、ビッグデータの人工知能解析によるあらたな編年案を提示する。
    ・総括的シンポジウムの開催:本年度が最終年度にあたるため、3月中旬に豊田市内において、科研事業全体の総括的なシンポジウムを開催し、とくに伊保廃寺の発掘調査成果を中心に、市民に成果を還元する。
    ・総括報告書の作成:伊保廃寺の発掘調査成果およびそれに基づく代表者・分担者・協力者の研究を中心に、総括報告書を作成する。

  5. 高精度同位体比分析装置を用いた古代日本における青銅器原料の産地と採鉱状況の研究

    研究課題/研究課題番号:17H00834  2017年4月 - 2021年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    齋藤 努, 亀田 修一, 高橋 照彦, 竹内 亮, 今岡 照喜, 澤田 秀実, 田中 晋作, 荒木 和憲, 坂本 稔, 高田 貫太, 林部 均, 古尾谷 知浩, 成瀬 正和

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    担当区分:研究分担者 

    皇朝十二銭のうち、富寿神宝から乾元大宝までの8種類を鋳造したと考えられる山口県の周防鋳銭司跡の発掘調査が行われ、銭貨を鋳造した炉跡とみられる被熱遺構や、それに伴う掘立柱建物跡が見つかったことから、ここで銭貨鋳造が行われていたことが確実となった。出土した羽口、るつぼ、長年大宝などの鉛同位体比分析結果から、原料は主として長登鉱山産と推定されたが、数値にわずかなずれがみられた。これは、朝鮮半島産原料がわずかながら混入したと考えれば説明できる。分析には、鉛が低濃度の資料にも対応できるよう、新たに製作した小容量の抽出イオンクロマトグラフィーレジンを使用した。
    山口県の周防鋳銭司跡の発掘調査があらためて行われ、炉跡とみられる被熱遺構やそれに伴う掘立柱建物跡がみつかり、銭貨鋳造工房であることが確実になるとともに、官人の存在を示唆する大型建物跡一棟や井戸なども確認された。当該遺跡からは鋳造に関わる羽口、るつぼの他に、承和昌寳、長年大寳も検出された。それらの鉛同位体比を高精度分析したところ、原料は主として長登鉱山からもたらされたと推定されたが、朝鮮半島の原料がわずかに混入されている可能性も見出された。試料から鉛を分離する新たな手法として、小容量の抽出イオンクロマトグラフィーレジンを利用する方法を開発した。

  6. 技術史的観点からみた古代宮殿・官衙・寺院造営と天皇家産機構の関係についての研究

    研究課題/研究課題番号:15K02830  2015年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    古尾谷 知浩

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    古尾谷知浩『日本古代の手工業生産と建築生産』(塙書房、2020年12月)を刊行した。本書で論じたことは以下の通りである。
    従来の手工業生産史研究や建築生産史研究においては、「官営工房論」が主張されることが多かった。しかしながら、それは「アジア的生産様式」に囚われた結果のように思われる。これに対し本書では、生産の意志の発現から生産現場への伝達に至る過程、生産手段の所有、労働力の確保・組織化、技術の伝達、製品の使用・消費といった論点に着目して、「官営工房論」の再検討を行った。具体的には、第一部「手工業生産」において鉄製品・木製品・繊維製品・窯業製品・神社に奉献する神宝の生産について、第二部「建築生産」において宮殿・官衙・寺院の造営、修理について扱い、「官」つまり律令国家がどこまで生産を掌握しているのかを明らかにした。
    以上のことを踏まえた本書の結論は、以下の通りである。奈良時代の手工業生産において、律令国家が管理したのは、天皇への奉仕や神事に関わる製品の生産に限られ、その外側には広範に民間の手工業が展開していた。一般的には、律令国家は、すでにできあがった製品を、対価なしの租税あるいは対価を支払う交易の形で調達していたのであった。また、建築生産においては、律令国家が管理していたのは、宮都や天皇発願寺院等の造営に限られていた。それ以外の寺院等については造営修理費用を官が負担することは原則としてはなく、技術移転を国家が積極的に図った形跡もない。一般寺院の造営修理費用の調達は、当該寺院およびそれを支える檀越の自助努力に委ねられていた。つまり、手工業生産においても、建築生産においても、国家が生産を直接掌握していたのは、天皇家産機構によるものに限られていたのである。
    研究全体を総括する著書を刊行することができた。
    前記著書では、主として奈良時代の手工業・建築生産を扱ったが、平安時代については部分的に言及してはいるものの、不十分なものにとどまっており、これについても検討することが次の課題となる。具体的論点として、平安時代初期における御願寺の創建、宮殿や既存寺院の再建・修造、地方官衙・寺院の修造などが挙げられる。本書成稿後、すでに、「伊賀国玉瀧杣と天皇家産制的建築生産」(『ヒストリア』279、2020年)にて、宮殿・御願寺修造に必要な木材の調達について、「「親王禅師」と東大寺・造東大寺司」(『続日本紀研究』424、2021年)にて、奈良時代末~平安時代初期における寺院修造と僧侶の関係について論じており、今後も研究を蓄積していきたいと考えている。

  7. 技術史的観点からみた古代宮殿・官衙・寺院造営と天皇家産機構の関係についての研究

    2015年4月 - 現在

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

  8. 出土文字資料からみた古代天皇の家産制的手工業の研究               

    2008年

    科学研究費補助金  基盤研究(C),課題番号:20520576

    古尾谷 知浩

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 1

  1. 歴史学

    2011

担当経験のある科目 (本学以外) 3

  1. 日本古代の出土文字資料

    2010年4月 - 2011年3月 放送大学)

  2. 日本古代の宮都

    2007年4月 - 2008年3月 放送大学)

  3. 出土文字資料研究の方法

    2004年4月 - 2005年3月 大阪市立大学)

 

社会貢献活動 53

  1. 鈴鹿関跡学術調査専門委員会

    役割:助言・指導

    三重県亀山市  2024年 - 現在

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    対象: 行政機関

  2. 国分寺の施設-政所を中心に

    役割:講師

    大垣市教育委員会  歴史講演会  2023年1月

  3. 三河国分寺跡調査指導委員会委員

    役割:助言・指導

    愛知県豊川市  2023年 - 現在

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    対象: 行政機関

    種別:研究指導

  4. 愛知県埋蔵文化財センター運営協議会委員

    役割:助言・指導

    愛知県埋蔵文化財センター  2023年 - 現在

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    対象: 行政機関

    種別:研究指導

  5. 美濃国分寺跡保存活用計画策定委員会委員

    役割:助言・指導

    岐阜県大垣市教育委員会  2023年 - 現在

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    対象: 行政機関

    種別:研究指導

  6. 出張講義「一点の古文書から」

    役割:講師

    愛知県立半田高等学校  出張講義  2022年10月

  7. 美濃国分寺跡保存活用計画策定委員会委員

    役割:助言・指導

    大垣市教育委員会  2020年

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    対象: 行政機関

    種別:研究指導

  8. 出張講義

    役割:講師

    愛知県立半田高等学校  出張講義  2019年11月

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    対象: 高校生

    種別:出前授業

  9. 中条遺跡出土墨書土器の調査

    役割:助言・指導

    刈谷市教育委員会  中条遺跡出土墨書土器の調査  2019年

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    対象: 行政機関

    種別:研究指導

  10. (財)愛知県埋蔵文化財センター

    2015年4月

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    豊橋市野添遺跡出土墨書土器の調査

  11. 奈良文化財研究所

    2015年1月

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    文化財担当者専門研修講師

  12. 半田高等学校

    2014年10月

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    出張講義「1点の古文書から」

  13. 刈谷市

    2014年9月

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    墨書土器の調査

  14. (財)愛知県埋蔵文化財センター

    2014年6月

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    墨書土器の調査

  15. 奈良文化財研究所

    2014年6月

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    漆紙文書の調査

  16. 名古屋市博物館

    2014年2月

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    名古屋市博物館特別展「文字のチカラ」シンポジウム講演「出土文字資料の来歴-書かれた場から出土した場まで」

  17. 稲沢市

    2013年10月

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    稲沢市出土墨書土器の調査

  18. 愛知県立豊田西高等学校

    2012年11月

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    出張講義

  19. 春日井市

    2012年5月

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    講演「甕に刻まれた文字-日本古代史の中で考える」

  20. 豊田市

    2012年4月 - 現在

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    豊田市史編纂事業に係る墨書土器の調査

  21. 出雲市出雲弥生の森博物館

    2012年4月

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    講演「文献史料からみた地方における生産と流通」

  22. 名古屋市立緑高等学校

    2011年7月

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    高校生向け講演

  23. 一宮市博物館

    2011年7月

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    講演「文献史料からみた古代の硯」

  24. 愛知教育大学附属高等学校

    2011年6月

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    高校生向け講演

  25. 奈良文化財研究所

    2011年1月

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    奈良文化財研究所埋蔵文化財センター埋蔵文化財担当者研修出土文字資料調査課程「漆紙文書の調査法」

  26. 奈良文化財研究所

    2010年9月

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    平城宮跡資料館秋期特別展「天平びとの声をきく」展示協力

  27. 稲沢市

    2010年9月

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    稲沢市歴史講座「平城宮と国府」

  28. 名古屋市立緑高等学校

    2010年7月

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    講演「大学で身につけることと高校で身につけること」

  29. 愛知教育大学附属高等学校

    2010年6月

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    講演「大学で身につけることと高校で身につけること」

  30. (財)愛知県埋蔵文化財センター

    2010年4月

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    下懸遺跡・惣作遺跡出土木簡の調査

  31. 稲沢市

    2009年11月

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    稲沢市歴史講座「出土文字資料からみた日本古代の災害と租税免除」

  32. 愛知教育大学附属高等学校

    2009年6月

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    講演「「文学部」の中の文学・史学」

  33. 豊田西高等学校

    2008年11月

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    豊西総合大学講座「1点の古文書から」

  34. 扶桑町

    2008年6月

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    扶桑町生涯学習講座「奈良の都の歴史学」

  35. (財)愛知県埋蔵文化財センター

    2008年4月

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    下懸遺跡出土木簡の調査協力

  36. 文化庁文化財部

    2008年4月

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    第一次大極殿正殿等における内部展示手法等に関する調査研究への協力

  37. 姫路市埋蔵文化財センター

    2008年4月

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    豆腐町遺跡出土漆紙文書の調査協力

  38. 朝日カルチャーセンター

    2008年3月

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    特別講座「木簡と漆紙文書」

  39. 朝日カルチャーセンター

    2008年2月

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    特別講座「平城京の過去・現在・未来」

  40. 奈良文化財研究所飛鳥資料館

    2006年2月

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    飛鳥資料館講演会「漆紙文書にみる古代日本の文書行政」

  41. 奈良文化財研究所飛鳥資料館

    2006年2月

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    飛鳥資料館企画展「うずもれた古文書」展示協力

  42. 奈良文化財研究所飛鳥資料館

    2006年2月

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    飛鳥資料館ギャラリートーク「漆紙文書をのぞいてみる」

  43. 墾田永年私財法と律令国家の土地支配

    役割:講師

    愛知県立半田高等学校  2003年11月

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    対象: 高校生

    種別:出前授業

  44. 奈良文化財研究所

    2003年4月 - 2005年3月

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    平城宮・京跡出土漆紙文書の調査への協力

  45. 神戸市教育委員会

    2002年4月

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    深江北町遺跡出土木簡の調査への協力

  46. 国立歴史民俗博物館

    2002年3月

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    特別展「古代日本 文字のある風景」展示協力

  47. 奈良市教育委員会

    2001年4月

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    平城京跡出土墨書土器の調査への協力

  48. (財)長岡京市埋蔵文化財センター

    2001年4月

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    長岡京右京六条二坊六町出土木簡・漆紙文書の調査への協力

  49. 秋田市教育委員会

    2000年4月

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    秋田城跡出土漆紙文書の調査への協力

  50. 奈良文化財研究所

    2000年4月

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    平城宮・京跡出土漆紙文書の調査への協力

  51. 奈良県立橿原考古学研究所

    2000年4月

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    飛鳥京苑地遺跡出土木簡の調査への協力

  52. (財)愛知県埋蔵文化財センター

    1999年4月

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    志賀公園遺跡出土木簡の調査への協力

  53. 奈良市埋蔵文化財センター

    1999年4月

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    平城京跡出土漆紙文書の調査への協力

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学術貢献活動 5

  1. 墨書土器の調査

    役割:学術調査立案・実施

    豊川市教育委員会  2022年

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    種別:文化財保護 

  2. 漆紙文書の調査

    役割:学術調査立案・実施

    奈良文化財研究所  2022年

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    種別:文化財保護 

  3. 漆紙文書の調査

    役割:学術調査立案・実施

    姫路市埋蔵文化財センター  2022年

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    種別:文化財保護 

  4. 美濃国分寺跡保存活用計画策定委員会委員

    役割:学術調査立案・実施

    大垣市教育委員会  2019年 - 現在

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    種別:文化財保護 

  5. 三河国分寺跡調査指導委員会委員

    役割:学術調査立案・実施

    豊川市教育委員会  2019年 - 現在

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    種別:文化財保護