2024/03/26 更新

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スギオカ マサノリ
杉岡 正典
SUGIOKA Masanori
所属
心の発達支援研究実践センター こころの支援実践分野 准教授
大学院担当
大学院教育発達科学研究科
職名
准教授

学位 1

  1. 博士(心理学) ( 2008年4月   広島大学 ) 

研究キーワード 3

  1. コミュニティ心理学

  2. 青年期

  3. 学生相談

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 臨床心理学

現在の研究課題とSDGs 1

  1. 学生相談

経歴 2

  1. 名古屋大学   学生相談総合センター   専任相談員

    2015年4月 - 現在

  2. 香川大学保健管理センター・講師

    2008年 - 2015年3月

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    国名:日本国

所属学協会 1

  1. 心理臨床学会

 

論文 17

  1. 新型コロナウイルス感染拡大時における学部2年生以上の学生のメンタルヘルス 査読有り

    小橋亮介・杉岡正典・山内星子・松本寿弥・織田万美子・鈴木健一

    学生相談学会   43 巻 ( 3 ) 頁: 265 - 270   2023年

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    記述言語:日本語  

  2. 学生相談におけるアナログゲームを介したグループ活動の試み 査読有り

    杉岡正典・鈴木健一

    学生相談学会   44 巻 ( 1 ) 頁: 1 - 11   2023年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. 新型コロナウイルス感染症流行下における学生支援実践の展開-2020年度後半の実践報告- 査読有り

    山内星子・鈴木健一・杉岡正典・松本寿弥・織田万美子・松本真理子

    学校心理学研究   23 巻 ( 1 ) 頁: 66 - 67   2023年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  4. 2021年度学生相談機関に関する調査報告

    杉江征・杉岡正典・堀田亮・福盛英明・今江秀和・小橋亮介・二宮有輝

    学生相談研究   43 巻 ( 1 ) 頁: 56 - 100   2022年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. 大学における新型コロナウイルス感染症流行下の学生支援実践と今後の課題 招待有り 査読有り

    山内星子、松本真理子、織田万美子、松本寿弥、杉岡正典、鈴木健一

    学校心理学研究   20 巻 ( 1 ) 頁: 47 - 54   2020年12月

  6. 言語面接と箱庭制作が収斂した学生相談の展開過程 ‐非言語媒介の可能性‐ 査読有り

    杉岡正典

    心理臨床学研究   37 巻 ( 6 ) 頁: 525 - 536   2020年2月

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    記述言語:日本語  

  7. 大学生の自殺予防に関する研究の動向

    杉岡正典

    学生相談研究   38 巻 ( 3 ) 頁: 265 - 279   2018年3月

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    記述言語:日本語  

  8. 友人の自殺に遭遇した学生の隠された悲嘆

    杉岡正典

    名古屋大学学生相談総合センター紀要   ( 16 ) 頁: 19-24   2017年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. 解離性障害と診断された女子学生との面接過程-対話による治療意欲の生成に焦点を当ててー

    杉岡正典

    名古屋大学学生相談総合センター紀要   15 巻   頁: 36-41   2016年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  10. 親面接により学生の自立が促進された面接過程‐親機能の回復の意義‐

    杉岡正典

    学生相談研究   36 巻 ( 1 ) 頁: 1-11    2015年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  11. 大学生の抑うつと自殺の捉え方が自殺傾向に与える影響

    杉岡正典ほか

    CAMPUS HEALTH    51 巻 ( 2 ) 頁: 205-210   2014年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  12. 「吐く」不安を訴える女子学生への心理療法的アプローチ

    杉岡正典

    香川大学保健管理センター紀要   ( 3 ) 頁: 167-173   2014年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  13. 大学生を対象とした自殺予防教育に関する基礎的研究

    杉岡正典・若林紀乃

    広島文化学園大学学芸学部紀要   ( 2 ) 頁:  9-15   2012年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  14. 香川大学における自閉症スペクトラム障害の学生相談の現状と課題 

    杉岡正典

    精神療法   37 巻 ( 2 ) 頁: 154-159    2011年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  15. 大学における自殺予防の実践に関する一考察‐当センターの取り組みを通して

    杉岡正典他

     香川大学保健管理センター紀要   ( 2 ) 頁: 157-162   2010年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  16. 滞日日系ブラジル人児童生徒支援のための支援者ネットワーキングの試み

    杉岡正典・兒玉憲一

    コミュニティ心理学研究   11 巻 ( 1 ) 頁: 76-89   2007年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  17. 滞日日系ブラジル人の抑うつ症状と文化的所属感およびサポート・ネットワークの関連

    杉岡正典・兒玉憲一

    コミュニティ心理学研究   9 巻 ( 1 ) 頁: 1-13.   2005年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 5

  1. 心の専門家養成講座全12巻 第11巻危機への心理的支援

    杉岡正典( 範囲: 大学コミュニティの危機支援)

    ナカニシヤ出版  2022年2月 

  2. 心の専門家養成講座全12巻 第9巻福祉心理臨床実践

    杉岡正典( 範囲: 自死遺族支援)

    ナカニシヤ出版  2021年6月 

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    担当ページ:9   著書種別:教科書・概説・概論

  3. 新改訂学生相談ハンドブック

    日本学生相談学会(編)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 15章3 研究の実際)

    学宛社  2020年5月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. 人間関係を支える心理学: 心の理解と援助

    上野徳美・岡本裕子・相川充(編)( 担当: 共著)

    北大路書房   2013年 

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    記述言語:日本語

  5. 心理学研究の新世紀 第4巻 臨床心理学

    岡本祐子・兒玉憲一(編) ( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2012年 

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    記述言語:日本語

科研費 5

  1. 「援助が届きにくい」学生に対する予防的支援モデルの構築

    研究課題/研究課題番号:22K03122  2022年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    杉岡 正典

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

  2. 学生相談と教員の協働による発達障害院生の主体性発達支援モデル構築に関する研究

    研究課題/研究課題番号:20K03412  2020年4月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    鈴木 健一, 山内 星子, 杉岡 正典

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は「発達障害とその傾向を持つ大学院生」の大学院適応と主体性を促進するため,学生相談(グループ支援を実施)と大学生活(現実・教育場面への般化可能性)を連動させ,事例研究を通して, 大学ぐるみの包括的発達支援モデルを構築するものである。
    本研究は「発達障害とその傾向を持つ大学院生(以下,発達障害院生)」の大学適応と主体性を促進するため,学生相談(援助場面)と大学生活(現実・教育場面)を連動させ,大学ぐるみの包括的発達支援モデルを構築することを目的とした4年間の実践的研究である。初年度にあたる2020年度では,大学院生の発達障害傾向と適応状態を検討するため,webアンケートを実施し,1157名の有効回答を得た。分析の結果,発達障害傾向を有する学生が一定数いること,彼らの大学適応は相対的に低いことがうかがえた。また,昨年度データと縦断分析したところ,大学院2年になると,1年生時より,発達障害傾向から生じる困り感が低下していることが示唆された。大学院生活・研究環境における友人や指導教員の関わりやサポートが有効である可能性があり,本研究にとって重要な知見である。
    また,新型コロナウイルス感染拡大の影響を調べるため,小規模ではあるが,webアンケート実施の半年後に追跡調査を実施した。新型コロナウイルス感染拡大による大学生活の変化が学生に与える影響やその支援について資料論文にまとめた。感染症拡大が発達障害院生の適応感に与える影響について今後も検討していく予定である。
    ベースとなる発達障害院生の調査データを予定通り収集し,分析・検討が可能であった。また,当初の計画では,発達障害学生支援の盛んな国内の大学視察を含めていたが,新型コロナウイルス感染拡大のため,視察は延期し,オンラインで開催された学会や研究集会の際に発達障害院生に関する情報交換うことで代替した。
    2021年度は,発達障害院生に対して追跡調査を行い,縦断的変化を検討する予定である。また,発達障害院生の適応感と主体性発現の状況を分析するため,グループ活動・集団活動支援を実施する予定であるが,新型コロナウイルス感染状況に応じて,対面で実施するか,オンラインで実施するか検討する。

  3. 「グループの力」を活用した大学の自殺予防体制の構築と普及

    研究課題/研究課題番号:18K03135  2018年4月 - 2022年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    杉岡 正典, 鈴木 健一, 堀田 亮, 古橋 忠晃, 船津 静代

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究は,学生の相互交流を促進し心理的成長を引き出す「グループの力」を活用した大学の自殺予防体制を構築・普及することを目的とした4カ年計画の実践的研究である。3年目となる2020年度は,昨年度に引き続き、引きこもり学生対象(実施回数9回、のべ参加者数123名)、就職困難学生対象(実施回数11回、のべ参加者数53名)、低コミュニケーション学生対象(実施回数40回、のべ参加者数90名)にグループ活動による心理的支援を行い,量的・質的データを得た。対人関係が希薄で孤立しやすい学生にとって,グループ活動が一定の居場所になっていることが分かった。また,新型コロナウイルス感染症拡大のため,グループ支援は対面とオンラインのハイブリッドで実施したところ,対人不安の強い学生の中にはオンラインの方が活発な交流が行えるものもあり,オンライン交流の可能性が示唆された。さらに,希死念慮を訴える自殺のリスクの高い学生への個人面接を実施し事例分析を行った。コロナウイルスによる大学生活の自粛や将来不安がメンタルヘルス低下に影響していることが示唆された。
    新型コロナウイルス感染症拡大による課外活動自粛の影響により,グループ活動の参加学生は減少したが,対面とオンラインの両方のツールを使用することで,おおむね計画通り実施することができた。また,新型コロナウイルス感染症拡大が学生の抑うつや自殺傾向に与える影響を調べるため,新たに質問紙調査を実施しており分析検討する予定である。
    また,大学の自殺予防体制に関する国際比較を計画していたが,海外視察などが困難となったため,海外研究者とメールやオンラインにて協議を進める予定である

  4. 発達障害院生の主体性は発達するか:主体性発現・発達プロセスの支援モデル構築

    研究課題/研究課題番号:16K13483  2016年4月 - 2019年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的萌芽研究

    鈴木 健一, 山内 星子, 野邑 健二, 杉岡 正典

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、発達障害傾向が疑われる大学院生に対して,個別心理面接支援,グループ居場所支援をそれぞれ縦断的に行い,発達障害者の主体性が発現し,発達するプロセスを明らかにするとともに、発達障害院生への支援モデルを提示することを目的とした。
    研究の結果、発達障害院生の多くに主体性の萌芽となる児童期の「遊び」体験が乏しいことが分かった。また、カウンセラーと同年齢集団による居場所支援を通して「チャム体験」が生じ、その体験過程において、彼らの主体性が発現することが示唆された。これらのことから、発達障害院生に対し、主体性の発現・発達を促すような関係性原理に基づく支援モデルが有効であることが示された。
    本研究は,主体性なき主体といわれる発達障害者の主体性が発現し,発達するプロセスを明らかにした点で大きな学術的・社会的意義が認められる。わが国の発達障害学生支援の多くは、社会的スキル獲得を主眼としているが、本研究では、それとは異なるパラダイムである、根本的生きやすさの獲得を目指した「関係性の原理」に基づく支援の有効性を示すことができた。これにより、わが国の発達障害学生への支援モデルの幅が広がり、個々の学生に適した関わりに関する研究が活性化すると思われる。また、本研究の知見は、他大学にも応用可能で汎用性が高いことから、今後、わが国の学生支援モデル全体を精査していく上で大いに役立つと思われる。

  5. 学生支援者養成モデルの検証に関するコミュニティ心理学的研究

    研究課題/研究課題番号:26780387  2014年4月 - 2018年3月

    科学研究費助成事業  若手研究(B)

    杉岡 正典

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    本研究では,自殺問題を抱える学生に対応する大学教職員の負担感および大学生の自殺関連行動とその回復要因、さらに援助要請や自殺予防教育のあり方を検討した。まず、大学の教職員がハイリスク学生に対応する際、単独でサポートしようとすることで不安を募らせていることが分かった。キャンパスカウンセラーと教職員との連携体制の構築が喫緊の課題であると考えられた。また、大学生の自殺保護因子を検討した結果、危機からの回復には、家族・友人のサポート授受が大きな要因であった。さらに、援助要請意図は、学校に満足し,教員を信頼できることで醸成される可能性が示唆された。

 

担当経験のある科目 (本学) 1

  1. 学校心理学研究

    2015