2024/10/09 更新

写真a

チシマ マコト
千島 亮
CHISHIMA Makoto
所属
大学院医学系研究科 総合保健学専攻 予防・リハビリテーション科学 教授
大学院担当
大学院医学系研究科
学部担当
医学部(保健学科)
職名
教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位 2

  1. 博士(工学) ( 2011年9月   信州大学 ) 

  2. 修士(工学) ( 2004年3月   信州大学 ) 

研究キーワード 1

  1. 身体障害系作業療法学,支援技術,神経医工学, リハビリテーション工学

研究分野 2

  1. その他 / その他  / 身体障害系作業療法学

  2. その他 / その他  / 神経工学・医用電子・生体情報処理

現在の研究課題とSDGs 1

  1. 重度神経筋疾患者(患児)を対象とした非侵襲的脳波の応用によるBCI基礎研究及び支援機器・技術に関する基礎研究・臨床応用

経歴 5

  1. 名古屋大学大学院医学研究科 医学部保健学科・教授   教授

    2015年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 信州大学医学部保健学科作業療法学専攻基礎作業療法学講座・准教授   准教授

    2002年4月 - 2015年3月

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    国名:日本国

  3. 信州大学医療技術短期大学部作業療法学科・講師   講師

    1993年4月 - 2002年3月

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    国名:日本国

  4. 東京大学医学部附属病院リハビリテーション部・文部技官・作業療法士   技術専門職員

    1985年5月 - 2002年3月

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    国名:日本国

  5. 東京大学医学部附属病院リハビリテーション部・医療技術員   技術専門職員

    1983年4月 - 1985年5月

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    国名:日本国

学歴 3

  1. 信州大学   工学系研究科   システム開発工学専攻

    - 2011年9月

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    国名: 日本国

  2. 信州大学   工学系研究科   情報工学専攻

    - 2004年3月

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    国名: 日本国

  3. 弘前大学   医療技術短期大学部   作業療法学科

    - 1983年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 6

  1. (一般社団法人)日本作業療法士協会   会員

    1985年6月 - 現在

  2. 世界作業療法士連盟(WFOT)   正会員

    1994年4月 - 現在

  3. The Institute of Electrical and Electronics Engineers (IEEE)   The IEEE Engineering in Medicine and Biology Society(EMB), member

    2005年1月 - 現在

  4. The New York Academy of Sciences

    2007年1月 - 現在

  5. 日本リハビリテーション医学会   正会員

    2018年4月 - 現在

  6. American Congress of Rehabilitation Medicine

    2007年1月 - 現在

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受賞 2

  1. 日本作業療法士協会表彰

    2011年6月   (一般社団法人)日本作業療法士協会   日本作業療法士協会表彰

  2. 功労賞

    2021年11月   (一般社団法人)長野県作業療法士会  

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

 

論文 3

  1. Identification of Subgroups of Activity Participation in Group of Community-Dwelling Older Adults

    Uemura Jun-ichi, Uno Kohei, Hoshino Aiko, Tanikaga Miki, Tanaka Masahiro, Chishima Makoto

    OTJR-OCCUPATIONAL THERAPY JOURNAL OF RESEARCH   43 巻 ( 4 ) 頁: 676 - 682   2023年10月

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  2. Gender differences in psychosocial factors related to severe stress in a construction company in Japan

    Hoshino Aiko, Shirato Aki, Kutsuna Ichiro, Uemura Jun-ichi, Chishima Makoto

    WORK-A JOURNAL OF PREVENTION ASSESSMENT & REHABILITATION   74 巻 ( 4 ) 頁: 1497 - 1506   2023年

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.3233/WOR-211307

    Web of Science

    PubMed

  3. Pre-stimulus alpha oscillation and post-stimulus cortical activity differ in localization between consciously perceived and missed near-threshold somatosensory stimuli

    Uemura Jun-ichi, Hoshino Aiko, Igarashi Go, Matsui Yusuke, Chishima Makoto, Hoshiyama Minoru

    EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE   54 巻 ( 4 ) 頁: 5518 - 5530   2021年8月

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    記述言語:日本語  

    DOI: 10.1111/ejn.15388

    Web of Science

    PubMed

書籍等出版物 11

  1. アクティビティと作業療法

    池田浩二,犬木里恵,川崎治子,在津昌宏,佐藤 享,佐藤 忍,千島 亮,中里 創,奈良篤史,村松 茂,松山円香,村田倫子( 担当: 単著)

    (株式会社)三輪書店  2010年 

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    記述言語:日本語

  2. ホームヘルパー養成研修テキスト 2級課程 2005年改訂版

    分担出執筆:千島 亮( 担当: 共著)

    (株式会社)第一法規  2005年 

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    記述言語:日本語

  3. 作業 その治療的応用  改訂第2版

    分担出執筆:千島 亮( 担当: 共著)

    (株式会社)協同医書出版社  2003年 

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    記述言語:日本語

  4. 生活場面から見た福祉機器活用術

    浅井憲義,浅海奈津美,市川和子, 伊藤貴子,梅林里江,上村智子,佐藤 亨, 下平苛美和子,千島 亮,田中勇次郎,徳永千尋,奈良篤史,橋本三芽,原 理恵子,藤井 智,藤谷美和子,星 克司,山田洋子( 担当: 共著)

    (株式会社)中央法規出版  1996年 

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    記述言語:日本語

  5. 作業療法士が選ぶ自助具・生活機器

    平沢昌子,園田啓司,佐藤智恵子,千島 亮( 担当: 共著)

    (株式会社)保健同人社  1995年 

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    記述言語:日本語

  6. 高齢者のための介護機器等マニュアル ; 排泄・入浴・移動・自助具・その他の関連用品

    松村 秩,伊東 元,内田恵美子,大熊 明,是枝祥子,繁田尚子,千島 亮,寺光鉄雄,風間 力( 担当: 共著)

    (株式会社)ぎょうせい  1995年 

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    記述言語:日本語

  7. 教養としての医療

    分担出執筆:千島 亮( 担当: 共著)

    (株式会社)信濃毎日新聞社  1994年 

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    記述言語:日本語

  8. 手元に置きたい関連法規 ;作業療法マニュアル 2

    荻原喜茂,千島 亮,奈良篤史( 担当: 単著)

    (社団法人)日本作業療法士協会  1993年 

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    記述言語:日本語

  9. 高齢者のための介護機器等マニュアル;ベッド・車椅子 編

    松村 秩,矢谷令子,臼田修久,大熊 明,金沢成志,上村智子,千島 亮,寺光鉄雄( 担当: 共著)

    (株式会社)ぎょうせい  1993年 

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    記述言語:日本語

  10. 作業療法業務指針;作業療法ガイドライン

    荻原喜茂,神宮陽子,菅原昭一,杉原素子,千島 亮,前田佳子( 担当: 単著)

    (社団法人)日本作業療法士協会  1992年 

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    記述言語:日本語

  11. 作業療法士が選ぶ自助具・機器;1991素材・部品・道具

    大熊 明, 黒岩貞枝,園田啓示,千島 亮,長尾哲男,早川宏子,平沢昌子,曳地範晃,古田恒輔( 担当: 共著)

    (社団法人)日本作業療法士協会  1991年 

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    記述言語:日本語

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講演・口頭発表等 57

  1. 聴覚刺激音の選択的注意による脳波応用生活支援システム構築に向けた研究

    千島 亮

    第 24 回日本医学会総会記念 医学振興基金公開講演会 「保健学研究の最前線~保健学科が発信するヘルスサイエンス研究~」市民公開講座  2024年8月9日  名古屋大学保健学科

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    開催年月日: 2024年8月

    開催地:名古屋市  

  2. 「アシスティブ・テクノロジー」導入による新たな作業療法介入の可能性 招待有り

    千島 亮

    第59回日本リハビリテーション医学会学術集会  2022年6月24日  日本リハビリテーション医学会

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:横浜市  

    その他リンク: https://site.convention.co.jp/jarm2022/online/

  3. 新しい支援技術を活かした作業療法のアクティビティ展開の とらえ方 招待有り

    千島 亮

    アクティビティ研究会  2019年2月3日  アクティビティ研究会事務局

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    開催年月日: 2019年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:東京大学医学部附属病院 レセプションルーム 入院棟A 1F  

  4. Assistive technology for patients with severe neuromuscular disease; possibility of bone conductive sound 国際会議

    W.Iyoda, J.Kubota, H.Shimizu, M.Chishima

    1st Asia Pacific Occupational Therapy Symposium (APOTS 2017)  

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    開催年月日: 2017年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:台湾  

  5. Implementation of occupational therapy for preventing fall of Progressive Supranuclear Palsy (PSP) patients under the long-term care insurance system; on support for home-visit rehabilitation in Japan 国際会議

    A.Masuo, M.Chishima

    1st Asia Pacific Occupational Therapy Symposium(APOTS 2017) 

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    開催年月日: 2017年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Taiwan   国名:台湾  

  6. A study on recording Movement Related Cortical Potential(MRCP) toward application to Brain-Computer Interface(BCI) 国際会議

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    開催年月日: 2017年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:台湾  

  7. 2つの音刺激を選び分けることで導出される事象関連電位P300成分の判別;重度神経筋疾患者のための脳波スイッチ開発に向けた基礎的検討

    伊與田 航,千島 亮

    第51回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2017年9月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:東京   国名:日本国  

  8. 易転倒性を呈する純粋無動型進行性核上性麻痺者の訪問生活支援

    増尾 明 , 千島 亮

    第51回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2017年9月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:東京   国名:日本国  

  9. 多系統萎縮症(MSA)患者の作業療法実践での意思伝達支援

    安部朋子, 田村淳也,横山綾香,尾崎英美,鎌倉諒平,百瀬彩乃,井出沙也香, 有賀達郎,吉田誠也,千島 亮

    第74回長野県農村医学会総会 

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    開催年月日: 2017年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:長野市   国名:日本国  

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  10. 生活支援システム応用に向けた随意運動と運動イメージに伴う運動関連脳電位の検討

    久保田純平,伊與田 航,千島 亮

    第11回日本作業療法研究学会学術大会 

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    開催年月日: 2017年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪   国名:日本国  

    運動関連脳電位(Movement Related Cortical Potential; MRCP)は随意運動の準備状態を反映し,運動イメージでも観察されることが知られる.MRCPはKornhuberとDeecke(1965)により,運動の1から2秒前より観察される緩徐な陰性電位変動を逆行性加算平均法で同定し,当初はBereitschaftspotential; BPと命名した.現在はこうした一連の準備電位(Readiness Potential; RP)はMRCPと定義される.脳血管障害,基底核病変に伴う運動失調の病態解明,支援技術領域でのBCI(Brain-Computer Interface)研究においても注目されている.本検討では,重度神経難病者の生活支援に応用するための生活支援システム構築を最終目標とし,在宅を含めた利用者の生活環境を想定した条件下でもMRCPの安定導出が可能であるかを,健常被験者を対象とした手関節背屈の随意運動時と運動イメージ時のMRCP導出実験を実施した.

  11. 骨伝導聴覚刺激による P300 型脳波応用支援システムの検討;伝音機構と受聴特性に関する基礎的研究

    千島 亮,奈良篤史

    第50回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2016年9月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  12. 当院における生活維持に向けた作業療法実践の試み;試行2年目を迎える「はなのき会」の運営と作業療法介入

    池上綾香, 田村淳也, 尾崎英美, 鎌倉諒平, 安部朋子, 百瀬彩乃, 北原幸枝, 千島 亮

    第73回長野県農村医学会 

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    開催年月日: 2016年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:長野   国名:日本国  

     当院の入院患者は70%が70歳以上と高齢者が多い現状にある.今回,作業療法科で①:廃用症候群予防,②:身体・精神的活動の場の提供③:医療・ケア以外の生活環境の提供を目的とし,入院中における「集団作業活動の場」を設けることとした.作業療法士が実施計画立案,宣伝活動,参加患者の選定,他スタッフとの連携を図り,「はなのき会」組織を構成し高齢者地域支援活動の実現が可能であった.活動内容は,平日の15:30から1時間で季節に合わせた作品やカレンダー作製を中心に季節行事も行っている.参加延べ患者数は1893人(2015年1月~2016年1月)となっている.
    作業療法による活動導入は対象者・患者の離床機会確保,精神賦活・安定化,認知面へのアプローチ等の他者交流の場としての成果が得られた.今後の課題として,病院内での活動状況の広報,OT間や他職種間での患者情報共有の検討,病棟スタッフとの連携の充実化,活動内容の充実化が必要と考えられた.

  13. 複数に音像定位させた弁別選択音によるP300型脳波応用支援システム開発に向けた検討

    千島 亮,奈良篤史,野口智子,大谷 真

    第49回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2015年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:神戸   国名:日本国  

  14. Communication-assisted technology using P300-based Brain-Computer Interface (BCI) by bone-conduction auditory stimulation 国際会議

    Makoto Chishima, Takayoshi Yamaga, Satoshi Sakurai, Atsushi Nara, Kazunori Itoh

    16th International Congress of the World Federation of Occupational Therapists (WFOT) 

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    開催年月日: 2014年6月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  15. 音像定位させた気導・骨伝導音による事象関連電位 P300 型支援システムの検討

    千島 亮,原田裕也,山鹿隆義,,櫻井 聡,伊東一典

    第47回 日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:大阪   国名:日本国  

  16. 神経難病リハビリテーションにおける作業療法実践

    千島 亮

    第 20 回長野県厚生連 作業療法士研究会 研修会 

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    開催年月日: 2013年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:諏訪市   国名:日本国  

  17. 神経難病者に対する作業療法

    千島 亮

    第 20 回長野県厚生連 作業療法士研究会 研修会 

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    開催年月日: 2013年5月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:諏訪市   国名:日本国  

  18. 骨伝導聴覚刺激による事象関連電位 P300 型 BCI 構築に向けた検討

    千島 亮

    第 2 回 神経難病リハビリテーション研究会シンポジウム 2012 

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    開催年月日: 2012年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:北九州市   国名:日本国  

  19. 骨伝導音の伝達特性を活かした P300型脳波応用支援機器開発;利用者負担を軽減した骨伝導音呈示条件の検討

    千島 亮, 山鹿隆義, 櫻井 聡, 奈良篤史, 伊東一典

    第46回 日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2012年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:宮崎   国名:日本国  

  20. Basic research for development of a communication support device using air-conducted sound localization 国際会議

    Makoto Chishima, Makoto Ohtani, Mizue Kayama, Masami Hashimoto, Yoshiaki Arai

    12th International Multisensory Research Forum (IMRF) 

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  21. Fundamental research for development of P300-type Brain-Computer Interface using air conduction sound stimulation that localises the sound image 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara, Makoto Ohtani, Mizue Kayama, Masami Hashimoto, Kazunoro Itoh, Yoshiaki Arai

    5th International Brain-Computer Interface Conference 2011, Graz 

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    開催年月日: 2011年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:オーストリア共和国  

  22. 音像定位する気導音刺激を用いた意思伝達支援機器開発に向けた基礎研究;仮想音源の弁別選択による事象関連電位 P300 成分の応用

    千島 亮,櫻井 聡,奈良篤史,伊東一典

    第45回 日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2011年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:埼玉   国名:日本国  

  23. Examination of optimum stimulus conditions for development of P300-type BCI system using bone conduction stimulus sound 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara, Masami Hashimoto, Kazunoro Itoh

    TOBI Workshop II, Roma 

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    開催年月日: 2010年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:イタリア共和国  

  24. 意思伝達支援に向けた脳波応用技術;骨伝導聴覚刺激音の弁別選択による事象関連電位P300の応用

    千島 亮,櫻井 聡,山鹿隆義,伊東一典

    第44回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2010年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:宮城   国名:日本国  

  25. Communication-assisted technology using P300 event-related potentials selective attention task by bone-conduction auditory stimulation 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara, Makoto Chishima, Masami Hashimoto, Kazunori Itoh

    Berlin BCI Workshop 2009, Berlin 

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    開催年月日: 2009年7月

    記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:ドイツ連邦共和国  

  26. 選択的聴取課題による P300 応用意思伝達支援システムの開発;骨伝導音呈示による目的 P300 導出と臨床活用へ向けた有用性の検討

    千島 亮,奈良篤史,伊東一典

    第43回 日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2009年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:福島   国名:日本国  

  27. 気導・骨導聴覚刺激選択による P300 応用意思伝達支援システムの検討

    千島 亮,奈良篤史,橋本昌巳,伊東一典

    生体医工学シンポジウム 2008 

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    開催年月日: 2008年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪   国名:日本国  

  28. 骨伝導刺激による P300 応用意思伝達システムの開発と基礎検討

    千島 亮,宮田真以,原 朋子,奈良篤史,伊東一典

    第42回 日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2008年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:長崎   国名:日本国  

  29. 重度障害者・児の意思伝達支援に関わる脳波応用技術(BCI)と支援技術(AT)

    千島 亮

    産学交流ネットワーク 

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    開催年月日: 2007年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:諏訪市   国名:日本国  

  30. Communication-Assisted technology using event- related potentials: possibility of using Brain-Computer Interface (BCI) approach for patients with severe physical limitations 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara

    4th Asia Pacific Occupational Therapy Congress 

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    開催年月日: 2007年6月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:ホンコン(香港)特別行政区  

  31. アシスティブ・テクノロジ ;重度神経筋疾患者の意志伝達支援とその技術

    千島 亮

    第33回日本赤十字リハビリテーション学会 

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    開催年月日: 2006年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:飯山市   国名:日本国  

  32. 異種聴覚刺激弁別による脳波応用コミュニケーション支援システムに関する基礎的研究

    千島 亮,浜 淳,長洲慶典,奈良篤史,大原愼司

    第40回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2006年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:京都   国名:日本国  

  33. 聴覚からの文字情報提示によるコミュニケーション支援システムに関する基礎研究

    千島 亮,務台 均,高田明子,上田洋子,奈良篤史,大原愼司

    第39回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2005年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:茨城   国名:日本国  

  34. Alternative communication input devices for patients with severe neuromuscular dysfunction 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara

    2nd International Brain-Computer Interface Workshop and Training Course 2004, Graz 

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    開催年月日: 2004年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:オーストリア共和国  

  35. なぜ支援技術を活かせないのか

    千島 亮

    第38回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2004年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:長野   国名:日本国  

  36. Alternative communication input devices for patients with amyotrophic lateral sclerosis 国際会議

    Makoto Chishima, Shinji Ohhara, Hina Uetake, Kazuaki Kamijoh, Hitoshi Mutai, Atsushi Nara

    3rd Asia Pacific Occupational Therapy Congress 2003 (APOTC) 

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    開催年月日: 2003年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:シンガポール共和国  

  37. 聴覚文字提示によるコミュニケーション支援システムの開発と基礎的検討

    千島 亮,務台 均,高田明子,上田洋子,奈良篤史,大原愼司

    第37回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2003年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:福岡   国名:日本国  

  38. Augmentative and alternative communication in patients with amyotrophic lateral sclerosis 国際会議

    Makoto Chishima, Shinji Ohhara, Hina Uetake, Kazuaki Kamijoh, Hitoshi Mutai, Atsushi Nara

    13th World Congress of Occupational Therapy (WFOT) 

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    開催年月日: 2002年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:スウェーデン王国  

  39. 聴覚文字提示入力方式によるコミュニケーション支援ソフトウエアの検討

    千島 亮,務台 均,奈良篤史,柳沢節子,大原愼司

    第36回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2002年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:広島   国名:日本国  

  40. 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のコミュニケーション支援に関わる作業療法の役割 国際会議

    千島 亮,大原愼司,植竹日奈,上條一晃,奈良篤史

    第35回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2001年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:石川   国名:日本国  

  41. 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のコミュニケーションの現状と問題点

    千島 亮,大原愼司,佐々木美保,植竹日奈

    厚生科学研究 筋萎縮側索硬化症の病態の診療指針作成に関する研究班 代表:今井尚志 平成 13 年研究報告会 

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    開催年月日: 2001年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京   国名:日本国  

  42. 神経難病患者のコミュニケーション改善の取り組み

    千島 亮

    第9回国立在宅ケア研究会 

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    開催年月日: 2001年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:長野   国名:日本国  

  43. 非接触型眼球運動検出によるコミュニケーションシステムの臨床導入

    千島 亮,上條一晃,大原愼司,矢島通広,奈良篤史

    第34回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 2000年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:神奈川   国名:日本国  

  44. 非接触型眼球運動検出方法を用いたコミュニケーションシステム開発への試み

    千島 亮,上條一晃,矢島道広,奈良篤史

    第33回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1999年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:青森   国名:日本国  

  45. シリンダー型筆圧計の試作とその臨床適用への検討

    千島 亮,小林正義,宮脇利幸,牛山喜久,上條一晃,伊藤孝子

    第32回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1998年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:栃木   国名:日本国  

  46. 吸引型 Page Turner 実用化のための基礎的研究;ページ開閉動作特性に関する基礎検討

    千島 亮,小林正義,牛山喜久,矢島通広,上條一晃,宮坂隆美

    第32回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1998年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:栃木   国名:日本国  

  47. 高齢者のためのコミュニケーション支援機器の開発研究

    千島 亮,大原愼司,上條一晃,露崎淳,岩橋輝明,植竹日奈

    厚生科学研究・長寿医療研究委託・高齢者体機能低下の特徴と高齢者にふさわしい支援機器開発に関する総合的研究報告 

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    開催年月日: 1998年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京   国名:日本国  

  48. 吸引型Page Turner実用化のための基礎的研究

    千島 亮,小林正義,牛山喜久,矢島通広,上條一晃,宮坂隆美,朝日義一,北澤陸哉

    第31回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1997年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:新潟   国名:日本国  

  49. 老年者のADL自立レベルと気分状態の関係;「ADL-20」と「POMS」を用いて

    千島 亮,小林正義,佐藤真一,大神 泉,上条真紀(PHN)

    第30回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1996年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京   国名:日本国  

  50. 眼球運動特性についての水平・垂直EOG成分とリサージュ波形からの検討

    千島 亮,矢島通広,奈良篤史

    第30回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1996年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京   国名:日本国  

  51. An experience of occupational therapy for a boy with Werdnig-Hoffmann disease 国際会議

    Makoto Chishima, Atsushi Nara

    1st Asia Pacific Occupational Therapy Congress (APOTC) 

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    開催年月日: 1995年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:マレーシア  

  52. 眼球運動パタ−ンとEOG波形特性に関する基礎的検討

    千島 亮,宮脇利幸,奈良篤史

    第29回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1995年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:熊本   国名:日本国  

  53. シンナー吸引遊び後にPolyneuropathyを呈した症例に対する作業療法アプローチの一例

    千島 亮,宮脇利幸,上條一晃,横田一彦

    第10回長野県作業療法学会 

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    開催年月日: 1994年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:長野   国名:日本国  

  54. Werdnig-Hoffmann病児の作業療法アプロ−チの一症例

    千島 亮,宮脇利幸,奈良篤史,上條一晃

    第28回日本作業療法学会 

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    開催年月日: 1994年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:秋田   国名:日本国  

  55. 老年者の総合的機能評価研究

    江藤文夫,田中政則,千島 亮

    厚生省長寿科学総合事業公開シンポジウム 

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    開催年月日: 1993年2月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:東京   国名:日本国  

  56. 老年者の日常生活動作・活動と精神機能

    江藤文夫,千島 亮

    第34回老年医学会学術集会 

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    開催年月日: 1992年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京   国名:日本国  

  57. 高齢者のADL評価法に関する研究

    江藤文夫,田中正則,千島 亮,溝口 環,和田博夫

    第33回日本老年医学会学術集会 

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    開催年月日: 1991年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:横浜   国名:日本国  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 吸引型Page Turnerのページ開閉機構の検討と実用開発

    1999年4月 - 2000年3月

    ALS基金研究奨励金交付事業 

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    資金種別:競争的資金

    これまで開発してきた吸引型Page Turnerについて,その紙面開閉機構を再検討し,開閉精度を向上させる目的でフィードバック実験により確認した.従来から諸外国で流通しているPage Turnerについて調査検討し,独自の開閉機構を設けたシステム構築した.英国で開発生産された吸引法式とは全く機構が異なる独自のシステムを考案し,これまでに開発を進めてきた基本システムに今回の新たな開閉機構を移植してプロトタイプを完成させた.今回の改善と新システムによって書籍・雑誌の紙面開閉動作の精度が極めて良く改善した.筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を始めとする利用者の生活環境に即したデザインとコンパクト化を進め,具体的な臨床活用を想定した機器開発を進めていく必要があった.

科研費 8

  1. 聴覚刺激音の選択的注意による脳波応用生活支援システム構築に向けた研究

    研究課題/研究課題番号:20H04563  2020年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:8710000円 ( 直接経費:6700000円 、 間接経費:2010000円 )

    現在,リハビリテーション実践において極めて生活支援が困難な重度神経難病者(児)を対象とし,簡易に脳波導出可能な聴覚刺激音の選択的注意によるP300型BCI(Brain-Computer Interface)の構築を目標としている.臨床現場や対象者の生活環境下での,利便性や負担軽減に重点を置いた基礎的研究を立案し,健常被験者の協力を得て聴覚刺激によるP300型BCI構築を更に推進する.病態進行に即応した個別的な支援,活用に伴う利用者負担の軽減,家族・介助者による機器調整の簡便さを担保した支援技術構築の課題を検証し,聴覚刺激による新たなP300型BCIの実用性を検証する考えである.
    健常成人学生10名(平均年 齢22.4歳±1.10)について楽音による課題実施時のEEGを測定した.何れの課題においても同定できる目的成分導出が可能であった.「高さ弁別課題」では標的刺激後と非標的刺激後の最大陽性振幅値に有意差を認めたが,一部で非標的刺激後の振幅値で標的刺激後の振幅値を上回る傾向を示すことがあった.同分類の楽器でも奏法の違い等により解析結果は異なった.特にピアノ音は立ち上がり時間が極めて短く倍音が豊富に含まれることから,短時間提示(120 ms)でも「ピアノらしい音色」が提示可能であると判断して基音のみの純音と組み合わせた選択的注意課題も合わせて検討した.課題は音圧55 dBSPL程度に統一し,ピアノ音A4(440 Hz)とA5(880 Hz)を用いた「高さ弁別課題」,A4の純音とピアノ音を用いた「音色弁別課題」,ピアノ音A4と純音のA5を用いた「混合課題」の3課題とした.標的刺激と非標的刺激を入れ替え,各課題2条件で実施した.課題終了後,快不快の程度,好みの程度,難易度について5段階で主観的印象を聴き取った. ピアノ音は立ち上がり時間が極めて短く,倍音が豊富に含まれていた.短時間(120 ms)でも「ピアノらしい音色」が呈示可能であると判断し,純音と組み合わせた選択的注意課題としても検討した.何れの実験課題でもP300成分の同定が可能であり,「高さ弁別課題」では最大陽性何れの課題でもP300成分の同定が可能であっった.「高さ弁別課題」では最大陽性振幅値に有意差を認めた.楽音の音の高さごとの課題におけるP300の最大振幅値に有意差は認めなかった.また,最大陽性振幅値と主観的印象に相関は認めなかった.ピアノ音は不快感なく好まれる傾向にあり,刺激にピアノ音を用いることは,操作のモチベーション向上や,長時間使用時の負担軽減につながる可能性があると示唆される.
    健常成人学生10名(平均年 齢22.4歳±1.10)について楽音による課題実施時のEEGを測定した.本年度においても研究被験者のリクルートに関して,学内での健常成人学生の公募と協力者の確保が難しい傾向にあった.解析結果の信頼性からも,より多くの被験者の確保が課題となる.
    学内での健常成人学生の公募と協力者の確保が難しい傾向にあったことから,本年度最終年となるが,引き続き.解析結果の信頼性を向上させた被検者データの収集に努める.導出P300成分の解析をさらに進める.

  2. 聴覚刺激の弁別選択によるP300型脳波応用支援システムの構築

    研究課題/研究課題番号:26350657  2014年4月 - 2017年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    気導音と骨伝導音の聴覚刺激特性を活かした独自の P300型BCIシステムを構築し,フィードバック実験に発 展させることを目的に提案した.また計画期間は3年間 とし,本年初年度と次年度H27年度は聴覚刺激による P300型BCIを試作・構築し,安定したP300成分導出に最 適な骨伝導音の頭蓋伝達特性の検討と片側・両側での 伝導素子接地による刺激部位との関係ついて検討を進 めている.気導刺激については,空間での仮想音源を 独自にプログラムした頭部伝達関数(HRTF)を用いて 方位情報を定位させ調音し,P300成分の安定導出条件 について検討する予定である.いずれも協力の得られ た健常被験者により基礎的実験を試行し,P300成分の 特徴抽出アルゴリズム構築について検討している.本 研究に着手する前年度までのデータ収集とその解析か ら,最終年度のH28年は独自に構築した特徴抽出アルゴ リズムでオンライン上でのフィードバック実験に発展 させる考えで積極的に推進している.

  3. 骨伝導聴覚刺激によるP300応用意思伝達支援システムの実用開発

    研究課題/研究課題番号:22500502  2010年4月 - 2013年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    :極めて重症な神経筋疾患者(児)・高位頸髄損傷者 の意思伝達支援を目的とし,新らたな導出手法による 脳波応用意思伝達支援システムの開発に主眼を置いて いる.これまでの脳波応用インタフェース研究では用 いられていない骨伝導聴覚刺激による事象関連電位 P300成分を応用する.独自の刺激呈示手法で導出した 目的P300をコマンド変換し,生活支援デバイスの制御を可能とするシステムである点を特長としている.呈 示刺激の選択聴取にあたる利用者負担を軽減できる骨 伝導聴覚を用いた独自の脳波誘発手法による支援シス テムであり,活用の利便性を確保した新規性のある意 思伝達支援システムである.骨伝導聴覚刺激による独 自の導出方法により,生活支援デバイスを制御可能と するP300応用BCIの実用化を最終目標としている.研究 計画期間は3年間とし,初年度H22年度は,P300誘発に 最適な骨伝導音の伝達特性についての基礎的研究を更 に進め,健常者を対象としてデータ収集して導出手法 の検討を実施する.次年度H23年度は,骨伝導聴覚刺激 システムを構築し,呈示する刺激音の音圧レベル,周 波数,刺激持続時間などの刺激パラメータを変化させ 刺激音呈示の最適条件を更に被験者を増やして明らか にする.また,目的P300信号の特徴抽出のための独自 のアルゴリズムを既存開発ソフトウエアと開発プログ ラムとを融合させて構築し,オフライン上でのP300信 号処理と特徴抽出アルゴリズムの構築を完了させる. 最終年度のH24年度では,構築してきた独自の骨伝導聴 覚刺激によるP300応用BCIシステムにコマンド変換プ ログラムを加え,健常者を対象としてオンライン上で のデバイス制御の実験を計画実施し,骨伝導聴覚刺激 によるP300応用BCIシステムの実用性を検証した.ま た,より複数の制御コマンドを確保するための刺激条 件の検討においても,これまでのP300成分導出では応 用されていない音像定位させた弁別音によっても,骨 伝導刺激と気導刺激の双方の条件で安定した目的P300 成分の導出が可能であった.音刺激条件のパラメータ の一つとして,方位情報を持たせた聴覚刺激音(音像 定位刺激音)による構築の可能性も示唆された.

  4. 骨伝導聴覚刺激による脳波応用意思伝達システムの基礎的研究

    研究課題/研究課題番号:19500474  2007年4月 - 2010年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

  5. 聴覚文字提示入力方式によるコミュニケーション支 援システムの開発

    研究課題/研究課題番号:16500340  2004年4月 - 2006年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    :コミュニケーション支援を目的として試作・検討を 進めてきた重度身体障害者の随意的な眼球運動のパタ ーンを,非侵襲・非接触に検出できる「眼球運動画像 検出装置」を入力インタフェースに用い,視覚情報に 依存しない独自の単音節選択型キーボード(アプリケ ーション・ソフトウエアのプログラム開発)と組み合 わせて総合的なコミュニケーション支援システムの有 用性を検討した.従来からの視覚能力に依存したコン ピュータ入力デバイスやPC周辺機器に代えて,聴覚情 報による文字入力を可能とした.利用者において,視 覚に依存した情報処理の負担を軽減し,モニター機器 を必要としない極めてコンパクトな機器構築によるコ ミュニケーション支援システムの有用性を確認するこ とが可能であった.また,音声提示条件の検討から, 精度・速度は利用者の学習(練習)により向上し,重 度コミュニケーション障害者(児)の意思伝達支援機器に聴覚情報を有効に活用したシステムであると考え られた.

  6. 眼球運動画像検出型コミュニケーションシステムの実用開発

    研究課題/研究課題番号:11835013  1999年4月 - 2001年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    This study did the development of communication support equipment which could detect the voluntary eye movement pattern which remains for severity neuromuscular disease person non-invasion noncontacting with the purpose. And, the plan was carried out with the aim of verifying clinical trial situation of developed equipment and synthetic communication support measures, and drawing the possibility of the extension of the positive independence life. Operability of the communication peripheral equipment and usefulness in clinical scene of eye movement detection system and problem were verified in fiscal 2000 which was the last fiscal year for severity neuromuscular disease patient who the cooperation was got for the research, and the problem in communication support equipment introduction of severity neuromuscular disease person was examined it.As a result of trying the trial of this prototype, it was possible to carry out the utilization by simple operation and adjustment with small burden to user and environmental space. It was judged that the usefulness as the equipment which is related to the communication support could be expected. In equipment introduction which was related to the communication support, the characteristics and improvement of the fact of improvement in the accuracy, etc. with peculiar and program decision considering the attention seemed to be important. The hand in such equipment development judged that the development of the support equipment for reducing the nursing burden of the family who supports independence support and staying home life of possible, limiting and expanded ADL Including the staying home life was important.

  7. 眼球運動画像検出装置を用いたコミュニケーションシステム開発のための基礎的研究

    研究課題/研究課題番号:09770441  1997年4月 - 1999年3月

    科学研究費補助金  奨励研究(A)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    平成9・10年の研究成果を基盤に,眼球運動検出装置 の予備実験用システムを独自に構築し,検出装置のプ ロトタイプを検討試作した.本装置を健常被験者にお いて試行し,内諾が得られた5名のALS(筋萎縮性側索 硬化症)をはじめとする入院患者において,随意眼球 運動の非接触的な検出を試みた.結果,何れの症例に おいても周辺機器操作のための「ON・OFF」コマンド信 号誘導が可能であった.これにより,本眼球画像情報 を利用したコミュニケーション支援のための入力イン タフェース構築のための方策を確認した.

  8. 眼球運動を用いたコミュニケーションシステムを開 発するための基礎的研究

    研究課題/研究課題番号:06770548  1994年4月 - 1995年3月

    科学研究費補助金  奨励研究(A)

    千島 亮

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    担当区分:研究代表者 

    重症な障害をもつ神経筋疾患患者(患児)を対象と し,残存する随意眼球運動により得られた特徴的な眼 球電図(EOG)をコマンド信号として活用したコミュニ ケーション支援システムの開発を最終目標とし,臨床 応用に向けたEOG信号導出についての基礎的情報の検 討と,応用可能な信号特性についての基礎研究を実施 した.結果,EOG信号の単一波形成分のみの利用でなく 随意運動で得られたる左・右水平共同運動,上・下垂 直共同運動および,水平・垂直運動の合成である回旋 運動の5種類の信号を個別にPC制御コマンドとして応 用することが可能であると考えられた.EOG信号の応用 による重度障害者のコミュニケーション支援システム 構築が可能であることを確認した.

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産業財産権 2

  1. ページめくり装置

    牛山喜久,千島 亮,小林正義,宮坂隆美,北澤睦哉

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    出願番号:特願平9-6865  出願日:1997年9月

    出願国:国内  

    重度身体障害者の情報収集・余暇・コミュニケーションを支援する目的で,図書・雑誌類のページ開閉を自動化する機器を独自の機構を提案して公開した.欧米の国際特許を含め多数の出願があったが,我々は,特に対象図書雑誌の装丁や紙質等,開閉精度を左右する装丁(書籍のサイズ,厚みなど)の違いにあわせた固定機構および開閉機構に独自の構造を提案した.本システムを取り入れたプロトタイプの製作と試用によって,更に独自のシステムを提案できるものと思われる.

  2. 筆圧計測装置

    牛山喜久,千島 亮,小林正義,宮坂隆美,北澤睦哉

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    出願番号:特願平9-186710  出願日:1997年9月

    出願国:国内  

 

担当経験のある科目 (本学) 8

  1. 身体障害作業療法治療学

    2023

  2. リハビリテーション医学概論

    2023

  3. 保健医療概論

    2023

  4. リハビリテーション療法学特論

    2023

  5. 作業療法管理運営学

    2023

  6. 運動統合作業療法学

    2023

  7. 作業療法学特別研究

    2023

  8. 装具作業療法学

    2023

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