2024/12/04 更新

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オオツカ マサヒロ
大塚 真弘
OHTSUKA, Masahiro
所属
未来材料・システム研究所 附属高度計測技術実践センター 電子顕微鏡計測部 講師
大学院担当
大学院工学研究科
職名
講師
連絡先
メールアドレス

学位 3

  1. 博士(理学) ( 2013年3月   東京理科大学 ) 

  2. 修士(理学) ( 2009年3月   東京理科大学 ) 

  3. 学士(理学) ( 2007年3月   東京理科大学 ) 

研究キーワード 6

  1. 機能材料

  2. 透過電子顕微鏡

  3. 動力学的電子回折理論

  4. 電子チャネリング効果

  5. ナノテクノロジー

  6. ドーパント占有サイト解析

研究分野 1

  1. ナノテク・材料 / ナノ材料科学  / 電子顕微鏡

現在の研究課題とSDGs 1

  1. 電子チャネリング効果を活用したサイト選択的定量分析手法の開発とその実用材料分析への応用

経歴 4

  1. 名古屋大学   未来材料・システム研究所 高度計測技術実践センター 電子顕微鏡計測部   講師

    2020年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学   工学研究科物質科学専攻   助教

    2017年4月 - 2020年3月

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    国名:日本国

  3. 名古屋大学   工学研究科 マテリアル理工学専攻 量子エネルギー工学分野   助教

    2012年9月 - 2017年3月

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    国名:日本国

  4. 財団法人材料科学技術振興財団   分析評価部

    2009年4月 - 2011年9月

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    国名:日本国

学歴 3

  1. 東京理科大学   理学研究科   物理学専攻

    2010年4月 - 2013年3月

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    国名: 日本国

  2. 東京理科大学   理学研究科   物理学専攻

    2007年4月 - 2009年3月

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    国名: 日本国

  3. 東京理科大学   理学部   物理学科

    2003年4月 - 2007年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 3

  1. 日本顕微鏡学会

  2. 日本物理学会

  3. 日本金属学会

委員歴 1

  1. 公益社団法人日本顕微鏡学会   学際的顕微研究領域若手研究部会 幹事  

    2020年4月 - 2022年3月   

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    団体区分:学協会

受賞 6

  1. 公益社団法人日本顕微鏡学会 第79回学術講演会 優秀ポスター賞[一般「顕微鏡技術(装置・手法系)部門]

    2023年6月   日本顕微鏡学会   電子チャネリングカソードルミネッセンス分光による原子振動情報抽出

    大塚真弘, 久保田潮, 武藤俊介

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  2. 公益社団法人日本顕微鏡学会 第77回学術講演会 優秀ポスター賞(一般部門)

    2021年6月   日本顕微鏡学会   HARECXS法を用いたBaTiO3におけるドーパント占有サイトの定量解析

    大塚真弘, 忽那真也, 武藤俊介

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  3. 公益社団法人日本顕微鏡学会 第74回学術講演会 優秀ポスター賞

    2019年5月   日本顕微鏡学会   STEM-CL法によるナノ分相ガラ スのナノスケール応力マッピング

    山田泰希, 大塚真弘, 吉野晴彦, 安間伸一, 武藤俊介

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  4. 公益社団法人日本顕微鏡学会 第70回記念学術講演会 優秀ポスター賞

    2014年5月   日本顕微鏡学会   層状構造を有するNaイオン電子正極材料の結晶構造解析

    本田善岳, 北野保行, 武藤俊介, 大塚真弘, 巽一厳, 片岡理樹

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  5. 公益社団法人日本顕微鏡学会 第69回学術講演会 優秀ポスター賞

    2013年5月   日本顕微鏡学会   Bloch波法によるfrozen lattice近似の計算手法

    山崎貴司, 大塚真弘, 小高康稔, 渡辺和人

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

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論文 30

  1. Dopant site occupancies and iron valence states in SrZnxFe18_xO27 W-type hexaferrites using site-selective X-ray/electron spectroscopy 査読有り

    Ohtsuka, M; Anan, Y; Muto, S

    JOURNAL OF ALLOYS AND COMPOUNDS   1005 巻   頁: 176028   2024年11月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jallcom.2024.176028

    Web of Science

  2. Automating ALCHEMI at the nano-scale using software compatible with PC-controlled transmission electron microscopy 査読有り 国際誌

    Ishizuka, A; Ohtsuka, M; Muto, S

    JOURNAL OF APPLIED CRYSTALLOGRAPHY   55 巻   頁: 551 - 557   2022年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1107/S1600576722003818

    Web of Science

    PubMed

  3. ReciPro: free and open-source multipurpose crystallographic software integrating a crystal model database and viewer, diffraction and microscopy simulators, and diffraction data analysis tools 査読有り 国際誌

    Seto, Y; Ohtsuka, M

    JOURNAL OF APPLIED CRYSTALLOGRAPHY   55 巻   頁: 397 - 410   2022年4月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1107/S1600576722000139

    Web of Science

  4. 2D-HARECXS analysis of dopant and oxygen vacancy sites in Al-doped yttrium titanate 査読有り 国際誌

    Ohtsuka, M; Oda, K; Tanaka, M; Kitaoka, S; Muto, S

    JOURNAL OF THE AMERICAN CERAMIC SOCIETY   104 巻 ( 7 ) 頁: 3760 - 3769   2021年7月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/jace.17764

    Web of Science

  5. Quantitative Atomic-Site Analysis of Functional Dopants/Point Defects in Crystalline Materials by Electron-Channeling-Enhanced Microanalysis 査読有り 国際誌

    Ohtsuka, M; Muto, S

    JOVE-JOURNAL OF VISUALIZED EXPERIMENTS   e62015 巻 ( 171 )   2021年5月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3791/62015

    Web of Science

    PubMed

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講演・口頭発表等 101

  1. 動力学的理論に基づく電子後方散乱回折のシミュレーション手法の開発と鉱物学への応用

    瀬戸雄介, 大塚真弘

    日本鉱物科学会2024年年会・総会  2024年9月14日  一般社団法人日本鉱物科学会

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    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:名古屋大学 東山キャンパス   国名:日本国  

  2. STEM/HARECXS複合分析によるアルミナ一般粒界におけるLa偏析サイトの決定

    大塚真弘, 植松拓未, 武藤俊介

    日本顕微鏡学会 第80回学術講演会  2024年6月3日  公益社団法人日本顕微鏡学会

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    開催年月日: 2024年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:幕張メッセ  

  3. Precipitation behavior in an Al-Mg-Si alloy during low temperature aging by STEM and DSC analysis 国際共著 国際会議

    Genki Saito, Kaito Watanabe, Masahiro Ohtsuka, Shunsuke Muto, Kazuya Mizuno, Yamato Sano, Ken Takata, Fabio Iesari, Toshihiro Okajima

    International Conference on Materials and Systems for Sustainability 2023 (ICMaSS2023)  2023年12月 

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    開催年月日: 2023年12月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  4. Burgers vector analysis of dislocation network of cell boundary developed in [1 ̅11] copper single crystals during cyclic deformation with virtual scanning transmission electron microscopy 国際共著 国際会議

    Tomotaka Miyazawa, Bohan Wang, Yuuki Umeda, Masahiro Ohtsuka, Shunsuke Muto, Shigeo Arai, Toshiyuki Fujii

    International Conference on Materials and Systems for Sustainability 2023 (ICMaSS2023)  2023年12月 

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    開催年月日: 2023年12月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    国名:日本国  

  5. STEM Analysis of Precipitates Formed during Isothermal Aging in Al-Mg-Si Alloys 国際共著 国際会議

    Genki Saito, Kaito Watanabe, Masahiro Ohtsuka, Shunsuke Muto, Kazuya Mizuno, Yamato Sano, Ken Takata, Fabio Iesari, Toshihiro Okajima

    20th International Microscopy Congress (IMC20)  2023年9月14日 

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Busan, Korea   国名:大韓民国  

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科研費 13

  1. ビームロッキング電子顕微分光による界面偏析したドーパント周辺環境の解明

    研究課題/研究課題番号:23K17816  2023年6月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    大塚 真弘

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )

    本研究では,結晶方位関係に制約されずに結晶粒界や異相界面に偏析した異種元素ドーパントの占有位置やその周辺構造を統計的に可視化するため,透過電子顕微鏡において,異なる視点(結晶方位)から観測する複数の蛍光X線のイオン化チャネリング図形からドーパント原子位置,周囲の立体原子配列を定量的・統計的に推定する方法を構築する.実用多結晶材料に存在する結晶粒界面の多くは,綺麗な結晶方位関係をとらないランダム粒界であり,本研究はこのような界面に偏析したドーパントを計測する新しい方法を提唱するものである.これにより,ランダム粒界の界面構造やドーパント偏析の物理を解明することが最終目標である.

  2. マルチモーダル電子ビーム制御による原子サイト選択的物性値定量マッピング

    研究課題/研究課題番号:23H01682  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    大塚 真弘

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:18200000円 ( 直接経費:14000000円 、 間接経費:4200000円 )

    本研究の目的は,電子顕微鏡において結晶試料に入射した電子の波動関数制御によって特定のブロッホ固有状態(電子定在波)を選択励起させながらナノ電子ビームの位置走査を行うことで,薄片試料に限らずバルク試料における原子レベルの結晶構造パラメータをナノ分解能で定量計測・可視化(マッピング)する方法を構築することである.従来手法のいくつかのボトルネックを解消し,電子ビームのロッキングによって変化する電子定在波を利用した各元素のサイト占有率,欠陥の存在,化学状態の原子レベルかつ定量的なマッピングを実現する.これにより機能性結晶のマクロ物性と原子レベル物性を定量的に橋渡しするナノ計測手法を確立する.

  3. 動力学計算と機械学習を組み合わせた新しいEBSD解析手法の開発

    研究課題/研究課題番号:23H01276  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    瀬戸 雄介

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    担当区分:研究分担者 

    動力学的電子回折理論による精密な電子後方散乱回折(EBSD)像計算と機械学習に基づくパターンマッチング法を組み合わせ、高精度な岩石組織解析法を新規開発する。EBSD法は結晶質試料の解析手法として幅広い分野で応用されているが、現状の手法は正確な散乱過程を再現しておらず、表面ダメージ層の影響も考慮していないことから、特に地質試料の分析において重大な問題となっている。そこで本研究では、動力学理論に基づく精密なリファレンスパターンの生成、画質悪化要素の抽出と評価、機械学習によるパターンマッチング法などの開発を行い、地質試料に対するEBSD解析精度の飛躍的な向上を目指す。

  4. 動力学計算と機械学習を組み合わせた新しいEBSD解析手法の開発

    研究課題/研究課題番号:23K25972  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    瀬戸 雄介, 大塚 真弘

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    担当区分:研究分担者 

    動力学的電子回折理論による精密な電子後方散乱回折(EBSD)像計算と機械学習に基づくパターンマッチング法を組み合わせ、高精度な岩石組織解析法を新規開発する。EBSD法は結晶質試料の解析手法として幅広い分野で応用されているが、現状の手法は正確な散乱過程を再現しておらず、表面ダメージ層の影響も考慮していないことから、特に地質試料の分析において重大な問題となっている。本研究では、動力学理論に基づく精密なリファレンスパターンの生成、画質悪化要素の抽出と評価、機械学習によるパターンマッチング法などの開発を行い、地質試料に対するEBSD解析精度の飛躍的な向上を目指す。

  5. マルチモーダル電子ビーム制御による原子サイト選択的物性値定量マッピング

    研究課題/研究課題番号:23K26375  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    大塚 真弘, 伊神 洋平

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:18200000円 ( 直接経費:14000000円 、 間接経費:4200000円 )

    本研究の目的は,電子顕微鏡において結晶試料に入射した電子の波動関数制御によって特定のブロッホ固有状態(電子定在波)を選択励起させながらナノ電子ビームの位置走査を行うことで,薄片試料に限らずバルク試料における原子レベルの結晶構造パラメータをナノ分解能で定量計測・可視化(マッピング)する方法を構築することである.従来手法のいくつかのボトルネックを解消し,電子ビームのロッキングによって変化する電子定在波を利用した各元素のサイト占有率,欠陥の存在,化学状態の原子レベルかつ定量的なマッピングを実現する.これにより機能性結晶のマクロ物性と原子レベル物性を定量的に橋渡しするナノ計測手法を確立する.

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担当経験のある科目 (本学) 19

  1. 基礎セミナー

    2022

  2. 物理工学序論

    2022

  3. 計算機プログラミング

    2022

  4. 基礎セミナーA

    2021

  5. 計算機プログラミング

    2021

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社会貢献活動 1

  1. 電子を使って物質の性質を探る-電子顕微鏡で見るナノの世界

    役割:講師

    豊田西高等学校  豊西総合大学講座2023  2023年11月

メディア報道 3

  1. 酸化物セラ添加のドーパント 透過電顕で精密に位置を計測 名大、隣り合う酸素空孔も解明 新聞・雑誌

    株式会社科学新聞社  科学新聞  2021年4月

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    執筆者:本人 

  2. 微量異種イオン精密計測 隣り合う酸素空孔も 新聞・雑誌

    株式会社化学工業日報社  化学工業日報  2021年4月

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    執筆者:本人以外 

  3. 物質移動を支配する欠陥の原子レベル構造を決定 ~微量異種イオンと隣り合う酸素の抜け孔が見えた!~ インターネットメディア

    株式会社バイオインパクト  日本の研究.com  https://research-er.jp/articles/view/97979  2021年3月