2025/03/05 更新

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サイトウ ナツキ
斎藤 夏来
SAITO, Natsuki
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化 教授
大学院担当
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
教授

学位 1

  1. 博士(歴史学) ( 2001年9月   名古屋大学 ) 

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 日本史

現在の研究課題とSDGs 3

  1. 日本中世史

  2. 禅宗史・五山文学

  3. 近世史・寺社関連

経歴 11

  1. 名古屋大学   大学院人文学研究科   教授

    2017年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学   大学院文学研究科   教授

    2016年11月 - 2017年3月

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    国名:日本国

  3. 岡山大学   大学院教育学研究科   教授

    2016年4月 - 2016年10月

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    国名:日本国

  4. 岡山大学   大学院教育学研究科   准教授

    2010年4月 - 2016年3月

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    国名:日本国

  5. 名古屋大学   附属図書館研究開発室   特任准教授

    2007年7月 - 2010年3月

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    国名:日本国

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学歴 2

  1. 名古屋大学   文学研究科   史学地理学専攻

    1996年4月 - 1999年3月

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    国名: 日本国

  2. 東京大学   文学部   第2類(史学)国史学専修課程

    1989年4月 - 1993年3月

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    国名: 日本国

 

論文 35

  1. 鎌倉禅・京都禅・博多禅の間隙 招待有り

    斎藤夏来

    中世史研究会編『日本中世の東西と都鄙』思文閣出版     頁: 7 - 25   2024年9月

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    記述言語:日本語  

  2. 東海地域と禅宗 招待有り

    斎藤夏来

    谷口雄太編『東海の中世史二 足利一門と動乱の東海』     頁: 182 - 214   2024年8月

  3. 日本中世農村の空間祭祀と個人供養

    斎藤夏来

    名古屋大学人文学研究論集   ( 6 ) 頁: 219 - 238   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  4. 信仰 招待有り

    斎藤夏来

    足助の旧家「紙屋鈴木家」ー古文書から読み解く商いと暮らし     頁: 100 - 112   2023年3月

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    記述言語:日本語  

  5. 近世大名家葬地の形成と逸脱 招待有り

    斎藤夏来

    岸野俊彦編『尾張藩社会の総合研究』八、清文堂出版     頁: 283 - 310   2022年10月

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    記述言語:日本語  

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書籍等出版物 17

  1. 徳川のまつりごとー中世百姓の信仰的到達ー

    斎藤夏来( 担当: 単著)

    吉川弘文館  2023年10月 

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    総ページ数:302   担当ページ:302   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  2. 五山僧がつなぐ列島史 : 足利政権期の宗教と政治

    斎藤 夏来( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2018年2月  ( ISBN:9784815809034

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    記述言語:日本語

    CiNii Books

  3. 禅宗官寺制度の研究

    斎藤夏来( 担当: 単著)

    吉川弘文館  2003年4月 

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    総ページ数:221   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. 新修豊田市史3通史編近世

    ( 担当: 共著)

    愛知県豊田市  2021年8月 

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    担当ページ:647-671   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  5. 新修西尾市史資料編3近世1

    ( 担当: 共著)

    愛知県西尾市  2021年6月 

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    担当ページ:567-769頁   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

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講演・口頭発表等 11

  1. 妙興寺史に見る時代と社会ー周辺住民の暮らしぶりー 招待有り

    斎藤夏来

    日本の伝統文化をつなぐ実行委員会主催「桃山の美とこころ」  2024年11月24日  日本の伝統文化をつなぐ実行委員会

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    開催年月日: 2024年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:愛知県一宮市妙興寺  

  2. 妙興寺の史料を深読みするー室町殿の直状についてー 招待有り

    斎藤夏来

    日本の伝統文化をつなぐ実行委員会主催「桃山の美とこころ」  2024年11月23日  日本の伝統文化をつなぐ実行委員会

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    開催年月日: 2024年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:愛知県一宮市妙興寺  

  3. 法蓮寺日相について 招待有り

    斎藤夏来

    一宮市第60回市民文化財めぐり  愛知県一宮市博物館

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    開催年月日: 2024年11月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:愛知県一宮市木曽川町法蓮寺   国名:日本国  

  4. 禅宗と信長ー五山文学の末裔・安土山記をよむー 招待有り

    斎藤夏来

    「美濃源氏フォーラム」講演会  2023年9月2日  美濃源氏フォーラム

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:岐阜市南部コミュニティセンター  

  5. 鎌倉禅・京都禅・博多禅の間隙ー異朝から山林へー 招待有り

    斎藤夏来

    中世史研究会50周年記念大会  中世史研究会

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    開催年月日: 2022年9月

    開催地:名古屋大学  

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Works(作品等) 22

  1. 「書評と紹介 原田正俊著『中世仏教の再編と禅宗』」(日本歴史913号、103-105頁、2024年6月)

    斎藤夏来

    2024年6月

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    発表場所:日本歴史913号、103-105頁、2024年6月  

  2. 書評 髙鳥廉『足利将軍家の政治秩序と寺院』(歴史学研究1048号、42-45頁)

    斎藤夏来

    2024年5月

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    発表場所:歴史学研究1048号、42-45頁  

  3. 能家画像賛から読み解く真実

    斎藤夏来

    2022年10月

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    発表場所:内池英樹監修・柴田一編著『現代語訳備前軍記』山陽新聞社  

  4. 妙興寺をめぐる五山文学 国際共著

    斎藤夏来

    2021年10月

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    発表場所:一宮市博物館・妙興寺研究会編集 妙興寺文書の世界 19-24頁  

  5. 書評と紹介 中世禅籍叢刊編集委員会編『中世禅への新視角 『中世禅籍叢刊』が開く世界』(中世禅籍叢刊別巻)(日本歴史869号、94-96頁)

    2020年10月

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科研費 4

  1. 木曽三川流域における治水関係文書の高度活用に関する研究

    研究課題/研究課題番号:19H01306  2019年4月 - 2023年3月

    石川 寛

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    担当区分:研究分担者 

    本研究は、自然災害の歴史分析の一環として、全国屈指の規模で治水関係文書が系統的に残る木曽三川流域を対象に、膨大かつ分散した資料の統合と体系化および共有化による研究基盤の飛躍的向上を図るものである。あわせて、統合される歴史資料を活用し、歴史学と歴史地理学の協働により、これまで資料の散在により阻まれてきた近世から近代初頭(17~19世紀)における災害と地域の関係性解明につなげることを目的とする。
    本研究は、自然災害の歴史分析の一環として、木曽三川流域に残る治水関係文書の体系化と共有化による研究基盤の整備を図り、統合される歴史資料を活用して、近世から近代初頭(17~19世紀)における自然災害と地域の関係性解明につなげることを目的としている。そのため本年度は以下の調査・研究をおこなった。
    流域の治水を管掌した旗本高木三家に関する資料に関して、名古屋大学附属図書館が所蔵する西高木家文書については治水関係資料のデジタル撮影に取り組むとともに、近世の治水政策を踏まえた内容分類を進めた。東高木家治水文書(個人蔵)については、宝暦治水の実施状況がわかる記録等を整理・補修し、デジタル撮影によりデータ収集をおこなうことで、現存する東高木家文書の内容把握を進めた。北高木家関係文書(個人蔵)については、仮目録データの点検を継続し、目録化にむけた準備をおこなった。名古屋市蓬左文庫が所蔵する東高木家文書については、木曽川河口新田関係絵図・笠松役所関係文書を中心にデジタル撮影を実施した。美濃の幕領を支配した美濃郡代の笠松陣屋堤方役所文書については、国役普請に関わる資料からデジタル撮影に着手し、撮影した資料をもとに詳細な目録採取を進めた。この他、輪中地域の治水関係資料の収集と整理にも着手するとともに、災害復旧に動員された諸大名文書についても治水関係文書の抽出作業に取り組み、御手伝普請関係の資料の所在を確認した。
    旗本高木家および笠松陣屋に伝来した治水文書・絵図については、西高木家文書(名古屋大学附属図書館所蔵)648点、東高木家治水文書(個人蔵)470点、東高木家文書(名古屋市蓬左文庫所蔵)155点、堤方役所文書(岐阜県歴史資料館所蔵)349点を新たにデジタル撮影することができた。これまで収集した資料群の目録採取も進め、東高木家治水文書1123点、堤方役所文書2241点の目録を採取した。
    輪中地域の治水関係資料として、高須輪中の豪農文書(個人蔵)の整理に着手したほか、大榑川洗堰に関する地方資料を収集した。また、近世・近代の高須輪中および木曽三川下流部文書の整理および諸大名文書の中に含まれる御手伝普請関係資料の調査に向けた準備を進めることができた。
    このほか、高木家文書『御用日記 宝暦三年』の翻刻を活用できるようにデータベースを作成し、引き続き『御用日記 宝暦四年』の翻刻を進めた。
    本研究は、木曽三川流域の治水関係文書について内容調査・年代比定・データ収集・デジタル撮影を進め、収集した文書群相互の関連性の分析と統一した分類項目の作成をおこない、関連文書を統合したデータベースの作成をめざす。その成果をもとに、収集蓄積された情報やデータベースを活用した研究展開をおこなう。
    そのため、引き続き、近世を通じて流域の治水を管掌した旗本高木家の文書群、独自の治水仕法を生み出した美濃郡代の笠松陣屋堤方役所文書、災害復旧に動員された諸大名文書および資料館や個人が所有する流域の文書群、近世・近代の高須輪中および木曽三川下流部文書のさらなる調査・収集による資料情報の蓄積を進める。
    この上で、所蔵移管および個人所有者との十分な協議、取り決めをおこない、関連文書群のデータベース化を進めるとともに、木曽三川流域史の構築に向けた共同研究を計画している。

  2. 室町・戦国期史料の理解深化に資する小早川氏一族の画像賛に関する研究

    研究課題/研究課題番号:19K00973  2019年4月 - 2022年3月

    斎藤 夏来

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:910000円 ( 直接経費:700000円 、 間接経費:210000円 )

    日本中世史研究にかかわる文献史学の立場から、画像賛を含む五山文学の研究を行う。五山文学には、創作に属する「作品」としての側面と、歴史的な諸事実を反映する「史料」としての側面とがあり、今後の研究の視野を格段に広げ深める可能性がある。特に、人物画像に書き込まれた賛文には、古文書や古記録には決して現れないような、当事者の主観に属するいわば機密的な内容が含まれている感触を得ており、その具体的な実証をめざす。
    本研究は、日本中世史研究にかかわる文献史学の立場から、画像賛を含む五山文学の資料的価値を明らかにすることをめざしている。その核心をなす学術的「問い」は、中世禅宗を担った五山僧の営みである五山文学には、創作に属する「作品」としての側面もある一方で、歴史的な諸事実を反映する「史料」としての側面もあり、今後の日本中世史研究の視野を格段に広げ深める可能性が秘められているのではないか、という点にある。とくに、人物画像の上部に書き込まれた賛文には、日本史研究の主な分析対象となっている古文書や古記録には決して現れないような、五山僧の助けを得て表明された当事者の主観に属するいわば機密的な内容が含まれている、という感触を得ており、その具体的な実証こそ、本研究の主目的である。
    本研究では、具体的な素材として、小早川氏一族の画像賛群をとりあげている。その主な理由は、いわゆる戦国大名家伝来文書のなかでも随一の質量を誇る毛利・吉川・小早川家文書との対照が可能であること、中世以来の当主画像賛の原本が比較的豊富に残り、その変遷を追いやすいこと、にある。
    毛利氏関連の研究蓄積は分厚い。本研究では、手始めに、主として著書にまとめられている筆者未読の業績を中心に、既存の研究成果を幅広く参照することから始めている。平行して、これら先学の典拠史料を確認し、調査旅行等を要する未刊史料等のリストアップを進め、本研究の眼目である五山文学との対照に備えつつある。
    課題に関連する論著として、主として以下のものを精読した。刊行年順に掲げ、必要に応じ()でコメントを付する。岸田裕之『大名領国の構成的展開』吉川弘文館、一九八三年、秋山伸隆『戦国大名毛利氏の研究』吉川弘文館、一九九八年、竹貫元勝『古溪宗陳ー千利休参禅の師、その生涯ー』淡交社、二〇〇六年(本書は、隆景画像賛の著者である玉仲宗琇に関連する先行研究として貴重である)、光成準治『中・近世移行期大名領国の研究』校倉書房、二〇〇七年、池享『戦国期の地域社会と権力』吉川弘文館、二〇一〇年、同『日本中近世移行論』同成社、二〇一〇年、村井良介『戦国大名権力構造の研究』思文閣出版、二〇一二年、岸田裕之『毛利元就ー武威天下無双、下民憐愍の文徳は未だー』ミネルヴァ書房、二〇一四年、三原市教育委員会『小早川隆景ものがたり 講演会記録集』二〇一六年(同書は三原市教育委員会より恵与をうけた。隆景画像賛の研究につき、引き続き連携ととっていきたいと考えている)、光成準治『毛利輝元』ミネルヴァ書房、二〇一六年、平瀬直樹『大内氏の領国支配と宗教』塙書房、二〇一七年、光成準治『小早川隆景・秀秋』ミネルヴァ書房、二〇一九年(以上、近年では光成氏が、隆景を含む毛利・小早川氏について積極的に論著を発表しており、関連史料の所在確認等でも有益である)、早島大祐編『中近世武家菩提寺の研究』小さ子社、二〇一九年(同書に含まれる谷徹也論文は、隆景画像を所蔵する大徳寺黄梅院に関する最新の基礎敵研究として重要である)。課題に関連する単行論文も継続的に入手、精読している。本多博之「豊臣期筑前国における支配構造の展開」『九州史学』一〇八、一九九三年、矢部健太郎「小早川家の「清華成」と豊臣政権」『国史学』一九六、二〇〇八年などである。
    なお、本年度は五山文学の後身をさぐるという問題関心をもって、近世宗教史に関する関連論考二編を公表した。
    ひきつづき先行研究の収集と精読とを継続しつつ、先学が参照している諸史料について、入手と検討とに本格的に着手する。
    基礎的な刊本史料としては、大日本古文書・毛利家文書、小早川家文書、吉川家文書、萩藩閥閲録、および、広島県史、信州福岡市史など関連自治体史がある。また、未刊とみられる重要史料として、たとえば、「吉見文書」(東大史料影写本【請求記号】3071.73-18か)に含まれる天正十五年六月五日付、小早川隆景書状など、調査旅行を要する史料のリストアップも進めている。
    先行研究の精読を進めるなかで気づくのは、とくに近年の研究ほど、毛利・小早川氏における禅宗など、信仰の重要性への言及が少なくなっている点である。改めて、研究課題としている画像賛を含む禅宗語録・五山文学類の収集と精読とを行う必要がある。隆景画像賛の著賛者である玉仲宗琇については、語録玉仲遺文が刊本として入手可能であり、まずはその精読を行い、必要に応じ、写本などの校訂作業を行う予定である。
    本研究の特色である画像への着目に関連して、小早川氏一族の中世にさかのぼる原本事例の収集も進めており、おおよその全体像はつかんでいる。これら中世小早川氏の画像群を、さらに中世全体の俗人画像群のなかに位置づけ、その最末期の到達点として、隆景画像の賛だけでなく、その姿態についても何らかの言及を行うべく、作業を進める必要がある。

  3. 宇喜多能家画像賛にみる戦国期在地勢力の武士化に関する研究

    研究課題/研究課題番号:16K03015  2016年4月 - 2019年3月

    斎藤 夏来

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:1430000円 ( 直接経費:1100000円 、 間接経費:330000円 )

    宇喜多能家の画像賛について、原本を撮影し、得られた高精細・赤外線のデジタル画像をもって、改めて解読と検討を試みた。能家健在期の1524年に作成された画像賛は、出自と戦功との二つの部分からなる。出自については従来、百済王族の出身を思わせる記述が注目されてきたが、むしろ重要なのは、能家自身こそ新たな武士としての宇喜多氏の始祖だという主張である。戦功については、宇喜多能家のような地方勢力の働きが、細川高国による将軍足利義晴の擁立を実現させたという、中央の貴族・寺社の文書・日記にはみられない理解を含んでいる。画像賛という史料は、当事者の主観的事実、戦国政治史の機密的内容を含んでいるとの見通しを得た。
    学術的意義は、五山文学の一ジャンルに属する画像賛について、その史料的特質に関する展望を得たことである。一言で言えば、当事者の主観的な事実に属する機密的な事項を記している、ということである。類例の検討にむけて重要な足がかりを得られたと考える。
    社会的意義は、国指定の重要文化財ではあるものの、文学、美術、史学のはざまにあって、十分に検討が加えられてこなかった画像賛を中心に、画像のもつ意味を明確にしたことである。あわせて、近世から現代にかけての伝来事情について、現段階で確認できる限りのことを確認し、画像の伝来に近世以来の民間人の多大な努力があったことも解明した。

  4. 旗本高木家文書を中心とした分散資料の統合と共有化に関する研究

    研究課題/研究課題番号:15H03237  2015年4月 - 2019年3月

    石川 寛

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    担当区分:研究分担者 

    名古屋大学附属図書館およびその他の公的機関や個人が所蔵している高木家文書とその関連文書群について内容調査、目録採取、デジタル撮影に取り組み、文書群相互の関連性を分析して統一した内容分類項目を策定した。この作業を踏まえてデータベースを作成し、高木三家の伝来文書および三家の活動に関連して生成された地域の文書群を一体として把握することを可能とした。
    本研究は、旗本高木家に伝来しながらも、現在は複数の公的機関・個人の所蔵に帰している高木家文書およびその関連文書の総合調査・整理・分析に取り組み、統一した分類項目の下、データベースを構築することで、デジタル上での統合を達成した。これにより旗本高木家文書については、現在の所有者の枠を超えた横断検索と貴重資料のデジタル画像閲覧が可能となり、学界共有の研究資源として利用できる環境を提供した。

 

担当経験のある科目 (本学以外) 2

  1. 日本史学・近世

    2007年4月 - 2008年3月 愛知県立大学)

  2. 日本文化論

    2007年4月 - 2008年3月 日本福祉大学)

 

社会貢献活動 16

  1. 江南高等学校出前講義(史料で考える日本史)

    役割:講師

    愛知県立江南高等学校  探Q 大学講義を体験しよう  2022年11月

  2. 新修豊田市史総集編部会近世班執筆協力員

    役割:調査担当, 報告書執筆

    2022年4月 - 現在

  3. 名古屋市文化財調査委員会委員

    役割:助言・指導

    2022年4月 - 現在

  4. 岐阜県文化財保護審議会委員

    役割:助言・指導

    2021年10月 - 現在

  5. 一宮市文化財保護審議会委員

    役割:助言・指導

    2021年4月 - 現在

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