2024/09/30 更新

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シマダ ユヅル
島田 弦
SHIMADA, Yuzuru
所属
大学院国際開発研究科 国際開発協力専攻 教授
大学院担当
大学院国際開発研究科
大学院法学研究科
職名
教授
連絡先
メールアドレス

学位 3

  1. 博士(学術) ( 2002年3月   名古屋大学 ) 

  2. 修士(学術) ( 1995年3月   名古屋大学 ) 

  3. 学士(法学) ( 1993年3月   金沢大学 ) 

研究キーワード 5

  1. 平和構築と法

  2. インドネシア法

  3. 開発法学

  4. アジア法

  5. 比較法

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 基礎法学

現在の研究課題とSDGs 3

  1. インドネシアにおける法と人権

  2. アチェ津波被害復興プロセスにおける法の役割

  3. 法と開発

経歴 5

  1. 名古屋大学   国際開発研究科   教授

    2015年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学大学院・国際開発研究科・准教授

    2007年 - 2015年3月

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    国名:日本国

  3. 名古屋外国語大学・外国語学部・講師

    2005年 - 2007年

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    国名:日本国

  4. 日本学術振興会・特別研究員

    2003年 - 2005年

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    国名:日本国

  5. 日本貿易振興会・アジア経済研究所・国内客員研究員

    2000年 - 2001年

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    国名:日本国

学歴 3

  1. 名古屋大学   国際開発研究科   国際協力専攻

    1995年4月 - 2002年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   国際開発研究科   国際協力専攻

    1993年4月 - 1995年3月

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    国名: 日本国

  3. 金沢大学   法学部

    1989年4月 - 1993年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 3

  1. アジア法学会

  2. 日本法社会学会

  3. 国際開発学会

委員歴 1

  1. 国際開発学会   常任理事(人材育成委員会委員長)  

    2018年10月 - 2020年9月   

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    団体区分:学協会

 

論文 32

  1. Legal Changes during Joko Widodo’s Administration – Backsliding of Democracy? 招待有り 査読有り

    Shimada Yuzuru

    International Quarterly for Asian Studies   55 巻 ( 2 ) 頁: 269 - 287   2024年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.11588/iqas.2024.2.27207

    DOI: https://doi.org/10.11588/iqas.2024.2.27207

  2. ポスト権威主義インドネシアにおける移行期正義:法制度とその限界

    島田弦

    社会体制と法   19 巻   頁: 17 - 33   2022年6月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Authoritarianism and Constitutional Politics in Post-Authoritarian Indonesian Society: Reemergence or Legacy 招待有り 査読有り

    SHIMADA Yuzuru

    Brawijaya Law Journal   9 巻 ( 1 ) 頁: 90 - 106   2022年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.21776/ub.blj.2022.009.01.07

    DOI: https://doi.org/10.21776/ub.blj.2022.009.01.07

  4. インドネシアにおける移行期正義:権威主義体積の人権侵害とポスト権威主義憲法体制 招待有り

    島田 弦

    比較法研究   82 巻   頁: 159 - 169   2021年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  5. 「新刊紹介:金子由芳著『ミャンマーの法と開発—変動する社会経済と法整備の課題』(晃洋書房、2018年、228ページ)」

    島田弦

    国際開発研究   28 巻 ( 2 ) 頁: 171-174   2019年11月

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    記述言語:日本語  

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書籍等出版物 21

  1. アジア法整備支援叢書・多様な法世界における法整備支援

    島田弦、桑原尚子( 担当: 共編者(共編著者))

    旬報社  2021年4月 

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    総ページ数:591   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  2. アジア法整備支援叢書・インドネシア:民主化とグローバリゼーションへの挑戦

    島田弦他( 担当: 編集)

    旬報社  2020年6月  ( ISBN:9784845116393

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    総ページ数:565   記述言語:日本語 著書種別:学術書

    インドネシア法における諸外国の影響、法の発展、社会と法の関係を、法学、法実務、政治学、人類学、社会学という多彩な分野の専門家が明らかにする共同研究の成果

    その他リンク: https://www.amazon.co.jp/dp/4845116391?SubscriptionId=AKIAIBX3OSRN6HXD25SQ&tag=hnzk-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4845116391

  3. *"The Role of Law in the Reconstruction Process of the Aceh Tsunami Disaster" in Per Bergling, Jenny Ederlof and Veronica L. Taylor eds. Rule of Law Promotion: Global Perspectives, Local Applications

    ( 担当: 単著)

    Iustus  2010年1月 

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    記述言語:英語

    This article tries to examin what kind of legal disputes occured as a result of the 2004 tsunami disaster in Aceh, Indonesia, and how formal and informal dispute resolution systems responded to those large number of disputes.

  4. 「インドネシア」鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』名古屋大学出版会、130-155頁。

    ( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2009年10月 

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    記述言語:日本語

  5. 「イスラーム法」鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』名古屋大学出版会、390-398頁。

    ( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2009年10月 

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    記述言語:日本語

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講演・口頭発表等 19

  1. Local regulations quality and the local economy in Indonesia: A geospatial exploratory analysis 国際共著 国際会議

    Yuzuru Shimada, Bangkit A. Wiryaman, Carlos Mendez-Guerra

    Asian Law and Society Association Meeting 2023  2023年12月15日  Asia Law and Society Association

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    開催年月日: 2023年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Sunway University, Malaysia  

  2. インドネシアにおけるCOVID-19パンデミック対策に関する諸法制

    島田弦

    アジア法学会学術総会  2022年6月19日  アジア法学会

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:創価大学  

  3. Civil and Political Rights in Indonesia under old and new constitutionalism: Comparing human rights situation in the Soeharto regime and the Reformation era 国際会議

    Shimada Yuzuru

    Asian Law and Society Association (ALSA) Conference 

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    開催年月日: 2017年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:National Chiao Tung University, Taiwan   国名:台湾  

  4. Strategy and Regulatory Reform Practices in Japan: Harmonization of central and local regulations in the era of local autonomy 招待有り 国際会議

    Shimada Yuzuru

    Konferensi Nasional Hukum Tata Negara (National Conference on the Constitutional Law) 

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    開催年月日: 2017年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Jember, East Java   国名:インドネシア共和国  

  5. Revisiting the freedom of expression in Indonesia: Socio-legal review of oppression against freedom under the New Order and its continuity 国際会議

    Shimada Yuzuru

    IANC's 1st Conference on Socio Legal Studies 

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    開催年月日: 2017年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Gadjah Mada University, Yogyakarta, Indonesia   国名:インドネシア共和国  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 4

  1. 転換期アジアの「法の支配」再考:法と社会の相互作用から見る比較法研究

    2015年10月 - 2016年9月

    三菱財団助成 

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    資金種別:競争的資金

    【研究の背景】
     現在、「法の支配」プログラムは、開発途上国に向けた国際開発協力において不可欠な要素となっている。わが国政府がアジア諸国を中心に実施している法整備支援においても、当該社会における「法の支配」の定着がその目標に掲げられている。しかしながら、とりわけ非欧米地域においては、経済的、社会的又は文化的諸事情から、「公式」の法制度を通じて紛争解決、権利の救済又は平等の実現が常に図られているわけではない。むしろ、「公式」の法制度に対する人々の信頼が欠如している例が散見される。また、妥協が困難な政治的対立を司法制度へ持ち込む、いわゆる「政治の司法化」現象が起きている。このような状況下で今日、「法の支配」の理解・態様は一層複雑化している。
    【研究の目的】
     本研究では、アジア諸国を題材として、社会と法との相互作用を重視する法学研究(Socio-legal Research)から「法の支配」の再定義を試みる。Socio-legal Researchというアプローチを用いる理由は、従来の法理学的・規範論的な法学研究が直面するアジア比較法研究の限界を乗り越え、社会的現実から「法の支配」を捉え直すことで新たな視点を獲得できると考えるからである。そして、非欧米諸国における「法の支配」の類型モデル(試案)を策定することが目的である。本研究で試案する「法の支配」類型モデルは、学術的な貢献だけでなく、国際開発協力における実効性ある「法の支配」プログラムに資することも射程とする。
     現地調査は、主として、それぞれ特徴を有する国を対象として遂行する。すなわち、司法積極主義かつ「法の支配」が根付いていると評されるインド、司法消極主義と評されるマレーシア、シンガポール、権威主義体制から民主的体制への移行が確立しつつあるインドネシア、社会主義からの体制移行国であるモンゴル、初期の移行過程にあるミャンマーを現地調査の対象国とする。

  2. インドネシア裁判所制度の変遷:裁判官人事と官僚的司法の歴史分析

    2014年1月 - 2015年12月

    JFE21世紀財団・アジア歴史研究助成 

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    資金種別:競争的資金

    インドネシアにおける裁判所の組織・運営について、オランダ植民地期から現代までの変化を歴史的に明らかにし、インドネシア司法行政の問題点と改革の方向性について、裁判官の人事という視点から考察する。植民地および独立後の裁判官の人事制度(任免、異動)および、司法と政府の関係を調査する。植民地以降の行政による人事から、最高裁による人事への変化に注目する。

  3. インドネシア法における外国法の影響:リーガル・エンパワーメント支援への基礎研究

    2012年10月 - 2013年9月

    特定国派遣事業(オランダ) 

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    資金種別:競争的資金

    本研究の目的は、非欧米国であるインドネシア法の形成と発展における西洋法および近代法学の影響を明らかにすることである。
    オランダ・ライデン大学Van Vollenhoven Insituteにおける共同研究を行った。

  4. 「開発のためのアジア学術ネットワーク」を活用した若手研究者育成:制度開発への貢献

    2011年7月 - 2011年12月

    日本学術振興会若手研究者招聘事業 

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    資金種別:競争的資金

    本交流計画では、「開発のためのアジア学術ネットワーク」(ANDA)に参加するアジア8カ国の研究教育機関に所属する修士課程を中心とする若手研究者・大学院生が、国際開発学において重要な課題となっている、すなわち"制度開発"(インスティテューショナル・ディベロプメント)に関する研究能力を高めることを目的とする。交流計画は若手研究者招聘と研究者交流から構成する。

    平成20年度に、JSPSアジア・アフリカ学術基盤形成事業「グローバル化時代のアジアにおける新たなダイナミズムの胎動と産業人材育成」の一環で、本事業遂行のための研究協力体制となるアジア11カ国11大学間の研究・交流のためのネットワーク「Academic Network for Development in Asia (ANDA)(開発のためのアジア学術ネットワーク)」を構築した。事業開始からの3年間、本研究科は、これらの大学を拠点として、共同研究、国際セミナー開催などの活動を通じて、アジアの持続的発展のための政策提言や人材育成に貢献してきた。

     若手研究者招聘では、ANDA参加機関において研究を行う修士課程学生・若手研究者を、本研究科に3週間招聘し研修を行う。ANDAは、平成20年に名古屋大学国際開発研究科を中心として、アジア諸国の主要大学をメンバーとして設立した大学間学術協力ネットワークである。本研究科では、特定問題群について集中的に学ぶため8つのプログラム科目群が設置されている。具体的には、本事業では、これらプログラム毎に2名の若手研究者を招聘し、プログラム内の講義及び演習へ参加し国際開発学に関する個別分野の最新動向・理論について習得し、また講義・教育方法についての技術を向上させる。更に、プログラム毎の所属スタッフとの共同検討会を実施し、研究能力・研究手法の向上を図る。また、研究報告会を実施し、招聘研究者間および本学研究者・大学院院生との間で各国の具体的状況について意見交換を行い、必要な研究課題について検討する。このプロセスを通じて、制度改革と能力向上を目標とする開発アプローチに必要な専門性と学際的・包括的な研究を意識した若手育成を目指す。

科研費 17

  1. 東南アジア諸国への近代憲法と民主主義の移入・変容過程と憲法政治に関する比較研究

    研究課題/研究課題番号:24K00215  2024年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    島田 弦, 坂野, 瀬戸 裕之, 鮎京 正訓

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:18070000円 ( 直接経費:13900000円 、 間接経費:4170000円 )

    東南アジアにおける憲法思想および民主主義制度の移入過程とその後の変容を比較し、①「権力の制限と人権の保障」を核心とする近代憲法モデルが現在の東南アジアでどのように位置づけることができるか、②もう一つの移入された制度としての民主主義が、各国の憲法政治に与える影響を明らかにする。
    そこで、インドネシア、タイ、ベトナム、ラオスの4カ国を対象とし、憲法学の歴史的経過、政治制度の変遷、およびその憲法政治への影響を研究する。特に、①憲法の理論的側面として、憲法史および憲法学の歴史的経過と議論状況に加え、政治経済学的側面を重視し、②制度の変化、③憲法政治における合理的選択にという視点からも分析を行う。

  2. 衛星データと法令マッピングによるインドネシアの地域経済と分権に係る空間計量分析 国際共著

    研究課題/研究課題番号:23H03617  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(B)

    染矢將和

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    配分額:15470000円 ( 直接経費:11900000円 、 間接経費:3570000円 )

  3. インドネシア・オランダ裁判制度改革の比較:法の移植と経路依存的発展の実証的分析

    2013年4月 - 2017年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

    本研究は、インドネシアおよびオランダの司法制度および司法実務の変化を歴史的に比較検証することにより、インドネシアにおいて実現しうる司法制度の発展および改革について考察することを目的とする。この研究計画では、法制度の発展は外部からの法および法制度の移植を契機となるとする「法の移植」論と、初期条件に規定される法制度の経路依存性という、比較法の方法論を実証的にことを目的とする。すなわち、インドネシア司法制度の母型となった、東インド植民地(現インドネシア)へ移植されたオランダ裁判制度実務の問題点、およびオランダにおけるその後の変化と、独立後のインドネシアにおける司法制度の変化を比較しつつ、類似した初期条件に規定された法および制度の発展について比較分析することを目的とする。

  4. 途上国におけるコミュニティベースの災害復興戦略とリスク管理

    2011年4月 - 2015年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    高橋誠

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    担当区分:研究分担者 

  5. 民主化過程における「法の支配」-インドネシアにおける「法の支配」アクターの研究

    2009年4月 - 2013年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 2

  1. 平和構築特論

    2014

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    紛争後社会における法的問題を、短期・中期・長期を横軸に、コミュニティ内問題、国内問題、国際問題を縦軸にマトリックスとして整理し、各カテゴリーにおける実際の状況についてケーススタディを行う。

  2. 開発法学

    2013

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    開発における法の役割について、法整備支援及び法の移植を中心に理論的問題及びケーススタディを行う。

担当経験のある科目 (本学以外) 3

  1. 政治と社会

    2008年4月 - 2009年3月 名古屋学芸大学)

  2. 国際開発論

    2008年4月 - 2009年3月 椙山女学園大学)

  3. 日本国憲法

    2007年4月 - 現在 名古屋外国語大学)

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    科目区分:学部教養科目